キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 最新50
【再会?】ファイアーモリブレム41【再会!】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/19(金) 12:38:05 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

マケドニアの国境を守るのは反乱軍副将であるルーメル将軍。
彼は前大戦であの草原の狼ことハーディンを討ち取り狼騎士団を壊滅させた出世頭だった。
ナイトキラーの異名を持つ彼の槍捌きは凄まじく、アリティア近衛騎士クリスの若い命を呆気無く散らせた。
悲しみにくれる間もなく、マルス達はニーナ王女からリンダの手によって『ファイアーエムブレム』を託される。
異界の英雄という立場を乗っ取り、皇帝として君臨しているラムカーネの暴挙は止めるためにも、
森崎たちは一刻も早くミネルバを救出し、マケドニアの反乱を収めることを決意する。

そしてオランダのアムステルダムの街でも、謎の影の暗躍が見え隠れしている。
人為的に『倍速移動』の力を与える実験のため、怪しい薬品を開発している謎の組織。
仮面の男の正体は?イスラスは暗黒の力から逃れられるのか?そして決起に震えるビクトリーノの意地と誇りの行方は?
『倍速』と言う名の運命に立ち向かう男たちの戦いは、アヤックススタジアムで火蓋を切る。


☆前スレ
【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1346265701/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html

388 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 16:19:57 ID:4eOubN+w
G

389 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 22:03:43 ID:???
>G ガトー司祭が生成した闇を払う呪文『スターライト・エクスプロージョン』


森崎「俺が一番好きな魔法といえば、やっぱりあれだ。スターライト」

自分の才能を伸ばし、支え続けてくれた『星のオーブ』の力。
邪な気を吹き飛ばし、人の本質を映し出す『光のオーブ』の力。
この2つの力が合わさり生まれた、光と星の爆発魔法。スターライト・エクスプロージョン。
ガーネフの持つ『マフー』の効果すらかき消す凄まじい魔力の波動は見た目、威力共に素晴らしい。

森崎「ガーネフとの戦いの時に見たあの星の煌めきは多分一生忘れないだろうなぁ。
   (もっとも、あの星の爆発を受けてもガーネフの野郎は生き延びていやがったんだが)」

マルス「そういえばあの呪文の使い手を選ぶために、君に相談を持ちかけたこともあったね。
    あの時は辛い選択を任せることになってしまってすまないと思っている」

親友の姉であり、想い人でもあるエリスを救うために魔導の腕を鍛え続けたマリク。
最愛の父親を奪った仇敵を打ち倒すために魔術の技を磨いてきたリンダ。
両者とも素晴らしい魔導使いだったが、結局森崎の判断でリンダに託すこととなったのだ。

中里「ぬう……どちらにも譲れぬ信念があったということか。
   恋人と父親。どちらとも大切な者のため、その魔法の習得に励んだわけでござるな」

シェスター「ま、俺も森崎の立場だったら間違いなくリンダちゃんに渡したかなぁー。
      父親のために健気に頑張ってきたんだろその子?泣けるじゃないの」

森崎「お前の場合は単純に相手が女の子だからってだけだろうが」

シェスター「……テヘ、バレた?」

マルス「ガトー様の話では、その呪文の生成のためにオーブの力が膨れ上がり破裂してしまったんだ。
    この『星のタウルス』のように小さな欠片となって大陸中に散らばっているらしいんだ」

390 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 22:04:51 ID:???
シェスター「なるほど、つまりそのかけらを全部集めればどんな願い事でも一つだけ叶うってことか!?」

森崎「それなんてドラゴンスフィア?」

中里「つまりその『かけら』には強力な呪文を生成するだけの力が備わっているということでござるか。
   (『光のオーブ』と『星のオーブ』か。そういえばあの秘術書にも似たようなことが書かれていたような…?)」

途中でジャパニーズアニメの話に脱線しつつも、森崎たちは異界の話題で終始盛り上がった。

※シェスター、中里のかけらが回復しました




中里「それじゃあ明日の試合、頑張るでござろうな!」

シェスター「あのクライフォートって奴のパスは俺が全部カットしてやる。
      だから森崎。お前も相手のシュートを全部止めるつもりでいろよな!」

森崎「ああ。遠征試合の大事な初戦だ。絶対に勝とうぜ!」

明日の試合の健闘をシェスターたちと誓う森崎を見て、マルスはどこか安心したような顔をする。

マルス「よかった。君はドイツでもうまくやってるみたいだね。
    こうして君が仲間たちから信頼されている姿を間近で見ることができてホッとしてるよ」

森崎「なんだよ、俺ってそんなに信用なかったのか?暗黒戦争で同盟軍を指揮してきた手腕を見くびってもらっちゃ困るぜ」

マルス「ハハッ、確かにそうだったね。同盟軍内でも、君は皆に好かれている素晴らしい指揮官だった」

森崎「そうだろそうだろ。ま、俺ほどの実力があれば周囲から信用されるのは当たり前だけどな!」

391 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 22:06:20 ID:???
マルス「(君は自分では気付いてないみたいだね。君への信頼は『強さ』に裏付けられたものだけじゃない。
    そう。星のオーブなんかに支えられなくても眩しいくらいに輝いている君の本当の『才能』が……)」

周りの輝きがあまりにも強すぎるから、自分の放つ輝きには気づけなくて。
だから周りを暗くしないと心細くて不安になってしまう君の気持ちは分からなくはないけれど。
いつか、そんな必要がないってことを君自身が気づいてくれる日がきっと来ると思うから……。

森崎「ん?なんか言ったかマルス」

マルス「いや、なんでも。……それより、向こうのロビーが何だか騒がしいね」

森崎「確かに。アヤックスの連中が何人か集まってやがるな。何かあったのか?」

つい先日、泥棒が入り込む騒ぎがあったばかりであり、何かと物騒なこともある。
騒ぎの原因は何なのか、森崎は近くにいる人に事情を聞くことにした。

392 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 22:07:58 ID:???
★誰がいる?ブレーメン組→! card
誰がいる?アヤックス組→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

【ブレーメン組】
ダイヤ→シェスター
ハート→マーガス
スペード→ブローリン
クラブ→中里
JOKER→全員

【アヤックス組】
ダイヤ・ハート→クライフォート&三杉
スペード→リブタ&ディック&ドールマン
クラブ→クリスマン&カイザー&レンセンブリンク
JOKER→全員

393 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 22:13:09 ID:???
★誰がいる?ブレーメン組→ ハート4
誰がいる?アヤックス組→ クラブA

394 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 22:15:32 ID:???
そうか騒ぎの原因はマモノさんだったのか

395 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 22:17:38 ID:???
マモノ分岐といえば現在2位の人物の乱入ですね分かります

396 :森崎名無しさん:2012/10/29(月) 09:28:32 ID:???
>>395
そして今は単独一位…

397 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/29(月) 14:35:26 ID:???
>>394-395
不安な予感がビンビンするような引きですね…。
>>396
彼(彼女かも?)だけでなく、フェザーやエルカイトの動物トリオが大健闘してますねw
===========
★誰がいる?ブレーメン組→ ハート4→マーガス
誰がいる?アヤックス組→ クラブA→クリスマン&カイザー&レンセンブリンク ★


マーガス「よぉ、森崎じゃないか。こんな夜更けに男連れでどこに行くんだ?」

シャワーの帰りなのか、ほのかに湯気が立ち上るラフな格好のマーガスに騒ぎの事情を尋ねる。

マーガス「それが、ビクトリーノの姿が見当たらないんだよ。明日の試合について相談しようと思ってたんだが」

森崎「なにィ?ビクトリーノがいないだって?」

クリスマン「アイツなら夕食後、血相を変えて大慌てで出かけて行ったぞ。
      丁度このロビーでミーティングをしていたから、外に出ていくのを見たんだ」

マーガス「はぁ?出かけるならせめてどこに行くかくらい伝えておけっての!」

マルス「雨は相変わらず強くなってきているし、特に連絡も無いのだろう?少し心配だね……」

レンセンブリンク「いないといえば、うちのイスラスも姿も見えないんですよ」

カイザー「困ったなぁ。イスラスとのコンビ技のチェック、今夜中にしておきたかったんだけど」

どうやらこの時間帯にもかかわらず、イスラスとビクトリーノがどこにもいないという。

マーガス「なぁ森崎、この間の泥棒騒ぎのこともあるし何だか嫌な予感もする。
     よかったらあの二人を探すのを手伝ってくれないか?」

398 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/29(月) 14:37:02 ID:???
☆どうしますか?

