キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/06/13(日) 23:03:44 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。




前スレ

【地の底から】キャプテン松山23【翔ぶが如く】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1273739053



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


601 :森崎名無しさん:2010/07/08(木) 23:14:38 ID:xDhe1176
F ギードに気づいたことはないか訊ねる

罠かも知れないけどなんか気になるので

602 :森崎名無しさん:2010/07/08(木) 23:15:39 ID:eJk2sjNE

戻る時間とかを考えたら、そろそろ帰るべきかな?

603 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/07/08(木) 23:15:59 ID:0XHrtiYY
B
今日は新田の日なんですかね

604 :森崎名無しさん:2010/07/08(木) 23:16:15 ID:N6yi3+Ik
B

605 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 00:55:55 ID:???

>>601
ギードに相談した場合、判定クラブ以外で、行動一回消費の代わりにヒントが貰えたり罠選択除去されます。
クラブが出てもヒントは貰えますが、NOカウンターが溜まっていきます。
>>602
今戻ればさとりと合流できてアクシデントも起きなくなります。
>>603
そうです新田記念日です
いやごめんなさい普通に誤字です。



B 控え室へ戻る


松山「じゃあ選手控え室へ戻ろう。 確かヒー君の火傷の手当てもあるって言ってたから、まださとりさんもいる筈だ」
ピルロ「うむ……ところでこの亀共は一体何だ?」

冷淡な目でギード達を見下ろしながら聞いてきたピルロに、松山は護衛を頼んだと話した。

ピルロ「護衛か……賢明な判断だが、もう少しマシなアテはないのか?」
ギード「……」
松山「いやこう見えて結構頼もしいと思うぞ(戦ってるところ見たことないけど)」
ピルロ「あの酒臭いのや、手癖が悪そうな女はどうした?
     ……いや、今一人身なのを見れば大体の察しはつく。すまないな気に病むなよ貴様」
松山「失礼なこと考えたろ今!?
    萃香さんは地霊殿で多分会えるさ。 魔理沙さんは……地上に帰った、と思う」

その流れで、ピルロと会わない間にお互いにあったことを情報交換、補完し合い、ピルロからは橋姫の事など聞いた。

松山「え、じゃあ一緒にサッカーしないかって誘われたのか?」
ピルロ「うむ……まぁな。 貴様と話すまでサッカーになど興味を持っていなかったので一蹴してきたが……」


606 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 00:57:17 ID:???

その際、呪詛に近い恨み言を浴びせられたとポツリと言って、ピルロはそれきり黙って、足音が響くだけとなった。
そして控え室へ到着すると、さとりだけでなくこいしもいて、その後ろに見知ったペット達が並んでいた。

さとり「おかえりなさい。どうやら首尾よく見つけられたのですね」
こいし「起きたら知らないとこで寝かされてて吃驚したよ。 試合も引き分けだったんだってね」
お空「うにゅ……」
???「……」
松山「(ん? 見慣れない子がじっとこっち見てるが?)」

赤い髪の女の子の睨め付ける視線が気になり、一歩近寄ろうとすると……。
猫科の動物じみた素早さで動く石像の後ろに隠れて、眇めた目を見ると、松山を観察値踏みしてるように見えた。
対応に困ってさとりを見るが、心の声は聴こえてる筈が素知らぬ顔でピルロと何やら話をしていた。

さとり「わかりました。 貴方を警戒するペット達もいるでしょうが、問題を起こさぬ限り数日間の滞在は認めます」
ピルロ「(妙に心に波風を立たせる女だな。 見透かされてるような……)ふん、有象無象相手に剣を向けたりはせん」
さとり「(彼を護衛に……戦力的には賢明な判断ですが、もう少しマシなアテはなかったんでしょうか?)」

微妙に刺々しい、互いを牽制し合うような会話を終えると、さとりが松山に話しかけてきた。

さとり「もう忘れ物はないですね? それでは地霊殿に帰……」


607 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 00:59:06 ID:???

???『その必要はありません。 もう……待ちくたびれちゃったの。 それじゃ一同様ご招〜〜〜待〜〜〜〜』

場違いに胡散臭い少女の声が響いた途端に。突然、忽然と床が消失し、悪寒が控え室に集まった全員を襲った。
前触れなく空間が裂けて、モノアイがひしめく亜空間の中に全員飲み込まれてしまう。

松山「こ、これ、でも何――――!?」

問い質す声を出す時間さえ与えられず、落下と浮遊感の後に、松山は床に体を打ち付けて、視界の中に火花が散る。
打ち付けた場所を摩りながら床を見ると、地霊殿の中だと判った。

??「あー全く。また大雑把で手荒な……立てる?」

近くに聞き覚えのある誰かの声と気配を感じて、松山が顔を上げた。
ぱっちり目が合うと、黒瞳に黒髪、赤いリボン……視線を下げると腋の露出した特徴的な紅白の巫女服。

松山「は、ゑ?」

それが誰かなど明白すぎたが、松山は思わぬ展開に二の句が継げずに黙ってみてると……。
手を差し伸べてた少女の瞳がだんだんめんどい色に染まり、その手をそのまま高々と振り上げた。
いい音が響き、シャンハイがひゃっと肩を縮めて、頭を抑えて蹲る松山と、目の前の……博麗霊夢を見て溜息を吐いた。
同調する様に、彼らの真横にぱっくりとスキマが開いて、そこからにょきと美女の顔が現れた。

紫「あらら……久しぶりの再会なのに。 霊夢ったらひどいわねぇ。 殿方の頭を叩くのってはしたないわよ?」
霊夢「紫あんたねぇ。こんな風に出くわしたら他にどうしろってのよ。 黙って見てたって話進まないでしょ」

耳に馴染んだ遣り取りを聞いて、ようやく現状をまともに認識した松山が、もう一度顔を上げる。
もう一度目が合うと、今度はスッキリしたみたいに落ち着いて、巫女が再会の挨拶をしてきた。

霊夢「久しぶりね。 あーうん。 元気そうでよかったじゃない」
松山「……」


608 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 01:00:38 ID:???

どうしますか?


