キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【白熱する】幻想のポイズン44【レギュラー争い】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/16(火) 22:50:25 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1288361560/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
合宿が開始してから1週間。
周囲が成長をする中、反町もまた他者の練習の補助や己の練習に励み。
紅白戦では2得点を挙げる大活躍で存在感を出す。
一方その頃、外の世界では地獄に落ちたGKが運命の出会いをしていたのだが……。

妖夢「(ここにいたら私まで腐ってしまう……)」
魔理沙「これが私のファイナルスパークだァ!!」
霊夢「でも反町のがまだ強くね?」
大妖精「回ってなんでも止めますよ〜!!」
咲夜「これが私のマジカル☆咲夜ちゃん☆スターよ!!」
早苗「変態だー!?」
レミリア・シュナイダー「「うちの妹の方が可愛い」」
さとり「若林……私の弟になれ」

合宿開始から1週間が経過し、いよいよ代表落ち選手の発表とキャプテン投票が迫る。
果たして誰が代表から落ちるのか!? そして、誰がキャプテンになるのか!?
そんな幻想のポイズン44スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

768 :森崎名無しさん:2010/11/26(金) 23:16:14 ID:???
なんかこの合宿特訓運悪いね

769 :森崎名無しさん:2010/11/26(金) 23:16:22 ID:???
いや本当にごめん…

770 :森崎名無しさん:2010/11/26(金) 23:20:33 ID:???
まあまあダイスは誰が振っても同じだし気にしちゃあかんよ

771 :森崎名無しさん:2010/11/26(金) 23:20:59 ID:???
嘘だといってよバーニィ(涙)
そういえば日本戦でのタックルフラグはこの練習とは関係ないんですか……

772 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/26(金) 23:25:55 ID:???
>>765>>769
ダイスの結果は運否天賦。誰の責任とかじゃないので、お気になさらず。
これからもガンガン引いてください

>>771
すみません、忘れておりました。確かにフラグがありますので、5/10スタートでしたね。
あと3でタックルフラグを回収できます。

773 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/26(金) 23:39:50 ID:???
>★妹紅のタックル練習→( 1 + 1 )=2★
================================================================
全日本との試合においてタックルのコツのようなものを掴んでいた妹紅。
今日の練習ではそのコツを何とかしてモノにしようと意気込んでいたのだが……。
しかし、何故かこの日の練習はまるで上手くいかなかった。
そもそも、妹紅も最近は伸び悩んでいるとはいえ、タックルは既に限界が見える程に上手く。
また、松岡も全盛期はドリブルを得意としていたFWだが今では引退して能力は激減している選手。
両者の歯車も、何故か上手くかみ合わず、妹紅は何も得られなかったのだが……。

松岡「失敗しちゃったな〜、どうしよう……と、思ってるあなた!
   駄目駄目駄目、落ち込んじゃ!! 大丈夫、どうにかなるって……Don’t Worry!
   Be Happy!!」
妹紅「いい言葉だな〜……うん、当然落ち込まないよ!
   この程度でヘコんでちゃ、タックル練習を提案してくれた反町に悪いし!」
松岡「いい仲間だね〜、広がる! 絆の輪ッ!!」
妹紅「なんだか心も身体も熱くなってきた!!」

しかし、妹紅は落ち込まなかった。
というか、むしろ燃えた。
妹紅のポジティブさに松岡コーチの熱血さが重なり、なんかもうとんでもないことになった。

なんだか暑苦しすぎて、周囲の者達はしばらく妹紅と松岡には近寄らなかったという。

774 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/26(金) 23:40:55 ID:???
リグル「なんだか今日の練習、第2コートの方から凄い熱気を感じたんだけどなんだったんだろ」
ヒューイ「私、今日はそっち行ってないからわかんない〜」
反町「俺も……」

その後、今日もまた練習を終えた一同は自室へと引き上げ。
反町はリグルやヒューイと共に自室でのんびりと寛ぎながら、雑談を交わしていた。

反町「(さて……それはそれとして、今日はこれからどうしようか?
    紅白戦、そしてキャプテン選抜前最後の夜。 このまま部屋に残るか……。
    それとも、他の部屋に行ったりしようか? うーん……)」

A.同室のメンバーに話を振ってみる
B.部屋でじっとしている
C.施設の中を歩き回ってみる
D.他の部屋に遊びに行く
E.個人練習をする

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

775 :森崎名無しさん:2010/11/26(金) 23:41:15 ID:0CfVHCEg


776 :森崎名無しさん:2010/11/26(金) 23:46:53 ID:8kLcoNa6
D

777 :森崎名無しさん:2010/11/26(金) 23:50:05 ID:YtRQ/aFg
C

778 :森崎名無しさん:2010/11/26(金) 23:51:21 ID:hOXayb3o


779 :森崎名無しさん:2010/11/26(金) 23:55:45 ID:b5Ffwfhc
D

780 :森崎名無しさん:2010/11/26(金) 23:55:57 ID:0CfVHCEg
Dに変更お願いします

781 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/26(金) 23:56:50 ID:???
>>780
変更了解です。

