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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[645]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/05(火) 23:54:11 ID:nNnufrYk
こんばんは。今日こそは更新をしていきます。
――――――――――――――――――――――
★勝利ボーナスD→ ハート5 ★
ハート→マミゾウ「地底の妖怪から貰ったんじゃ」鈴仙「これは…『第三の目・体験版』ね!」

鈴仙「――こ、これはまた面白いプレゼントねぇ…」

マミゾウ「粗品じゃよ、粗品。 こんなもんしかなくて済まんの」

鈴仙「あ、いえ。 私からしたら勝負に勝って景品まで貰えちゃう感じだし…」
省43

[646]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/05(火) 23:56:03 ID:nNnufrYk
そして、人里へと戻った中山と鈴仙は暫しの時を飲み屋や公園で過ごし…
周囲の人々も徐々にその静けさを増してくる。そうして、どこの店も閉店だからと
真っ暗な人里を歩いている内に、中山は外界から持って来た愛用の腕時計をチラリと覗き。

中山「―――午前…二時か。 いよいよやって来たな。 ――丑三つ時が」

時を知らせる鐘の音一つ無く、静かにその時が訪れた。

鈴仙「暗い――わね。 中山さん、私から絶対離れないようにね。 省53

[647]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/05(火) 23:58:12 ID:nNnufrYk
中山「ついて行こう、鈴仙さん! そこにこの異変の元凶がいる筈だ!」

鈴仙「で、でも! 危ないわ…! ここはゆっくり……!?」

その仮面達には敵意が無い事を本能的に悟った中山は、彼らについて行く事を提案し、
一方で鈴仙はここは一旦様子を見るべきと考える。
しかし、それでも仮面の聴衆は鈴仙や中山達を気にする事なく、ゆったりと人里の中心通りへと向かっていく。

鈴仙「む、むむむ…。 確かに、まったく殺意や憎しみの波長は感じられなかったわ…。 省33

[648]森崎名無しさん:2013/11/05(火) 23:59:10 ID:???
★ようやくラスボスです→ ハート4

[649]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/05(火) 23:59:12 ID:???
…と、言った所で短いですが今日の更新はここまでです。
このイベントを超えて試合に入る頃には、もっと更新できるようになる! …筈です(汗)
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

[650]森崎名無しさん:2013/11/06(水) 00:09:39 ID:???
乙です無理せず勘鈍らない程度に構想ねっていいのよ

[651]森崎名無しさん:2013/11/06(水) 01:47:09 ID:???
ラスボスの子はこの板で初登場かな

[652]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/07(木) 00:11:06 ID:???
こんばんは。今日も少しだけ更新していきます。
>>650
乙&お気づかいありがとうございます。
大まかな構想については、更新開始当初からあまり変わってはいませんので、実はそんなに困ってはいませんね。
細かい描写とかについて悩んでしまっているのはありますが、リアルの事情が大きいかもです。
>>651
名前くらいは見たことありますが、キャラとしての登場は恐らくないですね。
JOKERとかで名前一緒な他人の某ウサギがラスボス化する可能性もあるかもしれませんがw

[653]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/07(木) 00:12:29 ID:wg6orHDc
★ようやくラスボスです→ ハート4 ★
それ以外→一人の少女だった。

??「…………」

鈴仙「あれは! ――だ、誰かしら…?」

鈴仙と中山が人里の中央通りの開けた場所――思えば、夕方前に魔理沙と対戦した場所だった
――の中央に浮かぶ小さな人影を視認する。
その人影は、鈴仙達を無視して、何かを探すかのようにゆらり、ゆらりと揺らめき呟く。

??「どこ…? どこに行ったの――?」
省39

[654]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/07(木) 00:13:33 ID:wg6orHDc
鈴仙「(お、お面が…ふよふよ回りに浮いているんだけど――)」

近づくと、その光源が、彼女の周囲に浮かぶ何種類ものお面。
それも恐らくかなり古い年代の物であろうという事に気づく。
しかし、その古めかしい面とは違い、彼女の来ているチェックの洋服はまるで西洋人形のようで、
その容姿が可愛らしいながらもより恐ろしい存在である事を誇示しているようだった。
少女は、人見知りなのか女の面を被りながら、おずおずと鈴仙に近づくが――。
省44

[655]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/07(木) 00:15:18 ID:wg6orHDc
この様子を見て、居た堪れなくなった中山は、ヒソヒソ声で鈴仙に相談をする。
幸い、こころは再び不安定に『希望の面』を探しているようで、その様子を気にしているようではなかった。

鈴仙「――そ、そうねぇ…この子がこの状況の重要参考人である事は間違いないでしょうけど。
先に叩く前に、会話が出来ればありがたいとも思うわね。 どうすべきなのかなぁ…!?」

A:中山の言う通り、ここは先手必勝を取る!
B:一旦ここは、「彼女が何者であるか」について詳しく聞いてみる。 省30


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