キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/25(火) 00:37:30 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

正騎士昇格試験に挑む第七小隊と森崎たち。ロディとセシルが配属された第1部隊と
クリスとカタリナが配属された第3部隊は順調に試験をパスし、見事正騎士の称号を得る。
しかし、ルークとライアンが配属された第2部隊はまさかの途中リタイア。
これまでの成績が優秀だったルークは辛うじて合格するものの、ライアンは落第してしまう。

ここで転機が訪れる。日本サッカー協会と共同で行われる親善大会『アリティアカップ』で
チームの代表入りを果たすことが出来ればライアンの正騎士昇格が認められるという。
第七小隊は全員が一緒に昇格することでマルスの近衛騎士として認められることになっており、このチャンスに奮起するが
森崎は『破滅のツボ』による体力の虚弱化の改善を最優先し、ライアンのフォローを放棄してしまう。
これによりクリスたちとの関係が崩壊しかけるが、森崎は自身の弱さを正直にさらけ出すことで失いかけた絆を取り戻す。

そしていよいよ開催された第二回アリティアカップ!見事全員代表入りした第七小隊の面々と共に
森崎たちは前回の大会の汚名を晴らすべく、南武フースバルとのオープニングゲームに臨むのだった。

☆前スレ
【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1314356943/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

695 :森崎名無しさん:2011/12/19(月) 23:02:04 ID:???
乙でした

696 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:15:19 ID:???
なんか長くなってしまって昨日は更新出来なかったよ…ごめんなさい…

>>695
乙感謝です!
============
メクネス「(足の振りが鋭いネ。これは…シュート!)」

世界的な選手と比べれば実績も実力も無いとは言え、プロのGKとして養ってきた経験は決して裏切らない。
アベルの行動を瞬時に読みきったメクネスは頭をかばいながら素早くボールへと滑りこむ。

ガッ…!

メクネス「(やったネ。ワタシの方が早くボールを抑え……!?)」

アベル「うおおおおおぉぉぉぉおおあああああああああっ!!!」

 ゴ ッ !

メクネス「ノ……ノォ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

ガシュッ!!ズッシャアアアアァァァァッ!!

自分がアリティア騎士として生きてきた全ての事柄をこのフィールド内に焼き付けるように。
アベルの至近距離のシュートはメクネスごとゴールネットへと突き刺さった。

アベル「(……入った……)」

幾多のシュートチャンスを潰しては、ショックに打ちひしがれてきた弱々しい獣の姿は既になく。

アベル「う……うおおおおおおおお!!!」

697 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:16:30 ID:???
狩りを成功させた『黒豹』が猛々しく勝利の雄叫びを上げる姿がそこにはあった。

ワアアアアアアァァァァァァァアアアアアアア!!!!

アベル!!アベル!!アベル!!アベル!!
アベル!!アベル!!アベル!!アベル!!

観客の波が押し寄せるような歓声。過去に落ちぶれた者の大活躍を見て興奮しないものなどいない。
会場全体のアベルコールが、彼が真の強者になったことを証明するかのように地鳴りのように続いていく。
だが、そんな中でもこの二人だけは別次元を眺めるような冷たい視線を向けていた。

ラムカーネ「……ムカツクぜ」

ガーネフ「アリティアが得点したことですかな?それとも……」

ラムカーネ「それもあるけどな。一番腹が立つのは『奴』の態度さ。
      見ろよ、あのうれしそうな顔を。大事な親友が貫禄のゴールを決めてはしゃぐ子供のような顔を」

ラムカーネの侮蔑の視線は、自分と瓜二つの存在へと向けられていた。

森崎「よくやったぜアベル!!俺はお前ならやってくれると信じてたんだ〜〜!」

ラムカーネ「どう見ても『脇役』じゃねぇか。いくら偽物だろうと、俺の姿をした奴のあんな様子を見たくはなかったぜ」

拳を握り、歯をギリギリと軋ませながらラムカーネは続ける。

ラムカーネ「周りを見れば一目瞭然じゃねぇか。この会場の奴らはアリティアの『アベル』しか見えてねぇ。
      マルスやシーダなんかもそうだ。……誰も『奴』を見ちゃいねぇ……」

あまりにも耳障りがする賛美歌のようなアベルコール。彼にとって最も忌むべき存在を否応にも思い出させるものだった。

698 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:17:32 ID:???
ガーネフ「ふぇふぇふぇ…それは仕方のないことですじゃ。誰しもがより強く、より素晴らしい者へと心酔するもの。
     あの『まがい物』の性格と実力では……とても表舞台の中心で輝ける存在とは思えん」

ラムカーネ「だろ?奴はすっかり忘れてしまっているのさ。この俺様が!森崎有三という存在が
      如何にして地位を築き上げのし上がってきたのかを。
      森崎の本質とはかけ離れた情けない存在に自ら成り下がっちまったのさ!!」

ガーネフ「しかし、どうせ奴はそのうちお主に吸収される供物にしかならぬじゃろうて。
     いちいちそこまで気にかけるものでもあるまいて」

ラムカーネ「……ちっ。んなこた分かってるっつーの。ただ、奴が森崎の姿をしてるくせに
      まったくもって森崎らしくないのが気になってな。
      俺は本当に奴を吸収して正真正銘本物の森崎に戻れるのか不安になってきたぜ」

ガーネフ「ふぇふぇふぇ……人の人格などというものは1年もすれば変わりゆくものじゃ。
     気にすることもありますまい。むしろ、奴が周囲の信頼を集めている今の状況こそ……」

ラムカーネ「ああ。分かってるさ。分かっちゃいるんだが……あーくそっ!ムカツクムカツク!」

ガーネフ「(……しかし、おかしな話じゃな。どう見てもこの男、物語の主役を任せられるような魅力も容姿も才能も皆無に等しい。
     何故故ガトーはこの男に『星』の力を授けたのじゃ?何か見落としていることがあるのじゃろうか……)」

主役に相応しくない男が主役になろうと必死になる姿に、何か違和感を感じ始めるガーネフ。
それこそ今のラムカーネは森崎の姿をした別人のような存在に思えて仕方がなかったのだ。

ガーネフ「(この男は知っている。力無きものが力在りしものに打ち勝つ方法を。
     その知恵を最大限に生かし、ここまでの力を手に入れているのじゃろうが……)」

互いの命の恩人であり、共に野望の協力者として手を結ぶことになったガーネフとラムカーネこと超モリサキ。
暗黒地竜メディウスという絶対的な存在を失い、マフーを形成する闇のオーブで辛うじて命をつなぎ止めている現状、
この身の丈に合わない野望を抱き、それを叶えようとする男の存在をより詳しく知ろうと考えていた。

699 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:18:43 ID:???
ガーネフ「(下等な存在故に成り上がろうとする知恵や欲が大きいのは確かじゃが…それだけでは無い?
     ふむ……これは少々調べまわってみる必要がありそうじゃな)」

アベルの得点で盛り上がる観客席の中に、暖かな涙を浮かべて微笑む姿があった。
彼の恋人であり、騎士団復帰を最後まで躊躇していた彼の背中を押したエストだった。

エスト「……よかった。ほんとに……よかったね、アベル……」

仕事に熱心になればなるほど、彼のやり残したことに対する未練が浮き彫りになっていく姿をエストは間近で見ていた。
それがすごく辛かったし、それを放って置けるほどエストは薄情ではなかった。
何よりもアベルの気持ちを理解し、それを支えていくと誓ったのだ。
店の経営の負担はこれまで以上に重くのしかかってきたけれど、それでもアベルの本当の笑顔を取り戻させてやりたかった。
自分の選択は間違っていなかった。胸がじんわりと熱くなっていくのを感じながら、エストは目尻に浮かべた涙をそっとタオルで拭う。

エスト「…って、あれ?どうしてこんな所に都合よくタオルが?」

しかもよく見ればこのタオルには見覚えがある。一定の買い物をした客に無償で配っている『パンサー』の広告が入ったミニタオルである。
ふと顔を見上げると、つい先日大量のユニフォームとスパイクを買っていってくれた黒髪の青年が座っているではないか。

エスト「わぁ!貴方は確か……この間の!」

イスラス「…ども」

ひざ掛けにしていたタオルをいきなり横からぶんどられ、
唖然とした表情を向けているイスラスに、エストは反射的な営業スマイルを向けて語りかける。

イスラス「あの緑髪の選手が……」

エスト「そうそう。ちゃんと覚えていてくれたんだね〜、えへへへ。
    何を隠そう、彼こそがアカネイア大陸ナンバーワンプレイヤー、
    元アリティア王宮騎士団筆頭のアベル!どーお?すっごいでしょ!」

