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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[419]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:34:19 ID:n3MpE6JA
〜マラカナンスタジアム・控室〜
そして、Jr.ユース世代から上がって間もないジュニオール世代が、その頂点を目指し競いあうリオカップ。
※今更ですが、時間軸の関係上リオカップ等の立ち位置や年齢区分等は、
本スレ・原作・リアルと比べて変わっていますが、ご了承ください。
その準決勝戦であるパルメイラスとの試合の日がやって来た!
さとり「――遅くなってすみません。そっちのお燐が死体損壊罪で留置所に送られていまして」
省61
[420]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:36:02 ID:n3MpE6JA
イギリスでの決意を形にしたシルバーネックレスを新たなトレードマークとした彼女は、
優雅かつ温和に、しかし卑屈になる事なく孤高を演じる。
既に眩しすぎる鈴仙達と違い、闇の世界に生きるさとりにそうした馴れ合いは不要の為だ。
お燐「あ、すみませんね皆さん。さとり様、イギリスに行った辺りから中二病発症しちゃってて。
元カレの影響というか何というか。あ、さとり様! 専用の指ぬきキーパーグローブの準備はOKっすか?
省21
[421]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:37:55 ID:n3MpE6JA
コーチ「ほほう、君たちが新しい派遣選手か。我らが名門・コリンチャンスの名に恥じぬ活躍を期待しておるよ
(紫パーマのチビちゃんはともかく、赤毛おさげっ子はスレンダーだけど意外に出るトコは出てそうじゃの。
グフフ……1点&8点ってトコかの。8点ちゃんは後でセクハラしよっと)」
さとり「……(あの老人はこいしへのお土産にしましょう。地霊殿のエントランスに飾るには醜すぎますが、
拷問ごっこをするには丁度良い木偶になるでしょうし)」
省66
[422]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:39:37 ID:n3MpE6JA
アリスさん「そこについては、私もコーチさんに同意ね。(ここよ、ここで人気者になるのよ!!)
――実は私、これまでのパルメイラスの対戦を(一人で)観戦して、分析データを作成したのだけれど」
――そして、ここでアリスさんが動いた。
現時点でチームの誰よりも頭の良い彼女は、パルメイラスが脅威となる事をいち早く察知しており、
実際の対戦に備えて人知れずデータを作成していたのだ。
佳歩「ええっ、分析データですか!」
省49
[423]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:40:52 ID:n3MpE6JA
アリスさん「さぁ〜、皆。私が徹夜で作ったレポートを見……あ、アレ? 何かもう皆紙持ってる??
あれ? さっきまでの皆の評価は? 私の居場所は?????
普通に生まれて居れば当然享受できたはずの、普通の友人、普通の生活、普通の人生はどこ……???」
反町「(余計な時間が無い中で、即座に手渡された情報に意識が行くのは仕方ないにしても。少し不憫だ……)」
省26
[424]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:43:16 ID:n3MpE6JA
−評価基準−
☆=S級選手。とてつもなく強い。真正面から当たるより、避ける方法を考えた方が良い。
◎=A級選手。かなり強い。エース級の人材を当てるか、戦略で上手く立ち回る事を意識したい。
〇=B級選手。強い。高い能力でゴリ押しするか、弱点を突く事が出来れば優位に立てる。
・=C級選手。そこそこ。名無しレベルに近いが、特筆すべき能力を持った選手を紹介。
−パルメイラス 要注意選手リスト−
◎トニーニョ
カルロス程ではないが全体的に高水準で纏まった実力者。
省66
[425]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:46:13 ID:n3MpE6JA
・ゲレーロ
SMFとしてそこそこ高い突破力とタックル力を持ち、そこそこ高い総合力を持つ。
相手を吹き飛ばす『パワータックル』には少しだけ要注意。
・リンコン
『強引なドリブル』と『ピンポイントパス』を併せ持つSMF。突破面では要注意だが、
守備力については低いので問題無い。
・アレクセイ
トニーニョを信望しているCB。キーガンと比べると大きく見劣りするものの、そこそこ強力なブロッカー。
ブロック以外は名無しと互角かうぶ毛が生えた程度。
省17
[426]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:47:45 ID:n3MpE6JA
アリスさん「(これって……私が皆に配ろうとしていた内容とほぼ同じじゃない!
どうして……どうして世界はかくも執拗に、私から居場所を奪おうとしてるのぉ……)」
さとり「(この方、瞳の奥に闇を感じます。私と同じ地獄を見たのでしょうね……)」
さとりがアリスさんに謎のシンパシーを抱きながらも、戦略会議は続く。
静葉「何の特技も持たない選手は存在せず、全員が何等かの一芸を持つ、という訳ね……」
省36
[427]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:50:19 ID:n3MpE6JA
てゐ「成程ねぇ。……んで、これを受けてウチらはどんなフォーメーションにするか、
って話になってくるっぽいね」
コーチ「うむ。それについてはワシが考えてきておる」
鈴仙「(普段よりやる気ね、コーチ……やっぱり、相手の監督がエベルトンさんだから……かな?)」
普段には無い彼の行動の理由を、鈴仙は何となく知っていた。
老人のように見えるコーチはその実意外と若く、エベルトンやロベルトと同年代のセレソンであった事。
省34
[428]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:52:26 ID:n3MpE6JA
つかさ「4−4ー2のダイヤモンド型……ですか」
コーチ「うむ。相手は恐らく、特定の選手に偏らせずにバランス良く攻撃陣を展開していく。
その際には、相手がどんな風に攻めて来ても、手広く構える陣形が必要となるじゃろう。
逆に、こちらが攻撃する際は、鈴仙、佳歩、そしてアリスさんの3人を軸に、
少数精鋭で切り込んで行くのじゃ! 何、攻撃陣と比べてあちらの守備陣は些か心許ないからの。
省32
[429]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/07/08(土) 10:53:45 ID:n3MpE6JA
お燐「ふーむふむ。ねぇねぇコーチのおじさん。さとり様ってPA内ではメッチャ強いからさ。
4バックも要らないかもしれないよ? 3バックくらいにしてさ、その代わりに中盤の支配力を上げようよ。
さとり様もココ来る前のバスで、『ネオファイヤーは私が必ずとめる!』って豪語してましたし」
さとり「止められずに二番手GKと交代するような、不吉な捏造をしないでください。
……ですが、ええ。その代わりミドルシュートは撃たせる前に止めて欲しいのですが。
省59
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0ch BBS 2007-01-24