キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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私の巫女様

1 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2011/12/18(日) 03:48:53 ID:???
【!注意!】
作者のオリジナルキャラクターっぽいものを中心として進行するスレとなっており
その上、作者のお気に入りのキャラクターや作品が多数参加します。
また、リアルサッカーっぽいですがトンデモサッカー枠です。

また、AA(アスキーアート)を使う予定があります。
スレ主としては、2ch専用ブラウザの導入をオススメしております。

【ルール】
神様の声が聞こえる巫女さんになって、
本編とほぼ同じく、選択肢を見て適切…あるいは、面白そうな選択肢を選んで進行します。
最終的には、全国の舞台でNo.1になる事が目標……?

【リンク集】
キャプテン森崎まとめ@Wiki
http://www32.atwiki.jp/morosaki/

【ここまでの巫女さん】
名前と生い立ちが きまりました。

君代「わぁい!」
チャ・ザ「よかったですね」

553 :森崎名無しさん:2012/01/23(月) 21:53:08 ID:4yMtnykA
B

554 :森崎名無しさん:2012/01/23(月) 22:00:29 ID:AmwRU7HI
C

555 :森崎名無しさん:2012/01/23(月) 22:11:54 ID:jeQRVPYE
B

556 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/24(火) 03:54:18 ID:???
ごあー今日はここまで。
ついったーたのしい( ・3・)

今日のワンポイントアドバイス。
不幸の真価は試合中に発揮されていた。

557 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/25(水) 00:35:31 ID:???
お仕事がペースアップしてしまったので2,3日ほど控えめ更新になります

558 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/26(木) 01:52:45 ID:???
B 有栖さんも着いて来るんですよ?と宣告。
----------------------------------------
君代
「有栖さんも着いて来るんですよ?」

なして自分一人で交渉に行かねばならないのか。
自分で見つけて来た人材なんだから、自分で交渉しろとまでは言わないが…
責任を持って、付いて来てくれる位は良いのでは無いか。

そう思っていったのだが……。

有栖
「えー……
 私は私でやる事があるのよねぇ……」

などと、目を逸らしながらのたもうた。

君代
「な、な、な……」

有栖
「しょうがないじゃない、しょうがないじゃない…
 やる事があるのよ、ホントに……」

559 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/26(木) 01:56:42 ID:???
ぷちぷち、と小声で弁明するがハッキリしない。
その内、おろおろと視線を彷徨わせるだけになってしまう……
何故か、脅えているようにすら映る。

有栖
「そ、それよりもホラ!
 逸材揃いなのよ、ホントに!誘って損ないわよ、きっと!多分!

 ほ、ほほほほら、この子なんていい感じ!」

ぱらぱらーっと捲り上げ、適当なページを開いてみせる有栖。
そのページには…
------------------------------------------
先着一名様で
君代「有栖姓多くないですか」→! card

ダイア→「元陸上のスピードスター、朝倉 綾」
ハート→「格闘美女にしてCカップの美乳、黒咲 明堂」
スペード→「イタリア帰りの天才、有栖 菜々子」
クラブ→「体操部のエース、有栖 涼」

560 :森崎名無しさん:2012/01/26(木) 01:58:44 ID:???
君代「有栖姓多くないですか」→ クラブ5

561 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/26(木) 03:09:27 ID:???
君代「有栖姓多くないですか」→ クラブ5
有栖「きのせいよ!」

クラブ→「体操部のエース、有栖 涼」
--------------------------------------
【有栖 涼(ありす りょう)】……身長は158センチ、バストサイズはAAA。
諏訪社中体操部のエースであり、キャプテンでもある……

小学生の頃から体操に関してはそこそこ名が売れていた……
趣味はひたすら苦いコーヒーを飲む事や壁に向かってひたすら喋る事月が好きetcetc......

サッカー経験はあまりなく、小学生時代に嗜んだ程度。
今でも多分、きっと上手くないけど足はそこそこ速いし身体能力はある…

君代
「……細かくないですか?」

有栖
「う、うーん。
 細かいわよねやっぱりこれ……」

何故か持って来た本人が首を傾げだす。

562 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/26(木) 03:13:15 ID:???
有栖
「で、でもほら!
 経験者よ!それに、身体能力も高いって!」

ふんす、と何が誇らしいのか胸を張る。
そのB…Cカップはありそうな胸、その整ったお顔が可愛らしい。

君代
「……まぁ、経験者なら欲しいのは事実ですが…」
------------------------------------------------
何を言いますか? 【有栖の状態:余裕アリ】

A 「わかりましたよ、体操部行きましょうか」 とりあえず体操部へ行こう。
B 「はい、じゃあ行きましょうね」 と有栖を連れて体操部へ。
C 「……他に居ないんですか?」 するー。
D 「同じ苗字なのは何かあるんですか?」 事情を聞く
E 「何でこんなに細かいんですか……」 呆れる。
F 「今日はもういいです」(ペナ付きながら通常選択へ移行)
(IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します)

563 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/26(木) 03:20:33 ID:???
更新少なくてごめんなさい
今日はここまでです

564 :森崎名無しさん:2012/01/26(木) 03:28:26 ID:FPodcjjE
D
姉妹か親戚かな

565 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/26(木) 03:51:45 ID:???
>>564
そういった推理をしてくださると非常に嬉しいです

566 :森崎名無しさん:2012/01/26(木) 09:57:11 ID:5p8Gdn7g
D

567 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/27(金) 01:55:56 ID:???
D 「同じ苗字なのは何かあるんですか?」 事情を聞く
------------------------------------------------
君代
「同じ苗字なのは何かあるんですか?」