700 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:19:44 ID:???
まるで自分のことのように自慢するエスト。だが、イスラスの目から見ても
あのアベルと言う選手は周囲の選手と比べて格段にレベルが違っているのが分かった。

イスラス「(いいドリブルだった。雄大に、自由に、体で風を切っていくような……)」

イスラスの脳裏には幼い頃、友人家族たちとピクニックで訪れたキューケンホフ公園が映っていた。
大量のチューリップやパンジーが咲き誇る花壇の花を踏み荒らさないようにボールを追って駆けまわったあの頃。

イスラス「(……なんでだろうな。奴のドリブルを見ていると今にもボールを蹴りたくなってくる。
     奴を追いかけ、並び、追い抜き……想像しただけで……胸が躍る)」

今の自分の全力ダッシュでも追いつけるのは容易ではない。それだけの魅力がアベルのドリブルから感じられたのだ。
それ故に、自分たちがこれから彼に対してしなければならないことを思い出し胸が詰まる。

イスラス「(……バビントン、ストラット、中山。お前たちは……お前たちは本当に……)」



試合が始まる数刻前。中山たちはガーネフから改めてアリティア選抜に対する妨害工作の指示を受けていた。

ストラット「……今のがガーネフからの指示の全てだ。最後にもう一度だけお前らに聞いておきたい。
      この妨害工作を、本気でやろうとしているのかどうかを」

ストラットが皆を見回す中、中山がハッキリとした意志を瞳に宿して口を開く。

中山「…それが森崎の意思だというのなら、俺は断るつもりはない」

バビントン「……ねぇ、中山。でも、これは流石に――」

中山「俺は森崎を助けてやりたいんだ!その為だったら……」

701 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:21:12 ID:???
イスラス「他人がどうなろうと構わん、か。随分身勝手な思想だな」

中山「軽蔑してくれても構わない。だけど俺にとって森崎は……かけがえのない存在なんだ。
   ……トモダチなんだ。救い出してやりたいんだ。俺が、アイツを……傷つけてしまったから……」

ストラット「親友への償い、か」

中山「……俺に出来ることなんてこれくらいのことしかない。
   なけなしの才能を闇のオーブで補っている俺には……もう、こうすることしか……」

ストラットは中山の気持ちが痛いほど理解できていた。
自分も過去に親友に対して許されない罪を犯してしまったのだ。
それが原因で周囲に及ぼした迷惑ははかりしれず、
そしてそのことをキッカケに自分はスランプに陥ってしまった。
そんな彼が目の前に吊るされた闇のオーブへと手を伸ばすのにそこまで時間はかからなかった。

ストラット「お前がそこまで本気だというのなら。……いいぜ。付き合ってやるよ」

中山「ストラット…!」

イスラス「! 貴様…本気なのか!?」

バビントン「イスラス……仕方が無いよ。昨日もあの女の子が言ってたでしょ?
      監視の目がある以上、僕達はガーネフさんに従うしか無いんだよ…」

イスラス「…………」

702 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:22:14 ID:???
イスラス「(……俺は、奴の自由に風をきっていくドリブルを……この手で奪おうとしている……)」

エスト「ね。君、さっきから怖い顔してるけどさ。お腹でも痛いの?」

イスラス「! いや……なんでもない」

エスト「無理をしちゃだめだよ。そだ、こんな事もあろうかと……はいこれ」

イスラス「……これは?」

エスト「痛み止め。このエストちゃんの特製配合だから効き目ばっちり間違いなーし!
    あなたはお得意様だからね。特別に無料にしちゃうよ〜!
    ……さっきタオル勝手に使っちゃったのもあるしね。てへへ」

イスラス「……ども」

アヤックスアカデミー時代。よく足を滑らせ怪我をしていた自分を世話してくれた一人の少女。
やけに明るい笑顔で、ときに煩わしくなるくらいに接する彼女がエストの姿にだぶついた。
オランダユースのマネージャーも勤め上げた彼女は、今何をしているだろうか。
全日本ユースとの戦いに敗れた直後。謎の力に体を支配され体力をを使い果たして倒れてしまい
医務室に担ぎ込まれる自分の手を最後の瞬間まで握っていてくれた彼女は、今。

イスラス「(……シャル。俺は今、実力で勝てないからと他の手段で
     扱き下ろそうとしている外道に手を貸している。お前が今の俺を見たら何を思うだろうな?)」

エスト「どーいたしまして。あ、もう試合再開するみたいよ。
    いっけー!アベル〜!このままもう1点かましちゃえ〜〜っ!!」

小さな体をゆすらせて、アベルを懸命に応援する姿が春の日差しを浴びて輝いている。
あまりにも眩しい。闇のオーブで力を保っている今の自分ではあまりにも眩しい姿だった。
純真な人を応援する心が、そしてそれを受けて奮起する者の関係が、今のイスラスには眩しすぎる。

703 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:23:25 ID:???
イスラス「(…俺が…俺が伸ばす手の先は…)」

アリティアの絶対的エース、アベルの恋人であるエストを人質に取り、脅迫せよ。
彼女はあまりにも無防備だ。昏倒させ、担ぎ、自慢の俊足で逃げきる事は容易である。

イスラス「(俺の手は……)」

自分の手を握り締める手。その手は温かくなければならない。
優しくなければならない。暗く冷たい闇などではなく。暖かな、今目の前にあるような光でなければ。

イスラス「(クッ……クックック……俺は何を迷っていたんだろうなぁ……)」

中山が自分の意志を貫き通すように。ストラットがその心を進んで労るように。
バビントンが善意と悪意の狭間で恐怖するように。
自分も自分のやりたいことを選択すればいいだけなのだ。
結果的にその選択が間違いを招く結果になってしまったとしても。
自分が選び、それを見ていて応援してくれる人がいるならば、迷うことはない。

イスラス「(リブタ、三杉。…俺はもう二度とお前たちと共にサッカーができなくなるかもしれん。
     だが、それでも俺は……俺たちのサッカーを。オランダの誇り高きサッカーを。
     あの下衆野郎の加勢のためだけに汚してしまうのお断りなんだ。
     俺の手を握り続けてくれたあいつのためにも、俺はこの手を汚すわけにはいかない)」

イスラスはエストの背後に伸ばしかけた手を引っ込めると、鞄に入れてある仮面の感触を確かめる。
体に大きな負担を強いる闇のオーブの力を制御するための、今のイスラスにとっては命を守る大事なものだ。

イスラス「……邪魔なんだよな。視界は狭まるし。何より走っても風を顔で感じられん」

704 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:25:50 ID:???
前半戦も半分を過ぎた頃。南葛ウイングスは2点のリードを許したことで浮き足立っていた。
特に、エースストライカーのナポレオンの荒れっぷりは前評判以上であった。

ナポレオン「何故俺にボールを回さない!俺に回せばすぐに点をとってやれるってのに!」

井沢「お前には何人ものマークがついていただろ!
   前半最初にこぼれ球を運良く拾えた時と違い、お前へのパスコースが封じられてるんだよ!」

ナポレオン「マークなんか関係ねえ!俺があんなひょろっちい奴らに競り負けるとでも思ってんのか!」

滝「こらこら、言い争ってる場合じゃないだろ。井沢、お前も何か考えがあるんだろうが
  うちで一番得点力があるのは間違いなくナポレオンだぞ。もう形振りかまってる暇はないと思うぜ」

高杉「…悔しいが滝の言うとおりだ。奴の力を借りなければ、森崎を、アリティアを倒すことは今の俺達には出来ない」

ナポレオン「けっ、ほーら見ろ。素直に俺に頼っていればそれで解決するんだよ!」

井沢「……分かった。だが、お前までボールを繋ぐための算段は俺が練る。
   お前がこのチームのエースなのは事実だが、俺がこのチームのキャプテンなんだ。
   俺はお前を信じてパスを繋ぐ。だからお前も俺を信じてパスを待て」

井沢の最大の危惧は、ナポレオンの全力シュートが森崎に通じなかった場合である。
森崎の弱点がスタミナ不足という情報は得ているが、問題はその限りあるスタミナをどの状況で注ぎ込んでくるかだ。
ナポレオンの必殺シュートは絶対的な得点力がある切り札である。
できるだけ確実に得点を稼ぐためには、森崎が消耗した状況をつくりだしてから打ち込んでもらいたかったのだ。
だが、ナポレオンはWYの借りを返すためにこの日本まで乗り込んできたという。
そんな彼の言うことだから、疲弊した森崎ではなく全力の森崎と戦いたいはずである。
何よりも、これから開催される日本リーグにおいて、ナポレオン以外の得点パターンを確立しておく必要がある。
井沢は祈るような気持ちでナポレオンからの返答を待った。

705 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:27:24 ID:???
彼の辞書には→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→「…分かった。だが、今度しくじったらもう我慢の限界だぜ。
スペード→「いいだろう。だが、俺の体力はあまりに余ってるってことを忘れるんじゃないぜ
クラブ→「ふざけるな!俺は今すぐこのメガキャノンシュートで森崎をふっ飛ばしてやりてぇんだ!
JOKER→「お前の気持ちは分かった。そんじゃ、あの『秘密兵器』を早速試そうぜ…!

