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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
[493]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/10(日) 02:27:25 ID:???
シュッ。シュッ! シュッ。シュッ!
魔理沙「……音?」
この時魔理沙は不思議な音を聞いた。何かが空を切るような幽かな音だった。
魔理沙「(何かの妖怪か、それともまだみぬ怪現象か……?
最近、オカルトボールがどうとか都市伝説がどうとかいう噂が立ってたし。割とあり得るかもだぜ……)」
音は神社の裏山から聞こえている。境内裏から少し飛んだ場所だ。
麓の方は開けていて林も無く、自分がもう少し小さかった頃は、同じく小さかった霊夢と一緒に川で遊んだ記憶がある。
省50
[494]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/10(日) 02:28:46 ID:???
魔理沙は自分自身への怒りに体中を熱くしながら、全速力で空を駆けていた。
そうと決まれば、自分のすべき事はひとつしかない。
魔理沙「(駄目だ。もっと……もっと練習しなくちゃ! もっと努力しないと、私は主人公に憧れるだけの、単なる噛ませ犬だ……!)」
鈴仙が中山から多くの事を学んでいたように、魔理沙は森崎から多くの事を学んでいた。
それはこれまでの半年間での積み重ねでもあった。
省56
[495]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/10(日) 02:31:37 ID:???
――と、言ったところで、今日の更新はここまでです。
いつまでNPCシーン続くんだという感じですが、これで分量的に半分位は行ったと思います。
明日にはNPCシーンを終わらせ、できれば14日目の行動選択に行ければなと思っています。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[496]森崎名無しさん:2015/05/10(日) 03:04:35 ID:???
乙なのです!
霊夢「へえ……やるわね。素直に感心したわ」
魔理沙「おう、どうだ!」
霊夢「で……この神社の、裏山の惨状についてどう責任を取ってくれるのかしら?」
魔理沙「……観光名所にでもすればいいんじゃないか?」
霊夢「なるか!」
輝夜「オチオチキーパーもしていられないわね、幻想郷は……(汗)」
[497]森崎名無しさん:2015/05/10(日) 11:20:30 ID:???
>勇儀「森崎有三。初対面で会話もしてないが、私はあんたを気に入ったよ」
>完全なる功利主義から基づくドストレートな言葉は時に辛辣に思えるが、魔理沙にとってはむしろ好感の持てる話し方だった。
これは……LOVEの予感!(真勘違い)
アリス「うふふ…にがさないわよ」森崎「や め ろ」
[498]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/10(日) 21:56:12 ID:???
こんばんは、今日も文章だけですが更新します。
>>496
乙ありがとうございます。裏山はあまり深く考えずに吹っ飛ばしてしまいました(汗)
石崎君ですら日向のコンクリ破壊タイガーショットを顔面で受けられるので、姫様だったら大丈夫ではないでしょうか。
>>497
森崎とかは敵役と言うよりも、もう一人の主人公って感じで書いてますね。
なので鈴仙の影でフラグが立ちまくりです。何のフラグかは分かりませんが。
[499]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/10(日) 21:57:53 ID:???
*****
さとり「――ぅ。あ。ここ、は……?」
お燐「なーみょーほーれんげーきょー……。――あっ、さとり様! まだ生きてたんですか!?」
さとり「……ジョークという事は分かっているけれど。怒るわよ?」
お燐「すみませんすみません。九割ジョークでした」
さとりはお燐が普段押している猫車の中で目覚めた。
お燐が言う残り一割が何であるかを敢えて問わずに、さとりはまず周囲を眺める事にした。
さとり「ここは。地獄かしら……?」
省38
[500]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/10(日) 22:00:29 ID:???
空「お燐違うよ! 核分裂じゃなくってミューオン触媒核融合だってば!
多分、あのミニ八卦炉が中間子工場代わりで、負ミューオンが物質中の水素の触媒となって自然崩壊したんだと思う!」
さとり「――そう。お燐、お空、ありがとう……」
さとりは空の科学的な説明を聞き流しながら、二人の頭をくしゃっと撫でて立ち上がる。
試合はまだ始まったばかり。お燐と空を支える一勢力の長としても、さとりはここで挫ける訳にはいかなかった。
***
省44
[501]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/10(日) 22:02:33 ID:???
霊夢「――止めなさい。あのシュートは、アンタには荷が重すぎるから」
魔理沙「……えっ?」
――腐れ縁と自負しながらも、これまで長い間魔理沙の努力、そして限界を見続けて来た霊夢以外は。
霊夢は魔理沙を険しい顔で睨んで、キックオフに備えて元のポジションへと戻って行った。
魔理沙はそんな霊夢の発言の意図を掴みきれず……。
魔理沙「(――く、くそっ。霊夢のヤツ。なんなんだよ。そんな事言われたら、折角の楽しい気分が……!)」
省34
[502]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/10(日) 22:03:48 ID:???
――1ゴール目を決めて以降も、地霊殿サブタレイニアンローゼスは諦めずに奮戦した。
確かに総合力的には、地霊殿サブタレイニアンローゼスは博麗連合に比べて圧倒的に劣る。
しかし、お燐のサイドアタックをはじめ、各所各所で長けた一芸を発揮しており。
前半終了間際まで、地霊殿サブタレイニアンローゼスは1−0の状態で辛うじて持ちこたえていた。
パルスィ「(とはいえ、やっぱり相手の守備力が妬ましいまでに高すぎる。
省47
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0ch BBS 2007-01-24