782 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 00:04:38 ID:???
>D.他の部屋に遊びに行く
================================================================
反町「(そうだな……今日もどこかの部屋に行こう。
    でも、どこに行こうかな?)」

A.101号室 輝夜
B.102号室 松岡
C.103号室 パチュリー
D.105号室 ルナサ、メルラン、リリカ
E.106号室 魔理沙、にとり、妖精1
F.107号室 妖夢、うどんげ、てゐ
G.108号室 パルスィ、ヤマメ、キスメ
H.109号室 咲夜、美鈴、小悪魔
I.110号室 レティ、チルノ、大妖精
J.111号室 早苗、静葉、穣子
K.112号室 霊夢、メディスン、妹紅
L.113号室 お燐、お空

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

783 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 00:05:18 ID:X8yNcZWc


784 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 00:05:43 ID:erJTdbWE
C

785 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 00:18:14 ID:BiznrfKo


786 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 00:40:45 ID:???
>C.103号室 パチュリー
==================================================
反町「(……そうだな、パチュリーさんの所に行こう)」

以前リグルと共に相談に行った際、的確にリグルにアドバイスをしてくれたパチュリー。
その際、自分を部屋に招きいれてくれた事を反町は覚えており。
彼女の部屋に行けば、少なくとも門前払いをされることは無いだろうと判断。
ここはパチュリーの部屋に遊びに行こうと考え、リグルとヒューイにしばしの別れを告げて退室。
そのまま103号室へと向かい、ドアをノックしてから名を名乗り……今日も部屋にいた小悪魔の案内を受けて部屋へと入る。

バタン!

パチュリー「……コホッ、コホッ。 ドアはもう少し丁寧に閉めて……埃が舞うわ……」
反町「あっ…す、すみません!」
パチュリー「……まぁ、いいでしょう。 それで、今日は何か用かしら?」
反町「(さて、どうしよう? 何を話そうか……)」

A.パチュリーについて(更に分岐します)
B.小悪魔について(更に分岐します)
C.自分について(更に分岐します)
D.明日の紅白戦について
E.キャプテン選挙について
F.サッカーについて相談をしてみる(更に分岐します)
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

787 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 00:41:14 ID:X8yNcZWc


788 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 00:42:06 ID:???
パチェさんの部屋に来たところで本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

789 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 00:46:42 ID:erJTdbWE
F

新シュートが欲しいぜ

790 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 01:03:03 ID:???
B

791 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 01:07:53 ID:h2TmIE0o
F

792 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 01:13:10 ID:???
乙でした
シュート力が頭打ちでまだまだ下がる一方なんだろうな
ここらで一発強烈なのが欲しい

793 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 08:56:56 ID:???
新シュート習得期待乙です。
三杉を育てたパッチェさんの手腕に注目ですが次の紅白戦にもかなり注目してます。
反町と別組になること前提ですが、早苗さんの成長によって、
早苗「オータムドライブは研究し尽くしました!ゴールは絶対許早苗!」
を喰らったとしても、新技のおかげで
早苗「ド…ドリブル技……だと…? 一対一はらめぇ!」
的な持ち上げて落とす三杉大喜びな凌辱展開が起きる期待もさることながら、
笑撃!☆さくやちゃん事変☆!の例や、松岡コーチの丁寧なフラグ立てのこともあるので、
反町が両方とも『禁則事項』されて廃人と化すいわゆる、
三杉「強者と成り上がった者が再び堕ちていく時見せる絶望の表情もまた、美しい…」
的な展開も期待できるので、Wktkが止まりません。


794 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 21:55:55 ID:???
>>793
どうもです。
紅白戦で反町が活躍できるか否かは以前に比べて若干引き運も絡んできます。
ただ、それでも反町のシュート力は他者を圧倒しているのでもう駄目だ……おしまいだ……な状況には多分ならないかなぁと踏んでいます。
前回の紅白戦と比較し、周囲のレベルもちょっと下がっておりますしね。

795 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:02:51 ID:???
ここのところのシュート熱になんかついていけない

796 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 22:06:41 ID:???
>F.サッカーについて相談をしてみる(更に分岐します)
=========================================================
反町「(そうだな……サッカーについて相談してみよう。
    とはいえ、なんについて相談してみようか……)」

A.新シュートの開発について
B.今後の反町の成長方針について
C.他の選手の将来性について
D.現時点の反町に対する評価を聞く
E.現時点でのスタメン候補について
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

797 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:07:24 ID:X8yNcZWc
A 新技!新技!

