キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/25(火) 00:37:30 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

正騎士昇格試験に挑む第七小隊と森崎たち。ロディとセシルが配属された第1部隊と
クリスとカタリナが配属された第3部隊は順調に試験をパスし、見事正騎士の称号を得る。
しかし、ルークとライアンが配属された第2部隊はまさかの途中リタイア。
これまでの成績が優秀だったルークは辛うじて合格するものの、ライアンは落第してしまう。

ここで転機が訪れる。日本サッカー協会と共同で行われる親善大会『アリティアカップ』で
チームの代表入りを果たすことが出来ればライアンの正騎士昇格が認められるという。
第七小隊は全員が一緒に昇格することでマルスの近衛騎士として認められることになっており、このチャンスに奮起するが
森崎は『破滅のツボ』による体力の虚弱化の改善を最優先し、ライアンのフォローを放棄してしまう。
これによりクリスたちとの関係が崩壊しかけるが、森崎は自身の弱さを正直にさらけ出すことで失いかけた絆を取り戻す。

そしていよいよ開催された第二回アリティアカップ!見事全員代表入りした第七小隊の面々と共に
森崎たちは前回の大会の汚名を晴らすべく、南武フースバルとのオープニングゲームに臨むのだった。

☆前スレ
【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1314356943/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

600 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 21:57:12 ID:tWotV9Fw

FWとして使わないなら、アベルにはガンガン汗をかかせるべし

601 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 22:06:05 ID:???
>A アベルに渡し、ラインを整えさせる

バイタルエリアギリギリまで攻めこまれたことで、マルスを中心にフォーメーションが崩れかけていた。
ここは一旦ボールを中央に集め、ラインを統率していくことを森崎は選択する。

森崎「まだ試合は始まったばかりだ。落ち着いていこうぜ!」

クリス「はい、森崎さん!」

バコッ!

アベル「さーて、どのあたりが奴らの『穴』だ?」

アンナ「さて、ボールは左サイドハーフのアベルくんへ。一旦後ろに戻し、再び前へ。
    アリティア選抜、ここは焦らずゆっくりとパスを回し攻撃の機会を伺います」

井沢「無理にカットに行くなよ。焦って前に出てもむざむざパスコースを明け渡すだけだ!」

アベル「(ふーむ。向こうの指揮官はなかなかの切れ者か)
    ま、何時までもこうしているわけにはいくまい。仕掛けさせてもらうぞ!」


アベルの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→とりあえず自分で直接運んでみよう。ドリブルだ!
ハート→マルス様とワンツーで切りこむ!
スペード→シーダ様に相手の裏をとってもらってパスを繋ぐ!
クラブ→ロディに大きくサイドチェンジのロビングを送り競り合ってもらう!
JOKER→あの程度のキーパーならこっから(センターライン)シュート打っても入りそうじゃね?

602 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:06:40 ID:???
アベルの判断→ クラブQ

603 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:08:19 ID:???
アベルの阿呆…。

604 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:09:00 ID:???
>マルスの判断→ クラブQ
>アベルの判断→ クラブQ

そのカードは数値分岐で引こうぜ

605 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 22:16:54 ID:???
>>603
それだけ皆がロディに期待してるんですよきっと!
>>604
アベルといえばやっぱりクラブのイメージが…
============
アベルの判断→ クラブQ
>クラブ→ロディに大きくサイドチェンジのロビングを送り競り合ってもらう!
============
アベル「前へのパスコースは……無いか」

俊足のセシルに左サイドを駆け上がってもらおうとしたのだが、
守備意識も高い井沢の指示により、しっかりとマークがついている。

アベル「だったらこっち側はどうだ?ハァッ!!」

バゴッ!シュルルルルル……

アンナ「アベルくん、大きく右サイドへと蹴り上げる!
    このボールに動きを合わせるのはロディくんと長野くんだ!」

ロディ「さっきのようなミスはしない。必ず繋いでみせる!」

長野「競り合い勝負で俺は負けるわけにはいかないんだ!」

606 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 22:18:07 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ロディ→! card+ 競り合い32=
============
長野→! card+ 競り合い36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ロディが競り勝つ!(奇数:そのままドリブル 偶数:シーダにパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ジョルジュがフォロー)(ラインを割りアリティアのスローイン)(岩見がフォロー)
≦−2→長野が競り勝つ!

【補足・補正】
その他は>>13を参照してください。

607 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:18:27 ID:???
ロディ→ ハート8 + 競り合い32=

608 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:21:11 ID:???
長野→ クラブ2 + 競り合い36=

609 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:21:19 ID:???
長野→ クラブ4 + 競り合い36=

610 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 22:47:50 ID:???
ロディ→ ハート8 + 競り合い32=40

長野→ クラブ2 + 競り合い36=38

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ロディが競り勝つ!そしてシーダにパス。
※ロディに20の経験値が入ります
============
長野「タッパの低い奴がしゃしゃり出てくるんじゃないよ!」

グアアッ!!

ロディ「(確かに身長ではどう足掻いても勝ち目がない。
    だが、競り合いを制するのに必要なのは背の高さだけじゃないはずだ)」

ロディはしっかりと足を踏ん張り態勢を崩されないように構える。
そしてボールタッチこそ長野に譲ったものの、彼の落としたボールへといち早く足を伸ばす。

長野「このっ、渡すか…うおっ!?」

ぐいっ!

ロディ「渡さない!!」

ポンッ!

アンナ「落ちてきたボールのキープに成功したのはロディくんだ!」

ニーナ「相手に押し負けない見事なボディバランスですね」

611 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 22:49:18 ID:???
予め足腰にバネを溜め、ボールに近い位置に体を入れていたのが勝因となった。
一瞬の鬩ぎ合いだったが、前準備を怠らなかったロディに軍配が上がったのである。

長野「(くっ……俺は油断していたのか?相手が自分より小さいやつだからって!)」

マーガス「背の高さというのは確かに天から与えられた大きな才能の一つさ。
     だが、それを振り回しているだけじゃ競り合いには勝てない」

シェスター「さっすがー。大きい人の言うことはやっぱり違うねぇ」

ビクトリーノ「ちなみにマーガスさんはどのへんの大きさが一番自信があるんだい?」

マーガス「こいつら……」

さらっと下ネタを口にする仲間の言葉を無視し、
自分と似たようなタイプの選手の失敗にマーガスは目を向ける。

マーガス「(だが……昔からそれ以外の武器を持てずに戦ってきたのならどうするんだ?
     今のままの俺じゃ、そのうちアイツのように自分より小さくてもフィジカルが豊富な奴らに競り負ける。
     そうなってしまったらポストプレイヤーとしての俺の価値なんて……!)」

悔しそうに地面に転がる長野の失態が未来の自分に重なって見え、マーガスは目元を摘んだ。

マーガス「(ドイツナンバーワンのポストプレイヤー、ケルン所属のエッフェンベルク。
     俺はいつかあの人のようなどんな厳しい球際での競り合いにも勝てるようになりたい。
     そのためにはもっと、もっと巧く、強くならなくちゃいけない…!)」

マーガスが葛藤している最中、ボールを確保したロディは前方をひた走るシーダに向けてグラウンダーのパスを転がす。
PA内を固める指示を受けている南葛DF陣は迂闊に飛び出せず、このパスを素通しさせてしまう。

612 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 22:50:31 ID:???
パシッ!

シーダ「よく繋いでくれたわねロディ。あとは私に任せて」

ダダダッ!!

アンナ「ここでボールを持つのはフースバル戦でも得点を決めたタリスの天馬姫シーダくんだ!」

ニーナ「浮き球に強い南葛陣営を警戒し、ドリブルで切りこんでいくようですね」

高杉「ふっ、無駄無駄無駄!このために俺たちはバックス5枚の布陣を組んだんだ!
   行くぞ関口、田代!囲んで身動きを取れなくさせるんだ!」

関口「おう!」

田代「むふふ…」

シーダ「なーんか嫌な予感が…でも、ここまで繋いでくれた皆のためにもやるっきゃない!」

613 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 22:52:03 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

シーダ→! card+ ドリブル42=
============
関口→! card+ タックル34+(人数補正+3)=
田代→! card+ タックル34+(人数補正+3)=
高杉→! card+ タックル39+(人数補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シーダが突破!メクネスと一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(セシルがねじ込みに)(マルスがフォロー)(中里がフォロー)
≦−2→ウイングスがボールを奪う!

【補足・補正】
シーダのカードがダイヤで『ロイヤルステップ』で+4
シーダのカードがハートで『グライダーステップ』で+3
高杉のカードがダイヤ・ハートで『パワータックル』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>13を参照してください。

614 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:52:21 ID:???
シーダ→ スペード8 + ドリブル42=

615 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:52:28 ID:???
シーダ→ ダイヤ9 + ドリブル42=

616 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:52:57 ID:???
関口→ スペードJ + タックル34+(人数補正+3)=
田代→ ハート9 + タックル34+(人数補正+3)=
高杉→ スペード4 + タックル39+(人数補正+3)=

617 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:54:50 ID:???
アベル、シーダ、マルス、オグマなら問題なくぶち抜けるけど、
ロディはちょっと活躍の余地が少ない相手だなあ、これは。

618 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 23:00:12 ID:???
>>617
そのあたりはやはり年季の差でしょうね。
第七小隊たちは支援のお陰でなんとか対等に戦えてますが、
基本能力ではどうしても他の選手に比べて劣る所がありますので。
============
シーダ→ スペード8 + ドリブル42=50

関口→ スペードJ + タックル34+(人数補正+3)=48
田代→ ハート9+(誘致+2) + タックル34+(人数補正+3)=48
高杉→ スペード4 + タックル39+(人数補正+3)=46

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シーダが突破!メクネスと一対一に!
※シーダに20の経験値が入ります
※シーダのレベルが8に上がりました
============
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。


シーダ ペガサスナイト レベル8
     成長率
H 22 60+! numnum=
力 10 40+! numnum=
技 10 60+! numnum=
速 17 90+! numnum=
運 14 70+! numnum=
武 11 70+! numnum=
守 9 20+! numnum=
魔 8  3+! numnum=

※合計が100を超えれば1アップです。

619 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 23:01:14 ID:???
H 22 60+ 79 =
力 10 40+ 13 =
技 10 60+ 29 =
速 17 90+ 80 =
運 14 70+ 11 =
武 11 70+ 46 =
守 9 20+ 56 =
魔 8  3+ 25 =

620 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:11:11 ID:???
何か違和感があると思ったら、普段は『名前もまとめて』と記入がありましたね。
今回は私の記入ミスですので>>619さんの判定を採用していきますね。
============
H 22 60+ 79 =139→+1
力 10 40+ 13 =53
技 10 60+ 29 =89
速 17 90+ 80 =170→+1
運 14 70+ 11 =81
武 11 70+ 46 =116→+1
守 9 20+ 56 =76
魔 8  3+ 25 =28

シーダ   ペガサスナイト  レベル8 EXP0 0戦0勝0敗
        成長率
HP23/23     60
力 10       40
技 10      60
速 18       90
運 14      70
武 12      70
守 9      20
魔  8       3

以上のようになりました

621 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:12:42 ID:???
関口「うおおっ!」

田代「ぬーぼー!」

ザザッ!バッ!

シーダ「くっ、左右から同時に!?」

アンナ「PA内へと切りこんだシーダくんですが、関口くん、田代くんの
    張り付くようなチェックになかなか進むことができません!」

高杉「おっと、前もちゃんとよく見たほうがいいぜ!」

3人がかりの守備ならば、どれだけ優れたドリブラーといえども立ちどころに困るはず。
おとなしくバックパスするならよし、あわよくばボールを奪い取りたいと高杉はほくそ笑む。
しかし、シーダのペガサスナイトとして鍛えあげられた瞬発力とバランス感覚はこの包囲網でも揺るがない。

シーダ「私を止めたかったら、もう1人用意すべきだったわね。…はっ!」

ぽーん。

高杉「う、上だとぉ!?」

3方向を封じ込め、後ろだけしか逃げ道がないと思っていたのは間違いだった。
チップキックでボールを浮かせ、それを追うようにして軽やかに高杉たちをかわしていく。

アンナ「この狭い中を巧みにかわす!シーダくんの3人抜きでメクネスくんとの一騎打ちだ〜!」

メクネス「な、ナニヤッテルデスカー!?いきなりの大ピンチじゃアリマセンか!」

シーダ「どいて!アリティア選抜は絶対負けさせないから!」

622 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:14:15 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

シーダ→(行動:! card)! card+ ドリブル43orシュート35=
============
メクネス→(行動:! card)! card+ 備える42=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シーダが突破!アリティア選抜が先制!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(セシルがねじ込みに)(岩見がフォロー)(中里がフォロー)
≦−2→メクネスがボールを奪う!

【補足・補正】
行動がダイヤ・ハートでドリブル、スペード・クラブでシュートを選択します。
キーパーは選択の予想が的中で+3、外れると-3の補正を受けます。
シーダがドリブル時カードがダイヤで『ロイヤルステップ』で+4
シーダがドリブル時カードがハートで『グライダーステップ』で+3
その他は>>13を参照してください。

623 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 22:15:35 ID:???
シーダ→(行動: クラブQ ) スペードJ + ドリブル43orシュート35=

624 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 22:15:58 ID:???
メクネス→(行動: ダイヤA ) ダイヤ7 + 備える42=

625 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 22:20:44 ID:???
うん、シーダは一対一禁止。8(以上)差なのに五割でシュートやられたらたまらんよw
そして、シーダでこれとなると、絶対的に火力不足だなあ。どうしたもんか。

626 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 22:33:01 ID:???
ギリギリだけどゴールしてるし、前半はこの一点差を守り切れればそれでも充分じゃない?

627 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 22:38:20 ID:???
あ、有利不利があったか、見落としてた。
たしかに、この一点を守り切れれば前半は十分だね。
可能ならFWの枚数を一枚減らしたいところだが。

628 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:45:40 ID:???
>>625
今回は運良く決まってくれましたが、次もうまくいくとは限りませんからね。
ちなみにこのスレではどのチーム相手にもそれなりに有効な
ドリブル突破オンリーにならないために、どんな選手でも一対一の選択は5:5となっております。
>>626
これからの試合展開は南葛の戦術の引きによるかもしれませんね。
ナポレオンがどれだけシュートを打つのを躊躇ってくれるか…
>>627
要判定ですが、ジェイガンにチームデータ変更を要請することは可能です。
ハーフタイムになれば、ジェイガンに話しかけることでより高確率で変更できますね。
============
シーダ→(行動: クラブQ ) スペードJ + シュート35=46

メクネス→(行動: ダイヤA ) ダイヤ7+(不利-2) +ドリブルに備える42+(予想外し-3)=44

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シーダが突破!アリティア選抜が先制!
※シーダに50の経験値が入ります
============
メクネス「(あれだけの包囲網を突破するからに、このオネエちゃんかなりドリブルに自信を持ってるみたいネ)」

間近でシーダのドリブルのキレを見せつけられたメクネスは
間違いなくシーダはドリブルで突っ込んでくると予想して構えを取る。
その時シーダはメクネスから普段おちゃらけた口調からは考えられない威圧感を感じ取る。

シーダ「(…だめ。昔のように単純に突っ込んでいるだけで勝てる相手じゃない。
    ここはドリブルじゃないわ。相手の裏をかくのよシーダ!)」

ドシュッ!

メクネス「ナ、ナンジャラホーイ!?」

629 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:47:12 ID:???
自分の勘を信じ、シーダは緊張で視界が霞む中、足元のボールをインサイドでコース隅へと蹴り込んだ。
まったく予想していなかったシュートを打たれ、
メクネスはゆっくりと転がっていくボールへと慌てて手を伸ばす。
だが幼少の頃に肩を脱臼したことで手に入れた、常人より長い腕を持ってしても
惜しくもこのシュートをゴールの枠外へと弾くことは出来なかった。

ピシッ!

シーダ「お願い決まって!」

メクネス「アララー!?」

コロコロコロ……ズン。
ピピイィィィィイイイ!!

シーダ「や……やったぁ!入ったァ!」

アンナ「ゴーーーーーール!!前半16分、南葛の堅い守備を破り先制点を奪ったのはシーダくんだ〜〜!」

ニーナ「ボールを奪われてしまうギリギリのラインをうまく避け、見事得点をモノにしましたね。
    彼女の試合に勝利したいという執念を形にしたような、良いゴールでした」

ロディ「流石ですシーダ様。見事なドリブルゴールです」

セシル「かっこいい…アタシもシーダ様みたいなドリブルが出来るようにがんばらなきゃ!」

マルス「よくやってくれたねシーダ。この調子で次も頼んだよ!」

シーダ「は……はいっ!任せてくださいマルス様!(く〜〜!!ゴール決められてよかった〜〜!!)」

630 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:48:37 ID:???
信頼できる仲間たち、そして愛するマルスからの祝福を受けて
シーダは自分が成し遂げたことの凄さを心から実感し、次も決めてみせると息巻いた。

森崎「(ヒュー。あのギリギリのラインをよくもまぁ決めてくれたもんだぜ。
   だが、この時間帯にリードできたことでかなり優位に立てそうだぞ)」

たかが1点、されど1点。早い時間帯で得られたリードを噛み締めつつ森崎は…


☆どうしますか?

A 自分も得点を決めたシーダを褒める。
B シーダまでボールをつなげたロディを褒める。
C さらに点差を広げるためにもっとプレスをかける指示を出す。
D 1点のリードで十分だ。ここからは引き気味に守るよう指示を出す。
E 南葛の選手を挑発してからかってやれ。(挑発する選手を明記してください)
F ジェイガンにチームデータ変更を要請する
G その他(好きな行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

631 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 23:09:01 ID:mi4kJWPQ
B
シーダは王子にまかしておく

632 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 23:10:48 ID:TCZ+tdt2
A

633 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 23:13:26 ID:tUY25F7A
B

634 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 23:59:25 ID:???
>B シーダまでボールをつなげたロディを褒める。

森崎「ロディ!今の得点はお前の踏ん張りがあったからだ。よくやったぞ!」

クリス「うんうん。自分より大きい人相手に一歩も引かないんだもの。凄いよロディ!」

ルーク「た、確かにかっこよかったぜ。それでも俺の半分位だけどなー」

同じ第七小隊の仲間として、ロディの活躍が嬉しいのだろう。
森崎に重ねるようにロディに祝福の言葉をかけるクリスとルーク。

アベル「気を抜くなよ。これからもお前を起点にして繋いでいくかもしれないからな!」

ロディ「はいっ!どんどん回してください!
    (僕達の力は通用する。恐れずに立ち向かうんだ。アリティアの勝利のために!)」


※ロディの評価が上がりました!

635 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:06:17 ID:???
リンダ「やったぁ!さすがはシーダね。あのドリブルを止められる人はそうはいないわ。
    …っと、あ〜、ついつい試合の方に気を取られちゃう。
    はやくシーマを探さないといけないのに…」

リンダはピッチ上と観客席を落ち着かない様子で交互に見渡しながら、友人の活躍を喜んでいた。

リンダ「あらかた回ってみたけど何処にもいないわね。ひょっとしたら観客席にはいないのかしら?」

もしかすれば解説席の警護をしているミディアたちの所にいるかも知れない。
最後にもう一度アリティア選抜の面々を眺め――森崎の所で視線を止める。

リンダ「負けたら許さないんだから。頑張ってね、森崎くん」

そうつぶやくと、リンダは観客席を出ていき解説席へと移動していく。

636 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:07:17 ID:???
長野「くっ…あんな青臭い奴にいいようにやられるなんてな…!」

むざむざ相手に得点のチャンスを与えてしまった長野は、拳を握りしめて森崎たちに賞賛されるロディを睨みつける。

滝「年齢なんて関係ないな。翼や岬たちが苦戦した相手の後輩なんだ。あれくらいはやってくるさ」

来生「なんのなんの。取られたら取り返すだけだって!」

井沢「ああ、すぐに追いついてみせるさ。どんな相手だろうと南葛は負けないんだ。これまでもこれからも絶対にな!」

高杉「だがどうする?ドリブル対策を見込んで守備を厚めにしたが、奴らの攻撃力はそれを越えてくる…」

中里「あのシーダという女子を止めるには予めマークをつけるなどして対策せなばなるまいて」

岩見「それなら俺にやらせてくれ。その分サイドを開けちまうことになるが……」

中里「ふむふむ。それならば拙者と高杉殿で……」

高杉「よし、その手でいこう。もう1点もやらせないぜ」

アリティアの予想以上の攻撃力を前に、南葛は自分たちの戦術を手早く見直す。
そして南葛のキックオフの笛が吹かれて試合は再開される。

ピイイイィィィッ!!

