※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[103]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/02/27(木) 23:38:01 ID:???
如何に昔から変わったとはいえ、鈴仙の心の闇は未だ癒えてはいなかった。
幼少より優等生として将来を嘱望され続け。 そして、そこから逃げ出した今もなお、
過保護な保護者達に囲まれて愛される一方、日々の生活を値踏みされるような感覚。
そんな鈴仙は、ありのままの自分が怖かった。
ありのままの自分を曝す事で…永琳から心の底から失望されるのが、怖かった。
鈴仙「私、そんな自分からもっと変わりたい…。 でも、姫様や師匠達のお役にも立ちたい。
省51
[104]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/02/27(木) 23:39:12 ID:???
鈴仙がひとしきり愚痴を言い放ち、(後半はてゐに死ぬ死ぬ詐欺をされた事とか、
昨晩、コーヒーに
紅生姜
を入れられた事とか、全く関係の無い話になっていた)
そのどこまでも優柔不断な彼女の本質を飲みこんだ所で、中山は――にこやかに笑った。
中山「……鈴仙さん、ありがとう。 最高の答えだったよ」
鈴仙「ふえっ? ―――って…そ、そういえば!? 私、元の話から全然飛んじゃってた!?
ご、ごめんね、中山さん!?」
省56
[105]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/02/27(木) 23:40:17 ID:???
奇しくも、中山が今言い放った表現と、レミリアが試合前に鈴仙に小さく呟いた表現は全く同じだった。
鈴仙の抱える問題は、高き誇りと理想を持った存在からしてみれば、一目瞭然の些事であった為である。
しかし、当人からしてみればその問題は依然と大きい。 鈴仙は困り顔を作って中山に告げる。
鈴仙「でも…。 急に言われても無理よ、中山さん。 だって、なんと言われても私は、やっぱり他人からの評価が気になるし、
それを捨ててでも目指したい道っていうのが、良く分からないから」
省49
[106]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/02/27(木) 23:42:03 ID:u8jDoBN6
サッカーボールをナップザックから取り出した。
中山は、これが真の本題だと言わんばかりの面持ちで、こう言い放った。
中山「鈴仙さん。 俺がここを去る前に、勝負をしよう」
鈴仙「えっ……!?」
中山「勝負は一本勝負にしてほしいが――。 その内容は、鈴仙さんに任せても良い。
俺は、鈴仙さんのありのままの心が入ったボールを、往く前に一度でいいから受け止めてみたいんだ」
鈴仙「私の、ありのままの――?」
省41
[107]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:43:58 ID:hwCNwkBs
B
[108]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:44:32 ID:YXgOaM0c
B
中山さんの将来の活躍と鈴仙の将来の活躍できる技同士でぶつかろう
[109]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:44:45 ID:d6XtzN1Y
B
中山のブロックがあがったらうれしいから。
[110]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:44:51 ID:4k0Yzd0o
B
[111]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:45:32 ID:26GlZZSA
B
[112]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:46:24 ID:???
速攻で満場一致www
[113]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/02/28(金) 00:15:07 ID:pD74OZY2
B:シュートだ!(中山はブロックで判定)
鈴仙「…そんなの当然、決まってるじゃないの。
私がFWで、中山さんがDF。 だったら、勝負する項目と言えば――」
中山「ブロック、か。 その言葉を待っていたよ、鈴仙さん」
勝負は任せる…とは言ったものの、鈴仙のその選択はやはり中山にとっても嬉しかったのだろう。
彼は今宵で一番の好戦的な笑みを浮かべ、楽しげに鈴仙から20メートル程度の距離を取って行く。
省42
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24