A ともかく挨拶をする
B どうして霊夢と紫が地底にいるのかを聞く
C 叩かれた頭が痛い! 正当な権利のもと手当てを要求する!
D 霊夢達が本物か確認をしてみよう!(*方法を併記してください)
E シャンハイに話を任せてみる
F その他 霊夢と紫への発言や行動を併記してください


*後2回まで選択できます。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



今日はここまで。
スペインが勝ちましたね!
ドイツがこれまでと別のチームに見えて残念でしたが、あべこべにスペインは復調した感じでした。
八ヶ国目はどちらになるか楽しみです。 お疲れ様でしたー。


609 :森崎名無しさん:2010/07/09(金) 01:01:19 ID:mdpMThVs


610 :森崎名無しさん:2010/07/09(金) 01:23:36 ID:nEvHvskg


Dパイタッチといきたい、いけない

611 :森崎名無しさん:2010/07/09(金) 01:26:19 ID:gWQ9RZDE
Dパイタッチ

自分だけでも選びたい。

612 :森崎名無しさん:2010/07/09(金) 01:29:29 ID:WZ2crhkY
>>611 くっ、先に一票入れられたぜ

じゃあ
C

613 :森崎名無しさん:2010/07/09(金) 01:30:46 ID:jrLjAbdA


614 :森崎名無しさん:2010/07/09(金) 01:32:28 ID:5nB+kC9M

だが挨拶!

615 :森崎名無しさん:2010/07/09(金) 09:51:10 ID:???
なんかキャプレナのレナートがいるよ乙でしたー

616 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 23:48:55 ID:???

>>611-615
キャプレナさん伝説の選択ですねー。
実はそれが呼び起こされるよーな選択肢としてDを入れました。


A ともかく挨拶をする



気分を落ち着けた松山が、「久しぶり」と挨拶をし返すと、紫は口元を綻ばせるのを扇子で隠すようにし。
霊夢のほうは眉を寄せてジト目になった。

霊夢「相変わらずぼのぼのしてるのは変わってないわね……。
    こんな胡散臭い妖怪が目の前にいるんだから、挨拶の前に状況確認程度はしなさいよね」
紫「霊夢の場合それが済んだら問答無用で退治にかかるのよねぇ巫女というより通り魔みたいで怖いわ」
霊夢「妖怪に言われたくないわ本気で」

かけあいを聞きながら、松山が周囲を見回すと、今いる場所はエントランスホール脇に設置された階段の上だった。
階下からは大勢の人の気配がして騒がしい。
微かに聞こえる話し声を拾うと、さとりやこいし、ピルロ達はそちらへ纏めて降ろされてたと知れた。

松山「と、とにかく話は後にして、ひとまず降りてみんなのとこへ……」
紫「あっ待ちなさい。 余人を交えず話したいことがあるの。……ここだと難しいかしら?」

身を乗り出しかけた松山は、真後ろの声に反応する暇すらなく、一瞬の早業で全員スキマに飲み込まれた。
しかし今度はどこへも送られず前言通り邪魔が入らぬスキマ空間の内側で、スキマ妖怪は心からの微笑みを浮かべた。


617 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 23:50:00 ID:???

紫「これで落ち着いて話ができるわ。無意識にも聞き耳たてられないし一安心ね」
松山「(毎回こうされる度思うが……拒否権や立場に斟酌することってあるんだろうか)」
霊夢「博麗の巫女の前で堂々人攫いして挙句私まで攫うとは良い度胸じゃない表出ろてか出しなさい」
シャンハイ「あ、あのそんな喧嘩腰では……」

半ば諦観混じりな嘆息を零す松山。 一触即発な霊夢と、彼女を宥めるシャンハイ。
だが状況の作り手な張本人は、愛想よく笑ってはいるが反省色は微塵も見せず、沈静化も待たず朗々と話しはじめた。

紫「さて、それじゃね、本来地底の妖怪と関わりを避けたい私が霊夢を連れてきた理由から……。
  ん〜平行世界と時空の分岐のお話から始めるのが、一番スムーズにいくかしら?」
松山「い? いやいやいや!? ちょっと待った! んなこの状況と全然関係ないSF講釈なんて始められても困――」
紫「それが関係あるのよ。 ふぅ……私としては、この件に霊夢は噛ませたくなかったのだけどね」
霊夢「……」
紫「判り易くするのに、松山君に身近な……北海道のある中学校の話をしましょうか。
  劣悪な環境で他県の選手の何倍もの努力を重ねながら、一度も優勝の栄冠に輝けなかった男の子の話ですわ」
松山「な!?」

話の繋がりが全く読めずに、松山は絶句してしまう。
しかし紫は聴こえなかった振りをし……松山を放置して何故か霊夢とシャンハイに確認を取ったりした。


618 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 23:52:18 ID:???

紫「どう? 聞きたくないかしら?」
シャンハイ「……ちょっと聞きたいかも」
霊夢「さっさと話しなさいよ」
紫「満場一致ね。よかったわ」
松山「何ィ!?」

慌てたあまりに、松山は紫の肩を掴むように手を伸ばすが、それを華麗に回避し紫はいやいやと体をくねらせおどける。

紫「いやぁんそんな怖い顔しなくても……。
  ふふ安心してちょうだい。松山君の過去の痛みに触れるわけじゃありませんから。
  もっとも……そちらはある程度解決したのかしら、ね?」

その時の紫の微笑みはあまりに綺麗で、不意打ちを受けた様に松山が停止。 
引き止める間もなく、距離を離され……紫は出だしからこう喋りだした。

紫「北海道・雪国のふらの中学サッカー部……。
  グラウンドは雪で覆われ、練習もままならない。
  部員全員で雪かきに明け暮れ、一日を過ごし……翌日どころか午後にはまた降り積もる。その繰り返し。
  頭を下げて体育館を借りても他の部活と共用でしかなく、他校の練習量に追いつくには血の滲む努力が必要ね?」

それはまるで苦闘する姿を、実際その目で見てきたかの様に実感の篭もる口調で……。
サッカーを続けるには過酷な環境下に置かれ続けた松山が過去を呼び起こされて、知らず下唇を噛む中で、紫は続けた。


619 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 23:53:47 ID:???

紫「でもそうまでしても、決して全国には手が届かなかった。何故かしらね?」
松山「……。それは……南葛や東邦が俺たち……ふらのより強かったからだ。
   どんな言い訳を重ねても、強いチームがコマを進めた。それが結果であり全てだ」
紫「そうね。松山君が体験してきた重みがある。けれど大正解ではないわ。
  教えてあげる。もしふらの中学が全国で最も強い世界があっても……決して優勝は叶わない。許されないの」
松山「――――」

松山は何を言われたのかわからず思考停止に陥った。
ハンマーで殴打されたように体を揺らして……理解に至ると。
どこからか重苦しく獣じみた唸りが。それが自分の口から響いたのに気付くが自制には成功した。

紫「良い自制心だわ。 ……話を続けるわね。
  並列世界はね。目に出来なくとも存在するのよ。松山君の世界も勿論幻想郷も、内包する可能性の数だけある。
  別の世界では、松山君でもフライハイト君でもない独逸の外来人が守矢に召喚されてるかもしれないし。
  また別の世界では、松山君が海外、イギリスのプレミアリーグに乗り込んでる世界もあるかもしれない。けどね」

