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1- レス

【復活の】鈴仙奮闘記27【N】


[480]森崎名無しさん:2015/03/15(日) 22:52:37 ID:???
最初の得点以降の流れは最悪、終いには怪我人まで出る始末
しかし、この状況をひっくり返して勝つのがかっこいい

さあスレタイ通りに金色の新形態になる超ナカヤマ カモン!w

[481]森崎名無しさん:2015/03/15(日) 23:01:05 ID:???
相手に明らかに有利だし、準決勝に温存した方がよくね?
と侮って切り札温存してくれるといいんだけど。
これ以上強くなったら勝てない気がする

[482]481:2015/03/16(月) 00:12:37 ID:???
あ、481が愚痴のように見えたらなすみません。
もちろん敵が強化されてもまだまだ勝つために考えていくつもりですよー

中山さんがスレタイ通りに来るのかな?
だとしたらワクトキだけど、成長限界っぽいし
ウサギさんやけーね先生の成長阻害にならないか心配でもある
ここまで来ると11以上出しても勝てねー!
も往々にしてありそうだけど、インフレの懸念もあるし仕方ないね
省11

[483]森崎名無しさん:2015/03/16(月) 00:21:10 ID:???
弱点ははっきりわかってた、それ用の布陣も組んだ、なのに上手く弱点をつけなかった
ぢぐじょー!姫様に八つ当たりしてやるー!上X下BLYRA!

[484]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/16(月) 00:26:34 ID:???
★神奈子の判断→ ダイヤ9 ★
ダイヤ→神奈子「ま、諏訪子も疲れているし無理はするまい。ここは流しだ」このまま前半終了。

神奈子「(……まあ、どうせ後半戦になれば私達は大きく有利になる。
無理に焦って、体力を浪費するのも無粋だろうね)……ピエール君!」

バシッ……。

ピエール「(……これ以上、不利な前半で意地を張る必要はない、という事か)」

実況「おっと……! 守矢みらくるず、ここは攻めてくるかと思いましたが……!? 省34

[485]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/16(月) 00:27:54 ID:???

実況「ここで前半終了のホイッスルが鳴りました〜!! 試合は同点のまま後半戦を迎えます!
前半開始当初はルナティックスが早々に先制点を取り、このまま優勢を保つかと思われましたが……!
ですが、守矢もここで意地を魅せました! CFの洩矢諏訪子選手の冴えわたるテクニック!
MFの東風谷早苗選手、エル・シド・ピエール選手の素晴らしい個人技!
そして、CBの八坂神奈子選手とGKの若島津健選手の圧倒的な守備力で、
試合を1−1とし、そのまま前半終了まで粘ってみせました! 省41

[486]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/16(月) 00:29:04 ID:???

神奈子「(さーて。これで取りあえず前半戦はもった。
派手に動けないってのはあったけれど、審判の買収は要らなかったかもねぇ)」

諏訪子「(……アレ、結構お金掛かったんだけどねぇ)」

――実況や観客達が後半戦に寄せて盛り上がる中。守矢の神々二人は再び密談を行っていた。

早苗「はぁ、はぁ。……神奈子様、諏訪子様! 流石の神徳でしたっ!
――って、あれっ? お二人とも、そんなお近くで何をコソコソ……?」
省44

[487]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/16(月) 00:30:05 ID:???

二人はこのハーフタイムで行うべき策略を確認し直すと、
諏訪子は人形たちを引き連れて、自チームのロッカールームへとそそくさと駆けて行った。
神奈子は、そんな諏訪子とは別方向へとゆっくりと歩み寄る。
……この前半戦を行った、審判の場所である。
落ち着いた優しい声で、神奈子はこう審判の男性の手を取り尋ねた。

神奈子「やあ君。所属はどちらに?」

審判「……ええ。妖怪の山で鼻高天狗――事務作業を行っていますが」
省13

[488]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/16(月) 00:31:25 ID:???
観客「「「「……!?」」」」

鈴仙「……え、えっ?」

佳歩「な、なんですか〜!? ……アイタタ」

輝夜「(やっぱり神じゃなくってサマエルじゃないの。ホント、セコい奴だわ)」

神奈子の声は突風のように強く広く観客席へと届いた。
大勢のギャラリーは神奈子から放たれる神徳とカリスマにより、一斉に静まり返った。
宗教の儀式かと見まごうまでに一体となった観客席に向かって、神奈子は言葉を続ける。

神奈子「――私は彼に見覚えがあったんだ」
省43

[489]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/16(月) 00:32:34 ID:???
観客席がざわつくのを良い事に、神奈子は今度は謙虚な口調で頭を大きく下げる。
再び大きく頭を下げ、謝罪を行う神奈子。その姿は神と言うよりは、不祥事を起こした商会の長に近い。

神奈子「――これは、完全に私の……いや、私達の落ち度です。
個人的に見覚えがある事を知りながら、私達は彼の審判としての登用を、この前半の間だけとはいえ認めてしまった。
今から思い返すと、これは甘えであり、公正なサッカーを目指すべき我々にとって、あってはならない行為だったと反省しています」
省58

[490]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/16(月) 00:33:48 ID:???
やがて、VIP席の方から機械で増幅された音声で「審議を認めます。風祝をここへ」と聞こえて来る。
早苗は熱い使命感を持って、ロッカールームを経由して観客席の上部へと走って行った。
そして、神奈子がゆっくりと周囲に頭を下げながらロッカールームへと戻った所で――。
再び、観客席は元の活気を取り戻していく。
その中には、訳が分からないままであっても、神奈子の真摯な姿勢を評価する声もハッキリと聞こえていた。

鈴仙「あ、あの。師匠。――今のは一体何だったんですか……?」
省73


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