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1- レス

【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[102]森崎名無しさん:2014/03/06(木) 06:32:40 ID:???
キャプテン候補は松山、三杉、井沢、一応小池、合流後の若林
実績で井沢、ハンブルグ快勝で若林ってとこかな、板野は一選手として練習。
松山が不幸にならなかっただけでも板野がふらのに来た意味はあった。

[103]森末(仮):2014/03/06(木) 22:52:32 ID:???
その後、松山は愛する人との残された数少ない時間を大事に過ごし、
藤沢の母からタクシー代を借りた後、藤沢の乗るアメリカ行きの飛行機を見送り宿舎に帰り着いた。
帰り着いた途端、仲間たち――とりわけ町田から事の顛末を詳しく聞きだされようとしたが、
初心な松山はしどろもどろになりながら口を閉ざすしかなく、そうこうしている内に町田達は北海道へと帰って行った。
なお、告白が成功したらしい松山の様子を見て板野が心の底から安堵をしたのは言うまでもない。
省65

[104]森崎名無しさん:2014/03/06(木) 22:56:22 ID:yPqLtDIE


[105]森崎名無しさん:2014/03/06(木) 22:58:20 ID:cw2B2JxA


[106]森崎名無しさん:2014/03/06(木) 23:00:22 ID:MVeAoAvs
B

[107]森末(仮):2014/03/07(金) 01:40:58 ID:???
>B.森末と話をする
=====================================================================
板野「(そうだ、森末はどうしてるかな? おーい、森末ー?)」

東邦との試合で喫した初めての敗北、そして松山と藤沢の件。
それらに気を取られてすっかり忘れていた、この世界に連れてきてくれた人物(?)の事を板野はようやく思い出した。
勝利――そして決勝進出という栄光を手にして報告する事は出来ないが、 省75

[108]森末(仮):2014/03/07(金) 01:41:58 ID:???
板野の活躍を見る為、そしてもしもの時の"リセット"の為にと、森末は今日の試合会場に足を運んでいた。
試合は森末の予想をしていた以上に白熱をし、その盛り上がりはこの世界の管理者としては至上の悦楽。
敵にも見せ場があり、主人公にも見せ場があり。
最後は少々ダレてしまった所はあったかもしれないが、それでも名勝負を残せたと森末は出来自体には満足をしていた。

森末「でも、負けた……君は負けてしまった。 ――それが、僕の予定外の事態だという事なんだ」 省70

[109]森末(仮):2014/03/07(金) 01:42:58 ID:???
森末「板野、君の通ってる学校は?」
板野「え、何その質問……」
森末「いいから答えて、大事な事なんだ」
板野「……ふらの中学だよ。 森末も知ってる事でしょ」

森末「1番の仲のいい友達は?」
板野「松山、になるのかな……。 後は矢車くんや多田野くんも友達だよね」

森末「趣味は?」
板野「えっ、と……サッカー……は違うよね? そういえば、趣味ってないなぁ」

森末「お父さんとお母さんの名前は?」 省33

[110]森末(仮):2014/03/07(金) 01:43:58 ID:???
その言葉を聞いた瞬間、板野は思い出した。
自分はあくまでも、ただの『キャプテン森崎の読者』であったという事を。
いつものようにスレに張り付き、キャプテン森崎を愉しんでいた所を森末に連れられて『この世界』へとやってきた事を。
自分はいつか、この世界から帰らなければならないと言う事を。

そして、板野は思い出せなかった。
自分の通っていた学校も、仲の良かった友達も、両親の名前すらも。 省54

[111]森末(仮):2014/03/07(金) 01:45:01 ID:???
板野「そんな! そんなの……そんなのおかしいじゃないか!!
   森末がこの世界を……管理してるんだろう!? だったら、認める、認めない……そんなものは森末の決める事じゃないの!?」
森末「違うんだ、板野。 僕たち管理者はあくまでも管理をするだけ……。
   キャラクターがいなければ、物語を紡ぐ事は出来ないんだよ。 あくまでも、先にキャラクターがあるんだ」
板野「そんな……」
森末「世界のルールを決めるのは僕だ。 物語の道筋も、立てるのは僕だよ。 省75

[112]森末(仮):2014/03/07(金) 01:46:04 ID:???
森末「それに関しては……少なくとも、記憶の件に関しては、一応僕としても考えがある」
板野「!! な、何それ!? どうすればいいの!?」
森末「ゲームクリアだ。 このゲームを終わらせる」
板野「えっ……」

この板野の疑問に出した森末の答え。
それはこの世界にやってくる際、板野に提示した条件――。
『ゲームクリアするまで、家には帰れない』としたものと全く同じものだった。 省71


0ch BBS 2007-01-24