紫が溜めを作った。次の一言は、松山の臓腑を裂くような痛みを与えるものだが、聞き逃すなと宣告するかの様に。

紫「微細な分岐を幾度も迎え、新しい可能性に至る世界でも、ふらの中学が優勝することだけは決して無い。
  そうなれば、可能性に含まれない歴史を辿った歪な世界が誕生してしまうのよ。そして時間は巻き戻るか遡る。
  だからどんな世界でも、ふらの中学は敗れずにはいられない。……そうあってこそ、他の可能性が生まれ育つの」
松山「何……っ……だよそりゃあ!!!? じゃあ何か!!?
   俺の、俺達の、雪国の大地に揉まれてサッカーをしてきた日々が全部無駄だってのか!? ふざけ……!!!」
紫「無駄ではないわ。
  練習を重ねた松山君率いるふらのが敗れてこそ、優勝旗を持ち帰り自信を持って海外に飛び出す選手達が出てくる。
  そして南米の王国にも、欧州の強豪にも引けを取らない精強な全日本が生まれる。それが……」
松山「――――――――っ!」


620 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 23:55:12 ID:???

そこでとうとう、黙って聞いていた霊夢がシャンハイと共に一歩進み出る。
自制に手一杯で身動きの取れない松山と、ひとまず口を閉ざした紫との間に割って入った。

霊夢「紫……そこまでにしなさい。今までのどうせ前置きなんでしょ? もういいから本題とっとと話してくれない?」
紫「あらあら怖い顔。 ごめんなさいあんまり松山君の反応が可愛くて興が乗ってしまいました。
  さて、本題とは……ようするに、私が霊夢をここまで連れてきた理由なんだけどね。
  地底の妖怪を連れ出すプロセス……。
  並列して存在する世界で必ずふらのが敗れるのと同じに、地底の妖怪達は一度退治されなくてはならないのよ。
  妖怪退治の専門家である紅白の巫女か、白黒の魔女の手によって。
  それが為されないまま、地底の妖怪の介入を好きにさせると、幻想郷のパワーバランスが崩壊してしまうの」

それだけは絶対のルール。幻想郷を維持するには何としても遵守しなければならない無二の掟。
故に白黒の魔女……つまり魔理沙が道半ばで目的達成し、地上に顔を出したのを見つけた時はさぞ慌てたと付け足した。
お肌の手入れや、寛ぎ方100選を試す午後の予定全て投げ打って神社に出向き、渋る霊夢の尻を叩いて連れ出したと話す

霊夢「そんな大事なの? 妖怪なんて誰が退治したって一緒じゃない。
   魔理沙が勝手に帰ったって、光に萃香に……あの変な奴もいるんだし。 どうとでもなったでしょ?」
紫「霊夢貴女ね……(さっきの富良野の話だけでは届かないみたいね……そんな容易くはいかないか)
   コホン。 今話したことが私と霊夢がここに居る理由よ。 そこで改めて……私達に聞きたいことはあるかしら?」


621 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 23:56:13 ID:???

どうしますか?


A ふらのが敗れた他の世界について訊く
B 地底の妖怪退治について訊く 
C 留守中の地上の出来事について訊いてみる
D 夕食に参加するのか訊ねる
E 地霊殿に戻してもらう 
F アイテムをプレゼントする
G その他


*後1回まで選択できます。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


*紫の評価値が上がりました。



今日はここまで。 お疲れ様でした。


622 :キャプテン井沢α ◆398rcZCf3w :2010/07/09(金) 23:57:38 ID:jC0x3pa+
C

623 :森崎名無しさん:2010/07/09(金) 23:59:18 ID:mdpMThVs
B
これがJrスレなら因果論について突っ込むんだが
(そもそもなんでババァがそんな因果に介入できるのか、
 因果を整えなければならないという使命感を持っているのか?)
まあそういうスレでもないだろうw

624 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 00:01:37 ID:RIreeA32
B
松山はねぇ…色んな所で振り回されてるようん
女になったり地獄に堕ちたりアカルイミライだったり

625 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 00:56:48 ID:???
DSゲームでふらの優勝ルートがあったね

626 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 01:00:31 ID:???
あったね
なんか松山イーグル以上のシュート覚えてたw

627 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 18:31:22 ID:???
地底の妖怪退治って絶対しないと駄目なのかな
「やらせ」で形式上倒すだけでいいのかもしれないけど
自分としてはそのルール自体に反抗したい

628 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 18:34:24 ID:???
推測だが、それをやるってのはつまり地底と地上の戦争につながることなんだろうね。
脇巫女か黒白に屈服させられていない地下勢力は地上にとって驚異になる、と

629 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 18:54:01 ID:???
退治って言ってもボクシングのスパーリングみたいなもんだし
地上と地下の不可侵条約を変更するのに必要な儀式みたいなもんだろう

630 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 18:59:35 ID:???
ふらのが必ず敗れるのに例えたってとこが気になるんだぜ
ルールに従えば地底の勢力は地上で勝ってはならないということではないのか

631 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 19:02:54 ID:???
ここだ!ここで地底に協力して地上の連中を打ち倒す地獄ルートだ!
……いや、ないだろうけどw

632 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 19:05:17 ID:???
まあとりあえず白黒が八割方悪いってのはわかった

633 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 19:10:39 ID:???
白黒はどのスレでも厄介者だのう(弟子馬鹿除く)
>>630
一度負けることが宿命づけられてるだけ、だとは思うけど…。

634 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 19:21:40 ID:???
というか本編の揶揄じゃないかな?<ふらのが負けるのが確定
実際、本編の中学編でBADENDがあったけどリセットで勝利を収めてる
逆に決勝の東邦戦はリセットなしのガチ勝負だった訳だし

あと、巫女か白黒が地底の妖怪を退治しなきゃいけないってのも東方原作のルール的なもので仕方ないんじゃないかねぇ
実際問題、東方のキャラってのは一度は巫女か白黒(時々メイド長とか)に退治されてる訳だし
様式美というか、踏まなきゃいけない儀式みたいなもんかと

635 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 19:33:39 ID:???
全然見当違いかもしれないけど
妖怪退治を認める→ふらのは勝ってもリセットの運命を受け入れる
これって結局森崎や原作翼視点の物語から脱却できていない
本当に松山が主役の物語になるかどうかのにターニングポイントだと思ってるんだが

636 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 19:37:57 ID:???
でも、松山自身もここまでリセットの恩恵に預かってきたじゃん。矛盾しない?

