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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[786]森崎名無しさん:2013/11/16(土) 12:14:39 ID:???
どこかの兎さん
直接蹴り飛ばしたが、不慮の事故。ちゃんと反省しており、普段はもちろんそんなこと考えない。

フラン
吹き飛ばしたいと発言しており、シュートであればどれだけ吹き飛ばそうと問題ないと考えている。
というか日常的に吹き飛ばしている。そして喜ぶ。

うん、兎さんの方が良心的さ!

[787]森崎名無しさん:2013/11/16(土) 12:44:35 ID:???
どこかの兎さんは師匠の真似しなくてもいいところを真似るタイプだから。
何気にエグイスキルを持ってるし。
「ふっ飛ばしたやるタイ!」とか「土手っ腹抉ってやるぜ!」とかも言ってる紳士もいるんです。
あれ? フランが普通に感じて…あれ? コレが常識の喪失か…はたまた狂気か…。

[788]森崎名無しさん:2013/11/16(土) 17:26:39 ID:???
どこかの兎さんは反則しても審判に洗脳するからね。
プレスとサイドアタックの両立、美鈴の飛び出しもあるからゴール前は分散させないといけないっと。


[789]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:23:10 ID:???
こんばんは。今日も更新をしていきます。
>>785
乙ありがとうございます。
今までのチームと違い、絶対的なストライカーが2人(+α)いるのは結構きついんじゃないかと思いますので、
色々と戦術について考察して頂ければ幸いです。

>どこかの兎さんについて
よく色々としょっぱい事をやったりしていますが、ああ見えて実力はかなり高いですね。
スキルもかなり優遇されてますし、ああ見えても主人公補正は充分じゃないかと思います。 省18

[790]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:25:05 ID:???
★2回目のチャンス→ スペード2 ★
ハート・スペード・クラブ→パスを出す前に、咲夜が猛然とタックルに向かう!
咲夜「(相手――射命丸は恐らく、私のタックルを極力避けたいと思っている筈。
それよりも、まだまだ余力有り余るFW陣へのアシストに回りたいと。
……ならば、それを徹底的に邪魔するのが、私の務めですわね)」

ダッ! ――ズザアアアアアッ!

実況「おっと! ここで咲夜選手、前がかりに飛び出した! 省54

[791]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:26:06 ID:???
射命丸「さて、ここは一体誰に……」

咲夜の強烈なプレッシャーを一旦はくぐり抜けた射命丸はその時、
安堵からアシスト先の選定に思考を奪われてしまっており――。

咲夜「あら、ボールなら私に寄越して頂戴な」

ズザアアアアアアアアアッ!

射命丸「(に、二度めのタックル!? それも、相当無理な方向から!?
これじゃ、この位置でも―――!)く、くぅううううっ!?」

タッ! ビュウン!

咲夜の気配に気づいて再び高速ドリブルを始めようとした時には、 省28

[792]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:27:17 ID:???
メイドA「ぼ、ボールを!」

メイドB「よこして!」

メイドC「くださーい!」

咲夜の後ろに控えていた、妖精メイドのDF3名が素早くはたてに対してプレスを掛けに来る。
タックルが比較的得意な者が多い紅魔スカーレットムーンズのDF陣にとっては、
撃たせる前に取る方が安全だという判断に基づいていた。

はたて「(こ、ここはドリブル突破も良いけど、弾いてからのねじ込みを期待して―――!)
寄越す前に―――決めちゃうんだからッ!」
省32

[793]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:28:43 ID:???
実況「あ…ああっ! はたて選手の放つミドルシュートを――美鈴選手は弾き切る事が出来なかった!
こうなると、事態は非常に深刻であります! 反町選手、右サイド側に跳ねたその低弾道のこぼれ球に動きを合わせ…!」

反町「――このチャンスで、決めなくて……どうするッ!」

グワアッ! バシュウウウウウウウン!!

美鈴「い、いけない! セーブに向かわないと……!?」

反町が、至近距離からボレーシュートを放つ。 省14

[794]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:30:19 ID:???
実況「き、決まった〜〜〜! ゴ〜〜〜〜〜ル!! 妖怪の山FC! 前半15分にして
待望の同点弾です! 雛選手を起点とし、射命丸選手が駆けあがった上で、
はたて選手がフォローしシュ−ト! そしてそれを反町選手が正確にねじ込むという、
まさに高度なチームプレーを魅せました〜!
レミリア選手とフラン選手の圧倒的個人技により挙げられた1点目とは全く正反対のこの展開!
果たしてどちらが勝つか、いよいよ分からなくなってまいりました〜〜〜〜!!」
省51

[795]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:32:43 ID:???
そんなチームの弱点を良く理解していた以上、
レミリアは美鈴の失態を想定の範囲内と捉え、あまり気にしてはいなかった。
ただし当然、敗北を甘んじて受け入れる程、レミリア・スカーレットはか弱くない。

レミリア「(見事なプレーだった、妖怪の山FCよ……。 だが――次は無いぞ)」

彼女は心の中で小さくそう宣言して、再びキックオフへと備えるのだった。


咲夜「(――今の失点は、私の原因ね。 あの天狗に、僅かながらも逃げ道を残してしまっていた)」
省37


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