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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
[901]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/25(木) 00:45:55 ID:???
いける、今日はまだ更新いける……というか、次がまた変なところで止まってしまうと
続きが書けなくて困るので無理にでも行く……!
というわけで。
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、>>897の選択については……
>>898 ◆W1prVEUMOs様、>>899 さら ◆KYCgbi9lqI様、お二方の案を採用させていただきます!
はい、まったく仰る通りです。
こういうのは八方美人ではなく、当然の礼儀といいますね。
男性側も二人組であればまた違ってきますが。
省14
[902]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/25(木) 00:46:56 ID:???
***
A「二人とも、似合ってるぞ」
それは森崎にしてみれば、何気ない挨拶のようなものである。
誘ったのが自分である以上、女性を立てるのは当然という心得であった。
反応は、両極端だった。
「な……!」
「うん! 可愛いでしょ!」
一人は強張った表情を浮かべ、一人は花のような笑顔を作った。
前者、言わずと知れたレズリーが慌てたように食ってかかる。
「こ、心にもないこと言うなよ!」
省22
[903]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/25(木) 00:47:57 ID:???
唐突に声を上げたのはロリィである。
ととっ、と三歩ばかり駆け出すと、くるりと森崎に向き直ってスカートの裾を摘み上げる。
にっこり笑って言うことには、
「今日は、お誘いいただいて、ありがとうございます!」
「おう、ちゃんと言えるなんて偉いな」
可愛らしい淑女の礼に、笑みを返して言う森崎。
嬉しそうに再び駆け寄ってきたロリィが、ぺたりとレズリーに抱きついた。
呪いが解けたように、レズリーがはっとしてロリィを見やる。
省21
[904]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/25(木) 00:48:58 ID:???
予想通りの対照的な反応に、にやりと笑って歩き出す森崎。
何気なく人波をかき分けるその後ろから、二人の着いてくる足音が聞こえた。
「はは、カッコいいとこ見せるけど、惚れんなよ?」
「えっへへ、楽しみ〜」
「……うるさい、バカ!」
背中から響く声の主がどんな顔をしているのか、森崎には見えない。
******
[905]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/25(木) 00:50:00 ID:???
******
※システムメッセージ※
収穫祭での「○○大会」は剣術・馬術・体術の内、その時点で最も高いパラメータで
自動的にエントリーされます。
難易度及び判定内容、報酬はどの大会であっても変わりません。
大会はトーナメント制で行われ、判定は1〜3回戦、準々決勝までが能力チェック。
準決勝、決勝戦は個人戦闘形式で行われます。
なお、収穫祭での戦闘で使用するガッツは通常のガッツとは別個のパラメータとして扱い、
省23
[906]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/25(木) 00:51:30 ID:???
「……ハン、こんなんじゃ肩慣らしにもならねえな」
サウスドルファンの広場に、剣術大会の会場として設けられたステージがどよめいている。
その中心にしてどよめきの対象は、他ならぬ森崎有三であった。
「ほら、審判さん。頼むぜ」
「あ、そ……そこまで! しょ……勝者、ユーゾー・モリサキ!!」
森崎自身に促され、審判の男が片手を上げて宣言する。
小さく息をついた森崎が剣を収め、ステージから降りていこうとするその時になって、
省30
[907]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/25(木) 00:53:27 ID:???
***
『これでベスト4……あとは準決勝と決勝戦だね』
「ま、ここまでは楽勝だったが……この先は、そうはいかねえかもな」
ふわりと肩に乗ってきた小さな相方に向かって、森崎が呟く。
天幕の中に戻ってきた勝者は、森崎が四人目。
即ち、準決勝に残った最後の一人である。
ぴりりとした空気を発するのは、それぞれ距離を置いて座る三人の男たちであった。
「……」
『次に当たるのは……あの人だよね』
省41
[908]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/25(木) 00:54:30 ID:H96KMhgc
一見すればただ座しているだけに思えるが、しかし森崎はその静かな佇まいの中に
確かな鍛錬の証を見て取っていた。
『クラウディオ・メオン……だっけ?』
「個人でエントリーしてるみたいだな。西洋圏出身らしいが……さすがにここまで残ってるだけはある。
見た感じ、立ち居振る舞いに隙はねえ。いい感じに気合いも乗ってるぜ」
『ふうん。油断はできないんだね』
「ああ。それで、あいつと当たるのが―――」
森崎が、向かって右に目線を移す。
そこに座っていたのは、
省24
[909]傍観者 ◆YtAW.M29KM
:2012/10/25(木) 01:03:58 ID:???
四天王最後の一人 →
ダイヤ7
二回引きなおせるし…。
[910]傍観者 ◆YtAW.M29KM
:2012/10/25(木) 01:05:06 ID:???
一回くらいは引き直しますか、リドローで。
四天王最後の一人 →
ダイヤK
[911]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/26(金) 17:47:53 ID:???
***
ダイヤ→ 確か以前に埠頭で見かけたスキンヘッドだ。長棍を磨いているぞ。
天幕の隅でこちらに背を向け、得物らしき棍を磨いている男。
顔は見えなかったが、その禿頭と背格好、そして何より特徴的な得物を見紛うことはない。
『あの人、キミがこの国に来た日に会った……』
「トサカ野郎の兄貴……だな。名前は何て言ったっけか」
夕暮れの埠頭。
ソフィアに絡んでいたチンピラを叩きのめした森崎の前に悠然と立ちはだかった男である。
省35
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0ch BBS 2007-01-24