有栖
「……普通、聞く?それ」

気になったのだ。
有栖 涼 と 有栖 桃子。
どちらも同じく有栖姓であった。

チャ・ザ神
「(そう言えば、神主をしている者の名前も有栖 法理…
 有栖姓ですねぇ、恐ろしい話です)」

君代
「(ああ、そう言えば……)」

頭に浮かぶは人畜無害そうな笑顔を浮かべた男性。

568 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/27(金) 01:57:19 ID:???
有栖
「……まぁ、別に、答えなくは無いけど。
 お姉ちゃんよ、私のお姉ちゃん。涼お姉ちゃん」

君代
「血縁関係だったんですか……」

有栖
「まぁ…血縁よ。
 ただ…ここからが問題なんだけど……」

君代
「はぁ」

苦しそうに、有栖が言葉を続ける。

有栖
「私と、菜々子お姉ちゃん…あ、菜々子お姉ちゃんは涼おねえちゃんより上なんだけど。
 はね、イタリアに居たのよ…けど、涼お姉ちゃんは日本に残って体操を続けたの」

君代
「家族がバラバラに生活したんですか?」

569 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/27(金) 01:59:58 ID:???
有栖 桃子に有栖 涼…更に有栖 菜々子。
桃子と菜々子はイタリアへ、涼は日本に残った。

有栖
「まぁ……そうなるわね。
 それで……まぁ、大分離れて、今更話しかけ辛いと言うか……
 共通の話題があればまぁ大丈夫なんだけど、こっちから話しかけるのはどうにも…

 それに、そこまでしてやって来た体操を私が自ら終わらせちゃうのも……」

君代
「それで、その交渉を私にやらせるのはまた酷くないですか…?」

血縁の人でもやり辛い事を、何故他人に頼むのか。

有栖
「だ、だってしょうがないじゃない……
 昔から涼お姉ちゃん、ヘンな事をするクセがあるから部員が避けちゃって。
 今、体操部は涼お姉ちゃん一人だって……」

君代
「………」

570 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/27(金) 02:01:49 ID:???
思わず命は頭を抱えた。
一人しか居ない体操部って何だ、怖い。

有栖
「だ、だから良い機会かなって……
 折角だし、命ちゃんの役にも立つだろうから…

 涼おねえちゃん、変な事する癖はあるけど基本的に素直だし。
 オーバーリアクションで感情の起伏が激しいだけで…」

君代
「それ大分問題じゃないんですかね…?」

有栖
「あ、やっぱり……?
 ホントに悪い人じゃないのよ、口下手だけど……」

君代
「やっぱり問題ですよね……?」

571 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/27(金) 02:03:05 ID:???
聞いた所、どうにも人格に信頼が置けない人物だと言う事が発覚した。

有栖
「最近は月をじーっと眺めてるわ……
 男装する頻度も上がってきてるし…相当参ってるんだと思う」

君代
「なんですかそれ…」

有栖
「涼おねえちゃん、悩むと奇行をするの……」

君代
「ああ、もう……(ゲッソリ)」

聞けば聞くほどげっそりする。
聞けば聞くほど可哀想な人にしか聞こえないでは無いか……。

君代
「身体能力は高いんでしたっけ?

572 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/27(金) 02:04:29 ID:???
兎に角長所だ、長所を聞こう。

有栖
「それは請け負うわよ。
 特に体の柔らかさと、跳躍力はすごいわね……

 サッカーやらせて見たら、空中戦がやっぱり上手かったわ。
 まぁ、けど、本格的にやった事は無いハズだから練習させなきゃだけど」

君代
「ふーむむ……」

先日加入してくださった、【剣立 一馬】先輩位しか空中戦に強い人がいないのが実情。
しかしその先輩は完全に陸上部優先のスケジュール。

サッカー部に正式加入してくれる、跳躍力があり長身の先輩……
ピンズド補強といえば聞こえが良い。

が、どうにも変わり者の香りが漂っている……。

573 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/27(金) 02:06:03 ID:???
さて、どうするか?

-----------------------------------
どうしますか?

A 「引き抜きましょう、有栖さんは待ってて下さい」
B 「引き抜きましょう、有栖さんも一緒に」
C 「家で、有栖さんが直接言うべきですよ」
D 「やめておきましょう……」
((IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します)

574 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/27(金) 02:07:03 ID:???
今日はここまで。
明後日には楽になるはず……

575 :森崎名無しさん:2012/01/27(金) 02:10:46 ID:eB0qDCYA
B

お疲れ様です

576 :森崎名無しさん:2012/01/27(金) 02:29:40 ID:OVZKHDVo
B
いまさら変わり者を嫌ってもしょうがない陣営だしなあ。

577 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 21:18:39 ID:???
B 「引き抜きましょう、有栖さんも一緒に」
-----------------------------------------
君代
「……今更ですよねぇ」

有栖
「へ?」

チャ・ザ神
「(まぁ、そうですねぇ。
 独り言に男装癖に夜行性、全部神様が見えるとか言い出すよりマシです)」

君代
「(ううー、事実だけに言い返せない……)」

神様が見える巫女さんに、オカルト研究会の会長。(レズ気味)
もうこれだけでアウトである、併殺と三振で3アウトチェンジだ。

君代
「(なんだか、こっち来てから変な人ばっかりに逢う気がします…)」

有栖
「もしもーし?」

578 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 21:20:08 ID:???
君代
「おっと……
 そうですね、引き抜きに行きましょう」

有栖
「やった!」

ぴょん、と飛び上がる有栖さん。
金糸の様な髪がきらきら光って可愛い。

君代
「ただし。
 有栖さんも来て下さいよ、約束ですよ」

有栖
「えー。
 うーん…じゃあ、ちゅー……」

君代
「遊んでないで、早く行きますよ」

有栖
「ふええーん!」

579 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 21:23:14 ID:???
唇を突き出してキスをねだるも、命さんこれをスルー。
ぶつぶつと文句を言いながらも素直についてくるあたり可愛い。