637 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 19:42:18 ID:???
>>635
うーん
今のとこゆかりんの説明=GMの説明に思えるけどどうだろね
「キャプテン松山」の枠組のお知らせみたいな
ふらのが優勝したら >時間は巻き戻るか遡る。 って言うし
同じく妖怪退治からは逃げられませんよって事じゃないかな
つまり認めない道は存在しない、と

638 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 19:45:55 ID:???
うーん。じゃあ反抗するのは悪手か

639 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 21:54:45 ID:???

>>623
いやその通りです。私の貯蔵ではJrさんみたいな論理を組んだ構成はとても無理です。
>>624
でも振り回されてても溌剌としてるし、良いことです。ですよね!
>>625-626
ふらの(松山)は、主人公になれない魅力的な脇役であると同時に、敵になっても中ボス以上にはなれないんですね。
しかし、このスレでは過去の話であって、松山は既に通過してきてるわけですから。
>>627-631
妖怪退治といっても、あくまでキャプ森的展開ですから。
見送ったからと地底と地上で戦争になるとか、地霊殿組は勝ってはならないとか、そういうことにはなりません。
>>632-633
魔理沙があそこで帰ってしまったのは、予定を大きく揺るがしました。
少し語ると、本来は魔理沙の存在からちょっとした諍いが起こり、萃香達との試合も違いが多々出てたと思います。
>>634
両方とも大当たりです!
このスレでの話ですが、ふらの中学はやり直しを重ねられて、主人公(プレイヤー)に道を譲るチームと解釈してます。
似た様式として地霊殿の協力を得るだけでなく、地上に連れていくには、主人公(巫女か白黒)で倒す流れが必要です。
>>635-638
ふらのが負け宿命背負って〜はあくまで過去の話です。
このスレでは、南葛の翼たちではなく松山を動かしていますから。


640 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 22:25:26 ID:???

B 地底の妖怪退治について訊く



紫「サッカーでやっつけるの。 そうすれば忌まわしい地底の妖怪も大人しくなって解決、連れ出すにも異変なし〜♪」
松山「……………………………………………………………………………………」

さっきまで多大なプレッシャーを与えてきた妖怪とは思えぬ気楽な口振りに、松山は眩暈さえ起こした。
松山が率いてきたふらのが、必ず負ける宿命を義務付けられてるとの話を刻まれただけに、この変化に順応できない。
つっけんどんな口調で、霊夢が割り込みを入れた。

霊夢「やっぱり大したことないじゃない。 地上で変な気起こさない様、けちゃけちゃに倒せばいいわけでしょ?
   それなら私まで巻き込んで、こんなまだるっこしいことする必要ないじゃない!」
紫「あら、建前を軽んじるのはよくないわ。
  問答なしで倒せば良いのは同意なんだけど、則らなければいけないルールがあるのよ。
  新しい勢力が幻想郷に台頭する境目には、異変解決の専門家が居合わせ、一口噛んでなければ幽玄を乱してしまう。
  特に……地底の妖怪の絡む事には、霊夢か魔理沙か、どちらかでないといけないのよ」
霊夢「何言ってるんだかさっぱりわかんないわ」

花が咲いた様な笑顔ながら、三行に縮めて簡潔に喋れと非難を込めた霊夢の表情に、紫はわざとらしく嘆息した。

紫「はぁぁ。いいわ。話がくどくなると横柄な巫女に年寄り扱いされそうだし。
  つまり、松山君には地底にいる間にもう一試合してほしいのよ。 相手は勿論、地霊殿の妖怪やペット達ね。
  この話は、向こうでも地霊殿の主人から伝えられてる筈だから、松山君の返答次第になるわ」
松山「……断ればどうなるんです?」
紫「どうもしないわ。 貴方の代わりに霊夢を行かせて、弾幕ごっこで地底の妖怪を退治するだけ。
  その場合、試合はしなくて済むけど、全てが上手く運ぶとは限らないわね。
  決断の前に聞くけど、私の話はちゃんと伝わったかしら?」


641 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 22:26:33 ID:???

どうしますか?


A 「よし、利口! 利口だぜみんな!」(*このまま続行します)
B 「つまり……どういうことだってばよ!?」(*不明な点を質問できます)


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


642 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 22:27:55 ID:GQvpA+KI
B 試合の場合の松山のチームメイトは?

643 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 22:42:40 ID:IUFAIbgQ
B 試合の場合の松山のチームメイトは?

644 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 22:43:23 ID:c3OZfycI
B>>642

645 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 22:49:46 ID:???

B 「つまり……どういうことだってばよ!?」


紫「まぁ試合を終えたばかりで突然だものね。 不明な点は何でも答えるわよ?」
松山「(俺の聞きたいことは……)」


どうしますか?


A 試合の場合の松山のチームメイトは?
B 霊夢に任せた場合具体的にはどうなる? 
C 試合後に給金は出るのか?
D それより年齢幾つなんだ?
E 地霊殿の出場メンバーは? 
F その他


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


646 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 22:51:13 ID:GQvpA+KI
A 一応聞きたいことも同じ内容で2票入ってましたし、二度手間では

647 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 22:52:04 ID:???
>>646
そうですね。Aで進めます。

648 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 22:52:04 ID:5FFRuCEk
D

649 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 23:06:19 ID:Vj535AYc
D

650 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 23:41:39 ID:???

A 試合の場合の松山のチームメイトは?


紫「結構乗り気みたいね。そうこないと」

チームメイトについて訊ねた松山に対し、紫は満足そうに頷いてから。

紫「松山君のチームに入るのは、今度は地霊殿の外の名無しからになるわ。
  今日の試合で萃香のチームで出場していたバケバケや名無しの三番なんか、動きに光るものが感じられたわね?」
松山「(バケバケに三番……)あの、美しい美しい言ってた?」

試合中、恍惚とした表情に焦がれる眼つきでヒーバードを見ていた三番を思い浮かべながら、松山は肌が痒くなる。
一方で、その呟きを聞いた紫が、頬に手を添えパァと表情を明るくさせて手近な霊夢を捕まえて肩を叩きはじめた。

紫「ちょっとねぇ聞いた霊夢。美しいと二回も言ってくれたわよ。はぁ困るわ、こういう時どうしたらいいかしら〜?」
霊夢「そうね……色ボケ両成敗で巨大陰陽球落っことしてみるのどうかしら」
松山「だぁぁああ!? 違う、違うっ! 三番がピッチで連呼していただけなんだ!!」

霊夢の声に含まれた凄味に、割と、かなり身の危険を感じて、松山は黙っておれず弁明をした。
無限に続いてさえ見える天井のないスキマ空間で、足元に影が生じたのに余計に急かされ、誤解を解こうとする。
一歩引いてにんまりしながら見物に移ろうとした紫に、シャンハイがおずおず話しかけた。


651 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 23:43:30 ID:???