A 寮の中や施設を探してみよう
B 外に探しに出てみよう
C 面倒なので断る

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

399 :森崎名無しさん:2012/10/29(月) 14:49:19 ID:XUxCbfZk


400 :森崎名無しさん:2012/10/29(月) 14:49:53 ID:6k7IwezA
B

401 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 15:52:01 ID:???
>B 外に探しに出てみよう


森崎「クリスマン、ビクトリーノは外に出たって話だよな」

クリスマン「ああ。夕食後のミーティング後だから…夜の9時過ぎ辺りだったかな?」

マルス「丁度シェスターたちの部屋にいた頃だね。彼はこの大雨の中、いったいどうして外に…?」

森崎「そんなに遠くには行ってないはずだ。あいつが行きそうな場所を片っ端から探してみよう」

レンセンブリンク「待ってください。もしかすればもう帰ってきているかもしれません。
         ここは二手に分かれましょう。森崎くん、君は僕達の中から2人連れて外を探してきてください」

森崎「2人か。それじゃあ…」


☆誰を連れていきますか?

A マーガス
B クリスマン
C レンセンブリンク
D カイザー
E マルス

※上記の中から2名選んでください。
『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

402 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 16:03:47 ID:gPuorcR2
AE

403 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 16:14:42 ID:HfwWt1cg
AE

404 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 17:16:18 ID:???
A マーガス
E マルス
===========
マーガス「げぇっ!せっかくシャワー浴びたばかりだってのにまたずぶ濡れになれと?」

マルス「しっかり雨対策をしてからいこう。風邪を引いて明日の試合に影響が出ると本末転倒だ」

クリスマン「それじゃあ俺たちは寮内を調べるよ。もし見つかったら連絡するぜ」

森崎「ああ、頼んだぜ」

森崎はマーガスとマルスを連れて、外へと出る。
バケツをひっくり返した豪雨は、思わず建物へと引き返したくなる衝動に駆られるが、
それだけビクトリーノへの心配も募ってくる。3人は傘の悲鳴の音を聞きながらビクトリーノを探しまわる。

マーガス「しっかし、このアムステルダムに来てからトラブルに巻き込まれっぱなしだよな俺ら」

マルス「そうなのかい?」

森崎「泥棒を追いかけたり、麻薬偽装のお菓子を見つけたり、イスラスが車に撥ねられそうになったり…
   結局まともに練習できたのって今日の午前中くらいだったなぁ」

マーガス「その練習だってペアを組んでの格闘大会とかだろ?
     ホントならじっくり試合に合わせて調整したいところなんだけど…
     でもまぁ、こういう体験ってのも何だか冒険してるみたいで楽しいかな?」

森崎「へへっ、違いねぇ。この先もきっとハプニングだらけの世界遠征になりそうだぜ」

マルス「(この世界では僕達が生活しているアカネイアでは体験できない色々なことがある。
    僕も彼らのように、この世界の様々な事柄を精一杯楽しもう)」

405 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 17:17:28 ID:???
靴が徐々に濡れ、足元が気持ち悪くなってくるこの一瞬すらも気の合う仲間たちとなら平気だ。
鞄で雨をしのぎつつ家路を急ぐ者や、盛大に水たまりを道路脇へ跳ね飛ばす乗用車。
細長の箱のような見慣れない建物に囲まれるこの街の中心で、
マルスはこの時だけ、アリティアの王子という肩書きを降ろし一人の青年として駆けていく。

森崎「(さて、探すにしても闇雲に探しまわるよりどこか具体的な場所を決めたほうがよさそうだな。)」


☆どこを探しますか?

A おしゃれなカフェ
B 素敵なビーチ
C 広いショッピングモール
D 綺麗な美術館
E のどかな公園
F 騒がしい警察署
G 怪しい廃ビル

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

406 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 17:18:40 ID:J1TAN65E
G

407 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 17:27:58 ID:pRgD7Hys
G
マルスがいればなんとか…。

408 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 18:22:00 ID:???
>G 怪しい廃ビル


森崎には一つの不安があった。今日の午後、警察から逃げ出した
例の泥棒が入り込んだ廃ビルの中で聞いた怪しい科学者たちの会話の内容だ。

森崎「(確か奴らは『倍速』で走る人間を探していたはずだ。
   ビクトリーノは誰もが認める俊足選手。倍速ドリブルもお手のものだった)」

もしもビクトリーノが彼らの手に落ちたのならば大変だ。
明日の試合どころか今後のブレーメンのチームにとって大きな損失になるだろう。

森崎「ビクトリーノのいる場所に俺に心当たりがある。
   だが、そこはかなり危険な場所かもしれない。……ついてきてくれるか?」

マーガス「何言ってんだ。ここまで来て引き返せるかっての」

ビクトリーノ「彼はチームメイトというだけでなく大事な友人だ。見過ごす訳にはいかない」

森崎「オーケー。それじゃあ行くぜ」

森崎は、一度は身の危険を感じて引き返した廃ビルに足を踏み入れる。



ここで少し時間は遡る。ビクトリーノは自室で一人、明日の試合の戦術を考えていた。
本格的にOMFとして活躍しだした最近では、シェスターが守備的な動きをするときは彼がボールを支配し指揮をとる。
ウルグアイA代表にFWとしての自分の居場所を確保できない現状、
こうして選手としての引き出しを増やしていくことはプロとして必要なことだった。

ビクトリーノ「……森崎のやつこねぇなぁ。ちっ、アイツにどうしても聞いておきたいことがあったんだが……」

409 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 18:23:42 ID:???
なかなか考えがまとまらないメモ用紙をグシャグシャと丸め、ゴミ箱へと放り投げる。
が、紙くずはゴミ箱の縁にあたりカコンと乾いた音がなる。

ビクトリーノ「へっ、さすがの南米の黒豹様もバスケの才能は無いってか?」

恥ずかしさを言い訳でごまかしつつ、紙くずを拾いに立ち上がる。その途中でふと、窓の外に視線が移る。

ビクトリーノ「あれは……?」

世界最速というプライドを粉々に砕かされた、例の仮面の男がどしゃぶりの雨の中で傘もささずに佇んでいた。
仮面の男はこちらを見つめたまま何をするでもなくただ、立ち尽くしている。
仮面を伝う雨粒がまるで悲しみの涙のように見えたのは、風のように走るあの男の足が動いていないからだろうか。

ビクトリーノ「あの野郎……どういうつもりだ?」



★雨と黒豹と仮面→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→放っとけず部屋に入れてあげる
ハート→そこで一体何をしているのか問いただす
スペード→見なかったことにしてカーテンを閉める
クラブ→あの時のリベンジをするべく追いかける
JOKER→仮面の男はおもむろに仮面を取り外す…!