706 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 15:28:50 ID:???
彼の辞書には→ スペードQ

707 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:58:37 ID:???
彼の辞書には→ スペードQ
>スペード→「いいだろう。だが、俺の体力はあまりに余ってるってことを忘れるんじゃないぜ

ナポレオン「分かった。俺も『キャプテン』の言うことは聞いてやるさ。
      だがよ、俺の体力はあまりに余ってるってことを忘れるんじゃないぜ」

井沢「ああ。この前半のうちに1本は必ずシュートチャンスを作ってみせる。
   それが出来なかったときは……お前の勝手にするがいいさ」

ナポレオン「へいへい。話がわかる指揮官さんでほんと助かるぜ。
      それじゃあさっさと行きますかぁ。2点差なんてすぐに俺がひっくり返してやるからよ」

井沢「(…まったく、大した自信だよ。俺にもアイツくらいの強烈なキック力があれば…)」

井沢がこれまで見てきたキャプテンを目指す者たちは、誰しもが自慢できる才能を持つものばかりだった。
何でもそつなくこなせ、平均点を叩き出せる自分よりも、ウィークポイントを叩き潰せるほどの
圧倒的な武器を持つ彼らが、井沢の目にはとても眩しく映っていた。

ピピィィィィッ!!

アンナ「本日三度目のキックオフの笛が吹かれました!
    2点差を追いかけるウイングス、どう仕掛けていくのでしょうか」

井沢「(…俺の長所。この身長とジャンプ力。それを活かすためには…)滝っ!」

バコッ!

ニーナ「ここでウイングの滝くんがボールを受け取ります。
    それと同時に井沢くんが一気に前線へと上がって行きますね」

ナポレオン「! なんのつもりだ!俺にシュートを打たせるんじゃ……」

708 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 16:00:29 ID:???
井沢「だから俺が楔役を引き受けるんだ。まぁ見てなっての!」

井沢からボールを受け取りライン際を軽快に走っていく滝をセシルが懸命に追いかけていく。

セシル「こんのぉ!待ちなさいよそこの出っ歯!」

滝「待てと言われて待つわけにはいかないって、ハチマキの嬢ちゃん!」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

滝→! card+ ドリブル41+(サイドアタック+2)=
============
セシル→! card+ タックル36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→滝が突破!(奇数:井沢にロビング 偶数:来生とコンビプレー)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りウイングスのスローイン)(アベルがフォロー)(ルークがフォロー)
≦−2→セシルがボールを奪う!

【補足・補正】
滝のカードがダイヤで『素早いフェイント』で+2
セシルのカードがダイヤで『スピードタックル』で+2
その他は>>13を参照してください。

709 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:00:47 ID:???
滝→ ハート5 + ドリブル41+(サイドアタック+2)=

710 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:01:06 ID:???
セシル→ クラブ2 + タックル36=

711 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 16:10:33 ID:???
滝→ ハート5 + ドリブル41+(サイドアタック+2)=48

セシル→ クラブ2 + タックル36=38

【攻撃側】−【守備側】
≧2→滝が突破!井沢にロビング
============
ビュンッ!

セシル「は、速い!?アタシが追いつけないなんて…!」

滝「へへ、悪いがサイド際のドリブルだけは譲れないんだよな。…そらっ、頼んだぜ!」

バァン!!

アンナ「ここで中央へと折り返します。このボールに動きを合わせる井沢くんと、
    彼をマークするマルスくんが競り合います!」

井沢「司令塔対決ってわけか。負けないぜ!」

マルス「身長では勝てなくとも、競り勝って見せるぞ!」

712 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 16:11:39 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

井沢→! card+ 競り合い40=
============
マルス→! card+ 競り合い35=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→井沢が競り勝つ!(奇数:そのままドリブル 偶数:修哲トリオで突破)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ナポレオンがフォロー)(ジョルジュがフォロー)(クリスがフォロー)
≦−2→マルスが競り勝つ

【補足・補正】
その他は>>13を参照してください。

713 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:12:00 ID:???
井沢→ ダイヤ2 + 競り合い40=

714 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:13:38 ID:???
マルス→ クラブ10 + 競り合い35=

715 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 16:20:13 ID:???
井沢→ ダイヤ2 + 競り合い40=42

マルス→ クラブ10 + 競り合い35=45

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→マルスが競り勝つ
※マルスに20の経験値が入ります
※マルスのレベルが6に上がった!
============
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。
※名前や職業等はコピペしてもしなくても構いません。

マルス ロード レベル6
     成長率
H 25 90+! numnum=
力 8 50+! numnum=
技 10 85+! numnum=
速 12 60+! numnum=
運 11 70+! numnum=
武 10 40+! numnum=
守 9 30+! numnum=
魔 0 3+! numnum=

※合計が100を超えれば1アップです。

716 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:21:05 ID:???
マルス ロード レベル6
     成長率
H 25 90+ 68 =
力 8 50+ 37 =
技 10 85+ 70 =
速 12 60+ 49 =
運 11 70+ 33 =
武 10 40+ 81 =
守 9 30+ 99 =
魔 0 3+ 29 =

717 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:21:19 ID:???
マルス ロード レベル6
     成長率
H 25 90+ 44 =
力 8 50+ 68 =
技 10 85+ 50 =
速 12 60+ 87 =
運 11 70+ 22 =
武 10 40+ 05 =
守 9 30+ 41 =
魔 0 3+ 88 =

718 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 18:15:24 ID:???
マルス、単純な能力でいうと(成長率が高いタイプだから)まだたいしたことないんだけどなあ・・w

719 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 20:17:09 ID:???
もうやだこの人w なんで勝つのw 主人公ww

720 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 20:43:04 ID:???
力と魔防以外上がってるのかw

721 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 21:18:33 ID:???
イスラスかっこいい

722 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/22(木) 22:46:39 ID:???
>>718
能力的にも一番不得手な競り合いも引きの良さで勝ってしまうとはw
>>719
井沢もしっかりとミスマッチを突いたんですけどね…
>>720
前回のレベルアップがおとなしかったので、その反動でしょうか?
>>721
前の試合のJOKERのおかげで大幅にイベントが進行されましたね。
ガーネフたちに見切りをつけ始めた彼の今後の行く先は…?
============
マルス ロード レベル6
     成長率
H 25 90+ 68 =158→+1
力 8 50+ 37 =87
技 10 85+ 70 =155→+1
速 12 60+ 49 =109→+1
運 11 70+ 33 =103→+1
武 10 40+ 81 =121→+1
守 9 30+ 99 =129→+1
魔 0 3+ 29 =32

マルス    ロード  レベル6 EXP0 0戦0勝0敗
        成長率
HP26/26     90
力  8       50
技 11      85
速 13       60
運 12      70
武 11      40
守 10      30
魔  0       3

723 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/22(木) 22:49:21 ID:???
井沢「(確かにこの選手のテクニックは並大抵のものじゃない。
   だが、万能に優れた技術を揃えられる人間なんてほんの一握り。
   誰だって何かしらの『弱点』というものがあるはずなんだ)」

日向に柔軟なテクニックがないように、三杉に強靭なフィジカルがないように。
これまで観察した中で、このマルスという男にもある程度の弱点が浮き彫りになっているのを井沢は見逃さなかった。

井沢「(総合力じゃ決して叶わないかもしれない。だがな、俺の得意分野であるこの高さだったら――)」

どんな奴にだって負けない自信がある。勝利を確信する笑みを浮かべて井沢は大地を蹴った。

井沢「…うっ!?」

マルス「させるものか!」

バシィッ!!

