キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 22:35:11 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

全日本ユース代表選抜特別試合は2対2の互角の展開を繰り広げ延長戦へと突入した!
熾烈な戦いの最中、眠れる才能を次々と覚醒させていく森崎率いるAチームの仲間たち。
勝利を狙う翼が放つ『サイクロン』をリンダの魔法ブーストでさらに強化した最強のシュートを、
森崎はポストとの衝突を利用した『頑張竜セービング』で見事防ぐ。
そしてPA外からのシュートは絶対に通さない伝説を持つ鉄壁セービングを、
過去にシュートをことごとく失敗してきたアベルが延長後半終了間際に見事得点し、試合を決めたのだった。

ワールドユースへ出場するため、そして世界最高のGKを目指すために森崎はブラジルへ。
アカネイア大陸を復興するため、そしてサッカーリーグを設立するためにマルスは祖国アリティアへ。
二人の若者は歩き出す。それぞれの夢へと向かって。今は別々の道も再び交わることを夢見て。
いつかまた一緒にサッカーをしようという新たな約束を『炎の紋章』に誓うのだった。

それから時は流れ……日本のサッカーは強大な力を手に入れた協会のもとで大きく変貌していた。
日本がサッカー後進国という話はすでに過去のものとなっていたのである。
アジア予選、そして本戦予選リーグにて圧倒的な実力を示す全日本ユースの姿がそこにあった。

今、新たな物語が動き出す。『進化』の力を授けられ、成長を司る数多の『星』に導かれし英雄の手によって。 

☆前スレ
【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1302883824/l50

915 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:51:32 ID:???
>B中山のツボ押しを甘んじて受け入れる


指が動く。腕が動く。今ならこの腕を動かし中山の腕を払いのけることが出来る。
破滅のツボを押されずに済む。ようやく取り戻した自分の力を失わずに済むのだ。
これからの輝けるプロサッカー人生のために、はやく行動を起こさなくてはいけない。
頭の中ではそれが分かっているはずなのに、一刻も早く腕を払わなくてはいけないのに。

森崎「できない……できるわけがないよ……」

自分の行為がここまで中山を追い込んでいたことを知り、森崎は涙を流していた。
今まで一番の親友だと笑顔で語りかけていた裏で、ここまで恨まれていたことに嗚咽が止まらない。

森崎「すまない…中山……俺が……俺が悪かったんだ……。
   お前が苦しむ原因を作ったのは俺だったのに…俺はそんな大事なことからずっと目を逸らし続けて…
   それなのに一番の親友みたいな顔で接して……俺は、俺はお前になんてことを……!」

決して彼を貶めようとして取った行動ではなかった。だが結果を見れば間違いなく自分が中山を闇に堕としてしまったのだ。
恨まれてしまってもおかしくはない。それでも中山は自分に対して健気に接し、守備で貢献してくれた。
その優しさが余計に後悔を際立たせる。やり直せるものならやり直したいと願わずにはいられない。

ラムカーネ「(……おもったよりはやく諦めたな。だが、これで中山は……)」

ガーネフ「(ふふ……光を失いかけた生命が慟哭しておる……
     いいぞ。その調子だ。星の加護を受けたその男の力を無に帰すのだ!)」

森崎「(俺は許されないことをした。……中山がそれで満足してくれるのなら……俺は……)」

森崎は一度上げかけた腕を力なく落とし目をつむった。指先から青白い光も掻き消える。
覚悟はできている。たとえこれで自分が中山のように力を失うことになろうとも。
自分のやってきた咎を精算出来るというのならば、甘んじて罰を受け入れてやる。
そう決め込んだものの、やはり震えは止まらない。恐怖で口の中がカラカラに乾く。

916 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:52:43 ID:???
中山「……だい、じょうぶ、だ」