アンナ「1点先制したアリティア、それを追いかけるウイングス!
    南葛の司令塔井沢くん、ここは何処から攻めていくのでしょうか」

井沢「(前半のうちに追いついておきたいところだな。ならばここは…)」

637 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:08:17 ID:???
井沢の判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ナポレオンなら何とかしてくれるはず…!
ハート→さっきは惜しいところまで行った来生に任せたいな。
スペード→南葛の攻撃と言ったらこれだろ。滝に渡してサイドアタック!
クラブ→一気に攻めこむにはコレしか無い!修哲トリオのコンビプレーだ!
JOKER→俺の進化したバナナシュートを見せてやるぜ!

638 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:08:40 ID:???
井沢の判断→ クラブA

639 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:10:07 ID:???
ナイスマモノ

640 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:11:13 ID:???
トリオなのにコンビプレーとはこれいかに

641 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:32:37 ID:???
>>639
どうやらマモノさんは南葛出身の選手のプレーを見たいそうです。
>>640
確かにちょっとおかしかったですねw連携なりパスワークなりお好みでお願いします。
============
井沢の判断→ クラブA
>クラブ→一気に攻めこむにはコレしか無い!修哲トリオのコンビプレーだ!
============
井沢「(ナポレオンのシュートに頼りたいところだが、まだ早い。
   奴の力じゃなくても得点できる場面を作っておかないと攻め手を失いかねない)」

現在進行形でナポレオンへの警戒を強めているアリティアの守備陣営。
これはすぐにナポレオンにボールを渡すことで対処できそうだが、
それではナポレオンが自分で切りこんでいくことしか出来ず、
すぐに体力を使い果たしてしまうかもしれないのだ。
古尾谷の方針上、体力が切れてコンディションが低下したらすぐに交代をするだろう。
ナポレオンの得点力を試合終盤まで持続させる。
それがこの南葛のキャプテンであり司令塔である自分の役目なのだと井沢は考えていた。

井沢「滝、来生、走れ!修哲トリオの力を見せてやろうぜ!」

来生「おぉ?景気よく飛ばしていきますか〜!」

滝「一人だけで先走るなよ!って、言うだけ無駄か。俺が合わせるから好きに動けよ」

ダダッ!バコッ!バシーン!ダダッ!バコッ!

アンナ「は、早い!南葛、フィールドを大きく使った素早いパス回しで速攻をしかけます!」

小学生の頃からずっとトリオでつるんできた洗練されたコンビプレーでの突破を図る井沢たち。

642 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:33:51 ID:???
シーダ「2人でも難しい高速ワンツーをあの距離で、それも3人で…!」

井沢「このまま一気に中央突破だ!遅れるなよ2人とも!」

来生「ハッハァー!行くぜアリティア〜!聞いて驚け見て笑え〜!」

滝「驚かせるだけで十分だから。笑われなくていいから、な」

マルス「チームプレーにはチームプレーで対抗だ。シーダ、止めるよ!」

シーダ「はい!マルス様と一緒なら私は負ける気がしません!」

アンナ「流れるようにつながっていく三角パスがアリティアの中央ラインを駆け抜ける!
    しかしシーダくんとマルスくんがこのパスコースを遮ろうと飛び込む!」

643 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:35:10 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

井沢→! card+ 修哲トリオ45=
来生→! card+ 修哲トリオ44=
滝→! card+ 修哲トリオ45=
============
シーダ→! card+ カット40+(人数補正+2)=
マルス→! card+ カット38+(人数補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→修哲トリオが突破!(奇数:まだまだトリオで突き進む!偶数:トリオを解除し井沢がドリブル)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ナポレオンがフォロー)(アベルがフォロー)(ジョルジュがフォロー)
≦−2→アリティアがボールを奪う!

【補足・補正】
シーダのカードがダイヤ・ハートで『ハイジャンプカット』で+2
マルスのカードがダイヤで『ドルフィンカット』で+4
マルスのカードがハート・スペードで『フラッグカット』で+3
その他は>>13を参照してください。

644 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:35:41 ID:???
井沢→ ダイヤA + 修哲トリオ45=
来生→ クラブA + 修哲トリオ44=
滝→ クラブA + 修哲トリオ45=

645 :644:2011/12/18(日) 00:37:03 ID:???
やあ これは ひどい

646 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:38:10 ID:???
シーダ→ クラブ7 + カット40+(人数補正+2)=
マルス→ ダイヤQ + カット38+(人数補正+2)=

ひどいレベルで息が合ってるなw

647 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:49:29 ID:???
「笑われなくていいからな

いいや限界だ笑うねっ!!ww

648 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:52:05 ID:???
息の合った珍プレイ(笑)を見せてくれた修哲トリオは試合後、 レグ・コンサワット の特訓なw

649 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 01:27:29 ID:???
>>645
こんな夜遅くにマモノさんが友人連れで大勢でまぁ…
>>646
仲が良いということは大変よろしいことですね。(ニコッ
>>647
笑う門には福が来るといいますからね。面白いことがあったなら笑いましょう!
>>648
タイユース関連の単語が最近あちこちに出てるような気がします。このスレでの登場予定は残念ながらありません…
============
>井沢→ ダイヤA + 修哲トリオ45=46
来生→ クラブA + 修哲トリオ44=45
滝→ クラブA + 修哲トリオ45=46

シーダ→ クラブ7 + カット40+(人数補正+2)=49

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→アリティアがボールを奪う!
※シーダに20の経験値が入ります
============
井沢、来生、滝。彼らは修哲幼稚園の頃からの腐れ縁であり、
家も近所で物心がつく頃には仲良くボールを蹴っていた仲である。
彼らの絆は固く、嬉しさも悲しみも常に共有してきた。
彼らは自分たちの絆に誇りを持っており、その絆が生み出す力の強さも知っている。
これまでもそしてこれからも大切にしていきたいかけがえのないものなのだ。
だが、時に強すぎる絆は自由を奪う重く苦しい鎖にもなりかねない。

滝「俺たちの連携を止められるやつなんかいないさ!」

来生「どいたどいたどいた〜!」

650 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 01:30:11 ID:???
マルス「通すものか!僕は左側をケアする。シーダは右側を!」

シーダ「ええ!あなた達に私たちの絆の強さを見せてあげる!」

井沢「うっ…こ、こいつら…!」

共に生きてきた年数を比べるのならば、圧倒的に修哲トリオが積み上げてきた物の方が多い。
だが、この両者の絆には大きな差があった。そう、男と女という性別の垣根を超えた『愛情』という名の絆だ。
男だけの熱い友情という青春に塗れて生きてきた来生たちにとってそれは異次元の存在であり
独断で手に入れることなど許されない禁忌の存在でもあったのだった。

滝「(くそっ、なんだこの思わず目を背けたくなってしまう輝きは…!)」

来生「(あれは…あれは存在しちゃいけない光なんだ…!)」

井沢「(ちくしょうー!ちくしょうー!わざわざ見せつけるようなふざけた真似しやがってー!)」

マルスとシーダが放つ異次元の光を浴びた修哲トリオの集中力は一瞬のうちに消し飛んだ。
双子が互いの意識や神経を共有することがあるという逸話があるように、
血の繋がりをも超えた強すぎる絆を持つ修哲トリオは測ったように同時に足を滑らせた。

ずるっ。ずるっ。ずるっ。

井沢・来生・滝「「「んわーーーーーっ!!!」」」

シェスター「ヒ、ヒーーー!!腹が、腹が…捩れる…くるし…!」

ビクトリーノ「ぐわっはっは!これだけ見事なフェイクショーはそこらのサーカスでも見られんぜ!」

マーガス「そ、そんなに笑うと失礼だろ。彼らだって真剣に…クッ…ププ…プスー!!」

651 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 01:31:54 ID:???
ナポレオン「ば、バカどもが!素直に俺にボールを渡してればよかったんだ!」

森崎「ぶっひゃっひゃっひゃ!お、お前ら…いい年こいてとんでもない伝統芸をやらかすなー!」

三人揃ってすってんころりんした光景を目の当たりにし、
森崎やシェスターたちは笑い転げ、ナポレオンは怒声を上げることしかできなかった。
もっとも彼らの名誉のために記しておくが、修哲トリオ自体には結構な女子のファンは居る。
顔が美形な井沢は当然として、滝の顔に似合わぬ渋い美声に惚れ込んでる人もいたり。
来生に関しては……とりあえずこの場ではノーコメントでお願いします。


ちなみにこぼれたボールはシーダが難なくキープした。
コントのような段取りでボール権を取り返したシーダは唖然として動きが止まってしまっていた。
森崎は歯を食いしばって笑いの感情を根性でねじ曲げつつ、顔を引き締めて指示を飛ばす。


☆どうしますか?

A そのままシーダにドリブルで攻めこんでもらう
B セシルに渡してドリブルで攻めこんでもらう
C ロディに渡してドリブルで攻めこんでもらう
D ボール運びはマルスに任せ、シーダは前線へと上がらせる
E ボール運びはアベルに任せ、シーダは前線へと上がらせる
F ボール運びはジョルジュに任せ、シーダは前線へと上がらせる
G 誰かをオーバーラップさせて攻撃に厚みを付けてみようか
H その他(好きな行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

652 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 01:33:04 ID:sEGGVZkw


653 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 01:36:10 ID:wMd7qb0Q
E

654 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 01:41:23 ID:???
>E ボール運びはアベルに任せ、シーダは前線へと上がらせる

森崎「くっ…ぼ、ボールはアベルに渡して、シーダ姫は前に…くくっ…」

気を抜けば思い出し笑いで集中力が途切れてしまう。
森崎は吹き出しそうになるのをなんとかこらえつつ、シーダに指示を出した。

シーダ「わ、わかったわ。それっ!」

バコッ!パシッ!

アベル「いやいやめずらしいものをみせていただいて。
    それじゃ、お返しとばかりに今度はこっちの攻撃といこうか!」


アベルの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→このまま自分で直接運んでみよう。ドリブルだ!
スペード→セシルにDFの裏をとってもらってパスを送る
クラブ→ロディに大きくサイドチェンジのロビングを送り競り合ってもらう!
JOKER→あの程度のキーパーならこっから(センターライン)シュート打っても入りそうじゃね?

655 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 01:42:34 ID:???
アベルの判断→ ハートQ



656 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:00:47 ID:???
アベルの判断→ ハートQ
>ダイヤ・ハート→このまま自分で直接運んでみよう。ドリブルだ!
============
アベル「後輩たちばかりに目立たせるわけにもいかないでしょう。はっ!」

ズダダダダダダッ!

アンナ「シーダくんからボールを託されたアベルくん。さながら黒豹のように軽やかに右サイドを駆け抜けます」

ビクトリーノ「よく見ておくんだな。俺の見立てだとあの選手が
       この大陸のナンバーワンプレイヤーだと思うぜ」

シェスター「あいつは全日本ユースとの特別試合で決勝点を叩き込んだ……」

マーガス「シュナイダーのファイヤーショットに匹敵するキック力を持っていたな。
     そうか、南葛にナポレオンがいるのならアリティアには彼がいるのか」

滝がワンツーパスのために上がったことで、左サイドはがら空きだったこともあり
アベルはスルスルと何かつ陣営へと斬り込んでいくことができた。しかし…

中里「そこまででござるよ。(とは言え…彼奴の放つ強者の波動…如何様にして止めるべきか)」

関口「これ以上は進ませない!」

アンナ「中里くんと関口くんが立ちふさがる!アベルくん、突破できるか〜!?」

アベル「出来るかじゃない。出来なきゃいけないのさ。それがエースの仕事ってやつなんだからな」

657 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:02:07 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

アベル→! card+ ドリブル47=
============
中里→! card+ タックル36+(人数補正+2)=
関口→! card+ タックル34+(人数補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!(奇数:そのままドリブルでPAへ 偶数:ミドルシュートを狙う)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(セシルがフォロー)(田代がフォロー)(高杉がフォロー)
≦−2→ウイングスがボールを奪う!

【補足・補正】
中里のカードがダイヤで『波動旋風脚』で+4(吹っ飛び4)
中里のカードがハート・スペードで『疾風迅雷脚』で+2
その他は>>13を参照してください。

658 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:02:33 ID:???
アベル→ ダイヤK + ドリブル47=

659 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:02:35 ID:???
アベル→ ハート4 + ドリブル47=

660 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:03:29 ID:???
中里→ ダイヤQ + タックル36+(人数補正+2)=
関口→ クラブ9 + タックル34+(人数補正+2)=

661 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:07:09 ID:???
地獄行きももはや過去の話だな、アベル…。

662 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:10:39 ID:???
>>661
キャプ翼世界での彼女持ちは基本的に強いの法則が働いてるのでしょうか?
============
アベル→ ダイヤK + ドリブル47=60

中里→ ダイヤQ + タックル36+(波動旋風脚+4)+(人数補正+2)=54
関口→ クラブ9 + タックル34+(人数補正+2)=45

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!そのままドリブルでPAへ
※アベルに20の経験値が入ります
※アベルがKで勝利したので覚醒します
============
アベルドリブル覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→奇数:速さ+1 偶数:技1
ハート→奇数:速さ成長+5 偶数:技成長+5
スペード→『華麗なドリブル』1/4 +3 習得
クラブ→『素早いフェイント』1/4 +2 習得
JOKER→ダイヤ・ハート・スペード+『高速ドリブル』1/2 +4 習得

663 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:11:03 ID:???
アベルドリブル覚醒→ ダイヤK

664 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:12:12 ID:???
連続でダイヤK引きだと!?

665 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:48:41 ID:???
>>664
某ポストプレイヤーさんが力を貸してくれている…!彼の活躍の続きが待ち遠しい限りです。
============
アベルドリブル覚醒→ ダイヤK
>ダイヤ→奇数:速さ+1
※アベルの速さが18→19に上がりました!
============
アベル「(どれだけ辛く厳しい状況でも決して下を向かず。
    チームの勝利の可能性をたぐり寄せることが出来る存在。それがエース)」

2年前。アベルはアリティア王宮騎士団内だけでなく、アカネイア同盟軍としてでもエースの名を欲しいままにしていた。
全日本ユースとの特別試合において、長年苦しまされていたサッカーの苦手意識も克服し
大手を振って自分の新たな夢への一歩を踏み出せたのである。

アベル「(そして俺は置き忘れてきたものを取り戻すかのように、またここへと戻ってきた。
    そう。チームの皆に、マルス様に、森崎にかけた迷惑を取り戻すために!)」

第1回アリティアカップにおいて、アベルは今では想像できないほどの失態を繰り返し絶望のどん底に落とされていた。
自己を破壊し、全てを捨てて失踪してしまうところまで追い込まれていたアベルを救ったのは森崎だった。
体を張ってでも、力づくでもお前を連れ戻す。そう言って森崎は圧倒的に実力が上の自分に拳で挑んできた。
自暴自棄の末に力を手に入れようとするアベルではなく、
チームに迷惑をかけ、期待を裏切り続けるアベルが必要なのだと訴えかけながら。
きっといつか本来の力を発揮できる時が来ると信じて。

アベル「(森崎。あの時俺は後悔したよ。何を馬鹿なことを考えていたのかってな。
    どれだけ優れた力を得ようとも、自分を捨ててしまっては何の意味も成さない。
    アリティアの黒豹アベルという存在を消してまで得た力。それは俺の力じゃない。
    アベルと言う名を被った別人でしかない。俺は……俺自身の力を!
    お前が信じ、手を伸ばしてくれたこの力で、お前に勝利を捧げてみせる!!)」

ヒュッ…ダダッ!

666 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:50:56 ID:???
中里「(揺さぶるフェイントの後に、一気に速度を上げる…典型的な技巧派か。ならば!)」

忍びの里で育ってきた経歴からか、足の速さには譲れない自信がある中里。
そう簡単に振り切られることはない。ならばあとはアベルからボールを奪い取れる力強さが必要だった。

中里「(中の里の奥義が一つ。風雷の如き疾さの対となる『剛』の奥義を受けよ!)」

ブオォン!!

中里「波おぉーーーーーっ!!波動旋風脚ーーーっ!!!」

ガキィッ!!

体内に溜め込んだ気を足元に集中させ、強烈な回し蹴りをタックルの要領で叩きこむ。
しかし、自己の存在に強い意志を固めたアベルの足は鍛え上げられた鋼のようにビクともし無かった。

中里「(な…なんと…!拙者の『気』を吸収しているとでもいうのか…!?)」

中里の動きや呼吸を全て読んでいなければとても出来はしないことをアベルはやってのけていた。
今のアベルにはそれを成し遂げるだけの実力も、集中力も、誇りも備わっているのだから。

アベル「悪くない腕だが…相手が悪かったな!」

ビュンッ!!

中里「……見事。澄んだ湖のような純粋なる力……これほどまでの『気』の持ち主はそうは見られぬ」

彼が相手では仕方がない。試合中の選手としては抱いてはいけない心を抱かせてしまう。
それほどまでに、アベルの持つ力は偉大だったのである。

667 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:52:12 ID:???
中里「(しかし…しかし。古来より忍びの者はお主のような力ある者を打ち破るために技を磨き上げてきたのだ。
   真正面から当たって勝ち目がないと分かれば話は早い。……アベル殿、次こそは……仕留める)」

持たざるものが持つものに対抗するための力を代々学んできた誇り。
それを証明するためにも、このまま引き下がる訳にはいかないと中里はすぐにアベルを追いかける。

アンナ「アベルくん、あっという間に2人をごぼう抜きだ!
    そのままドリブルでPA内へと切りこんでいく!アリティア、再び得点チャンスか!」

高杉「くそっ!何度も同じ手でやられるほど南葛の守りは甘くはないぞ!」

岩見「今度は俺もいるんだ。そう簡単に抜けはしない」

田代「ぬーぼー!」

アベル「これは随分立派なお出迎えだ。存分に御相手をしてあげないと失礼だな。……行くぜ」

668 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:54:02 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

アベル→! card+ ドリブル48=
============
田代→! card+ タックル34+(人数補正+3)=
岩見→! card+ タックル40+(人数補正+3)=
高杉→! card+ タックル39+(人数補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!メクネスと一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(セシルがねじ込みに)(ロディがねじ込みに)(メクネスがフォロー)
≦−2→ウイングスがボールを奪う!

【補足・補正】
岩見のカードがクラブ以外で『執刀タックル』で+2(吹っ飛び4)
高杉のカードがダイヤ・ハートで『パワータックル』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>13を参照してください。

669 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:55:03 ID:???
アベル→ ダイヤK + ドリブル48=

670 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:59:13 ID:???
田代→ スペードA + タックル34+(人数補正+3)=
岩見→ クラブJ + タックル40+(人数補正+3)=
高杉→ ダイヤ2 + タックル39+(人数補正+3)=

671 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 03:00:37 ID:???
3連続ダイヤK……だと……?