有栖
「うー、うー……」

して到着するは、体育館。
とん、とんとーんといった軽快な音が響いていた。

君代
「失礼しまーす……」

体育館に入って見えたのは、有栖さんの顔を精悍に作り変えたような女性。
背はすらりと高く、有栖家特有の物なのか?同じく金糸の様な艶やかな髪を肩まで伸ばす。
パッと見では、男性に見えるかもしれないが…長い髪のお陰か、辛うじてそれを免れていた。

有栖
「ああ…あれよ、涼おねえちゃん」

君代
「……何と言うか、姉妹なのは解りますけど…異性的な風貌ですね」

有栖
「そうなのよねぇ」

580 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 21:26:06 ID:???
二人して見ていると、軽い助走に入った有栖 涼。
軽やかな走りから飛び込み、くるんと空中で体を返しながらの一回転。
そのままバク宙、バク宙、バク宙………。

有栖
「あっ」

君代
「どうしました?」

有栖
「あれ、涼お姉ちゃんの得意技なんだけど……
 偶に止まらなく……」

君代
「えっ」

ごっ。

……そのまま、マットを越え…
くるんくるんと回転したまま壁に衝突して終わった。

581 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 21:29:25 ID:???
君代
「……」

有栖
「……」

しーん。

その場に空白、沈黙が満ちる。
チャ・ザ神様も呆れたのか…声が出ない様だ。


「………」

君代
「あー…えーと……」

有栖
「あー…涼お姉ちゃんはポカやる事多いけど、
 怪我はしないのよねぇ…しても、割と元気だったりするし」

582 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 21:37:23 ID:???
…怪我で済めば良いな、何て。


「……むぅ」

むくり、いきてた。
ふるふるっ、と頭を振ると…こちらに気付いたのか向き直った。


「おや…妹君ではありませんか。
 隣に居るのは…友人か何かでありますか」

君代
「あ……こんにちは。
 有栖さんの友人をしています、君代 命です」

ぺこり。
有栖が裾を掴んでいる。


「なるほど……
 わたくしは2年B組、有栖 涼と言う者であります。
 よろしくお願いしますでありますよ」

583 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 21:38:30 ID:???
す……と無表情のまま、静々とお辞儀をする。
無駄に様になっていて怖い、ホストか何かのようだ。

君代
「な、なんですかあの喋り方、何ですかあの態度」

アリス
「癖なのよ、お姉ちゃんの……」

ささっ、と命の影に有栖が隠れてしまう。
…涼の無表情の様に取れる表情が、小さく曇った。

有栖
「さっ、命ちゃんお願い」

君代
「な、何で隠れるんですか…」

ひょい、とまた小さく隠れる。

584 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 21:39:37 ID:???
有栖
「交渉は任せるって言ったじゃない!」

ふー!と威嚇でもせん勢いの有栖。
ねこっぽくて可愛い。


「……見学に来たのなら、入って来れば良いであります。
 それとも、他に何か用事があるでありますか?」

にゃーにゃーうにゃうにゃ、と言い会いをしているのを見かねたか。
体操着に【2年B組】と書かれている涼先輩が口を出した。

君代
「え、えーっとですねぇ…」


「デートのお誘いなら快くお受けいたしますが」

585 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 21:40:37 ID:???
君代
「えっ」

無表情に聞いてくる涼先輩に、命は……
--------------------------------
どうしますか?(選択肢によって複数回会話可能)

A 現サッカー部ではないサッカー部である事を言い、勧誘する。
B サッカーが出来るかどうか確認する。
C 有栖 桃子に勧誘させる。
D 体操部が一人である事を聞く。
E 「デートって何ですか?」 食いつく。
(IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します)

586 :森崎名無しさん:2012/01/28(土) 21:42:01 ID:kXJw4ugo
D
先にこっちかなあ

587 :森崎名無しさん:2012/01/28(土) 21:43:55 ID:2c7Xgk3k
D
カルメルさんかー

588 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 21:58:03 ID:???
>>575
おやすみだー わーい

>>576
有栖
「なんでよ!」
君代
「元凶はあなたですよ!」

>>586
まぁ、そうなりますかねぇ。

>>587
すいません、シャナは3巻までしか見た事が無いのです…
なのでこの人は、その辺りに全く無関係です。

589 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 22:15:01 ID:???
D 体操部が一人である事を聞く。
----------------------------------
君代
「あのぉ…失礼な話になってしまうかもしれませんが…」


「なんでありますか」

君代
「どうして、お一人しか居ないんですか?ここは……」

聞いた。

有栖
「うわ、聞いた」

聞いた。


「……………。
 体操部に一人しか居ない…それを聞いたのでありますか」

君代
「は、はい」

590 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/28(土) 22:16:04 ID:???
俯くと、その髪のせいで表情が見えなくなる。
何事かぶつぶつと、とんでもない早口で喋っているくらいしか分からない。


「ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ
 ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ
 ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ……」

有栖
「ひにゃぃ!?」

姉の奇行に有栖、慌てて命の背中にくっつく。
そして……
--------------------------------------
先着一名様で
★不幸を外してて良かったね→! card★

ダイヤ→泣きながら飛び掛ってきた!
ハート→無言で崩れ落ちた。
スペード→ぶつぶつと弁解を始めた。
クラブ→理性的に弁解を始めた。

591 :森崎名無しさん:2012/01/28(土) 22:17:17 ID:???
★不幸を外してて良かったね→ スペード2

592 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/29(日) 02:01:59 ID:???
★不幸を外してて良かったね→ スペード2 ★
スペード→ぶつぶつと弁解を始めた。
------------------------------------
俯いたまま…ブツブツと呟く事をやめ、しゃべり始める。


「……違うのであります」

君代
「何がですか……」


「あれは大きな誤解であります……」

そして話し出した。


「元々、ここには
 4人の女子と、一人の男子が居たのであります」

君代
「涼先輩を含めて、6人だったんですか」

593 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/29(日) 02:03:14 ID:???