森崎「なか、やま……?」

突如聞こえてきた中山のか細い声。途切れ途切れの呟きに森崎は耳を傾ける。

中山「おれ、が……まも、るから……もり、さきが……よわく、なても……
   おれ、が…つよ……くなて……まもる……か、ら……」

ああ。そうか。中山は俺に恨みを晴らしたいわけではなかったのだ。
彼のこれまでの守備を見ていれば自ずと分かることだった。
中山は森崎と一緒に試合に出ることを望んでいた。そしてその願いは
森崎の助けとなりたいという、親友を思う気持ちが産み出したものだった。
そこから現れる感情は怨みや妬みなどではない。ただ深き友情の心。

森崎「(中山……ありがとうな。そして……すまなかった)」

中山の心に触れられたことで、恐怖心が一瞬で立ち消える。
たとえ力を失ったとしても、それは中山の悪意によって起こったことではない。
かつて自分が中山に対して行動を起こしたことが彼を救おうとしたときのように。
彼が自分に対する好意によって起こってしまったことなのであれば――
許せる。耐えられる。立ち上がれる。諦めないことだけは昔から得意だったのだ。なんてことはない。

森崎は再び腕を持ち上げる。だがそれは中山から逃げ出すために上げられたものではない。
大事な親友の願いを助けるため……そっと中山の細い腕へと添えるために上げられたものだった。

森崎「お前ひとりに無理はさせねぇよ。俺が一緒にやってやるから」

中山「……もり、さ、き……すま、ない……」

森崎「謝るのはこっちの方だっての。……これでおあいこだ。もう気にすんな」

917 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:54:24 ID:???
中山「…………」

中山の目からあふれた涙が森崎の手に落ちる。
氷のように冷たい中山の腕とは比べものにならないほど、その涙は暖かかった。
そして、森崎はそのぬくもりを感じながら、自分の首筋に中山の指をゆっくりと押し当てるのだった。

ドスッ!!

ガクッ!ビシシシ……!

僅かな痛みと大きな充実感に包まれ、森崎は意識を失った。



ガーネフ「…浅ましい奴じゃ。一時の感情に流され、折角の大きな力を失いおった…」

ラムカーネ「どんな動機だろうと、そんなの俺の知ったこっちゃ無い。
      だがこれで奴から奪った星の力で中山はかつての素質を取り戻せる。
      そしてさらなる強力な闇の力を行使できるようになるはずだ。
      こいつも嬉しいだろうよ。自分の犠牲によって
      大事な『親友』を大きく成長させることができたんだから」

医務室に森崎と体を寄せ合い、倒れたまま動かない中山の体を持ち上げ、ラムカーネは抑揚のない声で呟く。

ラムカーネ「まぁ……もしも俺がこいつの立場だとしても……いや、そんな憶測は無駄なことか」

ガーネフ「ところで……どうもお前さんに来客があるそうじゃ」

ラムカーネ「なに?」

どかどかと複数の人間が駆け込んでくる慌ただしい足音が響いたと思った瞬間、医務室の扉が勢い良く開け放たれた。

918 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:55:39 ID:???
バンッ!!ダダダダッ!!

数人の喧騒が響く。その音を聞き、真っ暗なまどろみの中に漂っていた森崎の意識は少しだけ覚醒する。
何処か懐かしい影が見える。その影は何か白いものを手に取り、弓をつがえると矢を放つ。
光のない真夜中のような視界の中でも、その矢の軌跡は眩い光に包まれていた。

森崎「(光……)」

その光は暖かかった。ラーマン神殿で手に入れた『光のオーブ』に似た穏やかな光。
怒りや恐れ、妬みなどのどす黒い感情が洗われるような暖かな光。
だが、その光はあまりにも眩しすぎて目を開けることは出来なかった。
そして再び森崎の意識は閉じられる。側で共に横たわる中山の感触を感じながら。


