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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】
[518]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/02(木) 00:00:36 ID:???
反町(今日で大会も終わって……明日からはいよいよ次の大会――。
オータムスカイズとしてではなく、全幻想郷代表としての大会の準備が始まる。
明日、明後日はヒューイに付きっ切りになるし、明後日は守矢神社にも行かないと……。
明々後日は……全日本との練習試合もあるし、実際に自由に使える時間なんて殆ど無さそうだな。
まあ……それはそれで仕方ない。 明日、明後日の時間をヒューイの為に使うと決めたのは……俺なんだから)
省19
[519]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/02(木) 00:01:50 ID:???
〜守矢神社〜
反町がこうして寝床についていた頃、一方で今日の試合――不夜城カップ決勝戦にして勝利し。
悲願の初優勝を果たした守矢フルーツズの面々は、守矢神社にて宴会中。
今日の優勝の立役者と言っても過言ではない伊吹萃香は上機嫌のまま文を相手に祝杯を飲みあさり。
天子もまた、今日勝てたのは自分が決勝点を挙げたからだと何度も言いながら真っ赤な顔で笑みを振りまきつつ。
衣玖はそんな天子にお酌をしながら、しかし、無茶をしないように天子の様子をしきりに見守っている。
省59
[520]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/02(木) 00:03:21 ID:???
早苗「そうなると……国際大会では、敵同士となりますね」
カルツ「うむ……。 幾ら世話になったとはいえ、ワシらも国を代表して戦う身じゃ。
早苗さんが相手じゃろうと……手加減はせんし、負けはせんぞ」
早苗「それは私達も同じです。 私の奇跡のゴールキーパーとしての誇りにかけて……。
国際Jrユース大会でも、優勝をしてみせます」
一瞬、悲しそうな顔をしながらも……しかし、早苗はすぐにカルツに真剣な眼差しを向けながら言葉を吐き。
省24
[521]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/02(木) 00:05:02 ID:???
〜地底の入り口 洞穴の中で〜
一方その頃、今日の試合を見にやってきていた地底の面々――黒谷ヤマメやキスメ、水橋パルスィといった者達は。
ネオ妬ましパルパルズメンバーであるアリスや藍、妖夢、しっとマスク、シェスター……そして、監督の松岡に見送られつつ。
合宿に参加する前に地底で遣り残した事、やっておきたい事などをやりに地底に戻る最中であった。
しっとマスク「しかし……これで、しばらくは我らもバラバラになるのだな……」
省71
[522]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/02(木) 00:06:36 ID:???
だが、そんなシェスターを見て小さくため息を吐きつつ……。
パルパルパル……と呟きながら、恨めしそうな目でシェスターに向けて言葉を吐いたのは――。
ネオ妬ましパルパルズキャプテン――ドリブルだけならばこの幻想郷でも間違いなくNo.1となった、不屈の戦士。
オータムスカイズを目の仇とする、元裏主人公――水橋パルスィであった。
パルスィ「パルパル……妬ましい、国際Jrユース大会で全てが終わると思っている貴方が妬ましい」
シェスター「え?」
省46
[523]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/02(木) 00:08:16 ID:???
パルスィ「ならばこれはあくまでも通過点よ。 だというのに、勝手に最後の戦いと決める貴方が妬ましい……!
いい? 私達の最終目標は、あくまでも――『オータムスカイズ打倒』なのよ。
あいつらを完璧に、完膚なきまでにボッコボコにしない限り。 私達の戦いは終わらないのよ!」
シェスター「そうだね……! わかったよ、パルスィ! この国際Jrユース大会は、あくまでも通過点。
僕達は……もう一度、必ずここに戻ってくる」
省34
[524]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/02(木) 00:09:25 ID:???
〜紅魔館 地下図書館〜
パチュリー「……まだ起きているの、三杉?」
三杉「今日の試合の反省点を、ちょっと書いておこうと思ってね」
パチュリー「いい事ね。 見せてくれるかしら?」
紅魔館の奥深く――地下の図書館では、この深夜においても三杉が蝋燭の火を頼りに何かをノートに記しており。
それをパチュリーが目敏く見つけ、見せてくれないかと要求。
それに対して三杉は快く応え、ノートをパチュリーに手渡し……。
省66
[525]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/02(木) 00:10:57 ID:???
軽口を叩き合う、パチュリー=ノーレッジと三杉淳。
彼らの間にはしばしの離別の為の悲しみというものはまるで無く。
三杉の成長を――自身の教育の成果を見て、しかし、それでも勝ちたいというパチュリーの欲。
そして、ここまで自分の面倒を見、鍛えてくれたパチュリーに――密かに目標としていたパチュリーに、勝ってみせたいという三杉の欲。
そんな両者の欲望――ただ相手に勝ちたいという欲望が、そこにただあるのみであった。
省16
[526]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/02(木) 00:12:48 ID:???
この幻想郷に、"現在は"4人いる外来人。
カルツ(素性も知らん、どう考えても怪しい人間のワシをここまで世話してくれた……。
本当に守矢の皆さんはええ人ばっかじゃ。
じゃが、次に戦う時は敵同士――遠慮はせん!)
ある者は世話になったチームへの恩義と感謝の気持ちを感じ入り。
シェスター(ネオ妬ましパルパルズでのサッカーは本当に楽しい!
今回は西ドイツに戻るけど……国際Jrユース大会が終わったら、その時は……)
省46
[527]森崎名無しさん:2010/09/02(木) 00:13:44 ID:???
どう考えてもシェスターとパルパルズの関係こそが主人公ポジである点について
[528]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/02(木) 00:14:08 ID:???
七十八日目 早朝
明くる朝、不夜城カップが終了した翌日の早朝。
鳥達のさえずりを聞きながら起きだした反町は大きな欠伸をしながらも顔を洗い、着替えを済ませ。
大きく伸びをして体調を調べると、居間へと向かう。
居間には既にヒューイと幽香が起きてきており、反町は二人に挨拶をするとすぐさま人里近くのコートへ移動し……。
まだ若干辺りが薄暗い中、練習を開始しようとするのだった。
省41
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0ch BBS 2007-01-24