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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[681]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/24(日) 23:38:16 ID:???
こんばんは、今日は意外と時間が取れたため、
とりあえず序盤のプロットはそこそこ上手い事整理できました。
なので第三章オープニングについて、冒頭だけ書いてみようと思います。
>>678
乙ありがとうございます。
楽しみにして頂いて本当にありがたいです。活力になります。
早苗さんは地獄堕ちする前に自己解決しちゃうタイプだと思います。
パスと競り合いも高いですし、選択次第ではポストプレイヤーになる道もあると思います。
>>679
省3
[682]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/24(日) 23:43:50 ID:???
〜19XX年11月 ブラジル・グアルーリョス国際空港〜
――ゴオオオオオオオオ…………ッ。ガッ、ガガガガガガガガガガッ!
パチュリー「……着いたわね」
ジェット機が無事地上に着陸し、けたけましい車輪の音がBGMとして鳴り響く中。
パチュリー・ノーレッジは気だるげにそう呟くと、読んでいた新聞を畳み、
エコノミークラスの狭い座席から窓の外を眺めた。
出立に先立ち小悪魔から仕立てて貰った薄紫色のブラウスに、濃紺色をした七分丈のパンツ。
省58
[683]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/24(日) 23:46:28 ID:???
その理由の一つは、ハイパーカンピオーネ計画に対する純粋な興味。
魔導とは即ち知を求むる道。魔法使いとして首席に名を連ねる以上、自分は全てを知りたかった。
そして、もう一つの理由はより明快だった。
パチュリーが読んでいたのはサンパウロ州で出回る地方紙だったが――その一面見出し。
かつての魂魄妖夢を知る者ならば間違い無く全員が、その内容に大きな驚きと興味を持つに決まっているからだった。
省41
[684]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/24(日) 23:50:12 ID:???
〜サンパウロFCホームスタジアム・ロッカールーム〜
??「姉御! ねぇ姉御ったら、起きて下さいよ!」
妖夢「……ぁ。済まない、少し意識が飛んでいたようだ」
――私が目を覚ますと、眼前では幼さの残る長髪の少年が、私の肩をポンポンと叩きながら呼んでいた。
私は瞼に移る夢の残骸を脳裏から消し去りながら、目を僅かに開いて少年に対してこう言った。
妖夢「悪いね、新田君」
省41
[685]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/24(日) 23:52:26 ID:???
ロベルト「――パルメイラス戦については……よし、翼。お前に話をして貰う」
翼「はい、……分かりました」
彼はいつも多くを語らない。チームメイトの自主性・自立性を重視する彼は、
ミーティングの指揮を常に選手に対して行わせる。
それも、一部の特定の選手やキャプテンに対してでは無い。
彼は大体平等に誰かを指名し、こうして説明をさせていた。
……若干、かつての主の無茶振りを想起させられるが、理不尽では無い分出来た人物だと思う。
省55
[686]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/24(日) 23:53:26 ID:???
−−@−− @サルサノ
−−C−− Cキーガン
−BDA− Bブランコ Dアレクセイ Aミラ
−−−−−
F−−−E Fゲレーロ Eリンコン
−G−I− Gネイ Iトニーニョ
−−−−−
−H−J− Hサトルステギ Jオルヘス
パルメイラス 4−4−2
サンパウロ 4−3−3
−−−H− Hストラット
−J−−− J妖夢
−−I−− I翼
F−−−E F新田 Eマウリシオ
−−G−− Gバビントン
−−D−− Dドトール
省3
[687]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/24(日) 23:55:01 ID:???
ストラット「……いつも通りの布陣だな」
日本、あるいは南米出身の選手が目立つ中、
退屈気にそう呟いた、たった一人の西欧系の金髪の少年――チェザーレ・ストラット君。
彼は表面上は詰まらなそうにしているけれど、特別不満があるようには見えなかった。
一見乱暴そうに見えるけれど、本当の彼は誰よりも紳士だから、私は彼の事が結構好きだったりする。
マウリシオ「ヘイ、ニッタ! 今日の試合も左サイドにボールが集中しそうだけど、負けるんじゃないぜ!」
省70
[688]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/24(日) 23:56:58 ID:???
リマ「リマ占いの結果が出たリマ。今日の試合、リマが活躍するリマ!」
レナート「(その活躍の機会を)とるっ!」
残されたDFのリマ君とレナート君だけど……。彼らの事は私は勿論、他のチームメイト達も良く分かっていない。
だけど二人はいつも幸せそうにしているのだから、それを邪魔するのも酷だと思う。
というかハッキリ言ってあまり関わりたくない、関わるべきでない部類のならず者共である。
翼「――さて。そろそろいいかな」
省68
[689]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/25(月) 00:02:01 ID:vntwtxBc
翼君は最後に――私の方に視線を向けて、ニコリと笑ってこう言ってくれた。
翼「――そして。G番のネイ君は優秀なドリブラーだけど。
……これについても、魂魄さんが彼を二回り位突き放している事については、疑問の余地が無いよね?」
妖夢「…………」
大空翼。私は彼の事が少しだけ苦手だった。
途方も無く高い才能と実力を持つ一方で、自身もこれを隠そうとはしない。
善悪の区別が付かない子どものような笑顔で、彼は自身の才と力をひけらかし、他者の無才と無力を蔑む。
省40
[690]森崎名無しさん:2016/01/25(月) 00:03:40 ID:t/0uGCmQ
C
[691]森崎名無しさん:2016/01/25(月) 00:05:33 ID:9jLfzJhM
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