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異邦人モリサキ
[228]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/07(木) 00:58:40 ID:5V+ljkxY
*ドロー
! と food の間のスペースを消して、「いつもの」メニューを決めて下さい。
「いつもの」って何だっけ? → ! food
※まともな食事であればガッツが回復します。
和食であればより大きく回復します。
ゲテモノの場合はガッツは回復しませんが、称号とスキルが手に入ります。
[229]森崎名無しさん:2012/06/07(木) 01:01:30 ID:???
「いつもの」って何だっけ? →
トリュフ
[230]さら ◆KYCgbi9lqI
:2012/06/07(木) 01:03:40 ID:???
「いつもの」って何だっけ? →
京風懐石
[231]森崎名無しさん:2012/06/07(木) 01:15:49 ID:???
特に何も書かれていない判定でもコテ必要だから
230の料理が選ばれるんだよな?
かなり良いのが出たなあ
[232]森崎名無しさん:2012/06/07(木) 01:17:37 ID:???
庶民的な店が出す料理じゃないな。
[233]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/07(木) 01:20:39 ID:???
>>230
お見事です。
通常のEPに加え、CP1を進呈いたします。
***
「へいお待ち!」
しばらくの後、店主が大きな盆に幾つもの小皿を乗せて運んでくる。
ことりと静かな音を立てて木製のテーブルに置かれたのは、
ドルファン近辺ではまず見かけない朱塗りの漆器である。
小さな皿の一つ一つには、一口大の野菜や魚が色鮮やかに盛りつけられていた。
「うひょー、これこれ! こいつを食わなきゃ始まらねえ!」
森崎が嬉々として言う。
省28
[234]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/07(木) 01:22:53 ID:???
「んあ? 何だよ」
『買い物のこと、このおじさんに聞いてみたら?』
「あ、ああ……そうだったな」
『キミ、自分が何しに出てきたか完全に忘れてたでしょ』
「んなことねえよ……なあ、オヤジ」
いかにも残念そうに口に運びかけた箸を置くと、森崎が
既に踵を返していた店主を呼び止める。
「ん? どうした、モリサキ。本場の車海老と違うのは勘弁してくれよ」
「いや、そうじゃなくてよ。あんた、この店は長いんだよな」
省43
[235]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/07(木) 01:24:16 ID:???
「テメェ……!! 二度と近寄んなって身体に教えてやっただろうが! まだ足りねえか!?」
つい今しがたまで愛想のいい言葉を紡いでいた口から吐き出されるのは、怒号である。
店中の客が何事かと店主の方に目をやり、それからその怒号の行き先に目をやって、
納得したように視線を戻す。
中には店主と同じ種類の表情を浮かべて店の入口に立つ影を睨みつける者もいた。
そこに立っていたのは、子供である。
薄汚れた襤褸を纏う、物乞いのような姿。
省37
[236]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/07(木) 01:25:17 ID:???
「ふざけんな! 俺の店に病気でもばら撒く気か、この虫喰い野郎!」
怒鳴った店主が、手近なテーブルで片付けられないまま置き去りにされていた陶器のカップを掴み、投げる。
ごす、と。
店の中にいてもわかるほど、鈍い音がした。
何に当たったのかは、考えるまでもなかった。
「消えやがれ! 汚らしい垢まみれが!」
最後にそう言い捨てると、店主が乱暴に扉を閉める。
ふう、とため息をついて振り返った店主の顔には、既に怒りの色はない。
省32
[237]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/07(木) 01:27:00 ID:???
「スィーズランドだってどこだって、同じじゃねえのかい?」
「……ま、オヤジの言う通りだよ。少なくとも俺の行った国では全部似たようなもんだった」
「そうだろ」
頷いて腕を組む店主。
「まったく、いつ涌いたのかもわからねえ不吉な余所者だ。
どっから潜り込んだのか知らんが、ああいうのはお上もしっかり潰してくれねえと困るぜ」
憤懣やるかたないといった様子で渋面を作る店主に、森崎がぼそりと言う。
「ところで、俺も余所者の外国人だぜ」
省37
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0ch BBS 2007-01-24