410 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 18:24:55 ID:???
★雨と黒豹と仮面→ ダイヤ9


411 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:14:01 ID:???
★雨と黒豹と仮面→ ダイヤ9 ★
>ダイヤ→放っとけず部屋に入れてあげる
===========
ビクトリーノ「(アイツ、この大雨なのにあんな所で何やってるんだ?)」

まったく動く気配もなく、ただこちらの方を見つめる不気味な仮面の男。
このまま放っとくのも気味が悪いし、風邪でも引かれたら忍びない。
自分より足の速い男に興味があったのかもしれない。

ビクトリーノ「入れよ。そのまま濡鼠にでもなりてぇのか」

????「…へへっ……悪いねぇ」

ビクトリーノ「靴の泥はちゃんと落とせよ。あとで掃除が面倒だ」

仮面の男はのそのそと這いずるように窓から部屋に入ってくる。
風のように走っていた姿からは想像できない鈍くさい動きだ。

????「……とりあえず助かった。敷地内に入るまでは簡単だったんだが、
     流石に正面から入るのは厳しかったかったんだよ。
     ロビーは開けてて管理室から丸見えだし、
     スタジアムの地下から入ろうにも警備員がウロウロしてたし」

ひょうひょうと語る男の口ぶりは、まるでこの寮のことを熟知しているようだった。
金髪の坊主頭をタオルでガシガシと擦り、仮面を外さないように器用に水滴を拭きとっていく。

仮面の男「なにより……この足じゃ、まともに走れそうに無いからな……」

ビクトリーノ「……お前、この足……!?」

仮面の男の右足はひどく腫れており、黒いシミのような不気味な模様が浮かび上がっていた。
医療の知識に疎いビクトリーノでも、見るからに酷い怪我をしていることが伺えた。

412 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:15:25 ID:???
ビクトリーノ「……それで、そんなズタズタの足でいったいここに何をしに来た?
       言っておくがここは病院じゃないし、俺は医者でもなんでもねぇぞ」

仮面の男「なぁに、変に勘ぐるんじゃねぇよ。忘れ物を取りに来ただけだ。
     お前の鞄に入れておいたお菓子みたいな箱があっただろ?
    『イリュージョンストライク』って名前の奴だ」

ビクトリーノ「……ああ。そいつなら何だか気味が悪いんで警察に持っていったぞ。
       案の定、危険な薬物だったらしく今頃厳重に保管されてると思うぜ」

仮面の男「なにィ!?お、お前……な、な、なんてことを……ぐっ……があああぁぁっ!」

先程よりもどす黒く腫れだした右足を抑え、仮面の男は苦しそうなうめき声をあげる。

ビクトリーノ「お、おい!いきなりどうしたんだよ!」

仮面の男「……は、はは……参ったな。こいつは完全な詰みときたもんだ。
     こいつにはもう頼らねぇ……そう決めてたってのに……」

男は鞄から足のシミと同じ色の黒い塊を取り出すと、足に向かって押し付ける。
塊から湧き上がる黒い煙が足を覆っていき、腫れは徐々に引いていく。

仮面の男「(…………背に腹は変えられねぇ。俺の足はまだ……死なすわけにはいかねぇんだ!)」

しばらくして、痛みが薄れて落ち着いてきた男に、ビクトリーノは恐る恐る訪ねてみる。

ビクトリーノ「……なぁ、聞かせてくれよ。その『イリュージョンストライク』ってのはなんなんだ?
       俺が聞いた話じゃ『併用剤』の『栄養剤』ってことくらいしかわからないんだが」

仮面の男「……お前にも話しておくべきかもしれねぇな。今回の話は、少なくともお前も無関係じゃ無さそうだし」

413 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:16:25 ID:???
仮面の男はそう静かに呟くと、仮面に手をかけてゆっくりと外していく。
不気味なデザインの仮面とは全くの真逆の、サルのような愛嬌のある顔が光にさらされる。

マッハー「俺の名はマッハー。以前にこのチームに世話になっていたこともある」

ビクトリーノ「マッハー……そういえば昔どこかで聞いたことがある。
       5年前の世界jrユース大会のポーランド代表にそんな名前の足の速い選手がいたような……」

マッハー「お前のウルグアイとは別リーグだったから知らないのもしかたねぇか。
     ベスト4のお前らとは違って俺たちポーランドjr代表は予選落ちだったし…。
     でも、同じ俊足の選手としてお前のことを密かに応援してたんだぜ。ウシャシャ」

ビクトリーノ「そ、そうかよ。そう言われるとあんまり悪い気はしないな…」

ニカリと白い歯を見せて笑う顔につられて、思わずビクトリーノもはにかんでしまう。
あの鬼のような仮面の下にこんな眩しい表情を隠していたのかと若干拍子抜けだ。

マッハー「俺の足はさっきの通り、酷い障害を患っていてな。小さい頃の事故が原因なんだが……
     まぁその話は置いておくとして、まずは薬のことを話そう」

マッハーは友人への皮膚移植の手術の後遺症で、足の運動機能の多くが失われてしまっていた。
その原因を解明すべく、ポーランドにいるとある名医の元を尋ねた。

マッハー「その医者が言うには、俺が天性的に持っていた常人の『倍』の速度を生み出す
     特別頑丈な筋繊維が皮膚と一緒に抜き取られていたんだと。
     凄まじい弾力のバネを支えるカバーがパッカリと外れたようなものだ。
     そりゃあ俺の足も治るどころかぶっ壊れちまうよな。ナハハ」

ビクトリーノ「それじゃあその薬の効果で、お前の足は以前の力を保てていたってのか?」

414 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:17:37 ID:???
マッハー「ああ。だがそもそもその薬はごく最近にとある企業が秘密裏に開発したものだ。
     その薬を手に入れるまでは、俺は別の方法でこの痛みを抑えてきた。それがこの『闇のかけら』だ。
     こいつがあれば大抵の痛みは抑えられるし、内に秘めた多くの力を無理やり引き出すことも出来る」

ビクトリーノ「(森崎の持っている『星のかけら』に似ている。このかけらにも何か不思議な力があるのか?)」

マッハー「こいつを手に入れ、使わせてもらえる代わりに俺はある組織の元に就くことになった。
     ……俺のように足が動かなくなった奴、腰が回らなくなった奴、心に病を患った奴……
     色んな奴がこの『闇のかけら』に縛られて、やりたくもない仕事をやらされるハメになった。
     ……だがな、そんな中で一人、その組織を裏切った奴がいるんだよ。
     その『裏切り者』に俺は興味が湧いて個人的に調べることにした。
     一体どんな男気のある奴なんだ。それともただの大馬鹿野郎かってね」

徐々にテンポを上げて饒舌に語るマッハーを、ビクトリーノは静かに見守る。

マッハー「ソイツは俺のよく知っている奴だった。兄弟同然に育てられ、
     このアヤックスでソイツと俺は無敵のスピードスターコンビだった。
     そしてソイツこそ……俺の『倍』の足の速さを保てる力を……
     このなけなしの皮膚と一緒に移植された『特別な人間』だった」

ビクトリーノ「アヤックスのスピードスター……足の皮膚の移植……まさか、ソイツって!」

マッハー「ソイツのは名前はイスラス。俺の魂の兄弟にして……俺の持ちうる才能の全てを奪っていった男だ」

怒りとも憎しみとも、悲しみとも取れない複雑な顔で、マッハーはイスラスの名を語った。

ビクトリーノ「…にわかには信じられないが、俺の知るとある世界じゃそういう事態も十分考えられる。
       特にアイツは不思議な宝石の力でなけなしの才能をようやく人並みに増幅させてるってらしいし」

