キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【女難】ファイアーモリブレム11【僧難】

1 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/10/05(月) 23:32:59 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。
このスレの物語やキャラの性格は原作とは少し違うところがございます。閲覧する際はご注意を。

〜これまでのお話〜
ワーレンカップの激闘をPK戦で制した森崎たち。その後闘技場のジェネラルから
『大盾』を教えてもらう森崎たちの下へマケドニアの使者であるカチュアが訪れる。
ミネルバ王女の反旗を翻す手助けをしてほしいというものだった。彼女の妹のマリアを救出した暁には
マケドニアの一部隊とともに仲間になってくれるという。その言葉を信じ、
森崎たちは海を渡りディール要塞へと向かうことに。道中でカインがまさかの戦死を遂げるなど
様々な不幸が森崎たちを襲う。果たして、無事にマリア王女を救出しミネルバ王女を仲間にすることができるのだろうか…?

そして、森崎の知らぬところで…全日本のメンバーたちが不自然な研修を繰り返していたのだった…


☆前スレ

【傭兵怖い】ファイアーモリブレム10【女も怖い】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1247746064/l50

登場人物、戦闘の計算式などテンプレは>>2からになります。

745 :森崎名無しさん:2009/11/28(土) 16:45:30 ID:TLyWDdO6


746 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/28(土) 16:54:30 ID:???
>Bほれ薬(3/4で買ってもらえます)

森崎「じゃあ…これを」

森崎が指を刺したのはピンク色のラベルに包まれた小さな薬品のビン。
さきほどウェンデルが恥を忍んで購入した『ほれ薬』である。

アベル「な、な、な、なんだってぇーーーっ!?」

ゴードン「(まさか、森崎の奴ナバールさんに使おうとしているのかな?)」

事情を知らないアベルは驚愕のポーズをとり、逆に事情を知るゴードンは納得したように頷いている。

シーザ「ふふふ…若いな、森崎。薬に頼りたいほど誰かに恋焦がれているのかい?」

ウェンデル「ほっほっほ…青春じゃなぁ」

生暖かい視線とにやにおやした笑いを浴びせられることに、さすがの森崎も恥ずかしさを覚える。

森崎「う、うるせぇっ!いいから早くこいつを買いやがれっての!」

アベル「はいはい。青春真っ只中の少年のためお兄さんたちが援助してあげましょうねー」

相変わらずのにやけ顔のアベルは財布の紐を開いて中身を確認する。

747 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/28(土) 16:55:50 ID:???
クスリちょうだい→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペード→森崎が『ほれ薬』を入手
クラブ→お金が足りず別のものを買うことに…
JOKER→ただいまサービス中でこの場にいる全員に『ほれ薬』をプレゼント!

748 :森崎名無しさん:2009/11/28(土) 17:03:13 ID:???
クスリちょうだい→  ダイヤ3

749 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/28(土) 17:50:11 ID:???
クスリちょうだい→  ダイヤ3
ダイヤ・ハート・スペード→森崎が『ほれ薬』を入手

※森崎が『ほれ薬』(確率で好感度を上昇させる)を入手しました!
============================
ララベル「はい、それじゃあこれお釣りね」

アベル「どーも。ほれ、森崎。受け取りな」

アベルから手渡された小さなビン。
この薬があれば、悪い印象をもたれてしまった人ともきっと好感度を取り戻せるだろう。

アベル「でー。その薬を誰に使おうとしているのかお兄さんに教えてくれないかなー?」

ずしっ!

森崎「どわっ!?い、言うわけないだろう!そんなこと!」

気持ち悪いくらいににやにやしながら森崎に薬の用途を聞いてくるアベル。
彼なりに元気付けてくれているのは分かっているのだが、さすがに煩わしくなってくる。

ゴードン「まぁまぁ、アベルさん。それはまた今度にしましょうよ。
     そろそろ戻らないと、進撃準備が間に合わなくなっちゃいますよ」

ゴードンの助け舟に、なんとか森崎はアベルの抱擁から開放される。

アベル「お、それもそうか。次のノルダとパレス戦は連戦になりそうだからな。
    よし、それじゃあ戻るか、森崎、ゴードン」

森崎「(さて…この薬は貴重品だぞ。誰に使うか真剣に見極めないといけないな…)」

750 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/28(土) 17:51:35 ID:???
〜会話&サッカー特訓〜

バシィーン!ボコッ!ズザザァー!ダダッ!

マルス「行くぞバーツ!」

バーツ「抜かせませんよ!マルス王子!」

ザシャシャーッ!

ディール要塞の北の平原で、マルスとバーツがサッカーボールを懸命に追いかけている。
それを遠くで見守っているのはシーダとマジの二人だった。
二人はマルスとバーツの練習を見守りながら、深刻そうな顔で話していた。
オグマを失ったことで、マルスとバーツの様子が昨日と比べて何かおかしいらしいのだ。

シーダ「マルス様…どこか無理してるような気がするの。オグマの戦死の責任を
    自分ひとりで抱え込んでいるような…そんな気がして」

マジ「…逆にバーツはオグマ隊長がいなくなって清々した。今度こそ俺がタリス傭兵団のトップだってはしゃいでましたよ…」

シーダ「今更こんなことを言うのもあれだけど…せめて、オグマがいなくなる前に二人を和解させたかったわね」

マジ「俺もバーツも先の戦いじゃ出番がありませんでしたからね…なんだか後味が悪すぎます」

シーダ「そうね…」

愁いを帯びたシーダの横顔を見て、マジは心配になってくる。
タリスにいた頃からシーダ姫はややお転婆ながらも責任感が強く鮮明な王女だった。
オグマとバーツが仲違いしたまま死別してしまったことを悔いているシーダを見て
何とかしてやりたいとマジは思う。それは信頼していたオグマが亡くなったのにもかかわらず
嬉々として喜ぶバーツに対しての心配の感情があったからかもしれない。

751 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/28(土) 17:52:59 ID:???
マジ「今は、俺たちが見守っていくしかないですよ」

シーダ「え…?」

マジ「マルス王子も、バーツも、思いは違えどオグマ隊長の遺志を託されたと思っています。
   王子はこの軍の責任の重圧を。バーツはタリス傭兵団の団長の座を。
   俺たちはそんな彼らを支えて上げられるようにこうして近い場所で見守っているしかないんですよ」

シーダ「うん…」

マジ「マルス王子やバーツがオグマ隊長みたいに倒れてしまわないように。
   俺やシーダ姫が全力で彼らをサポートしてやらなきゃ駄目なんですよ。ね?」

シーダ「マジ…うん。そのとおりだと思うわ。ありがとう。今この時間、マジと話せて本当に良かった。
    おかげで、私がマルス様やバーツにできることが分かった気がするの」

マジ「い、いえいえ…俺みたいな一端の木こりであればいつでもシーダ姫の話し相手になりますよ」

シーダ「うふふ、楽しみにしておくわね。マジ!」

※シーダのマジに対する評価が上がりました!
※マジのシーダに対する評価が上がりました!

