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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[557]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/06(金) 00:47:06 ID:???
A:安定重視で、パスワークを主体に試合を構築していく。
鈴仙「――これ以上攻める必要は無い……と思います。
私達以上に相手は疲弊していますし、何より戦意を喪失している。
そんな中でてゐや中山さん、師匠やパスカル君と言ったメンツでパスを繰り返すだけでも、
充分な時間を稼げると思います」
てゐ「まぁ、それが無難かねぇ。無理に攻めに行くにも鈴仙がガス欠で、
佳歩とかで攻めるにしても、伊吹萃香はかなりの実力者だし。
省49
[558]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/06(金) 00:50:47 ID:???
……――ピィイイイイイイイイイイイイイッ!!
試合再開のホイッスルが鳴っても尚、鈴仙の思案は止まらない。
鈴仙「(――もしも中山さんやパスカル君が、今の魔理沙みたいな事が起きたらどうなるかな)」
中山ならば、笑うよりも先に、足を取り戻す手段を画策するだろう。
パスカルならば、色々と考えて、最初から足を失わず成功する手段を思いつくだろう。
では、鈴仙ならば。自分だったらどうするだろうか。
鈴仙「(……うん。やっぱり私は、そこまで割り切れない。
省53
[559]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/06(金) 00:54:12 ID:???
――バシッ、バシッ、バシッ。
てゐ「これが最後だ。いくよ、『エンシェントデューパー』!」
バシュッ、ギュンギュンギュンッ!
アリス「……と、取れないわ!」
衣玖「やはり駄目……でしたね」
鈴仙がこう思いを馳せる間にも、パスワークは恙なく継続している。
途中アリスや衣玖によりパスをカットされる事も数度あったが、
その度に厚くした中盤の守備陣でボールを奪い返していたため、
ルナティックスが窮地に陥る事はほぼ全くと言って良い程無かった。
省19
[560]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/06(金) 00:55:16 ID:???
――と、言ったところで非常に中途半端ですが、今日の更新はここまでにします。
明日はシュートシーンをやって、出来れば試合終了までやっていきたいと思います。
それでは皆さま、本日もお疲れ様でした。
[561]森崎名無しさん:2015/11/06(金) 18:54:36 ID:???
姫様、カグヤファンと遊びすぎて疲れるの巻
[562]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/06(金) 22:00:02 ID:???
すみません、今日は早く帰ってこれたのですが、ちょっと風邪を引いたので更新お休みします(汗)
>>561
そういや実際姫様ってポストを呼ぶ以外ほぼ何もしてないですね…w
[563]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/07(土) 23:36:44 ID:???
そして、ここまでの一連の流れを見た、試合を観戦していた多くの観客達はと言うと。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!
観客「なんだよ博麗連合!」「もっと頑張れよ!」「博麗の巫女って案外大したことなくね?」
「時代はやっぱり鈴仙とか中山さんとか……だな!」「おいおい、パスカル君忘れんなって!」
省68
[564]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/07(土) 23:38:03 ID:???
〜モリヤスタジアム・上空〜
藍「紫様、もはや結界の歪み、ズレ、破綻は無視できないレベルです!」
紫「……そう」
藍「無礼は承知で申し上げますが、紫様の計画は……完璧に破綻しました」
紫「…………」
観客達の熱狂は、幻想郷と外界とを隔てる結界にも干渉し始めていた。
そもそも幻想郷の結界というものは常識の境界。
外界において常識があるなら、非常識が幻想郷の理となり。
省58
[565]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/07(土) 23:39:30 ID:???
紫「藍。話が長い。……それでどうして、私の計画が破綻と言うのかしら?」
藍「――失礼しました。紫様の計画について、話を戻します。
紫様の計画は、先程に申し上げた二つの力を防ぐために設けられたものです」
紫の発言には普段の叡智に溢れる鋭さは無かった。
しかし彼女からの鈍い叱責を受けてもなお、藍は主への忠誠を失う事なく続ける。
藍「紫様は、中山政男の思想が陳腐なものであると認定するため。
省55
[566]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/07(土) 23:41:29 ID:???
藍「私の計算では、……幻想郷と外界とを隔てる結界は、この大会が終了した後、恐らく間もなく崩壊するでしょう。
そこから先、妖怪達は、人間達は……どうなるか、私には皆目見当がつきません。
外界の富を得て、新たな進化を遂げるか、新たな文化と常識に適応できず消え去るか。
――いずれにせよ分かる事はただ一つ。
紫様が愛し、私もまた愛した。そしてもしかしたら、他の皆が愛した幻想郷は、その形を大きく変える事になるという事のみです」
紫「……もう昨日には、戻れないのね」
省59
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0ch BBS 2007-01-24