マッハー「大層な作り話だと笑われる覚悟はあったんだがな。君って結構理解が早くて助かるぜ」

415 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:18:45 ID:???
ビクトリーノ「アンタとイスラスの関係や薬のことも大体分かった。
       ……それで、アンタはイスラスから自分の才能を取り返そうとでもしてるのか?」

マッハー「初めて事実を知った時、そんな考えも頭をよぎった。取り返せるものならば取り返したい。
     ……だが、その例の組織の一員として働いている内に一つの疑問が浮かび上がった。
     俺の『倍速』で走れる筋繊維の移植は皮膚移植の手術と同時に行われた。
     おかしいとは思わないか?あの日偶然、事故で担ぎ込まれた二人の子供がだ。
     これは全て何者かによって仕組まれた事故だったんじゃないかって話だ」

ビクトリーノ「仕組まれた…だって?」

マッハー「考えても見てくれよ。俺の筋繊維は皮膚と一緒にアイツに移植された。
     だが、本当に皮膚移植が必要なほどの事故だったのか?
     俺は骨の数本は折れたとはいえ意識ははっきりしていたし、
     事故に巻き込まれた俺の妹にいたっては頭を軽く打ったくらいだ。
     ……俺は組織の立場を利用して当時の手術を行った医者の居所を探した。
     そしてたどり着いたのさ。この街にある大手の医療企業『ヨハン』にな」

ビクトリーノ「ヨハン……医者とサッカーの二足の草鞋を履いていたオランダの伝説の選手だったよな。
       確かその人の家族が起こした企業で、多くの医療器具の提供もしているっていう……」

マッハー「驚いたのはそれだけじゃねぇ。あそこは医療の皮を被った人体実験場だ。
     人の体に機械をを埋め込み、常人には計り知れないパワーを生み出す……
     俗に言う『サイボーグ』の開発にも積極的に手を出してやがる。
     確か『ヒューガー』とかいう日本の大手企業と提携し、かなりの儲けを出してるって話だ」

ビクトリーノ「それじゃあその『ヨハン』って企業がお前の『倍速』の筋繊維を狙っていたと?」

マッハー「定かじゃねぇがな。少なくとも……ここ数年までは俺のように
    『倍速』で走り、止まれる脚力を持っていたのは俺以外にはいなかった。
     コーチの指導や練習器具のレベルが例年進化した今となっては、
     並外れた努力と、一握りの才能を持つ選手が修得するケースもあるみたいだがな」

416 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:19:52 ID:???
そう言ってマッハーはビクトリーノの日焼けした足を羨むように眺める。

ビクトリーノ「……確かに5年前のjrユース時代には、今のようなドリブルはできなかった。
       サルバトーレさんやルーベンさん。何よりダ・シルバの協力があってこそ……
       そうだ。俺からも聞かせてくれ。お前の言う組織って、
       お前みたいな仮面をつけた連中が大勢いるのか?」

マッハー「ああ。そりゃあもう。おもちゃ屋に並べられた人形みたいに同じ顔がズラリとな」

ビクトリーノ「……その中に『ダ・シルバ』って名前のやつはいなかったか?」

一縷の望みをかけて、ビクトリーノはマッハーに、ある日闇の中に消えていった相棒のことを尋ねる。

マッハー「……悪いな。なにしろ四六時中仮面をつけてるんだ。
     任務中は余程のことがない限り互いのことを『ローロー何番』としか呼び合えないし
     まぁ、中には仮面を外して普通に生活できることを許される『幹部』みたいな奴もいたけどな。
     その幹部の連中なら、仮面のメンバーのことも網羅しているかもしれないな」

ビクトリーノ「……そうか。いや、ありがとう。僅かでもアイツへの手がかりが掴めただけでもありがたい。
       (俺がモンテビデオを離れ、ブレーメンに来たのも行方不明になったアイツの足取りを探すため。
       もちろんサルバトーレさんの言いつけ通り、OMFとしての腕を磨くことも忘れてねぇけど)」

マッハー「とにかく、俺は俺とアイツの運命を弄んだ『ヨハン』を野放しにはしておけねぇ。
     ヨハンは俺のような『倍速』で走ることの出来る人間を捕まえて、
     技術化して高額で他国に売りつけるつもりでいやがる。
     きっと奴らはお前にも目をつけているはずだ。そして……イスラス。アイツにも」

ビクトリーノ「イスラスに?だって、アイツの『倍速』はお前の筋繊維のおかげだったんじゃ…」

マッハー「力の出処なんて二の次だ。奴らはとにかく『倍速』で動ける被験体を集めている。
     オランダだけじゃない。ブラジルやイタリア、果ては日本にまで『倍速』の才能を持つ人間を探しているんだ」

417 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:21:16 ID:???
ビクトリーノ「どうして奴らはそこまでして『倍速』の才能を求めているんだ?
       いや、その企業の規模からして『倍速』以外の才能にもきっと興味を持っているはず……!」

マッハー「これは俺が掴んだ情報なんだが『ヨハン』を牛耳るとある人物がある計画を立てているらしい。
     パワー、スピード、テクニック。全てが究極の才能で磨かれた『最高の芸術品』のような……
     そんな選手を生み出し量産することを目的とするために、あらゆる手段を行使している」

ビクトリーノ「そんなことがまかり通ったらサッカー界がとんでもないことになるぞ!
       いや、サッカーだけじゃない。あらゆるスポーツという分野が
      『ヨハン』の思うがままになってしまう…!」

マッハー「俺はこれからアムステルダムの『ヨハン』の支部に乗り込みに行く。
    『イリュージョンストライク』が無いのが少し不安だが、まぁなんとかなるだろう。
     ……話を聞いてくれてありがとうな。心の重さだけでも身軽になれたぜ」

ビクトリーノ「待てよ。……勝手なことばかり言いやがって。そこまで聞いて他人事にしちゃおけねぇだろ」

再び窓から外へと出ようとするマッハーを、ビクトリーノが引き止める。

ビクトリーノ「奴らが俺を狙ってるってんならここにいても危険なのは変わりない。
       関係のない奴らにまで迷惑を駆けるくらいなら、こっちから直接乗り込んだほうが手っ取り早い」

マッハー「……いいのか?結構厳しい戦いになるかもしれねぇぜ?下手すりゃ奴らに捕まって体の良いモルモットにされちまう」

ビクトリーノ「ヨハンと仮面の集団がつながっているというのなら、俺は奴らを追いかける。
       それがどんなに危険な道だとしても、俺は相棒を取り戻すためにその道を走り続ける」

マッハー「(飼われることを知らない、野獣の黒豹のような鋭い目。こいつならきっと……)」

ビクトリーノは素早く身支度を整え、外へと飛び出す。
寮の門の外でマッハーと合流すると、降りしきる雨の中廃ビルが立ち並ぶ郊外へと向かった。

418 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:22:22 ID:???
場面は再び森崎たちの所へと戻る。侵入に成功した森崎たちは、見張りの目をかいくぐり建物の奥へと忍び込んでいく。

マーガス「本当にこんな危なそうな所にビクトリーノがいるのか?」

森崎「奴らは『倍速』で走れる被験体を探していると確かにこの耳で聞いたんだ。
   もしかしなくても、あいつがこの連中に捕まった可能性は高いはずだ」

マルス「(いざとなればたとえ剣を振るうことになろうとも彼らを守る。それが僕の使命だ)」

3人でうまく合図を取りながら、柱の陰から陰へと移り渡っていく。
何やら怪しい物が詰まった荷物の箱に身を潜めながら、見張りたちの話に耳をそばだてる。

??「先ほど捉えたターゲットは地下3階の部屋に閉じ込めておきました」

??「うむ、ご苦労。逃げられないようにしっかりと見張りをつけておくように」

森崎「地下3階に誰かが捕まっているらしいな。……ビクトリーノのことだろうか?」

マーガス「今俺達がいるのは地下1階。なんとか3階までの階段にまで辿り着かないとな」

マルス「この箱に身を隠しながら進んでいこう。音を立てないように、慎重にね」


★森崎ダッシュ→! card
マーガスダッシュ→! card
マルスダッシュ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※クラブを出したキャラは捕まってしまいます