マジ「あ、二人の練習が一段楽したみたいですよ」

シーダ「マルス様ー!バーツ!お疲れ様、こっちに飲み物を用意してるわよー!」

シーダとマジはタオルと詰めたい飲み物を持って、木陰にマルスとバーツを呼び込む。

マルス「ふ〜っ。バーツの当たりは激しいな。バランスを崩さないようにするのが精一杯だよ」

752 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/28(土) 17:54:43 ID:???
バーツ「へへっ。今の俺はパワーだけじゃないっすよ。このスピードリングのおかげで
    王子の俊敏な動きにもばっちりついていけますしね」

シーダから受け取ったタオルで汗を拭きながら、マルスとバーツはサッカー談義に熱を出す。

バーツ「今度はもっと専門的な練習をしましょうよ。その方がはかどると思うんす」

マルス「そうだね…じゃあ僕はこの練習をすることにするよ」
================================
先着2名さまで

マルスの練習→ ! card
バーツの練習→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート
K〜J→ドリブル
10〜8→パス
7〜5→シュート
4〜2→タックル

スペード・クラブ
K〜J→ブロック
10〜8→パスカット
7〜5→セーブ力
4〜2→競り合い

全てのA→スルー

※同じ練習を選択すると成功率が上がり、コンビ技も習得できます

753 :森崎名無しさん:2009/11/28(土) 17:55:35 ID:???
マルスの練習→  スペードA

754 :森崎名無しさん:2009/11/28(土) 18:01:03 ID:???
バーツの練習→  ダイヤ10

755 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/28(土) 18:15:19 ID:???
マルスの練習→  スペードA 全てのA→スルー
バーツの練習→  ダイヤ10 10〜8→パス
========================
バーツ「それじゃあ俺がセンタリングを上げるんで王子はその後の処理をお願いします」

マルス「森崎のような強固なキーパーを破るためには真っ向勝負ばかりじゃ駄目だ。
    僕自身が囮になることで、味方のフォロー率を上げることに専念してみよう」

バーツ「それじゃあ、さっそく行きますよ!それぇ!」

ボコォン!ギュアワァ!

シュートと見紛う強烈な威力のセンタリングがマルスのズ頭上に上げられる。

マルス「よし!このタイミングだ!それぇ!」
============================
先着2名さまで

マルスのスルー練習→ ! card
バーツのパス練習→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→必殺技習得 数値アップ
Q〜9→数値アップ
8〜6→必殺技習得
5〜3→失敗
2〜A→数値ダウン
JOKER→Kの効果に大幅補正

756 :森崎名無しさん:2009/11/28(土) 18:28:05 ID:???
マルスのスルー練習→  ハート5

757 :森崎名無しさん:2009/11/28(土) 18:30:34 ID:???
バーツのパス練習→  ハート2


758 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/29(日) 19:54:54 ID:???
マルスのスルー練習→  ハート5 5〜3→失敗
バーツのパス練習→  ハート2 2〜A→数値ダウン
=========================
グアアッ!…ブンッ!スカッ!

マルスはバーツにあわせられたボールに足を合わせようと高く振り上げる。
ボールに叩きつける瞬間自分でその足を掴み、スルーを仕掛ける。

マルス「むっ…うーん、これじゃ駄目だ。腕で止めようとする動作でばれてしまう。
    かといって最初から空振ろうと飛べばタイミングで察知されてしまうしなぁ…」

森崎ほどのキーパーを翻弄するほどのスルーテクニック。
なかなかいい案が浮かばずに腕を組んで悩むマルス。

マルス「バーツ、君ならどうする…ってええっ!?」

マルスがバーツのほうを向いて意見を聞こうとしたそのときである。
バーツが足を抑えながら苦しそうにうずくまっているのだ。

マルス「ど、どうしたバーツ!?」

バーツ「わ、わかんねぇ…た、ただ、急に足の腿あたりがズキって…痛み出して…」

マジ「足でもつったのか…?バーツ、お前ちゃんと準備運動とかしたのか?」

シーダ「と、とにかく応急処置をしなくちゃ!」

異変を聞き、慌ててマジとシーダもバーツの治療に当たる。患部を急いで冷却し高い位置へと持っていく。

マジ「シ、シーダ姫。バーツは大丈夫なんですかね…?」

心配そうに呟くマジを見てシーダが放った言葉とは…

759 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/29(日) 19:57:29 ID:???
ペガサスナースの診断結果→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→「大丈夫。軽症よ」技-1
ハート→「軽い肉離れみたいね」 技-1 速さ-1
スペード→「ちょっと酷い肉離れね…」 技-2 速さ-1
クラブ→「これは…完璧に断裂してるかも…」次の戦いで出撃できず 技-2 速さ-3 技の成長率が○→△に
JOKER→奇跡的に腿の筋肉が柔らかくなった!技の成長率が○→◎に

760 :森崎名無しさん:2009/11/29(日) 20:00:25 ID:???
ペガサスナースの診断結果→  スペード6

761 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 15:07:53 ID:???
ペガサスナースの診断結果→  スペード6
>スペード→「ちょっと酷い肉離れね…」 技-2 速さ-1
==========================
※バーツの技が9→7 速さが20→19 になってしまいました

シーダは眉を八の字にしながらもなるべくショックを与えないようにゆっくりと口を開く。

シーダ「腿の筋肉が肉離れを起こしているみたい…今からライブの杖で治癒すれば
    なんとか出撃は出来そうだけど…後遺症は若干残ってしまうわね」

マルス「な!?後遺症って…」

バーツ「おいおい…そんなに心配することもないっての。
    俺を誰だと思っていやがる?タリス傭兵団の団長バーツ様だ…あってて…!」

ケガをした本人はたいした事のないよう振舞う。が、痛みですぐにその表情は崩れてしまう

マジ「…そこまで口が回るなら心配要らないな。姫、ありがとうございます。
   さっ、宿舎まで肩を貸してやる。掴まれバーツ。出撃の時間までゆっくり休むんだ」

マジはそう言うと体勢を低くしてバーツに肩を貸そうとする。

バーツ「よ、よせやい。一人で歩けらあ。それに暑苦しいっての!」

マジ「怪我人は黙ってろ。それに俺とお前のたった二人で何が傭兵団だ?」

バーツ「むっ…」

マジ「……お前が強いのは俺が一番知っている。だから無理するなよ」

お前までいなくなったら、この傭兵団は俺一人になっちまうんだよ。

762 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 15:09:22 ID:???
喉まで出かかった一番言いたかった言葉をマジは飲み込んで、バーツを引き連れて宿舎へ戻る。

マルス「…僕たちも戻ろうか。シーダ」

練習相手もいなくなり中断せざるを得なくなったマルスも宿舎へと戻ろうとする。

シーダ「マルス様!」

マルス「なんだい?シーダ」

相変わらず爽やかな笑顔を向けてくるマルス。この軍の全ての人間に等しく向けるその笑顔を
たまに独り占めしたくなってしまう。そんな愚かな考えを素早く頭の中から消去してシーダは応える。

シーダ「マルス様も…どうかご無理なさらずに。マルス様に何かあれば私は…」

マルス「心配性だなシーダは。大丈夫さ。僕は負けない。次の戦いも必ず勝利して
    まずはアカネイアパレスを取り戻す。そして…祖国、アリティアもね!」

シーダ「はい。シーダはいつまでもマルス様と共に」

建前ではあくまで一天馬騎士として。本音ではあくまで一人の人間として。
シーダは笑顔のマルスと共に戦いつづけることを強く誓うのだった。

〜アンナさんのお手伝い〜

アカネイア同盟軍が駐屯しているとりで近くの宿舎の一部屋。
そこに一人腰を落ち着けているのはマムクートの老人バヌトゥ。

バヌトゥ「ふぅ…ここまで共に旅を続けてきたもののチキの手がかりは一向に掴めぬのう。
     戦場に出てみれば少しは違うと思うのじゃが…火竜石のない今、足手まといにしかならんからのう…」

最近独り言が増えた。自分でも老いたと自覚はあるものの、あのころは愛すべき孫のような少女が側にいたのだ。

763 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 15:10:52 ID:???
バヌトゥ「せめて火竜石があれば…」