アンナ「ボールの落下地点をいち早く察知し、競り合いに向かうマルスくん!
    井沢くんに前を向かせることなく、ボールを確保しました!」

井沢「そ、そんな……俺が、競り合いで……ま、負けた……」

ナポレオン「あのバカヤロウが!結局このザマかよ!」

ナポレオンの暴言すら耳に入らないくらい呆然とする井沢を見てシェスターは眉をひそめた。

シェスター「奴はとんでもない思い違いをしている。確かにあの王子様はそのテクニシャンな部分が目立つ。
      だが、決してその他の部分がおろそかになっているというわけじゃない」

724 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/22(木) 22:51:12 ID:???
ビクトリーノ「分かっちゃいないのさ。その劣っていると錯覚した部分さえも、
       一流の選手ならば並大抵の連中には負けない程度のレベルに到達してるってことに。
       そうでもなければ通用しないのがこれから俺達が戦っていくプロの世界ってやつなのさ」

マーガス「(……ヘディングのスペシャリスト。もうそれだけじゃ通用しない場所に俺はいるんだ。
     せめて何か後ひとつ武器が欲しい。このままじゃ、俺も長野や井沢のように、二流の世界に取り残される……)」

既に時計も30分を回り始めている。まだ一発もシュートを打たれていない森崎は
グローブの握りを確かめながら前線の様子を伺う。

森崎「かなりの身長差があったにも関わらずよく競り勝てたな〜。さすがはマルスだ。
   よし、ここらで景気よく攻撃の指示でも出しておくかな?」


☆どうしますか?

A そのままマルスにドリブルで攻めこんでもらう
B ロディにパスを送ってサイドアタックだ
C シーダに縦パスで放り込んで競り合わせる
D アベルとワンツーで攻めこませる
E ジョルジュとワンツーで攻めこませる
F むやみに攻撃は仕掛けず、ボールを回して時間を稼ぐ
G 誰かをオーバーラップさせて攻撃に厚みを付けてみようか
H その他(好きな行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

725 :森崎名無しさん:2011/12/22(木) 22:52:16 ID:0lhj0CiE
E

726 :森崎名無しさん:2011/12/22(木) 22:54:36 ID:ebherm0Q
E

727 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/22(木) 23:10:11 ID:???
>E ジョルジュとワンツーで攻めこませる


森崎「マルス!ジョルジュさんと協力して一気に攻めこんでくれ!」

マルス「分かった!ジョルジュ将軍、お願いします」

ジョルジュ「少々長いパスを放ることになるかもな。…君なら追いついてくれると信用しているが」

マルス「はは…お手柔らかにお願いします。それっ!」

バコッ!ダダダッ!バシーン!

長野「いけない!このままだとまたシュートを打たれる!」

高杉「くそっ、こうなりゃ打たれる前に止めてしまえ!
   ゴール前は俺が守る。関口、田代、前に出るんだ!」

中央ラインを指揮する井沢を欠く南葛陣営は、DFラインを上げることで
マルスとジョルジュのコンビプレイに立ち向かう。

ジョルジュ「ふむ。これはシュートを撃つ方にしてみれば好都合だな」

マルス「彼らを振りきって前に抜けられればの話ですけどね」

ジョルジュ「ごもっともだ。それじゃあまずはこの包囲網を抜けることにしよう」

728 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/22(木) 23:12:32 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

マルス→! card+ ワンツー40=
ジョルジュ→! card+ ワンツー39=
============
長野→! card+ カット36+(人数補正+3)=
関口→! card+ カット34+(人数補正+3)=
田代→! card+ カット34+(人数補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→マルス&ジョルジュが突破!(奇数:マルスがボールキープ 偶数:ジョルジュがボールキープ)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(シーダがフォロー)(岩見とロディが競り合い)(中里がフォロー)
≦−2→ウイングスがボールを奪う

【補足・補正】
ジョルジュは『大陸一』でAが覚醒なしの14扱い
その他は>>13を参照してください。
============
短いですが一旦ここまで。明日は夜遅くの更新になってしまいそうです。
よろしければお付き合いくださいませ。それではまた〜

729 :森崎名無しさん:2011/12/22(木) 23:13:18 ID:0lhj0CiE
マルス→ ハート8 + ワンツー40=
ジョルジュ→ クラブK + ワンツー39=

730 :森崎名無しさん:2011/12/22(木) 23:14:35 ID:???
長野→ クラブ2 + カット36+(人数補正+3)=
関口→ ハートK + カット34+(人数補正+3)=
田代→ ハートQ + カット34+(人数補正+3)=

731 :森崎名無しさん:2011/12/22(木) 23:18:43 ID:???
一旦乙!

732 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 16:42:55 ID:???
>>731
乙感謝!結局昨日は体力切れで更新できず申し訳なかったです…
============
マルス→ ハート8 + ワンツー40=48
>ジョルジュ→ クラブK + ワンツー39=52

長野→ クラブ2 + カット36+(人数補正+3)=41
関口→ ハートK→39 + カット34+(人数補正+3)=76

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→ウイングスがボールを奪う
※関口がKで勝利したため覚醒します
============
関口カット覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→技+1
ハート→速さ+1
スペード→守備+1
クラブ→ハイジャンプカット 1/2 +2 習得
JOKER→全部?!

733 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 16:44:00 ID:???
関口カット覚醒→ スペード4

734 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:07:25 ID:???
関口カット覚醒→ スペード4
>スペード→守備+1
※関口の守備が11→12に上がりました!
============
マルスとジョルジュのワンツーパスの精度は凄まじく、
3人に囲まれているとは思えぬほどの美しいラリーが展開していく。
長野と田代はその動きに翻弄されてあっという間に二人の姿を見失う。

マルス「よし、あと一人だ」

ジョルジュ「どうやら高杉以外の守備陣はそれほど脅威ではないらしい」

ダダダダッ、シュッ!

関口「ほっほぉ。脅威ではない、ですか」

ジョルジュ「!?」

穏やかな語り口ながら、凄まじい速度で追走してきたのは関口という選手だった。
予めPAの内側の方へと切りこんでいくこのワンツーパスの方向を予測いていたかのように
マルスとジョルジュの間へと割り込んでニコニコと微笑みを浮かべている。

関口「ここで問題です。アリティア選抜の中で脅威ではない選手は誰でしょうか。
   お一人お答えください。さ、走って!」

ジョルジュ「…こんなときに謎かけだと?正気か貴様」

関口「はいざんね〜ん。正解は…」

パシッ!!

735 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:08:26 ID:???
関口「ジョルジュさん。あなたですよ」

ジョルジュ「(…馬鹿な。ありえない。いや、俺の行動を読まれていたのか?)」

どれだけ速いパスを出そうとも、パスコースを先回りされてしまえば
カットに入ったものをふっ飛ばさない限りそのパスは決して通らない。
偶然の産物なのか、それとも余程の感の鋭さなのか。
とにかくジョルジュの動きは関口に完璧に読まれ、抑えこまれてしまったのだ。

関口「うまく型にハマっている選手ほど、意外と動きも読みやすいんですよねぇ」

ジョルジュ「言ってくれるじゃないか。ふふっ…」

アンナ「アリティアのワンツー速攻は失敗に終わってしまいました。
    ウイングス、ここで一気に反撃を仕掛けに行きます!」

関口「君が上がってくれたお陰でうまい具合にスペースが出来上がってるよ。それっ!」

バコッ!

ジョルジュの開けた右サイドハーフには来生が颯爽と駆け込んでいる。
ナポレオンへのマークを重点的に置いていたアリティアのDF陣は、このロビングに対応できないでいた。

来生「ハッハァー!南葛の真の点取り屋とはこの来生哲兵のことよ!」

森崎「しまった!複数マークを敷けばその分こういった粗が出てくるのは当たり前か。
   まぁ来生のことだから直接ゴールにドリブルで突っ込んでくる以外に何も考えて無さそうだが…」

来生「(この前半のうちに少しでも点差を縮めておかないとな。その為には…!)」

736 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:09:50 ID:???
来生の判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペード→当然このままドリブルで突っ込む
クラブ→コーナー際まで走り、センタリングを上げようとしている!
JOKER→これが来生の秘密兵器の必殺ミドルシュートだ〜〜!!

737 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:11:02 ID:???
来生の判断→ ハートA

738 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:19:19 ID:???
来生の判断→ ハートA
>ダイヤ・ハート・スペード→当然このままドリブルで突っ込む
============
来生「ナポレオンのやつが良い感じにDFを引きつけてくれているんだ。
   つまり、俺を邪魔しに来る奴はいないってことさ!」

ズドドドドドドドッ!!

