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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[562]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 20:37:39 ID:YqNlbg2k
どこか取り澄ましたような口調で告げた後、急に手を伸ばして握手を求めた。僕が手を差し出すと
力強く握りしめた後、さらっと小さな声で告げて、走り去ってしまった。

あずみ「ちょっとパワーを送ったからね。逃がさないようにうんとゆっくり、人のいないところで手を開いて」

握りしめた手の内には何か物が入っている。先輩達と離れてから手を開くと、中には紙切れが
入っていた。


さっきはゴメン、明日の…時、一緒にまたシュッセで練習しない?ダメならうちに連絡して。
省30

[563]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 20:42:24 ID:YqNlbg2k
ちょっと場を離れます。恐らくこれで終わりになるので、最後にあずみとどのような
練習をするかを選択してください。友達との共同練習のため、若干のプラス補正が付きます。
共同練習の場合ではどちらにも効果が適用されます。


A ドリブル:23 凄く上がりやすい+α
B パス: 22 凄く上がりやすい+α
C シュート:19 凄く上がりやすい+α
D タックル:21 凄く上がりやすい+α
E パスカット:21 凄く上がりやすい+α
F ブロック:20 凄く上がりやすい+α 省28

[564]森崎名無しさん:2018/07/22(日) 20:44:32 ID:I1aHBkKk
H

[565]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 22:03:14 ID:YqNlbg2k
思ったより早く帰れたので、少なくとも1レス続きを投稿します。
さらに続きを書けるかは不透明ですので、どうかご了承願います。
それにしてもいくら岬のエスコート付とはいえ、たった1度の練習で
上がり方が激しいのではないかと思いますが、その後の自主練も含めての改善になります。
要は仲良くなるために費やした事へのリターンと思ってください。



H ガッツ:700 凄く上がりやすい+α(ガッツについては、共同必殺技をスキルに置き換えてください) 省23

[566]森崎名無しさん:2018/07/22(日) 22:14:53 ID:???
★(岬の)83年9月週2回目の練習→ ハート4
(あずみの)83年9月週2回目の練習→ スペード10

[567]森崎名無しさん:2018/07/25(水) 20:46:47 ID:???
これからの練習方針はどうしようか?
スパルタキアーダの入団テストで合格するのを目指して岬の伸ばしたい能力値を上げることを優先したほうがいいかな?
それともサッカー部で頼れる味方を作るためにあずみの能力値を上げることを優先したほうがいいかな?

[568]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 15:42:36 ID:Fmp6caUc
今日は投稿出来るか分かりませんので、まず567さんの質問について、拙いながらも答えさせていただきます。

ここの岬君はこの物語の主人公です。以前にも一部申し述べましたように、彼もまた森崎や日向のように、
野心に溢れた若者ですが、彼らとは違い、周囲とよく親しみ協力者として活用し、自らの不足を補っていく姿勢があります。
キャプテンの座獲得前の森崎にも似ていますが、彼とも違うのは、若干ではありますが視野に若干の余裕がある事です。 省28

[569]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:33:12 ID:Fmp6caUc
★(岬の)83年9月週2回目の練習→ ハート4  ガッツ値+5
(あずみの)83年9月週2回目の練習→ スペード10  ガッツ値+10★
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
翌日。
僕は昨日サッカー部員達と練習を行ったこのシュッセ運動場へやって来た。
一緒に練習をする約束を交わし、こうして待っている訳だが、かれこれ 83 分待っても来ない。
省48

[570]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:34:14 ID:Fmp6caUc
冷蔵庫で冷やしたボトル入りのミネラルウォーターを差し出すと、返事もせずに勢いよく受け取って、叩き込むように口へ流し込む。

あずみ「んはーっ!うまいっ!」

喉が渇いていたのだろう。憩いの空間ブローニュの森を居酒屋に変えるため息をついた後、500ミリの水をあっという間に飲み干す。
飲み干した後は幸せそうな顔をして大きく伸びをした後、僕の手首をつかんで宣言した。
省34

[571]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:35:18 ID:Fmp6caUc
思っていた通り、家から走って来た訳ではなかった。家から急いできたにしては早すぎる。
そして彼女の課題も見えてしまった。ブローニュの森の入り口からここまでは正味1キロもない。
いくら全力とはいえこれだけの距離で汗ダクダク脚フラフラとなるならば、体力の底などたかが知れている。

岬「する事が決まった。今日は体力づくりをしよう」
あずみ「えーそれはつまらないー」

口を丸くしてつれない宣言をとがめる。仕草は可愛いが彼女は僕の仲間となるべき人だ。そうである以上は 省35

[572]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:38:39 ID:Fmp6caUc
岬「あっ、右に公園の入り口が見えるよ。えっと、バガデル公園っていうんだ。公園の中に公園があるなんて、広いなあ」

インターバル中の小走りに入った。大通りから外れたブローニュの小道を2人で走っている。
涼しい風がほおをそよぎ、穏やかな木々に目にしての走りは心地よい。

あずみ「はっ、はっ、ふう、ふう」

あずみちゃんは風景を楽しむゆとりはないらしく、早くも息が上がっている。

あずみ「もう、いいんじゃない、休んでも」 省17


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