アンナ「あら、バヌトゥさん。こんにちは」

バヌトゥ「おや?これはこれは…こんな枯れかけた男に若い娘が何の御用かな?」

陽気に笑うバヌトゥに、アンナも優しく微笑みかけながら部屋へと入っていく。

アンナ「うふふ、先ほど船の倉庫の整理を手伝ってくれたじゃないですか。
    その御礼をしようと、こうしてはせ参じてきたわけです」

ディール要塞での戦いの最中、出番のなかったバヌトゥは船番がてらアンナが管理している
倉庫の整理を手伝っていたのだ。といっても荷物を運ぶ重労働ではなく、リストと道具の照合を任されていた。

アンナ「道具表の中には見慣れないものがあったから、きっと誰かの落し物だと思うんだけど…
    誰も心当たりがないらしいの。バヌトゥさんはどうかしら?」

バヌトゥ「はて?どうかのぅ…」

アンナの言葉と共に差し出された『珍しいもの』をバヌトゥは受け取る。その正体とは…
==================================
倉庫の中に眠る宝→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→火竜石と スキル『赤の波動』の書
ハート→火竜石
スペード→スキル『赤の波動』の書
クラブ→赤の宝玉
JOKER→これは…炎の魔道書?どこか懐かしいのぅ…

764 :TSUBASA DUNK:2009/11/30(月) 15:14:28 ID:???
倉庫の中に眠る宝→  ハートK
引くッ!

765 :森崎名無しさん:2009/11/30(月) 15:14:53 ID:???
倉庫の中に眠る宝→  スペード9

766 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 15:31:35 ID:???
>>764
これでようやくバヌトゥが戦えます!GJ!
=========================
倉庫の中に眠る宝→  ハートK
>ハート→火竜石

キラッ…

その深淵の炎のようなゆらめきをもつルビーのような宝玉は
バヌトゥが肌身はなさず持っていたものと全く同じものであった。

バヌトゥ「お…おおお!こ、これはまさしく火竜石!」

アンナ「よかった…やっぱりバヌトゥさんのものだったのね。はい、今度は無くさないようにしてくださいね」

バヌトゥ「うむ。おお…まるで五感が研ぎ澄まされていくような…ようやく体に魂が戻ってきたような感覚じゃわい」

活気が戻り若返ったかのようにはしゃぐバヌトゥを見て、アンナは笑顔で部屋を後にした。

※バヌトゥが『火竜石』を手に入れました!戦闘中1ターン消費し『火竜』に変身できます。
 その後1ターンごとに変身解除の判定を行います。(幸運が高いほど解除されにくいです)

バヌトゥ「よし…これでなんとか力は取り戻すことが出来た。先ほどの
     船上の戦いでドルーア帝国に肩を貸す愚かなマムクートも多くいることを知った…
     チキを見つけ出すこともそうじゃが…道を誤った同胞たちを救い出すことも…わしの役目じゃからのう」

ゆらり…

傾きかけた日の光がバヌトゥの影をゆっくりと映し出す。壁に描かれたそれはもはや老人の細々しい影ではなかった。

767 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 15:33:15 ID:???
モロドフ「今回イベントが起こらなかったメンバーに経験値が入るぞ。
     それによりレベルアップしたものを伝える」

ジェイガン リフ ジュリアン レナ ミネルバ レナ

モロドフ「以上じゃ。他のものもがんばるように」



ジェイガン パラディン レベル10 EXP20 9戦6勝0敗
        成長率
HP22/22     ×
力  8       ×
技 11      ×
速  8       ×
運  1       ×
武 12      ×
守  9       ×
魔  6       ×

768 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 15:34:30 ID:???
ジェイガン
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

先着『1名』で!とcardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

成長判定について
☆…各マークのA以外で1上がる
◎…ダイヤ、ハート、スペードで1上がる
○…ダイヤ、ハートで1上がる
△…ダイヤで1上がる
×…各マークのKのみで1上がる
JOKERが出たら必ず1上がります。
JOKERが出た項目は次回のレベルアップの際一段階だけ上昇補正が働きます

769 :森崎名無しさん:2009/11/30(月) 15:38:04 ID:???
ジェイガン
成長判定H→ クラブ2
成長判定力→ スペード3
成長判定技→ ハート5
成長判定速→ ダイヤ9
成長判定運→ ダイヤ7
成長判定武→ スペードJ
成長判定守→ クラブ5
成長判定魔→ クラブ10

770 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 15:46:37 ID:???
>>767
おっと、レベルアップした人の重複しているレナさんはマリアの間違いです。
決して忍者の末裔だとかガトー顔のレナとかではありませんのであしからず。
==============================
ジェイガン
成長判定H→ クラブ2
成長判定力→ スペード3
成長判定技→ ハート5
成長判定速→ ダイヤ9
成長判定運→ ダイヤ7
成長判定武→ スペードJ
成長判定守→ クラブ5
成長判定魔→ クラブ10

ジェイガン パラディン レベル10 EXP20 9戦6勝0敗
        成長率
HP22/22     ×
力  8       ×
技 11      ×
速  8       ×
運  1       ×
武 12      ×
守  9       ×
魔  6       ×

以上のようになりました

771 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 15:47:52 ID:???
リフ     僧侶 レベル4 EXP0  0戦0勝0敗
        成長率
HP17/17     △
力  1       ×
技  5       ×
速  7       ×
運  1       ×
武  3       △
守  3       ×
魔  6       ×

リフ
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

先着『1名』で!とcardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

成長判定について
☆…各マークのA以外で1上がる
◎…ダイヤ、ハート、スペードで1上がる
○…ダイヤ、ハートで1上がる
△…ダイヤで1上がる
×…各マークのKのみで1上がる
JOKERが出たら必ず1上がります。
JOKERが出た項目は次回のレベルアップの際一段階だけ上昇補正が働きます

772 :森崎名無しさん:2009/11/30(月) 15:49:55 ID:???
リフ
成長判定H→ ハート5
成長判定力→ スペード6
成長判定技→ スペード10
成長判定速→ クラブQ
成長判定運→ ハート7
成長判定武→ ダイヤ6
成長判定守→ ダイヤ4
成長判定魔→ ダイヤ9

773 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 15:52:31 ID:???
リフ
成長判定H→ ハート5
成長判定力→ スペード6
成長判定技→ スペード10
成長判定速→ クラブQ
成長判定運→ ハート7
成長判定武→ ダイヤ6→1上がった!
成長判定守→ ダイヤ4
成長判定魔→ ダイヤ9

リフ     僧侶 レベル4 EXP0  0戦0勝0敗
        成長率
HP17/17     △
力  1       ×
技  5       ×
速  7       ×
運  1       ×
武  4       △
守  3       ×
魔  6       ×

以上のようになりました

774 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 15:54:00 ID:???
ジュリアン   盗賊 レベル6 EXP70  5戦2勝0敗
        成長率
HP19/19     ◎
力  5       ◎
技  7       ○
速 13       ○
運  9       ◎
武  3       ○
守  4       △
魔  0       ×

ジュリアン
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

先着『1名』で!とcardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

成長判定について
☆…各マークのA以外で1上がる
◎…ダイヤ、ハート、スペードで1上がる
○…ダイヤ、ハートで1上がる
△…ダイヤで1上がる
×…各マークのKのみで1上がる
JOKERが出たら必ず1上がります。
JOKERが出た項目は次回のレベルアップの際一段階だけ上昇補正が働きます

775 :森崎名無しさん:2009/11/30(月) 16:03:28 ID:???
ジュリアン
成長判定H→ スペードQ
成長判定力→ ハート2
成長判定技→ ハート4
成長判定速→ ダイヤK
成長判定運→ ハート4
成長判定武→ スペード10
成長判定守→ スペードJ
成長判定魔→ ハート8