「…そうなるでありますね。
 ただ……ただ、その男子が問題だったのであります」

君代
「問題?
 女垂らしだとか、そう言った事ですか」

5人の女子に対し、一人だけの男。
その男が女垂らしであれば、問題になるだろう。


「いや、女垂らしではなかったのでありますが……
 天然の女殺しだったから困るのであります……」

君代
「……は?」

有栖
「天然?」

天然の男殺しならここに揃っている。

594 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/29(日) 02:04:42 ID:???

「4人中、4人がその男に惚れたであります……」

君代
「う、うわぁ……」

有栖
「信じらんないわね…」


「ただ……
 その男子は、よりにもよって私に惚れてしまいまして…
 告白までされたでありますよ」

君代
「わ」

有栖
「へぇ!
 で、どうだったの!?ねぇ!」

告白を受け、どんな事をしたのかと期待して有栖が身を乗り出す。
命の鼻腔に、柑橘類を思わせる香りが……

595 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/29(日) 02:07:11 ID:???

「いや、断ったでありますよ」

さっぱり。

有栖
「えっ!?なんで!?」


「そんなの簡単であります、
 男なんて好きじゃないでありますからね」

ちらっ、と何故か有栖、命の順で視線を向けてくる。
……何故か、胸の辺りに強く視線を感じた。

君代
「(ブルブルッ)」

有栖
「あー…わかるわ、女の子の方がかわいいもんねー♪」

596 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/29(日) 02:08:52 ID:???
うんうん、と納得するのは有栖さん。
絶句して氷結するのが命ちゃん。


「……ただ、それのせいでその時の部員全員から敵視されまして…
 オマケにその男子は、これ以上叶わぬ恋を見たくない…とかなんとか言って、

 …そのまま 退 部 してしまいまして……」

君代
「あちゃー…」

有栖
「その男が悪いんじゃない!サイテー!」

ぷんぷん、と理不尽な怒りを男に向ける有栖さん。
どうどう、と背中を擦ってやるとうにゃんとか鳴いた。


「あとはそのまま芋づる式であります……
 一人抜け、二人抜け…どうして男子一人と付き合わなかっただけでこんな…
 わたくしには、心に決めている相手が居るのに…」

597 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/29(日) 02:09:56 ID:???
がっくり、と肩を落とす涼に有栖が駆け寄って抱き寄せる。
よしよし、辛かったわね…だとか話している所を見ると姉妹仲が悪くは見えなかった。

有栖
「よしよし…男なんて皆最低よね、敵なのよね…」

君代
「(…なんか重い話聞いちゃいましたねぇ……)」
--------------------------------
どうしますか?(選択肢によって複数回会話可能)

A 現サッカー部ではないサッカー部である事を言い、勧誘する。
B サッカーが出来るかどうか確認する。
C 有栖 桃子に勧誘させる。
D 「所で、心に決めている人って?」
E 「デートって何ですか?」 食いつく。
(IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します)

598 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/29(日) 02:39:49 ID:???
今日はここまで。

*この物語はフィクションです。
 実際の団体、人物とは何の関係もありません。

599 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 09:28:45 ID:3p+3c2aU
A

600 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 10:47:56 ID:Sjdo4Hkc
A

601 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 00:50:27 ID:???
A 現サッカー部ではないサッカー部である事を言い、勧誘する。
-------------------------------------------------------
君代
「(まぁ、話が真実であれば、この方自身にはそこまで問題無さそうですね…
 ……若干、いや、多分きっと、百合の人ですけど)」

百合の人が今更一人増えても何とかなるだろう、と願い。
心に決めた人って誰なんでしょう、と考えながら……。

君代
「涼先輩、私は現サッカー部とは別口のサッカー部を作ろうとしています。
 そして、ゆくゆくは現サッカー部からグラウンドを奪って主流になろうと思っています。

 ……力を貸していただけませんか?」


「?」

心底不思議そうな顔で、首を傾げられた。

君代
「えっ、そこで首を傾げるんですか」


「いや……少々以外だったからでありまして。
 ……ふむ、なるほど、ふむ」

602 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 00:51:43 ID:???
有栖
「な、なによぅ」

じろじろ、と無遠慮に妹の体を検分した後に命に向き直る。


「君代様、わたくしとちょっと来て欲しいであります。
 ……取引をしたいのでありまして」

チラッ、チラッと妹である有栖 桃子を見ながら傅き手を差し出す。
……まるで姫と踊ろうとする王子の様だ。無駄に様になっている。

有栖
「あっ、命ちゃんに手を出しちゃダメよ!わたしのなんだからねっ!」


「 わ た く し は 
 取らないでありますよ、大丈夫であります」

フワサァッ、と肩まで伸ばした金髪を掻き揚げながら答える。
気障っぽいが、様になるのがイヤだこの先輩。

603 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 00:54:37 ID:???

「さて、付いてきてくれるでありますか?
 五分も掛からないでありますし、貴女様の尊厳を傷つける事もないかと考えているであります」

君代
「えーと」

じっ、と宝石の様な目で顔を覗き込んでくる涼先輩に、
命の返答は……。
----------------------------------------
どうしますか?

