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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[278]代理です。:2013/10/30(水) 23:57:21.32 ID:R7VaNLf4
カルツの狙い。それは自分のドリブルでブラジルの守備をかき回してからマーガスを使う事だった。
無論ただ単にマーガスに上げるだけではアマラウとディウセウの二人がかりにやられる確率が高い。
放送「カルツくんボールを横に浮かせた!これにマーガスくんが合わせに…
あっと、クリアに行っているのはディウセウくんだけだ!?アマラウくんダッシュが遅れている〜っ!!」
ディウセウ「いっ!?オラだけかよ!」
省36
[279]代理です。:2013/10/30(水) 23:58:08.44 ID:R7VaNLf4
シュナイダー「(よくやってくれた、皆)」
グワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
ドトール「いかん…間に合わない!」
アマラウ「くそっ、やってやるよ!やりゃあいいんだろ!」
ゲルティス「(ネオファイヤーショットによってゴールを奪われる確率…51%!)」
放送「シュナイダーくん振りかぶる!ネオファイヤーだ、ネオファイヤーが来ます!」
省21
[280]代理です。:2013/10/30(水) 23:58:40.64 ID:R7VaNLf4
ギュグォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
ドガアアアアアッ!
アマラウ「ぐべがーーーっ!!」
ゲルティス「…ハァアアアア!」
バッ!
シュィイイイイイイイン…!
ガシィイイッ!!
シュナイダー「!!」
ギュルギュルギュルギュルギュル…!
ゲルティス「(威力…想定以上!推進力…不足!握力で補填…不可!!)ガ、ァッ!」
バチィイイッ!
ギュパァーーーーーーン!
省16
[281]代理です。:2013/10/30(水) 23:59:40.20 ID:R7VaNLf4
.
ブラジル 0−1 ドイツ
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
10ゴール ストラット
9ゴール シュナイダー、日向
8ゴール カルロス、ディアス
6ゴール ザガロ
5ゴール 火野、ビクトリーノ
4ゴール 翼、カペロマン、森崎、ランピオン、カマーチョ
3ゴール ポブルセン、ナポレオン、ピエール、チャンドラー、ロリマー、ミハエル、サトルステギ
省40
[282]代理です。:2013/11/07(木) 12:16:15.48 ID:B+O3NuhO
ドイツが先制ゴールを決めた瞬間、ほんの僅かな間だけ競技場の時間が止まった。
放送「ゴ…ゴ〜〜〜ルゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!
前半27分、シュナイダーくんのネオファイヤーショットがブラジルゴールを突き破りました!
攻めに攻めまくっていた筈の矢先のまさかの失点!ブラジル、カウンターで先制されてしまいました〜!」
ギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
省64
[283]代理です。:2013/11/07(木) 12:16:47.70 ID:B+O3NuhO
ルディ「(よしっ…よし!我慢勝ちだ!良い精神力だ、皆!これでぐっと戦いやすくなる!)」
ロベルト「(えっ?あれ?何でいきなりゴールされているんだ〜〜〜!?
い、いや落ち着けロベルト。たった1点、たった1点だ。すぐに取り返せる…よな?)」
無論両チームの監督も心を動かされない訳がなく、ルディは劣勢に晒されながらも
耐え忍んでから掴んだチャンスをモノにした選手達を誇りに思い、
逆にロベルトは混乱しながらも必死に冷静さを装い口を閉ざしていた。
省53
[284]代理です。:2013/11/07(木) 12:17:19.96 ID:B+O3NuhO
ゲルティス「……………」
シュナイダー「(なんだコイツの目は…俺を観察しているのか?)」
見事先制点を上げたシュナイダーだったが、クールな彼は派手な
ゴールパフォーマンスをせず短くガッツポーズをして息を整えるだけだった。
それが幸いし彼はゲルティスが自分を無表情に見つめている事に気付けた。
ゲルティス「(データは取れた…もう0.2秒早く反応すればいい)」
省41
[285]代理です。:2013/11/07(木) 12:18:05.78 ID:B+O3NuhO
シュナイダー「リードは出来たが、カウンターを成功させただけでは戦況は変わらない。
シュート数もキープ率も向こうが圧倒していると言う現実は変わらないんだ」
シェスター「そうだけど、リードされたらあいつ等も萎縮するんじゃないか?
もしくはそれを乗り越えようとして、逆に前がかりになるんじゃないか?」
シュナイダー「後者はまだしも、前者は期待できない。こっちに戻ってくる間に
見てきたが、奴らは殆ど動揺していない。元々点を取って勝つつもりだったんだ、
省49
[286]代理です。:2013/11/07(木) 12:18:43.88 ID:B+O3NuhO
一方フィールドの向こう側ではジェトーリオが首を振っていた。
ジェトーリオ「向こうさんの雰囲気からして、油断はしてくれないみたいだね〜」
ネイ「当たり前だバーカ。そんな甘いチームじゃないのは最初から分かっていただろ」
ドトール「…反省の残るカウンターの食らい方だった」
アマラウ「くそっ、小癪な連携使いやがって!…やられたぜ」
ザガロ「何やってんだサンタマリア!あっさり吹っ飛ばされておねんねしやがって!」
省42
[287]代理です。:2013/11/07(木) 12:19:16.81 ID:B+O3NuhO
トニーニョ「…まあ、何かを変える必要はないな」
ネイ「追う立場になったんだ。より激しく攻撃して当たり前だな」
ドトール「頼んだぞ。守備の微調整はこちらでやっておく」
アマラウ「おう、もうあんな手に引っかかりゃしないぜ」
カルロス「よし、では皆…」
ゲルティス「待ってくれ」
ブラジルメンバー『えっ!?』
ゲルティス「さっきの失点とは無関係に、一つ気付いた事がある。丁度良いタイミングだから
省20
[288]代理です。:2013/11/07(木) 12:20:03.48 ID:B+O3NuhO
ジェトーリオ「え〜?マジ、それ?」
ザガロ「胡散臭えな…そんな都合の良い事があるのかよ?」
ゲルティス「この試合で実際に戦い、観察して確信した。
恐らくは向こうも気付いていない弱点だろうが…俺には分かる」
ディウセウ「う〜ん。ゲルティスが言うんならそうなんかな〜」
サンタマリア「俺も半信半疑だと言わざるを得ないが…幸いその弱点を突く為に
作戦を変更する必要はない。外れていてもノーリスクならば期待してみてもいいだろう」
省23
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0ch BBS 2007-01-24