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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】


[771]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 00:32:05 ID:???
すみません、今日の更新はどうしてもここまでです。明日にはきっと回想終わります。
話としても、あまりグダつかない方が面白いとは分かっているのですが、分かっていても中々バランスが取れません(泣)
それでは、また明日もよろしくお願いいたします。

[772]森崎名無しさん:2014/11/05(水) 20:39:27 ID:???
にとりが なかまになりたそうに さとりをみている!
なかまに してあげますか?

[773]森崎名無しさん:2014/11/05(水) 20:54:15 ID:???
ニア黙って親指を下に向ける

[774]森崎名無しさん:2014/11/05(水) 22:37:29 ID:???
にとりはそのうち地獄行だよ。ブリッツボール的な意味で

[775]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:52:20 ID:???
こんばんは、今日も更新します!
>>772
確かに仲間っぽい感じですね…名前も似てますし。
>>773
にとり「そんな ひどい…」
>>774
みとりの反対を押し切り、討伐隊に入ってシンを倒しにでも行くんですかね…(異界行き)

[776]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:53:22 ID:???

――ブウゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

……そして、さとりの予想通り、名無し選手相手の無様な失点で、
荒っぽくマナーの無い地底の住民たちの怒りは頂点に達した。
もはや言葉も聞き取れず、心を読むまでも無く憎悪の感情が一点に集中しているのが分かる。

お燐「あ、あっちゃぁ〜。 ……大丈夫かな、さとり様」

普段は能面のような笑顔を心がけるお燐も、この時は主の精神が不安で、その顔に不安を滲ませる。
省52

[777]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:55:39 ID:???

魔理沙「(さて……そろそろ流石の私も疲れて来たが。 ここはそろそろ、私の仮説を実践に移す時かな――?)」

魔法使いらしく一瞬で思考を巡らせた彼女は、これまでとは違った攻撃手段に出る。
すなわち魔理沙は30メートル程度の位置で切り込むのを止め。

魔理沙「久しぶりに頼むぜ、『ナロースパーク』ッ!」

グワアアアアアアアアアアッ、バゴォオオオオオオオオオオオッ!!

さとり「弾丸シュート……!?(――距離を離れた上で、先程よりは弱めのシュート! 省48

[778]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:56:57 ID:???
実況「あ〜〜っと、魔理沙選手! さとり選手の能力の範囲を見越したか、
敢えてのPA外から必殺シュート! これは間違いなく見事な頭脳プレーでしたが、
しかしこれは偶々キスメ選手の桶に命中してしまいます!
ボールはさとり選手の足元にコロコロと転がって……さとり選手が易々トラップ!」

さとり「……フフ。 悪運だけは強いようですね、私は」

さとりは薄く笑いながらボールを足で押さえていた。 省72

[779]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:58:25 ID:???

さとり「誰に何を言われようとも、私のこのボールは、奪う事が出来ない……!」

観客の罵声は止まらない。 むしろ、前よりも酷くなっている。
地底の住民であり、地底妖怪FCを応援すべき妖怪や獣人までもが、敵の筈の魔理沙を応援している。
獅子身中の虫と言うべきか、そこまでにさとりの事が憎いのだろう。
しかし観客達の誰一人として、そんなさとりからボールを奪う事ができなかった。

スッ…!
省48

[780]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:59:50 ID:???
ゴオオオオオオッ!

魔理沙「な、なんだ……! おいさとり、お前まさか……!?」

さとり「――霧雨魔理沙、貴女は努力の天才です。 それは他者に対して誇って良い。
……ですが。 だったら私だって、自分が持って生まれた才を、たまには誇っても良いでしょう!?
だって、この世界はこんなにも理不尽で、醜くて、不完全だけど……!
サッカーは、そんな私にもボールを与えてくれる! ――想起……!!」


   ブ  ウ            ッ   ……      …… 省12

[781]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/06(木) 00:01:04 ID:???

〜回想シーン終了〜

さとり「(地獄の闇にあっても、絶望しない心。 サッカーは、それを私に教えてくれた。
松山君達も。 ――そしてあの子も、きっとそんな気持ちを分かってくれる筈。
そう思って私はチームを立ち上げたけれど……やはり、まだまだ……ですね)」

――さとりが、自分を変えるきっかけになった試合を想い返し終えると、
ボールは既に敵のSH……因幡てゐによって前線に運ばれていた。
ここから自分が全力で戻っても、果たして間に合うかどうか。
省47


0ch BBS 2007-01-24