キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【女難】ファイアーモリブレム11【僧難】

334 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/04(水) 20:59:25 ID:???
グルニアの智将軍ジューコフ→  ハートJ
>ダイヤ・ハート→「いいだろう…宣言どおり一騎打ちだ!」

グルニアの智将軍と敬われるジューコフ。大きな体格と巧みな戦術眼を併せ持つ名将である。
だが、彼がここまでの地位に上り詰めるまでには幾多の苦難の道があったのだ。

その昔。ジューコフがまだ髭もなく若々しい見習い重騎士だった頃。
彼は仲間を守る盾という立場でありながら、一度だけ味方を見捨ててしまったことがある。
それは今、森崎たちが受けている状況とそっくりだった。彼はその状況を前にして逃げ出してしまったのだ。

それ以来、彼は人質を取る作戦に恨みを買いつつもその有用性に目覚めてしまったのだ。
どんなに実力があろうとも、身内や仲間という泣き所を奪われてはどうすることもできない。
彼は、あの頃の自分を悔いているのかもしれない。だからこそ、こうして人質をとる戦い方を好んでいるのだろう。

ジューコフ「(………そうか。やはり…くっくく…)」

いいだろう。この私にできなかったことを成し遂げようとする愚か者よ。
その蛮勇に免じて、すぐにねじ伏せてやろう。グルニアの智将軍の真の力を思い知るがいい。

カッ!ゴゴゴゴゴゴ…

ジューコフ「いいだろう…叩き潰せるものなら…な!」

先ほどオグマを討ち取ったときの闘気を身に纏うジューコフ。空気が震え、木々から葉がバラバラと落ちる。

カシム「な、なんて『気』だ…!」

ゴードン「あ、あれならオグマさんが負けたのも…納得がいく」

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0ch BBS 2007-01-24