A 受ける。
B ここで良いんじゃないですか?と答える。
C 断る。
(IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します)

604 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 00:55:30 ID:fz2mwgKk
A
据え膳くわぬは何とやら

605 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 00:56:09 ID:MESxPkOs
A

606 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 01:04:14 ID:???
>>604
有栖
「全くその通りよね!」

「明らかな毒膳はダメでありますよ」

607 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 01:39:02 ID:???
A 受ける。
---------------------------------------
君代
「ええ、良いですよ」

肯定であった。
ここで妙な事をやるなり言うなりされれば、その場で突っぱねれば良いだけである。


「ではこちらに……」

有栖
「あっ、わたしもー!」

くい、と優しくエスコートされる命に着いて来ようとした有栖に、
姉である涼が妙に艶のある声で答える。


「妹君様、でばがめ……でありますか?」

有栖
「うひ……わ、わかったわよ。
 い、いたくしちゃだめよ?」

608 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 01:44:49 ID:???

「こころえているであります」

君代
「ちょっと!?
 何の話ですか!ねぇ!?」

強烈に嫌な予感を背筋に感じながらも、するすると連れ去られる命ちゃん。
……ここに至ってもチャ・ザ神様の声は無かった。

………
……
…。

日陰の体育館裏。
夏の日陰は、小虫さえ気にしなければ涼しくていい場所だ。


「さて……。
 実はこんな所に呼び出したのは、妹君様……
 桃子様に聞こえない所に行きたかった、と言う事であります」

目的を明かす涼先輩。

609 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 01:47:19 ID:???
君代
「?
 ……有栖…あ、桃子さんに聞かれるとまずいんですか?」


「有栖、と呼ぶとあの子は喜ぶでありますよ……
 …ええ、妹君様に聞かれるのは、あまりよろしく無い話であります」

そう、前置きをしてから語り始めた。


「妹君様は過去に、長女たる姉方…
 いや、【有栖 菜々子】様とイタリアでチームに所属をしていたであります。
 そして、半年ほど前に日本に帰ってきたのであります」

君代
「カルチョの国、イタリアですか!?」

びっくり。
サッカーの強豪国の一つであるイタリア、その国でプレーしていたのだと言う。
それならば…日本で完全に無名であっても、あの実力を持つ理由が納得できる。

610 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 01:54:48 ID:???

「しかし……姉方様はその才能が元で、体を壊してしまったのであります。
 今となっては、ある程度運動もこなせるまでに回復したのではありますが……

 チームからは、妹君もろとも放り出されてしまったのであります」

君代
「クビ……ですか」


「……ええ。
 怪我持ちの若手なんて飼う余裕は無いでありましょうし、
 人生を棒に振る前に、違う道へ進めという温情もあったでありましょうが…」

ぐぐっ、と拳に力を込めながら涼先輩が続ける。


「……妹君様はその、姉方様の事でチームメイトと強く衝突していまして…
 ストッパーとなっていた姉方様を切る以上、同時に切る必要があったと聞いているであります」

君代
「有栖さんが、衝突していた…」

気まぐれなねこのようでいて、気性の激しさを時折見せる有栖さん。
衝突を起こす…と言うのも頷ける。

611 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 02:01:11 ID:???

「ええ。実際、かなり失意の中の帰国でありました……。
 その後、てっきりサッカーから離れていたと思っていたのでありますが…」

君代
「え、えっ…サッカー、やめちゃってたんですか?有栖さん…」


「ええ、わたくしの記憶では。
 少なくとも、日本で練習している姿は見た事が無いであります。

 ……ただ、最近頻繁に出かけているので、走り込み位はしているのかも知れないではありますが」

有栖さんは、練習を断っていた……?

君代
「それにしては…動きにキレがありました、が……」

思い出すのは、キレがあり基礎の固まったドリブル。
一級レベルの動きをしていた。


「ふむ……?

 まぁ、前置きはこんな感じでありまして…わたくしの要求は一つであります」

612 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 02:06:14 ID:???
すっ…と居住まいを正し、真っ直ぐに命の目を見据える。

君代
「(ゴクリ)」


「……きっと、妹君様はご迷惑を掛けるとおもうであります。
 昔からは考えられない位、意地っ張りで自己顕示欲が強くなってしまったであります…

 きっと言う事なんか聞かないでありましょうしスタンドプレーにすぐに走ると思うのであります
 どんな時でも妹君様一人で突っ走ることもあるでありますしきっとパスは相手の事なんて欠片も考えない
 自分勝手で強烈で強引なパスを出すであります守備には興味を持たずチームの為に走ることも無く
 ドリブルは派手で見栄えが良くても長続きせずすぐに囲まれて奪われてしまうかも知れない
 筋力も体格相当なのに無理矢理強烈なシュートを撃とうとするかも知れない
 練習では適当おざなりなプレーをするかもしれないであります!

 でも、でも、きっと、きっと……
 妹君様は、元の優しくて、可愛い妹に戻る筈であります。
 だから…だから、妹君様を除名する事だけは止めて欲しいのであります!」

マシンガンの様に喋り、
がばっ、とその場で土下座を始める涼先輩。
ほぼ初対面の相手にも、躊躇い無く土下座した先輩に慌てて駆け寄る。

君代
「ちょっ……!
 やめてください、頭を上げてください!」

613 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/30(月) 02:12:07 ID:???

「叱ってあげても良いであります!
 けれど、けれど見捨てないであげないで欲しいのであります……!

 …それさえ守っていただけるのであれば……
 この【有栖 桃子】が姉、【有栖 涼】……この身、名に賭けて。
 そちらの手伝いを、全力で行わせていただくであります……!」

……顔を下げたまま、震える様な声色で、血を吐く様に言い切った涼先輩。
それきり、何も言わず頭を下げたまま…ボールはそちらに渡した、決断は任せると言わんばかりであった。

君代
「(【有栖さんを除名しない】これが有栖 涼先輩の条件……)」
-------------------------------------------------------
どうしますか?

