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1- レス

【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】


[426]森崎名無しさん:2013/08/20(火) 21:31:13 ID:???
★スポーツ医学の権威→ ダイヤA

[427]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:01:53 ID:/8VMpBnE
>>424
ペタン「と」ですね…すみません(汗)
鈴仙は中山とは評価値がかなり高いので結構気安いです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★スポーツ医学の権威→ ダイヤA ★
ダイヤ→永琳「そうね。 空いた時間に応急処置の勉強でもしてみましょうか」

中山「…確かに、勉強も必要だしな。 それに負傷者の手当てはサッカー選手としても重要だと思う。
もし良ければ―――お願い出来るだろうか?」
省27

[428]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:02:58 ID:/8VMpBnE
そして夜も一層更けて……

佳歩「う、う〜ん…私は大人だから…起き…」

ウサギE「すう、すう……」

慧音「やれやれ……今日は新月で助かったよ…」

妹紅「ふあーあ……」

輝夜「ギルメンは上手くやってるかしら……」

パスカル「(たまに良く分からない事を言うよな、カグヤさん……)」

ウサギ達を筆頭に、メンバーにも流石に酔いと疲れによる眠気が拭えない。
会話をしている者も居るには居るが…それももう語り尽くした感さえある。 省32

[429]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:06:42 ID:/8VMpBnE
その一方で。中山とパスカルの居る男部屋では尚も明かりが付いていた。

中山「……なあ、パスカル」

中山は静かにパスカルに問いかける。元々の性格的に気の合う二人だったが、
彼らもまたこの旅行で互いの絆を幾ばくか深めていた。

パスカル「どうした…ナカヤマ? 眠れないのかい?」

中山「まあ、な――」

パスカル「…相談なら聞くぜ? ―――最も、俺にその悩みをどうこうするまでの力は恐らくないが」

中山「相談というか――少しだけ、思う事があってな」
省50

[430]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:07:48 ID:/8VMpBnE
中山「だが俺は…今、悩んでいる」

パスカル「……現状ではモリサキに追いつけないから、かい?」

中山は静かに首肯する。

中山「俺は―――永琳さんのお陰で負傷を克服し、そしてブランクからも立ち直った。
しかしそれでも…満足できないんだ。 もっと上を目指さなくては、森崎や翼には追いつけない。
もっと鍛錬を重ねなくては、俺は昔の栄光を取り戻せず堕落するのではないか、と。
そう思ってはいるんだが――『方向性』が見つからないんだ。 省45

[431]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:13:07 ID:/8VMpBnE

中山「パスカルは明確なビジョンを実現させる為の方法を練るのが非常に上手だと思うが。
かたや、俺は広く行動をしてみて、そこから自分の目標とする姿に近い物を選別していくやり方を好む。
自分でこのやり方を絶対に悪いとは思わないし、むしろこの不器用さを死ぬまで愛するつもりだ。
―――だけど、たまには様々なタイプの選手と、関わり合いを持ちたいものだから。
だから、敢えて悩んだような風に話してしまった。 心配を掛けたなら、謝るよ」
省62

[432]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:14:20 ID:/8VMpBnE
【3日目・昼@:自由行動】

鈴仙「(ふあぁ……眠いし二日酔いで若干頭痛いかも…。 こんな時は寝てるか、温泉でリフレッシュするかのどっちかだけど…。
どうしようかなぁ……)」

A:マイルーム
 私達専用の部屋です。ゆっくりするもよし、チームメイトと会話して親交を深めるもよしです。
B:温泉
 地底から引いてきた天然温泉です。ゆっくりつかるもよし、客や仲間との親交を深めるもよし、覗くもよしです。
 もちろん、コーヒー牛乳の自販機(有料)もあります! 省32

[433]森崎名無しさん:2013/08/20(火) 23:17:44 ID:/IzTsg7A
B

「女なら覗いてみろ!」だ!

[434]森崎名無しさん:2013/08/20(火) 23:18:45 ID:E/UTUlJ6
B

[435]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:29:47 ID:/8VMpBnE
B:温泉

鈴仙「(せっかく温泉宿に来たんだし、やっぱ最後は温泉でしーめよっと……)」

鈴仙は寝ぼけた頭をぼりぼり掻きながら、それでも兎耳はしっかり装着して温泉へと向かう。
女湯ののれんをするりとくぐると、朝早くというのに脱衣籠のいくつかには既に服が入っている。
どうやら先客がいるようだ。

鈴仙「(うん、やっぱり皆考える事は同じみたいね)」

そして鈴仙は再び湯煙に満ち溢れる大浴場へと赴いた。そこから鈴仙が入浴を決意した温泉とは―――?
省22


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