アンナ「走る走る走る〜!アリティア陣営を我が物顔のようにドリブルで驀進する来生くん!
    対するアリティアはこのドリブルにライアンくんがチェックに向かいます」

来生「真のエースストライカーを野放しにしてしまったことを後悔するんだなァ!」

ライアン「と、止めます!」

先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

来生→! card+ ドリブル41=
============
ライアン→! card+ タックル36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→来生が突破!森崎と一対一に
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ナポレオンがフォロー)(クリスがフォロー)(カインがフォロー)
≦−2→ライアンがボールを奪う
【補足・補正】
来生のカードがダイヤ・ハートで『マルセイユルーレット』で+4
その他は>>13を参照してください。

739 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:24:55 ID:???
来生→ スペード10 + ドリブル41=

740 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:25:12 ID:???
来生→ ハートQ + ドリブル41=

741 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:26:25 ID:???
ライアン→ クラブQ + タックル36=

742 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:26:29 ID:???
ライアン→ クラブ3 + タックル36=

743 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:30:07 ID:???
17秒で必殺だったんだがなあ…。なんか味方側は必殺運がない印象。

744 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:40:07 ID:???
>>743
第1部だとカシムがよく必殺でピンチを防いでくれた印象がありますね。
============
来生→ スペード10 + ドリブル41=51

ライアン→ クラブQ + タックル36=48

【攻撃側】−【守備側】
≧2→来生が突破!森崎と一対一に
============
ライアン「(ロディさんを抜いた時みたいに、フェイントを交えてくるはず)」

ライアンは観察力に優れている。弓を放つフォームや、ドリブルなども
指導役の者のフォームをしっかりと模倣することから始める傾向がある。
だが、今回に限ってはこの思考が裏目に出る。
得意とするルーレットではなく、純粋なスピードを活かしたドリブルで抜きにかかったのだ。

ビュバッ!!

来生「(純粋な足の速さじゃ新田や滝にゃ勝てなかったが、俺の足もまぁまぁだろ?)」

ライアン「し・しまった!」

アンナ「来生くんの左サイドを鋭く抉るドリブル!ライアンくんを抜き去り、一気に内側へと切りこんできたァ!」

カイン「くそっ!裏を取られるとはこのことか!森崎、頼んだぞ!」

森崎「ナポレオンのマークをアイツらに任せた以上、他の奴らの面倒は俺がしっかり見ないとな…!」

だが、来生の突破力は長く同じチームメイトだった森崎も理解しているところ。
決して足元をすくわれないように、入念に相手の動きを観察し構えを取る。

745 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 17:41:52 ID:???
来生「行くぜ森崎!成長してるのはお前だけじゃないってところを目の当たりにさせてやるぜ!」

森崎「(得意としている一対一でだけは絶対に負けるわけにはいかないぞ)」



先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

来生→(行動:! dice)! card+ ドリブル41orシュート40=
============
森崎→(行動:! dice)! card+ 備える48=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→来生が突破!ウイングスが1点返したぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ナポレオンがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(滝がねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ラインを割ってウイングスのCK)
≦−2→森崎がボールを奪う
【補足・補正】
両者ともダイスが奇数でドリブル、偶数でシュートを選択します。
キーパーが予想が当たると+3の補正。
森崎は『慎重な判断』で選択ミスのペナを受けません。
来生がドリブル時カードがダイヤ・ハートで『マルセイユルーレット』で+4
その他は>>13を参照してください。

746 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:43:12 ID:???
来生→(行動: 3 ) クラブJ + ドリブル41orシュート40=

747 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:43:58 ID:???
森崎→(行動: 6 ) ダイヤ3 + 備える48=


748 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:44:08 ID:???
森崎→(行動: 3 ) スペードJ + 備える48=

749 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:45:53 ID:???
ナポレオンのねじ込みか
>>748でも必殺でアウトとか森崎だめすぎるwwwww

750 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:46:37 ID:???
流石能力的には鉄壁の筈なのに笊という謎森崎

751 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:47:04 ID:???
なんとかこぼれ玉か
さっきから必殺ニアピンが続いてるね

752 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 17:48:49 ID:???
からっぽだけど、マークはついてるはずだし、後はブロッカーしだいか。
(さすがにほかの選手のチェック犠牲にしてべったりついてるマーカーが
 判定抜きで全員ごぼう抜き、ということはないはず)

753 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 18:14:36 ID:???
>>749
この数値差でも追い込まれるとは…
>>750
どうにもここ一番でピンチに陥りやすい傾向にありますね。
>>751
次の判定でガシャーンと出て欲しいところです。もちろん味方勢に…
>>752
DFがしっかり残っているのでクリアーで競り合いに向かっています。
これが全員待機状態ですと、MFのカバー判定という厳しい判定が待っています。
============
来生→(行動: 3 ) クラブJ + ドリブル41=52

森崎→(行動: 6 ) ダイヤ3 + シュートに備える48=51

【攻撃側】−【守備側】
=1→ボールはこぼれ球に。ナポレオンがねじ込みに。ゴールは空っぽ
※森崎ガッツ 450/450→410/450
============
森崎「(来生のやつ、馬鹿の一つ覚えにルーレットだけをしなくなっていたな。
   なるほど。どうやら少しは駆け引きってやつを覚えてきたらしい)」

森崎の思考の通り、来生がドリブル一辺倒のFWでなくなったのは確かだが、
これはさすがに深読みしすぎだったと後に森崎は後悔することになる。

来生「どけどけどけどけぇ〜〜!!」

森崎「ってやっぱりドリブルかよ!どこまでも単細胞なやつめっ!!」

シュートを警戒していた思考をすぐに切り替えて来生の足元へと飛び込む森崎。
持ち前の瞬発力を活かしたダイビングタックルに、さしもの来生も転倒してしまう。

754 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 18:15:37 ID:???
来生「わひゃあ!?」

森崎「お前に点を奪われるほど恥ずかしいことはないからな!」

5年前の若林の失態の二の舞だけにはなりたくないと勢い良く突っ込んだ森崎だったが、
運悪くこぼれたボールへと飛び込む影を見て顔を青くする。

ナポレオン「クハハ、前座にするには最高の逸材ってやつだなぁお前ってやつは」

来生「う、うるせいやい!いいからさっさと決めちまえ!」

芝に顔をこすりつけながら悔しそうに叫ぶ来生の声に後押しされるように、ナポレオンは右足を振りかぶる。

カイン「やらせん!今こそトリプルマークの真髄を見せるのだ!」

ルーク「うっしゃあ!」

クリス「了解です!」

森崎「(そうだった。たとえ俺が抜かれようとも……)」

仲間がいる。支えてくれる。過去の栄光に相応しくない存在になり果てたとしても。
新たに手に入れた輝きも、同じくらい素晴らしいものであると森崎は知ったのだから。

ナポレオン「その僅かな希望ごと纏めて打ち砕いてやるぅ!キャノンシュートだ〜〜〜〜!!」

755 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 18:17:12 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ナポレオン→! card+ ノートラップキャノン54=
============
カイン→! card+ クリアー39+(人数補正+3)=
ルーク→! card+ クリアー42+(人数補正+3)=
クリス→! card+ クリアー42+(人数補正+3)=
============
ポスト→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままポストとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらポストとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(滝がフォロー)(長野がフォロー)(アベルがフォロー)
≦−2→アリティアがボールを奪う

【攻撃側】−【守備側】(ポスト)
シューターとの和が14→こぼれ球判定
JOKER・クラブA→ボールがポストにあたって破裂!アリティアのGKに
それ以外→ナポレオンのシュートがアリティアのゴールに突き刺さる!

【補足・補正】
『ノートラップキャノン』(吹っ飛び係数2)
クリスのカードがダイヤ・ハートで『アーマークリアー』で+5(消費170:吹っ飛び4)
その他は>>13を参照してください。

756 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:17:32 ID:???
ナポレオン→ クラブ7 + ノートラップキャノン54=

757 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:18:10 ID:???
カイン→ クラブQ + クリアー39+(人数補正+3)=
ルーク→ ダイヤ3 + クリアー42+(人数補正+3)=
クリス→ スペード9 + クリアー42+(人数補正+3)=

クラブの高めか7!

758 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:18:11 ID:???
カイン→ クラブ8 + クリアー39+(人数補正+3)=
ルーク→ スペード5 + クリアー42+(人数補正+3)=
クリス→ ハート3 + クリアー42+(人数補正+3)=

759 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:19:34 ID:???
>>757
>>758
カインのクリアーは相当体を張ったものだったらしいな

760 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:25:54 ID:???
ポスト→ ダイヤ10

761 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 18:41:48 ID:???
>>759
クラブの偶数なので怪我判定が付きます。大事にならなければいいのですが…
============
ナポレオン→ クラブ7 + ノートラップキャノン54=61>反則発生

カイン→ クラブQ + クリアー39+(人数補正+3)=54>吹っ飛び&怪我発生

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままポストとの対決へ
※ナポレオンの反則
============
カイン「(アベルが見せたアリティア騎士の誇り。だが、相手を打ち負かすことだけが騎士の誇りではない。
    時には己の身を犠牲にしてさえも主君を守り切る自己犠牲の精神を忘れてはいけないのだ)」

アベルが伝えきれなかった騎士の誇りの教えを補完してやらねばならない。
それが出来るのは騎士団筆頭を任されている自分だけだと、カインは覚悟を決めた。

カイン「お前たち、よく見ておけ。これがアリティア騎士の『守り』の誇りだ〜〜!」

ルーク「カ…」

セシル「カイン殿〜〜〜!!」

ナポレオン「(なっ…こ、こいつ、頭でクリアーに…お、俺が怖くないのか…!)」

カイン「(恐怖?一度黄泉の国の地を踏んだ時、そんな感情など捨て去ってきたさ!)」

ボグシャッ!!

