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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[824]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 05:18:35 ID:???
三杉(これはいけない…彼女が脚を露出すれば、それは確かに万人が魅力を感じる事とは思うが、
その事を想像して悦に入るなんて見っとも無い事この上無いじゃないか。
それに…何だかまるで明日の夜を凄く楽しみにしているみたいじゃないか?
女性の知人と夕食を共にする、たったそれだけの事だと言うのに…。)
そうして彼は自らの浮かれかけていた心を戒めたのである。
浮かれて溺れるように女性と会う、それはいけない事だと彼は思っていた。
省26
[825]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 05:19:36 ID:???
<モニカの章>
モニカ・センペルテ・ディマーレは少なからず焦燥に駆られていた。
これまで男性に然程興味が無かった彼女が、珍しく憧れや尊敬を抱いた年上の男性…
即ちフィオレンティーナのジュン・ミスギに食事を誘われた、そこまでは良かった。
そう、そこまでは純粋に喜ばしいサプライズであったと言える。
問題なのは二つ、それがディナーだと言う事と日時が明日の晩だと言う事だった。
省39
[826]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 05:23:07 ID:???
モニカ「明日の晩…い、意外にすぐなんですね。」
こう答えて 考える時間を少しでも捻出しようという努力が、今の彼女の精一杯だった。
ランチであれば、一応所有している女性的な普段着を着ていくつもりだった。
しかしディナー(しかも貴公子相手)となると、ドレスコードによって、
最低でもカクテルドレス以上が必要になる事は想像に難くなかった。
三杉「…困る?」
モニカ(正直…困る……かな。 いつものレディスジャケットでもドレスコードはOKだと思うけれど、
省34
[827]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 05:24:53 ID:???
三杉の表情を確認してみると、どうやら自分の言葉に対して苛立ちや呆れは抱いていないようだ。
その事にだけ安堵したモニカは再び頭を悩ませ始めるが…
だがその時、彼女の頭上に天啓とも呼ぶべき精神コマンド閃きが訪れた。
即ち…
先着で
★正月特番と思って下さい→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
ダイヤ、ハート→ナディアとクラウディアにドレスを貸して貰えるよう頼もうと考えた。
省10
[828]森崎名無しさん:2011/01/03(月) 06:00:16 ID:???
★正月特番と思って下さい→
スペードA
クラブAが出たら恥ずかしい格好でも耐えられるような不屈の精神が身に付くかもね!
[829]森崎名無しさん:2011/01/03(月) 09:18:15 ID:???
どう転んでも三杉が真剣なら応援するぞ
[830]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 11:52:50 ID:???
>>828 ダメダメ、それは『不屈』なのです、これはあくまで右から左へ受け流す『閃き』なのです。
>>829 ありがたいお言葉です、とは言え一体どうなるかは私にも分かりません…
===============================================
>スペード→この場を解散したら大急ぎで買いに行こうと考えた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
省53
[831]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 11:55:00 ID:???
いつの間にかモニカが抱えていた混乱は収まっており、その目は静かで強い光を放っていた。
落ち着いた様子を察したのか、三杉はモニカに再び話しかけてきた。
三杉「モニカ、待ち合わせ場所だけど…あれ、聞いているかい?」
モニカ「あ、はい。 ごめんなさい、大丈夫です。」
三杉「そっか、じゃあ…ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の下で19時に。」
ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世…ミラノドゥオーモ広場北に位置した、
省37
[832]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 11:57:53 ID:???
ナディア「なに話してたの〜? またまた私のイイ雰囲気レーダーに反応したんだけど〜。」
モニカ「プッ なんなの、そのレーダー。」
クラウディア「それだけ2人の周りの空気が違ってたって事よ。」
ナディアの不思議ちゃん発言に思わず吹いてしまうモニカ。
っしてクラウディアがその発言の解説をするのはいつもの事だった。
…その筈だが、モニカは今クラウディアの声に少し動揺した。
それは女の勘と言うか観察力が彼女にそうさせたのだ。
省27
[833]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 11:59:26 ID:???
クラウディア「プフ そんな事 考えてたんだ? 大丈夫よ、私のは少し違うから。」
ナディア「…と、申されると!?」
だがモニカより速くクラウディアの言葉に興奮気味に食い付いたのはナディアの方だった。
余りの引きのよさにクラウディアはもう一度噴き出したのだった。
クラウディア「興味は確かにあったわ、あの人は兄さんがあの大けがで自暴自棄になっていた時、
希望…って言うのかな、そういうのを与えてくれた人だからね。」
モニカ「そうなの!?」
省50
[834]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 12:02:45 ID:???
ナディア「それじゃ、三日後頑張ってね。 にこにこ。」
マルコ「うん、がっかりさせたくないしね。」
クラウディア「兄さんもね、辛い事あったらちゃんと言ってよ?」
バンビーノ「分かってるさ、心配するな。」
…その後 一同は駐車場に到着し、フィオレンティーナの選手達はバスに乗車していった。
ナディア達はローマ戦での応援を彼らに約束し、その姿を見送ったのだった。
モニカにとってはここから忙しい時間の始まりである。
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0ch BBS 2007-01-24