419 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 22:27:11 ID:???
うーん、菓子の件は失敗だったか。
★森崎ダッシュ→ ダイヤ7
マーガスダッシュ→ JOKER
マルスダッシュ→ スペード5

420 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:49:01 ID:???
★森崎ダッシュ→ ダイヤ7
マーガスダッシュ→ JOKER
マルスダッシュ→ スペード5 ★
※マーガスがJOKERボーナスで『柱に擬態』を習得しました!(一度だけクラブを無効)
===========
どちらかと言えば小柄な森崎とマルスは、箱をバリケードにして見張りの目をかいくぐる。
だが、身長190越えのマーガスが体全体を隠せるサイズの箱がどこにも見当たらない。

マーガス「あ〜どうすっぺ〜!このままじゃ見つかっちまう〜!こ、こうなったら!」

案の定曲がり角の向こうから見張りたちが集まってくる。
もはや万事休すと覚悟を決めたマーガスは、角の隅にぴったりと身体をくっつけ硬直する。

見張り「あれ?確かにいま侵入者がいたような気がしたんだが……ただの柱かァ」

マーガス「(そうです。私がただの柱です)」

チーム随一のポストプレイヤーとして活躍する彼だからこそ、柱に擬態することができたのかもしれない。

森崎「いやいやいや、見張りの目が節穴なだけだろ」

マルス「いずれにせよラッキーだったね。もし危なくなったらもう一度柱に擬態するのもいいかもね」

マーガス「勘弁してくれよ〜。今ので絶対俺の寿命5年くらい縮まったから〜!」

地下1階の階段を駆け下りた森崎たちは、先ほどと同様に地下2階の階段を目指して進んでいく。

421 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 22:49:10 ID:???
おーっと、マーガスくんのダイナマイトヘッドが地下三階につながる大穴を開けたー!

422 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:50:23 ID:???
★森崎ダッシュ→! card
マーガスダッシュ→! card
マルスダッシュ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※クラブを出したキャラは捕まってしまいます
※マーガスはスキル『柱に擬態』で一度だけクラブを無効化できます

423 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 22:59:52 ID:???
★森崎ダッシュ→ スペード5
マーガスダッシュ→ ハート6
マルスダッシュ→ ダイヤ9

424 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 07:59:48 ID:???
★森崎ダッシュ→ スペード5
マーガスダッシュ→ ハート6
マルスダッシュ→ ダイヤ9 ★
===========

マーガス「ちょっとストーップ。この先に見張りが3人くらい居座ってるな。
     こっちの通路から回りこむようにして進んでいこうぜ」

マルス「すごいねマーガス。あんなに遠くの位置にいる人の数が分かるのかい?」

マーガス「俺の自慢はこの背の高さと目の良さだからな。サッカーでも欠かせない俺の大事な武器になる。
     シェスターみたいに器用じゃないし、ビクトリーノみたいに足も速くないけど、
     これだけは絶対に譲れない、俺の胸を張って誇れる長所さ」

マルス「(誰にも負けないと誇れる部分か。僕にもそんな所があればいいんだけれど。
    ……いいや、あったな。僕が誇れる僕の長所。
    それはやはり彼らのような仲間たちに多く巡り会えたことだ)」

メディウスを倒し、暗黒戦争を終結させたマルスはその栄誉を讃えられ英雄王と呼ばれている。
だが、英雄とは一体どの部分を指し手言っているのだろう。
100年前にドルーア帝国を退けた先祖のアンリのような卓越した剣術も自分には無い。
だが、その強さの代わりにマルスは多くの仲間との出会いに恵まれた。
たった一人で幾千の竜を斬り伏せ、突き進んだアンリのような孤独は微塵も感じない。
そしてその出会いは、アカネイア大陸だけでなくこの異界でも同様だ。

運がいいことに見張りの数が少ないのもあり、森崎たちは誰にも見つかることなく先へと進む。
心に余裕が生まれてきたのか、マーガスは今季のブレーメンのことを色々マルスに語りだす。

マーガス「ブローリンが防ぎ森崎が止める。シェスターがフィールドを支配し中里が翻弄する。
     ビクトリーノが前線に切り込み、絶妙のセンタリングをゴール前に放り込む!
     そしてこの俺が豪快にヘッドでを叩き込む!ブレーメンの黄金パターンってやつだ」

425 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 08:00:50 ID:???
森崎「特にシュナイダーのいるバイエルンを完封したあの試合は完璧だったよな」

マルス「頼もしい仲間たちがたくさんいることの心強さ…。君たちの強さの秘訣だね」

マーガス「チームの役割がはっきりしてるから、型にはまればどんなチームにも負けはしない。
     だが、それでも上には上がいるのがプロの世界ってやつなんだ。
     特に今季1位のケルンの連中は不気味な程な強さだったよな。
     キーパーのヘルナンデスは無失点記録を更新したし、ヤスヒコっていうDFも厄介だった」

マルス「ケルン。それがドイツリーグで今もっとも強いチームなのか」

森崎「……俺は3位なんて順位には満足しないぜ。この遠征でもっと力をつけて来季こそ絶対に優勝してやる!」

マーガス「ケルンの何がすごいってやっぱり外せないのがエッフェンベルクさん!
     あの人のポストプレイには森崎も何度も翻弄されてたよなー」

森崎「う、うるせぇ!あの人、俺の渾身のカウンターパンチでも全く動じねぇんだよ!」

マルス「マーガスはそのエッフェンベルク選手のことを尊敬してるんだね」

マーガス「ああ。あの人の高さ、頑丈さ、力強さに追いつくのが今の俺の目標さ。
     ドイツ一のポストプレイヤーの座を、いつかあの人から奪い取ってみせる!」

森崎「そのためにはもう少し足元の技術を磨かねぇとな。それと一本でもいいからミドルシュート。
   PAをガチガチに固められたらお前、まったく仕事をさせてもらえないからな」

マーガス「お前こそもう少しスタミナつけないと。延長戦に突入したらほぼ負け試合ばっかだったじゃん」

森崎「ぐっ……人が気にしてることをズケズケと。心に平気でナイフをつき立てやがって!」

マーガス「お互い様ってやつだ。まぁ、この世界遠征で何かしらの結果を必ず出そうぜ」

426 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 08:01:50 ID:???
マルス「(こうして一つのチームとして世界中を回る旅か。
    ……同じ遠征でも目的が違うだけでこんなにも心が弾むものなのか。
    今回のグルニア遠征が無事に終わったら、
    臣下たちと一緒に世界中を回る旅行を提案してみようかな)」

婚姻の儀を先延ばしにされ、アリティアで待っているであろうシーダもきっと喜んでくれるはず。
そんな希望に満ちたことを考えながら、3人は地下3階への階段へとたどり着く。

森崎「よし、みんなきけ。ここさえ突破できれば例の部屋へとたどり着ける。一気に行くぞ!」


★森崎ラストダッシュ→! card
マーガスラストダッシュ→! card
マルスラストダッシュ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※クラブを出したキャラは捕まってしまいます
※マーガスはスキル『柱に擬態』で一度だけクラブを無効化できます

427 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 08:05:57 ID:???
★森崎ラストダッシュ→ スペード7
マーガスラストダッシュ→ ハートA
マルスラストダッシュ→ ダイヤA

428 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 08:16:35 ID:???
★森崎ラストダッシュ→ スペード7
マーガスラストダッシュ→ ハートA
マルスラストダッシュ→ ダイヤA ★
===========
森崎「俺たちってもしかして潜伏の才能とかあったりするのかな」

マルス「まさか誰も捕まらずにここまでたどり着くことが出来るなんて」

マーガス「『ありゃまどったの』とか用意されてた意地悪なセリフ使わなくて助かったぜ」

森崎たちは謎の組織が捕まえたターゲットを閉じ込めたと言う部屋へとたどり着く。
周囲を確認し、見張りが近くにいないことを確認すると扉へと手を掛ける。


★中にいたのは→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→イスラス
ハート→シャル
スペード→ビクトリーノ
クラブ→金髪の坊主頭
JOKER→仮面の男だ。しかし今までの仮面とは何だか違うぞ?

