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1- レス

異邦人モリサキ


[492]傍観者  ◆YtAW.M29KM :2012/06/24(日) 23:07:25 ID:???
あ、私や雑魚モブ氏の言っている「ジョアンとの関係」っていうのは、このイベントの背後にヤツが居るという話ではなく、
参加あるいは優勝で評判になる→森崎とソフィアのデートがジョアンに知られる→険悪に、ってことね、念のため。

[493]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/06/25(月) 09:56:06 ID:???
Aジョアンの事は気にかかりますが、ソフィアも舞台に立ちたそうな感じなんで背中を押してあげるのも良いんじゃないかな。

[494]◆9OlIjdgJmY :2012/06/25(月) 22:58:23 ID:???

花嫁コンテストがイベントとして面白そうなので。

[495]Q513 ◆RZdXGG2sGw :2012/06/26(火) 09:03:07 ID:???

目立ってしまうかもしれないけれど、まあお互い楽しむのが大事だろうし

[496]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/28(木) 00:43:24 ID:???

皆様、ご回答ありがとうございます。
しばらく間が空いてしまい、申し訳ありませんでした。
それでは早速、>>484の選択については……

>>487 傍観者  ◆YtAW.M29KM様の回答を採用させていただきます!
まったく付け加えることのないくらい、要点を綺麗に拾っていただきました。
ありがとうございます。
CP3を進呈いたします。

また同様にソフィアと舞台の関連に言及して下さった>>493 さら ◆KYCgbi9lqI様にも
CP1を進呈いたします。 省31

[497]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/28(木) 00:44:25 ID:???
>>490
そうですね、ジョアンにとってはまったくメリットがないでしょう。

>>491
はい、お祭りでは遠慮したら負けです!

>>494
イベントの描写に時間を取られましたが、お楽しみいただければ幸いです。


ご回答いただいた皆様にそれぞれEP1を進呈いたします。


>>495
そうですね、楽しむのが一番です。
後のことは後で考えても、まだいい場面でしょう。


[498]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/28(木) 00:45:26 ID:???
***


A 花嫁コンテストへの参加を勧める


「行ってこいよ」

森崎が告げるのは、直截な一言であった。
迷うのならば行けと、少女の背を押すように言う。
ステージというものに少女がどのような気持ちを込めるのか、今の森崎は知らない。
それでも、そこに何かを求めるのであれば立ち止まる道はないと、森崎は思う。
それは明日の命の保証のない、傭兵という身の上からくる生き急ぎ方であっただろうか。

「ですが……」
省35

[499]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/28(木) 00:46:30 ID:???

「……はい」

ソフィアは、しっかりと森崎の目を見て頷いた。
森崎の言いたいことは余さず伝わったようだった。
賢い子だ、と思う。

「モリサキさん」

派手な格好の男に付き添われて会場の裏口に入っていく寸前、ソフィアが森崎に笑って、言った。

「応援……して下さいね」


***

[500]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/28(木) 00:47:31 ID:???

「皆様、たいっっへん長らくお待たせいたしましたぁーッ!!」

新緑の薫りも爽やかな青空の下、甲高くもよく通る声が響く。
と、同時。五月祭の催し物が開かれる広場の中でも一際大きく設営された特別会場の舞台に、
目が痛くなるような黄色のモーニングを着込んだ男が飛び出してきた。
声は、男が発したものである。

『あ、あの人!』
「司会だったのかよ、あのオッサン……」

呟く森崎が座るのは、舞台上で喋る男が用意したという席である。 省40

[501]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/28(木) 00:48:32 ID:???
うおおおお。
さながら地鳴りを抑える巫女のように袖から現れた二人の女性を見て、しかし森崎は拍子抜けする。

「……大したことねえな、おい」
『うーん……フツー、だね』

思わず漏らした声は周囲の歓声にかき消される。
が、しかし何度見ても舞台上にいるのは実にありふれた容姿の、それも少しばかり歳のいった姉妹である。
身につけるドレスも豪奢というには程遠い、おそらくは先祖代々受け継がれてきたものであろう 省47

[502]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/28(木) 00:49:53 ID:???
グオォォォォ―――
突如、地鳴りが山崩れへと変化した。
周囲の男たちが、最早堪え切れぬとばかりに立ち上がる。

「な、何だァ!?」
『この人たち、まだこんなに盛り上がれたんだね……』

目を白黒させる森崎。

「まず最初にお目見えは北欧からの刺客、白き森の守護者、リューリ・ハルティカイネン嬢!!
 ―――どうぞッ!」

しゃん、と。
その蒼白のドレスを纏った女性の、歩を進める音が、森崎の耳に聞こえた。 省43


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