ラムカーネ「おい……ガーネフの爺さん……魔力をくれ……
      さっきからまた体がボロボロ崩れ落ちてきやがるんだ……」

ブラジル市街を這々の体でかけずり回るガーネフの後を、ラムカーネは足を引きずりながら苦しそうに付いて回る。

ガーネフ「おうおう、随分派手にやられたものじゃのう。
     これはお主の実体を作るにはかなり時間が必要じゃわい」

ラムカーネ「ちくしょう……この俺があんなヤツに遅れをとるとは……
      せっかく奴から元の体を取り返すチャンスだったのに!
      かき集めた『星』の力もこれじゃあ全然足りてねぇ!」

ガーネフ「安心せい。既に種まきは終えておる。後は収穫の時期が来るのを待つだけじゃて」

ラムカーネ「ふん……まぁいいさ。手駒は充分に集まった。
      中山を取り戻すことができただけでもよしとするか。
      いずれチャンスはやってくる。その時まで……せいぜい首を洗って待っていやがれ」

919 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:57:07 ID:???
ガーネフ「(ふぇっふぇっふぇっ……心地よい風が吹いてきた……
     しかし……今この空気さえも全てあやつの思惑通りだとすれば……
     ふむ。ワシもそろそろ動くべきか。そのためにもまずは――)」

思案の末に邪悪な笑みを浮かべると、ガーネフはラムカーネと共に闇の中へと消えていった。



一方その頃。激闘を終えたフィールドが表彰式の準備に入る最中、
翼はブラジルのベンチへと向かい、ロベルトと出会っていた。

ロベルト「翼。優勝おめでとう」

翼「ロベルト…俺、どうしてロベルトが俺を置いて出ていってしまったか分からなかった。
  俺がどうしても森崎に勝てずキャプテンになれないと言われて、ショックを受けたよ」

ロベルト「…………」

翼「でも、今日の試合で分かったんだ。初めてロベルトと出会った日……
  サッカーボールとトモダチになって心から楽しむことを学んだことを思い出したんだ。
  あの頃の俺は日が暮れるまで、いや、暮れた後も石崎くんやみんなとボールを一緒に蹴っていた。
  勝ち負けやキャプテンなんかまったく関係なく……ただただサッカーが楽しくて、好きでいた。
  でも……いつの日からか俺はおかしくなっていたみたいだ。
  皆が俺のプレイを褒めてくれる。それに気を良くした俺は自分だけが目立つことが正しいと思い込んでしまっていた。
  でもそれは……ロベルトが俺に教えてくれたサッカーを楽しむこととは大きくかけ離れていたことだったよ。
  同じチームにいても、少しも心が休まれない。常に周りの評価を気にして、どうすれば自分が活躍できるかだけを考えてしまう。
  俺……あのままのサッカーを続けていたらきっとサッカーを嫌いになっていたかもしれない。
  俺に大事なトモダチを作ってくれたサッカー。そのトモダチを蔑ろにしてた俺がサッカーに嫌われても文句は言えないよね」

憑き物がとれたようなすっきりとした顔で、翼は鼻の下をこすりながら自分のありったけの気持ちを恩師ロベルトにぶつけていた。
自分がロベルトに失望されてしまった原因を、この大会中に気づき、そしてこれからは改善していこうと心に誓う。
だが、新たな決意を胸に秘めた翼に対してロベルトが返してきた返事は全く予想できぬものであった。

920 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:58:23 ID:???
ロベルト「喜べ翼。今日からお前が主役だ。もう森崎は二度とお前に逆らうことは出来ないだろう」

翼「え…?」

ロベルト「お前はもう何も心配することはない。そう……私の言うとおりにしていればいい」

翼「ロベルト…?」

サングラス越しのその表情は詳しいところまでは分からなかった。
だが、それは翼が彼に望んでいたものとはまったくかけ離れていたことだけは確かだった。

ロベルト「あの男の役目は終わった。これからはお前が……キャプテンになるんだ」

そう言うとロベルトはそっとサングラスを外す。光を失った瞳が、驚きの顔で固まっている翼を飲み込んでくる。

翼「(どうしてだよロベルト……俺は…………ロベル……ト……)」

突然自分を襲う睡魔に抗うように、翼は歯を食いしばりロベルトの方へと走った。そして――

921 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 22:59:56 ID:???
〜ブラジル・某所〜