429 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 08:17:23 ID:???
パーフェクトだな

430 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 08:18:27 ID:???
★中にいたのは→ ダイヤ4


431 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 08:27:05 ID:???
これだけ引きがいいのも珍しい

432 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 12:16:36 ID:???
>>429-431
クリスマンのクラブAで厄が吸い取られたのでしょうか?
===========
★中にいたのは→ ダイヤ4 ★
>ダイヤ→イスラス
===========
通気口から漏れる風の音だけが聞こえる無機質で薄暗い部屋。
ガツガツと壁を蹴る音と、人のうめき声が聞こえてくる。

イスラス「……ムガー!ムググー!!」

ロープで縛られ猿轡をされたイスラスが部屋の中央に転がされていた。
ビクトリーノが捕まっていると思っていた森崎は一瞬戸惑ったが、
彼も『倍速』のドリブルを得意としていたことを思い出す。

イスラス「ゲホッゲホッ……悪い、助かった」

マーガス「そういえばクリスマンたちがイスラスもいないって言ってたな。
     やっぱり個々の連中が『倍速』で動ける人間を捕まえようとしてるのは本当だったのか」

森崎「イスラス、どうしてお前がこんな所に?」

イスラス「情けねぇ話だ。俺はまた誰かに助けられて生かされて……クソッ!」

憤りをぶつけるように右足を壁に叩きつける。イスラスはこれまでの経緯を苦々しく森崎たちに語りだす。

433 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 12:17:39 ID:???
イスラス「(足が重い。このままじゃ明日の試合に影響が出そうだな。一度シャルに診てもらうか)」

室内練習場の帰り道。雨を避けるべく軒下を歩いていたイスラスは
この大雨の中、傘もささずに寮を飛び出すシャルの姿を見つける。

イスラス「シャル、そんなに慌ててどこに行く。せめて傘ぐらい…」

シャル「ごめんねイスラス。すぐに戻るから心配しないで!」

ビュンッ!

イスラス「(…なんだ?また何か買い出しの忘れ物でもあったのか?)」

今思い返せば、風のように自分の脇を通り過ぎていく少女の顔は明らかに狼狽していた。
すぐに彼女を引き止めなかったことをここまで後悔することになるなんて。

イスラス「(そろそろ帰ってきた頃だろうか)」

足を面倒そうに引きずりながらシャルの部屋に行く。
扉は大きく開け放たれ、無人の部屋と床に散乱した菓子、
なにより彼女の悲痛な表情が不安を煽る。
イスラスはふとつけっぱなしのパソコンに目をやった。

イスラス「……なんだよ、これ……」

『マッハー』と名乗る人間からのメールを見つける。
そこに書かれていた文を読むに連れ、イスラスの身体は硬直していく。

434 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 12:18:41 ID:???
「俺の足の筋力の減衰について色々と分かったことがあるので連絡する。
 そもそも『倍速』で動くことは常人の倍の速度で走ると同時に倍の負担を足にかけることになる。
 それを支えることの出来る稀な筋肉の持ち主で無い限り、足の寿命はあっという間に尽きていく」

イスラス「(マッハーの足は『倍速』の負担に耐えられなくなっていた?だが俺の足は……)」

「俺はまだ筋肉が発達しきっていない時期に『倍速』で動くことを覚えてしまった。
 その分消耗は激しくなり、もはや以前のように走れる可能性はゼロに等しい。
 だが奴らは、折角の『倍速』の才能を無駄にしたくなかったんだろうな。
 いずれ『倍速』の負担にも耐えられるであろう、
 豊富な才能の人間にその力を『保管』しておくことにしたんだ」

イスラス「(それが俺だってのか?倍速で走れる可能性があるというたったそれだけのために…?)」

「奴らは事故に見せかけて俺の身体から『倍速』で走れる才能を抜き取った。
 最高の芸術品に相応しいスピード。奴らはそれを求め、探し、奪おうとしている。
 イスラスの中に眠る才能。そしてシャル。俺と血を分けたお前にもあるはずの才能。
 奴らはそのどちらかを狙ってくる。たとえどんな手段を使おうとも」

イスラス「(倍速の才能。何者かがそれを探し集めていることは分かった。
     だが……俺は知っている。倍速で走れる人間が…俺の身近にもう一人いたことを)」

マッハーの代わりになりたくて。イスラスの助けになりたくて。
自己満足かもしれないけれど、そのためならばなんだって出来るはず。
逃げることから負けずに、困難に立ち向かう勇気をくれた。アイツが。
だからアイツは外へと飛び出した。自分を危険から遠ざけるために。


「ごめんねイスラス。すぐに戻るから心配しないで!」

435 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 12:19:57 ID:???
イスラス「(ふざけんじゃねぇ。何が心配するなだ。お前は何時だって心配かけていいんだよ!
     むしろ心配をさせてくれ。俺にとってお前はそうする権利があるんだから)」

星の瞬きも月の光も差し込まない、どす黒い雨雲の空の下、
降りしきる豪雨の街をイスラスは必死に走り回る。
そして彼は導かれるように2人の男と合流した。

??????「よぉ、待ってたぜ。ようやく役者が揃い踏みってところか」

????「感動の再会の抱擁でもしたいトコロだが、悪いが先に用事を済ませちまおうぜ」

イスラス「……ああ。シャル。悪いが俺は逃げずに立ち向かうぜ。俺たちの平穏を脅かそうとする下衆共を……」


「「「ぶっ潰す!!!」」」」


『倍速』の才能を生み出した男。
『倍速』の力を与えられた男。
『倍速』の力を得た男。

3つの風は今、先の見えない未来を覆う暗い雲を吹き飛ばすため――1つになる。

436 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 12:21:02 ID:???
森崎「……で、かっこ良くキメてマネージャーの救出に来たけれどあっけなく捕まったと」

イスラス「それを言われると身も蓋もありゃしない。…だが、実際にここの警備は厳重だった」

マーガス「そうか?こんなザル警備、まるでスタミナ切れした森崎みたいだったぞ」

森崎「うぎぎ…言い返せないのが歯がゆい。まぁ、ここにビクトリーノと
   例の仮面の男…マッハーも潜入してるんだろ?」

イスラス「ああ。出来ればアイツらと合流したいところだが
     ここからは俺も同行する。攫われたシャルを救出し、
     人の才能を好き勝手に扱う『ヨハン』を叩きのめしてやる…」