798 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:13:02 ID:ZUoCdaBs
A

799 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:14:19 ID:zf20hAoE
B
忌憚のない意見を聞いてみたいなあ。
成長方針「砲台」はちょっと・・・

800 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:15:21 ID:2LK2nE+Q
B
ただの砲台がいやだからここのところ守備なんかも訓練してるんだし。

801 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:15:45 ID:K0dVpDLs


802 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:28:40 ID:???
ここでシュートってリグルのときの失敗選択と同じになるんじゃね?

803 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:29:30 ID:???
新技のアドバイスもらうだけでミスなわけねーよ

804 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:31:50 ID:???
一応、砲台で十分な反町と、砲台ではマズいリグルの差は勘案するべき。

805 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:35:13 ID:???
砲台で十分って…
それをやりすぎたせいで調整が入ってんでしょうに。

806 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:41:56 ID:???
わざわざ成長方針相談せんでもいいんじゃないの?
既に守備やボール運びの練習もしてシュート以外もできるようにしよう
という方針で既に固まってるように見えるから相談する必要が無さそうだし

807 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:44:31 ID:???
という方針が固まってる状態でシュートなのか?

808 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:46:42 ID:???
>805
いや、コーチからの評価の話だぞ? スレ主のバランスの話じゃない。

809 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:47:04 ID:???
FWで肝心のシュート下がってきてるからね
他の能力は地道な練習でカバー可能だが必殺シュートに限っては普通にやったら無理みたいだし
今回はそれでいいじゃん

810 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:51:52 ID:???
>>809
確かにそれは一理ある。
これ以上燃費の悪い技を覚えることが果たして有益なのか?って疑問は残るけどね。

811 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:52:44 ID:???
部外者の意見だけど、この練習システムで今の段階で一番効率がいいのは
上がりやすい守備練習より、上がりにくいけど必要な攻撃練習よりも必殺技開発だと思います

812 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:53:36 ID:???
まあ切り札は多いに越したことはないし
もしフライングドライブ系の技を覚えたならコーナーからでも自由に打てるようになり
戦術も増えるから狙ってみて損はないでしょう

813 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:56:29 ID:???
ちょっとくらい消耗増えようがFWが決定力伸ばすのは当然いいに決まってる
シュート力が下がってきてるなら尚更

814 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 22:59:23 ID:???
おまえら、反町のシュートが衰えてもいいとか言ってるけど
もし幻想郷にシュート星人が攻めてきて、向こうの大将と幻想郷代表がシュート勝負で対決し、
負けたら植民地にされるという事態になったら、幻想郷代表は絶対反町でないとイヤだろ?
白黒でもいいのか?白黒に幻想郷の命運を託せるのか?

反町のシュート衰えを肯定してるやつは幻想郷規模で考えるんだ

……すまん、やり取り見てて魁皇VS小手投げ星人思い出してついやってしまった

815 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:00:01 ID:???
シュート星人www

816 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:00:55 ID:???
確かに白黒には託せねぇなww

817 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 23:02:25 ID:???
>>815-816
リグル「\ここにいるぞ!/」

818 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:04:43 ID:???
ちょwwwエースなにしてんのwwwwww

819 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:11:23 ID:???
お前はエースへの特訓をしていろww

820 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:14:06 ID:???
エースは浮き球じゃないとww

821 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:15:27 ID:???
パスも課題だし、当面はオフェンスに絞っていいんじゃないの?
パスは幽香さんにも言われてたし

822 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:17:59 ID:???
今から上がりやすい守備も鍛えて損じゃないでしょ
というか基礎能力もある程度鍛えとかんと練習試合スタメンきつそうだし…

823 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:19:23 ID:???
セービング星人がきたときもシュート力あるといいよねw

824 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 23:37:51 ID:???
>A.新シュートの開発について
=====================================================================
パチュリー「……新シュート?」
反町「はい……ヒントだけは掴んでいるんですけど、どうやって覚えるべきなのか……。
   いまひとつ、わからないんです」

以前の紅白戦にて、最後の最後にヤマメからゴールを奪った際。
何故かいつもよりもシュートコースを見つけやすかった反町。
それこそが新たな反町の必殺シュート開発に繋がる筈だと確信をしていたのだが……。
しかし、一体何をどう練習し、どう鍛えれば新シュートを開発できるのかは皆目見当がつかず。
ここは育成に定評のあるパチュリーに相談するのが吉だろうと判断し、パチュリーに問いかける。
反町の話を聞いたパチュリーはようやく本から目を離し、反町へと視線を向けつつ……。
小さくその口を開くと、反町に言い聞かせるように呟き始める。