776 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 16:06:33 ID:???
ジュリアン
成長判定H→ スペードQ→1上がった!
成長判定力→ ハート2→1上がった!
成長判定技→ ハート4→1上がった!
成長判定速→ ダイヤK→1上がった!
成長判定運→ ハート4→1上がった!
成長判定武→ スペード10
成長判定守→ スペードJ
成長判定魔→ ハート8

ジュリアン   盗賊 レベル6 EXP70  5戦2勝0敗
        成長率
HP20/20     ◎
力  6       ◎
技  8       ○
速 14       ○
運 10      ◎
武  3       ○
守  4       △
魔  0       ×

以上のようになりました

777 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 16:07:33 ID:???
レナ     シスター レベル8 EXP80  1戦0勝1敗
        成長率
HP17/17     ×
力  7       △
技  9       ○
速 10       △
運 11      ◎
武 10      ○
守  3       ×
魔  5       ×

レナ
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

先着『1名』で!とcardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

成長判定について
☆…各マークのA以外で1上がる
◎…ダイヤ、ハート、スペードで1上がる
○…ダイヤ、ハートで1上がる
△…ダイヤで1上がる
×…各マークのKのみで1上がる
JOKERが出たら必ず1上がります。
JOKERが出た項目は次回のレベルアップの際一段階だけ上昇補正が働きます

778 :森崎名無しさん:2009/11/30(月) 16:08:36 ID:???
レナ
成長判定H→ ハート2
成長判定力→ クラブK
成長判定技→ ダイヤ3
成長判定速→ スペード10
成長判定運→ スペード9
成長判定武→ ハート3
成長判定守→ ダイヤ7
成長判定魔→ ハート4

779 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 16:10:28 ID:???
レナ
成長判定H→ ハート2
成長判定力→ クラブK
成長判定技→ ダイヤ3→1上がった!
成長判定速→ スペード10
成長判定運→ スペード9→1上がった!
成長判定武→ ハート3→1上がった!
成長判定守→ ダイヤ7
成長判定魔→ ハート4

レナ     シスター レベル8 EXP80  1戦0勝1敗
        成長率
HP17/17     ×
力  7       △
技 10      ○
速 10       △
運 12      ◎
武 11      ○
守  3       ×
魔  5       ×

以上のようになりました

780 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 16:11:32 ID:???
ミネルバ   ドラゴンナイト  レベル2 EXP80 0戦0勝0敗
        成長率
HP22/22     ○
力  9       △
技  6       ○
速 13       ○
運  6       ○
武 10       ◎
守 12       △
魔  0       ×

ミネルバ
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

先着『1名』で!とcardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

成長判定について
☆…各マークのA以外で1上がる
◎…ダイヤ、ハート、スペードで1上がる
○…ダイヤ、ハートで1上がる
△…ダイヤで1上がる
×…各マークのKのみで1上がる
JOKERが出たら必ず1上がります。
JOKERが出た項目は次回のレベルアップの際一段階だけ上昇補正が働きます

781 :森崎名無しさん:2009/11/30(月) 16:12:42 ID:???
ミネルバ
成長判定H→ クラブA
成長判定力→ ハートJ
成長判定技→ ダイヤ4
成長判定速→ ハート10
成長判定運→ ハートK
成長判定武→ スペードQ
成長判定守→ ダイヤ7
成長判定魔→ ダイヤ4

782 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 16:15:08 ID:???
ミネルバ
成長判定H→ クラブA
成長判定力→ ハートJ
成長判定技→ ダイヤ4→1上がった!
成長判定速→ ハート10→1上がった!
成長判定運→ ハートK→1上がった!
成長判定武→ スペードQ→1上がった!
成長判定守→ ダイヤ7→1上がった!
成長判定魔→ ダイヤ4

ミネルバ   ドラゴンナイト  レベル2 EXP80 0戦0勝0敗
        成長率
HP22/22     ○
力  9       △
技  7       ○
速 14       ○
運  7       ○
武 11       ◎
守 13       △
魔  0       ×

以上のようになりました

783 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 16:16:10 ID:???
マリア     シスター レベル4 EXP50  0戦0勝0敗
        成長率
HP17/17     ×
力  2       ×
技  2       ×
速  3       △
運  5       △
武  8       ◎
守  5       ×
魔  5       ×

マリア
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

先着『1名』で!とcardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

成長判定について
☆…各マークのA以外で1上がる
◎…ダイヤ、ハート、スペードで1上がる
○…ダイヤ、ハートで1上がる
△…ダイヤで1上がる
×…各マークのKのみで1上がる
JOKERが出たら必ず1上がります。
JOKERが出た項目は次回のレベルアップの際一段階だけ上昇補正が働きます

784 :森崎名無しさん:2009/11/30(月) 16:17:02 ID:???
マリア
成長判定H→ ハートQ
成長判定力→ ダイヤ10
成長判定技→ ダイヤ3
成長判定速→ クラブ4
成長判定運→ ダイヤ3
成長判定武→ ダイヤ8
成長判定守→ クラブ6
成長判定魔→ スペード2

785 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 16:51:51 ID:???
マリア
成長判定H→ ハートQ
成長判定力→ ダイヤ10
成長判定技→ ダイヤ3
成長判定速→ クラブ4
成長判定運→ ダイヤ3→1上がった!
成長判定武→ ダイヤ8→1上がった!
成長判定守→ クラブ6
成長判定魔→ スペード2

マリア     シスター レベル4 EXP50  0戦0勝0敗
        成長率
HP17/17     ×
力  2       ×
技  2       ×
速  3       △
運  6       △
武  9       ◎
守  5       ×
魔  5       ×

以上のようになりました
================================
〜戦闘訓練〜

マリク「さて…これまで出一番の戦いがもうすぐそこまで迫ってきている。
    いよいよこの本を使うときが来たか」

マリクは一人、野営地の隅のほうに立っていた。手には古い装丁の本が握られている。

786 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 16:52:54 ID:???
〜回想〜

ディール要塞を落としてから既に一日が経過していた。
急ピッチで出撃準備が進められる中、後方の部隊の中にマリクはいた。
先ほどの戦いでは前線には出ずに、ニーナ王女の護衛の部隊へとついていたのである。

ニーナ「マリク、先ほどの戦いはご苦労様でした。お疲れでしょう」

マリク「いえ、私はまだ何も…前線の味方はどんどん傷つき倒れていると言うのに…
    せっかく授かったこの『エクスカリバー』の力も宝の持ち腐れですね…」

自嘲気味に笑うマリクを見て何か思うところがあったのかニーナは口を開く。

ニーナ「マリクはカダインの魔導士でしたね。それではアカネイアのミロア大司祭はご存知ですか?」

マリク「ええ。魔道を心得るものの中でその偉大な名を知らぬものはいないでしょう。
    このアカネイア大陸の三人の最高司祭。伝説の大賢者ガトー、闇の魔王ガーネフ。そして…大司教ミロア。
    中でもミロアは『オーラ』と呼ばれる強力な光魔法の使い手と聞いております。
    しかし…ドルーアに味方した魔王ガーネフと戦い命を落としたと…ウェンデル先生から聞いています」

魔導士の端くれとして、マリクはこの三人の司祭に崇拝にも近い憧れを抱いていた。
エリスの教えを守るために習い始めた魔道も、学べば学ぶほどその道にのめりこんでいき、
マリクもまた他の魔導士と同じようにこの三人の強大な力に憧れていた。
そんな彼らがこの戦争で争いあい、命を奪い合っていたことを知り心を痛めてもいるのである。