森崎「言わば『連れ去られた王女』の救出ってところだな。
   ……いいぜ、ここまで来たなら協力してやるよ」

自分にとって大事な人が目の前からいなくなる不安。
そんな悲しい思いを他の人に味合わせるなんてもったいない。

イスラス「……ありがとな、森崎。俺はお前に会うことができて幸福だった。
     人と関わり、人と力を合わせる強さを覚え、認めることができた。
     後少しだけ、俺に力を貸してくれ。そして……明日は必ずいい試合にするぞ」

森崎「ああ!」

森崎はイスラスを連れ出して部屋を出ると、再び探索を再開する。
イスラスが掴んだ情報では、地下6階に『倍速』の才能を取り出す実験場があるらしい。

437 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 12:23:02 ID:???
★森崎ダッシュ→! card
マーガスダッシュ→! card
マルスダッシュ→! card
イスラスダッシュ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※クラブを出したキャラは捕まってしまいます
※マーガスはスキル『柱に擬態』で一度だけクラブを無効化できます
※イスラスはスキル『倍速ドリブル』でクラブでも7以上で回避できます
※絵札が二枚以上でビクトリーノが、誰かがJOKERでマッハーが合流します。

438 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 12:24:15 ID:???
★森崎ダッシュ→ ハート9
マーガスダッシュ→ クラブ9
マルスダッシュ→ クラブ9
イスラスダッシュ→ スペードJ


439 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 12:26:49 ID:???
マールースー!w

440 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 12:28:14 ID:???
この方式で地下六階までいくのはきついなw

441 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 12:34:33 ID:???
まあ、【誰か一人がたどり着ければ】方式だとは思うんだけどね…。

442 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 12:40:51 ID:???
マルス「敵は倒す」

443 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 13:57:23 ID:???
>>439-441
全滅したらしたで特殊イベントがあったので、良し悪しですね。
>>442
FEシナリオのような戦闘判定はありませんが、マルスならなんとかしてくれるでしょうw
===========
地下4階へと降りていく階段に近づくに連れ、見張りの数が増えているような気がする。
どうやら侵入者がいると連絡を受け、警備を厳重にすることになったらしい。

森崎「どうする?さすがに階段の真ん前に陣取られてたんじゃ進みようがないぞ」

マーガス「あの位置じゃ柱に擬態してもすぐバレそうだし…困ったな」

イスラス「よし。俺がダッシュで引っ掛け回して混乱させる。その隙にお前たちは…」

マルス「駄目だ!囮作戦なんて駄目だ!」

自分を逃がすために人質となった姉エリス。ドルーア軍の包囲網を引き付けるために影武者となったフレイ。
二人は無事に自分たちの下へと帰ってきてはくれたが、

イスラス「だが、そうでもしないと階段までの道が拓けないぞ」

マルス「……だったらせめて僕にやらせてくれ。こう見えて避けることは得意なんだ」

ダダッ!!

マーガス「マルス!いくらなんでも無茶だ!やめろーーーッ!!」

マーガスの静止を振り切り、見張りたちが大勢いる地帯へと躍り出るマルス。

イスラス「何故だ。アンタはこの世界とは無関係のはず。どうして…!」

444 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 13:59:00 ID:???
マルス「僕には僕の帰りを待っていてくれる大事な人がいる。
    その人がいる限り僕は途中で倒れることはない。そしてそれは君にも言えることだ。
    君にとっての大事な人をその手に取り戻すまで、君は立ち止まっちゃいけない。……行け!」

森崎「……ああ、分かった。俺たちは先に進ませてもらう。マルス、無理だけはするなよ!」

見張りがマルスの方へと流れていくタイミングを見計らい、一気に階段へと走り抜ける。

イスラス「本当に大丈夫なのか森崎」

森崎「大丈夫。アイツ、ああ見えてこのビルぐらいの高さのバケモノを退治したこともあるからさ」

マーガス「はぁ?怪獣映画の見過ぎだぜ。こんな時に冗談言ってる場合かよ」

森崎「冗談でもなんでもないんだよなぁこれが。とにかくマルスの意思を無駄にしないためにも先を急ぐぞ!」

イスラス「…済まない。この借りは、いつか必ず返してみせる。だから……どうか無事でいてくれよ」

階段を駆け下りていく仲間たちの姿を確認し、マルスは安堵の溜息をつく。

マルス「姉上やフレイの気持ちが少しだけ分かった気がするな。
    ……大事なものを守りきったことに満足するのではなく、
    その大事なものと再び出会いたいという希望が生まれてくるんだ……」

マルスは手近にあった棒を手に取ると、体勢を低くして構えを取る。

マルス「さすがにレイピアみたいに器用に振り回せないか。当たりどころに気をつけなくちゃね」

445 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/31(水) 14:00:11 ID:???
森崎「マーガス、追手はもう撒いたか?」

マーガス「ああ。振り切ったぜ。一人もついてきていない」

イスラス「……後少し。後少しでたどり着く。急がなくては…!」

森崎たちは先を急ぐ。地下5階へと続く階段はもう目の前だ。


★森崎ダッシュ→! card
マーガスダッシュ→! card
イスラスダッシュ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※クラブを出したキャラは捕まってしまいます
※マーガスはスキル『柱に擬態』で一度だけクラブを無効化できます
※イスラスはスキル『倍速ドリブル』でクラブでも7以上で回避できます
※絵札が二枚以上でビクトリーノが、誰かがJOKERでマッハーが合流します。

446 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 14:09:39 ID:???
★森崎ダッシュ→ ハートA
マーガスダッシュ→ スペードJ
イスラスダッシュ→ スペードK

447 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 14:10:58 ID:???
ビクトリーノktkr!

448 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 14:20:02 ID:???
そして上手い具合にクラブが出ない

449 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 14:26:04 ID:???
16回引いてクラブが1枚、分岐選択ではダイヤ出まくりだから大したもんだ。

450 :森崎名無しさん:2012/10/31(水) 16:22:03 ID:???
というか>>408でビクトリーノがしれっと森崎達に加わっている件


451 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 13:57:01 ID:???
>>447-449
全員捕まることも想定してイベントを組んでましたが、どうやらその必要は無さそうですねw
>>450
これは恥ずかしいミス!上記のビクトリーノの1つ目のセリフはマルスのセリフになります。
===========
★森崎ダッシュ→ ハートA
マーガスダッシュ→ スペードJ
イスラスダッシュ→ スペードK ★
===========
見張り「連絡通りの侵入者を発見した。すぐに確保する」

ザザッ!

地下5階の階段を目の前にして、森崎たちは屈強な男たちに道を塞がれる。

森崎「くそっ、さすがにこの数に囲まれちゃ分が悪いか…!
   (せめて何か武器でもあればな。撮影用のビルなら都合よく落ちてないものかね)」

森崎たちは力を合わせて見張りたちを撃退していくが、
あまりにも多勢に無勢。徐々に通路の奥の方に追いやられ、ついに逃げ場を失ってしまう。

マーガス「ちいっ!せっかくここまで来たってのに、仲良くお縄頂戴かよ〜!」

イスラス「諦めるな!俺は…俺達は立ち止まるわけには…!」

目的を目の前にしての無念の敗北。もはやこれまでと思ったその時!

??????「ヒャッホー!」

突然人影が天井裏から勢い良く飛び出してきた。

イスラス「ん?なんだあの男は!?」

452 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 13:58:20 ID:???
ダダダダダッ!ザザザッ!バッ!

