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【Mな感情で】キャプテン霊夢21【満ちるの】
[965]キャプテン霊夢@携帯 ◆.4VsndDQiQ
:2012/06/25(月) 03:20:47 ID:evs+gXVQ
しかし、その和やかな空気は上海の発した一言によって霧散してしまう。
上海「ルナチャイルドカッコウヨカッタ!」
霊夢「……は?」
アリス「(……え?)」
上海の一言に固まる霊夢とアリス。
霊夢「えーと、ルナチャイルドってあいつよね?派手にすっ転んでた……」
上海「シャンハイ!」
霊夢「(……格好良かった?あいつが?何処が?)」
今日の試合で二度に渡って転んで見せたルナチャイルド。特に2回目は、ゴロのパスに
省28
[966]キャプテン霊夢@携帯 ◆.4VsndDQiQ
:2012/06/25(月) 03:22:01 ID:evs+gXVQ
料理もお酒もほとんどが消費され、徐々に場は片づけモードになってきた。
幸い、酔い潰れて眠ってしまうような事はなく、全員で片づけを行う。
とは言っても、神社の宴会とは違い規模が小さい為、さして時間も掛からずに終わってしまう。
霊夢「大体こんなところかしら?」
白蓮「そうですね。一通り片付いたと思います」
ナズーリン「人形達が手伝ってくれるから、大分楽だったな」
上海「シャンハイ!」 蓬莱「ホーライ!」
省38
[967]キャプテン霊夢@携帯 ◆.4VsndDQiQ
:2012/06/25(月) 03:23:23 ID:evs+gXVQ
(ここからサッカーとは余り関係のない、ストーリー関係の話が続きます。しかもかなり長いです)
外は既に暗くなっており、森の中なので星明りも見えない。
神綺が小さな光の玉のような物を出し、それを頼りに二人は歩いていく。
神綺「魔界だったら星の光だけでも十分明るいんだけどね」
神綺の口調は普段の間伸びしたものではなく、しっかりとしたものだった。
気のせいか、常と変わらない筈の笑顔も何故か少し違って見える。
省40
[968]キャプテン霊夢@携帯 ◆.4VsndDQiQ
:2012/06/25(月) 03:26:47 ID:evs+gXVQ
神綺「霊夢ちゃん、これまで人里の大会に出てきて試合をして、不思議に思った事はなかった?」
霊夢「不思議に思った事?特にないけど……」
まあ突っ込みどころは色々あった気がするが、神綺が聞いているのはそういう事ではない気がしたので、
首を横に振る霊夢。神綺はその反応を確認した上で、確かめるかのように言葉を紡ぐ。
神綺「人里で妖怪がサッカーをしている事を、余りに里の人間が自然に受け入れていた事よ」
霊夢「……え?」
省59
[969]キャプテン霊夢@携帯 ◆.4VsndDQiQ
:2012/06/25(月) 03:28:50 ID:evs+gXVQ
神綺「霊夢ちゃん、吸血鬼異変って覚えてる?」
霊夢「へ?何よ突然。えーと、確か幻想郷に外の世界から吸血鬼が侵略してきたって奴だっけ?」
神綺「そうよー。もう随分前の話だけどね」
霊夢「んー、紫にちょっと聞いた事があるくらいね。でも、なんで神綺がそれを知ってるの?
あんた、魔界の神って事は普段は魔界にいるんでしょ?」
神綺「私自身は直接は関わってないわ。アリスちゃん達と魔界から見てただけよ」
霊夢「ふーん……」
省39
[970]キャプテン霊夢@ ◆.4VsndDQiQ
:2012/06/25(月) 03:31:06 ID:evs+gXVQ
(間違えて名前欄に携帯って入れて投下してました。これはPCからの投下です)
吸血鬼異変が起きた際、幻想郷の妖怪達の多くは最初全く歯が立たず、屈していった。
その原因は単純だ。長年の平和のせいで、幻想郷の妖怪達が弱くなっていたからである。
それを解消する為に、妖怪と巫女が殺し合いにならない程度に暴れられる環境を作る必要があった。
現在の幻想郷の争いの基本、スペルカードルール誕生の瞬間である。
省56
[971]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/06/25(月) 03:32:23 ID:evs+gXVQ
霊夢「妖怪は人間を襲い、人間は妖怪を退治する……」
神綺「そう。例えスペルカードルールが裁定されたとしても、その形は変わらないわ。
……例え、実際は形骸化していたとしても」
何処か含むような神綺の言葉に霊夢は顔に疑問符を浮かべるが、神綺はそれに構わずに言葉を続ける。
神綺「これも私が思い込んでるだけかもしれないけど……。今の幻想郷は少し危うく感じるわ。
人間と妖怪の距離が近づき過ぎている。それは決して良い事ばかりではない」
省52
[972]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/06/25(月) 03:33:37 ID:evs+gXVQ
それは霊夢も思っていた事だった。基本的に霊夢は紫の事を好きではないが、
幻想郷に関わる事に関してだけは、紫以上に信頼出来る妖怪はいないと思っている。
勿論、そんな事は本人はおろか他の人妖にすら言った事はないが。
神綺「だから、分かるの。恐らく紫は何かをしようとしてる。それも、幻想郷全体に関わる大きな事を。
……私が幻想郷に来たのは、アリスちゃんの様子が気になったって事も勿論あるんだけど、
本当の目的は今の幻想郷の状態を確認したかったからなのよ」
省32
[973]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/06/25(月) 03:36:27 ID:evs+gXVQ
神綺「ねえ、霊夢ちゃん。良ければ、今の話を聞いて貴女が思った事を聞かせてくれる?
今の人間と妖怪の関係……これからの人間と妖怪の関係について、貴女はどう思ってるのか」
霊夢「え?い、いきなりそんな事言われても……」
神綺「難しく考えなくて良いの。ただ、霊夢ちゃんが思ってる事を聞きたいの」
霊夢「(私の考え……私の思った事か……)」
優しく諭すような神綺の言葉に、霊夢はゆっくりと自分の考えを整理していく。そして、出た答えは……
省39
[974]森崎名無しさん:2012/06/25(月) 07:49:27 ID:msdsheSI
C
乙でした
[975]森崎名無しさん:2012/06/25(月) 16:34:29 ID:NEdCd416
C
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0ch BBS 2007-01-24