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1- レス

【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】


[626]森崎名無しさん:2015/02/21(土) 21:20:01 ID:???
井沢も高いクリアなら素質はあるはず

[627]森末(仮):2015/02/22(日) 00:44:55 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「き……決まったァーッ!! なんとなんと! イタリア、先取点ーっ!!
   決めたのはイタリアのストライカー、チェザーレ=ストラットくん!
   ゴールまで30メートルはあろうかという位置から、問答無用のシュートでアルゼンチン守備陣を吹き飛ばし!
   あっさりとゴールを決めてみせましたーっ!! 省64

[628]森末(仮):2015/02/22(日) 00:46:00 ID:???
カルツ「こりゃ大したもんだぜ。 どうだいシュナイダーちゃん、これでライバルが4人に増えたな」
シュナイダー「……純粋なキック力は相当なものだな、あのストラットという男は。
       だが、それでも俺のファイヤーショットの敵ではないさ」

ビクトリーノ「チェッ、面白くねぇ」

ナポレオン「凄いFWですね。 僕も負けないようにしなければ」
アモロ「あ、あばばばばば」
ピエール「(アモロがナポレオンとストラット、両者に別の意味で恐怖を覚えてる……)」
省47

[629]森末(仮):2015/02/22(日) 00:47:12 ID:???
ディアス「くそっ……!」

一方で、アルゼンチンはというと当然メンバー達の顔色は思わしくなかった。
エースであるディアスがファーストプレイで止められ、しかもそこからのカウンターであっさりと失点。
距離があるのにもかかわらず止められなかったとあれば、笑顔でいられる筈もない。

ルジェリ「ディ、ディアス……どうするんだ?」
ディアス「……とにかく、あの9番(ストラット)にはもう絶対に打たせるな。 2人がかりでマークにつけ」 省62

[630]森末(仮):2015/02/22(日) 00:48:16 ID:???
ディアス「(お?)」
ジェンティーレ「(次は確実に奪い取る! 天才だか何だか知らんが、俺達イタリアの堅き錠前が貴様1人に壊滅されると思うな!!)」

不意にジェンティーレに視線を送った際、ディアスは彼と目が合う。
遠く離れていても尚わかる程にジェンティーレは敵意をディアスへと向けており……。
これを受けて、ディアスは1つの策を思いついた。

ディアス「よし、決まった」
ジェイテス「ど、どうするんだ?」 省13

[631]森末(仮):2015/02/22(日) 00:50:13 ID:???
ピィイイイッ!!

実況「イタリアの衝撃的なゴールの余韻を残したまま、再びアルゼンチンのキックオフで試合再開です!
   アルゼンチン、再びディアスくんがボールを持った! これはまたも中央突破か!?」

ヘルナンデス「(それしか出来る事は無いだろうからな。 試してみるといい、ディアス。
        今回は抜けるかもしれない。 いつかは抜けるかもしれない。
        だが、その突破に失敗をした分――先ほどのゴールと同じ結果が待っているぞ)」 省35

[632]森末(仮):2015/02/22(日) 00:51:44 ID:???
実況「お、っと? これはどうしたことでしょうか?
   ディアスくん、バイタルエリアに侵入すると同時にドリブルをピタリとやめ、なんとリフティングを開始した!?
   い、いったいどういうことでしょうか!? 何が狙いなのか、ディアスくん!?」

ざわ…… ざわ……

観客「なんだなんだ?」「遊んでる場合かよ、負けてるんだぞ!」「何やってんだ!」

三杉「……一体どういうつもりだ?」
沢田「じ、時間稼ぎ……とかでしょうか?」 省52

[633]森末(仮):2015/02/22(日) 00:52:54 ID:???
そして、ディアスの考えがわからないのはイタリアの面々も同じである。
普通ならば絶対的なエースの突破が通じず、焦ってもう一度――という場面。
にも関わらず実際にはその真逆、すぐさま突撃をするどころか時間稼ぎをしているというのだから、
観客たちよりも彼らの方が驚きは大きかったと言えるだろう。
だが、それでもヘルナンデスは冷静にメンバー達に指示を飛ばした。

何が狙いかはわからないが、好きにやらせればいい。 省45

[634]森末(仮):2015/02/22(日) 00:53:56 ID:???
ざわ……ざわ…… ざわわ…… ざわわ……!

実況「えー、ただいま……時計の針が20分を過ぎました!
   それにしても困りました、実況ですが実況をする事がありません!
   このような事態は、私もこの仕事をして20年になりますが初めての事です!」

観客「いつまでやってるんだー!」「俺達はお前のリフティングを見に来たんじゃないんだぞ!」「馬鹿にしてんのか!!」 省38

[635]森末(仮):2015/02/22(日) 00:54:59 ID:???
だが、そのヘルナンデスとは真逆とも言える選手が――イタリアには存在した。

ダダダダダダッ!!

ジェンティーレ「これ以上コケにされて……たまるかああああああああああああああああっ!!」
ヘルナンデス「ジェ、ジェンティーレッ!?」

プライドの塊のような男にして、傲慢の塊。
純粋無垢と言える葵新伍からすら、明確に『嫌な奴』と呼ばれる男――サルバトーレ=ジェンティーレである。

彼は沸点が低い男だった。 省20

[636]森末(仮):2015/02/22(日) 00:56:17 ID:???
ジェンティーレ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお! 子ザルがぁぁぁあああっ!!」

そんな彼が、弾かれたようにディアスの"狙い通り"にボールを奪いに向かうのは必然であり。

ディアス「(かかった! やっぱり熱くなりやすいタイプだなコイツは。 よし、後はこのまま……!)」

ダダダダッ!!

それを見た瞬間、ディアスがリフティングを止めて"予定通り"ドリブルで進撃をするのも必然であり。
省57


0ch BBS 2007-01-24