ニーナ「そう。確かにミロア司祭は亡くなりました。でも司祭様にはリンダと言う一人娘がいて
    その子が『オーラ』の魔道書を受け継いだらしいのです」

マリク「それは…初耳です。いくら大司祭の娘でも魔法を継承するには相応の力が必要なはず…」

787 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 16:54:42 ID:???
ニーナ「…彼女は才能を引き継いだのでしょう。そしてその強い遺志も…
    リンダは父親の敵をとる為に旅に出たと聞きましたが…その後行方不明になったそうなのです。
    噂では奴隷商人に売られてしまったとか…」

マリク「そういえばパレスの側にはノルダの市場がありましたね。この戦争がはじまってからはならず者がのさばり
    人身売買も平気で行われている…酷い話だ」

ニーナ「きっと悲しい目にあっていることでしょう。マリク、お願い。リンダをさがして!
    アカネイアのために倒れたミロア司祭様に代わって私が…あの子を守ってあげたいのです」

ああ、そうか…この王女は本当に国のことを、そして民のことを思っているのだ。
自分一人だけ生き延びてしまったこと悔いても仕方がない。この国のために散っていった人々の思いを裏切らないために
彼女は彼女なりの戦いを続けていたのだ。僕たちが戦っている間に。

マリク「…分かりました。ノルダの市場は丁度パレスへの通り道。
    僕からマルス様へと伝えておきます。ご安心を」

ニーナ「マリク…ありがとうございます。そうだ…もしよければこれを受け取って」

マリク「これは…なんです?」

ニーナ「アカネイアにあった技術書です。これを読めば項目ごとに能力を上げられるらしいのです」

マリク「そんな大事なものを…ありがとうございます。ありがたく使わせていただきますよ」

〜回想終了〜

マリク「さて、とりあえず流し読みしてみたけど僕一人で簡単に出来そうな項目はっと…」

788 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/30(月) 16:56:08 ID:???
鍛える項目→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート
K〜J→HP
10〜8→力
7〜5→技
4〜2→速さ
A→ルックス

スペード・クラブ
K〜J→幸運
10〜8→武器レベル
7〜5→守備
4〜2→魔法防御
A→身長

JOKER→全部だ

789 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/30(月) 17:23:27 ID:???
鍛える項目→  ハートQ

790 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/03(木) 03:18:49 ID:???
鍛える項目→  ハートQ
>K〜J→HP

マリクは術を唱える際の体力の調整のしかたについての項目に目を止めた。
本来魔術師は体力が少ない部類に分けられる。だが、広い戦場を駆け巡るに当たって
いくら軽装で重量がない魔道書を武器にしているからといって、ある程度の持久力は必要だった。

マリク「(さっきのニーナ様の話じゃあのリンダとか言う娘は才能の塊だと言う。
     きっとこんな本に頼らなくてもいいような実力を持っているんだろうな)」

最高司祭の一人娘。本来であればその恵まれた家柄と才能に誰もが羨みの感情を向けるだろう。
だが、この男マリクは違った。もとよりアリティアの小さな貴族の生まれだったマリクは
春風のような穏やかな環境でのびのびと育ってきた。この状況でも『嫉妬』というものは彼の中には生まれない。
だがそれはあくまで『話を聞いただけ』の今の状況の話であって、実際に目の当たりにしたときにどうなるか定かの話では無いが。

マリク「まぁ、僕は僕なりにやっていくしかないんだけどね」

この飄々とした性格が気まぐれな風の精霊に見初められた大きな要員なのかもしれない。

マリク「ふむふむ。魔法の詠唱で体力の消耗を抑えることができればその分他のことに体力を使うことが出来る…
    そこは理解できたぞ。あとは実践あるのみだな」

限られた時間と魔力で今までどおりの魔法を唱える。魔力の分配を鍛えるのだ。

マリク「よし。いけぇ!」

手ごろなブリザーの魔道書を抱え、マリクは普段より少ない時間と魔力で詠唱を試みる。

791 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/03(木) 03:20:27 ID:???
マリクのHP特訓→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→マリク覚醒!HP+3 スキル『治癒』(戦闘中毎ターン魔法防御の値分HP回復)習得
Q〜10→大成功!HP+2
9〜6→成功!HP+1
5〜4→効果なし
3〜2→失敗。最大HP-1
A→大失敗。魔力の暴発で最大HP-2 HPの成長率が◎→○に
JOKER→Kの効果に加えHP成長率が◎→☆に

792 :森崎名無しさん:2009/12/03(木) 03:24:37 ID:???
マリクのHP特訓→  スペード2

793 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/03(木) 21:07:38 ID:???
マリクのHP特訓→  スペード2
>3〜2→失敗。最大HP-1

※マリクの最大HPが25→24になってしまいました
==========================
ニーナに渡されたとおりに短時間、小魔力での詠唱の特訓を繰り返すマリク。
だが、しっかりと練っていない呪文は精霊の力をうまく借りることが出来ず立ち消えてしまう。

マリク「ぜー…ぜー…何度もやってるのにうまくいかないなぁ…無駄に体力と時間を浪費しちゃったよ…」

ハイペースな魔力消費でげっそりとやせ細ったマリクはフラフラになりながら本に八つ当たりした。

マリク「もう!こんな本で簡単に強くなれたら苦労しないっての!」

次の戦いに備えるためこれ以上魔力を使い込むわけには行かない。
投げ捨てた本をそのままにして、マリクはみんなが集まっている宿営へと戻っていった。


そして―――いよいよアカネイアパレスへと出陣する朝がきた!

マルス率いるアカネイア同盟軍は長い戦いの末に、ようやくニーナの祖国アカネイアに辿り着いた。。

『千年王宮』と呼ばれる黄金の都パレスはこの山の向こうにある。
奪われた、数々の宝物。そして囚われている多くの兵士たち。

森崎たちの長い旅も、ようやく一つの目的に達しようとしていた…が…


第9章『ノルダの奴隷市場に乗るだ』

794 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/03(木) 21:09:30 ID:???
森崎がパルメイラスを離れこのアカネイア大陸に来てから既に半年近くのときが流れていた。
最初の頃は特に気にしてもいなかった今後の身の振り方も、だんだん考えさせられるようになる頃である。

森崎「そもそもどうしてビクトリーノやカルツは自由に行き来できるんだ?
   俺もアンナさんに頼めば一時的にでも元の世界に帰ることが出来るんじゃないのか?」

今までなるべく考えないようにしてきた考えが森崎の脳を占領した。
流石にここまで介入してきた仲だ。今更全てをほっぽり出して帰るわけには行くまい。
それでも少しだけ故郷の匂いをかぎたい。慣れ親しんだ世界に戻りたい。そんな気持ちが高ぶってくる。

アカネイアパレスへの攻撃は念入りな作戦会議が積み重ねられていた。進軍まではまだもう少しだけ時間がある。

森崎「アンナさんは輸送隊のところで働いているらしいな。話をするのなら今しかないが…どうする?」


☆どうしますか?

Aアンナさんに会いに行くぞ!
Bいや、真面目に作戦会議に出よう。重要な話が聞けるかもしれない
Cいや、この時間はサッカーの練習に精を出そう
Dん?あんなところに古い装丁の本が落ちているぞ…?
Eこの空いた時間、早速『ほれ薬』を誰かに使ってみるか…?

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

795 :森崎名無しさん:2009/12/03(木) 21:14:11 ID:sWFFV/VI


796 :森崎名無しさん:2009/12/03(木) 21:15:04 ID:DjPefDe2


797 :森崎名無しさん:2009/12/03(木) 21:19:39 ID:btKZfLCI


798 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/03(木) 21:29:58 ID:???
>Dん?あんなところに古い装丁の本が落ちているぞ…?