672 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 03:09:01 ID:???
>>671
これは何らかの特殊スキルのフラグを与えてもいいかもしれませんw
============
アベル→ ダイヤK + ドリブル48=61

田代→ スペードA + タックル34+(人数補正+3)=38
岩見→ クラブJ + タックル40+(人数補正+3)=54
高杉→ ダイヤ2 + タックル39+(パワータックル+3)+(人数補正+3)=47

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!メクネスと一対一に!
※アベルに20の経験値が入ります
※アベルがKで勝利したので覚醒します
============
アベルドリブル覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→奇数:速さ+1 偶数:技+1
ハート→奇数:速さ成長+5 偶数:技成長+5
スペード→『華麗なドリブル』1/4 +3 習得
クラブ→『素早いフェイント』1/4 +2 習得
どれかのK→『Knight(騎士)の誇り』判定時、KがJOKERと同じく絶対勝利に(覚醒効果はKのまま)
JOKER→ダイヤ・ハート・スペード+『高速ドリブル』1/2 +4 習得

673 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 03:22:55 ID:???
アベルドリブル覚醒→ クラブK

674 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 03:25:22 ID:???
お前が…キングフォームだ…!

675 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 03:28:44 ID:???
>>674
  。 。
 / / ポーン!
( Д )

あわあわあわわ…4連続Kとかとんでもない現象を目の当たりにしてしまった…
剣崎さんに敬意を表しつつ、今夜はここまで。
遅くまでお付き合いいただきありがとうございます。お疲れ様でした〜


676 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 09:34:59 ID:???
進化の力は自分には働かないものって設定にした方が綺麗だな

677 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 17:19:09 ID:???
第三小隊の傭兵を上回る引きだな乙でした

678 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:00:04 ID:???
>>676
現時点では森崎は成長が良ければ『星のオーブ』のおかげ、悪ければ『破滅のツボ』のせいにできる
非常にGMに都合のいいシナリオとなっていますね。
>>677
ミスターKの称号は回りまわってアベルの頭上に輝きそうです。
============
※アベルが『騎士の誇り』(サッカーでいずれかのKを出した時JOKERと同様に絶対勝利
             ただし、覚醒効果はKと同じ程度)を習得しました!




アリティア騎士を退役したアベルのもう一つの夢。
スポーツ店を経営し、アカネイア大陸のサッカー文化を影から支える力となること。
だが、アベルの心の中に残っている主君への忠義を示す『騎士の誇り』は
彼をまたアリティア王宮へと舞い戻らせる。過去に失いかけたモノを再びこの手で掴むために。

アベル「(マルス様。俺はたとえ騎士勲章を返還しても
    この心は一生貴方への忠義を貫くと決めています)」

ダッ!

田代「うっ!」

アベル「(森崎。お前のあの時の拳、結構痛かったんだぜ。だけど嬉しかったぜ。
    それだけ俺のことを引き止めたかったんだと心に響いたんだ)」

ビュンッ!

岩見「なにィ!」

679 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:01:10 ID:???
アベル「(カイン。俺のかってな選択で一番迷惑を被ったのはお前なのかもな。
    だが、俺はお前が残ってくれるから迷うことなく新たな夢へと歩き出せたんだ)」

ババッ!!

高杉「そんなァ!」

アンナ「な…なんということだっ!!3人がかりの鉄壁の守りなど初めからいないかのような
    華麗なステップで南葛ウイングスの選手たちをかわしていく〜〜〜!!」

高杉「くそっ、別個に行っても駄目だ!!3人同時に仕掛けるぞ!」

田代「おう!!」

岩見「これ以上俺たち南葛が点を奪われてたまるか〜〜!!」

アベル「(エスト。お前が背中を押してくれなかったら、きっと俺は今この場にはいなかったんだろうな。
    俺の騎士としての最後の仕事を一番側で見てみたいと言ってくれたお前の気持ち、本当に嬉しかった)」

クルッ……シュパァッ!!

ニーナ「三方を囲まれ逃げ道を失ったアベル選手。あっ、これはまた…!」

高杉「上に逃げるってんだろ!同じ手は食わないぜぇ!!」

アベル「(騎士団を去る俺が最後にできること。俺が正騎士になり今まで駆け抜けてきた
    栄光と希望、失意と絶望。その全てを、アリティア騎士の誇りを……!!)」

ポンッ!

岩見「いや…ち、違う!上じゃない!まさか…!!」

680 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:03:25 ID:???
田代「この狭いところを突っ切ってくる!?」

アベル「(クリス、カタリナ、ロディ、ルーク、ライアン、セシル。
    お前たち新たな若い力が、今度は俺の代わりにマルス様を守っていく番だ。
    だから見ていて欲しい。どんな困難が壁になってふさがってこようとも
    それを突き破ることが出来るのは最後の最後まで諦めずに…
    絶望に屈せず戦い抜くことが出来る強い信念を持つものだけだと!!)」

グ オ ア ア ッ ! !ドゴッ!バゴッ!ズギャッ!!

アベル「どけぇっ!!俺の進む道を塞ぐんじゃねぇ!!」

アベルは上半身を低く落とし、重心が揺らされないようにしたあとで
自分の持てる限りの脚力を一気にボールへと伝えた。
ボール越しに襲ってくる高杉たちの圧力を、自分の体重の3倍、勢いも加味すればそれ以上もの
衝撃を耐えしのぎ、一気に溜め込んだ力を放出する。

田代「げふうっ!!」

高杉「ば…ばかなぁ!!こっちは3人…3人がかりなんだぞぉ!?」

岩見「それをこうも容易く……吹き飛ばしてくるなんて……」

アンナ「と、突破したァ!!3人の圧力を1人で押し返してしまったァ!
    いったい彼の体の何処にあそこまでの力が秘められているのでしょうか!」

ニーナ「特に高杉選手との体格差は歴然としてるはず。それなのに……なんという根性なのでしょうか……」

シェスター「す、すごいすごいとは聞いてはいたが……予想以上のモノじゃないのこれ……」

マーガス「世界トップレベルと遜色の無いキレ、そして力強さだ…!」

681 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:05:09 ID:???
カッコ良すぎだよ〜〜〜

682 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:08:05 ID:???
ビクトリーノ「(……あれ、俺…震えてんのか?アベルのドリブルを見て……震えてるのか……)」

数ヶ月前。全日本ユースとの特別試合にて新田が観客全てを魅了し、感激の心を満たしたドリブルを『芸術』とするならば。
このアベルのドリブルは観客の心を戦慄で震わせ恐怖にも似た感情で縛り付けて離さない。
これもまた一つの『芸術』なのかもしれない。一瞬足りとも目が離せないドリブルを追いかけながら
ブレーメントリオはアベルの強引かつ美しいドリブルに魅せられていた。

ロディ「こ……これが……」

カタリナ「暗黒戦争で最も戦果を上げた……」

ライアン「た、大陸一の……」

ルーク「王宮聖騎士……」

セシル「アリティアの黒豹……」

クリス「…アベル…」

カイン「よく見ておくんだ。お前たちはこれからアイツを超えていかなければならない。
    それは俺も同じ。アイツが残していったものを受け取り、そしていつかお前たちを目指して
    新たに加わってくるであろう新たなアリティアの騎士たちのためにも……!」

森崎「行けェアベル!今のお前なら何も恐れるものなんて無いはずだ!!」

アンナ「南葛で残るはキーパーのメクネスくんだけだ!アリティア選抜、追加点なるか〜〜!!」

メクネス「アナタスゴイね。でも、ワタシもプロとしてここで退くわけにはイカナイ…!!」

アベル「黒豹の牙は得物を逃さない。覚悟を決めるんだな…!」

683 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:09:27 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

アベル→(行動:! card)! card+ ドリブル48orシュート45=
============
メクネス→(行動:! card)! card+ 備える42=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!アリティア選抜が先制!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(セシルがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(シーダがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ロディがねじ込みに。ゴールは空っぽ)
≦−2→メクネスがボールを奪う!

【補足・補正】
行動がダイヤ・ハートでドリブル、スペード・クラブでシュートを選択します。
キーパーは選択の予想が的中で+3、外れると-3の補正を受けます。
アベルは『騎士の誇り』でKが出ると絶対勝利(反則も受けません)
その他は>>13を参照してください。

684 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:09:43 ID:???
これは週刊誌が「ダメ豹時代を忘れるな! 全盛期のアベル伝説(ダイス的な意味で)」特集をするレベル
…週刊誌?

685 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:10:06 ID:???
アベル→(行動: クラブ9 ) スペードQ + ドリブル48orシュート45=

686 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:10:13 ID:???
アベル→(行動: スペードK ) ハート6 + ドリブル48orシュート45=

687 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:11:06 ID:???
メクネス→(行動: クラブ8 ) クラブ5 + 備える42=

688 :21スレ618:2011/12/18(日) 22:11:22 ID:???
メクネス→(行動: ハート10 ) ダイヤ7 + 備える42=

>ミスターKの称号は回りまわってアベルの頭上に輝きそうです。
なにィ!?

689 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:11:54 ID:???
メクネス→(行動: クラブ2 ) クラブ4 + 備える42=

690 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:20:45 ID:???
>>682のカインの台詞がちょっと意味不明になっていたので訂正をば。

カイン「よく見ておくんだ。お前たちはこれからアイツを超えていかなければならない。
    それは俺も同じ。アイツが残していったものを受け取り、そしていつかお前たちを目指して
    新たに加わってくるであろう新たなアリティアの騎士たちに伝えていくためにも……!」
============
>>684
ダメダメな時期を知っているからこそ、今のアベルの躍進には色々と来るものがありますねw
マルスもそうなのですが、このスレでは初めから強いキャラよりも
良成長した叩き上げが猛威をふるうのが実にFEらしいと感じます。
>>688
あの頃からずっとご参加してくれてるんですか?本当にありがとうございます!
そして宜しければこれからもどうか判定に参加してくれると嬉しいですw
============
アベル→(行動: クラブ9 ) スペードQ + シュート45=57

メクネス→(行動: クラブ8 ) クラブ5 + シュートに備える42+(予想的中+3)=50

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!アリティア選抜が追加点!
※アベルに50の経験値が入ります。
※アベルのレベルが3に上がりました!

691 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:22:56 ID:???
先着『1名』様で『名前もまとめて』一気に判定をお願いします。


アベル パラディン レベル3
     成長率
H 33 70+! numnum=
力 15 40+! numnum=
技 18 50+! numnum=
速 19 50+! numnum=
運 9 40+! numnum=
武 13 70+! numnum=
守 17 20+! numnum=
魔 6 3+! numnum=

※合計が100を超えれば1アップです。

692 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:23:39 ID:???
H 33 70+ 68 =
力 15 40+ 35 =
技 18 50+ 40 =
速 19 50+ 20 =
運 9 40+ 39 =
武 13 70+ 11 =
守 17 20+ 97 =
魔 6 3+ 15 =

693 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:23:42 ID:???
アベル パラディン レベル3
     成長率
H 33 70+ 90 =
力 15 40+ 34 =
技 18 50+ 57 =
速 19 50+ 49 =
運 9 40+ 12 =
武 13 70+ 70 =
守 17 20+ 00 =
魔 6 3+ 21 =

694 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:27:06 ID:???
アベル パラディン レベル3
     成長率
H 33 70+ 90 =160→+1
力 15 40+ 34 =74
技 18 50+ 57 =107→+1
速 19 50+ 49 =99
運 9 40+ 12 =52
武 13 70+ 70 =140→+1
守 17 20+ 00 =20
魔 6 3+ 21 =24

アベル  パラディン レベル3 EXP0 0戦0勝0敗
        成長率
HP34/34     70
力 15       40
技 19      50
速 19       50
運  9      40
武 14      70
守 17      20
魔  6       3

以上のようになりました。
============
短いですが一旦ここまで。前半24分で2対0とかなり優勢に立てましたね。
ここから南葛は一気に反撃思考に切り替えてきますので、
森崎にとっての戦いは今始まったというところでしょうか?
それでは、また明日の更新でお会いしましょう〜

695 :森崎名無しさん:2011/12/19(月) 23:02:04 ID:???
乙でした

696 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:15:19 ID:???
なんか長くなってしまって昨日は更新出来なかったよ…ごめんなさい…

>>695
乙感謝です!
============
メクネス「(足の振りが鋭いネ。これは…シュート!)」

世界的な選手と比べれば実績も実力も無いとは言え、プロのGKとして養ってきた経験は決して裏切らない。
アベルの行動を瞬時に読みきったメクネスは頭をかばいながら素早くボールへと滑りこむ。

ガッ…!

メクネス「(やったネ。ワタシの方が早くボールを抑え……!?)」

アベル「うおおおおおぉぉぉぉおおあああああああああっ!!!」

 ゴ ッ !

メクネス「ノ……ノォ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

ガシュッ!!ズッシャアアアアァァァァッ!!

自分がアリティア騎士として生きてきた全ての事柄をこのフィールド内に焼き付けるように。
アベルの至近距離のシュートはメクネスごとゴールネットへと突き刺さった。

アベル「(……入った……)」

幾多のシュートチャンスを潰しては、ショックに打ちひしがれてきた弱々しい獣の姿は既になく。

アベル「う……うおおおおおおおお!!!」

697 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:16:30 ID:???
狩りを成功させた『黒豹』が猛々しく勝利の雄叫びを上げる姿がそこにはあった。

ワアアアアアアァァァァァァァアアアアアアア!!!!

アベル!!アベル!!アベル!!アベル!!
アベル!!アベル!!アベル!!アベル!!

観客の波が押し寄せるような歓声。過去に落ちぶれた者の大活躍を見て興奮しないものなどいない。
会場全体のアベルコールが、彼が真の強者になったことを証明するかのように地鳴りのように続いていく。
だが、そんな中でもこの二人だけは別次元を眺めるような冷たい視線を向けていた。

ラムカーネ「……ムカツクぜ」

ガーネフ「アリティアが得点したことですかな?それとも……」

ラムカーネ「それもあるけどな。一番腹が立つのは『奴』の態度さ。
      見ろよ、あのうれしそうな顔を。大事な親友が貫禄のゴールを決めてはしゃぐ子供のような顔を」

ラムカーネの侮蔑の視線は、自分と瓜二つの存在へと向けられていた。

森崎「よくやったぜアベル!!俺はお前ならやってくれると信じてたんだ〜〜!」

ラムカーネ「どう見ても『脇役』じゃねぇか。いくら偽物だろうと、俺の姿をした奴のあんな様子を見たくはなかったぜ」

拳を握り、歯をギリギリと軋ませながらラムカーネは続ける。

ラムカーネ「周りを見れば一目瞭然じゃねぇか。この会場の奴らはアリティアの『アベル』しか見えてねぇ。
      マルスやシーダなんかもそうだ。……誰も『奴』を見ちゃいねぇ……」

あまりにも耳障りがする賛美歌のようなアベルコール。彼にとって最も忌むべき存在を否応にも思い出させるものだった。

698 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:17:32 ID:???
ガーネフ「ふぇふぇふぇ…それは仕方のないことですじゃ。誰しもがより強く、より素晴らしい者へと心酔するもの。
     あの『まがい物』の性格と実力では……とても表舞台の中心で輝ける存在とは思えん」

ラムカーネ「だろ?奴はすっかり忘れてしまっているのさ。この俺様が!森崎有三という存在が
      如何にして地位を築き上げのし上がってきたのかを。
      森崎の本質とはかけ離れた情けない存在に自ら成り下がっちまったのさ!!」

ガーネフ「しかし、どうせ奴はそのうちお主に吸収される供物にしかならぬじゃろうて。
     いちいちそこまで気にかけるものでもあるまいて」

ラムカーネ「……ちっ。んなこた分かってるっつーの。ただ、奴が森崎の姿をしてるくせに
      まったくもって森崎らしくないのが気になってな。
      俺は本当に奴を吸収して正真正銘本物の森崎に戻れるのか不安になってきたぜ」

ガーネフ「ふぇふぇふぇ……人の人格などというものは1年もすれば変わりゆくものじゃ。
     気にすることもありますまい。むしろ、奴が周囲の信頼を集めている今の状況こそ……」

ラムカーネ「ああ。分かってるさ。分かっちゃいるんだが……あーくそっ!ムカツクムカツク!」

ガーネフ「(……しかし、おかしな話じゃな。どう見てもこの男、物語の主役を任せられるような魅力も容姿も才能も皆無に等しい。
     何故故ガトーはこの男に『星』の力を授けたのじゃ?何か見落としていることがあるのじゃろうか……)」

主役に相応しくない男が主役になろうと必死になる姿に、何か違和感を感じ始めるガーネフ。
それこそ今のラムカーネは森崎の姿をした別人のような存在に思えて仕方がなかったのだ。

ガーネフ「(この男は知っている。力無きものが力在りしものに打ち勝つ方法を。
     その知恵を最大限に生かし、ここまでの力を手に入れているのじゃろうが……)」

互いの命の恩人であり、共に野望の協力者として手を結ぶことになったガーネフとラムカーネこと超モリサキ。
暗黒地竜メディウスという絶対的な存在を失い、マフーを形成する闇のオーブで辛うじて命をつなぎ止めている現状、
この身の丈に合わない野望を抱き、それを叶えようとする男の存在をより詳しく知ろうと考えていた。

699 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:18:43 ID:???
ガーネフ「(下等な存在故に成り上がろうとする知恵や欲が大きいのは確かじゃが…それだけでは無い?
     ふむ……これは少々調べまわってみる必要がありそうじゃな)」

アベルの得点で盛り上がる観客席の中に、暖かな涙を浮かべて微笑む姿があった。
彼の恋人であり、騎士団復帰を最後まで躊躇していた彼の背中を押したエストだった。

エスト「……よかった。ほんとに……よかったね、アベル……」

仕事に熱心になればなるほど、彼のやり残したことに対する未練が浮き彫りになっていく姿をエストは間近で見ていた。
それがすごく辛かったし、それを放って置けるほどエストは薄情ではなかった。
何よりもアベルの気持ちを理解し、それを支えていくと誓ったのだ。
店の経営の負担はこれまで以上に重くのしかかってきたけれど、それでもアベルの本当の笑顔を取り戻させてやりたかった。
自分の選択は間違っていなかった。胸がじんわりと熱くなっていくのを感じながら、エストは目尻に浮かべた涙をそっとタオルで拭う。

エスト「…って、あれ?どうしてこんな所に都合よくタオルが?」

しかもよく見ればこのタオルには見覚えがある。一定の買い物をした客に無償で配っている『パンサー』の広告が入ったミニタオルである。
ふと顔を見上げると、つい先日大量のユニフォームとスパイクを買っていってくれた黒髪の青年が座っているではないか。

エスト「わぁ!貴方は確か……この間の!」

イスラス「…ども」

ひざ掛けにしていたタオルをいきなり横からぶんどられ、
唖然とした表情を向けているイスラスに、エストは反射的な営業スマイルを向けて語りかける。

イスラス「あの緑髪の選手が……」

エスト「そうそう。ちゃんと覚えていてくれたんだね〜、えへへへ。
    何を隠そう、彼こそがアカネイア大陸ナンバーワンプレイヤー、
    元アリティア王宮騎士団筆頭のアベル!どーお?すっごいでしょ!」

700 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:19:44 ID:???
まるで自分のことのように自慢するエスト。だが、イスラスの目から見ても
あのアベルと言う選手は周囲の選手と比べて格段にレベルが違っているのが分かった。

イスラス「(いいドリブルだった。雄大に、自由に、体で風を切っていくような……)」

イスラスの脳裏には幼い頃、友人家族たちとピクニックで訪れたキューケンホフ公園が映っていた。
大量のチューリップやパンジーが咲き誇る花壇の花を踏み荒らさないようにボールを追って駆けまわったあの頃。

イスラス「(……なんでだろうな。奴のドリブルを見ていると今にもボールを蹴りたくなってくる。
     奴を追いかけ、並び、追い抜き……想像しただけで……胸が躍る)」