カイン「ぐわああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!」

762 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/24(土) 18:43:01 ID:???
森崎「カ、カイーーーーーン!!」

アベル「あのバカヤロウ…!無茶しやがって!」

ナポレオン「(く、狂ってやがる…アスリートとして最もしてはいけないことを…
      自らの身体を顧みず後先考えずの捨て身の行動を……平然と……!!)」

スポーツをやる人間にとって恐れるものはなんといっても怪我だ。
特に自分の技術を文字通り売り物として酷使するプロの世界の人間において
怪我や故障、病気などはもってのほかであり、己の価値を尽く下げる原因の常である。

ナポレオン「(それをこいつは……し、信じられん……そこまでして……勝ちたいのか……
      これが、これが本当の勝利に対する執着心とでもいうのかよ…?)」

勝利を目指す執着心。プロ選手として最も大事にしなければならないとナポレオンが信じるもの。
国の誇りを傷つけられ、その復讐を糧に鍛錬を続けてきた自分が
その気持ちにおいてそれ以上のモノを見せつけられるとは思っても見なかった。
たった1点。その為だけに自分を犠牲にする覚悟など持てるわけがない。
馬鹿げている。あまりにもリスキーな話だ。
怪我が原因でもう二度とフィールドに立てなくなった選手も少なくないというのに。

カインくん倒れている→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→ダメージ無し!猛牛強いぞかっこいいぞ!
Q〜9→額を切ったくらいで特に問題なし。ガッツ-50
8〜5→治療が必要な怪我 ガッツ-50 軽症未治療-2の補正
4〜2→治療が必要な怪我(赤:力-1 黒:守備-1)ガッツ-50 軽症未治療-2の補正
A→続行不可能の重症!選手交代!(力・守備-1)
JOKER→健康のツボを突いたらしく全能力+1!もちろん怪我も無し!

763 :森崎名無しさん:2011/12/24(土) 18:43:17 ID:???
カインくん倒れている→ クラブ6

764 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2011/12/31(土) 10:21:18 ID:???
カインくん倒れている→ クラブ6
>8〜5→治療が必要な怪我 ガッツ-50 軽症未治療-2の補正
============
カイン「うっ…ぐぉぉ……」

クリス「カイン殿、だ、大丈夫ですか!?」

苦痛を帯びたうめき声を上げるカインに、クリスが駆け寄る。
額から流血し、肩を抑える彼の姿はあまりにも痛々しかった。

カイン「な、なんのこれしき。この程度の負傷で俺は……ぐ……」

ナポレオンの当たりの強さに真正面から弾き飛ばされたカインのダメージは大きかった。
その様子を見て審判はナポレオンに近づいていき…


ナポレオンの運命→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜J→なんとお咎めなし。
10〜6→厳重注意!次はカードが出るぞ!
5〜A→イエローカードが出される!
クラブA→一発退場!レッドカードだ!
JOKER→なんとカインにイエローカードが出される!さらにルークが審判に抗議をし…

765 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 10:27:00 ID:FkstOPlE
ナポレオンの運命→ ダイヤA

766 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/31(土) 10:43:07 ID:???
ナポレオンの運命→ ダイヤA
>5〜A→イエローカードが出される!
============
ビッ!

ナポレオン「あっ…!」

ナポレオンに提示されたのは悪質な反則への処罰であるイエローカード。
強引なシュートで相手DFを負傷させたのだから妥当ではあるだろう。
森崎をゴール前から遠ざけさせ、絶好の得点チャンスを無駄にしてしまっただけでなく
イエローカードまでもらってしまったのだ。ナポレオンの頭の中は現実を否定したいかのように白んでいく。

森崎「(あ……あぶねぇ〜〜〜!!どうやら今日の勝負運はかなり良好のようだぜ……)」

絶体絶命を幸運で乗り切った森崎は大きく息を吐く。
そしてこのピンチを見守っていたアリティアのベンチサイドでは
ジェイガンがカインの思った以上のダメージを見て思案を巡らせていた。


ジェイガンの采配→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→大事をとってカインはここで交代させよう
スペード・クラブ→カインは大事な戦力。治療のために一旦引っ込ませるだけにしよう
クラブA→治療など不要。素早いリスタートでカウンターアタックだ!
JOKER→おのれあのポテトフライ頭め!わしがカインの仇をとってやるわー!!

767 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 10:44:00 ID:???
ジェイガンの采配→ ハート6

768 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 15:46:30 ID:???
新たなフード
キャノンポテト

769 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 13:23:34 ID:???
旧年中は大変お世話になりました。
森崎板の皆様には幸多き年となりますようお祈り申し上げます

と、いうことで年始のゴタゴタも少しずつ落ち着いてきたので更新を再開したいと思います。
間を開けたことでのミスやおかしな点がありましたら遠慮なく申し付けてくれると助かります。
それでは、本年もファイアーモリブレムをよろしくお願いいたします〜
============
>>768
極太な厚切りポテトを豪快に揚げた新メニュー!
今ならセットでの注文でナポレオン人形のおまけつきだ!
森崎たちもプロになって活躍すれば色々とタイアップ商品の企画とか出てくるのかなぁと
年始のバラエティに出演するスポーツ選手達を見て考える今日この頃。
============
ジェイガンの采配→ ハート6
>ダイヤ・ハート→大事をとってカインはここで交代させよう
============
ジェイガン「(単純な実力者というだけでなく、若輩者の良き先導者であるカインだ。
      明日の最終戦のことも考えれば、ここは大事をとって交代させておくべきか)」

カインが抜けることによる守備の欠如は大きな不安要素ではあるが、
万が一怪我が悪化するようなことがあればアリティアのチーム力は著しく下がってしまうことになる。
なにより、親善試合というクリーンな大会のイメージを損なうことはできるだけ避けたいという気持ちがジェイガンの中にはあった。

ジェイガン「エリス様、カインはここで引っ込めます。交代の指示をいたしますので、治療の用意をば」

エリス「ええ、分かりました。ところで誰を代わりに出場させるのですか?」

ジェイガン「それならばもう用意はさせてある。準備はできているだろうな?」

770 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 13:24:43 ID:???
選手交代の儀→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→カインの位置にトーマスを投入。フォーメーションはそのまま
ハート→フォーメーションを3-4-3に変えて右サイドハーフにオグマを投入
スペード→マリクを投入。(奇数:3-4-3に変えて中盤に置く 偶数:そのままスイーパーに)
クラブ→カタリナを投入。(奇数:3-4-3に変えて中盤に置く 偶数:そのままスイーパーに)
クラブA→ジェイガンを投入。しかも森崎をフィールダーにし、ジェイガンはキーパーに
JOKER→エリスを投入。(投稿時間秒数一の位奇数:3-4-3に変えて中盤に置く 投稿時間秒数一の位偶数:そのままスイーパーに)

771 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 13:29:42 ID:???
選手交代の儀→ ハート5

772 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 13:29:42 ID:???
選手交代の儀→ クラブA

773 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 13:36:52 ID:???
あぶねえ、コンマ以下での悲劇回避……。
しかしジェイガン、なんで3トップにこだわるんだろう。
選択肢のどこにも2トップや1トップが出てこない。

774 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 14:01:52 ID:???
>>773
新年早々大変なことになるところでしたねw
3トップに関しては、ドリブル攻勢という戦術が主になっているので
ボールを押し込みやすくするためにFWを厚くしたいという考えに基づいています。
もちろん森崎の提案で変更することは可能なので、気に入らない場合はハーフタイムに行動してみてください。
============
選手交代の儀→ ハート5
>ハート→フォーメーションを3-4-3に変えて右サイドハーフにオグマを投入
============
ジェイガン「オグマ殿、準備はできているな?」

オグマ「ええ。いつでも」

豊富な運動量と素早い瞬発力を持つタリスの傭兵オグマ。
守備的なフォーメーションを攻撃的に変えることで、ジェイガンは彼の投入を決めた。

ジェイガン「このようなフォーメーションになるよう伝達を頼む。
      後半にまた変更することもあるかもしれんが、前半残り5分、頼んだぞ」

オグマ「任せてくださいよ」

ダダッ!

