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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
[914]森崎名無しさん:2011/11/05(土) 19:55:15 ID:???
この一件でシュナイダーが誘う理由は出来たし、モニカもそれを遊びとは思わないでしょ。
しかも誘って断られる事はまずない。
ちょっとマメに相手をすればイチコロですよホホホ
[915]森崎名無しさん:2011/11/05(土) 20:08:19 ID:???
上手くスレ主の決めた正解に辿り着くといいねw
俺はシェリルでしくじった時点でこのスレの恋愛は諦めてるから、
お前さんの恋愛を応援するよ…w
[916]銀河シュナイダー伝説:2011/11/05(土) 20:22:17 ID:UWEqXWm2
>>910
つかず離れずというのも良い関係かもしれませんよ。
>>911-914
実は恋愛に関してはあまり難易度は高くありません。特に何もしてなくても今回の一件のように
『つり橋効果』もありますし。それに幾人かにはばれてしまったようですが、、
>>915
シェリル嬢は原作付きなので例外的に難しくしていましたからねぇ。まあそれでも、選択ではなく
ひたすらカード運が悪かった結果なので、『中の人の正解』の選択肢にすら届いていませんがw
省19
[917]銀河シュナイダー伝説:2011/11/05(土) 20:23:34 ID:UWEqXWm2
お客さんの来訪?→クラブQ
毎日が激務であるシュナイダーにとってそれはある意味において数年ぶりの本当の意味の「休み」であった。
シュナイダー(………)
病院内の気温、湿度はその病人にとって最も快適であり、貴族であるシュナイダーへ割り当てられた
部屋はほぼ完全に防音、治療に良いという意味合いから喧騒にならない程度の静かな音楽が
ゆったりとしたリズムで奏でられており……シュナイダーはいつの間にか深い眠りについていた。
〜〜〜
省19
[918]銀河シュナイダー伝説:2011/11/05(土) 20:24:34 ID:UWEqXWm2
ゆえに『仕立て屋風情』とあざけられ、呼ばれる屈辱に耐え忍び、いつかは…いつかは…と思っていた
ルディも諦めにも似た感情で、次男であり爵位の継承権を持たないカールハインツにそう話したのだ。
〜〜〜
カルツ「ふ〜ん、おんしがシュナイダー家の坊ちゃんか。まあよろしくな」
シュナイダー「……ああ。」
カルツ「時にシュナイダー。そこにいるちっこいのは誰じゃ?」
シュナイダー「あ、ついてきたのかい、マリー。マリーはついてこなくてもいいんだぞ?」
省12
[919]銀河シュナイダー伝説:2011/11/05(土) 20:25:34 ID:UWEqXWm2
〜〜〜
シュナイダー(………)
記憶の海は少しずつ現在に近づいていく。
シュナイダー(………)
ヘルミーネ「ここにいらしたのですか、カール坊ちゃん」
恐らくずっと探していたのだろう、メイド長……いやこのときはまだそうではなく、本名である
ヘルミーネと呼ばれていた少女は冷たい季節でありながら汗をかきシュナイダーを探していた。
そして見つけたのは、庭の片隅でまるで自分なんて消えてしまえばいいとばかりに
省15
[920]銀河シュナイダー伝説:2011/11/05(土) 20:26:37 ID:UWEqXWm2
ヘルミーネ「…そうですわね。私も少しびっくりしちゃいました」
彼女は知っていた。もし、彼女が皇帝に見初められなかったとしても、自家の政略の道具として
見目麗しく育った彼女は彼女の意志とは関係なくどこかの門閥貴族に嫁ぐ事になっただろう。
それが、どこぞの貴族であるよりは皇帝である方がはるかにマシな選択なのだ。だが、
恐らくこの妹を愛する少年にそのことを諭しても意味はないだろう。だから…
省27
[921]銀河シュナイダー伝説:2011/11/05(土) 20:27:39 ID:UWEqXWm2
ヘルミーネ「ならばお強くなる事です。マリーお嬢様に再び出会えるように。そして、
お嬢様を守って差し上げられるように」
握り締められた拳を優しく包み込むように両手でしっかりと押さえ、シュナイダーに生きる希望と
そして、それによって始まる沢山の苦難を…最初にさししめたのだった。
〜〜〜
カリカリカリ……
記憶が浅くなるにつれ、それにつられるように意識も浅くなる。
シュナイダー(音……?)
省12
[922]銀河シュナイダー伝説:2011/11/05(土) 20:28:40 ID:UWEqXWm2
シュナイダー「……ヘルミーネ。」
メイド長「はい坊ちゃん。今林檎を剥きおわったところです。お一ついかがですか?」
いつもの紺色のメイド服…ではなく、ツィード切り替えの黒を基調としたワンピースに胸に
金細工の美しいチェーンのアクセサリーをつけており、雰囲気がより大人っぽくなっていた。
シュナイダー「…夢を見ていた。昔の。……ヘルミーネもそこにいたよ」
ヘルミーネに向っての言葉ではあったが、それはまるで自身の昔話を独白するような趣があり、
省15
[923]銀河シュナイダー伝説:2011/11/05(土) 20:29:40 ID:UWEqXWm2
毎日が……たとえそれが休日であっても、生きることに一生懸命であったシュナイダーもまた、
他の人物達と同じように本当は大事であった『初めて覚悟を決めた瞬間』をいつの間にか忘れ去っており、
彼女がこの道を指し示した事すらなかった事にしていた。
ヘルミーネ「いえ。私は今でも後悔しております。もし、このような未来がお待ちであれば
私は、私は………」
林檎を持った手に小さな粒が落ちる。その雫は透明で、何よりも純粋で何よりも美しく悲しいものだった。
省25
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0ch BBS 2007-01-24