パチュリー「……難しいわね」
反町「難しい?」
パチュリー「現時点で……あなたのオータムドライブは、既にほぼ完成されたシュートよ。
      これ以上の発展性は、ほぼ無いと思っていい」
反町「そんな……でも、ドライブシュートは色々と応用が利くんじゃ……!」
パチュリー「確かに、ドライブ回転を強くかけ、バウンドさせてゴールを狙うミラクルドライブ。
      それに、横回転をかけ自由自在に空を飛び交わせるシュートも可能でしょう。
      ただ、あなたはそれを出来る自信がある? ……この2つはどうしてもサッカーのセンスが無ければ会得できない技。
      あなたはシュートに関してはスペシャリストだけど……天性のセンスという面では、天才と呼ばれる者達には足りないわ」
反町「………………」

パチュリーの言うように、ミラクルドライブなどは使い手にかなりのセンスを必要とするシュート。
練習を繰り返すだけではとてもではないが会得をする事など出来そうになく……。
仮に会得が出来たとしても、時間を多大に消耗してしまうだろう。

825 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 23:39:18 ID:???
反町「それじゃあ……俺は、新技はもう覚えられないって事ですか?」
パチュリー「…………そんな絶望的な顔をしない。
      いい? 私は難しい、と言っただけ。 つまり、可能性は無いという訳ではない」
反町「!? じゃ、じゃあ……何かあるんですか!?」
パチュリー「ええ、勿論」

パチュリーにミラクルドライブなどを覚える事は事実上不可能だといわれ、思い切りへこむ反町だったが……。
しかし、パチュリーの口から続いて出てきた言葉を聞いて目を丸くして驚きつつ……。
思わずパチュリーに掴みかかりそうな勢いで、どんな技を覚えられるのかと問いかける。
そして、パチュリーはそれをするりとかわしながら無表情を崩さず、人差し指を立てながら反町に告げる。

パチュリー「いい? まず、あなたが以前の紅白戦で感じたシュートコースの見つけやすさ……。
      それは、あなたのストライカーとしての勘が少しずつ研ぎ澄まされてきていると見て間違いない」
反町「ストライカーの……勘?」
パチュリー「そう。 幻想郷で数多のGK、DFと戦ってきたあなたは、ストライカーとして必要な嗅覚を備え付け始めている。
      それがシュートコースの見つけやすさに繋がった……ここまではいいかしら?」
反町「は……はい」
パチュリー「よろしい。 さて、それじゃあ次に……どんなキーパーにも、苦手なコースがあるというのはわかるわね?」
反町「それは……勿論。 右利きのキーパーは、俺達から見て右側のコースはどうしても取りにくい。
   俺はシュートコントロールが最大の武器ですから、それを生かす為にもそれはいつも意識して――」
パチュリー「ただ、どのキーパーも同じコースばかりが苦手という訳ではない。
      ここが一番苦手だ、というコースがある。 ――それは、わかるかしら?」
反町「……もしかして、パチュリーさんが言いたいのは」
パチュリー「ストライカーとしての勘を備え始めたあなたなら、キーパーの苦手なコースを見つけることが出来る。
      そして、あなたの最大の売りはどんな所にも精密に通せる抜群のシュートコントロール。
      この2つを併せれば――」

「この世で、反町に奪えないゴールは無くなる」
パチュリーはそう続けると、薄く笑みを作って反町を見つめる。

826 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 23:40:23 ID:???
反町「……奪えないゴールが、無くなる」
パチュリー「勿論、それは少々誇大表現ではあるけれどね。
      さて、ここであなたに3つの選択肢を設けましょう」
反町「え……?」

呆然と、パチュリーの言葉を鸚鵡返ししてしまう反町。
それを見てパチュリーは尚も笑みを浮かべつつ、3本の指を立てて反町に向き直り。
パチュリーの言葉を聞いて、反町はようやく気を取り直す。

パチュリー「あなたは、3つ。 3つのシュートを開発する事が出来る。
      1つは、ダイレクトシュートの必殺技――現時点で低いボールには必殺技があるけれど、高いボールは無い。
      ハイボールの技を覚えれば、どの状況でも強力なシュートを使えるようになるわね」
反町「(ハイボールの技か……)」
パチュリー「2つは、現時点のドライブシュートに若干の変化をかけて撃つシュート」
反町「変化……? 俺には、ミラクルドライブとかは無理なんじゃ?」
パチュリー「何もミラクルドライブだけがドライブシュートの進化系という訳ではない。
      ――才能の無い者でも、やり方次第では天才と張り合う事は出来るわ。
      ただ、これを習得するのは難しいでしょうね。 しかし、それに見合うだけの威力は私が保証しましょう。
      そして、3つ目は――ストライカーの勘を伸ばし、あなたのシュートコントロールを生かすもの。
      苦手なコースさえわかれば、あなたのコントロールで射抜けないゴールは無い。
      ただ、これを習得するのはかなり難しいわよ」
反町「え?」