片桐「…ロベルトさん、それは本気で言っているんですか?」

見上「これまでの功績を考えれば、もう少し彼に期待をかけてあげても……」

ロベルト「それはできません。あなた方も知っているでしょう。
     本来の彼は主役になれる器ではない。他のものに比べてあまりにも素質がなさすぎる」

片桐「で、ですが……既に海外クラブでの契約の話も進んでいることですし……」

見上「なにもこれから先の代表権を剥奪までしなくとも!」

ロベルト「既に良成長を重ねた彼らにとってこれから必要になってくるのは『星』の力ではない。
     これからは……そう――」

『プロジェクト・カウンターウイング』に代わる新たなプログラム『プロジェクト・エムブレム』
アカネイア大陸からの使者モロドフより授かりし4色のオーブにより多くの日本選手達の強化に励むこと。
だが、彼らは知らない。このエムブレムを彩るオーブは4色ではなく――

ロベルト「『闇』の力。この力で……日本のサッカーは世界を制覇……いえ、支配することでしょう。
     そしてそのとき全日本代表を率いるキャプテンは……彼以外にありえません」

翼「…………ニコッ」

ワールドユース大会を見事優勝した全日本ユース。
この日を境に日本サッカーは急激な発展を遂げ、自国リーグの設立はもちろん、
世界のサッカーにおいても重要なポジションを確約させていくことになる。

922 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 23:01:25 ID:???
そして再び時は流れ――


〜日本・南葛市・森崎の自宅〜

森崎有三19歳。ご存知ワールドユース大会で優勝した全日本ユースのキャプテンである。
惜しくもベストイレブンには選ばれはしなかったものの、決勝戦でのブラジル相手に見せた
数々のガッツ溢れるセービングは多くの観客を魅了し、
不安定ながらもその爆発力に目をつけた数多のクラブが彼の獲得に名乗りを上げた。

森崎「あの大会からもう2週間か。時間が流れるのは本当にあっという間だな」

あのあと森崎はブラジルの病院にて目を覚ました。
医者から詳しい事情を尋ねられ、森崎は有りの侭のことを話したのだが、
ゴールポストに頭を強打した際の後遺症が見せた夢物語だとカタをつけられた。

森崎「(確かに簡単には信じてもらえるとは思っていなかったけどよ……)」

さらには腰と背中に大きなダメージが蓄積されていると診断を下され、
ここ数日ろくにトレーニングを許されなかったことも最近のストレスの原因となっている。
だが、幸いなことに中山は特に異常が見られなかったらしい。
自分と共に自宅療養を命じられてはいるが、それだけで森崎は掬われるような思いだった。

森崎「……とにかく、今日は見上さんたちに自分のこれからの移籍先の希望を連絡する日だ。
   元々の予定だったブラジルリーグ。シュナイダー直々に誘われた若林がいるブンデスリーガ。
   翼だけでなく日向や若島津も挑戦することになったセリエA。
   岬がいるフランスのリーグアン。松山がいるイングランドのプレミアリーグ。
   三杉のいるオランダのエールディヴィジ。今のところこれらのリーグが候補に上がっている。
   そして早田や次藤、立花兄弟のように新たに設立される予定の国内リーグに参加するという道もある」

923 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/24(火) 23:02:35 ID:???
事前に渡されているクラブチームの資料を片手に、森崎は電話の前に緊張した面持ちで立つ。

森崎「さて。俺がこれから目指すプロサッカーの道は……!」


☆☆☆どうしますか?

