※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[283]代理です。:2013/11/07(木) 12:16:47.70 ID:B+O3NuhO
ルディ「(よしっ…よし!我慢勝ちだ!良い精神力だ、皆!これでぐっと戦いやすくなる!)」
ロベルト「(えっ?あれ?何でいきなりゴールされているんだ〜〜〜!?
い、いや落ち着けロベルト。たった1点、たった1点だ。すぐに取り返せる…よな?)」
無論両チームの監督も心を動かされない訳がなく、ルディは劣勢に晒されながらも
耐え忍んでから掴んだチャンスをモノにした選手達を誇りに思い、
逆にロベルトは混乱しながらも必死に冷静さを装い口を閉ざしていた。
省53
[284]代理です。:2013/11/07(木) 12:17:19.96 ID:B+O3NuhO
ゲルティス「……………」
シュナイダー「(なんだコイツの目は…俺を観察しているのか?)」
見事先制点を上げたシュナイダーだったが、クールな彼は派手な
ゴールパフォーマンスをせず短くガッツポーズをして息を整えるだけだった。
それが幸いし彼はゲルティスが自分を無表情に見つめている事に気付けた。
ゲルティス「(データは取れた…もう0.2秒早く反応すればいい)」
省41
[285]代理です。:2013/11/07(木) 12:18:05.78 ID:B+O3NuhO
シュナイダー「リードは出来たが、カウンターを成功させただけでは戦況は変わらない。
シュート数もキープ率も向こうが圧倒していると言う現実は変わらないんだ」
シェスター「そうだけど、リードされたらあいつ等も萎縮するんじゃないか?
もしくはそれを乗り越えようとして、逆に前がかりになるんじゃないか?」
シュナイダー「後者はまだしも、前者は期待できない。こっちに戻ってくる間に
見てきたが、奴らは殆ど動揺していない。元々点を取って勝つつもりだったんだ、
省49
[286]代理です。:2013/11/07(木) 12:18:43.88 ID:B+O3NuhO
一方フィールドの向こう側ではジェトーリオが首を振っていた。
ジェトーリオ「向こうさんの雰囲気からして、油断はしてくれないみたいだね〜」
ネイ「当たり前だバーカ。そんな甘いチームじゃないのは最初から分かっていただろ」
ドトール「…反省の残るカウンターの食らい方だった」
アマラウ「くそっ、小癪な連携使いやがって!…やられたぜ」
ザガロ「何やってんだサンタマリア!あっさり吹っ飛ばされておねんねしやがって!」
省42
[287]代理です。:2013/11/07(木) 12:19:16.81 ID:B+O3NuhO
トニーニョ「…まあ、何かを変える必要はないな」
ネイ「追う立場になったんだ。より激しく攻撃して当たり前だな」
ドトール「頼んだぞ。守備の微調整はこちらでやっておく」
アマラウ「おう、もうあんな手に引っかかりゃしないぜ」
カルロス「よし、では皆…」
ゲルティス「待ってくれ」
ブラジルメンバー『えっ!?』
ゲルティス「さっきの失点とは無関係に、一つ気付いた事がある。丁度良いタイミングだから
省20
[288]代理です。:2013/11/07(木) 12:20:03.48 ID:B+O3NuhO
ジェトーリオ「え〜?マジ、それ?」
ザガロ「胡散臭えな…そんな都合の良い事があるのかよ?」
ゲルティス「この試合で実際に戦い、観察して確信した。
恐らくは向こうも気付いていない弱点だろうが…俺には分かる」
ディウセウ「う〜ん。ゲルティスが言うんならそうなんかな〜」
サンタマリア「俺も半信半疑だと言わざるを得ないが…幸いその弱点を突く為に
作戦を変更する必要はない。外れていてもノーリスクならば期待してみてもいいだろう」
省23
[289]代理です。:2013/11/20(水) 07:41:13.47 ID:eNIuOfw5
ピィイイイイイイッ!
放送「気を取り直す様にブラジルのキックオフからリスタート!ザガロくん、カルロスくんと
渡ってボールはネイくんに。ここは一つ、トレードマークの美技で士気を盛り立てて欲しい物です」
観客「キャーーー、ネイーーーーッ!!」「ネイー!ドイツなんかやっつけてー!」
ブラジルユースのキックオフ後の仕切り直しを任されたのはネイだった。
甘いマスクと話術と派手な個人技で女性ファンが沢山居る彼の活躍を感じ取り、黄色い悲鳴を上げた。
省83
[290]代理です。:2013/11/20(水) 07:42:02.16 ID:eNIuOfw5
メッツァ「えっ!?ちょっ、ポブルセン!」
ポブルセン「ぬわっ!がっ!てめえ、邪魔だ!」
ドタドタッ!
ドサッ!
同じくボールを確保しようとしていたメッツァと揉み合わなければの話だが。
ネイ「なんだよ、やっぱり要らないのか?じゃあお先に〜っ♪」
ポブルセン「キサマァアアアアアア!!」
放送「おおっとネイくんボールを浮かせ…それを取りに行ったポブルセンくんとメッツァくんが
省23
[291]代理です。:2013/11/20(水) 07:42:33.93 ID:eNIuOfw5
カルツ「(さあて、すぐ傍にラインがあるぜ。右か、それとも俺の股下か頭上か…どっちだ?)」
続くカルツはポブルセンの二の舞を踏むまいと慎重にネイをライン際に追い詰め、
ネイの選択肢を減らそうとした。ライン際に追い込んだ以上それ以上サイドアタックは出来ず、
狭い範囲で彼と勝負せざるを得ないだろうと判断した結果である。
だがネイの次のプレイは彼の予想を裏切る物だった。
ネイ「残念…こっちだぜ!」
ダダッ!
省32
[292]代理です。:2013/11/20(水) 07:43:13.95 ID:eNIuOfw5
翼「間違いない。彼もファンタジスタだ!」
ファビオ・デルネイ・フロレンシオ。通称ネイ。彼もまたファンタジスタと呼ばれる人種だった。
放送「おお〜〜〜っ!更にネイくんライン際ではなくライン上のドリブルと言う神業!
これは素晴らしい!予想外のテクニカルなトリックプレイ!これは…これは正に
ファンタジスタ!ファンタジスタと言って良い、予想以上の華麗な美技でした!」
キャーーーーーーーーーーーーーー!!!
省35
[293]代理です。:2013/11/20(水) 20:17:23.63 ID:eNIuOfw5
ファンタジスタと言う世界でも極稀にしか見られない才能をネイが見せた事で
ブラジルユースの面々以外全てが驚愕を味わう。
だがそこからの展開はブラジルもドイツも観客も、誰も予想していなかった物になった。
放送「さあネイくん右サイドを深く抉る!ここからどうするのか?」
ネイ「(勿論こうするのさ!トニーニョ!)」
グワアアアアアアッ!
トニーニョ「(来い、ネイ)」
バッコォオオーーーーーン!
省26
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24