※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【新隊長】異邦人モリサキ3【始動】
[19]傍観者 ◆YtAW.M29KM
:2012/10/28(日) 19:54:57 ID:???
あー、なるほど…。申し訳ない、当方の阿呆な早とちりでした。
仰るとおり、これで決まりだと思います。隠してるスキルというのは既に発動済みの「蛇の操棍」のことかと。
でも、今後の敵は「ガッツが減った状態でも使える隠し技(シールドワークみたいに消費ゼロ)」とかもあるかもしれませんね。
[20]◆9OlIjdgJmY
:2012/10/28(日) 20:47:35 ID:???
シールドワークで
新技を使ういい機会ということで。
スキル取得を考えるとバランスよく各ステ鍛えるのが一番ですかね?
[21]◆W1prVEUMOs
:2012/10/28(日) 21:15:21 ID:???
とりあえずSPDの低さを痛感しました…
[22]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/29(月) 00:27:24 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、
>>10
の選択については……
>>11
◆W1prVEUMOs様、
>>13
傍観者 ◆YtAW.M29KM様、
>>16
さら ◆KYCgbi9lqI様、
>>20
◆9OlIjdgJmY様、皆様の案を採用させていただきます!
仰る通り、シールドワークを二回で勝利確定ですね。
ということで、ターン5については省略させていただきます。
皆様それぞれにCP3、更にターン5の省略補填分としてCP2ずつを進呈いたします。
>>11
省16
[23]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/29(月) 00:30:07 ID:???
>>19
はい、今回から敵が条件によって発動してくるスキルの数を表示するようにいたしました。
消費ガッツその他の条件については詳細を伏せますが、あまりトリッキーなトリガではなく、
概ねのパターンに従って発動してきます。
とはいえ本作にはロールバック他の回避手段がありませんので、理不尽な自爆技や即死などの
極端な初見殺しはしないよう調整を心がけております。
……ガッツ不足の場合は如何ともし難いですが。
>>20
省42
[24]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/30(火) 18:52:35 ID:???
***
棍という武器、同じ長柄の槍や矛に比べて確かに軽く、一撃での必殺性には欠ける。
遠目の間合いからの打撃を旨とする故に、多対多の混戦にもあまり向かぬ。
しかしながら、それは重武装の鎧兜に身を固めたいくさ場における話である。
硬い樫材を樹脂で塗り固め、頭と尻に鉄製の冠を据え付けて補強したそれは、
ただ振り回すだけでも遠心力と重量で、素肌に当たれば人の骨を砕くに充分だった。
まして熟練者の技は一撃よく急所を穿ち、人体を効率的に破壊せしめる。
省43
[25]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/30(火) 18:54:03 ID:???
「く……!」
衝撃が殺しきれない。
剣の腹が額を直撃する寸前、森崎が空いた手を剣に添えてようやく棍の軌道を上方へと逸らした。
が、それで終わらぬのが棒術の厄介な点である。
棍を使う者にとってみれば、先端を上に流されるという力は即ち、梃子の要領で棍の尻を
正面へと向ける遠心力に他ならぬ。
するりと持ち手をずらしたサムが、その流れに沿って棍を跳ね上げた。
森崎の腹、更には顎を真下から砕かんとする一撃。
受けは間に合わぬと判断、森崎が思い切りよく真後ろに飛ぶ。
省27
[26]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/30(火) 18:55:08 ID:???
「戦災に巻き込まれた哀れな難民でござい、なんてお題目で俺たちの街に巣を作りやがった。
まず掠め取られたのは物乞い共の縄張りとガキの遊び場よ。
雨風をしのいだ連中が次に掻っ攫ったのが、仕事さ」
棍の先は森崎の目から喉を辿り、八の字を描くように胴を嘗め回しながら揺れる。
「俺らじゃあ食うにも困るような安いカネで請負仕事を端から持って行きやがった。
野菜くずと腐れ肉で生きてるような奴らさ。台帳に乗らねえ連中には取り立てられる税もねえ」
省53
[27]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/30(火) 18:56:09 ID:???
森崎が慎重に問うのへ直接は答えようとせず、サムが薄笑いを浮かべた。
楽しげな色のどこにも見えぬ、凄惨な笑みだった。
「そりゃあ、俺らだってヤクは扱ってるさ。けどな、仕切るのはアルビア廻りの極上品よ。
そいつを軍の馴染みや金持ちの旦那方にちぃーっとずつ卸してただけでな。
くたばったお袋の麦粥にかけて、見境なく広めるような真似はしてこなかったんだぜ。
……だが、よ」
ふしる、とタイミングの測りづらい呼吸は、やはりのっぺりと冷たい長虫を思い起こさせる。
省52
[28]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/30(火) 18:57:11 ID:???
剣は下段、円盾を高く翳しての接近である。
正中線上の急所を庇いつつ間合いを潰す狙いは、サムにとて明らかなことは承知の上だった。
案の定、サムの迎撃は向かって左、盾側に回りつつ森崎の胴を真横に薙ぐ打ち払い。
円の縁を沿うように回ることで距離を確保しながら己が体を軸に遠心力で痛撃を齎さんとする、
淀みのない体捌きである。
厳しい鍛錬によって躰に染みついた、半ば無意識の洗練された動きだっただろうか。
が、その挙動は洗練されていたが故に、いささか淀みがなさすぎた。
省40
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24