A元々の予定だったブラジルリーグに挑戦するぞ!
Bシュナイダーに誘われたブンデスリーガに挑戦するぞ!
C翼や日向のいるセリエAに挑戦するぞ!
D岬がいるフランスのリーグ・アンに挑戦するぞ!
E松山のいるイングランドのプレミアリーグに挑戦するぞ!
F三杉のいるオランダのエールディヴィジに挑戦するぞ!
G俺は国内から頂点を目指す!国内リーグに挑戦するぞ!

『4』票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

924 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:03:40 ID:hVy3ppx2

助けてくれたのはカシムとバヤシかな?

925 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:04:52 ID:q8bwt7PQ
B

926 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:08:35 ID:2uCp4GZ6
C

927 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:09:22 ID:???
ロベルトはもうすぐ自分が自分でなくなるのを知ってたから森崎に託せるか見極めたかったんだな
しかし黒幕は誰なんだ

928 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:13:17 ID:???
原作どおりなら【メディウスの怨念】的なサムシングなんだろうが、まあそこからは逸脱してるよな

929 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:15:24 ID:SsmlQnbU
A

930 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:16:21 ID:xr3rmdmA


931 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:17:05 ID:Xfq9r52c
B

932 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:50:52 ID:???
メディウスそのものが輪環構造の一部を自覚してたしな
黒幕…というよりはそういう構造そのものを打破するための物語なのかな

933 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:54:55 ID:???
輪環構造(あるいは【円環の理】)が問題なのか、問題を打ち破るための輪環構造なのか、が気になるねえ。
原作ネタを利用するならやはり、封印の盾がぶっ壊れて闇のオーブが解き放たれたところから始まってるんだろうけど。

934 :森崎名無しさん:2011/05/24(火) 23:59:20 ID:???
あー、そこ確かに重要だなあ。
できるな、お前さん…!

さすがにまだ妄想の域を越えられるほどの情報は読み取れてないけど、
第二部にはそういう要素も散りばめられてくるかと思うとwktkが止まらんぜ。

935 :森崎名無しさん:2011/05/25(水) 00:02:03 ID:???
しかし>>916の中山さんが素敵すぎて泣ける…。
応えた森崎も男だなあ…戦乱を越えて人間的に大きくなったとしみじみ思ったよ…。

936 :森崎名無しさん:2011/05/25(水) 00:08:25 ID:???
破滅を自覚している森崎はプロで通用しないことを知っているよな?どうするんだろ?

937 :森崎名無しさん:2011/05/25(水) 21:16:59 ID:???
どうせクラブ入りはさせてもらえないだろうし(>>921


938 :森崎名無しさん:2011/05/25(水) 21:22:38 ID:???
クラブ契約の話は「向こうから来ている」から、日本の協会が邪魔できるようなものじゃないでしょ。
>>921は「日本代表(たぶんトップチーム)には入れないぞ」ってことじゃない?

939 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/25(水) 21:25:59 ID:???
>>924
ちなみに腕を払いのけた場合はもう少し今回のイベントに介入できたりしましたね。
>>927-928
色々とぼかしてしまい申し訳ないですw第2部の展開にご期待ください!
>>932-934
このファイアーモリブレムは『リセットによる救済』を物語のテーマとしています。
過去になにか大きな後悔を残しているキャラクターが、これからの物語のキーとなってくるでしょう。
>>935
原作では特に絡みもなく、学校も別々のこの二人の絆は、味方であれ敵であれ
特にサッカーの試合中に積み上げられてきたものだと私は思っています。
>>936
今の森崎はたとえ能力が落ちていたとしてもすぐに立ち上がってやるぞと決意しています。
>>937-938
ロベルトは日本代表のキャプテンを翼にするべく動いています。それ以外のことには特に関心を持っていません。
============
>Bシュナイダーに誘われたブンデスリーガに挑戦するぞ!


