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1- レス

【全国の】キャプテンEDIT40【壁】


[547]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 03:04:33 ID:???
反町「それにこの大会で俺は、コイツとずっとツートップを組んでいたんだ! 今更、アンタなんかと組めるか!
コンビネーションの確認なんかしている時間なんか無いし……アンタとそれをするつもりも無い!」

東邦名無しFW「そ、反町……!(ジーン……)」

松木「そうだ! 今更合流しやがって、何様のつもりなんだ!」

小池「大体散々肥満体で足引っ張ってきた癖に!」

島野「アンタなんかに送るパスはねぇよ!」

川辺「金持ちだからって良い気になるんじゃねぇ!」
省35

[548]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 03:05:58 ID:???
日向「ちょっと見ない内に随分偉くなったなあ反町? 俺が居ない間に大会で活躍して、気取ってやがんのか?
ハッ! 弱小ばかりのブロックに居ながら、得点王にもなれやしないでいるのによォ!
それに……お前の奨学金はウチの会社が出してやっているのを忘れたのか?」

反町「うっ……」

如何に粋がろうと、反町は東邦学園の一学生に過ぎない。
下卑た話だが、そんな彼とその家族にとって、ヒューガー(株)から出る奨学金は生命線と言っていい。 省42

[549]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 03:07:04 ID:???
松木「よく言った反町! 俺もそうしてやるさ!」

小池「もう日向に怯えるのは懲り懲りだ!」

島野「アンタと一緒に出場なんて願い下げだ!」

川辺「そんな決勝戦なんかボイコットしてやるぜ!」

今井「サッカーは11人居なければ出来ないんだよ!」

高島「金の力で何でも出来ると思うな!」

古田「俺達はアンタの為にサッカーをやっている訳じゃない!」

東邦名無しFW「お、俺も反町につくぞ!」

誰も彼もが反町を指示し、日向に背くこの状況。 省26

[550]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 03:08:05 ID:???
日向「一つは、俺が金だけの男では無いと言う事……そして、もう一つは……」

言いながら、足元に転がしていたボールを軽く蹴りあげる。
そして、重力に引かれて落ちてくるそれを、思いっきり振りかぶった足で蹴りつけに行った。
反町は不快げに眉を顰めつつ言葉を継ぐ。大方、シュート力を誇示してそれを材料にしようというのだろうが、そうはいかない。
どんな凄いシュートが飛んでこようと、絶対にNOを突きつけてやる。そう思い、口を開いたのだが、
省73

[551]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 03:11:02 ID:???
タケシ(流石日向さん、変わってないなァ……)」

若島津(昔の――いや、あるべき姿を取り戻したな……この人にだけは逆らっちゃいけないんだよ)

北詰(わしの指導者としての信念は…人生は…一体なんだったのだろう…)

耳が痛くなる様な沈黙を破ったのは、日向が満足げに鼻を鳴らす声だった。

日向「フンッ。ようやく理解できたか愚民どもが……おい、タケシ。今、大会は何回戦まで進んでいたんだったけな?」
省50

[552]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 03:13:49 ID:???
鳴紋中が殊勝に特訓に明け暮れている陰で、日向くん好き勝手絶頂、
といったところで今回はここまでです
どうも、また深夜三時台まで続いてしまってすみません(汗)
次回はふらの側のパートを描写してから、ようやく準々決勝開始まで行けそうです
では、今回も拙作にお付き合いいただき、ありがとうございました!

[553]森崎名無しさん:2012/08/16(木) 03:14:29 ID:???
そこまで言うんなら辞めちゃえばいいのに反町…
けど辞められないのが反町くんなんだろうなぁと思った。

乙でしたー

[554]森崎名無しさん:2012/08/16(木) 03:24:08 ID:???
やはり反町君は秋の神様がいなければ駄目だな(現人神でも可)

[555]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/17(金) 01:25:16 ID:???
>>553
乙どうもです!
辞めたいところでも辞められないこんな世の中ですしね……w
>>554
もしくは頼れるエースの相方でも可でしょうね。ハッハァ!

では、今回の投下です
相変わらず投下が遅れてすみません

[556]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/17(金) 01:26:19 ID:???
〜翌朝〜

夜が明けて、準々決勝の朝がくる。
その日、ふらの中サッカー部員たちは、朝も早くから調整に余念が無かった。
旅館近くのグラウンドを借りて、念入りに練習を行っている。

ふらの中監督「よし、みんな集まれ!」

ふらの中メンバー「「はいっ!」」

監督の号令一下、選手たちは練習の手を休めて集合する。
その姿を見て、監督は感慨深げに肯き、松山はその中で誇らしげに胸を張る。
省41

[557]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/17(金) 01:27:22 ID:???
ふらの中監督「その難敵・鳴紋だが、やはり中心となるのはあのツートップだ。
大前と比良山にさえボールを渡さなければ、なんとかなる。その為の中盤の押さえは、任せたぞ松山」

松山「はい、任せてください」

確固たる自信を覗かせながら指示を了承する松山。

松山(鳴紋中の雪村と本多。いずれも全国上位のつわものだが、押さえ込んで見せる。悪いが大前、今日はお前にボールを回さんぞ!)
省46


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