アンナ「おっと、ここでアリティアは選手交代の模様ですね。
    先ほどの接触プレーで負傷をしたカインくんの代わりにオグマくんを投入するようです」

ニーナ「身を呈して失点の危機を救った、正に騎士の鏡のような好守でしたね。
    彼がいなければ試合の流れが一気に傾いていたかもしれません」

パチパチパチパチ……

775 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 14:03:05 ID:???
カイン「…交代か。お前たち、後のことは頼んだぞ。くれぐれも油断はしないようにな」

クリス「カイン殿……はい。カイン殿の分までアリティアのゴールは私達が守ります!」

ルーク「すっげーガッツ、見せてもらいました!肩をお貸しますよ。ほら、捕まってください」

ルークとクリスに支えられ、フィールドを去ろうとするカインの顔は、痛みに歪みながらも充実していた。
ナポレオンはそんな彼に信じられないと言わんばかりに声をかける。

ナポレオン「お前……何故あそこで飛び出してきた。あんな無茶な態勢で!
      運が悪ければ、最悪二度とフィールドに立てないほどの怪我をしたかもしれないんだぞ!」

カイン「俺は怪我が怖くてサッカーはできないと考えている。お前はどうなんだ?」

ナポレオン「お、俺だって怪我なんかこわかねぇ!だが、プロとしてそんな向こう見ずな考えは間違ってるって言ってんだ!」

クリス「ちょっと、後にしてくれませんか。早く治療をしてあげたいんですけど」

カイン「よせクリス。……確かに思い返せば無謀だったかもしれん。
    たった1点を守るために己の選手生命を引き換えにしていたかもしれん。
    後先のことを考えられない俺の悪いところかもしれんな。
    だけど、心配してくれたお前の気持ちはありがたく受け取っておく」

ナポレオン「…べ、べつに俺はそんなことは…」

カイン「はは、まだサッカーという文化が未発達の俺達と君たちの思考は大きく違うのは仕方ないのかもしれんな。
    今回は審判の笛に邪魔をされてしまったが、今度は完璧にシュートを防がせてもらうからな」

そう言い残すと、カインは観客たちの拍手に後押しされながらピッチを後にしていった。

776 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 14:05:12 ID:???
ナポレオン「(一試合一試合に自分の全てを、命さえ賭けてしまう奴もいるってか。
      それが正しいことなのか、間違っているのかは分からねぇが……)」

今確かなのは、絶好の得点チャンスを自分が不意にしてイエローカードをもらってしまったという現実のみ。
怪我すら恐れずに真っ向勝負を仕掛けてくる恐ろしい強敵を目の当たりにしたナポレオンは
未だ自分の知らぬサッカーの奥深さに感化され、さらなる闘志を燃やそうとしていた。

ナポレオン「(そうだ。俺はプロ選手であり続けるために……勝利への執着心を維持するために
      わかりやすく『森崎』という憎むべき敵を想定することにしたんだ。
      俺たちの誇りを踏みにじったアイツが目の前にいる限り、俺の闘志は絶対に燻らねぇ。
      見てろよ。俺の力はこんなものじゃねぇってことを次こそ思い知らせてやる)」

森崎を一瞥し、ナポレオンは自分たちの陣地へと走っていく。
対するアリティア陣営はオグマからジェイガンの伝達を聞き、前半残り5分を気を引き締めて臨むのだった。

森崎「(自陣ゴール前からのフリーキックか。さて、どう攻めさせるかな?)」

☆どうしますか?

A 残り時間も少ないし徹底的にパス回しで潰していこう。
B 早速変わったばかりのオグマに攻め込んでもらおう
C 中央のマルスに戻して彼の指揮に任せる
D 中央のジョルジュに戻して彼の指揮に任せる
E こんな時でもアベルに任せておけば万事安心だろう
F ロングキックで一気に前線に放り込んでセシル競り合わせるぞ
G ロングキックで一気に前線に放り込んでシーダ競り合わせるぞ
H ロングキックで一気に前線に放り込んでロディ競り合わせるぞ
I ここだ!ここで俺がオーバーラップだ!
J その他(好きな行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

777 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 14:08:12 ID:2H/KzF8c
B

778 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 14:17:42 ID:QX5EuYSc
B
なるほど、了解です<ドリブル重視
個人的に私は森崎板では3トップは不遇(左右のFWは出番が減る)と思っているのですが、
それはシステム上の問題であって、少々メタ過ぎる考え方でした。

779 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 14:40:44 ID:???
>>778
そのあたりは各GMさんのさじ加減なのですが、このスレでは3トップの攻撃力とバリエーションは豊富になってます。
一番大きいのはセンタリングをサイドから上げた時に待機状態になっていなければ必ず2人いてくれるので
相手DFの読みを外してフリーの状況を作れる可能性が高い、ということです。
他にも相手陣営でのこぼれ球の判定を五分に持ち込めたり、ねじ込みの確率が上がったりと
このスレのスリートップは攻撃に関してはいいことずくめです。
もちろんそれだけ中盤や守備が手薄になってしまうので、状況に応じた組み立てが必要になってきますね。
============
>B 早速変わったばかりのオグマに攻め込んでもらおう


森崎「交代したばかりだし、早いうちに試合に慣れてほしいからな。それっ!」

バコッ!

アンナ「アリティアのフリーキックは右サイドへの長いパス。オグマくんへと渡りました」

ニーナ「対するウイングスは長野くんがチェックに向かいますね」

オグマ「背は高いが足腰に力が入っていないな。鍛え方が足りないんじゃないか?」

長野「舐めるな!交代要員相手にやすやすと抜かれてたまるかよ!」

780 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 14:42:19 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

オグマ→! card+ ドリブル39=
============
長野→! card+ タックル36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマが突破!(奇数:そのままドリブル 偶数:ロディにパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ジョルジュがフォロー)(岩見とロディが競り合い)(井沢がフォロー)
≦−2→長野がボールを奪う

【補足・補正】
オグマのカードがダイヤで『素早いフェイント』で+2
その他は>>13を参照してください。

781 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 14:43:45 ID:???
オグマ→ スペードK + ドリブル39=

782 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 14:46:39 ID:???
長野→ ハートA + タックル36=

783 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 18:36:29 ID:???
オグマ→ スペードK + ドリブル39=52

長野→ ハートA+(有利+2) + タックル36=39

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマが突破!そのままドリブル
※オグマに20の経験値が入ります
※オグマがKで勝利したため覚醒します
============
オグマドリブル覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→速さ+1/技+1
ハート→速さ成長+5/技成長+5
スペード→『強引なドリブル』 1/2 +2 吹っ飛び2 習得
クラブ→『素早いフェイントが』『スピードドリブル』 1/4 +3 に進化
JOKER→ぜ・ん・ぶ♪

784 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 18:40:09 ID:???
オグマドリブル覚醒→ ダイヤ3

785 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 19:00:50 ID:???
オグマドリブル覚醒→ ダイヤ3
>ダイヤ→速さ+1
※オグマの速さが14→15に上がりました!
============
長野「(相手はベンチから出てきたおっさんじゃないか。走り負けするものかよ)」

若さあふれる長野は見かけは強面だが明らかに年長者のオグマに対して完全に油断しきっていた。
ベンチから出てきたという先入観に囚われ過ぎ、彼が大陸を代表する剣闘士ということを知らなかったのだから仕方ないのだが。

ヒュッ…クンッ!ダダダッ!!

長野「うっ…え!?」

アンナ「瞬時に方向を切り替える素早いフェイント!マークにむかった長野くんですがあっさりと振り切られた!」

オグマ「おいおい、てんで話しにならねぇぜ。その立派な体は見掛け倒しか?」

長野「うっ…く、くっそぉ!!」

森崎「(長野か。南葛中の頃はあの長身からのポストプレイで色々と助けになってくれたが……)」

全日本jrユースの選考から漏れ、長らく世界の舞台から遠ざかっていたかつての頼りになった
チームメイトの凋落に森崎はどこか物寂しさを覚える。

オグマ「あと僅かでロスタイムってところだが…ギリギリまでかき回してやろうか」

すぐに前線にパスでつなごうとはせずに、あくまでドリブルでの突破を図るオグマ。
だが、このあえての遠回りのような判断は彼の思惑があったのである。

786 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 19:02:17 ID:???
オグマ「(あの蛇の道で手に入れた『レックリング』という道具のお陰で、
    俺はドリブルの速度を一気に高めることに成功した。
    そう、昨日のフースバルのキャプテンが見せたような『倍速ドリブル』を俺は身に付けたのさ)」