森崎は頭の中に膨れ上がった考えに針を刺して弾け飛ばした。

森崎「一度でも元の世界に戻ったらもうこっちには戻ってくる気がなくなってしまうかもしれない…
   やめやめ。今の俺はこのチームになくてはならない存在。勝手に離脱するわけには行かないな」

思考を覆う霧が晴れると視界もくっきりと晴れやかになった気がする。
そんな森崎の目に止まったのは野ざらしにされた装丁の古い本であった。

森崎「なんだこりゃ。なになに…誰でも出来る!簡単体調管理トレーニングの方法?」

ぱらぱらと流し読みしてみるが、どうやら体力をうまく調整する方法が誰でもわかるように図式で説明されている本らしい。
何故こんな本がこんなところに?そんなことも考えたが、これだけ詳しく書いているとやってみたくなるのが人の性。

森崎「ちょっとやってみようかな。なになに?まずは軽くストレッチします…?」



捨てるマリクあれば拾う森崎あり→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→森崎覚醒!HP+3 スキル『治癒』(戦闘中毎ターン魔法防御の値分HP回復)習得
Q〜10→大成功!HP+2
9〜6→成功!HP+1
5〜4→効果なし
3〜2→失敗。最大HP-1
A→大失敗。最大HP-2
JOKER→Kの効果に加えHP成長率が×→△に

799 :森崎名無しさん:2009/12/03(木) 21:30:37 ID:???
捨てるマリクあれば拾う森崎あり→  ダイヤA

800 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/03(木) 21:53:05 ID:???
………直前でマイナススキル習得を消しておいて良かった…

捨てるマリクあれば拾う森崎あり→  ダイヤA
>A→大失敗。最大HP-2

※森崎の最大HPが22→20になってしまいました
================================
森崎は図式の通りにストレッチを繰り返す。なんだか体が軋むような違和感を覚えるがそれでも解説通りにする。

森崎「これで準備OKか。えっと次は…深く息を吸い込み……ガボッ!?」

喉が詰まるような息苦しさ。次いで体を襲う不可解な痛み。森崎はたまらずしゃがみこんで咳き込む。

森崎「ぐはっ…ゲホッ!?な、なんだ…こりゃ…うげぇ…おg」

(自主規制)

森崎「ふぅ…今回は周りに誰もいなくて助かったぜ…」

以前サッカーのハーフタイム中で盛大にリバースしたことを思い出しながら、森崎は会議室へと向かっていった。



マルス「…と言うわけで、進軍の際には敵のシューターの射程範囲を確認しつつ…
    ん?森崎、どうしたんだ?ちょっと顔色が悪いようだけど」

森崎「な、なんでもねぇよ。いいから会議を続けてくれ」

森崎が会議室に戻った頃、すでに作戦会議は始められていた。どうやらまだ部隊決めは行われていないらしい。

マルス「…? そ、それじゃあ今回の前線に立つ3つの部隊を決める。まずは森崎。君の部隊を編成してくれ」

801 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/03(木) 21:55:32 ID:???
森崎「(会議に遅刻しても編成を任せてくれるほど信頼してるってか。ふっふっふ、分かってるな王子は)」


☆自分の部隊を編成してください(騎乗ユニット・コスト2)

シーダ
ジェイガン
アベル
ミネルバ
いらない

※森崎の部隊のコストは現在5。最大2人まで選択できますが、その場合歩兵は選べません。
※騎乗兵は移動や先制攻撃、逃走の際に有利に働いてくれます
※騎乗兵を連れて行かない場合 いらない と書き込んでください

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

802 :森崎名無しさん:2009/12/03(木) 22:02:47 ID:btKZfLCI
アベル

803 :森崎名無しさん:2009/12/03(木) 22:12:09 ID:jc1oeZck
ミネルバ

804 :森崎名無しさん:2009/12/03(木) 22:27:45 ID:5BHZjFHo
アベル

805 :森崎名無しさん:2009/12/04(金) 12:37:05 ID:Fcy8HbC+
いらない

806 :森崎名無しさん:2009/12/04(金) 13:18:49 ID:dyfbHwMg
ミネルバ

807 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/05(土) 21:38:33 ID:???
>アベル

森崎「よし、今回アベルは騎乗で登録しておくぜ」

アベル「そうだな。敵のシューターの範囲を素早く抜けるには俺のような騎兵の機動力が必要不可欠だ。
    会議に出ていなかった割には現状を理解しているじゃないか。やるな」

森崎「ま、まぁな。俺くらいの名指揮官にでもなるとこれくらい朝飯前よ」

内心ほっとしながら、森崎は残りのメンバーも選出する。



☆自分の部隊を編成してください(歩兵ユニット・コスト1)

マルス シーダ ジェイガン ドーガ ゴードン リフ バーツ
マジ カシム ジュリアン レナ ナバール マリク ウェンデル
バヌトゥ シーザ ラディ ミネルバ マリア いらない


※森崎の部隊のコストは残り2です。最大二人まで選択できます
※ジェイガン、シーダ、ミネルバは降りたことで若干能力が下がります
※歩兵を連れて行かない場合 いらない と書き込んでください


2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません


808 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 21:42:10 ID:2VFQBlTk
ゴードン
カシム

809 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 21:49:10 ID:FeFuK36o
ゴードン
カシム

810 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/05(土) 22:40:17 ID:???
>ゴードン
>カシム

森崎「前衛は俺とアベルがいるからあとは援護が出来る二人をいれよう」

アベル「あの二人ならお前との連携も大丈夫そうだな。俺に異論は無いぜ」

馴染み深い二人の参入に、アベルも文句なく受け入れる。

ゴードン「宜しく!今回もバンバン活躍するよ!」

カシム「(大枚はたいて買ったこの銀の弓で…僕がこの部隊を、森崎君を支えてみせる!)」

マルスはすんなり決まった森崎隊を見送り今度はミネルバのほうを向く。

マルス「もう一つの部隊の指揮を任せても良いだろうか?」

ミネルバ「ほう…いきなりのご使命か。この軍では新参の私を指揮官にして回りは納得するのか?」

確かに今まで敵対していたミネルバたちをあっさりと受け入れることが出来ないものもいる。
だが、今この軍にはマケドニア出身者も多く、さらに長く敵対していたオレルアン軍は一人もいない。
慎重に言葉を選んでマルスはミネルバに返す。

マルス「…この同盟軍は確かに私たちアリティアが中心となっているが
    その多くは傭兵や勇気ある志願兵。そしてミネルバ将軍。あなたのような
    別の国の者たちの力で成り立っている」

ミネルバ「身内びいきはしない…か。それとも指揮官における人物が不足しておるのか?」

マルス「!」

811 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/05(土) 22:42:32 ID:???
痛いところを付いてくる。本音を言えばそうかもしれない。ハーディン、カイン、オグマなど
次々と指揮官格の人物を失いつづけるアカネイア同盟軍は人手不足と言われても文句は無い。

ミネルバ「気を悪くしないで欲しい。この現状は我々のせいでもあるわけだしな…
     わかった。指名されたからには全力で受けよう。メンバーは私が選んでも?」

マルス「ああ。赤い竜騎士と畏怖されるあなたの戦術眼を…私は信用している」

優雅に微笑みながら返された言葉に、思わずミネルバも小さく微笑み返す。

ミネルバ「(ふっ…この私を試そうとしているのか?牽制のつもりで言った言葉だが
      軽くいなされたか。さすがは一軍を率いてきただけはある)」

下手なメンバーを選ぶわけにはいかないな。ざっと部隊表を見直して、ミネルバは自分の部隊を編成していく。

ミネルバ「(まずはマリアか…本当は置いて行きたいところだが、マリアのことだ。
      意地でもついてこようとするだろう。そうなるよりはあらかじめ近くにおいた方が都合がいい。
      それとシーダ王女…あの堂々とした戦い方は王子の側にいるからこそだ。
      お互いにいい影響を与え合うからこそ今は引き離すわけには行かないか。
      あとは…まぁ、こんなところか)」