今の自分の全力ダッシュでも追いつけるのは容易ではない。それだけの魅力がアベルのドリブルから感じられたのだ。
それ故に、自分たちがこれから彼に対してしなければならないことを思い出し胸が詰まる。

イスラス「(……バビントン、ストラット、中山。お前たちは……お前たちは本当に……)」



試合が始まる数刻前。中山たちはガーネフから改めてアリティア選抜に対する妨害工作の指示を受けていた。

ストラット「……今のがガーネフからの指示の全てだ。最後にもう一度だけお前らに聞いておきたい。
      この妨害工作を、本気でやろうとしているのかどうかを」

ストラットが皆を見回す中、中山がハッキリとした意志を瞳に宿して口を開く。

中山「…それが森崎の意思だというのなら、俺は断るつもりはない」

バビントン「……ねぇ、中山。でも、これは流石に――」

中山「俺は森崎を助けてやりたいんだ!その為だったら……」

701 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:21:12 ID:???
イスラス「他人がどうなろうと構わん、か。随分身勝手な思想だな」

中山「軽蔑してくれても構わない。だけど俺にとって森崎は……かけがえのない存在なんだ。
   ……トモダチなんだ。救い出してやりたいんだ。俺が、アイツを……傷つけてしまったから……」

ストラット「親友への償い、か」

中山「……俺に出来ることなんてこれくらいのことしかない。
   なけなしの才能を闇のオーブで補っている俺には……もう、こうすることしか……」

ストラットは中山の気持ちが痛いほど理解できていた。
自分も過去に親友に対して許されない罪を犯してしまったのだ。
それが原因で周囲に及ぼした迷惑ははかりしれず、
そしてそのことをキッカケに自分はスランプに陥ってしまった。
そんな彼が目の前に吊るされた闇のオーブへと手を伸ばすのにそこまで時間はかからなかった。

ストラット「お前がそこまで本気だというのなら。……いいぜ。付き合ってやるよ」

中山「ストラット…!」

イスラス「! 貴様…本気なのか!?」

バビントン「イスラス……仕方が無いよ。昨日もあの女の子が言ってたでしょ?
      監視の目がある以上、僕達はガーネフさんに従うしか無いんだよ…」

イスラス「…………」

702 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:22:14 ID:???
イスラス「(……俺は、奴の自由に風をきっていくドリブルを……この手で奪おうとしている……)」

エスト「ね。君、さっきから怖い顔してるけどさ。お腹でも痛いの?」

イスラス「! いや……なんでもない」

エスト「無理をしちゃだめだよ。そだ、こんな事もあろうかと……はいこれ」

イスラス「……これは?」

エスト「痛み止め。このエストちゃんの特製配合だから効き目ばっちり間違いなーし!
    あなたはお得意様だからね。特別に無料にしちゃうよ〜!
    ……さっきタオル勝手に使っちゃったのもあるしね。てへへ」

イスラス「……ども」

アヤックスアカデミー時代。よく足を滑らせ怪我をしていた自分を世話してくれた一人の少女。
やけに明るい笑顔で、ときに煩わしくなるくらいに接する彼女がエストの姿にだぶついた。
オランダユースのマネージャーも勤め上げた彼女は、今何をしているだろうか。
全日本ユースとの戦いに敗れた直後。謎の力に体を支配され体力をを使い果たして倒れてしまい
医務室に担ぎ込まれる自分の手を最後の瞬間まで握っていてくれた彼女は、今。

イスラス「(……シャル。俺は今、実力で勝てないからと他の手段で
     扱き下ろそうとしている外道に手を貸している。お前が今の俺を見たら何を思うだろうな?)」

エスト「どーいたしまして。あ、もう試合再開するみたいよ。
    いっけー!アベル〜!このままもう1点かましちゃえ〜〜っ!!」

小さな体をゆすらせて、アベルを懸命に応援する姿が春の日差しを浴びて輝いている。
あまりにも眩しい。闇のオーブで力を保っている今の自分ではあまりにも眩しい姿だった。
純真な人を応援する心が、そしてそれを受けて奮起する者の関係が、今のイスラスには眩しすぎる。

703 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:23:25 ID:???
イスラス「(…俺が…俺が伸ばす手の先は…)」

アリティアの絶対的エース、アベルの恋人であるエストを人質に取り、脅迫せよ。
彼女はあまりにも無防備だ。昏倒させ、担ぎ、自慢の俊足で逃げきる事は容易である。

イスラス「(俺の手は……)」

自分の手を握り締める手。その手は温かくなければならない。
優しくなければならない。暗く冷たい闇などではなく。暖かな、今目の前にあるような光でなければ。

イスラス「(クッ……クックック……俺は何を迷っていたんだろうなぁ……)」

中山が自分の意志を貫き通すように。ストラットがその心を進んで労るように。
バビントンが善意と悪意の狭間で恐怖するように。
自分も自分のやりたいことを選択すればいいだけなのだ。
結果的にその選択が間違いを招く結果になってしまったとしても。
自分が選び、それを見ていて応援してくれる人がいるならば、迷うことはない。

イスラス「(リブタ、三杉。…俺はもう二度とお前たちと共にサッカーができなくなるかもしれん。
     だが、それでも俺は……俺たちのサッカーを。オランダの誇り高きサッカーを。
     あの下衆野郎の加勢のためだけに汚してしまうのお断りなんだ。
     俺の手を握り続けてくれたあいつのためにも、俺はこの手を汚すわけにはいかない)」

イスラスはエストの背後に伸ばしかけた手を引っ込めると、鞄に入れてある仮面の感触を確かめる。
体に大きな負担を強いる闇のオーブの力を制御するための、今のイスラスにとっては命を守る大事なものだ。

イスラス「……邪魔なんだよな。視界は狭まるし。何より走っても風を顔で感じられん」

704 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:25:50 ID:???
前半戦も半分を過ぎた頃。南葛ウイングスは2点のリードを許したことで浮き足立っていた。
特に、エースストライカーのナポレオンの荒れっぷりは前評判以上であった。

ナポレオン「何故俺にボールを回さない!俺に回せばすぐに点をとってやれるってのに!」

井沢「お前には何人ものマークがついていただろ!
   前半最初にこぼれ球を運良く拾えた時と違い、お前へのパスコースが封じられてるんだよ!」

ナポレオン「マークなんか関係ねえ!俺があんなひょろっちい奴らに競り負けるとでも思ってんのか!」

滝「こらこら、言い争ってる場合じゃないだろ。井沢、お前も何か考えがあるんだろうが
  うちで一番得点力があるのは間違いなくナポレオンだぞ。もう形振りかまってる暇はないと思うぜ」

高杉「…悔しいが滝の言うとおりだ。奴の力を借りなければ、森崎を、アリティアを倒すことは今の俺達には出来ない」

ナポレオン「けっ、ほーら見ろ。素直に俺に頼っていればそれで解決するんだよ!」

井沢「……分かった。だが、お前までボールを繋ぐための算段は俺が練る。
   お前がこのチームのエースなのは事実だが、俺がこのチームのキャプテンなんだ。
   俺はお前を信じてパスを繋ぐ。だからお前も俺を信じてパスを待て」

井沢の最大の危惧は、ナポレオンの全力シュートが森崎に通じなかった場合である。
森崎の弱点がスタミナ不足という情報は得ているが、問題はその限りあるスタミナをどの状況で注ぎ込んでくるかだ。
ナポレオンの必殺シュートは絶対的な得点力がある切り札である。
できるだけ確実に得点を稼ぐためには、森崎が消耗した状況をつくりだしてから打ち込んでもらいたかったのだ。
だが、ナポレオンはWYの借りを返すためにこの日本まで乗り込んできたという。
そんな彼の言うことだから、疲弊した森崎ではなく全力の森崎と戦いたいはずである。
何よりも、これから開催される日本リーグにおいて、ナポレオン以外の得点パターンを確立しておく必要がある。
井沢は祈るような気持ちでナポレオンからの返答を待った。

705 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:27:24 ID:???
彼の辞書には→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→「…分かった。だが、今度しくじったらもう我慢の限界だぜ。
スペード→「いいだろう。だが、俺の体力はあまりに余ってるってことを忘れるんじゃないぜ
クラブ→「ふざけるな!俺は今すぐこのメガキャノンシュートで森崎をふっ飛ばしてやりてぇんだ!
JOKER→「お前の気持ちは分かった。そんじゃ、あの『秘密兵器』を早速試そうぜ…!

706 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 15:28:50 ID:???
彼の辞書には→ スペードQ

707 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:58:37 ID:???
彼の辞書には→ スペードQ
>スペード→「いいだろう。だが、俺の体力はあまりに余ってるってことを忘れるんじゃないぜ

ナポレオン「分かった。俺も『キャプテン』の言うことは聞いてやるさ。
      だがよ、俺の体力はあまりに余ってるってことを忘れるんじゃないぜ」

井沢「ああ。この前半のうちに1本は必ずシュートチャンスを作ってみせる。
   それが出来なかったときは……お前の勝手にするがいいさ」

ナポレオン「へいへい。話がわかる指揮官さんでほんと助かるぜ。
      それじゃあさっさと行きますかぁ。2点差なんてすぐに俺がひっくり返してやるからよ」

井沢「(…まったく、大した自信だよ。俺にもアイツくらいの強烈なキック力があれば…)」

井沢がこれまで見てきたキャプテンを目指す者たちは、誰しもが自慢できる才能を持つものばかりだった。
何でもそつなくこなせ、平均点を叩き出せる自分よりも、ウィークポイントを叩き潰せるほどの
圧倒的な武器を持つ彼らが、井沢の目にはとても眩しく映っていた。

ピピィィィィッ!!

アンナ「本日三度目のキックオフの笛が吹かれました!
    2点差を追いかけるウイングス、どう仕掛けていくのでしょうか」

井沢「(…俺の長所。この身長とジャンプ力。それを活かすためには…)滝っ!」

バコッ!

ニーナ「ここでウイングの滝くんがボールを受け取ります。
    それと同時に井沢くんが一気に前線へと上がって行きますね」

ナポレオン「! なんのつもりだ!俺にシュートを打たせるんじゃ……」

708 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 16:00:29 ID:???
井沢「だから俺が楔役を引き受けるんだ。まぁ見てなっての!」

井沢からボールを受け取りライン際を軽快に走っていく滝をセシルが懸命に追いかけていく。

セシル「こんのぉ!待ちなさいよそこの出っ歯!」

滝「待てと言われて待つわけにはいかないって、ハチマキの嬢ちゃん!」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

滝→! card+ ドリブル41+(サイドアタック+2)=
============
セシル→! card+ タックル36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→滝が突破!(奇数:井沢にロビング 偶数:来生とコンビプレー)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りウイングスのスローイン)(アベルがフォロー)(ルークがフォロー)
≦−2→セシルがボールを奪う!

【補足・補正】
滝のカードがダイヤで『素早いフェイント』で+2
セシルのカードがダイヤで『スピードタックル』で+2
その他は>>13を参照してください。

709 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:00:47 ID:???
滝→ ハート5 + ドリブル41+(サイドアタック+2)=

710 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:01:06 ID:???
セシル→ クラブ2 + タックル36=

711 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 16:10:33 ID:???
滝→ ハート5 + ドリブル41+(サイドアタック+2)=48

セシル→ クラブ2 + タックル36=38

【攻撃側】−【守備側】
≧2→滝が突破!井沢にロビング
============
ビュンッ!

セシル「は、速い!?アタシが追いつけないなんて…!」

滝「へへ、悪いがサイド際のドリブルだけは譲れないんだよな。…そらっ、頼んだぜ!」

バァン!!

アンナ「ここで中央へと折り返します。このボールに動きを合わせる井沢くんと、
    彼をマークするマルスくんが競り合います!」

井沢「司令塔対決ってわけか。負けないぜ!」

マルス「身長では勝てなくとも、競り勝って見せるぞ!」

712 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 16:11:39 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

井沢→! card+ 競り合い40=
============
マルス→! card+ 競り合い35=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→井沢が競り勝つ!(奇数:そのままドリブル 偶数:修哲トリオで突破)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ナポレオンがフォロー)(ジョルジュがフォロー)(クリスがフォロー)
≦−2→マルスが競り勝つ

【補足・補正】
その他は>>13を参照してください。

713 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:12:00 ID:???
井沢→ ダイヤ2 + 競り合い40=

714 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:13:38 ID:???
マルス→ クラブ10 + 競り合い35=

715 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 16:20:13 ID:???
井沢→ ダイヤ2 + 競り合い40=42

マルス→ クラブ10 + 競り合い35=45

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→マルスが競り勝つ
※マルスに20の経験値が入ります
※マルスのレベルが6に上がった!
============
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。
※名前や職業等はコピペしてもしなくても構いません。

マルス ロード レベル6
     成長率
H 25 90+! numnum=
力 8 50+! numnum=
技 10 85+! numnum=
速 12 60+! numnum=
運 11 70+! numnum=
武 10 40+! numnum=
守 9 30+! numnum=
魔 0 3+! numnum=

※合計が100を超えれば1アップです。

716 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:21:05 ID:???
マルス ロード レベル6
     成長率
H 25 90+ 68 =
力 8 50+ 37 =
技 10 85+ 70 =
速 12 60+ 49 =
運 11 70+ 33 =
武 10 40+ 81 =
守 9 30+ 99 =
魔 0 3+ 29 =

717 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:21:19 ID:???
マルス ロード レベル6
     成長率
H 25 90+ 44 =
力 8 50+ 68 =
技 10 85+ 50 =
速 12 60+ 87 =
運 11 70+ 22 =
武 10 40+ 05 =
守 9 30+ 41 =
魔 0 3+ 88 =

718 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 18:15:24 ID:???
マルス、単純な能力でいうと(成長率が高いタイプだから)まだたいしたことないんだけどなあ・・w

719 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 20:17:09 ID:???
もうやだこの人w なんで勝つのw 主人公ww

720 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 20:43:04 ID:???
力と魔防以外上がってるのかw

721 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 21:18:33 ID:???
イスラスかっこいい

722 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/22(木) 22:46:39 ID:???
>>718
能力的にも一番不得手な競り合いも引きの良さで勝ってしまうとはw
>>719
井沢もしっかりとミスマッチを突いたんですけどね…
>>720
前回のレベルアップがおとなしかったので、その反動でしょうか?
>>721
前の試合のJOKERのおかげで大幅にイベントが進行されましたね。
ガーネフたちに見切りをつけ始めた彼の今後の行く先は…?
============
マルス ロード レベル6
     成長率
H 25 90+ 68 =158→+1
力 8 50+ 37 =87
技 10 85+ 70 =155→+1
速 12 60+ 49 =109→+1
運 11 70+ 33 =103→+1
武 10 40+ 81 =121→+1
守 9 30+ 99 =129→+1
魔 0 3+ 29 =32

マルス    ロード  レベル6 EXP0 0戦0勝0敗
        成長率
HP26/26     90
力  8       50
技 11      85
速 13       60
運 12      70
武 11      40
守 10      30
魔  0       3

723 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/22(木) 22:49:21 ID:???
井沢「(確かにこの選手のテクニックは並大抵のものじゃない。
   だが、万能に優れた技術を揃えられる人間なんてほんの一握り。
   誰だって何かしらの『弱点』というものがあるはずなんだ)」

日向に柔軟なテクニックがないように、三杉に強靭なフィジカルがないように。
これまで観察した中で、このマルスという男にもある程度の弱点が浮き彫りになっているのを井沢は見逃さなかった。

井沢「(総合力じゃ決して叶わないかもしれない。だがな、俺の得意分野であるこの高さだったら――)」

どんな奴にだって負けない自信がある。勝利を確信する笑みを浮かべて井沢は大地を蹴った。

井沢「…うっ!?」

マルス「させるものか!」

バシィッ!!

アンナ「ボールの落下地点をいち早く察知し、競り合いに向かうマルスくん!
    井沢くんに前を向かせることなく、ボールを確保しました!」

井沢「そ、そんな……俺が、競り合いで……ま、負けた……」

ナポレオン「あのバカヤロウが!結局このザマかよ!」

ナポレオンの暴言すら耳に入らないくらい呆然とする井沢を見てシェスターは眉をひそめた。

シェスター「奴はとんでもない思い違いをしている。確かにあの王子様はそのテクニシャンな部分が目立つ。
      だが、決してその他の部分がおろそかになっているというわけじゃない」

724 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/22(木) 22:51:12 ID:???
ビクトリーノ「分かっちゃいないのさ。その劣っていると錯覚した部分さえも、
       一流の選手ならば並大抵の連中には負けない程度のレベルに到達してるってことに。
       そうでもなければ通用しないのがこれから俺達が戦っていくプロの世界ってやつなのさ」

マーガス「(……ヘディングのスペシャリスト。もうそれだけじゃ通用しない場所に俺はいるんだ。
     せめて何か後ひとつ武器が欲しい。このままじゃ、俺も長野や井沢のように、二流の世界に取り残される……)」

既に時計も30分を回り始めている。まだ一発もシュートを打たれていない森崎は
グローブの握りを確かめながら前線の様子を伺う。

森崎「かなりの身長差があったにも関わらずよく競り勝てたな〜。さすがはマルスだ。
   よし、ここらで景気よく攻撃の指示でも出しておくかな?」


☆どうしますか?

A そのままマルスにドリブルで攻めこんでもらう
B ロディにパスを送ってサイドアタックだ
C シーダに縦パスで放り込んで競り合わせる
D アベルとワンツーで攻めこませる
E ジョルジュとワンツーで攻めこませる
F むやみに攻撃は仕掛けず、ボールを回して時間を稼ぐ
G 誰かをオーバーラップさせて攻撃に厚みを付けてみようか
H その他(好きな行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

725 :森崎名無しさん:2011/12/22(木) 22:52:16 ID:0lhj0CiE
E

726 :森崎名無しさん:2011/12/22(木) 22:54:36 ID:ebherm0Q
E

727 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/22(木) 23:10:11 ID:???
>E ジョルジュとワンツーで攻めこませる


森崎「マルス!ジョルジュさんと協力して一気に攻めこんでくれ!」

マルス「分かった!ジョルジュ将軍、お願いします」

ジョルジュ「少々長いパスを放ることになるかもな。…君なら追いついてくれると信用しているが」

マルス「はは…お手柔らかにお願いします。それっ!」

バコッ!ダダダッ!バシーン!

長野「いけない!このままだとまたシュートを打たれる!」

高杉「くそっ、こうなりゃ打たれる前に止めてしまえ!
   ゴール前は俺が守る。関口、田代、前に出るんだ!」

中央ラインを指揮する井沢を欠く南葛陣営は、DFラインを上げることで
マルスとジョルジュのコンビプレイに立ち向かう。

ジョルジュ「ふむ。これはシュートを撃つ方にしてみれば好都合だな」

マルス「彼らを振りきって前に抜けられればの話ですけどね」

ジョルジュ「ごもっともだ。それじゃあまずはこの包囲網を抜けることにしよう」

728 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/22(木) 23:12:32 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

マルス→! card+ ワンツー40=
ジョルジュ→! card+ ワンツー39=
============
長野→! card+ カット36+(人数補正+3)=
関口→! card+ カット34+(人数補正+3)=
田代→! card+ カット34+(人数補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→マルス&ジョルジュが突破!(奇数:マルスがボールキープ 偶数:ジョルジュがボールキープ)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(シーダがフォロー)(岩見とロディが競り合い)(中里がフォロー)
≦−2→ウイングスがボールを奪う

【補足・補正】
ジョルジュは『大陸一』でAが覚醒なしの14扱い
その他は>>13を参照してください。
============
短いですが一旦ここまで。明日は夜遅くの更新になってしまいそうです。
よろしければお付き合いくださいませ。それではまた〜

729 :森崎名無しさん:2011/12/22(木) 23:13:18 ID:0lhj0CiE
マルス→ ハート8 + ワンツー40=
ジョルジュ→ クラブK + ワンツー39=

730 :森崎名無しさん:2011/12/22(木) 23:14:35 ID:???
長野→ クラブ2 + カット36+(人数補正+3)=
関口→ ハートK + カット34+(人数補正+3)=
田代→ ハートQ + カット34+(人数補正+3)=

731 :森崎名無しさん:2011/12/22(木) 23:18:43 ID:???
一旦乙!