A 「わかりました、見捨てないと約束しましょう」
B 「…すいません、やめておきます。あまりに重くて…」
C 「チームの和が壊れる様なら、除名もありえますが…それでも良いですか?」
D 「…菜々子さん、と言う方もサッカーが出来るんですよね?その方もお願いします」
E 「えい」 緊張をほぐすべく胸をまさぐってやる。
(IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します)

614 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 02:14:11 ID:fz2mwgKk
A

615 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 06:02:17 ID:KP3ItKOo
A

616 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/31(火) 01:54:36 ID:???
「エクスプローラー は動作を停止しました」

と言うバグでPCが動かなくなっていました。
解決、長すぎるファイル名が原因でした。

617 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/31(火) 16:14:42 ID:???
A 「わかりました、見捨てないと約束しましょう」
------------------------------------------
君代
「……わかりました、見捨てないと約束しましょう」

そもそも、戦力的に外せない。
パスを出せる人物が命、有栖…本加入していない人を含めるなら菱形先輩しかいない。
(その菱形先輩はメンタルに不安があるのだが……)

君代
「(そう考えると、やはり道は遠いですね……
 GKもまだ決まっては居ないですし……)」


「……それでは。
 わたくし、【有栖 涼】はサッカー部に転部し……
 サッカー部のために活動を開始するであります。

 末永く、宜しく願うでありますよ」

君代
「こちらこそ、よろしくお願いしますね」

618 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/31(火) 16:17:40 ID:???
涼がスッ、と伸ばした手を命が取る。
キメ細やかで、絹の様な肌触りが優しかった。

君代
「……ちょっと、ボール遊びでもしていきますか?
 どれくらいやれるか、見てみたいですし」


「良いでありますよ……
 ただ、あまり期待はなさられないよう願うでありますが」

そうして、マットの上ですやすやと寝ていた有栖さんを起こし。

有栖
「へっくち!」

有栖のシンガードを涼に貸し、軽くボールを使った遊びが始まった。

君代
「大体で構わないのですが、涼さんはどんな事が得意ですか?」

君代が問うと、涼は淀み無く…考えることも無く答える。

619 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/31(火) 16:19:22 ID:???

「わたくしは、
 "飛ぶ事"には自信があるであります」

君代
「成程……私は苦手なんですよね、背が低いから…」


「可愛くて良いではありませんか」

有栖
「そうよそうよ、小さい方が良いわよ」

涼が傷ついた。
がっかりしている。

君代
「では…空中の競り合いをやってみますか?」

ほい、と有栖にボールを手渡しながら軽く屈伸。
ハイボールの競り合いを見てみよう、と言う事だ。

620 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/31(火) 16:20:25 ID:???

「それでは…高い球をお願いしたいであります」

有栖
「ん、高い球ね」

君代
「了解しましたよ
 (言葉通り空中戦に強ければ、センターバックが埋りますかね…?)」

小回りの効く選手は多いが、縦に強い選手が居ないのが現状。
その穴を埋めるピースとなってくれれば良いのだが……。

有栖
「んじゃ上げるわよー!
 涼お姉ちゃん、サッカー久しぶりだと思うけど怪我はさせないでね!」


「大丈夫でありますよ ……多分」

君代
「えっ」

不吉な会話の中、ボールが宙に上げられ――跳ぶ!

621 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/31(火) 16:22:35 ID:???
先着2名様で
★君代 "高いせりあい" 14+(! card)=★
★涼 "ムーンサルトクリアー" 21+(! card)=★

【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】

≧2→命ちゃん、まさかの勝利
=1→ボールはこぼれ球に! 引き分け。
=0→ボールはこぼれ球に! 引き分け。
=−1→ボールはこぼれ球に! 引き分け。
≦−2→「――月光に、誰が触れられるでありましょうか?」

【補足・補正】
接触プレイ時は攻撃側がクラブを出し、守備側もクラブを出した場合、カード出目の悪い方がファールになります。
その際、キャプテン森崎のルールに従って選手が怪我をする事があります。
!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。結果確定でも引いてください。
(ageでもsageでもかまいませんが、順番厳守です。)

622 :森崎名無しさん:2012/01/31(火) 16:24:41 ID:???
★君代 "高いせりあい" 14+( ハートA )=★

623 :森崎名無しさん:2012/01/31(火) 16:24:49 ID:???
★君代 "高いせりあい" 14+( スペード2 )=★

624 :森崎名無しさん:2012/01/31(火) 16:25:54 ID:???
★涼 "ムーンサルトクリアー" 21+( ダイヤ9 )=★

625 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/01/31(火) 16:26:01 ID:???
【広告】
ツイッターのハッシュタグ、#capmori をコンゴトモヨロシク。
動画は作れないので、こっちでで宣伝活動をするよ。

626 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/01(水) 03:15:06 ID:???
本日夜更新予定。

627 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/02(木) 00:44:57 ID:???
★君代 "高いせりあい" 14+( ハートA )=15★
★涼 "ムーンサルトクリアー" 21+( ダイヤ9 )=30★

≦−2→「――月光に、誰が触れられるでありましょうか?」
-----------------------------------------------------
バンッ!

