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1- レス

【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】


[471]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/29(金) 18:57:54 ID:???
中山「どうだった?…できれば、率直な感想を出してくれれば嬉しいんだが」

鈴仙に感想を求める中山。その表情は、あっけらかんとしたように見えたが、
良く観察すると、心の底で大きな焦燥を隠しているようにも見える。

鈴仙「(正直に言うと…確かにフォームはキレイだったけど。
それでも、少し上手いくらいで、全然大したことのない平凡な選手、って感じに見えた。
プレーの随所に師匠とかパスカル君みたいな鋭さも見れたけれど、やっぱりケガのせいか、 省60

[472]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/29(金) 18:58:54 ID:???
鈴仙「――どうして、諦めないの」

鈴仙は、中山を理解できなくなっていた。
どうしてこんな苦境に立たされているのに。こんなに実力差を実際に感じているのに。
彼は、向上しようとし続けられるのだろう。

鈴仙「悪いけど…。貴方が努力しても、こんな状態から、再びトップクラスの選手に戻れるとは思えないわ。
別にサッカーが好きでやれるんなら、それでいいんじゃないの? きっとブランクさえ取り戻せれば、 省57

[473]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/29(金) 19:00:06 ID:???
鈴仙はその話を聞き、純粋に凄いと思った。それは、中山を支える精神の強さにもあるが、
何よりも――。

鈴仙「凡才が、天才に勝った――? そんなことがあり得るの?」

中山「いや、普通はありえない。――それだけ、持って生まれた才能とか、
運命とかは強い存在なのだと、俺は思う。だからこそ、俺もまたあいつの様に運命に逆らってみたい」

運命に逆らえるまでの強靭さ。そんなものが存在するのかと鈴仙は思った。 省56

[474]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/29(金) 19:01:07 ID:e0D6zydY
しばしの静寂の後、鈴仙は――。

A:「私も…やってみる。私はもう――逃げない!」
B:「やっぱり…無理よ。私は私。変わることなんてできないよ…」

先に【3】票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

[475]森崎名無しさん:2013/03/29(金) 19:08:51 ID:gGXsGCF6


[476]森崎名無しさん:2013/03/29(金) 19:13:58 ID:???
こういう場面でBを選択する人がいるのでしょうか?
Bを選択するとそのままドツボコースになりそうで、
恐ろしくて(少なくとも私は)投票できそうにありません。

最終的にYESかNOになるとしても、選択肢にニュアンスの差を設けて、
実質的な選択の幅を広げてほしいです。

[477]森崎名無しさん:2013/03/29(金) 19:17:04 ID:RSM2072k
A

[478]森崎名無しさん:2013/03/29(金) 19:18:40 ID:ui9eLpk6
A

[479]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/29(金) 19:29:21 ID:???
>>476
作者としては、>>474の選択肢は、RPG等でよくある、
「●●の山には恐ろしいドラゴンが居る…
命を落とすかもしれんがそれでも行くのか?」
→はい
 いいえ
のような、一種の演出として設けたつもりでした。
ですが、確かに>>476さんの指摘を受けた上で考えなおすと、
こうした参加型のゲームでは、一人でやるRPG等と違って、
・選択が重い(特に今回は気合いを入れるニュアンス?の為3票決にしてしまいましたし)
・やり直しが効かない恐れがある、 省18

[480]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/29(金) 19:30:22 ID:???
A:「私も…やってみる。私はもう――逃げない!」

鈴仙「(私が逃げ出した時から。ううん、そのもっと前から、
時間はこんなにも経ったのに。私の時間もずっと止まっていたのかもしれない。
だから、何時までたっても進歩しない。昔は依姫様や豊姫様に泣きついて、
今は師匠に泣きついている私。――そんなんじゃあ、ダメなのよ。
それじゃあ、ずっと身の程知らずでプライドだけは一人前の『昔の私』のまま。
――私も、中山君のように、変わりたい。ううん、変えたい! 省52

[481]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/29(金) 19:31:33 ID:???
時間を忘れ、練習に明け暮れる鈴仙と中山。
パスカルの存在により、鈴仙は自身の心の闇を照らし出せた。
そして、中山の存在により、鈴仙は心の闇を払い、更なる光を得る為の力を与えた。
永遠亭にやって来た、二人の外来人。
彼らは鈴仙の月となり、そして太陽となった。

――ここでようやく、鈴仙の物語は動きだす。
否、鈴仙だけではなく。運命に疑問を抱き、逆らおうとする全ての人間。
そして、妖怪たちの為の物語が。

鈴仙は。――この物語の主人公は。 省23


0ch BBS 2007-01-24