732 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 16:42:55 ID:???
>>731
乙感謝!結局昨日は体力切れで更新できず申し訳なかったです…
============
マルス→ ハート8 + ワンツー40=48
>ジョルジュ→ クラブK + ワンツー39=52

長野→ クラブ2 + カット36+(人数補正+3)=41
関口→ ハートK→39 + カット34+(人数補正+3)=76

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→ウイングスがボールを奪う
※関口がKで勝利したため覚醒します
============
関口カット覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→技+1
ハート→速さ+1
スペード→守備+1
クラブ→ハイジャンプカット 1/2 +2 習得
JOKER→全部?!

733 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 16:44:00 ID:???
関口カット覚醒→ スペード4

734 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:07:25 ID:???
関口カット覚醒→ スペード4
>スペード→守備+1
※関口の守備が11→12に上がりました!
============
マルスとジョルジュのワンツーパスの精度は凄まじく、
3人に囲まれているとは思えぬほどの美しいラリーが展開していく。
長野と田代はその動きに翻弄されてあっという間に二人の姿を見失う。

マルス「よし、あと一人だ」

ジョルジュ「どうやら高杉以外の守備陣はそれほど脅威ではないらしい」

ダダダダッ、シュッ!

関口「ほっほぉ。脅威ではない、ですか」

ジョルジュ「!?」

穏やかな語り口ながら、凄まじい速度で追走してきたのは関口という選手だった。
予めPAの内側の方へと切りこんでいくこのワンツーパスの方向を予測いていたかのように
マルスとジョルジュの間へと割り込んでニコニコと微笑みを浮かべている。

関口「ここで問題です。アリティア選抜の中で脅威ではない選手は誰でしょうか。
   お一人お答えください。さ、走って!」

ジョルジュ「…こんなときに謎かけだと?正気か貴様」

関口「はいざんね〜ん。正解は…」

パシッ!!

735 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:08:26 ID:???
関口「ジョルジュさん。あなたですよ」

ジョルジュ「(…馬鹿な。ありえない。いや、俺の行動を読まれていたのか?)」

どれだけ速いパスを出そうとも、パスコースを先回りされてしまえば
カットに入ったものをふっ飛ばさない限りそのパスは決して通らない。
偶然の産物なのか、それとも余程の感の鋭さなのか。
とにかくジョルジュの動きは関口に完璧に読まれ、抑えこまれてしまったのだ。

関口「うまく型にハマっている選手ほど、意外と動きも読みやすいんですよねぇ」

ジョルジュ「言ってくれるじゃないか。ふふっ…」

アンナ「アリティアのワンツー速攻は失敗に終わってしまいました。
    ウイングス、ここで一気に反撃を仕掛けに行きます!」

関口「君が上がってくれたお陰でうまい具合にスペースが出来上がってるよ。それっ!」

バコッ!

ジョルジュの開けた右サイドハーフには来生が颯爽と駆け込んでいる。
ナポレオンへのマークを重点的に置いていたアリティアのDF陣は、このロビングに対応できないでいた。

来生「ハッハァー!南葛の真の点取り屋とはこの来生哲兵のことよ!」

森崎「しまった!複数マークを敷けばその分こういった粗が出てくるのは当たり前か。
   まぁ来生のことだから直接ゴールにドリブルで突っ込んでくる以外に何も考えて無さそうだが…」

来生「(この前半のうちに少しでも点差を縮めておかないとな。その為には…!)」

736 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:09:50 ID:???
来生の判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペード→当然このままドリブルで突っ込む
クラブ→コーナー際まで走り、センタリングを上げようとしている!
JOKER→これが来生の秘密兵器の必殺ミドルシュートだ〜〜!!

737 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:11:02 ID:???
来生の判断→ ハートA

738 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:19:19 ID:???
来生の判断→ ハートA
>ダイヤ・ハート・スペード→当然このままドリブルで突っ込む
============
来生「ナポレオンのやつが良い感じにDFを引きつけてくれているんだ。
   つまり、俺を邪魔しに来る奴はいないってことさ!」

ズドドドドドドドッ!!

アンナ「走る走る走る〜!アリティア陣営を我が物顔のようにドリブルで驀進する来生くん!
    対するアリティアはこのドリブルにライアンくんがチェックに向かいます」

来生「真のエースストライカーを野放しにしてしまったことを後悔するんだなァ!」

ライアン「と、止めます!」

先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

来生→! card+ ドリブル41=
============
ライアン→! card+ タックル36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→来生が突破!森崎と一対一に
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ナポレオンがフォロー)(クリスがフォロー)(カインがフォロー)
≦−2→ライアンがボールを奪う
【補足・補正】
来生のカードがダイヤ・ハートで『マルセイユルーレット』で+4
その他は>>13を参照してください。

739 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:24:55 ID:???
来生→ スペード10 + ドリブル41=

740 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:25:12 ID:???
来生→ ハートQ + ドリブル41=

741 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:26:25 ID:???
ライアン→ クラブQ + タックル36=

742 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:26:29 ID:???
ライアン→ クラブ3 + タックル36=

743 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:30:07 ID:???
17秒で必殺だったんだがなあ…。なんか味方側は必殺運がない印象。

744 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:40:07 ID:???
>>743
第1部だとカシムがよく必殺でピンチを防いでくれた印象がありますね。
============
来生→ スペード10 + ドリブル41=51

ライアン→ クラブQ + タックル36=48

【攻撃側】−【守備側】
≧2→来生が突破!森崎と一対一に
============
ライアン「(ロディさんを抜いた時みたいに、フェイントを交えてくるはず)」

ライアンは観察力に優れている。弓を放つフォームや、ドリブルなども
指導役の者のフォームをしっかりと模倣することから始める傾向がある。
だが、今回に限ってはこの思考が裏目に出る。
得意とするルーレットではなく、純粋なスピードを活かしたドリブルで抜きにかかったのだ。

ビュバッ!!

来生「(純粋な足の速さじゃ新田や滝にゃ勝てなかったが、俺の足もまぁまぁだろ?)」

ライアン「し・しまった!」

アンナ「来生くんの左サイドを鋭く抉るドリブル!ライアンくんを抜き去り、一気に内側へと切りこんできたァ!」

カイン「くそっ!裏を取られるとはこのことか!森崎、頼んだぞ!」

森崎「ナポレオンのマークをアイツらに任せた以上、他の奴らの面倒は俺がしっかり見ないとな…!」

だが、来生の突破力は長く同じチームメイトだった森崎も理解しているところ。
決して足元をすくわれないように、入念に相手の動きを観察し構えを取る。

745 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:41:52 ID:???
来生「行くぜ森崎!成長してるのはお前だけじゃないってところを目の当たりにさせてやるぜ!」

森崎「(得意としている一対一でだけは絶対に負けるわけにはいかないぞ)」



先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

来生→(行動:! dice)! card+ ドリブル41orシュート40=
============
森崎→(行動:! dice)! card+ 備える48=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→来生が突破!ウイングスが1点返したぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ナポレオンがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(滝がねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ラインを割ってウイングスのCK)
≦−2→森崎がボールを奪う
【補足・補正】
両者ともダイスが奇数でドリブル、偶数でシュートを選択します。
キーパーが予想が当たると+3の補正。
森崎は『慎重な判断』で選択ミスのペナを受けません。
来生がドリブル時カードがダイヤ・ハートで『マルセイユルーレット』で+4
その他は>>13を参照してください。

746 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:43:12 ID:???
来生→(行動: 3 ) クラブJ + ドリブル41orシュート40=

747 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:43:58 ID:???
森崎→(行動: 6 ) ダイヤ3 + 備える48=


748 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:44:08 ID:???
森崎→(行動: 3 ) スペードJ + 備える48=

749 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:45:53 ID:???
ナポレオンのねじ込みか
>>748でも必殺でアウトとか森崎だめすぎるwwwww

750 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:46:37 ID:???
流石能力的には鉄壁の筈なのに笊という謎森崎

751 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:47:04 ID:???
なんとかこぼれ玉か
さっきから必殺ニアピンが続いてるね

752 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:48:49 ID:???
からっぽだけど、マークはついてるはずだし、後はブロッカーしだいか。
(さすがにほかの選手のチェック犠牲にしてべったりついてるマーカーが
 判定抜きで全員ごぼう抜き、ということはないはず)

753 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 18:14:36 ID:???
>>749
この数値差でも追い込まれるとは…
>>750
どうにもここ一番でピンチに陥りやすい傾向にありますね。
>>751
次の判定でガシャーンと出て欲しいところです。もちろん味方勢に…
>>752
DFがしっかり残っているのでクリアーで競り合いに向かっています。
これが全員待機状態ですと、MFのカバー判定という厳しい判定が待っています。
============
来生→(行動: 3 ) クラブJ + ドリブル41=52

森崎→(行動: 6 ) ダイヤ3 + シュートに備える48=51

【攻撃側】−【守備側】
=1→ボールはこぼれ球に。ナポレオンがねじ込みに。ゴールは空っぽ
※森崎ガッツ 450/450→410/450
============
森崎「(来生のやつ、馬鹿の一つ覚えにルーレットだけをしなくなっていたな。
   なるほど。どうやら少しは駆け引きってやつを覚えてきたらしい)」

森崎の思考の通り、来生がドリブル一辺倒のFWでなくなったのは確かだが、
これはさすがに深読みしすぎだったと後に森崎は後悔することになる。

来生「どけどけどけどけぇ〜〜!!」

森崎「ってやっぱりドリブルかよ!どこまでも単細胞なやつめっ!!」

シュートを警戒していた思考をすぐに切り替えて来生の足元へと飛び込む森崎。
持ち前の瞬発力を活かしたダイビングタックルに、さしもの来生も転倒してしまう。

754 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 18:15:37 ID:???
来生「わひゃあ!?」

森崎「お前に点を奪われるほど恥ずかしいことはないからな!」

5年前の若林の失態の二の舞だけにはなりたくないと勢い良く突っ込んだ森崎だったが、
運悪くこぼれたボールへと飛び込む影を見て顔を青くする。

ナポレオン「クハハ、前座にするには最高の逸材ってやつだなぁお前ってやつは」

来生「う、うるせいやい!いいからさっさと決めちまえ!」

芝に顔をこすりつけながら悔しそうに叫ぶ来生の声に後押しされるように、ナポレオンは右足を振りかぶる。

カイン「やらせん!今こそトリプルマークの真髄を見せるのだ!」

ルーク「うっしゃあ!」

クリス「了解です!」

森崎「(そうだった。たとえ俺が抜かれようとも……)」

仲間がいる。支えてくれる。過去の栄光に相応しくない存在になり果てたとしても。
新たに手に入れた輝きも、同じくらい素晴らしいものであると森崎は知ったのだから。

ナポレオン「その僅かな希望ごと纏めて打ち砕いてやるぅ!キャノンシュートだ〜〜〜〜!!」

755 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 18:17:12 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ナポレオン→! card+ ノートラップキャノン54=
============
カイン→! card+ クリアー39+(人数補正+3)=
ルーク→! card+ クリアー42+(人数補正+3)=
クリス→! card+ クリアー42+(人数補正+3)=
============
ポスト→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままポストとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらポストとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(滝がフォロー)(長野がフォロー)(アベルがフォロー)
≦−2→アリティアがボールを奪う

【攻撃側】−【守備側】(ポスト)
シューターとの和が14→こぼれ球判定
JOKER・クラブA→ボールがポストにあたって破裂!アリティアのGKに
それ以外→ナポレオンのシュートがアリティアのゴールに突き刺さる!

【補足・補正】
『ノートラップキャノン』(吹っ飛び係数2)
クリスのカードがダイヤ・ハートで『アーマークリアー』で+5(消費170:吹っ飛び4)
その他は>>13を参照してください。

756 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:17:32 ID:???
ナポレオン→ クラブ7 + ノートラップキャノン54=

757 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:18:10 ID:???
カイン→ クラブQ + クリアー39+(人数補正+3)=
ルーク→ ダイヤ3 + クリアー42+(人数補正+3)=
クリス→ スペード9 + クリアー42+(人数補正+3)=

クラブの高めか7!

758 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:18:11 ID:???
カイン→ クラブ8 + クリアー39+(人数補正+3)=
ルーク→ スペード5 + クリアー42+(人数補正+3)=
クリス→ ハート3 + クリアー42+(人数補正+3)=

759 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:19:34 ID:???
>>757
>>758
カインのクリアーは相当体を張ったものだったらしいな

760 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:25:54 ID:???
ポスト→ ダイヤ10

761 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 18:41:48 ID:???
>>759
クラブの偶数なので怪我判定が付きます。大事にならなければいいのですが…
============
ナポレオン→ クラブ7 + ノートラップキャノン54=61>反則発生

カイン→ クラブQ + クリアー39+(人数補正+3)=54>吹っ飛び&怪我発生

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままポストとの対決へ
※ナポレオンの反則
============
カイン「(アベルが見せたアリティア騎士の誇り。だが、相手を打ち負かすことだけが騎士の誇りではない。
    時には己の身を犠牲にしてさえも主君を守り切る自己犠牲の精神を忘れてはいけないのだ)」

アベルが伝えきれなかった騎士の誇りの教えを補完してやらねばならない。
それが出来るのは騎士団筆頭を任されている自分だけだと、カインは覚悟を決めた。

カイン「お前たち、よく見ておけ。これがアリティア騎士の『守り』の誇りだ〜〜!」

ルーク「カ…」

セシル「カイン殿〜〜〜!!」

ナポレオン「(なっ…こ、こいつ、頭でクリアーに…お、俺が怖くないのか…!)」

カイン「(恐怖?一度黄泉の国の地を踏んだ時、そんな感情など捨て去ってきたさ!)」

ボグシャッ!!

カイン「ぐわああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!」

762 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 18:43:01 ID:???
森崎「カ、カイーーーーーン!!」

アベル「あのバカヤロウ…!無茶しやがって!」

ナポレオン「(く、狂ってやがる…アスリートとして最もしてはいけないことを…
      自らの身体を顧みず後先考えずの捨て身の行動を……平然と……!!)」

スポーツをやる人間にとって恐れるものはなんといっても怪我だ。
特に自分の技術を文字通り売り物として酷使するプロの世界の人間において
怪我や故障、病気などはもってのほかであり、己の価値を尽く下げる原因の常である。

ナポレオン「(それをこいつは……し、信じられん……そこまでして……勝ちたいのか……
      これが、これが本当の勝利に対する執着心とでもいうのかよ…?)」

勝利を目指す執着心。プロ選手として最も大事にしなければならないとナポレオンが信じるもの。
国の誇りを傷つけられ、その復讐を糧に鍛錬を続けてきた自分が
その気持ちにおいてそれ以上のモノを見せつけられるとは思っても見なかった。
たった1点。その為だけに自分を犠牲にする覚悟など持てるわけがない。
馬鹿げている。あまりにもリスキーな話だ。
怪我が原因でもう二度とフィールドに立てなくなった選手も少なくないというのに。

カインくん倒れている→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→ダメージ無し!猛牛強いぞかっこいいぞ!
Q〜9→額を切ったくらいで特に問題なし。ガッツ-50
8〜5→治療が必要な怪我 ガッツ-50 軽症未治療-2の補正
4〜2→治療が必要な怪我(赤:力-1 黒:守備-1)ガッツ-50 軽症未治療-2の補正
A→続行不可能の重症!選手交代!(力・守備-1)
JOKER→健康のツボを突いたらしく全能力+1!もちろん怪我も無し!

763 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:43:17 ID:???
カインくん倒れている→ クラブ6

764 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2011/12/31(土) 10:21:18 ID:???
カインくん倒れている→ クラブ6
>8〜5→治療が必要な怪我 ガッツ-50 軽症未治療-2の補正
============
カイン「うっ…ぐぉぉ……」

クリス「カイン殿、だ、大丈夫ですか!?」

苦痛を帯びたうめき声を上げるカインに、クリスが駆け寄る。
額から流血し、肩を抑える彼の姿はあまりにも痛々しかった。

カイン「な、なんのこれしき。この程度の負傷で俺は……ぐ……」

ナポレオンの当たりの強さに真正面から弾き飛ばされたカインのダメージは大きかった。
その様子を見て審判はナポレオンに近づいていき…


ナポレオンの運命→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜J→なんとお咎めなし。
10〜6→厳重注意!次はカードが出るぞ!
5〜A→イエローカードが出される!
クラブA→一発退場!レッドカードだ!
JOKER→なんとカインにイエローカードが出される!さらにルークが審判に抗議をし…

765 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 10:27:00 ID:FkstOPlE
ナポレオンの運命→ ダイヤA

766 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/31(土) 10:43:07 ID:???
ナポレオンの運命→ ダイヤA
>5〜A→イエローカードが出される!
============
ビッ!

ナポレオン「あっ…!」

ナポレオンに提示されたのは悪質な反則への処罰であるイエローカード。
強引なシュートで相手DFを負傷させたのだから妥当ではあるだろう。
森崎をゴール前から遠ざけさせ、絶好の得点チャンスを無駄にしてしまっただけでなく
イエローカードまでもらってしまったのだ。ナポレオンの頭の中は現実を否定したいかのように白んでいく。

森崎「(あ……あぶねぇ〜〜〜!!どうやら今日の勝負運はかなり良好のようだぜ……)」

絶体絶命を幸運で乗り切った森崎は大きく息を吐く。
そしてこのピンチを見守っていたアリティアのベンチサイドでは
ジェイガンがカインの思った以上のダメージを見て思案を巡らせていた。


ジェイガンの采配→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→大事をとってカインはここで交代させよう
スペード・クラブ→カインは大事な戦力。治療のために一旦引っ込ませるだけにしよう
クラブA→治療など不要。素早いリスタートでカウンターアタックだ!
JOKER→おのれあのポテトフライ頭め!わしがカインの仇をとってやるわー!!