シャンハイ「あの、すみません、からかうのその辺にしてください……光様の素直さが擦れてしまいます」
紫「あ、あら、まぁ……(随分情緒が安定して、機微も読めて人間臭くなってきたわね……)」

少しばかり驚いたと片眉を軽く上げた紫は話の流れを元に戻して再開させた。

紫「その他に、時間があれば地底で撃退済みの妖怪を誘いに行くのはどうかしら?
  丁度良いことに霊夢がここにいるし、土蜘蛛対策だって新たに練り直せるでしょうし」
霊夢「あんたねぇ。 そっちの事情で地底まで連れてきといてまだ何かさせようっての?」
紫「知らんぷり〜。さて、じゃあメンバーについてとっておきのニュースをお届けしましょう。
  まずこちらの紅白の巫女が加入するわ。 そして他に三名、幻想郷トップクラスの選手を選ぶことができるわよ」

八雲紫は実に楽しそうに、一指し指を動かしながら一人目の紹介から始める。

紫「最初の一人は、幻想郷最速を自称する幻想ブン屋の射命丸文。 無類の突破力を誇るドリブラーね。
   この天狗については他にも良いニュースがあるから、後で霊夢に話を聞きなさい。
   次いで呑んだくれ鬼っ娘、伊吹萃香。
   正式にチームに迎え入れたそうね。 おめでとう。 萃香の実力は今更語るまでもないわね?
   そして最後はなんとこの八雲紫が合力を……と言いたいところだけど。
   地霊殿側のハンデきつすぎると思うし、眠いし、地底の空気は肌に合わないし〜ハーフだけ出場でいいわね?」
霊夢「自分だけちゃっかり都合のいい条件出してんじゃない!」
シャンハイ「あ、あぁあ喧嘩は……」
松山「(はぁ……気疲れはするが、霊夢さんだけじゃなく射命丸さんに萃香さんに紫さんか。
    凄い好条件だな。……でも誰か一人か……)」
紫「選ばなかった選手が地霊殿に参入なんてないから安心していいわよ?」


652 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 23:44:32 ID:???

誰を助っ人に選びますか?


A 射命丸文
B 伊吹萃香
C 八雲紫(*前後半で45分のみ)


*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


653 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 23:47:32 ID:???
ちょっとお待ちくださいね。

654 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 23:50:28 ID:???
雛や(まだ勧誘してないけど)ピルロといった面々はどうなんだろう

655 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 23:50:58 ID:???

3名の、必殺技を除いた能力を載せておきます。


     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
射命丸59 52 54 52 52 48 52 369  4/3  4   ガッツ 900/900

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
萃香  52 55 51 53 50 61 61 383  3/4  3   ガッツ 900/900 セーブ値59

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
紫   59 58 59 61 63 66 63 429  4/4  4   ガッツ 999/999 セーブ値65


>>652の投票引き続きお願いします。


656 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 23:53:23 ID:???
ヤマメ、パルスィがどんな選手かにもよるな
強いけどハーフ出場の紫はなしとして、攻撃強化であややか守り固める為に鬼さんか

657 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/07/10(土) 23:53:41 ID:cJfLahrU
B
ブン屋は言う事聞いてくれるか微妙だし

658 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/10(土) 23:55:29 ID:???
>>654
雛は(ヤマメやパルスィと同じく)この試合に参加させたければ追いかける必要があります。
ピルロは交渉次第ですね。
結果によって監督か選手か、松山側か地霊殿側か、左右されます。

659 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 23:56:45 ID:+1j38jF6

早速鬼さんに力を貸してもらおう

660 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 00:06:05 ID:zTEir/iM
B

661 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 00:06:56 ID:???

うーん、考えましたが。
ここは大切な選択肢なので、再投票させてください。 ころころ変えてしまい申し訳ないです。


誰を助っ人に選びますか?


A 射命丸文
B 伊吹萃香
C 八雲紫(*前後半で45分のみ)


*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


662 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 00:07:58 ID:???
>>660さんはカウントします。
現在、B 伊吹萃香に1票です。

663 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/07/11(日) 00:10:50 ID:pcEaL+vs
ではもう一度
B

664 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 00:11:05 ID:D10pwVIA


665 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 00:34:20 ID:???

>>663
タキさんどうもすみません。


B 伊吹萃香


松山「それならやっぱり萃香さんだ。 今日の試合頑張ったのも、萃香さんに力を貸してもらう為だったし」
シャンハイ「頼もしかったですもんね。 きっと萃香様なら強固な壁になってくれますよ!」

そのまま、試合の回想モードに入る松山とシャンハイ。
彼らを見ながら……何故か八雲紫は静止したまま声を発さず、霊夢が回り込んで顔を覗き込んで、ようやく身動きをした

紫「…………」
霊夢「何拗ねた目してんの? 自分で選ばれるハードル上げたんじゃない」
紫「ゴホンッ! 私の心配よりも霊夢、貴女……最近ボール全然蹴ってないんじゃないの?
  暇になったし丁度いいから、ここにいる間私がみっっっちり鍛え直してあげようかしらぁ〜〜?」
霊夢「(ひえー、やぶへび!!?)」

獲物を狙い丸呑みにする蛇の如く細めた視線に、霊夢が小さく跳ねて後退りする。
紫は、色香漂わせ短く溜息をつくと、平坦な表情に戻ってまた松山に話しかけた。

紫「それじゃあ霊夢の他の助っ人は萃香に決定と……。
  確定なのは今のところ三人。足りないメンバーは松山君が探した以外は当日に勝手に補充されるわ。
  ああ、そうそう試合の日は……この後の夕食会で、地霊殿の主と話し合ってきめてちょうだい。
  他にも質問したいことはある?」
松山「(微妙に恨みがましい目なのは何で?) えーと、それじゃあ」


666 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 00:35:20 ID:???

どうしますか?


A 付き合ってる人はいるのか?(*WARNING、WARNING)
B 霊夢に任せた場合具体的にはどうなる? 
C 試合後に給金は出るのか?
D それより年齢幾つなんだ?
E 地霊殿の出場メンバーは? 
F 全て理解したから次に進む
G その他


*後2回まで選択できます。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


667 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 00:37:25 ID:dw7DUyVU

これ、霊夢とは別のタイミングで話せるよね?
雛の現在位置の話をしないといかん。

668 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 00:39:31 ID:D10pwVIA

雛さんと鬼さんいれば守備面はかなり安心だしな
しかし今度はひーくん達が敵になるのか…

669 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 00:58:23 ID:???

