※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【新隊長】異邦人モリサキ3【始動】
[87]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/10(土) 13:21:19 ID:/ZNkLYhM
*選択
A「……さてね」 煙に巻く。
B「俺の勘も捨てたもんじゃねえな」 勘だという。
C「ま、そんなとこだろうとは思ってたよ」 計算だと主張する。
D「大当たりだ。ほれ、持ってけ」 銀貨を取り出す。
森崎の行動としてどれか一つを選択して下さい。
その際【選択理由】を必ず付記していただくようお願いいたします。
期限は『11/10 24:00』です。
******
こんな感じで10月はあっさり目に過ぎていきます、といったところで
省7
[88]◆W1prVEUMOs
:2012/11/10(土) 15:20:27 ID:x6/rndoU
B
勘ピューターのスキルがゲット出来れば有利かもと思い
[89]さら ◆KYCgbi9lqI
:2012/11/10(土) 21:14:57 ID:???
B傭兵が最後に頼るのは勘と言うか嗅覚ですからね。
[90]◆9OlIjdgJmY
:2012/11/10(土) 23:59:09 ID:???
A まあ実際、勘でも計算でもなく、正直な心情喋っただけですし。
[91]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/13(火) 19:26:17 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、
>>87
の選択については……
>>90
◆9OlIjdgJmY様のご回答を採用させていただきます!
ですよねー、ということでズバッと斬っていただきましたw
CP3を進呈いたします。
>>88
スキル名:勘ピューター Lv1
種別:パッシブ
消費ガッツ:-
効果:行動判定の際に! numnumダイスを振り80以上が出れば結果が一段階良くなる。
省29
[92]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/13(火) 19:27:43 ID:???
***
A「……さてね」 煙に巻く。
言った森崎の、しかしそれは偽らざる本音である。
結果的にどう評されているにせよ、あの時点で相手方の事情を汲み取って話をしていたわけではない。
さりとて直感と呼べるような閃きに従ったわけでもなく、ただ当然と思える対応をしただけである。
あさっての方を向きながら空惚ける森崎に、今度はジーンが渋い顔をする番だった。
「何だそりゃ」
「はは」
笑った森崎が、ぐ、と背を伸ばす。
省39
[93]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/13(火) 19:29:03 ID:???
「そもそも、お前が俺なんかを送ってくれる理由、ないだろ」
「まあな」
長い銀髪を夕陽の朱に染めながら、ジーンはどこまでも悪びれない。
口笛すら吹き始めたその横顔に、森崎が小さくため息をついた。
肩から伝わる体温は、それでも秋の夕暮れどきには心地いい。
***
純白の馬車がようやくその足を止めたのは、とある広大な敷地の片隅である。
国立公園の一角のような光景に、森崎がジーンに尋ねる。
「……ここは?」
省26
[94]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/13(火) 19:31:17 ID:???
見渡す限りの芝生は、夕暮れの下で奇妙な紫色へとその姿を染め変えている。
紫の絨毯は遥か視界の果てまで続くようにすら思えた。
「ハデなことはいいことだ、ってご主人様の信条が出てねえだけマシさ」
「……?」
そう言ったジーンの声音は、どこか苦々しいものを含んでいるように聞こえた。
しかし森崎が何かを聞き返すよりも早く、ジーンがそのなめらかな曲線を描く顎で遠くの方を指す。
「ほら、あっちだ」
「……あれは、リンダ……か?」
陽は既に落ちかけている。
省35
[95]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/13(火) 19:33:04 ID:???
「一度、見といてほしかったんだよ」
「あ?」
「天才ってやつを、さ」
何を、と問いを重ねようとした森崎の耳に、そのとき飛び込んできたのは男の声である。
森崎の無論知らない、しかし妙に耳に馴染んだ声音。
怒号だった。
それも、感情に任せたものではない。
相手の精神にどう響き、どう動かすことができるかを計算し尽くした大喝。
「……教練か」
「ああ」
聞き覚えがあるのも当然である。
それは森崎自身もまた毎日のように発している種類の声だった。
省33
[96]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/11/13(火) 19:36:02 ID:???
暮れゆく空の色を写し取って紫色から群青色へと変わりゆく芝生の中に、
ぽっかりと穴の開いたように赤土のトラックがある。
その赤土とほとんど変わらない色に染まって倒れ伏すのが、リンダ・ザクロイドだった。
細い身に纏った薄い練習着も、そこから伸びる白く長い手足も、後ろできつくまとめられた長い髪も、
そのすべてが土に汚れて酷い有様である。
流れ出す汗は土を泥に変え、べったりと全身に貼り付けている。
負けいくさで踏み躙られ、打ち棄てられた屍の如き、それは姿だった。
省42
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24