767 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 10:44:00 ID:???
ジェイガンの采配→ ハート6

768 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 15:46:30 ID:???
新たなフード
キャノンポテト

769 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 13:23:34 ID:???
旧年中は大変お世話になりました。
森崎板の皆様には幸多き年となりますようお祈り申し上げます

と、いうことで年始のゴタゴタも少しずつ落ち着いてきたので更新を再開したいと思います。
間を開けたことでのミスやおかしな点がありましたら遠慮なく申し付けてくれると助かります。
それでは、本年もファイアーモリブレムをよろしくお願いいたします〜
============
>>768
極太な厚切りポテトを豪快に揚げた新メニュー!
今ならセットでの注文でナポレオン人形のおまけつきだ!
森崎たちもプロになって活躍すれば色々とタイアップ商品の企画とか出てくるのかなぁと
年始のバラエティに出演するスポーツ選手達を見て考える今日この頃。
============
ジェイガンの采配→ ハート6
>ダイヤ・ハート→大事をとってカインはここで交代させよう
============
ジェイガン「(単純な実力者というだけでなく、若輩者の良き先導者であるカインだ。
      明日の最終戦のことも考えれば、ここは大事をとって交代させておくべきか)」

カインが抜けることによる守備の欠如は大きな不安要素ではあるが、
万が一怪我が悪化するようなことがあればアリティアのチーム力は著しく下がってしまうことになる。
なにより、親善試合というクリーンな大会のイメージを損なうことはできるだけ避けたいという気持ちがジェイガンの中にはあった。

ジェイガン「エリス様、カインはここで引っ込めます。交代の指示をいたしますので、治療の用意をば」

エリス「ええ、分かりました。ところで誰を代わりに出場させるのですか?」

ジェイガン「それならばもう用意はさせてある。準備はできているだろうな?」

770 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 13:24:43 ID:???
選手交代の儀→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→カインの位置にトーマスを投入。フォーメーションはそのまま
ハート→フォーメーションを3-4-3に変えて右サイドハーフにオグマを投入
スペード→マリクを投入。(奇数:3-4-3に変えて中盤に置く 偶数:そのままスイーパーに)
クラブ→カタリナを投入。(奇数:3-4-3に変えて中盤に置く 偶数:そのままスイーパーに)
クラブA→ジェイガンを投入。しかも森崎をフィールダーにし、ジェイガンはキーパーに
JOKER→エリスを投入。(投稿時間秒数一の位奇数:3-4-3に変えて中盤に置く 投稿時間秒数一の位偶数:そのままスイーパーに)

771 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 13:29:42 ID:???
選手交代の儀→ ハート5

772 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 13:29:42 ID:???
選手交代の儀→ クラブA

773 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 13:36:52 ID:???
あぶねえ、コンマ以下での悲劇回避……。
しかしジェイガン、なんで3トップにこだわるんだろう。
選択肢のどこにも2トップや1トップが出てこない。

774 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 14:01:52 ID:???
>>773
新年早々大変なことになるところでしたねw
3トップに関しては、ドリブル攻勢という戦術が主になっているので
ボールを押し込みやすくするためにFWを厚くしたいという考えに基づいています。
もちろん森崎の提案で変更することは可能なので、気に入らない場合はハーフタイムに行動してみてください。
============
選手交代の儀→ ハート5
>ハート→フォーメーションを3-4-3に変えて右サイドハーフにオグマを投入
============
ジェイガン「オグマ殿、準備はできているな?」

オグマ「ええ。いつでも」

豊富な運動量と素早い瞬発力を持つタリスの傭兵オグマ。
守備的なフォーメーションを攻撃的に変えることで、ジェイガンは彼の投入を決めた。

ジェイガン「このようなフォーメーションになるよう伝達を頼む。
      後半にまた変更することもあるかもしれんが、前半残り5分、頼んだぞ」

オグマ「任せてくださいよ」

ダダッ!

アンナ「おっと、ここでアリティアは選手交代の模様ですね。
    先ほどの接触プレーで負傷をしたカインくんの代わりにオグマくんを投入するようです」

ニーナ「身を呈して失点の危機を救った、正に騎士の鏡のような好守でしたね。
    彼がいなければ試合の流れが一気に傾いていたかもしれません」

パチパチパチパチ……

775 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 14:03:05 ID:???
カイン「…交代か。お前たち、後のことは頼んだぞ。くれぐれも油断はしないようにな」

クリス「カイン殿……はい。カイン殿の分までアリティアのゴールは私達が守ります!」

ルーク「すっげーガッツ、見せてもらいました!肩をお貸しますよ。ほら、捕まってください」

ルークとクリスに支えられ、フィールドを去ろうとするカインの顔は、痛みに歪みながらも充実していた。
ナポレオンはそんな彼に信じられないと言わんばかりに声をかける。

ナポレオン「お前……何故あそこで飛び出してきた。あんな無茶な態勢で!
      運が悪ければ、最悪二度とフィールドに立てないほどの怪我をしたかもしれないんだぞ!」

カイン「俺は怪我が怖くてサッカーはできないと考えている。お前はどうなんだ?」

ナポレオン「お、俺だって怪我なんかこわかねぇ!だが、プロとしてそんな向こう見ずな考えは間違ってるって言ってんだ!」

クリス「ちょっと、後にしてくれませんか。早く治療をしてあげたいんですけど」

カイン「よせクリス。……確かに思い返せば無謀だったかもしれん。
    たった1点を守るために己の選手生命を引き換えにしていたかもしれん。
    後先のことを考えられない俺の悪いところかもしれんな。
    だけど、心配してくれたお前の気持ちはありがたく受け取っておく」

ナポレオン「…べ、べつに俺はそんなことは…」

カイン「はは、まだサッカーという文化が未発達の俺達と君たちの思考は大きく違うのは仕方ないのかもしれんな。
    今回は審判の笛に邪魔をされてしまったが、今度は完璧にシュートを防がせてもらうからな」

そう言い残すと、カインは観客たちの拍手に後押しされながらピッチを後にしていった。

776 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 14:05:12 ID:???
ナポレオン「(一試合一試合に自分の全てを、命さえ賭けてしまう奴もいるってか。
      それが正しいことなのか、間違っているのかは分からねぇが……)」

今確かなのは、絶好の得点チャンスを自分が不意にしてイエローカードをもらってしまったという現実のみ。
怪我すら恐れずに真っ向勝負を仕掛けてくる恐ろしい強敵を目の当たりにしたナポレオンは
未だ自分の知らぬサッカーの奥深さに感化され、さらなる闘志を燃やそうとしていた。

ナポレオン「(そうだ。俺はプロ選手であり続けるために……勝利への執着心を維持するために
      わかりやすく『森崎』という憎むべき敵を想定することにしたんだ。
      俺たちの誇りを踏みにじったアイツが目の前にいる限り、俺の闘志は絶対に燻らねぇ。
      見てろよ。俺の力はこんなものじゃねぇってことを次こそ思い知らせてやる)」

森崎を一瞥し、ナポレオンは自分たちの陣地へと走っていく。
対するアリティア陣営はオグマからジェイガンの伝達を聞き、前半残り5分を気を引き締めて臨むのだった。

森崎「(自陣ゴール前からのフリーキックか。さて、どう攻めさせるかな?)」

☆どうしますか?

A 残り時間も少ないし徹底的にパス回しで潰していこう。
B 早速変わったばかりのオグマに攻め込んでもらおう
C 中央のマルスに戻して彼の指揮に任せる
D 中央のジョルジュに戻して彼の指揮に任せる
E こんな時でもアベルに任せておけば万事安心だろう
F ロングキックで一気に前線に放り込んでセシル競り合わせるぞ
G ロングキックで一気に前線に放り込んでシーダ競り合わせるぞ
H ロングキックで一気に前線に放り込んでロディ競り合わせるぞ
I ここだ!ここで俺がオーバーラップだ!
J その他(好きな行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

777 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 14:08:12 ID:2H/KzF8c
B

778 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 14:17:42 ID:QX5EuYSc
B
なるほど、了解です<ドリブル重視
個人的に私は森崎板では3トップは不遇(左右のFWは出番が減る)と思っているのですが、
それはシステム上の問題であって、少々メタ過ぎる考え方でした。

779 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 14:40:44 ID:???
>>778
そのあたりは各GMさんのさじ加減なのですが、このスレでは3トップの攻撃力とバリエーションは豊富になってます。
一番大きいのはセンタリングをサイドから上げた時に待機状態になっていなければ必ず2人いてくれるので
相手DFの読みを外してフリーの状況を作れる可能性が高い、ということです。
他にも相手陣営でのこぼれ球の判定を五分に持ち込めたり、ねじ込みの確率が上がったりと
このスレのスリートップは攻撃に関してはいいことずくめです。
もちろんそれだけ中盤や守備が手薄になってしまうので、状況に応じた組み立てが必要になってきますね。
============
>B 早速変わったばかりのオグマに攻め込んでもらおう


森崎「交代したばかりだし、早いうちに試合に慣れてほしいからな。それっ!」

バコッ!

アンナ「アリティアのフリーキックは右サイドへの長いパス。オグマくんへと渡りました」

ニーナ「対するウイングスは長野くんがチェックに向かいますね」

オグマ「背は高いが足腰に力が入っていないな。鍛え方が足りないんじゃないか?」

長野「舐めるな!交代要員相手にやすやすと抜かれてたまるかよ!」

780 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 14:42:19 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

オグマ→! card+ ドリブル39=
============
長野→! card+ タックル36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマが突破!(奇数:そのままドリブル 偶数:ロディにパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ジョルジュがフォロー)(岩見とロディが競り合い)(井沢がフォロー)
≦−2→長野がボールを奪う

【補足・補正】
オグマのカードがダイヤで『素早いフェイント』で+2
その他は>>13を参照してください。

781 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 14:43:45 ID:???
オグマ→ スペードK + ドリブル39=

782 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 14:46:39 ID:???
長野→ ハートA + タックル36=

783 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 18:36:29 ID:???
オグマ→ スペードK + ドリブル39=52

長野→ ハートA+(有利+2) + タックル36=39

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマが突破!そのままドリブル
※オグマに20の経験値が入ります
※オグマがKで勝利したため覚醒します
============
オグマドリブル覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→速さ+1/技+1
ハート→速さ成長+5/技成長+5
スペード→『強引なドリブル』 1/2 +2 吹っ飛び2 習得
クラブ→『素早いフェイントが』『スピードドリブル』 1/4 +3 に進化
JOKER→ぜ・ん・ぶ♪

784 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 18:40:09 ID:???
オグマドリブル覚醒→ ダイヤ3

785 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 19:00:50 ID:???
オグマドリブル覚醒→ ダイヤ3
>ダイヤ→速さ+1
※オグマの速さが14→15に上がりました!
============
長野「(相手はベンチから出てきたおっさんじゃないか。走り負けするものかよ)」

若さあふれる長野は見かけは強面だが明らかに年長者のオグマに対して完全に油断しきっていた。
ベンチから出てきたという先入観に囚われ過ぎ、彼が大陸を代表する剣闘士ということを知らなかったのだから仕方ないのだが。

ヒュッ…クンッ!ダダダッ!!

長野「うっ…え!?」

アンナ「瞬時に方向を切り替える素早いフェイント!マークにむかった長野くんですがあっさりと振り切られた!」

オグマ「おいおい、てんで話しにならねぇぜ。その立派な体は見掛け倒しか?」

長野「うっ…く、くっそぉ!!」

森崎「(長野か。南葛中の頃はあの長身からのポストプレイで色々と助けになってくれたが……)」

全日本jrユースの選考から漏れ、長らく世界の舞台から遠ざかっていたかつての頼りになった
チームメイトの凋落に森崎はどこか物寂しさを覚える。

オグマ「あと僅かでロスタイムってところだが…ギリギリまでかき回してやろうか」

すぐに前線にパスでつなごうとはせずに、あくまでドリブルでの突破を図るオグマ。
だが、このあえての遠回りのような判断は彼の思惑があったのである。

786 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 19:02:17 ID:???
オグマ「(あの蛇の道で手に入れた『レックリング』という道具のお陰で、
    俺はドリブルの速度を一気に高めることに成功した。
    そう、昨日のフースバルのキャプテンが見せたような『倍速ドリブル』を俺は身に付けたのさ)」

岩見「くっ…通すな!一気に取り囲め!」

アンナ「岩見くん、関口くんと田代くんとの3人がかりでオグマくんの進路を塞き止めにむかった!」

オグマ「何分昔から多対一には慣れてたんでね。悪いが退いてもらう…!」

先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

オグマ→! card+ ドリブル40=
============
田代→! card+ タックル34=
関口→! card+ タックル35=
岩見→! card+ タックル39=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマが突破!(奇数:さらにドリブル 偶数:シュートを撃つ)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ジョルジュがフォロー)(岩見とロディが競り合い)(井沢がフォロー)
≦−2→ウイングスがボールを奪う

【補足・補正】
オグマは『倍速ドリブル』で相手の人数補正を無効化
オグマのカードがダイヤで『素早いフェイント』で+2
岩見のカードがクラブ以外で『執刀タックル』で+2(吹っ飛び4)
その他は>>13を参照してください。

787 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 19:05:11 ID:???
オグマ→ ハート5 + ドリブル40=

788 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 19:13:15 ID:???
田代→ ダイヤ5 + タックル34=
関口→ ハートA + タックル35=
岩見→ クラブ6 + タックル39=

789 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 20:20:28 ID:???
オグマ→ ハート5 + ドリブル40=45

田代→ ダイヤ5→15+(有利+2) + タックル34=51

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→ウイングスがボールを奪う
============
オグマ「いくら囲まれようとも…」

ギュン!ダダッ……

関口「はらら…」

岩見「むっ、こ、こいつは…!」

エスト「うわっ、すっごいよオグマさん!囲まれてるとは思えないようなドリブルだよ!」

イスラス「……相手の複数のマークを振り切るためには相手の間合いに常に気を配らなくてはいけない。
     長めに蹴り出すボールに追いつくダッシュ力だけではできない芸当だ」

エスト「へ〜。ただ足が速いだけじゃあの巧みな避け方はできないってことかぁ。君、なかなか詳しいんだね」

イスラス「一応俺の得意分野だからな」

エスト「…?」

つい先程まで痛みを堪えるかのような怖い顔をしていた青年が、口調こそ冷ややかだが視線を熱くしてピッチを眺めている。
よく見るとこの黒髪の青年、なかなかの美形ではないか。昔から白騎士団の中ではミーハーと呼ばれており、
彼女自身が自称する『一度見た美形の顔は絶対に忘れない』という特技が敏感に反応する。

790 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 20:21:56 ID:???
エスト「(あの野暮ったい髪をちょっとアップにして、ちゃーんとブラッシングすれば……ふむふむ……ってちがうちがう)
    そういえばまだ君の名前を聞いてなかったわね。よかったら教えてくれないかしら?」

人懐っこい愛くるしい笑顔で語りかけてくるエストに、イスラスはすっかりペースを握られながら応対する。

イスラス「……イスラスだ」

エスト「イスラスくんかぁ。うんうん、アベルとまではいかないけど君もなかなかのイケメン君だね
    あ、私の名前はエスト。このアリティアでスポーツ店を営んでるの……ってそれは知ってるか。買い物に来てくれたんだし」

イスラス「はぁ。(馴れ馴れしいところまでアイツに…シャルにそっくりだな…)」

エスト「ここで会ったのも何かの縁だしね。経験不足のあたくしに色々教えてくださらないかしら?」

どこかおどけたエストの態度に、イスラスは先程まで抱えていた鬱屈した感情が洗い流されていくのを感じていた。
もう自分の心に迷いはない。数週間部屋を共にし、友好を築いた中山たちを裏切ってしまうことになったとしてもだ。

イスラス「……エスト、といったか。ハーフタイムに少し話があるんだが、いいだろうか?」

エスト「ん?美形さんからのお誘いを断るわけにはいきませんねぇ。あっと、試合の方はどうなってんの?」



オグマの急激な速度変化を生み出す変幻自在のドリブルの前に、
複数で囲んだアドバンテージを失ってしまう南葛DFたち。
しかし、それでも一筋縄ではいかないのは
仮にもプロリーグ開催を控えるチームの中での優勝候補の一つの一員だからだろう。

田代「あなたの動きは先程のドリブルで見破りましたよ」

スパァッ!

791 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 20:24:21 ID:???
オグマ「うおっ!?」

エスト「ありゃりゃ、抜けたと思ったのに取られちゃった」

イスラス「あの髭のDF、予めドリブルコースを封じていやがったな。仲間の体をバリケードにして自らの存在を潜めてたのか」

アンナ「一瞬の隙をついて掠め取るようにボールを奪う田代くん!華麗なテクニックを見せる!」

田代「俺たちだって栄光の『南葛』時代の一員を担ってきたメンバーなんだぜ!」

森崎「あ、そうだ!よく見ればウイングスのメンバーには池上先輩と同期の先輩たちばかりじゃないか!」

自分や翼などの黄金世代がチームの中心になる前から、南葛中、そしてその先の高校サッカーの礎を担ってきた先人たち。
今でこそ世界ユース大会で優勝した自分たちばかり世間の注目を集めてはいるが
彼らもこの発展著しい日本のサッカー文化に必死に食らいついてくる選手たちなのだ。

アンナ「ボールを奪った南葛ですが、既に時計はロスタイムを回っております!」

田代「どうする?得点を奪うにはロングシュートしか無いが、打てる選手は限られているし……」


タッシーロの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→南葛のエースはお前しかいない!ややスタミナが気になるがナポレオンに打たせる
ハート・スペード→ミドルシューターはここにもいる!井沢に打たせる
クラブ→シューターにパスをつなごうとするが、ここで審判が笛を吹く
JOKER→ここで密かに開発していたあのシュートを打ってみよう!

792 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 20:27:48 ID:???
タッシーロの判断→ スペード9

793 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 21:03:01 ID:???
タッシーロの判断→ スペード9
>ハート・スペード→ミドルシューターはここにもいる!井沢に打たせる
============
田代「(ナポレオンはさっきのシュートでスタミナが少し心もとない。ここは…!)」

南葛ウイングスのキャプテンマークを巻く司令塔、ミドルシューターも打てるという
万能性が強みの井沢に田代はボールを預けることにした。
本人は何でもそつなくこなせるということを勝手にコンプレックスにしているみたいだが
こちらからしてみればどんな状況でも出番を任せられる安心できる存在なのだ。

田代「(井沢、お前は慎重もそうだが志も高いんだろうな。だから周りに合わせようと必死に背伸びをしようとして…)」

日本の中だけでは間違いなくトップクラスの選手になり得る存在。
しかし、世界のリーグで戦っている者たちと比べてしまえばどうしても見劣りしてしまう存在。
そんな井沢の葛藤を、田代は先輩としてどうにか導いてやりたいものだと考えていた。

田代「(ナポレオンが決められなかったシュートをお前が決めてみろ。その壁をぶち破ってこい!)」

バァン!!

アンナ「田代くんのパスがセンターライン付近の井沢くんに渡る!もうロスタイムも残り僅か!」

田代「打て、井沢!お前のシュートは決してナポレオンにだって負けちゃいない!」

井沢「! ……よぉし!」

794 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 21:04:21 ID:???
グアアッ!!

ニーナ「ここは迷わずシュートを狙いに向かいます。南葛、前半終了間際の得点を狙いに行きます!」

マルス「ジョルジュ将軍、シュートが来ます!」

ジョルジュ「ああ、やけくそシュートなどそう何度も決まるとは思えんさ」

クリス「(守るんだ。カイン殿の分まで、私がアリティアゴールを、そして森崎さんを守る!)」

森崎「ううっ…昨日は新田にあの距離から決められちまったんだよな。
   余程のことがない限り、井沢のシュートに俺が抜かれるとは思いたくはないが……」

相手が格下と見るや、すぐに蔑む感情を顕にしてきた過去とは決別しつつある今の自分。
必死に油断や慢心といった感情を捨て去りつつ、森崎はセービングの構えを取る。

795 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 21:06:06 ID:???
☆どのセービングでいきますか?

A キャッチング(C) 消費20
B パンチング(P) 消費40 +2+(1)
C がんばりセービング(C) 消費100 +4
D がんばりダイビング(P) 消費170 +7+(1) フォロー率アップ
E がんばりヒップアタック(P) 消費100〜400 +10+(1) バランス矯正
F 頑張竜セービング(C) 消費320 +15

森崎のガッツ 410/450

井沢 バナナシュート49
============
マルス ブロック37+(人数補正+3)
ジョルジュ ブロック33+(人数補正+3)
クリス ブロック42+(人数補正+3)+(距離補正+2)
============
森崎 セービング46+(距離補正+3)

【補足・補正】
クリスのカードがダイヤで『鉄壁ブロック』で+8(消費240 減衰範囲-1 減衰補正+1)
クリスのカードがハート・スペードで『アーマーブロック』で+2
森崎はクラブで『幼少のトラウマ』で-3

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

796 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:10:15 ID:wNleqIhM
D

797 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:12:49 ID:U14BHN0w
D

798 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 21:13:54 ID:???
申し訳ありません!一つ選択肢を抜かしておりました。
すみませんが、改めて下記の選択肢で再び投票をお願いいたします。
============
☆どのセービングでいきますか?