>>667
試合日まで地霊殿に滞在するので、話は後で出来ます。
ただし最終決定で試合をしないが選ばれた場合で、なおかつBを聞いておかなかったら……?
>>668
トラウム・アドラーズ未所属だったので、雛の実力はそれなりアップしてます。(人気投票のボーナスもあります)
ただし地上を目指して出発してしまってるので、追いつくのに時間を割くか、その時間を他の勧誘に回すかですね。
ヒー君は……あの神覚醒が向こう側で続くとしたら恐ろしい強敵になりそうですねー。


E 地霊殿の出場メンバーは?


紫「地霊殿からは、松山君の今日の試合のチームメイトから多数が選ばれるでしょうね」
松山「そりゃ……(そうだよな。 あんなに活躍したヒー君や、それにさとりさんやこいしちゃん、お空と戦うのか。
   幾ら霊夢さんや萃香さんがいても気を抜いたらやられかねない試合になるな)」

そこまで考えて、まだ試合を受けるかは未定と頭を振ると、紫が付け加えた。

紫「とはいえ、地霊殿側にも私から相応のメリットを提案しちゃったんで、彼女達きっと本気になるわ。
  地霊殿には他にも強力なペットが居るかもしれないし、星熊や他の妖怪達を抱きこむ可能性は充分あるわね」
松山「……!」
紫「戦前から開始される勧誘合戦てところかしら? いつか――良い予行演習になるかもしれないわね」

意味ありげにそう言ってから、紫はそろそろ外での説明も終わりつつあると察した。

紫「質問は次で終わりにしましょう」


670 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 00:59:27 ID:???

どうしますか?


A 付き合ってる人はいるのか?(*WARNING、WARNING)
B 霊夢に任せた場合具体的にはどうなる? 
C 試合後に給金は出るのか?
D それより年齢幾つなんだ?
E 全て理解したから次に進む
F その他


*後1回まで選択できます。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


671 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 01:00:55 ID:D10pwVIA


672 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 01:10:39 ID:zTEir/iM
B

673 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 01:33:08 ID:???

B 霊夢に任せた場合具体的にはどうなる? 



紫から最後、と言い渡されて松山は……そもそも試合を受けなかった場合、霊夢が動く場合どうなるかを訊ねた。

霊夢「ん? 決まってるじゃない。ぐうの音も煙も出ない程、h」
松山「ごめん。その先続くと俺の精神衛生上良くないみたいなんで、その後について聞かせてくれないか?」
紫「えぇいいわよ。 凶暴な実行犯に代わって、知的な教唆犯が説明いたしますわ」

明らかに愉しんでる紫の言い方に、松山がげっそり顔になって肩を落とすが、そのまま話は続けられた。

紫「萃香と試合して分かったと思うけど、妖怪は自身の打倒を果たした者と近しくなりたいと思うの。
  つまり霊夢が過去の異変同様、弾幕ごっこで並居る地底の妖怪達を退治した場合……。
  個人差はあれど、以後は松山君より霊夢に懐き、霊夢の指示に従うようになるでしょうね」
霊夢「私はそんなつもりないけどね。 妖怪が集まったらまたお賽銭集まらなくなっちゃうし。
   だけど今なら探しに行かなくても、すぐ近く一箇所にみんな集まってるんでしょ?
   数日後に試合なんて手間隙かけずに、パパッと済ましちゃわない? 光も忙しいんでしょ?」
松山「……(む〜〜、どうするべきか。 地霊殿の妖怪達が俺の指示をきかなくなる公算が高い。
   だがデメリットはそれ位で、守矢カップにトラウム・アドラーズメンバーとして参加はしてくれるか。
   今から貴重な日数を更に消費して、試合を行うべきか。ここで霊夢さんに決着をつけてもらうか……?)」


674 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 01:34:10 ID:???

どうしますか?


A 試合を受けてたつ!
B 霊夢さん、お願いします!


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。 お疲れ様でしたー。


675 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 01:41:01 ID:zTEir/iM
乙です
A
なんかBだと誰がキャプテンなのかわからなくなりそうだし。そもそも可哀想

676 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 01:49:15 ID:dw7DUyVU


紫にいますぐ雛を呼び止めてもらう、あるいは霊夢に追っかけてもらう、
のはありでしょうか?

677 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 02:25:13 ID:Nc3er15Q


678 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 02:28:30 ID:D10pwVIA


679 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 21:13:43 ID:???
地霊殿が勇儀を抱きこんだらちょっとヤバイな
対勇儀は素のセーブ力で勝負しなくちゃいけないから
常に萃香の1負けになる

680 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 22:09:57 ID:???

>>675
乙感謝です!
松山(キャプ森)の領分であるサッカーで解決するのを避けて……
霊夢(東方)の弾幕ごっこで解決を頼むとそれだけ周囲に及ぼせる影響力が弱まります。
>>676
今すぐ誰かに頼んで解決、というのは難しいです。
>>679
勇儀は燃費面に問題ありますが、これといった対策がたてにくいFWですからね。
勧誘を諦めて、萃香のセーブ値を上げるのに時間を使うことも可能です。


681 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 22:12:41 ID:???
さとりん攻略は遠目から北国打つしかないかな
至近距離だとポストや枠外率高いみたいだし

682 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 23:52:28 ID:???

A 試合を受けてたつ!



松山はすぐに、チームメイトの霊夢であろうと人任せにする考えを振り払った。
大きな試合を超えたばかりの疲れた心身に鞭打って、戦意を奮い立たせた。
一瞬、息を止めて――。

松山「いいや! 他でもない俺がスーパーシューティングプレイヤーになる為に、地底までやって来たんだ!!!
   俺が望んで始めたことなんだ。 最後まで――――俺自身がきっちりとやり遂げてみせる!!!」

熱く燃え滾る感情を隠さず、真っ直ぐ己の決断を言うと、紫は表情を歓喜に変えて頷いた。

紫「松山君ならそう言って貰えると思ってたわ。
  ……ねぇ、霊夢? どうかしら今の宣言は? 胸に響くものあったんじゃなくて?」
霊夢「うん? 光がキャプテン続けて頑張るてんでしょ? いいことじゃない? 私も楽が出来るし。
    何よ……その妖精から被弾したみたいな大袈裟な項垂れ方」

一瞬にしてテンションとか高揚がここ地底よりなお底辺に落ちたと言いたげに、紫は盛大に肩を落とした。
人間ならば何年も老け込んでしまいかねない深い深い溜息と共に。
その様子は、余裕の笑みを崩さないスキマ妖怪にしてはレアで……気になり、ちょっと心配になった松山が詰めると。

紫「……」
松山「あっ……何、です?(ズーンと俯いたと思ったら俺の顔をまじまじと?)」
紫「いいえ、何でも。(はぁぁぁ〜〜っ…………。
  鍵は間違いなく、この雪国少年が握ってる筈なのよね。 何しろ霊夢を二回もサッカーに引っ張り戻したのだから。
  けれどここに至っても引火に至らず水中に火を求むが如し。 何が足りないというのかしら……)」
霊夢「あ。……そろそろお腹空かない? 弾幕ごっこもしないなら地底のご馳走食べていいわよね?」

腹部を抑え、何かから気を逸らす風に霊夢が言うと、紫は力ないまま頷き渋々とスキマを開いてみせた。
顔を明るくさせ、そこから霊夢が外界に身を躍らせようとし、松山も習ってついていこうとするが……。


683 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 23:54:26 ID:???

