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屁理屈推理合戦withキャプ森
[4]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:35:14 ID:???
森崎「なんだ、こりゃ。誰の趣味だよ、気持ちわりい」
森崎はそう言って、この本を捨てようとするが――ふと思い立つ。
森崎「いや待てよ。前テレビで見た事がある。こういう本に書いてある黒魔術で、
嫌いな相手を腹痛にしたり、ここぞという時に失敗させたりできるとかできんとか……そうだ!
この本に書いてある呪文で翼を呪えば、明日の練習試合で俺が目立てるじゃないか!!」
黒魔術に頼る程森崎は狂っているのかというツッコミがあるかもしれないが、
省17
[5]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:36:36 ID:???
懐かしき、故郷を貫く鮎の川。
黄金郷を目指す者よ、これを下りて鍵を探せ。
川を下れば、やがて里あり。
その里にて二人が口にし岸を探れ。
そこに黄金郷への鍵が眠る。
鍵を手にせし者は、以下に従いて黄金郷へ旅立つべし。
第一の晩に、鍵の選びし六人を生け贄に捧げよ。
第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け。
第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ。
省30
[6]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:39:16 ID:???
森崎「……意味不明な癖して、嫌に物騒なフレーズだな、オイ」
無人の部室で一人ツッコミをしながら、森崎は呪文を読み上げた。
説明書き等は全く読んでいないので、これで翼がどうなるかは全く分からないが、
まあ、色々殺せとか書いてある以上結構効果はあるだろう……と、そこそこの満足感を抱きつつ、
そのまま家に帰ろうか、と立ち上がったその時だった。
パァァッ……!
森崎「!?」
本から、一匹の蝶々が現れる。その蝶は淡い金色の光を放っていた。
省37
[7]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:40:30 ID:???
森崎「……頭がおかしいのか?」
ベアトリーチェと名乗った女性に対し、森崎は傲然と食ってかかる。
ベアトリーチェ「くっくくくっ……! まあ、そういう感想となるのも仕方ない。
なんせニンゲンの世界では御伽噺にしか現れない魔女が、間違いなくここに居るのだからなァ。
しかし、このまま狂人扱いばかりされるのは妾としても気に喰わん。
そうだな……。ならば、一つお前に魔法を見せてやろうか」
省47
[8]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:42:05 ID:???
森崎「……で。結果が分かるのは100年後か?」
ベアトリーチェ「全く、気の短い男よのぉ。まあ、今に見ておれ」
にも拘わらず、ベアトリーチェは自信満々な笑みを崩さない。
森崎はこの時、さっさと覚めねえかなこの夢……位の感想しか抱いていなかったが
――そこから先の出来事は、まさしく魔法だった。
ガタッ……!
滝「おう、森崎! そこに居たのか!」
石崎「あ、あわ、あわわわ……!?」
省8
[9]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:43:29 ID:???
〜南葛中グラウンド・用具室〜
森崎「マジかよ……」
森崎は自分の頬をつねった。これで
752
回目だった。
石崎「つ、翼……つばさ、つばさぁぁぁぁっ! うおおおおおっ!!」
滝「……死因は分からない。だけど、確かに翼は死んでいる」
石崎と滝に案内されて用具室の鍵を破ると、……そこには、滝の言う通りだ。翼が死んでいた。
彼の宿敵であり永遠のライバルは、こんな暗くて狭い場所で、ただ孤独に息を引き取ったのだ。
省32
[10]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:46:06 ID:???
ベアトリーチェ「な、な? 妾の魔法は凄いだろう? 完全な密室だぞ? なのに死んでるんだぞ??
あの翼とか言う男の死に顔見たか? 傑作だったよなァ!
『自分は絶対に死なない』って顔しくさっちゃってさァァアァ!
あっはははははは! ぶっひゃっひゃひゃひゃ! あー超ウケる!」
森崎「………」
ベアトリーチェは上機嫌だ。
省59
[11]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:47:52 ID:???
森崎「……ったく、一周回って可哀想になって来るぜ。
ベアトリーチェさんよ。お前は『男の友情』ってのを、全く何も分かってねぇ!!」
ベアトリーチェ「やれやれ、分かってないのはどっちの方だか……。妾の機嫌を損ねると大変な事になると言うのに」
森崎「んだよ。俺も殺すのか……?」
ベアトリーチェ「いいや、殺さぬ。代わりに、妾はそなたを《屈服》させる事にした」
森崎「屈服……だと……?」
省51
[12]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:49:05 ID:???
+++++++++++++++++++++++++++++++
「一体、どうしてこんな事に……」
大空翼はまさしく今、最期を迎えようとしていた。
「無様な姿だなァ? ヒーロー君。遺言なら幾らでも聞いてあげるぜェ?」
その傍らには、黄金の魔女がその形を成して、煙管片手に傲然と立ち尽くす。
外界から一切閉ざされたこの部屋に、彼女は秘密の魔法で壁をすり抜け侵入したのだ。
「俺は……死にたくない。まだ何も成し得ていないのに……」
省10
[13]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:50:53 ID:???
「飽いた。醜く生き永らえるよりも余程美しく、この妾がお前を殺してやるよ」
だから魔女は、この哀れな男を自らの魔法の実験台にすることとした。
彼女が煙管を杖のように一振りすると、男の体は宙に浮かび上がる。
「やめろ……やめてくれぇぇぇ」
「良いね良いねその安っぽい命乞い! もっとやってみろ、気紛れで生き永らえさせてやるかもしれんぞ?」
「お願い……俺はプロになって……日本をワールドカップに」
「やっぱ飽きた。死ね」
省30
[14]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:52:38 ID:???
森崎「……なんだよ、これ」
映像を見終えると、森崎の怒りは頂点を越え……逆に冷静になっていた。
森崎「こんなの、夢以外にあり得ない。魔法なんて、ある訳がない……」
ベアトリーチェ「何度頬をつねってもムダムダァ! こ・れ・が・現実なんだよ!!
魔法はあるし魔女はいる! そんで魔法で翼は死んだ! これが現実!!
さっさと諦めて現実を受け入れろよモロサキィィィイイイィィィッ!!
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0ch BBS 2007-01-24