A キャッチング(C) 消費20
B パンチング(P) 消費40 +2+(1)
C がんばりセービング(C) 消費100 +4
D がんばりダイビング(P) 消費170 +7+(1) フォロー率アップ
E がんばりセービング・改 消費200 +9
F がんばりヒップアタック(P) 消費100〜400 +10+(1) バランス矯正
G 頑張竜セービング(C) 消費320 +15

森崎のガッツ 410/450

井沢 バナナシュート49
============
マルス ブロック37+(人数補正+3)
ジョルジュ ブロック33+(人数補正+3)
クリス ブロック42+(人数補正+3)+(距離補正+2)
============
森崎 セービング46+(距離補正+3)

【補足・補正】
クリスのカードがダイヤで『鉄壁ブロック』で+8(消費240 減衰範囲-1 減衰補正+1)
クリスのカードがハート・スペードで『アーマーブロック』で+2
森崎はクラブで『幼少のトラウマ』で-3

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

799 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:16:35 ID:vwjMw/ac


800 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:20:54 ID:ZkOdjJ32
D

801 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:21:28 ID:QX5EuYSc
E

802 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:21:42 ID:U14BHN0w
D

803 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:24:25 ID:???
>>799-802
DEADという並び順じゃなくて良かった

804 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 21:30:01 ID:???
>>803
助けて!助けて!不吉よ!
============
>D がんばりダイビング(P) 消費170 +7+(1) フォロー率アップ

森崎「(残りの体力とペースと相談した結果、最適なのは……これだ!)」

エストから受け取ったパンチングを補正するグローブでしっかりと拳を固めて森崎はシュートに備える。

井沢「俺にだってやれるんだ…!いくぞ森崎ィ!!」

マルス「させるものか!」

ジョルジュ「撃ち落とす!」

クリス「やらせない!」

森崎「そう何度もロングシュートが決まってたまるか〜〜〜!!」

805 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 21:33:34 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

井沢→! card+ バナナシュート49=
============
マルス→! card+ ブロック37+(人数補正+3)=
ジョルジュ→! card+ ブロック33+(人数補正+3)=
クリス→! card+ ブロック42+(人数補正+3)+(距離補正+2)=
============
森崎→! card+ がんばりダイビング54+(距離補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。前半終了
≦−2→ブロック成功。前半終了

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→井沢のシュートがアリティアのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。前半終了
≦−2→森崎がボールを弾く!前半終了

【補足・補正】
クリスのカードがダイヤで『鉄壁ブロック』で+8(消費240 減衰範囲-1 減衰補正+1)
クリスのカードがハート・スペードで『アーマーブロック』で+2
森崎はクラブで『幼少のトラウマ』で-3
その他は>>13を参照してください。

806 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:34:19 ID:???
井沢→ ハート8 + バナナシュート49=

807 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:34:52 ID:???
マルス→ スペード4 + ブロック37+(人数補正+3)=
ジョルジュ→ ダイヤ6 + ブロック33+(人数補正+3)=
クリス→ スペード4 + ブロック42+(人数補正+3)+(距離補正+2)=

808 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:35:36 ID:???
森崎→ クラブ7 + がんばりダイビング54+(距離補正+3)=


809 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 21:43:26 ID:???
井沢→ ハート8 + バナナシュート49=57

マルス→ スペード4+(不利-2) + ブロック37+(人数補正+3)=42
ジョルジュ→ ダイヤ6+(有利+2) + ブロック33+(人数補正+3)=44
クリス→ スペード4+(不利-2) + ブロック42+(アーマーブロック+2)+(人数補正+3)+(距離補正+2)=51

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
============
森崎→ クラブ7 + がんばりダイビング54+(距離補正+3)+(幼少のトラウマ-3)=61

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≦−2→森崎がボールを弾く!前半終了
※森崎に20の経験値が入ります
※森崎のレベルが11に上がりました
============
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。

森崎 キーパー レベル11
     成長率
H 20 70+! numnum=
力 12 40+! numnum=
技 15 25+! numnum=
速 20 70+! numnum=
運 15 50+! numnum=
武 9 20+! numnum=
守 14 40+! numnum=
魔 3 3+! numnum=

※合計が100を超えれば1アップです。

810 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:43:53 ID:???
森崎 キーパー レベル11
     成長率
H 20 70+ 86 =
力 12 40+ 79 =
技 15 25+ 99 =
速 20 70+ 74 =
運 15 50+ 72 =
武 9 20+ 94 =
守 14 40+ 60 =
魔 3 3+ 63 =

811 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:45:36 ID:???
スゲー上がったなw

812 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 21:46:01 ID:???
なんという確変…。そして森崎、HP以外の能力は高いんだよなあ。アベルには負けるにしても。

813 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 22:50:30 ID:???
>>811
6ピンですよ6ピン!実際のゲームだったら声を上げてしまうレベルですねw
下級職なので限界値の20を超えるのは大分後になりますが、嬉しい限りです。
>>812
これも第1部や幕間編で森崎と一緒に頑張ってくれた参加者さんのおかげですよ〜
星のオーブの加護を半分ほど奪われ、破滅のツボに苦しんでいるというのも
あくまでシナリオ上のことなので、引きさえ良ければすぐに昔の強さを取り戻してくれることでしょう。
============
森崎 キーパー レベル11
     成長率
H 20 70+ 86 =156→+1
力 12 40+ 79 =119→+1
技 15 25+ 99 =124→+1
速 20 70+ 74 =144→+1
運 15 50+ 72 =122→+1
武 9 20+ 94 =114→+1
守 14 40+ 60 =100→+1
魔 3 3+ 63 =69

森崎  キーパー レベル11 EXP10  0戦0勝0敗 2000G
        成長率
HP21/21     70
力 13       40
技 16      25
速 20       70
運 16      50
武 10      20
守 15      40
魔  3       3

以上のようになりました

814 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 22:52:15 ID:???
井沢「(翼のドライブシュート。日向のタイガーショット。松山のイーグルショット。
   全日本には多くのミドル、ロングシュートが存在する。あいつらと比べれば俺のミドルは確かに弱いさ。
   だからといって、諦められるか!俺だって世界を相手に戦っていきたい!
   俺の力が何処まで通用するのか……希望を持ち続けていたい!)」

自分より才能が優れる仲間たちへの嫉妬が、井沢に大きな力を与えていた時期もあった。
だが、その気持ち一つだけでは彼らとは並べないことに気づき始める。
自分の力を信じたい。井沢守という存在が何処までやれる器なのか、今一度信じてみたいと井沢は思った。

井沢「俺は南葛ウイングスの井沢守だ!修哲トリオのリーダーだ!
   俺にだってやれる!やれるんだ!」

グアアアッ!!

井沢「決まれ、バナナシュートだ〜〜〜〜〜〜っ!!」

ドコォッ!!ギュルルルルルッ!!

アンナ「出たァ!井沢くんのバナナシュートだ!鋭い曲線を描きながらアリティアゴールへと向かっていく!」

マルス「うっ…こ、これは!」

ジョルジュ「これほど大回りに曲げてくるか。大胆な奴だ」

クリス「そんなァ!全然予想とコースが違う!?」

ニーナ「アリティアのブロッカーはこのシュートの軌道にまったく対応できていません!」

森崎「(クリスたちのブロックを抜けてくるか。井沢、お前のミドルシュートは間違いなく本物だよ)」

815 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 22:53:58 ID:???
森崎が一瞬立ちすくんでしまうほどに、井沢のバナナシュートのキレは凄まじかった。
一度視界から消え、そして鋭い角度から襲ってくるシュートはキーパーにとって恐怖でしか無い。

森崎「(だが、俺だって負けられない。昔の俺の過ちを受け入れてくれた中山や
   成長を忘れ、苦しんでいる俺を支え続けてくれたアリティアの皆のためにも!)」

辛酸を舐めさせられたアリティアカップの雪辱を晴らす。
そしてこの破滅のツボに苛まれた肉体でも活躍できるという証明を果たす。
ブンデスリーグ挑戦を控え、プロ選手の階段を駆け上がろうとしている
志高き若きGK森崎有三は、長年培ってきた経験を元にシュートコースを予測して飛び上がる。

森崎「ここだぁっ!!」

バァン!!

井沢「ぐっ…やはり俺のシュートではダメなのか…!?」

ナポレオン「(やはりアイツを沈めるのは俺の『メガキャノン』しかないな。首を洗って待ってろよ森崎!)」

アンナ「左ゴール隅上部に突き刺さるかと思われた難しいシュートを森崎くん、両手で見事に弾き返す!そしてここで……」

ピッピイイィィィィィ!!

大きく弾かれたボールがラインを割った瞬間、前半戦の終了を知らせる笛が吹かれた。

816 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 22:55:19 ID:???
※ハーフタイムで全員のガッツが1/8回復します

・アリティア選抜(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル13+監督補正2)
Jセシル(1)  400/400 +21 クリス(1)カタリナ(1)ロディ(1)ルーク(1)ライアン(1)森崎(1)
Iマルス(2)  420/500 +23 シーダ(4)森崎(2)マリク(1)エリス(1)
Hシーダ(1)  400/460 +20 マルス(4)オグマ(1)
Gジョルジュ(2)600/600 +17 トーマス(1)ライアン(1)
Fロディ(1)  600/600 +21 ルーク(1)クリス(1)セシル(1)ライアン(1)カタリナ(1)森崎(1)
Eアベル(2)  670/680 +20 カイン(2)森崎(2)マルス(1)
Nオグマ(1)  520/520 +17 シーダ(1)森崎(1)
Cクリス(1)  560/560 +22 カタリナ(2)セシル(1)ロディ(1)ライアン(1)ルーク(1)森崎(1)
Bライアン   460/480 +23 トーマス(2)ルーク(1)ロディ(1)クリス(1)カタリナ(1)セシル(1)森崎(1)
Aルーク    540/540 +21 ロディ(1)クリス(1)ライアン(1)セシル(1)カタリナ(1)森崎(1)
@森崎(2)   300/470 +22 マルス(2)アベル(2)クリス(1)カタリナ(1)ライアン(1)
============
Kトーマス(1) 460/460 +18 ライアン(2)ジョルジュ(1)
Lマリク    560/560 +20 エリス(3)マルス(1)森崎(1)
Mカタリナ(3) 460/460 +22 クリス(2)カタリナ(1)ロディ(1)ルーク(1)ライアン(1)森崎(1)
Oエリス(2)  520/520 +19 マリク(3)マルス(1)
Dカイン(1)  460/600 +18 アベル(2)マルス(1)※軽症治療済み-1※交代済み

817 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 22:57:47 ID:???
〜アリティア選抜控え室〜

ジェイガン「前半で2点のリードか。あわや失点の場面もあったが、よく切り抜けてくれたぞみんな」

チーム力はフースバルより明らかに格上なウイングス相手に、かなり有利に戦えている状況を
ジェイガンは素直に喜び、選手たちにねぎらいの言葉をかけてくる。

森崎「(カインが身を呈してクリアーに向かってくれなかったら間違いなくゴールを奪われていた。
   くそっ、情けねぇ。よりにもよって来生なんかにピンチを演出されるなんて!)」

だが、悔しさと同時に昔なじみの選手たちがここまで強くなっていることに少なからず喜んでもいた。
ともに苦しい戦いの道のりを乗り切ってきた元南葛中のメンバーが多いからだろうか。

森崎「だが、まだまだ気は抜けないな。仮にも世界を制した全日本ユースのメンバーも居るんだ。
   なにより気がかりなのはナポレオンだ。一度は反則で助けられたが、次はどうなるか分からないぞ…」

このハーフタイムの休憩で、なんとかフルタイム戦えるだけのスタミナは保持できている。
あとは因縁の相手であるナポレオンをどう対処していくかが後半の鍵となってくるだろう。

森崎「(よし、とりあえず回復の指示や作戦の提案を先にやってしまおうか。どうする?)」

☆どうしますか?(残り3回)

A チームメイトと話す
B エリスのリライブの杖でガッツを270回復する
C 監督と話す
D 観客席に行ってみる(行動回数2消費)
E ウイングスの控え室に行ってみる(行動回数2消費)

※A・Bは>>816を参考に『1人』選択して下さい
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

818 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 22:59:23 ID:luL6k3+6
B 森崎

819 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 23:01:02 ID:QX5EuYSc
B 森崎
イスラスは控え室にいるの?

820 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 23:07:49 ID:???
>>819
観客席にいけば逢えるかもしれません。場合によっては最悪な人物とご対面してしまうかも…
============
B エリスのリライブの杖でガッツを270回復する
>森崎

森崎「(ダイビングでも結構体の節々に来るなぁ。ううむ、参ったぞ)」

元はスタミナ温存のために開発されたパンチング技でも余裕を持って使えない現状に森崎は静かに悪態をつく。

森崎「エリス王女、すみませんが杖の回復をお願いします」

ドリブル攻勢という作戦が、必殺シュートを温存することにもつながっていたため
幸いに森崎以外に杖の回復が必要な選手は見当たらない。
エリスは快く了承すると、森崎の頭上に暖かな光を放つリライブの杖を掲げる。

パアアァァァァ……

森崎「……よしっ。これで後半もしっかりゴールを守れそうだ。ありがとうございます」

エリス「頑張ってくださいね。アリティアゴールの守護神はあなたしかいないのですから」

※森崎のガッツが全回復しました!
※エリスの評価が少し上がりました
※エリスに20の経験値が入ります

821 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 23:10:25 ID:???
森崎「さて、ほかにハーフタイム中にしておくべきことは…」

☆どうしますか?(残り2回)

A チームメイトと話す
B 監督と話す
C 観客席に行ってみる(行動回数2消費)
D ウイングスの控え室に行ってみる(行動回数2消費)

※Aは>>816を参考に『1人』選択して下さい
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

822 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 23:26:04 ID:s7n2fOb2
A カイン

823 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 23:26:09 ID:QX5EuYSc
A
ああちがう勘違いだ、なぜかエリスと話してるのだと思ってた。エストと話してるのね。
……まあ、エストは普通に身を守れるだろうけれど、心配ではあるなあ。
カインを派遣して警戒してもらうというのはどうだろう。ちょっとの怪我でも戦闘はできるだろう

824 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 23:27:28 ID:QX5EuYSc
すいません、Aカインで

825 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 23:41:41 ID:???
>>823
エリス様フランクに話しすぎでしょう!?でも美形好きでミーハーな王女様というのもありかもしれませんねw
それと、森崎は先日の爆弾脅迫事件をまったく知りませんし、
観客席に誰がいるのかハッキリとは分からないので会話をするときはその辺りを気をつけてくださいね。
============
A チームメイトと話す
>カイン

カイン「おう、森崎か。前半戦最後のシュート、見事なパンチングだったぞ」

森崎「へっ、あれくらいどうってことないぜ。俺を誰だと思ってやがる」

ナポレオンのシュートに吹き飛ばされ、額と肩を強打したカインだったが、
エリスの的確な治療のおかげで、普段と同じように元気に語りかけてくる。


☆どうしますか?

A もしかしたら無理をしているのかも。怪我をいたわってあげる
B ゴールを空っぽにしたピンチを救ってくれたことに改めて礼を言う
C 前半戦でなにか気づいたことはないか聞いてみる
D 後半戦をどう戦っていけばいいかアドバイスを求める
E カインは怪我で苦しんでいる!今こそ秘伝『治療のツボ』の出番だな!
G 自分を顧みずに無茶な守備をしたことをしっかりと咎める
H その他(好きな話題や台詞をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

826 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 23:46:35 ID:ZkOdjJ32
B

827 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 23:53:56 ID:wNleqIhM
B

828 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/08(日) 00:02:55 ID:???
>B ゴールを空っぽにしたピンチを救ってくれたことに改めて礼を言う

森崎「カイン!その……なんだ、えーっと……」

いざ改めて面を向かって例を言うのは意外と恥ずかしいものである。
気心の知れた友人の一人であるカインだが、どうにも言葉が出てきにくい。

カイン「なんだ森崎。急にどもりやがって、お前らしくもないぜ」

森崎「お、俺のミスをカバーしてくれて感謝してる。すまなかったな……」

自分が来生のドリブルをしっかりと押さえていれば、カインは怪我をしなかったかもしれない。
全ては結果論でしかなく、今更後悔しても遅いのだがけじめはしっかりと付けたいと森崎はカインに頭を下げた。


ごめんねカイン→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→そんなこと気にするな。俺とお前の仲だろう?
スペード→お前にそこまで心配してもらっちまうなんて、俺もまだまだだな…
クラブ→そうだな、この借りは大きいぞ。後で飯でもおごってもらおうかな?
JOKER→まぁ気にするな。それより話は変わるが実はナポレオンのシュートを受けた時気がついたことがあってな…

829 :森崎名無しさん:2012/01/08(日) 00:03:34 ID:???
ごめんねカイン→ クラブQ
まあ実際大きかったらなあ、あの捨て身は

830 :森崎名無しさん:2012/01/08(日) 07:34:26 ID:???
D

831 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/09(月) 00:00:04 ID:???
>>829
この大会の敵チームの中で一番の得点力を持っているナポレオンのシュートを
一本無効化してくれたのはかなりの功績だと思います。
============
ごめんねカイン→ クラブQ
>クラブ→そうだな、この借りは大きいぞ。後で飯でもおごってもらおうかな?


カイン「(あの森崎がこんなに申し訳なさそうにしているなんてな……)」

森崎の不調の原因に関しては、第七小隊の言伝程度にしか聞いてはいないがある程度は理解している。
初対面の時に、いけしゃあしゃあと自分の立場を取って代わろうとした
不敵な少年と同一人物とは思えないしおらしい態度に、カインは閉口した。

カイン「(森崎、今のお前は決して頼りになる先輩として誇れる存在じゃない。それはお前自身も自覚しているだろう。
    だけどお前は仲間を信用し、力を合わせ共に戦う心を、アリティア騎士の信念を新たに手に入れているんだ)」

ならば自分も同じ騎士の誇りを持つものとして、彼の苦しみを少しでも共有していかなければならない。
目の前で気恥ずかしそうにしている無駄にに自尊心の高い男の性格を考慮し、カインは豪快に口を開けながら返答する。

カイン「(こういうときは下手に優しさを装うよりもハッキリと謝罪の念を受け入れてやるべきだよな)
    そうだな、この借りは大きいぞ。後で飯でもおごってもらおうかな?わっはっは」

森崎「!」

カイン「森崎、俺とお前は今は同じチームのチームメイトだ。それ以上でも以下でもない。
    仲間のミスをカバーするのは当たり前だし、それに伴うリスクも受け入れる覚悟はある」

森崎「カイン……」

832 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/09(月) 00:01:28 ID:???
カイン「もう必要以上に気負う必要はないぜ。お前の負担は俺の負担でもある。
    もっとも、責任感が強いお前のことだ。そうすぐには割り切れることじゃないとは思うがな」

カインの男の友情の心をしっかりと受け取った森崎は、心の重荷が少し軽くなるのを感じた。

森崎「……ああ。ありがとう。明日の試合に影響が出るくらいたらふく食わせてやるさ」

カイン「たっく、いちいち突っかかる言い方しかできないのかお前は?ハハハハ」

森崎「う、うるせいやい!」

※カインの評価が上がりました
※カインにご飯を奢る約束をしました


森崎「ハーフタイムも残り僅かだな。なにかやり残したことはないかな?」

☆どうしますか?(残り1回)

A チームメイトと話す
B 監督と話す
C 試合再開

※Aは>>816を参考に『1人』選択して下さい
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

833 :森崎名無しさん:2012/01/09(月) 00:12:56 ID:ueCluj5I

FW一枚落として中盤にマリクを入れたい
確かにこのスレでは3トップは強いんだろうが、もう1点はいらない
(必要になってもアベルかマルスで取れる)

834 :森崎名無しさん:2012/01/09(月) 00:16:21 ID:4+ww9teM
B
指揮レベル上げるためにカタリナを入れたいところ。

835 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/09(月) 00:31:04 ID:???
>B 監督と話す


森崎「(後半戦を戦うにあたって、ジェイガンさんと相談してみよう)」

考えるが早いか、森崎は控え室の奥に座るジェイガンの方へと近づいていく。

☆どうしますか?