紫「あ、ちょっと待ちなさい。松山君にはまだ話が残っているの。
  大事な話よ。 霊夢、その人形も一緒に外へ連れ出して頂戴」

紫が今になって思い出した風に松山だけを引きとめると、片足を外に出しかけてた霊夢も半眼で振り返った。
シャンハイは、松山の肩近くからスキマに引っ張り込まれて、霊夢の肩に転がりだされてしまう。
一斉に集まる非難めいた三様の視線に、紫はしれっとして答えた。

紫「取って食ったりしませんって。 松山君には食用より他の価値を見出してるの。天地神明に誓ってもいいわよ?」
霊夢「妖怪の癖してそんな誓いをたてるから胡散臭いっていうのよ。まぁいいわ。じゃ、先行ってるから」

口こそ悪いが、霊夢は紫には信頼を寄せてるのか素直に納得しシャンハイを引っ張って外へ出ていった。

紫「あ、そうそう。 さっきの雪国少年の恥ずかしな過去部分。 聞きたければ地霊殿の主人に聞くといいわよ〜♪」
松山「な―――っ!!!?」

スキマの閉じる刹那だったので、聴こえたかどうか解らないが、松山は冷や汗混じりで紫に抗議の視線を向けた。

紫「だいじょうぶだいじょうぶ。『あの子達』達観して見えて初心だもの。殿方の過去をほじくる度胸そうないわよ」
松山「(思えば幻想郷にきて……記憶覗かれるわ部屋にはスキマ開くは、紙過ぎるだろ俺のプライバシー……)」

今になって思い悩む傍らで。開いてたスキマが完全に閉じ合わされると、紫が空間内に椅子を引っ張り出して腰掛けた。


684 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 23:56:45 ID:???

紫「まったく参っちゃうわ。
  のこのこ地上に戻ってきた白黒といい、想定の上を超えるのが若さとはいえ対応するには堪らないわよもう」
松山「そういえば。 さっきの紫さんの口振りだと、魔理沙さんが今もここに残ってる筈だったんだよな?」
紫「ええ。それが何か?」
松山「その場合、助っ人とかどうなってたんだ? 紫さんが霊夢さんを連れてきたのもイレギュラーな事態みたいだし」

道半ば旧都で、難題クリアのドラゴンの杖を見つけて魔理沙は、躊躇など蚊程も見せずとっくに離脱しこの場に居ない。
気にしてもしょうがないとは思いつつ、好奇心には勝てず松山が問うと、紫はさもつまらない些事と言いたげに答えた。

紫「あぁ。まぁもう今となっては関わりない事だけれど。
  大雑把に見えて用意周到な魔女のこと。 お得意のスピードを殺しかねない大荷物を抱えてたでしょ?
  荷の中身は遠隔操作用の等身大人形と、山の河童の珠玉の一品、メカニトリの組み立てパーツが収まっていたの。
  ……担いでなんていないわよ? どの道、辿らなかった分岐路なんて知ったところで益にはならないのだし」
松山「はぁ。それで、俺にまだ話って……何です?」
紫「今日の試合の終盤、貴方は自分が何をしたか解っていて?」
松山「……!?」

責める口調ではない。 むしろ物静かに労わる様な物言いだが、松山は心臓を鷲掴みされたみたいに効力した。

紫「あらそういえば……能力についての話は、松山君と一度もしてこなかったかしら?」

紫はそれについてはこちらの怠慢だと詫びを交えつつ喋りながら、松山用に椅子を用意し、座るよう促した。
落ち着く為にも座ると、話の出だしは……松山が授けられて久しいワイルドイーグルについてからだった。


685 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 23:58:39 ID:???

紫「名前は……ワイルドイーグル。荒々しくも精悍で素敵な名前だわ。
  けどその能力自体は珍しくもなく、同様のギフトを生れ落ちた時から備えてた者は、軽く両手の指の数を越える。
  弾幕だって撃てないし、人間を越える猛獣じみた力になんて太刀打ちできない。儚いものね」

松山の心中にさざなみが起こる。 非力を嘆いた想い、底の底に沈殿する苦い想いが浮上する。
ダンジョンで、霊夢や女剣士に救われた事や、風見幽香の暴威に成す術なく屈服させらてた思い出がまざまざ浮かんだ。
  
紫「それについては、いつか霊夢本人も言ってたでしょう?
  ワイルドイーグルで恩恵に与る能力は、霊夢が結界内でサッカーをする時の能力と同程度なの。
  無重力に近い伸びやかで速い跳躍、鋭敏な勘、どれも類稀な天性だけれど、同じだけの才能の持ち主は数多くいる。

  当然なのよ。 だって私の贈り物は、貴方が人間のままで居られる能力に限定したのだもの。でも、ね?」

一度言葉を切って、松山の心の均衡が保たれるまで待って、紫は話を再開させる。

紫「今日の試合で見せた時空間に干渉するというのは、明らかにその境界を逸脱してるの。
  いわば人外に至る札の一枚目……。十枚を数えれば幻想郷勢力の主人にさえ届く代物です。
  このまま放置して、二枚目を手中にすればもう貴方は誰に憚ることない幻想の住人になってしまうわ」

いつの間にか……からからに渇いた喉で、松山は腰を浮かせて続きを促した。

松山「だ、だから……? そうなると、どうなる!?」
紫「例えばサッカーを志す者なら誰もが抱く夢。 外の世界でプロサッカー選手を目指す道は閉ざされるわ。
  能力というものは、定着してしまえば、呼吸する〜腕を動かすのと同じに使ってしまうものなの。
  時間を操る能力なんて持って出ていってみなさい。たちまち居場所を無くして幻想郷に流れ着くがオチだわ。
  さもなければ……どうなるか、なんて見本となる資料や娯楽作品なんて山の様にあるでしょ?」

松山「だから! それで一体どうしろってんだ!?」


686 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/12(月) 00:00:45 ID:???