岩見「くっ…通すな!一気に取り囲め!」

アンナ「岩見くん、関口くんと田代くんとの3人がかりでオグマくんの進路を塞き止めにむかった!」

オグマ「何分昔から多対一には慣れてたんでね。悪いが退いてもらう…!」

先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

オグマ→! card+ ドリブル40=
============
田代→! card+ タックル34=
関口→! card+ タックル35=
岩見→! card+ タックル39=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマが突破!(奇数:さらにドリブル 偶数:シュートを撃つ)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ジョルジュがフォロー)(岩見とロディが競り合い)(井沢がフォロー)
≦−2→ウイングスがボールを奪う

【補足・補正】
オグマは『倍速ドリブル』で相手の人数補正を無効化
オグマのカードがダイヤで『素早いフェイント』で+2
岩見のカードがクラブ以外で『執刀タックル』で+2(吹っ飛び4)
その他は>>13を参照してください。

787 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 19:05:11 ID:???
オグマ→ ハート5 + ドリブル40=

788 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 19:13:15 ID:???
田代→ ダイヤ5 + タックル34=
関口→ ハートA + タックル35=
岩見→ クラブ6 + タックル39=

789 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 20:20:28 ID:???
オグマ→ ハート5 + ドリブル40=45

田代→ ダイヤ5→15+(有利+2) + タックル34=51

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→ウイングスがボールを奪う
============
オグマ「いくら囲まれようとも…」

ギュン!ダダッ……

関口「はらら…」

岩見「むっ、こ、こいつは…!」

エスト「うわっ、すっごいよオグマさん!囲まれてるとは思えないようなドリブルだよ!」

イスラス「……相手の複数のマークを振り切るためには相手の間合いに常に気を配らなくてはいけない。
     長めに蹴り出すボールに追いつくダッシュ力だけではできない芸当だ」

エスト「へ〜。ただ足が速いだけじゃあの巧みな避け方はできないってことかぁ。君、なかなか詳しいんだね」

イスラス「一応俺の得意分野だからな」

エスト「…?」

つい先程まで痛みを堪えるかのような怖い顔をしていた青年が、口調こそ冷ややかだが視線を熱くしてピッチを眺めている。
よく見るとこの黒髪の青年、なかなかの美形ではないか。昔から白騎士団の中ではミーハーと呼ばれており、
彼女自身が自称する『一度見た美形の顔は絶対に忘れない』という特技が敏感に反応する。

790 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 20:21:56 ID:???
エスト「(あの野暮ったい髪をちょっとアップにして、ちゃーんとブラッシングすれば……ふむふむ……ってちがうちがう)
    そういえばまだ君の名前を聞いてなかったわね。よかったら教えてくれないかしら?」

人懐っこい愛くるしい笑顔で語りかけてくるエストに、イスラスはすっかりペースを握られながら応対する。

イスラス「……イスラスだ」

エスト「イスラスくんかぁ。うんうん、アベルとまではいかないけど君もなかなかのイケメン君だね
    あ、私の名前はエスト。このアリティアでスポーツ店を営んでるの……ってそれは知ってるか。買い物に来てくれたんだし」

イスラス「はぁ。(馴れ馴れしいところまでアイツに…シャルにそっくりだな…)」

エスト「ここで会ったのも何かの縁だしね。経験不足のあたくしに色々教えてくださらないかしら?」

どこかおどけたエストの態度に、イスラスは先程まで抱えていた鬱屈した感情が洗い流されていくのを感じていた。
もう自分の心に迷いはない。数週間部屋を共にし、友好を築いた中山たちを裏切ってしまうことになったとしてもだ。

イスラス「……エスト、といったか。ハーフタイムに少し話があるんだが、いいだろうか?」

エスト「ん?美形さんからのお誘いを断るわけにはいきませんねぇ。あっと、試合の方はどうなってんの?」



オグマの急激な速度変化を生み出す変幻自在のドリブルの前に、
複数で囲んだアドバンテージを失ってしまう南葛DFたち。
しかし、それでも一筋縄ではいかないのは
仮にもプロリーグ開催を控えるチームの中での優勝候補の一つの一員だからだろう。

田代「あなたの動きは先程のドリブルで見破りましたよ」

スパァッ!

791 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 20:24:21 ID:???
オグマ「うおっ!?」

エスト「ありゃりゃ、抜けたと思ったのに取られちゃった」

イスラス「あの髭のDF、予めドリブルコースを封じていやがったな。仲間の体をバリケードにして自らの存在を潜めてたのか」

アンナ「一瞬の隙をついて掠め取るようにボールを奪う田代くん!華麗なテクニックを見せる!」

田代「俺たちだって栄光の『南葛』時代の一員を担ってきたメンバーなんだぜ!」

森崎「あ、そうだ!よく見ればウイングスのメンバーには池上先輩と同期の先輩たちばかりじゃないか!」

自分や翼などの黄金世代がチームの中心になる前から、南葛中、そしてその先の高校サッカーの礎を担ってきた先人たち。
今でこそ世界ユース大会で優勝した自分たちばかり世間の注目を集めてはいるが
彼らもこの発展著しい日本のサッカー文化に必死に食らいついてくる選手たちなのだ。

アンナ「ボールを奪った南葛ですが、既に時計はロスタイムを回っております!」

田代「どうする?得点を奪うにはロングシュートしか無いが、打てる選手は限られているし……」


タッシーロの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→南葛のエースはお前しかいない!ややスタミナが気になるがナポレオンに打たせる
ハート・スペード→ミドルシューターはここにもいる!井沢に打たせる
クラブ→シューターにパスをつなごうとするが、ここで審判が笛を吹く
JOKER→ここで密かに開発していたあのシュートを打ってみよう!

792 :森崎名無しさん:2012/01/07(土) 20:27:48 ID:???
タッシーロの判断→ スペード9

793 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 21:03:01 ID:???
タッシーロの判断→ スペード9
>ハート・スペード→ミドルシューターはここにもいる!井沢に打たせる
============
田代「(ナポレオンはさっきのシュートでスタミナが少し心もとない。ここは…!)」

南葛ウイングスのキャプテンマークを巻く司令塔、ミドルシューターも打てるという
万能性が強みの井沢に田代はボールを預けることにした。
本人は何でもそつなくこなせるということを勝手にコンプレックスにしているみたいだが
こちらからしてみればどんな状況でも出番を任せられる安心できる存在なのだ。

田代「(井沢、お前は慎重もそうだが志も高いんだろうな。だから周りに合わせようと必死に背伸びをしようとして…)」

日本の中だけでは間違いなくトップクラスの選手になり得る存在。
しかし、世界のリーグで戦っている者たちと比べてしまえばどうしても見劣りしてしまう存在。
そんな井沢の葛藤を、田代は先輩としてどうにか導いてやりたいものだと考えていた。

田代「(ナポレオンが決められなかったシュートをお前が決めてみろ。その壁をぶち破ってこい!)」

バァン!!

アンナ「田代くんのパスがセンターライン付近の井沢くんに渡る!もうロスタイムも残り僅か!」

田代「打て、井沢!お前のシュートは決してナポレオンにだって負けちゃいない!」

井沢「! ……よぉし!」

794 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 21:04:21 ID:???
グアアッ!!

ニーナ「ここは迷わずシュートを狙いに向かいます。南葛、前半終了間際の得点を狙いに行きます!」

マルス「ジョルジュ将軍、シュートが来ます!」

ジョルジュ「ああ、やけくそシュートなどそう何度も決まるとは思えんさ」

クリス「(守るんだ。カイン殿の分まで、私がアリティアゴールを、そして森崎さんを守る!)」

森崎「ううっ…昨日は新田にあの距離から決められちまったんだよな。
   余程のことがない限り、井沢のシュートに俺が抜かれるとは思いたくはないが……」

相手が格下と見るや、すぐに蔑む感情を顕にしてきた過去とは決別しつつある今の自分。
必死に油断や慢心といった感情を捨て去りつつ、森崎はセービングの構えを取る。

795 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/07(土) 21:06:06 ID:???
☆どのセービングでいきますか?

A キャッチング(C) 消費20
B パンチング(P) 消費40 +2+(1)
C がんばりセービング(C) 消費100 +4
D がんばりダイビング(P) 消費170 +7+(1) フォロー率アップ
E がんばりヒップアタック(P) 消費100〜400 +10+(1) バランス矯正
F 頑張竜セービング(C) 消費320 +15

森崎のガッツ 410/450

井沢 バナナシュート49
============
マルス ブロック37+(人数補正+3)
ジョルジュ ブロック33+(人数補正+3)
クリス ブロック42+(人数補正+3)+(距離補正+2)
============
森崎 セービング46+(距離補正+3)

【補足・補正】
クリスのカードがダイヤで『鉄壁ブロック』で+8(消費240 減衰範囲-1 減衰補正+1)
クリスのカードがハート・スペードで『アーマーブロック』で+2
森崎はクラブで『幼少のトラウマ』で-3

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