827 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 23:41:32 ID:???
パチュリー「ストライカーの勘を伸ばし始めているとはいえ、それを完全にあなたはモノに出来ていない。
      どんな相手にも苦手なコースがあるからこそ、そのコースを見極めるのはかなり難しいわ。
      相応の経験と、努力が必要になるでしょう。
      それに、仮に覚えたとしても実戦で最初から使えるという訳ではないでしょうね。
      ある程度、相手のキーパーがボールを受け止めたのを見てからでなければ、苦手なコースも判別できないでしょう」
反町「(……確かに、あの時シュートコースが見つけやすかったのは、単なる偶然のようなものだったからな。
    あれをモノにするのは、時間も労力もかかりそうだ……けど、今からやれば大会には間に合うかも……)」
パチュリー「あなたが今の自分に必要だと思うのは……覚えたいと思うのは、どれかしら?」
反町「今の俺に必要なのは……」
パチュリー「率直な意見を聞かせなさい。 どれを選んでも……得るものは大きいわ」

A.「ダイレクトシュート……ハイボールの技が、俺には欠けている!」 ハイボール技の開発!
B.「グラウンダーの必殺シュートです。 とにかく威力が高いものを!」 グラウンダーシュートの威力向上!
C.「ストライカーとしての勘を伸ばしてシュートコントロールを生かしたい!」 特殊スキルの開発!
D.「ええい、全部だ!」 全部!

先に「5」票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※難易度はA>B>C>(超えられない壁)>Dの順番です。

828 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:43:36 ID:h2TmIE0o
C

829 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:45:00 ID:2LK2nE+Q
C

830 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:45:09 ID:+UGkzMQQ
C

831 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:45:19 ID:X8yNcZWc
B 単純な威力重視で

832 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:48:45 ID:lFngVbkg
C

難易度は逆じゃないですか?

833 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 23:50:23 ID:???
>>832
すみません、仰る通りD>(超えられない壁)>C>B>Aですね。
Dが一番難しくて、Aが簡単です。

834 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:50:29 ID:???
>>832
確かに逆だね
じゃあDにするか

835 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:53:02 ID:ASyVOlBM
B

836 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:55:05 ID:ooVZu82g

どれか一個に固定されるのは嫌だし

837 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:56:00 ID:iZXtDaoU


838 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:56:13 ID:UMMSdcU+
C

839 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:56:40 ID:???
どんなスキルになるか楽しみだなー

840 :森崎名無しさん:2010/11/27(土) 23:56:50 ID:JYpwuSWw
C

841 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 00:23:52 ID:???
反町がスーパーストライカーとして覚醒するのか

842 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 00:38:21 ID:???
>C.「ストライカーとしての勘を伸ばしてシュートコントロールを生かしたい!」 特殊スキルの開発!
==============================================================================================
そもそも、反町一樹はパワーやスピードなどに特化をしたような選手では無い。
全日本Jrユース時代は、ダイレクトシュートに定評があるという程度の、良く言えばバランスのいい、悪く言えば器用貧乏な選手だった。
それが幻想郷に来て一気に頭角を現したのは、毎日弛まぬ努力を繰り返し、シュートコントロールを磨き上げたからである。
もしも相手キーパーの苦手コースがわかるようになれば、反町のシュートコントロールは一層強力な武器となり……。
そこまで考えた瞬間、反町は力強くパチュリーにストライカーとしての勘を伸ばしたいと言う。

パチュリー「ふむ……わかったわ、ならば、私もそのつもりで……」
反町「れ、練習を手伝ってくれるんですか!?」
パチュリー「……気が向けば、アドバイスくらいはあげる。 いつでも来なさい」
反町「………………」

その反町の言葉を受けてパチュリーは口を開く。
一瞬、反町はもしかして練習を手伝ってくれるのかもと淡い期待を寄せるのだが……。
しかし、パチュリーから返ってきた言葉は、あくまでもアドバイス程度はするというもの。
目に見えて反町は落ち込みつつ……しかし、パチュリーは相変わらず涼しい顔をしながら更に続ける。