君代
「身長だけで空中戦はさせませんよ!」

空中戦は苦手だがそうも言ってはいられない、
スピードを活かして少しでも早く有利な位置へと命が飛ぶ。

―――しかし、彼女の動きは遥か上だった。


「月光は冷たく在りて身を照らす―――」

トッ―――

君代
「ふぇ!?」

628 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/02(木) 00:46:43 ID:???
涼が命の肩を土台にし、くるんと逆立ちをするかのように体を動かす。


「斯様な月光、何故触れる事が出来るでしょう?」

クルンッ、バシィィィッ!
異様に派手な動きに、いかにもな恥ずかしい台詞と共にボールを蹴り飛ばす。
……完全に命の負けだった。

有栖
「あー、涼お姉ちゃん。
 ……あそこまでやる事無いのよ?」


「えっ……」

君代
「そうですね…完全に体力の無駄です」


「………」

629 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/02(木) 00:47:50 ID:???
涼の、あまりに無駄な力を使ったプレーには注文が飛んだが。

System
【"冴冴月光"有栖 涼】が加入しました。
能力値が判明しました。

有栖 涼
ド パ  シ  タ  カ  ブ せ  総 高/低   ガッツ 
15 9  16  15 13  9  17  94 3 / 2  500/500
スキル
ムーンサルトクリア(高クリア力+1)ガッツ80消費
ムーンサルトパスカット(1/4でパスカット時+4)
ムーンスラッシュ(1/4でタックル時+2)
ムーンスライス(高空シュート+2)ガッツ消費120

君代
「まーたパスが絶望的な方が……」

有栖
「シュートが思ったよりも上手かったし、なんとかなるわよ」

……涼先輩の頬に、小さな涙が見えたのは気のせいだと思いたい。

630 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/02(木) 00:53:40 ID:???
【中学一年生】 【6月前半】【休日】 【残り神力:40】
--------------------------------------------
君代
「……うーん」

自宅で、今いる仲間でチームを作ってみようとするのだが…
どうやっても形にならない、そもそもが正GK不在なのだから。

君代
「…止めましょう、不毛ですね。
 兎に角今足りないのは、GKに…安心してボールを預けられるMFですか。
 無いものねだりになりますねぇ……」

どうしようもないので、今日のやる事を考え始めたのだった。
---------------------------------------------------
A 休みでも部活はやってる、【諏訪社中学校】に行こう!
B 今日は【神事】と行こう!
C そうだ【御守作成】をしよう。
D よし、諏訪温泉に行こう!
E 【南諏訪浜中学校】に行ってまた練習しよう。
(先に二票入った選択肢で進行します)

!注釈を出すまで投票はお待ちください!

631 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/02(木) 00:55:05 ID:???
!注釈!
仁科 美月→A D E に誘えます
有栖 桃子→A D E に誘えます
橘 風華→  A D E に誘えます
有栖 涼→  A D E に誘えます
菱形 咲夜→A E   に誘えます
剣立 一馬→A     に誘えます
神戸&涌井→A     に誘えます

投票例
【仁科 美月】と【有栖 桃子】をAに誘いたい場合は
A 美月・有栖   …と、そんな感じにお書きください。

632 :森崎名無しさん:2012/02/02(木) 01:00:32 ID:cLhT36Rk
B
一応やっておきたいかな、念のため

633 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/02(木) 03:20:30 ID:???
今日はここまで。

634 :森崎名無しさん:2012/02/02(木) 05:17:29 ID:1FkUTkm+
B

635 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/02(木) 14:39:50 ID:???
B 今日は【神事】と行こう!
-------------------------------------
君代
「…そう言えば、チャ・ザ様の声がさっぱり聞こえませんね……
 心配ですし、神事をしますか……」

いそいそと神事用の紅白装束に身を包み、神事の準備に入る命。
その間もチャ・ザ神様の声は聞こえて来ず、不安を煽るのであった……。
--------------------------------------
先着3名様で
★不幸じゃない、命ちゃん→(! card)★
★実は弱ってる、チャ・ザ様→(! card)★
★来客だ→(! dice)★

【補足・補正】
命の絵柄が【ダイヤ】の際、【オカルト知識】の効果で【+2】されます。
チャ・ザ様と命ちゃんの絵柄・数値が一致すると、追加で【+3】されます。
全ての判定合計値が、神力に加算されます。

636 :森崎名無しさん:2012/02/02(木) 14:40:34 ID:???
★不幸じゃない、命ちゃん→( クラブQ )★

637 :森崎名無しさん:2012/02/02(木) 14:42:43 ID:???
★実は弱ってる、チャ・ザ様→( スペード4 )★

638 :森崎名無しさん:2012/02/02(木) 14:43:46 ID:???
★来客だ→( 4 )★

639 :森崎名無しさん:2012/02/02(木) 20:32:00 ID:???
ふと思ったんだが神事やってるところを見られたらヤバイよな

640 :森崎名無しさん:2012/02/02(木) 20:48:30 ID:???
別に目に見えて超常現象おきなければ大丈夫じゃね?

641 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/03(金) 02:13:52 ID:???
>>639 >>640
君代
「その為の鍵ですよ」

実際問題、鍵をこじ開けられても居るのは汗を全身から流しながら
静かに瞑想と言う名の気絶のような何かをしている少女が居るだけです。
呼ばれるのは救急車で済みます。

642 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/03(金) 03:48:33 ID:???
★不幸じゃない、命ちゃん→( クラブQ )★
★実は弱ってる、チャ・ザ様→( スペード4 )★
★来客だ→( 4 )★

→+20!
----------------------------------------------
【中学一年生】 【6月前半】【休日】 【残り神力:40】
--------------------------------------------
君代
「ん、ア、あ、あ、あああ、ああああああーッ!!!」

…甲高い嬌声と共に集中に入った命は、また意識を飛ばし…
意識が帰ってきて、また白無垢が汗まみれで張り付いた不快感と
共に久々なチャ・ザ神様の声を聞いたのだが…それがその第一声である、ドン。

チャ・ザ神
「(しぬかとおもいましたよ、命……死んでますけどね私)」

なんて弱気な神でしょう!

