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異邦人モリサキ
[185]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/04(月) 23:47:45 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速ですが
>>175
の、まず行動選択については……
>>177
さら ◆KYCgbi9lqI様の案を採用させていただきます!
満場一致でAが選ばれる中、何より鋭かったのは
「この程度の事で揉め事を起こしてたら狂犬と変わらない」とのお言葉。
正にその通りで、Bが選ばれていた場合は称号は『野良犬』になる予定でした。
お見事、ということでCP3を進呈いたします。
そしてゲスト傭兵募集については……
省21
[186]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/04(月) 23:49:37 ID:???
>>176
ナポレオンはちょっとだけ顔見せの予定がありまして、今回は見送らせていただきました。
ちなみにピエールも同じ場面に登場いたします。
>>180
来生がいたら一服の清涼剤になってくれそうですね。
しかし「殺しても死ななそう」とは仰る通りで、もし彼が死亡判定に失敗しても
私の手に負えそうにないという、GMの未熟を理由に見送らせていただきました。
申し訳ありません!
>>181
省40
[187]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/04(月) 23:58:39 ID:???
A「別に構わねえよ」揉め事は避ける。
「……そう言ってもらえると助かる」
軽く手を振って答えた森崎の反応に、トニーニョが胸を撫で下ろす。
口を尖らせたのは興味をいなされた格好になった優男、ネイである。
「ちぇ、つまんねーの。お前、案外『慎重派』だな!」
「こら、ネイ! いい加減にしろ!」
「そうだね、彼やっぱり慎重派だよね、僕もそう思ってたよネイくん」
「お前も黙れ!」
賑やかな西洋圏の三人組を前に、森崎はぽかんと口を開けている。
省8
[188]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/04(月) 23:59:53 ID:???
「貴様ら、何をやっとるか!! さっさと整列しろ!!」
びりびりと、雷鳴のような怒号が響いたのはそのときである。
「……っ!? 何だァ!?」
『うるさっ……って、あそこ! あの丘の上!』
ピコに言われるままに振り返れば、遠く小高い丘の上に誰かが立っている。
森崎の立つ位置からは小さな人影にしか見えなかったが、信じ難いことに、
怒号はその人物が発したようだった。
「嘘だろ……あそこから今の声って……」
「どんな喉をしているんだ……」
省34
[189]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/05(火) 00:01:02 ID:???
前を走りながら言うネイ。
優男のように見えて、その走り方には無駄がない。
細身の体にも引き締まった筋肉が隠されているようだった。
「そうか、俺は……」
「え、僕は? 僕のことは紹介してくれないのそういう流れじゃないのネイくん?」
「黙れ糞虫」
言いかけた森崎の言葉を遮るように口を挟んだのは黒人の男である。
いつからそこにいたのか、ネイのすぐ脇にぴたりと寄り添うように走っていた。
その姿を見やって、トニーニョが小さく首を振りながら言う。
省31
[190]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/05(火) 00:04:14 ID:???
称号が『流浪の慎重派』になりました。
スキル『牽制打』を獲得しました。
種別:アクティブ
消費ガッツ:10
効果:そのターンの攻撃ダメージを70%とし、命中値を+30する。
[191]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/05(火) 00:05:50 ID:???
***
「よく来たなゴロツキども! 端からブタ箱へ放り込みたくなる面構えだ!」
運動場と名のついた荒野に、野太い声が響き渡る。
兎にも角にも整列した三百人の傭兵を前に向かい立つのは一人の男である。
年の頃は四十前といったところだろうか。
陽に透かすと緑がかる黒髪に、やや褐色を帯びた肌。
左目には大きな傷跡が走っていたが、瞳には強烈な眼光が宿っている。
「俺がこの総合訓練所の主任教官、ヤング・マジョラムだ!
省41
[192]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/05(火) 00:06:53 ID:???
ぼそりとこぼしたネイの呟きに、トニーニョが答える。
それを聞きつけた森崎が、僅かに肩をすくめて感心したように囁く。
「へえ、あのトニーニョとかって坊主頭、意外とよくわかってんじゃねーか」
『……どういうこと?』
「今呼ばれたヤツら、歳も人種もバラバラだけどな……一つ、共通点があるんだよ」
『え? ん〜……、あ! あいつら、皆……』
言われたピコが何かに気付いたように森崎の方を向いた途端、雷鳴が轟く。
主任教官、ヤング・マジョラムの一喝である。
省32
[193]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/05(火) 00:11:49 ID:???
頬をふくらませたピコが、それでも答えてみせた。
果たして、ヤングに指名された男たちの手にあったのは、銃器である。
短銃や長銃といった違い、或いは火縄、ミュケレットから新式のフリントロックまで形式の差はあれ、
一様に銃と呼ばれるそれらを、そしてそれらを手にした男たちを見やって、ヤングが言い放つ。
「この国では陸戦において銃火器は一切使用していない! 己の体と技だけが頼りだ!
他所で銃に慣れてきた者は、ここでは地獄を見るぞ!」
省58
[194]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/05(火) 00:12:50 ID:???
「ま、盗んだか拾ったかの銃を見せびらかすような馬鹿は真っ先にくたばっていくってことさ。
ついでにどっかの糞虫も道連れにしてくれると助かるんだが」
ちろりとジェトーリオの方を見やった視線には、心底からの侮蔑と嫌悪が篭っている。
「……何があったんだ、こいつら?」
「すまん、聞かないでくれ……」
思わず訊いた森崎に、トニーニョが眉間の皺をますます深くしながら答える。
そんな空気を振り払ったのは、ヤングの大音声であった。
省29
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0ch BBS 2007-01-24