パチュリー「では、まず最初のアドバイスをあげる」
反町「え? ……あ、は、はい!」
パチュリー「明日の紅白戦で、最低でも【3回キーパーまでシュートを届かせる】……。
      いい? 【結果は取られようが決まろうが構わない】から、最低でも3回キーパーまでシュートを届かせなさい。
      【途中のDFに弾かれたり】したら駄目よ?
      そして、その時のキーパーの動きをよく観察する事」
反町「3回……ですか」

843 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 00:40:01 ID:???
パチュリー「(もしも反町がこのまま期待通りに成長していけば……間違いなく、彼はこのチームの……。
       いえ、全世界規模でのNo.1ストライカーになる。
       現時点での魔理沙では、とてもではないけれど太刀打ち出来ないでしょうね。
       でも……魔理沙は決して負けない。
       あの子はまだファイナルスパークを覚えただけで満足はしきっていない。
       貪欲なまでの知識欲と向上心は消えうせていないわ……。
       反町が強くなれば、魔理沙もまた強くなってくれる……)」

そこまで考えてから、パチュリーはそっと窓の外へと視線を向ける。
窓の外から見えるフィールドには、明日の紅白戦に向けて熱心に練習に励む、白黒装束の魔法使いがいた。

………

……



こうして反町がパチュリーに新技の開発の相談をしていた頃。
一方で紅白戦を明日に控えたこの日、他の者達は何をしていたかというと……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★紅白戦前最終日→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→パチュリー「さて、それはそれとして小悪魔、あれをやるわよ」 小悪魔「私の真の姿を見せる時が来たようですね」 なにィ!?
ダイヤ→レティ「(チルノをレギュラーに食い込ませる為には、更なる強化が必要ね)」 レティさんがチルノの面倒を見ようとしてた!
ハート→静葉「(現状ではレギュラーは遠いわ。 もっと強くならないと……)」 静葉が練習しようとしてた!
スペード→うどんげ「てゐ、特訓しないとやばい気配ぷんぷんだよ!」 てゐ「しゃーねーうさ」 うどんげがてゐの練習に付き合ってた!
クラブ→特に何も無かったよ

844 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 00:40:30 ID:???
★紅白戦前最終日→ スペード3

845 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 00:40:30 ID:???
★紅白戦前最終日→ クラブ4

846 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 00:41:01 ID:???
すみません、1つ飛ばしてしまいましたorz
>>842 >>843の間にこれが入ります
========================================================================================================
パチュリー「そう。 あと、【同じキーパー】に3回届かせなければ駄目よ。
      もしも途中で交代したら意味が無いから注意をしておきなさい。
      それと、【一対一でも駄目】だから気をつけなさいね」
反町「そうすれば、俺のストライカーとしての勘は更に磨かれるんですね?」
パチュリー「ええ……まあ、さっきのアドバイスはあくまでも参考程度にしておきなさい。
      もしも失敗したからといってもう習得出来ないって訳じゃないのだからね」
反町「(でも、達成できればそれに越した事が無いんだよな……明日はなるべくシュートを多く撃つようにしていった方がいいのかな)」

その後、2つ3つ、話を交わしてから反町はパチュリーに礼を言った後。
103号室を退室し、自室へと戻っていく。
その後姿を見やった後、パチュリーは小さく咳払いをすると――。
すぐさま黙って話を聞いていた小悪魔が紅茶のお代わりを片手にパチュリーの下まで駆け寄せ、カップに紅茶を注いでいく。

小悪魔「パチュリー様、いいんですか? パチュリー様は魔理沙さんを支持してらっしゃるんじゃ……?
    反町さんがこれ以上強くなるような事を言って、魔理沙さんは苦しむんじゃないですか?」
パチュリー「馬鹿を言わない。 私はここにコーチとしてやってきているのよ?
      才能がある者、強くなる可能性のある者は鍛えるわ」
小悪魔「(……私に練習つけてくれないのは、強くなる可能性が無いからですか?)」

小悪魔が問いかけると、パチュリーは本に視線を落としたままぶっきらぼうに返答。
これを受けて小悪魔は涙目になりつつ、下がり……。
しばらく、室内にはパチュリーの本を捲る静かな音だけが響いていたのだが……。
しかし、不意にパチュリーは視線を宙へと向けると、目を瞑って何かを思案し始める。

847 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 00:42:41 ID:???
なんか最後の最後でgdgdになってしまった申し訳ありません
てゐに成長チャンスがやってきたところで、本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でした。

848 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 00:47:25 ID:???
乙でした。
小悪魔どんまい…

スーパーストライカーじゃない他の、反町にピッタリな呼び名がいいなー

849 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 00:48:57 ID:???
幻想のポイズン、乙でしたー

850 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 00:50:02 ID:???
>>848
穣子さん命名・幻想のポイズンがあるじゃないかw

