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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】
[918]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/02(日) 18:58:07 ID:???
ソッカットトノシン「なあーにやってやがるこの間抜けども!」
きれぼしJAPANの方では、点を決められたキーパーが他のメンバーを責め、
それを受ける選手が面目ないといった表情で聞き入るといった珍事が起きていた。
ソッカットトノシン「見た事ないシュートが来たからって揃って棒立ちになりやがって!
こちとらボールが火に包まれてようが、ゴールバーを叩き割るようなシュートでも
省17
[919]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/02(日) 19:07:19 ID:???
ホホッモモ「んもー最悪ーっ、ひょっとして、あっちもバグマシーン使ってるの?
こっちは訓練の補助にしか使ってないのにーっ」
門門「とはいえ、そうだとしても一瞬で覚えた技を難なく使えたという事は……」
伯疲レイ「あいつら、なかなかやる」
岬「そうだ、彼らは強い。長年にわたっての訓練に加え、実戦経験や試合勘が豊富だ。
僕達が能力を上げていても、残りの差はそう簡単には埋まらない」
省32
[920]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/02(日) 19:15:03 ID:???
…といったところで、本日の投稿はこれまでにします。
このスレでの本編の投稿も以上とし、これ以降は外伝を投稿する場といたします。
[921]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/09(日) 11:55:00 ID:???
これより当スレ39さん提案の「バグマシーンの失敗例!?」を投稿させていただきます。
内容
「今から2年前、若林財閥の支援でバグマシーンの試作品が作られた。
井沢が実験台に名乗り出たが、結果は大失敗に終わった。
外見は井沢、能力はポブルセン、嫉妬心は無いが暗い性格、体つきは微妙に女性化。
という変な分身が誕生してしまった。
困り果てた若林は、監視を兼ねてクラウスというFWとして入団させた。
省8
[922]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/09(日) 11:57:06 ID:???
1990年某月。
ハンブルガーSVユース部門は深刻な人材難に陥っていた。
メッツァ「うわあああああああっ!」
グオオオオオオオオン!
バギグアアアン!
メッツァはキャプつば名物の交通事故にあい、
ボプルセン「なんで跳ね飛ばした位でレッドカード出しやがるんだ、この…ド低脳があーッ!」
バギッ!ゴッ!グシャアッ!
ボプルセンは裁定を下した審判に暴行を加えたかどで、2か月間の出場停止処分が下された。
省23
[923]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/09(日) 11:58:34 ID:???
ちょうどその頃、若林財閥は秘密裏にあるプロジェクトを進行させていた。
一言でその計画を語るとすれば、最強の肉体に最強の科学装甲をまとう生体強化戦士を作り上げることである。
生物の限界を、コンピューター等に見られるバグ発生とその影響に関する諸現象を生物学的に援用する事により、
肉体的能力を飛躍的に高めようとする試みは若林財閥でも行われ、
かなりの時間と費用と人的資源を費やす事で達成しようとしていた。
そして遂に、1人の生体強化戦士の試作人を生み出すことに成功した。
省30
[924]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/09(日) 12:05:22 ID:???
見た目こそ殆ど変っていないものの、腰や胸回りをはじめとした体つきが丸みを帯びており、
色気さえ感じそうな艶めかしさを漂わせている。なによりも、
井沢?「すみません……俺なんかじゃいたって何にもなりませんよね、
いやそもそもこんな出来損ないなんか目に映るのもけがわらしいですよね……」
若林「待て待て別にこっちはお前を責めてる訳じゃない!……こっちの博士連に文句があるだけだ。
……おい、井沢をどうしてくれるんだ?随分と人間が違っているみたいだが」
省40
[925]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/09(日) 12:08:27 ID:???
研究員「それでは若林様、しばらくの間ハンブルガーSVで彼を預かってもらいます」
若林「なっ!?こ、こいつをか!?」
井沢?「いいんですよ、俺なんかほっとけばすぐ消えるんですから……」
若林「だから違うって言ってるだろ!どうして俺がこの、えっと……」
研究員「クラウス・ブーアメスター、私どもは彼をこう名付けています」
若林「クラウスか、こいつの名前は……いやそうじゃない、ハンブルガーに預けるって……」
研究員「既にチームには許可を取っております」
省30
[926]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/09(日) 12:11:43 ID:???
研究員「研究の現状を申し上げますと、バグ現象に関する研究は緒に就いたばかり、
分からない所や推測によるところも多々あります。
我々としましてもそうした事が無いよう吟味を重ねたのですが、残念ながら上手くいかず」
若林「上手くいかずだと!勝手に生み出しておいて何だそれは!」
研究員「1週間後には泡のように消えるようになっています。いまわの際に苦しみを感じる事は無いでしょう」
若林「そんな事を聞いてるんじゃない、クラウスはどうすればいいかって事だ!」
省29
[927]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/09(日) 12:13:57 ID:???
呼気にため息を混じらせながらの一言に、一層若林はやるせなくなる。
いくら出会ったばかりとはいえ、超常現象的な消滅であるとは言え、
これからチームメイトになる仲間が一週間後に死ぬという事実に平然としていられる訳が無かった。
若林「……すまん、俺にはどうする事もできん」
人間は他人の不幸に対して無限の忍耐力を持っている。誰の名言か知らない言葉がフッと浮かび、
腹ただしげに返事をする。
クラウス「えっ、いや、若林さんならこういう事知ってると思って」
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0ch BBS 2007-01-24