紫「私からの祝福。 共に歩むか背中を向けるかで、三つの道を提示するわ。
  一つは、時間を操る能力を今の状態で固定してしまう。 1~2秒時間を停められる程度なら誤魔化しは利くでしょう。
  二つは、そのまま放置しいずれは自在に能力を扱える様にする。
  三つは……まだ根を下ろしてない内に、私がその才能を別の才能に変換してあげる。
  いずれか一つ……選んでください」



どうしますか?


A 時間を操る能力を今の状態で固定してもらう
B このまま放っておいてもらう
C 別の才能に変換してもらう
D まだ整理つかないので保留(*これのみ2票で決定になります。選択の機会は後日またあります)
E その他


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。
地底編で何度も言われた想定外事態が多すぎて、ここで重要な投票が重なってますね。テンポ悪くて申し訳ありません。
そして長かったワールドカップも決勝ですね! どちらにダイヤの女神が微笑んでるか!
お疲れ様でしたー。


687 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 00:03:24 ID:XyR0qHyw


688 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 00:04:42 ID:???
お疲れ様でした。
質問なのですが、AやCを選んだ場合はワイルドイーグルの代わりに時止め能力や別の能力が得られるという事ですか?

689 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/12(月) 00:13:17 ID:???
>>688
乙感謝です。

Aはワイルドイーグルと同じ、微弱ですが人間の範疇に収まるサッカー専門スキルになります。
Bは日常でも戦闘でも、時間停止能力が扱えるようになります。
Cは他の才能(覚醒の書に+α)されたものと交換できます。

B採用の場合は、このスレのEDにも大きく関与してきます。
それではお疲れ様でした。

690 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 00:15:10 ID:???
その後松山を見た者は誰もいなかった・・・・・・となるわけか

691 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 00:17:25 ID:???
Bだと幻想郷に永住することになるわけか。うーん…

692 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 00:22:32 ID:1QInXYP6

松山にはあくまで人間の範疇でいて欲しいな

693 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 01:02:41 ID:UrZ3IYbQ

俺もそうだなぁ

694 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 01:03:48 ID:pYzWrkfM
C

695 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 01:10:01 ID:???
すいません松山さん、雛問題なんですが。
「今すぐ」がダメということは、このあとに誰かに頼むこと自体はOKですか?
具体的には霊夢か、あるいは飛べるペット(除くひーくん)に
ちょっと伝言をお願いするのはどうか、と考えたのですが。
ピルロやパルスィあたりを引き込むためには、雛のために使う時間を節約したいので。

あと、suicaに遊戯王の引き込みあるいは地霊殿参加阻止を頼むのは・・
ダメだろうなあ。鬼さんは結局「敵は強ければ強いほど(ry」ってタイプだし。
逆に考えて、早々にリベンジの機会がやってくることを喜ぶしかないかな。

696 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 13:54:51 ID:bv8b6wY+
A

697 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:12:18 ID:cel38EI6
A

698 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/12(月) 22:11:00 ID:???

>>690-691
Bの場合、幻想郷ではともかく、松山本来の世界では異能になりますしね。
>>692-693
サッカー専門スキルになるので、それ以外の用途にはブレーキがかかります。ご安心ください。
>>695
この後に誰かに頼むことは可能ですが、短期勝負なんで確実を期すには松山自身が動いたほうが確実です。
ピルロは現地にいますが、他の面子は旧都にいませんので、さとりと取り決める日数次第でギリギリです。


699 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/12(月) 22:57:47 ID:???

A 時間を操る能力を今の状態で固定してもらう


紫の語る――松山の身に生じてた異変。
それについて八雲紫曰く、地底の瘴気や濃密な妖気に長らく浸されたのが原因と見てるらしい。
しかし起因が何であれ、松山に歩む未来を揺るがす決定が迫られてる事だけは確かだった。

松山「……」

時間を操る程度の能力。
紅魔館のメイド長程、自在に操れば、時を巻き戻すことはできないが、加速や空間拡張を可能とする最高に稀有な能力。
そんな能力が身につく幸運とあれば、興奮と歓喜に眩暈を起こす者もいるだろう。
しかし大きすぎる力はギフトであり時にカースにもなる。
松山にとってとても大きな取捨選択。 押し黙って苦悩の末に……こう口にした。

松山「俺は……やっぱり、どんだけ便利でも、人間の常識を超えるみたいな力は欲しくない」
紫「そう……」
松山「だけど、その能力が俺に芽生えたものてんなら、潰してしまうのも嫌だ。 だから……」
紫「つまり中間のAプランを選ぶということね。
  出来なくはないけれど……双方のいいとこ取りは、どちらか片方選ぶより得られるモノが少なくなるわよ?」

軽く戒めるみたいな言葉を投げかけて、紫は優雅な動作で立ち上がると、松山の正面に立った。
屈む形になると、見た目松山より年下、スレンダーな体型の割には豊かなふくらみがゆれ、金糸の髪が泳ぐ。
そして……八雲紫の右の手が、松山の胸部に触れた瞬間、紫色の発光現象を起こすと共に指先が沈み込んだ。


700 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/12(月) 22:58:53 ID:???

松山「っくあ……!?」

能力を簒奪された過去の記憶と酷似した光景から成る悪寒に、松山が呻く。
しかし紫は手を止めず、鼻歌まで口ずさみながら、やがて「あ、これね」と呟き、暫くして手を引きぬいた。

紫「それじゃ肥大化封印、確かに施しました。……これで今後、能力が成長していくことはないわ。
  こちら風に言えば、"数秒の時間を操る程度の能力"かしら?
  時止めとかいう能力を停止させるとか、全く松山君の周囲は何が起こるかわからないわねぇ」
松山「……」
紫「別に責めてる訳じゃないわ。
  外来人が起こす変化とは、基本的に愉しむことにしてるの。 貴方にはもっと頑張ってほしいしね……。
  それじゃ今誰の邪魔の入らぬ内に、能力の扱いまでついでに決めておきましょう」
松山「え!?」
紫「何、その嫌そうな顔は。私とお喋りするの、そんなに嫌?」
松山「(ぐぅ、試合後で腹減ってるのにな……)」
紫「さて、時間を数秒停めることが可能になったけれど、サッカーの試合のモードの1つとしてしか使えないわ。
  それも停止できるのは、1秒か2秒に満たない程度……。
  松山君が100mを13秒台で走れたとして、そこに能力を足しても、最速天狗や、10秒台の俊足には追いつけない。
  体を寄せる前に、シュートやセンタリングをされてしまうでしょう」
松山「それが、人間の範疇に納まるってこと……ですか?」
紫「その通り。もっとも速度比べではそうだけど、様は使い道次第だわ。
   この能力は応用が利く。 幾つか並べてみたけど、この中から松山君が自分に合った使い道というのを選んで頂戴」


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