851 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 01:04:55 ID:???
ポイゾナスシューター
シュートを食らったGKは毒が回るように緩やかにボールが怖くなって最後には引退する

852 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 01:06:58 ID:???
さとり・若林「ニャメロン!」

853 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 12:33:28 ID:???
ガッツ考えて無理に必殺シュートじゃなく
キーパーに届きそうなところから普通のシュートで3回届かせるほうがいいのかな

854 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 13:22:53 ID:???
まあ最初からオータムで行く必要はないけど、ブロックされたら意味ないからね
30分ハーフでシュートチャンス3回って前の試合からしても限界値に近いし、慎重に

855 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 16:04:08 ID:???
>★紅白戦前最終日→ スペード3 =
> うどんげ「てゐ、特訓しないとやばい気配ぷんぷんだよ!」 てゐ「しゃーねーうさ」 うどんげがてゐの練習に付き合ってた!★
==============================================================================================
紅白戦が明日まで迫ったこの日の夜、フィールドでは二羽の兎が特訓に励もうとしていた。
片方は霊夢に特訓をつけてもらった事により、若干の自信をつけたウイング――鈴仙=優曇華院=イナバ。
そして、もう片方はどの派閥にも入れてくれなかった事でやる気を失いつつある因幡てゐ。
現時点では落選をする心配は殆ど無いうどんげに対し、てゐは実力的に下層に分類される位置におり。
このままではもしも残れたとしても、出番はまず無いだろうとうどんげは考え。
てゐを特訓に誘い、事態を改善しようとしたのである。

うどんげ「霊夢に練習見てもらったから、私もちょっと余裕が出来たしね!
     てゐも頑張ってレギュラーを目指そう!」
てゐ「(……姫様が監督な以上は勝利をお届けせんといかんしなぁ。
    うどんちゃんの言うように、少しは鍛えとかんとあかんか)
   りょーかいうさ。 んじゃ、早速はじめる?」
うどんげ「うん! よーし、頑張ろう!」

856 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 16:05:11 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★うどんげ「てゐは私が育てた」→! card★
★てゐ「ま、適当にがんばろ。適当に」→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。
JOKERの場合は、自動的に相手のマークと一致になります。
二つのカードの合計値が、

35→てゐ「後悔させたるうさ」全能力+2・必殺ドリブル(発動率1/2)・必殺スキル×2入手!
31〜33→てゐ、超変身。全能力+1・必殺ドリブル(発動率1/2)・必殺スキル×2入手!
26〜30→てゐ、大変身。必殺ドリブル(発動率1/2)・必殺スキル×2入手!
22〜25→てゐ、変身。必殺ドリブル(発動率1/2)・必殺スキル入手!
18〜21→てゐ、覚醒。必殺ドリブル(発動率1/2)入手!
11〜17→てゐ、成長。必殺ドリブル(発動率1/4)入手!
2〜10→まるで効果無し。 うどんげ「もう駄目だ、おしまいだぁ……」 てゐ「一々泣かんでもええでしょ」

857 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 16:06:37 ID:???
★うどんげ「てゐは私が育てた」→ ハートQ

858 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 16:08:02 ID:???
★てゐ「ま、適当にがんばろ。適当に」→ スペード2

859 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 16:08:41 ID:???
★てゐ「ま、適当にがんばろ。適当に」→ スペード3


860 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 16:13:38 ID:???
あもりにも適当すぐるでしょうw

861 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 16:27:43 ID:???
やる気ねぇww

862 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 16:43:36 ID:???
>★うどんげ「てゐは私が育てた」→ ハートQ ★
>★てゐ「ま、適当にがんばろ。適当に」→ スペード2 ★
>てゐ、成長。必殺ドリブル(発動率1/4)入手!
========================================================================
うどんげとの特訓において、てゐが磨こうとした技はドリブル技であった。
ほぼ落選する事が決定している小悪魔を除いても、静葉や霊夢、そしてヒューイとパサーが揃っている全幻想郷。
驚異的な威力を持つパス――エンシェントデューパーを持つてゐとはいえ、武器がパスだけでは出番は貰えそうになく。
かといって、守備力を鍛えようにもそもそも体格的に守備を苦手とするてゐに守備力の伸びしろはあまり無い。
ならばMFとして必要不可欠であるキープ力、突破力を鍛えるのが最善であると判断したのだ。
うどんげも、ドリブルよりはパスが得意なタイプの選手ではあるが……。
しかし、師匠譲りのドリブルテクニックはある程度ではあるが備えている。
その師匠の指導を思い出しながら、てゐに懇々とドリブルの技術を教えてゆき……。

ダダダダッ!!

