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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[483]森崎名無しさん:2011/03/21(月) 12:58:58 ID:???
猫 リセットスイッチをさわる
軍師「あっ」
[484]森崎名無しさん:2011/03/21(月) 13:29:49 ID:???
聖戦軍師「盗賊とシスターくっつきました」
訓練されたプレイヤー「リセット」
[485]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:19:15 ID:???
>>476
南葛のキャラたちが若干強化されましたね。もちろん東邦が勝っていれば沢田や反町が強化されていました。
あまり意味が無いようにも思われますが、次の試合は少し特殊な形式になっているので…
>>477
私は決してリセットを否定しているというわけではありません。
ゲームバランスのことを考えれば、私もリセットは欠かせないものだと考えています。
今回の話はあくまでもシナリオ的にこれまでのif展開に関して少しツッコミを入れただけですので…
>>478
省52
[486]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:22:06 ID:???
今のところは中山に変わった様子は見られない。前通りの御世辞にも良い選手とは言えない状態だった。
BJ「(それでいいんだ中山くん。自分に与えられたものに絶望していては……人は生きてはいけないものなのだから)」
今日はあくまでも1人の観客としてあの少年の応援をしよう。BJは先ほど買ってきたコーヒーを飲むと南葛の背番号10の背中を目で追った。
反町「(よし…明らかに南葛は動きが鈍くなっている。完全にスタミナ切れだ!
省49
[487]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:23:21 ID:???
中里「山森殿!」
そこに飛び出してきたのは山森だった。中山に罵声を浴びさせたあの日以来、彼は死に物狂いで練習に励んだ。
山森「(自分の限界を測り違え、過酷な特訓の無理がたたって意識を失ったこともあったっけ。
その度に誰かが介抱してくれていた。俺が目を覚ましたときには姿を消していたけれど…)」
誰だか分からないが、成長が止まり無様なプレーしかできなくなった自分を
助けてくれた謎の人物のためにも、この試合は絶対に負けるわけにはいかなかった。
省48
[488]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:24:52 ID:???
あの男の意図を素人もせず頭ごなしに否定する。だがそれだけでは何の解決にもならないのだ。
3年間チームのキャプテンを務めてきたことで、多くの人を納得させ導いていくには
優しさだけでは成り立たないことを反町は知ったのである。
誰かに好かれれば、違う感性を持つ違う誰かに反感をもたれる。その度に取捨選択していく難しさを肌で感じてきたのだ。
反町「(そうだ。悔しいけど時にはあの男のように貪欲に何かを追い求める執念も必要なんだ。
省43
[489]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:26:26 ID:???
反町「そ…そんなァ」
反町のミスキックにも等しい弱々しいパスを、中山はかろうじてつま先で弾く。
今の彼にはこのプレイが精一杯だったのだ。それでも試合の流れを変えるには十分すぎるものだった。
反町がボールを奪ったことで前がかりになった東邦の守備の解れが、中山の目には写っていた。
体が錆びついていようとも、相手の僅かな隙を見つける『目』は曇っていなかったのである。
中山「(もう時間がない……修哲トリオはマークされている。中里のサイドにも守備が……だったら!!)」
省37
[490]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:27:56 ID:???
ガタッ!!
BJ「……!!」
幼女「ち、ちぇんちぇ!?」
驚愕の顔で立ち上がったBJは、先ほどとは別人のように加速していく中山を凝視する。
彼の鋭い動きは、彼自身の『影』を置いていくほどにまで勢いを増していく。
BJ「(そうか……それが……君の答えか……)」
こんなことになってしまうのならば力づくでも止めるべきだったのだろうか。
あの少年は間違いなく、彼自身の力『以外』の何かを身につけている。
省32
[491]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:29:10 ID:???
バヒュッ!クルッ…シュタッ!ズシャッ!バババッ!ギュンギュンッ!シュパアッ!
井沢「3…5……な、7人抜き!?」
滝「いまさっきで8人抜いた!あの突破力……もしかしたら来生以上じゃないのか!?」
来生「そんなわけあるか!あれくらい俺にだってできらぁ!!」
ワアアアアアァァアアアアアアアアアアッ!!
中山「(この歓声をずっと聞いていたい……俺はもう……この力を失いたくない……!)」
片桐「……見上さん、これは……」
省26
[492]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:30:14 ID:???
ビキィッ!!
決勝点を叩き込み勝利の高笑いを決め込んだ中山が、止まった。
心配して駆け寄るチームメイトたち。必死に声をかけるが中山は返事をしない。
彼はたしかに栄光を取り戻した。だが、その代償はあまりにも大きすぎたのだ。
18歳の一人の少年が背負いこむにはあまりにも大きすぎる代償だった。
BJ「馬鹿な事をしたものだ!くそっ!!どけ!その患者は私が診る!!」
バッ!
幼女「あ、ちぇんちぇい!!」
南葛高校は見事冬の選手権三連覇を達成した。
省2
[493]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:31:27 ID:???
BJ「……異常なしだ。すぐにでも退院できるよ」
すぐに病院に担ぎ込まれた中山だったが、それほど大したことはなかった。
もちろんBJの的確な治療があったからのことではあるのだが。
先程まで深刻な顔をしていたBJのあっけらかんとした答えに中山はぽかんと口を開ける。
中山「あ……ありがとうございます」
BJ「済まないが君の体を少し調べさせてもらったよ。
……君は私に魔法でもかけたのか?」
中山「え?」
省35
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0ch BBS 2007-01-24