A フォーメーションを変えておきたい
B ポジションを変えておきたい
C 具体的な攻撃の指示を出したい
D 具体的な守備の指示を出したい
E 交代要員を打診したい
F ここまでの試合展開について話しあう
G 特に用は無い

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

836 :森崎名無しさん:2012/01/09(月) 00:37:57 ID:ueCluj5I
A 4−3−3から4−4−2への変更

837 :森崎名無しさん:2012/01/09(月) 05:52:45 ID:T+9WpT+g
A

838 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/09(月) 21:17:07 ID:???
>>836
ちなみにフォーメーションはカインとオグマが交代した際に3-4-3へと変わっています。
============
>A フォーメーションを変えておきたい


森崎「監督、後半戦のフォーメーションなのですが…」

ジェイガン「ふむ。何か提案があるのか?」


☆どうしますか?

A 4-3-3 のオーソドックスタイプで行きましょう
B 3-5-2 のツートップで中盤をダブルボランチで行きましょう
C 3-5-2 のツートップで中盤をボックス型で行きましょう
D 4-4-2 のツートップで行きましょう
E 5-4-1 のワントップで行きましょう
F 4-3-3 のブラジルタイプで行きましょう
G その他(できるだけ具体的にお願いします)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

839 :森崎名無しさん:2012/01/09(月) 21:19:01 ID:Iw43NNxI
D

840 :森崎名無しさん:2012/01/09(月) 21:19:35 ID:ueCluj5I


841 :森崎名無しさん:2012/01/09(月) 21:20:16 ID:XvAMvUHQ
D

842 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/09(月) 22:41:55 ID:???
>D 4-4-2 のツートップで行きましょう

森崎「前半で2点のリードを奪えたことですし、少し中盤を厚くしてみるべきです」

ジェイガン「それは私も考えていたことだ。森崎殿の力ならば2点のリードは十分に安全圏と言えるだろう」

森崎「(期待されてるってことだよな、これ)ええ、任せてくださいよ。
   それで、もし4-4-2にするならどんなポジションになるんでしょうか?」

ジェイガン「具体的にはこのような形になるな」


−−J−H−− Jセシル Hシーダ
−−−−−−−
−−−−−−−
E−−−−−N Eアベル Nオグマ
−−I−G−− Iマルス Gジョルジュ
−−−−−−−
−−−−−−−
A−−−−−B Aルーク Bライアン
−−F−D−− Fロディ Dクリス
−−−@−−− @森崎
・アリティア選抜(4-4-2/指揮レベル13+監督補正2)


森崎「コレを見るとロディをDFに下げる形になりそうですね」

ジェイガン「基本的にソシアルナイトはタックルに優れるものだからな。
      だが、あやつは他のものに比べてフィジカルが弱い。
      カインの代わりを十分に務められるかどうかといえば正直難しいだろう」

843 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/09(月) 22:43:39 ID:???
森崎「その分俺のセービングに期待してるってことですか?」

ジェイガン「前半は反則で救われたが、あのナポレオンという男からは凄まじき執念を感じる。森崎殿、気をつけなされよ」

※後半のフォーメーションが4-4-2に変更されました!



ここで場面は森崎がジェイガンと後半戦の作戦を煮詰めているより少し前に遡る。

アベル「(前半2点のリード。チーム全体のスタミナも充実してるし、この調子でいけば勝てるはずだ)」

確かな手応えを感じながら、アベルは前半戦を振り返っていた。
そんな時、ドリンクを配って回っていたカタリナが話しかけてくる。

カタリナ「お疲れ様でした。この後もがんばってくださいね。
     あ、それとアベルさん宛の手紙が届いてるんですが……」

アベル「ん、これが噂のファンレターってやつか?ははは、人気者も困るなぁ」

ドリンクと一緒に手紙を受け取り、鼻歌交じりに便箋を切るアベルの表情がみるみるうちに青くなっていく。

アベル「この手紙はいつごろ?何処で見つけた?」

カタリナ「ハーフタイム前のドリンクの準備のために早めに控え室に入ったときに、
     ドアに挟まっていたのがそれなんですけど。……あの、アベルさ――」

先ほどとは打って変わって怒りに震えるアベルの顔を覗き込んだカタリナは息を呑む。

844 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/09(月) 22:45:39 ID:???
アベル「(くそっ、よりにもよって……こんな卑劣な手段を取ってくるとは……)」

アベルの見た手紙には次のようなことが書かれていた。


『お前の大事な女を預かった。無事に返して欲しければ後半戦には出場するな』


アベルの脳裏には丁度2年前、第1回アリティアカップで試合中に失踪しようとした自分の姿が映っていた。
森崎の必死の説得で連れ戻され、もう二度と途中で試合を放棄するようなことはしないと決意したのだ。

アベル「(このままじゃエストが危ない。だが、どうすればいい?
    奴らの卑劣な策に屈するしか無いのか?俺はもう二度と主君を、親友を裏切らないと心に決めたのに……!)」


黒豹を襲う影→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→なんと攫われたはずのエストが控え室を訪れて…?
スペード・クラブ→森崎たちには悪いが、交代してもらうように監督に進言しよう…
JOKER→ダイヤ・ハート+足に酷い怪我をした黒髪の青年が転がり込んでくる!

845 :森崎名無しさん:2012/01/09(月) 22:46:07 ID:???
黒豹を襲う影→ ハートA

846 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/10(火) 21:01:08 ID:???
黒豹を襲う影→ ハートA
>ダイヤ・ハート→なんと攫われたはずのエストが控え室を訪れて…?
============
アベル「(くっ…仕方がない。森崎たちには悪いが後半の出場は怪我か何かを理由にして辞退するしかない。
    問題はその後だ。一刻も早く助けに向かわなければ。だが、奴らは一体何処に……)」

コンコンコン。

???「これって勝手に入ってもいいのかな?いいや、入っちゃえ」

思考を遮るノックの後に扉を開ける女性の正体は、アベルが今一番無事な顔を確かめたかった想い人だった。

アベル「エ、エスト!?エストなのか?」

エスト「あ、アベル!ヤッホー。陣中見舞いに来てやったぞー!」

アベル「あ……は、ははは……はは……」

ルーク「(うぐぐ、なんて羨ましいんだアベルさん。俺も一流の聖騎士になってカワイイ彼女を作ってみせる!)」

愉快そうに入ってくるエストの姿に半ば拍子抜けするアベル。
先ほどまで誘拐されたかもしれないと思い込んでいただけに無理もない。
すぐに我を取り戻すと、周囲に冷やかされつつエストを控え室の外へと連れ出す。

847 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/10(火) 21:02:38 ID:???
アベル「エスト、まずはこの手紙を見てくれ。こいつをどう思う」

エスト「すごく…字が汚いです」

アベル「そうじゃない。手紙の内容を見てくれないか?」

エスト「えーっとなになに?『お前の大事な女を預かった。無事に返して欲しければ後半戦には出場するな』
    ……はっ!これってもしかしなくても私のこと!?いやーこうもハッキリ書かれちゃうとちょっと照れるなー」

アベル「この手紙を読んだときは気が気じゃなかったぜ。
    だが、これではっきりしたぜ。昨日の脅迫を狂言だと進言してくれた
    イスラスの言うとおり、誰かが俺たちを陥れようと暗躍してるってことがな」

アベルはほっと胸を撫で下ろす。どうやらこれで後半戦も自分は抜けなくてもよさそうである。

エスト「アベル。いま、イスラスって言った?」

アベル「ん?あ、ああ。昨日の脅迫を狂言だと伝えに来た仮面をつけた謎の男だ。
    あの男の言葉をマルス様が信じなければ、俺はフースバル戦には出られなかっただろう」

エスト「その人かどうかはわからないんだけど、そのイスラスって人が私をここに案内してくれたの。えーっと確か向こうに…」


影からの脱却→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→エストの指差す先には壁を背もたれにしているイスラスの姿が!
スペード→あれ?さっきまでいたはずなのに姿が見えない……
クラブ→あれ?さっきまでいたはずなのに姿が見えない。不審な血の滴り後が続いている……
JOKER→ダイヤ・ハート+第一回アリティアカップでサンパウロにいたバビントンもいるぞ!

848 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 21:04:42 ID:???
影からの脱却→ ダイヤ9

849 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 21:05:32 ID:???
影からの脱却→! card

850 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 21:22:02 ID:???
よし、JOKERから始まった一連の展開は有利な結果に落ち着きそうかな?
たぶんこの後にもう1-2回は選択か判定があるんだろうけど。

851 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 21:42:35 ID:???
1000どころか900行くかも怪しくなってきたな
そろそろスレタイ募集した方がいいかも

852 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/10(火) 22:43:48 ID:???
>>850
闇のオーブ組との交流はかなり後に予定されていたもので
後々手に入る道具のことを考えればかなり良い傾向でしょう。
>>851
お気遣い感謝です。500KBも超えているようなのでスレタイ募集をしたいと思います。


【】ファイアーモリブレム36【】


上記をコピペしてお使いください。お一人様何案でも構いません。
============
影からの脱却→ ダイヤ9
>ダイヤ・ハート→エストの指差す先には壁を背もたれにしているイスラスの姿が!
============
アベル「(あいつは……間違いない。昨日俺とマルス様の前に現れた男だ)」

目の前で壁を背もたれにしている黒髪の青年は精悍な表情の中に
どこかあどけなさも残る、少年と青年の狭間と呼べる年齢だろう。

アベル「君がイスラスか」

イスラス「アベルといったな。いいドリブルをするプレイヤーだ。あれほどの技術を持つ者はそうはいないだろう」

開口一番に自分を賞賛してくる青年の言葉にアベルは一瞬驚くが、気を抜かずに質問を続ける。

アベル「君に問いたい。君はこの手紙を送りつけた組織の者なのか。
    そしてそうだというなら何故人質を解放するような真似をした?」

イスラス「俺は俺のやりたいことをやったまでだ。組織がどうだとかは関係ないさ」

853 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/10(火) 22:45:11 ID:???
アベル「……ならばまずは礼を言うべきだったな。エストを送り届けてくれて感謝する」

イスラス「大事な人なんだろ?取り返しがつかなくなる前にしっかりと側においておくんだな」

アベル「ああ。昨日の段階でもっと警戒しておくべきだったな。君の言うとおりだよ」

エスト「私も選抜メンバーだったらよかったのにね。ジェイガンさんも森崎くんも見る目が無いよ、もー!」

アベル「そう言うな。今回の選抜メンバーは新人たちの育成も兼ねているんだろうさ」

イスラス「……その森崎について今度は俺の方から質問があるんだが」

アベル「ああ、答えられる範囲ならば答えよう」

エストを助けてくれた恩人とはいえ、まだハッキリと彼の正体が分かったわけではない。
アリティア選抜に対して妨害工作を続ける組織の情報を巧く聞き出すために、アベルは警戒しつつ話を続ける。

イスラス「たとえばだ。あんたらの仲間である森崎が森崎の名を騙った『偽物』だとしたらどうする」

アベル「偽物……だと?」

エスト「え、あの、質問の意味がよく分からないんだけど」

アベルはイスラスの言葉を受け、頭の中で彼の言葉の意図を読み取っていた。
何故森崎のことを『偽物』だの『まがい物』だのと呼ぶのだろう。
まるで彼は『本物』の森崎を知っているとでも言うような口ぶりだった。
だが、アベルも森崎との付き合いは結構長いと自負している。
確かに今の森崎は初対面に抱いた印象とは百八十度変わった別人のような印象をうけることはある。
だが、それは森崎の性格がこのアカネイア大陸で過ごすうちに移り変わっていた影響でしか無いはずだ。

854 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/10(火) 22:46:19 ID:???
アベル「確かに昔に比べて弱くなったり、ダメになった部分も多く見受けられるな。
    ここ一番大事なときにミスしたり、自分の事情を優先して勝手なことをすることもあるさ。
    だけどアイツは絶対に仲間を裏切らない。俺達を勝利に導くために努力を怠らない強い信念を持つ男だ。
    ……俺にとっては今の森崎が『本物』であり『親友』だ。それ以上でも以下でもない。
    何故こんな当たり前のことを聞いてくる。いったい何が目的だ?」

イスラス「知っておきたかったのさ。あのクズ野郎が自分の力を取り戻すために無理やり消そうとしている存在のことを。
     ……アンタの言葉通りならば、俺の取るべき行動は決まったも同然だ」

そう言うとイスラスは踵を返し観客席とは別方向の、会場の出口へと向かっていく。

アベル「ま、待て!まだ君には聞いておきたいことが…!」

イスラス「また近いうちに機会があるだろうさ。……一ついいことを教えておく。
     安易な差し入れには注意しておくんだな」

ヒュッ……ダダッ!

エスト「は、はや!まるで風のように走っていっちゃった……」

アベル「イスラス、か。不思議な男だ……
    (差し入れに注意か。これが次の奴らの妨害工作だとでも言うのか?)」

多くの謎を残して風のように走り去っていったイスラス。
アリティア選抜を狙う謎の組織の脅威を伝えた彼の言葉を、アベルはしっかりと心に刻むのだった。

855 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/10(火) 22:47:48 ID:???
〜ウイングス控え室〜

ナポレオン「ぬあ〜〜〜!ムカツクムカツクムカツク!!
      あの審判め、どこに目をつけていやがるんだ!!」

カインを負傷させてしまったという緩和剤で抑えこまれていた怒りの感情がハーフタイム中に爆発する。
ナポレオンはゴミ箱を乱暴に蹴飛ばすと、地団駄を踏み悔しさを顕にする。
しかし、彼の暴挙を進んで止めようとするものは現れなかった。
彼の圧倒的な力を有効に使えず、2点のリードを広げられているのだ。
中にはナポレオンの怒りに同調して暴れだそうとするものさえいた。

古尾谷「む、むう。噂には聞いていたがここまでの癇癪持ちだったとは……」

早苗「(私としてはこうしてわかりやすく感情を顕にしてもらったほうが逆にありがたいんだけど…)」

特に南葛中時代は自分たちの気づかぬ所で派閥争いを繰り広げていたことに愕然としたものだ。
チームのマネージャーでありながらチームの内情を良くも知らなかったあの頃。
もっと翼の力になってやれたかもしれなかったという後悔は今でも早苗の心の中にはある。

早苗「みんな、お疲れ様。このあとも頑張ってね!
   (とにかく今は彼のこの怒りをうまく力に変えるようにしてあげないと)」

古尾谷が代理で来るまでは監督業を兼任していたということもあり、
早苗は選手の心情をケアし、コンディションを上昇させる術を覚えていた。

早苗「監督、後半はもっとナポレオンくんにボールを集めるように指示を出してください。
   2点差を付けられた今、彼のシュートでなければ追いつくことは難しいと思います」

古尾谷「うむ。前半の反則は不幸な事故だったが、それは向こうも同じ事だ。
    守備に優れた選手を一枚欠いたことで、確実にボールを繋げやすくなるはずだ」

856 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/10(火) 22:49:53 ID:???
ナポレオンへのマーク対策をうまく跳ね返すべく、古尾谷は焦りを隠せないウイングスの選手たちに指示を出す。


ウイングスのハーフタイム→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→来生のドリブルは通用する。来生のドリブルでナポレオンへのマーカーを誘い出そう
ハート→滝のドリブルは通用する。滝のドリブルでナポレオンへのマーカーを誘い出そう
スペード→ナポレオンの競り合いの強さに望みを託し、中盤で溜めを作って放り込みを狙おう
クラブ→フォーメーションをツートップにし、ナポレオンをトップ下に置くことでマーカーを振り払おう
JOKER→そのとき控え室の扉を叩く音が…
============
今夜は一旦ここまで。次の更新でお会いしましょう。
改めてスレタイ募集のコピペです。よろしくお願いいたします〜



【】ファイアーモリブレム36【】


上記をコピペしてお使いください。お一人様何案でも構いません。

857 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 22:50:55 ID:???
ウイングスのハーフタイム→ クラブ2

858 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 22:51:09 ID:???
ウイングスのハーフタイム→ ダイヤ5

859 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 22:51:22 ID:???
ウイングスのハーフタイム→ ダイヤJ

【イスラスの】ファイアーモリブレム36【決断】
【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
【白だの】ファイアーモリブレム36【黒だの】

860 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/12(木) 23:04:28 ID:???
ウイングスのハーフタイム→ クラブ2
>クラブ→フォーメーションをツートップにし、ナポレオンをトップ下に置くことでマーカーを振り払おう

古尾谷「(そういえばフースバルもアリティア戦ではエースの新田をマークされて四苦八苦していたな)」

他のチームに比べてタレントの少ないフースバルは、新田を封じられたことで攻撃力が著しく低下してしまっていた。

古尾谷「(確か彼らは新田をMFの位置まで下げることでマーカーを振り切っていたな。よし、我々もこの作戦でいこう)」

古尾谷の理想ではナポレオンだけに頼らずとも、修哲トリオの力だけでも1点は取れると踏んでいたが
アリティアの予想以上の守備力の高さを前に、いかにしてナポレオンにシュートを打たせるかに気を回していた。

滝「(結局は俺達の力じゃ世界の壁にはとても対抗できないんだよな。分かりきっていた事だが…くそ!)」

井沢「(ちくしょう…俺だってこの日まで努力は怠らなかった。それなのに…!)」

来生「もう少しで森崎を抜きされたんだ!後半こそこの俺様に任せとけって!」

高杉「(来生のこの鋼のようなメンタルさは見習いたいとこなんだがな……)」

結果的に監督の戦術の構想から外されてしまったことに気がつき落ち込む井沢たちに対して来生は相変わらずの自信ありきで語っていた。

ナポレオン「へぇ…俺が司令塔ね。面白そうじゃねぇか。自由にさせてもらって構わねぇんだろ?」

早苗「井沢くんたちの力が通じない以上、あなたの力にかかっているのよ。
   でも、無闇矢鱈に突っ込んで体力を消耗させないでよね」

ナポレオン「へいへい。そこらへんは『プロ』としてわきまえていますよ。
      安心しな。どこぞの二流共と違って俺はきっちり決めてきますから」

井沢「自分だって反則で絶好のチャンスを潰しやがったくせに…!」

861 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/12(木) 23:05:44 ID:???
ナポレオン「んなっ…言わせておけば、テメェがさっさと俺にパスをしておけばよかったんじゃねぇか!」

滝「お、落ち着けよ二人とも。ほら、そろそろハーフタイムも終わるぞ。準備しなきゃ」

岩見「(これはダメかも分からんな。チームメイトさえライバル扱いしている奴が多すぎる。まるで周りが見えちゃいない…)」

中里「(長年同じ集団が同じ空気で育ってきたのだ。変わろうともせずに変わろうはずもない、か)」

こうしてイマイチ心を一つにできないまま、ウイングスは後半開始の笛を待つのだった。

−−−@−−− @メクネス
−−−−−−−
E−C−D−A E関口 C高杉 D田代 A岩見
−−−−−−−
−−−−−−−
B−−I−−G B中里 I井沢 G長野
−−−H−−− Hナポレオン
−−−−−−−
−−F−−−− F滝
−−−−J−− J来生

※ウイングスが異常のようにフォーメーションを変えてきました。

862 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/13(金) 00:19:16 ID:???
次スレになります。残りは埋めていただいて構いません。

【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1326379835/l50

今年もファイアーもリブレムをなにとぞよろしくお願いいたします。

863 :森崎名無しさん:2012/01/16(月) 23:31:32 ID:???
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864 :森崎名無しさん:2012/01/16(月) 23:32:36 ID:???
埋まった?

865 :森崎名無しさん:2012/01/16(月) 23:33:41 ID:???
まだだったか

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