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1- レス

【SSです】幻想でない軽業師


[79]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/24(水) 20:43:18 ID:???
それから数秒後。

諏訪子「やあやあいらっしゃい、こうしてサッカー以外で会うのはあんまり無かったね。
    会ったのは……試合や、試合観戦の時偶然にとかそれくらいだった気がするもんね」

やたらと愛想のいい諏訪子を先頭に。

早苗「いえ、でも……ここに来ていただいた事もあるんですよ。 紅魔杯が終わった後に、その……」

頬を染めながら、その諏訪子の後ろにつける早苗が姿を現し。

反町「は、はい。 挨拶が遅れてすみませんでした」
省39

[80]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/24(水) 20:45:09 ID:???
一旦ここまで。

[81]森崎名無しさん:2018/01/24(水) 22:46:02 ID:???
完全におとんとおかんですなぁ
ご両親にご挨拶とはなんとも気の早いことで
そしてさりげなくディスられる咲夜さん可哀そう

[82]森崎名無しさん:2018/01/25(木) 07:56:23 ID:???
昔は壊れたルイージとか言われたのに……
人って変われるもんだねぇ

[83]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/25(木) 22:34:08 ID:???
本日は更新無しです。明日には投下出来ると思います。

>>81
割とこのスレでの微妙に可哀想な咲夜さんは書いてて好きだったりします。
>>82
常識が戻らず、オーバーラップを繰り返したり寝釈迦をしたりする早苗さんも書いてみたかった……。

[84]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/26(金) 22:03:05 ID:???
神奈子「ん、んん……」

いまいち恰好がつかない形となってしまったものの、そこはそれ。
一つ咳払いをしてから、神奈子は彼の人――反町に視線をやる。
頬をかきながら困ったように反町はその視線を受けつつ……しかし、自身の視線を彷徨わせる事はない。
彼自身としても、この場は一世一代の大舞台。
割と小心者ながら、精一杯情けない姿は見せないように――と頑張っているのだろう。

神奈子「(そういえばそんなのこの子の人となりは知らないんだよねぇ……。 省45

[85]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/26(金) 22:04:06 ID:???
神奈子「(あれは……銘酒『ふぁいなるふらっしゅ』!!
     『びっぐばんあたっく』や『ぎゃりっくほう』はまだ市場に出回っているが……手に入れるのは相当困難な筈!)」

事実、神奈子は声には出さないものの内心は大層喜んでいた。
――ちなみに、この酒を勧めてくれた店員さんは、口では文句を言いながらも、
手土産にするのならばこれくらいでなければならないだろうと格安で譲ってくれたという。

思わず今晩の晩酌が楽しみになる神奈子だが、それは表情には出さず。 省34

[86]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/26(金) 22:05:31 ID:???
反町「お付き合いをさせていただいてます」
神奈子「………………」

知っていたことではある、が――やはりショックである。
隣で反町自身の口からそういった言葉が出た事で照れている早苗も含めて。
無論、神奈子とて反町の事が嫌いな訳ではない。
先に言ったように、反町のお蔭で早苗の常識は戻ったのだから……むしろ感謝をしているくらいである。

ただ、それとこれとは話が別なのだ。
保護者の心は色々と複雑である。

神奈子「うむ……うむ。 そうか」
省56

[87]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/26(金) 22:06:49 ID:???
諏訪子「何言ってんだい、紅魔杯が終わった後って言ったらもうすぐにJrユース大会が始まる頃じゃないか。
    私たちだって準備があったし、反町くんだってそうだよ。
    そんな時間取れなかったんじゃないの?」
早苗「それにその……Jrユース大会では同じチームで活動する事が決まっていましたから。
   公私混同を避ける為にも、公表をするのはやめましょうとお互い話し合って決めたんです。
   ご報告が遅れて申し訳ありません」 省21

[88]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/26(金) 22:08:18 ID:???
諏訪子「ところで反町くんはさ、今後どうするかとかは決めているの?」
反町「今後、ですか?」
神奈子「そ、そうだよ。 うむ……君は八雲紫に拉致同前にこの幻想郷にやってきて、
    帰る方法が無い故にサッカーに興じていたようだけど、既にJrユース大会を通じて外の世界への道も開けた」
反町「………………」
神奈子「外の世界に戻るのか、幻想郷に留まるのか。 そのくらいは考えたのか?」
省33


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