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1- レス

【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】


[911]森崎名無しさん:2011/05/23(月) 22:39:28 ID:VpGexgLs

二部のステダウンの原因かな

[912]森崎名無しさん:2011/05/23(月) 22:45:17 ID:???
受け入れて罪滅ぼしになるかは分からないが
綺麗な森崎になるなら過去の清算はしていきたいな


[913]森崎名無しさん:2011/05/24(火) 00:48:20 ID:???
どうかな、こんな作られた状況で甘んじるなんて罪滅ぼしにならない展開かも

読めん……

[914]森崎名無しさん:2011/05/24(火) 01:01:56 ID:???
若林の帽子が気になる

[915]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:51:32 ID:???
>B中山のツボ押しを甘んじて受け入れる


指が動く。腕が動く。今ならこの腕を動かし中山の腕を払いのけることが出来る。
破滅のツボを押されずに済む。ようやく取り戻した自分の力を失わずに済むのだ。
これからの輝けるプロサッカー人生のために、はやく行動を起こさなくてはいけない。
頭の中ではそれが分かっているはずなのに、一刻も早く腕を払わなくてはいけないのに。

森崎「できない……できるわけがないよ……」
省68

[916]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:52:43 ID:???
中山「……だい、じょうぶ、だ」

森崎「なか、やま……?」

突如聞こえてきた中山のか細い声。途切れ途切れの呟きに森崎は耳を傾ける。

中山「おれ、が……まも、るから……もり、さきが……よわく、なても……
   おれ、が…つよ……くなて……まもる……か、ら……」

ああ。そうか。中山は俺に恨みを晴らしたいわけではなかったのだ。
彼のこれまでの守備を見ていれば自ずと分かることだった。
中山は森崎と一緒に試合に出ることを望んでいた。そしてその願いは 省48

[917]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:54:24 ID:???
中山「…………」

中山の目からあふれた涙が森崎の手に落ちる。
氷のように冷たい中山の腕とは比べものにならないほど、その涙は暖かかった。
そして、森崎はそのぬくもりを感じながら、自分の首筋に中山の指をゆっくりと押し当てるのだった。

ドスッ!!

ガクッ!ビシシシ……!

僅かな痛みと大きな充実感に包まれ、森崎は意識を失った。



ガーネフ「…浅ましい奴じゃ。一時の感情に流され、折角の大きな力を失いおった…」
省37

[918]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:55:39 ID:???
バンッ!!ダダダダッ!!

数人の喧騒が響く。その音を聞き、真っ暗なまどろみの中に漂っていた森崎の意識は少しだけ覚醒する。
何処か懐かしい影が見える。その影は何か白いものを手に取り、弓をつがえると矢を放つ。
光のない真夜中のような視界の中でも、その矢の軌跡は眩い光に包まれていた。

森崎「(光……)」

その光は暖かかった。ラーマン神殿で手に入れた『光のオーブ』に似た穏やかな光。
怒りや恐れ、妬みなどのどす黒い感情が洗われるような暖かな光。 省51

[919]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:57:07 ID:???
ガーネフ「(ふぇっふぇっふぇっ……心地よい風が吹いてきた……
     しかし……今この空気さえも全てあやつの思惑通りだとすれば……
     ふむ。ワシもそろそろ動くべきか。そのためにもまずは――)」

思案の末に邪悪な笑みを浮かべると、ガーネフはラムカーネと共に闇の中へと消えていった。



一方その頃。激闘を終えたフィールドが表彰式の準備に入る最中、
翼はブラジルのベンチへと向かい、ロベルトと出会っていた。

ロベルト「翼。優勝おめでとう」
省74

[920]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:58:23 ID:???
ロベルト「喜べ翼。今日からお前が主役だ。もう森崎は二度とお前に逆らうことは出来ないだろう」

翼「え…?」

ロベルト「お前はもう何も心配することはない。そう……私の言うとおりにしていればいい」

翼「ロベルト…?」

サングラス越しのその表情は詳しいところまでは分からなかった。
だが、それは翼が彼に望んでいたものとはまったくかけ離れていたことだけは確かだった。

ロベルト「あの男の役目は終わった。これからはお前が……キャプテンになるんだ」
省13

[921]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:59:56 ID:???
〜ブラジル・某所〜

片桐「…ロベルトさん、それは本気で言っているんですか?」

見上「これまでの功績を考えれば、もう少し彼に期待をかけてあげても……」

ロベルト「それはできません。あなた方も知っているでしょう。
     本来の彼は主役になれる器ではない。他のものに比べてあまりにも素質がなさすぎる」

片桐「で、ですが……既に海外クラブでの契約の話も進んでいることですし……」

見上「なにもこれから先の代表権を剥奪までしなくとも!」
省40


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