うどんげ「よーし、実戦形式での特訓よてゐ! 守備もそこそここなすこの私を抜けるかー!!」
てゐ「(そこそこって言っても、本当にそこそこだけどね、うどんちゃん。
    ま、それはそれとして……)よっ……と!」
うどんげ「へっ、うわわっ!?」

腰を低くしててゐに相対するうどんげに対し、てゐは冷静にボールをつま先で浮かせてうどんげの頭上を超えさせ。
うどんげが目を丸くして驚く中、悠々とその横を通り抜けて見事に突破してしまう。

863 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 16:45:05 ID:???
うどんげ「うぅ……ぬ、抜かれたぁ……」
てゐ「……いや、私の練習なんだから私が鈴仙を抜いた事を褒めるとこでしょ、そこは」
うどんげ「っていうか、ずるいよてゐ! こんな暗いんだから頭上にボールやられちゃ見えないじゃん!」
てゐ「ずるいも狡いも無いって。 サッカーは芝の上の化かしあい、騙しあいだよ?
   状況によって使えるもんがあったら使う。 それの何が悪いんさ」

周囲の暗さを利用し、敵にボールの行方を察知させないようにして抜き去る。
うどんげは尚も抗議を続けようとしたが、てゐはそれを聞き流しながら。
今のドリブルは実戦でも使えるなと思いつつ後片付けに入るのだった。

てゐ「(ま、実戦じゃこんな暗いって事は無いけど、応用は利くな〜。 やっぱサッカーは頭使ってやるもんうさ)」

                           全幻想郷Jrユース 合宿14日目 終了

※てゐが「頭脳的なドリブル(発動率1/4)」を習得しました。

864 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 16:46:18 ID:???
全幻想郷Jrユース 合宿15日目

幻想郷Jrユースが合宿を開始してから、15日目。
既に2週間以上が経過をしたこの日は、いよいよ代表落ちが決定をする大きな節目となった日であった。
いつもどおりの時間に起床をし、朝食を取った反町も、どことなくピリピリした周囲の雰囲気に気づき……。
自身も言葉少なに朝の支度をしてから、監督に呼び集められるままミーティングルームへと移動をする。

輝夜「よし、みんなきけ。
   さぁ、今日は初日に言ったように2回目の紅白戦をする事となるわ。
   試合形式は前回と同じ30分ハーフで、延長戦などはなし。
   この紅白戦が終わったあと、正式に代表に入る25名の発表とキャプテン選挙をするからそのつもりでね」
反町「(キャプテン選挙……か)」
早苗「(結局、あれからキスメさん以外の選手を私の派閥員に出来ませんでしたね……。
    殆どの方が反町君や霊夢さんを支持してらっしゃいますから、仕方ないと言えば仕方ないのですが)」
霊夢「(また私がキャプテンやらなきゃならないのかしら……まぁ、他の奴に任せるよかよっぽどいいかもしれないけど……面倒ねぇ)」
魔理沙「(キャプテン選挙にはパチュリーは関われねぇんだよなぁ……ちっ)」

輝夜の言葉を聞いてキャプテン候補の者達はそれぞれまた違う反応を見せ……。
一方で当落線上にいるメンバー達は、少々暗い表情をしながらも紅白戦に思いを馳せる。
それらを見ながら輝夜は一度だけ小さく頷くと、手を叩いて一同の関心を集めてから声を張る。

輝夜「さて、それじゃあ早速紅白戦のスターティングメンバーを発表するわよ。
   ベンチメンバーは……なるべく使っていくようにするから、選ばれなくても腐らないように」
てゐ「(絶対に使う、とは言わんよねぇ、流石に)」
魔理沙「(ベンチに選ばれた連中は実質切ったも同然……ってトコか?)」

輝夜の選んだ言葉に一部の者達が反応をする中、輝夜によって紅白戦のメンバーが発表されてゆく。
そして、反町のチームメイトとなった者は……。

865 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 16:47:19 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★紅白戦で組む相手2→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→輝夜「紅組、早苗と反町と霊夢と魔理沙!」 白組涙目ってレベルじゃねーぞ!!
ダイヤ・ハート→輝夜「紅組、キーパー、早苗!」 反町は早苗さんと同じチーム
シペード・クラブ→輝夜「紅組、FW! 反町、魔理沙!」 反町は魔理沙と同じチーム

866 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 16:48:08 ID:???
★紅白戦で組む相手2→ ハートK =★

867 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 16:48:28 ID:???
JOKERひでえww

868 :森崎名無しさん:2010/11/28(日) 16:57:17 ID:???
>>JOKER
但し、それ以外は全員落選クラスだったら反町達が涙目だろうな

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0ch BBS 2007-01-24