※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】


[45]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/09(土) 23:40:02 ID:???
こんばんは、漸く更新再開します。
最近は仕事が忙しかったのもありますが、色々と文章を読んだりもしてました。
色々と読んでみて研究?した事を参考に、これまで以上に面白い文章、
面白い展開になるようにしたいと思いますので、また宜しくお願いします。


[46]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/09(土) 23:42:44 ID:???
*****


キーン、コーン、カーン、コーン……

穣子「もぉー、遅いよ一樹君!」

反町「ごめん、ちょっと色々あって……」

反町は辛うじて遅刻を免れた。アリスとの交流的な何かもあったが、
元々時間に厳しい反町が慌てていただけで、少し程度の猶予はあった。

ボッシ「ようソリマチ。知ってるか?」

反町「え……? 何を?」

そんな折、反町に対して声を掛けたのは友人のボッシだった。
彼は大変うきうきとした様子で、
省23

[47]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/09(土) 23:47:17 ID:???

早苗「――初めまして。この度、サッカー留学でフランスまでやって来ました、
    東風谷早苗と申します。ポジションはミッドフィールダーです。宜しくお願いしますね」

反町「(あの人は。確か守矢みらくるずの……)」

――反町が驚いたのは、ここではなかった。反町は彼女――東風谷早苗の事を知っていた。
同じ妖怪の山にあるサッカーチームに所属していた故、
深い付き合いこそなけれど、初対面では無いし最低限の付き合いもあったからだ。 省45

[48]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/09(土) 23:49:18 ID:???
――彼女は、クラスメイトへの自己紹介という大変パブリックな場で、
反町の事を一途に想う視線を向けて。……こんなにも、常識離れした挨拶をやってのけた事だった。

*****

静葉「……どういう事なの」

穣子「ううっ、一樹くうん。あれだけ浮気はダメだって言ったのに……」

――そして、その日の昼休み。
クラスメイトの質問攻めを上手く躱しながら、早苗は反町と談笑していた。
公式なガールフレンドである筈の静葉と穣子は、周囲に取り巻く野次馬どものせいで、 省50

[49]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/09(土) 23:51:10 ID:???
……ただ、最初のうちは、少なくとも反町にとっては、
早苗のマシンガントークを一方的に聞いているだけに過ぎなかった。
とはいえ、彼女の語り口は軽妙で楽しげであり、聞くだけでもこっちが元気になるようだ。
穣子の今にも泣きそうな視線を置いてでも、東風谷早苗という少女が不思議な魅力を持っている事を、
反町は否定する事ができなかった。

早苗「――そう言えば。反町君って鳴紋中学って知ってます? 省74

[50]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/09(土) 23:54:15 ID:7K6cd7tA
早苗「あはは。じゃあお揃いですね、私達」

早苗は快活に笑った。そよ風のようにすっきりとした人だな、と反町は思った。
そしてあくまで反町のペースに合わせながら、早苗は間を置いてこう続けた。

早苗「……でもね。私はもう、惨めなんかじゃありませんよ。
    今の私には強い信念がある。信仰という名の信念です。
    何があろうと、私は私の信じる二柱を畏れ、奉る。
    その気持ちがあるからこそ、私は単身、フランスへとやって来たのですから」
省41

[51]森崎名無しさん:2016/04/09(土) 23:56:46 ID:XCYgkXKM


[52]森崎名無しさん:2016/04/09(土) 23:57:56 ID:+222cbKM
B

[53]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/10(日) 00:18:59 ID:3y/9R6cU
B:「信仰なら俺だって負けてませんよ」秋姉妹を見ながら

反町は早苗の表情に見とれてしまいそうになる自分に気づきながら
――それから目を逸らして、遠目で見張っている静葉と穣子の方を見て、こう言い返した。

反町「……信仰なら、俺だって負けてませんよ」

早苗「……ああ。そうでしたね。反町君には、私にとっての神奈子様と諏訪子様にも負けない。
   強い、強い絆があるんでしたね。……前に、文々。新聞で取り上げられてたから、知ってます」
省24

[54]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/10(日) 00:22:23 ID:3y/9R6cU

静葉「良かったわ……。反町君は、あんなクラスの人気者系の女子に少し話しかけられた程度で、
    『コイツ、俺に気があるんじゃないか?』とか勘違いしちゃう男の子じゃ無かったわね……」シュッ

穣子「う、うええ……。でも、やっぱり心配だよぅ、お姉ちゃん……。
   私的には、『俺、フリーじゃないんで!』とか、断言してほしかったのにぃ……」

静葉「――そんな事言わないの、穣子。
   反町君が私達を信じるためには、まず、私達が反町君を信じてあげなくちゃ」
省47


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24