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1- レス

【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[180]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:38:13 ID:???
これは無駄に凄い確立だな 1000分の1未満じゃないのか

[181]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:40:45 ID:???
1014分の1の確率?
逆に人里で薬が必要な事態になっている可能性も……

[182]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 23:22:04 ID:yIe2MA1A
★鈴仙の交渉力→5 + ( スペードA )=6★
★お客さんの財布の堅さ→( 1 ) + ( クラブA )=2★

ウサギB「おじいちゃん、大丈夫ですか?」
                                                       鈴仙「…………」
老人「ああ…いつも済まないね、ウサギBちゃん」

ウサギB「これ…いつものお薬です」 省51

[183]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 23:23:05 ID:yIe2MA1A
―――と、彼女の営業スキルの高さと、そのさりげない気配りの上手さに一種の絶望感を覚える。

鈴仙「(だって無理でしょう…! お誕生日覚えるとか……! 守矢の祟り神様か、あんたはっ……!
そしてプレゼント……? 何それ……? びっくり箱……?)」

しかし、ウサギBの高いスキルを妬む一方で。
――思えば、自分の行う薬売りには『コミュニケーション』が無かったと感じる鈴仙。
元々人見知りで、薬を売る際にも最低限度の会話しかしてこなかった鈴仙。
省35

[184]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 23:24:31 ID:yIe2MA1A
―――と、行った感じで失敗ばかり。
そしてそのまま……鈴仙の気配りは空回りする一方で、時間は刻一刻と過ぎて行く。
気づけば、もうすぐ日も暮れてしまいそうな時間となり……

鈴仙「……はあ、今日もダメだったよぉ。 私は営業向いてないのかなぁ……?」

鈴仙はトボトボと、人里から竹林へ向かう道を進んで行く。
きっと帰ったら永琳にお仕置きされるだろうなぁ……と思うと足が思うように進まないが、
でも帰らないとそれはそれで門限破ったら怖いし……。
省36

[185]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:24:53 ID:???
★あんまりな結果だったので、ささやかなボーナス→ クラブ7

[186]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:41:08 ID:???
全裸になるのにおくすりが要るのか…

[187]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:45:28 ID:???
永琳「ウドンゲ、LESSON4よ。"敬意を払え"」

[188]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 23:47:53 ID:yIe2MA1A
★あんまりな結果だったので、ささやかなボーナス→ クラブ7 ★
クラブ→鈴仙のファンの篤志家さんが、憐れんで薬を買ってくれた!

???「あっ! うどんちゃんですよね! おーい、うどんちゃーん!」

鈴仙「(うどんちゃんってあんまし呼ばれたくないのに……、 きっと新手のイジメね……)」

鈴仙の背後から聞こえる、透き通った印象のある女性の声。
その声に鈴仙は若干の効き覚えがあったが、どうせ勘違いと無視を決め込んでいた所…
省50

[189]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 23:50:18 ID:yIe2MA1A
何となく打ち解けた気持ちになった鈴仙は、思い切ってこの女性に
今日の一連の流れを打ち明ける事にした。
永琳に薬をノルマ以上売るよう命令された事、だけどダメダメだった事、
自分の後輩ウサギ達の方が自分よりも何倍も上手く商売していた事など…。
その全てを鈴仙のファンは親身になって聞いてくれた。

そして……彼女はなんと、鈴仙にとって思いもかけない提案をしてくれる。

鈴仙のファン「ふうん、そうなんだ…。 ――じゃあうどんちゃん、私がお薬買ってあげるね!」
省53


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0ch BBS 2007-01-24