森崎「(…やはり出来ることなら強いライバルのいるリーグに挑戦したいよな)」

厳しい環境に身を置くことこそ一番のレベルアップの近道。
互いに最高の好敵手と認め合っているドイツの皇帝カール・ハインツ・シュナイダーから
ブンデスリーガに来い。決着はプロの舞台でつけようと直々に紹介を受けている。

森崎「えーと……候補に上がっているのはこの5チームだな」

940 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/25(水) 21:28:06 ID:???
まず1つ目。現在若林が所属しているハンブルガーSV。
昨季でリーグ優勝しているだけあり、現在そのチーム力はリーグ一と言われている。
若林とポジション争いは必須であるものの、カルツやカペロマンなど
ドイツユースの主力メンバーが多く在籍しているチームである。

森崎「チームメイトが優秀なのは助かるが、既に若林が地位を確立している可能性があるんだよなぁ…」

2つ目はシュナイダーが所属しているバイエルンミュンヘン。
シュナイダーの父親であり、名称として名高いルディ監督のもと、
制度の高い空中戦を得意とする攻撃的チームである。

森崎「このチームはシュナイダー以外は特に目立った選手がいないが、
   そこを監督の指揮でカバーしているらしいな。
   ……シュナイダーと同じチームか。まぁ悪くはないかな。
   シュナイダー自身は俺との決着を望んでいるだろうが、
   あいつの後ろを守ってやるのも面白いかもしれないな」

続いて3つ目。フランツ・シェスターとマンフレート・マーガスが所属しているブレーメン。
ボール支配力に長けており、シェスターのゲームコントロールの高さは勿論、
マーガスのドイツでもトップクラスのヘディングによる攻撃力も魅力的なハイレベルなチームだ。
やや守備に劣った部分が見られるため、森崎のような絶対的なGKがいれば一気に優勝も狙える力を秘めている。

森崎「WYではこいつらにも苦戦させられたけど、もしも仲間になるのなら頼りなりそうだぜ。
   きっと俺の契約も喜ばれるだろうし、若林とシュナイダーの両方と戦えるのも悪くない」

941 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/25(水) 21:29:42 ID:???
4つ目はシュツットガルト。昨季まであのドイツの守護神デューター・ミューラーが正GKとして君臨していた守備重視のチームだ。
来季からミューラーがセリエAのインテルへと移籍するため、もしも森崎が契約する場合
すぐにでもトップでゴールを任せたいと高評価を貰っているチームである。
プロ20年目となるキャプテンのミッターマイヤーも、森崎のような若い戦力に期待を寄せているらしい。

森崎「ミューラーの代理品に見られるのは癪に障るが、すぐにレギュラーを狙えるのは悪くはない。
   プロの世界はやはり試合に出られてなんぼだからな。二軍で腐ってしまうよりはだいぶましな待遇だ」

最後の5チーム目はケルン。キャプテンのドイツ一のポストプレイヤーであるエッフェンベルクが率いる
総合力が高い強豪チームであるのだが、現在大きなトラブルを抱えてしまっていた。
守護神であるジノ・ヘルナンデスがWYのイタリアユース予選落ちを受けて心身ともに大きなダメージを抱えスランプに陥ったというのだ。
そこで彼に変わる即戦力のキーパーを強く求めているらしく、森崎に白羽の矢が立てられたというのだ。

森崎「予選落ちしたかと思えば、まさかここまで落ちぶれてしまっていたとはね。
   まぁjrユース大会でもイタリアはそれほど強くはなかったし、
   ここは俺様の力で一気にチームをもり立ててやるのも悪くはないかな」

5つの資料をしばらく見比べた後、森崎は自分が契約を交わしたいチームを選び、
片桐から渡されていた名刺の番号をゆっくりと押していった。


☆☆☆どうしますか?

A勝負だ若林!ハンブルガーSVと契約するぞ!
Bシュナイダーの後ろは俺が守る!バイエルンと契約するぞ!
C忍者と核弾頭に挟まれて?ブレーメンと契約するぞ!
Dベテランさんこんにちは!シュツットガルトと契約するぞ!
E朽ち果てた黄金の右腕!?ケルンと契約するぞ!

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