君代
「あー、すいませんでしたチャ・ザ様……」

チャ・ザ神
「(ちなみに40は有事の際、1桁%ほどですが即死圏内なんですよ命)」

643 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/03(金) 03:52:23 ID:???
君代
「えっ」

衝撃の事実。
命の頭上に死兆星が輝いていたのだった!
今はもう消えた。

チャ・ザ神
「(出来れば40にはいかない方が安全ですねぇ…)」

君代
「留意しますね……」

よっ、と言いながら立ち上がり張り付いた生地を肌からぺりりと剥がして神殿の外へ。
なまぬるい風が今は心地よい。

君代
「…そう言えば、七月から夏休み。
 それまでに形にしたいですね…サッカー部」

すっかり忘れていたが、後一月で夏休みだ。
GKも居なければパスを回せる人も居ない、地獄である。

644 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/03(金) 03:53:47 ID:???
君代
「はぁ」

ため息をついた所に、とっとっと……と軽い足音が響く。

有栖
「へぇっふー!
 みっことちゃん、いるー?」

チャ・ザ神
「(ああ、この声は有栖 桃子ですね…)」

君代
「(わかってますよ、チャ・ザ様)
 はーい、有栖さんですかー?」

有栖
「そうよ!有栖ちゃんよぉーっ!」

境内に、一際目立つ容貌をした少女―――有栖 桃子が手を振っていた。
ぴょんぴょん、と飛んで目立とうとしているのが可愛い。

645 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/03(金) 03:57:05 ID:???
有栖
「うわぁ、何その格好!
 かわいい!ミコさん!」

君代
「えー…今着替えようとしてたんですよ」

有栖
「え、もったいない」

多少乾いたが、性的な雰囲気を醸し出す半透け濡れ濡れ巫女装束は危ない。
それを理解している命は着替えようとしたのだが、有栖が待ったをかける。

有栖
「そうだ!
 その着替える服、私に貸してよ!着てみたい!」

君代
「えー……
 (いいんですかチャ・ザ様、そんな事して…)」

巫女服を着たい、とはしゃぐ有栖に命がチャ・ザ神様へと伺いを立てる。
その結果は…

646 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/03(金) 03:59:19 ID:???
チャ・ザ神
「(着るだけなら構いませんよ、それで商売をするとか言った事では無いでしょう?
 いえ、ご利益としては間違っていない気もしますが…)」

君代
「(あ、いいんですか…)
 わかりました、どうぞ」

有栖
「わーい!」

……金髪と紅白装束は似合わない、と思っていたが。
有栖さんのように、奇跡的な美人と組み合わせると…
多少の違和感なんかどっかにすっ飛んでいくのだな、と納得させられてしまった。

有栖
「どぉ?似合ってるでしょ!」

にゃん、と何故か猫のまね。でも可愛い。

チャ・ザ神
「(いいですねぇ)」

647 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/03(金) 04:00:32 ID:???
有栖
「ふっへへ、いいわねこれ。
 しばらくここに居させて貰おうかしら、うふへへ」

君代
「どうしてまた…」

有栖
「だって、この格好でここの外に出ても変じゃない?」

君代
「……一理あってもう」

チャ・ザ神
「(道理ですねぇ…)」

余談だが、有栖さんが境内にいる間。
参拝客が気持ち増え、神力は大きく回復したのだった。

君代
「複雑ぅ……」

648 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/03(金) 04:02:12 ID:???
体力と気力が切れたので今日はここまで……

話が6月後半に入り、一気に動くのでご注目!
ほんとに!ゆったりすぎる流れはそろそろ終わります!

649 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/05(日) 01:20:03 ID:???
【中学一年生】 【6月後半】【学校】 【残り神力:60】
--------------------------------------------
System
【有栖 桃子】&【?? ???】イベント発生。

その影は、今週もやって来た。

有栖
「へぇっふー!
 みっことちゃーん!」

君代
「わ。ま、また来たんですか?」

するん、と腕を首に回して抱きつかれる。
連日やって来る有栖 桃子の姿に、
クラスでは怪しい関係なのではないかと言う様なひそひそ話が漏れ聞こえる。

有栖
「んえへへ……
 いい話があるのよみっことちゃん」

君代
「いい話、ですか?」

650 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/05(日) 01:24:10 ID:???
くい、と首をかしげる命に、有栖が続ける。

有栖
「そうよ!
 私の【シスターズ】から3人、サッカーやっても良いよって子が居たの!
 ……けど、どうするかは命ちゃんに見て欲しいのよ」

君代
「よ、四人ですか。
 今は確か…私、有栖さんにお姉さんの涼さん。橘さんに美月ちゃん…
 剣立先輩に、菱形先輩で…3人加えれば10人になりますか」

野球部である涌井&神戸先輩もいざと言う時には参加してくれる。
これだけ居れば、サッカーが出来るのだ!

有栖
「で、今からルールとか教えたりする訳なんだけど……
 めんどくさいからそれもみっことちゃんにお任せぇ」

君代
「めんどくさいって、言い切りましたね」

有栖
「めんどくさいもん」

651 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/05(日) 01:27:02 ID:???
頭を抱える命。
……しかし、その人員を連れて(?)来たのはこの少女。
はてどうするか……

君代
「(…本当に"素直で可愛い"妹だったんですかねぇ)」

有栖
「んー?なぁに、私に見とれちゃった?」
----------------------------------------------
どうしますか?

A 「わかりました、行きましょう」 選考に行こう
B 「有栖さんも来ましょうね」 らちだー
C 「すいません、用事があるので…」 学校パートに移行
D 「有栖さんがやっておいてくださいよ、有栖さんのシスターズ?ですよね」
E 「シスターズって何ですか?その子たちは可愛いんですか?」
(IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します)

652 :森崎名無しさん:2012/02/05(日) 01:29:12 ID:1z0Zo+s2
B

653 :森崎名無しさん:2012/02/05(日) 01:38:23 ID:6lVEm0jk
B

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