まだ仲間になったばかりで誰がどの程度の実力なのかははっきりと把握できていない。
特に親交も深めていないので絶対に連れて行きたいという人物もいない。いい意味で平等に選ぶことが出来る。
それにある程度の覇気で「使えそうな奴」「使えなさそうな奴」は判断できる。
赤い竜騎士として君臨してきたミネルバの戦術眼が選んだ三人の戦士とは…

812 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/05(土) 22:44:46 ID:???
先着3名さまで

ミネルバ隊のメンバー1→ ! card
ミネルバ隊のメンバー2→ ! card
ミネルバ隊のメンバー3→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→ジェイガン
Q→ドーガ
J→リフ
10→バーツ
9→マジ
8→ジュリアン
7→レナ
6→ナバール
5→マリク
4→ウェンデル
3→バヌトゥ
2→シーザ
A→ラディ
JOKER→森崎が決めることが出来ます
※かぶった場合、そのキャラとミネルバの好感度が上がり、引きなおすことが出来ます

813 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 22:47:06 ID:???
ミネルバ隊のメンバー1→  クラブ5

814 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 22:47:36 ID:???
ミネルバ隊のメンバー1→  ハート2

815 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 22:49:06 ID:???
ミネルバ隊のメンバー2→  スペード8

816 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 22:52:28 ID:???
ミネルバ隊のメンバー3→  ダイヤ3

817 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 23:08:32 ID:???
ジュリアンを選ぶとは意外。
私情を挟まないということかな。

818 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 23:11:44 ID:???
いや前森崎がリフを選んだようにひっそり始末する気やも……
と言ってみる

819 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 23:12:47 ID:???
いや、むしろ戦場でどさくさに紛れて……
おや、誰かきたようだ?こんな時か ん

820 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/05(土) 23:35:02 ID:???
>>817-819
良い意味で捉えれば私情を挟まない厳格な指揮官と言えるかもしれません。
悪い意味で捉えればわざわざチームの和を乱す人選をする駄目指揮官と言われるかもしれません。

ミネルバ隊のメンバー1→  クラブ5 5→マリク
ミネルバ隊のメンバー2→  スペード8 8→ジュリアン
ミネルバ隊のメンバー3→  ダイヤ3 3→バヌトゥ
===============================
ミネルバ「マリア、マリク、ジュリアン、バヌトゥ。この四名で行く」

回復係でありミネルバに支援を与えるマリア。魔法による間接攻撃ができるマリク。
工作員であり戦闘もある程度こなせるジュリアン。そして…

バヌトゥ「…ほほ、このような老人に目をつけるとはどういった了見じゃ?」

ミネルバ「隠しておく必要もないだろう。私はほかのマケドニアの連中とは違い下らん差別趣向は持ってはいないつもりだが」

バヌトゥ「ふむ…流石は獰猛な飛竜を駆る姫君といったところか。そこまで見破っておるとは。
     よかろう。この火竜の力、存分にお披露目しようでは無いか」

全く穴のない布陣を作り出したミネルバに、マルスは感嘆の声を上げる。

マルス「まるで今まで私たちの部隊をどこかで眺めていたかのような人選だ。見事の一言だよ」

ミネルバ「当然だ。この私に見落とす個所など…」

満足げに自分が選んだ仲間たちの方を振り向こうとするミネルバの表情が変わった。

ミネルバ「(………あったかも、しれん)」

821 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/05(土) 23:36:53 ID:???
そこには険悪ムード全開のマリアとジュリアンの姿があった。
ディール要塞でのいざこざが尾を引いているのだろう。二人ともにらみ合ったまま動かない。

マリク「ちょ、ちょっと二人とも落ち着いて!早く準備を始めないと!」

仲裁に入るマリクの言葉など物ともせずいがみ合うマリアとジュリアン。

マリア「なんで私がこんなチンケなとーぞくと一緒の部隊なのよ!なっとくいかないわ」

ジュリアン「それはこっちの台詞だ!こんな餓鬼足手まといにしかならないぜ」

マリア「な、なんですって!こう見えても私は回復の杖を…」

ジュリアン「そんなのあそこのよれよれのじーさんだって使えるっての!
      あーあー、どうせシスターを連れて行くのならレナさんを選んでくれよ…見る目がねぇなぁ」

ミネルバ「(ぐっ…盗賊風情が…どの口をきいているぅ…!)」

かっこよく決めたマルスの手前、必死に怒りをこらえているミネルバを遠めで眺めている森崎隊は目を覆いたくなってくる。

ゴードン「あちゃー。部隊は支援やチームワークを考えて組むのが基本なのに…」

カシム「あわわわ、あんな状態でちゃんと助け合いながら戦えるのかなぁ?」

アベル「マケドニアのお姫様は戦うことが出来ても人心を掌握するのは不得手ってか」

森崎「(あまり他人事とは思えないな…まぁ、俺のようにうまく立ち回れない不器用な奴もいるってことか)」


※森崎→(不器用)→ミネルバになりました

822 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 23:39:23 ID:???
ミネルバってアベルと一緒に騎兵として森崎に選ばれたんじゃなかったのか
2人まで可能って書いてあったけど

823 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/05(土) 23:39:28 ID:???
マルス「…と、とにかく最後は僕の部隊を決めないと。えっと…」

マルスの思考の中ではシーダは既にメンバー入りしている。
素早く進軍するには彼女の機動力は必要不可欠。さらに戦力としても十分数えることが出来る。
あとは不足がちな火力を補える存在や壁役を任せられる前衛が欲しいところだが…


先着3名さまで

マルス隊のメンバー1→ ! card
マルス隊のメンバー2→ ! card
マルス隊のメンバー3→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜Q→ジェイガン
J〜10→ドーガ
9→リフ
8→バーツ
7→マジ
6→レナ
5〜4→ナバール
3→ウェンデル
2→シーザ
A→ラディ
JOKER→森崎が決めることが出来ます
※かぶった場合、そのキャラとマルスの好感度が上がり、引きなおすことが出来ます

824 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/05(土) 23:39:50 ID:???
マルス隊のメンバー1→  スペード4

825 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 23:40:43 ID:???
マルス隊のメンバー2→  ハート5

826 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 23:40:59 ID:???
マルス隊のメンバー2→  ハートA

827 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 23:41:54 ID:???
マルス隊のメンバー3→  ダイヤ2


828 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 23:42:21 ID:???
>822
一レスに両名が書かれてれば選ばれていたね。

829 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/05(土) 23:44:03 ID:???
>>822
あ、すみません…書き方が悪かったですね…
両方連れて行く場合は二人の名前を一緒に書いて欲しかったりで…
次回はそこら辺もしっかりと補完しておきます。申し訳ないです。

830 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 23:45:26 ID:???
なるほど、把握。
初心者ですまんね。

831 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/05(土) 23:52:28 ID:???
>>830
いえいえ。こちらこそ配慮が足りずに申し訳なかったです。

マルス隊のメンバー1→  スペード4 5〜4→ナバール
マルス隊のメンバー2→  ハート5 5〜4→ナバール
マルス隊のメンバー3→  ダイヤ2 2→シーザ

※ナバールとマルスの好感度が上がりました
※ナバールがかぶったので引きなおしをお願いします
===============================


マルス隊のメンバー3→ ! card


!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート
K〜10→ジェイガン
9〜7→リフ
6〜4→バーツ
3〜A→マジ
スペード・クラブ
K〜10→ドーガ
9〜7→レナ
6〜4→ウェンデル
3〜A→ラディ
JOKER→森崎が決めることが出来ます

832 :森崎名無しさん:2009/12/05(土) 23:55:27 ID:???
1と2が被ったから引き直されたのが>>826ではないのか?

