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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】


[392]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 00:17:58 ID:???
鈴仙「え、あ、おにょい!?」

――だが、これにはネイも言い分がある。しんみりとした様子となった鈴仙を見て、
一旦は聞き上手にその悩みを聞いてあげようと思ったところ、
彼女のあまりにいじらしい様子に堪らなくなって、狂気に当てられてしまったようにも見える。

ネイ「ああ、ほんっとーにごめんよ! でも、見て居られなかったからさ。
   ――敢えて言うけど。レイセン。君はやっぱりちょっと、悩み過ぎだと思うぞ」

鈴仙「私……悩み過ぎ? そう、かな?」
省37

[393]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 00:19:58 ID:???

鈴仙「……そう。そうよね! だってネイ君が私みたいに殊勝な事、考えてるワケないでしょうし。
    どーせ女の子にモテる事とかしか考えてないんでしょ?」

ネイ「だからそれはもう昔の話だよ! 今の俺は君だけなんだ、信じてくれよ〜」

鈴仙「ふんだ、誰が信じますか! っていうか、信じたところで私はアンタに靡かないけどね。
    私にデレ期はないっ!!」

――と、いつも通りの態度で突っ返してやるのだった。
省30

[394]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 00:22:10 ID:???
鈴仙「(昨日やら今日は色々あったけど……なんだか、ネイ君を見てたらどうでも良くなって来ちゃった)」

夜のスタジアムで、鈴仙は片付けられずに転がっているボールを見つけた。

鈴仙「(『ここぞという場面で動けるか?』――か。私は……どうなんだろ)」

タタタッ、……シュッ。

ネイ「……?」

ドレス姿のまま、おもむろに走り出した鈴仙は――そのボールを足でトラップしてみる。
そこから、何も考えない無心の動きでボールを軽く浮かせてみた上で。
省11

[395]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 00:23:22 ID:x31yx7A+
そして――。


先着1名様で、

★鈴仙の低シュート練習(特殊)→! dice+(ボーナス+1)★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在14ポイント)

*合計点が20ポイントを超えた場合、鈴仙はフラグを回収します。

[396]森崎名無しさん:2017/07/05(水) 00:30:13 ID:???
★鈴仙の低シュート練習(特殊)→ 3 +(ボーナス+1)★

[397]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 00:42:10 ID:x31yx7A+
★鈴仙の低シュート練習(特殊)→ 3 +(ボーナス+1)=4★
→4ポイント獲得!

バシュッ! ギュルルルルルルルルッ……

鈴仙「あ、あーあ……どっかに飛んでっちゃった……」

ネイ「(ダメだったか。まあ流石に思いつきだけで、俺の『ディレイドスピンボレー』の原理まで
    真似されちゃあ、それはただの天才か)……ドンマイ、レイセン。
    惜しくも枠外までぶっ飛んじまったけど、今の君のフォームは力が抜けてて良かったぜ?」
省41

[398]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 00:44:13 ID:x31yx7A+
……と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
次回は極力手短にパルメイラス勢の特徴を紹介+基礎練習2回目を更新し、
次々回以降は試合に入りたいと思っています。
本日もお疲れ様でした。

[399]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 23:43:09 ID:x31yx7A+
*****

??「――フられたな、ネイ」

ネイ「……なんだよー、見てたのか」

鈴仙が帰った(護衛など不要な事を、彼女は自分の洗練された体術で証明してみせた)
後のスタジアムに居たのは、ネイ一人だけではなかった。

トニーニョ「……『よもや夜練習をサボって、女子とデートでもしてないだろうな?』
       と思って居た所に、まさかその女子を連れて来るとまでは予想が付かなかったが」
省36

[400]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 23:44:23 ID:x31yx7A+
ゲレーロ「試合でミスするなよ」

寡黙なSMF・ゲレーロは短くネイを戒め、

リンコン「グズグズしてたら、この俺がお前を抜き去ってやるぜ!」

短気なSMF・リンコンは野心高く突っかかり、

アレクセイ「全く。お前はもう少しトニーニョの言う事を聞けよ」

トニーニョを信頼しているCB・アレクセイはキャプテンを煩わせた事に苦言を呈し、

ブランコ「しっかし今どきネイのナンパ術で落ちないなんて、偉く堅気な子だなぁー」
省18

[401]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 23:45:36 ID:x31yx7A+

ネイ「サトルステギ達もどーせ来てるんだろ? 全く。『あの日』から今日まで、
   結局俺達は毎日夜遅くから早朝まで練習を繰り返してたワケか。
   俺が言うのも何だけど、ホント真面目だよな。俺らって。キャプテン様の影響かな?」

トニーニョ「どうだろうな。ただ一つ言える事は、今日まで俺を……いや、恐らく俺達を突き動かしたのは、
       あのサンパウロFCとの練習試合だった」
省39

[402]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/05(水) 23:47:24 ID:x31yx7A+
アレクセイ「相手チームが軒並み弱かった事もあった。しかし、俺達は順当に実力を発揮できていた」

リンコン「ああ。タレント選手の目立ち具合ではフラメンゴに負けてたかもしれねえが、
      きっとチーム全体の総合力では、俺達が一番の筈だぜ!!」

その結果を招いたのは間違いなく、彼らの努力である。
宿敵サンパウロとの歴史的大敗をバネに、彼らは順当にその実力を伸ばしていった。

トニーニョ「ああ。……本当に、ここまでやって来れたのは奇跡だ。まるで――」
省56


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0ch BBS 2007-01-24