833 :森崎名無しさん:2009/12/06(日) 00:02:28 ID:???
マルス隊のメンバー3→  ダイヤA

834 :森崎名無しさん:2009/12/06(日) 00:22:41 ID:???
引き直しでもAなんだ
剣士偏重の構成だね

835 :森崎名無しさん:2009/12/06(日) 00:58:27 ID:???
オグマの後継でも育てたいのかな

836 :森崎名無しさん:2009/12/06(日) 11:02:47 ID:???
ドーガ辺り引くと安定感のある布陣だったんだけどな。

837 :森崎名無しさん:2009/12/06(日) 17:00:13 ID:???
そういえばシーダとオグマが出会ったのはノルダの闘技場だったっけ

838 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/06(日) 20:34:11 ID:???
>>832-834
ああああああ、そういうことでしたかすみません!

>>835-836
ラディは成長率的にもイベント的にもオグマを超える可能性がある逸材です。
がんばって育ててみてはいかがでしょうか?

>>837
奴隷剣闘士時代に、同僚を逃がした罰を受けていたところに
運良くタリスの王様とシーダに拾われた形になりますね。
オグマが生きていれば、少しイベントを用意しておく予定でした。
==================================
マルス隊のメンバー2→  ハートA A→ラディ

マルス「シーダ、ナバール、シーザ、ラディ。このメンバーで行くよ」

マルスが指名したのはワーレンで海賊の襲撃を受けたときに選んだメンバーだった。
身軽な剣士系で固めたこの布陣は、どんな状況でも素早く対応できるだろう。
続けて出撃メンバーに選ばれたワーレンコンビは拳を握り喜びを噛み締める。

シーザ「ラディ。今回はグルニアの騎士だけでなくノルダを徘徊する
    傭兵崩れも多くいると聞く。決して遅れはとらぬようにな」

ラディ「分かってますよシーザさん!それと…」

ナバール「……」

ラディ「今度こそ、あなたの技を物にして見せますよ…紅の剣士さん!」

ラディはナバールに不敵な笑みを見せる。ディール要塞の戦いで何度も見た
ナバールの『流星剣』を今度こそ我が物にしようと企んでいるのだ。

839 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/06(日) 20:35:16 ID:???
ナバール「…覚えようとするのは勝手だが…お前がまず目指すべきものは俺では無い」

ラディ「なにィ!?」

ナバールはラディを特に興味もない態度であしらう。彼が興味を持っているのはむしろシーザのほうだった。

ナバール「(ワーレンのときに垣間見せたあの狂気にも似た戦い…奴は、もしかすれば…)」

名高い剣士と共に戦い成長しつづけているのはラディだけでは無い。
シーザも、ワーレンにいた頃とは比べられないほど成長しているのだ。

ナバール「調子に乗って自分の足元を見失わないようにな。俺が言えるのはそれだけだ」

スッ…

ラディ「くっ…見てろ!俺は超えてみせる!そしてこの大陸一の傭兵になってみせるんだ!」

オグマのいない今、大陸一の剣闘士の座は空けられている。その座につくのは自分だ。
ラディはこの戦いで一気に名声を得るために胸を高鳴らせていた。

シーザ「(ラディ…無茶だけはするなよ。俺もフォローできるところはしていくからな)」


840 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/06(日) 20:36:19 ID:???
☆このメンバーで出撃します

◎マルス隊
○マルス
・シーダ(騎乗)
・ナバール
・シーザ
・ラディ

◎森崎隊
○森崎
・アベル(騎乗)
・ゴードン
・カシム

◎ミネルバ隊
○ミネルバ(騎乗)
・マリア
・マリク
・ジュリアン
・バヌトゥ
==================================
出撃するメンバーも決まり、いよいよアカネイアパレスへと進撃する準備が整った。
アリティアとアカネイアの旗印が佇む本陣にマルスとニーナ、そして部隊長の森崎とミネルバが集まる。

ニーナ「出撃準備は整ったのですね。…いよいよこの時がきたのですね」

マルス「はい。もうパレスの王宮はすぐそこです。ですがニーナ様には辛い思いでもあるのでしょう」

アカネイアパレスがドルーア同盟から総攻撃を受けあっというまに陥落したその日。
ニーナを除く全ての王族が磔にされ、城門に首をさらされて見せしめにされたと言う。

841 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/06(日) 20:37:30 ID:???
ニーナ「幼かった私は父や母の変わり果てた姿を見て酷いショックを受けた…
    泣きたくても声も出なかった。ただ悲しくて、悔しくて…」

森崎「(父親と母親が…なんてむごい。やっぱりここは今まで俺がいた世界とは全くの別物なんだ。
    もし俺がこの人と同じ状況にあったら俺はどうするんだろうか)」

ニーナ「だけど、それももう昔のこと…今は振り返っている時ではありません。
    さぁ、皆さん。行きましょう!私の生まれた街、アカネイアの王都パレスへ!」

一同「「「「「おう!!!!」」」」」

ニーナの号令で整列されていた部隊が次々に前進していく。
横長に広がったアカネイア同盟軍は大きな山を挟んだ位置にアカネイアパレスを見据える。

マルス「それじゃあ作戦会議でも行ったけどもう一度確認するよ。
    アカネイアパレスには多くの兵と、投擲機が用意されている。
    この『シューター』と呼ばれる敵は遠くから攻撃を仕掛けてくる」

森崎「(さっきのアベルの話だとシューターの攻撃範囲から逃れるために
    騎兵の機動力で一気に東へ抜けるってことだったよな)」

マルス「アカネイアの城下町ノルダの人々の解放も行っていきたい。
    ニーナ様の話ではアカネイアの兵たちの多くもノルダの市場に潜伏している。
    彼らの協力も仰ぎ、一気に北上して迂回し、パレスを攻める。以上だ」

森崎「(むっ…たったこれだけの情報で部隊を指揮していくには少し不安だな。何か質問しておくか?)」

842 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/06(日) 20:38:36 ID:???
☆何を質問しますか?

A今回の敵軍のリーダーはどんな奴だ?
Bアカネイアの潜伏兵とは?
Cパレスへ向かうルートはほかには無いのか?
D敵の増援部隊の情報は無いのか?
E特に質問はいらないな。早速出撃だ!

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

843 :森崎名無しさん:2009/12/06(日) 20:47:46 ID:cP6hPp8c
A

844 :森崎名無しさん:2009/12/06(日) 20:52:02 ID:Zz1micGU
A

845 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/08(火) 15:27:20 ID:???
>A今回の敵軍のリーダーはどんな奴だ?

森崎の質問を耳にしたマルスは質問に答える前に力のある笑顔で言う。

マルス「今回は特別だけど、次回からはちゃんと作戦会議で質問して欲しいな。
    他の者に示しが付かない…ってわけじゃないけど。
    何度もこんなことが続けば君に不満を抱くものも出てくると思うし…
    もちろんそれは僕だって例外では無いからね」

森崎「むぐぐ」

少々刺のある物言いに、森崎は軽くたじろぐ。

ミネルバ「(会議に出ずともここまで王子の信頼を仰ぐこの少年…何者なのだ?)」

マルス「ははっ、君もそんな顔をするんだね。えっと、今回の敵軍のリーダーだけど…」




さーて、今回の敵のリーダーは?→ ! card


!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→グルニアの戦車隊を率いているジェイクという男らしい
スペード→ドルーアのマムクートのショーゼンと言う男らしい
クラブ→ドルーアの高司祭ボーゼンと言う男らしい
JOKER→実は、既にこちらの味方になってくれているんだ

512KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24