見張り「な、なにィ!?」

謎の男は黒豹のように躍動して見張りに接近する。
そして軽く跳ねると見張りの顔面に強烈なダイビングボレーを叩き込んだ。

見張り「ぶぎゃはぁ!?」

??????「…どうしたんだ森崎。こんな奴にいいようにやられてさ」

イスラス「お、お前は……」

森崎「す、すげぇ…いきなり現れて見張りを蹴り倒しやがった。でもあいつどこかで…」

見張りを蹴り倒した謎の男はへたり込む森崎に手を差し伸べて引き起こす。

??????「ま、こうやって助かったんならそれで良いか〜。
       へへ、このビクトリーノ様がいれば、文字通り勝利は確実だぜ!
       ……何だかずっと前にもこんなことがあったよな。覚えてるか森崎」

森崎「……ああ。あの時はマリクが助けられてたが今度は俺が助けられるとはな」

今から4年前。オレルアンの草原の街で、森崎はこの南米の黒豹とアカネイアで邂逅した。
盗賊に魔法を避けられ、絶体絶命のマリクの危機をビクトリーノが颯爽と現れ救ったことがある。
よもやその時の縁が、今でも続いていることに何かしらの運命を感じてしまうほどだ。

ビクトリーノ「なぁに、お前たちが完全に相手の注意を引きつけてくれたからさ。
       さて、そんじゃまぁ4年前と同じように物色タイムと洒落こみますか〜」

ビクトリーノは昏倒した見張りからなにか役に立ちそうなものは奪えないかと懐を弄り始める。

453 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 13:59:53 ID:???
森崎「確かあの時は盗賊から銀の剣を手に入れてたんだっけな」

ビクトリーノ「そうそう。結局アベルさんに渡すことになったけど、果たして今回は……ん?こ、これは――!?」

ビクトリーノの手がお宝に触れる。なんとその正体は!?


★懐かしき3スレの衝撃→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→銀色に輝くカードキーだ。一気に地下6階にたどり着けるぞ!
ハート→銀玉鉄砲だ!見張りをひるませることができそうだぞ!
スペード→銀のエンゼルだ!一枚だけでは意味が無いぞ!
クラブ→銀ではない金の玉だ!ビクトリーノがげんなりしてしまうぞ!
JOKER→銀色に輝くシルバーカードだ!どんなものも半額で買えるぞ!

454 :森崎名無しさん:2012/11/01(木) 14:00:44 ID:???
★懐かしき3スレの衝撃→ ダイヤ9

455 :森崎名無しさん:2012/11/01(木) 14:07:49 ID:???
うまくいきすぎだな

456 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 15:40:33 ID:???
★懐かしき3スレの衝撃→ ダイヤ9 ★
>ダイヤ→銀色に輝くカードキーだ。一気に地下6階にたどり着けるぞ!


ビクトリーノ「おお、こいつは使えそうだぜ。見ろよ!」

ビクトリーノが取り出したのは銀色に輝くカードキーだ。
これを使えば階段の脇に備え付けてあるエレベーターを起動させることができそうだ。

マーガス「これで一気に目的地に辿り着けるな。やったなイスラス!」

イスラス「……つくづく助けられてばかりだな。今は礼を言うことくらいしかできねぇ」

ビクトリーノ「気にすんな。こっちはこっちで事情があるのはお前も知ってるだろ?」

森崎「それに、今回の貸しは後でタップリと利子付きで返してもらうからさ、遠慮なんか要らないぜ?」

イスラス「ハハッ……確かにそうかもな。じゃあ、こっちも遠慮なく力を貸してもらうぞ」

頼もしい仲間を加え、森崎一行はエレベーターに乗り込み一気に地下を下っていく……。

457 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 15:41:58 ID:???
見張り「さぁ、この部屋でおとなしくしてもらおうか!」

ドガッ!

マルス「くっ…!」

一方で囮になり森崎たちを先に進ませたマルスは、健闘むなしく捕まってしまっていた。

マルス「牢獄に捕らえられるなんて、今度はリンダの気持ちにならざるをえないな。はは…」

自分で言っておいてあまり笑えない冗談に引きつった笑いをこぼすマルスは薄暗い部屋を慎重に進む。
壁伝いに歩く内に目も慣れてきたのか、辺り一帯の状況を調べ回る。

マルス「(窓はついてはいるが、それを囲む透明な板が邪魔をして開けるのは難しいか。
    無理やり突破するにも僕の力だけじゃ厳しいな。おとなしく助けを待つしか無いのか…?)」

ドンッ!

???「ひゃあ!」

背中に何かが当たった感触を受ける。慌てて振り向いてみると、
後頭部にお団子状に髪を纏めた金髪の少女が頭を抑えて呻いていた。

シャル「あっ…えっ?だ、誰?もしかして君もここの人たちに捕まったの?」

マルス「(君も?ということはこの娘がイスラスが言っていたシャルという子だろうか?)」

マルスは自分が森崎たちブレーメンの関係者であり、イスラスたちに協力して助けに来たことを伝えた。

マルス「もう暫くの辛抱だ。きっとイスラスたちが助けに来てくれるよ」

シャル「ホント!……ですか」

458 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 15:43:10 ID:???
シャルは一瞬嬉しそうに瞳を輝かせたが、その輝きがすぐに曇っていく。

シャル「……マネージャー失格ですね、わたし。
    選手たちのことを第一に考えなくちゃいけないのに、
    イスラスを、ブレーメンの皆さんにまで迷惑をかけてしまって……」

マルス「だがそれは、ここの組織の者が君たちの『倍速』の才能を狙っていたからだろう?」

シャル「それは……でも……」

いつも、こうだ。都合のいい言い訳がこうして側に転がってきたら、
それに甘えて楽になろうとする自分が大嫌いだった。

シャル「(兄さんは事故にあったのはわたしのせいじゃないと頭を撫でで慰めて。
    イスラスはただの自己満足でチームに迷惑をかけたわたしを追いかけてきてくれて。
    ……そして、今度は二人共わたしが捕まったせいで危険な目に遭っている)」

彼らと同じ『倍速』で走れるにも関わらず、何の助けにもならない。誰の支えにもなってやれない。
ただ足が速いだけの、へっぽこの役立たず。それがわたし。シャル。シャルロートカ。

シャル「(……いっそのこと、こんな才能奪われてしまえばどんなに楽だろう。
    そうすれば、もうあの二人と並ぼうとする気も起きやしないのに)」

自分ならばきっと何かが出来るはず。この『倍速』の才能はそのためにあるはずなのだ。
そう信じてきた自分が彼らのために何をしてきてこれたのだろう。

459 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 15:44:16 ID:???
シャル「(イスラスがチームで孤立していたとき、それを助けたのは研修に来た三杉さんだ)」

それに比べ、自分はイスラスが心をひらいてくれることをただ待ち望んでいただけだった。

シャル「(イスラスが車に撥ねられそうになった時、クライフォートとは危険を承知で体を張ってくれた)」

それに比べ、自分は目の前に迫る惨状を両手で覆い隠すことしかできなかった。

シャル「(そもそもマネージャーになったのだって、選手としてチームにいられなくなったからだった。
    イスラスやアヤックスの皆と離れたくない。そんな自分勝手な気持ちだけでわたしは……)」

今もこうして『連れ去られた王女』として助けを待つことしかできない。
自分で自分を徹底的に詰り、自己嫌悪に浸ることしかできない。
そんな自分が、これからもイスラスを隣で支えていこうとするなんておこがましいにも程が有る。

シャル「(誰かを応援する気持ちがあってこそ。だけど今のわたしじゃ……それすらも……持つ資格はないよ……)」

悔しくて、恥ずかしくて、何より情けなくて。じわりと目尻に涙が浮かんでくる。

マルス「だ、大丈夫かい?どこか怪我でもしてたりは…」

シャル「……ごめんなさい。なんでもないんです。なんでも……ないん、です……」

駄目だ、笑え。サルみたいにひょうきんに笑顔を振りまくんだ。
この人にまで余計な心配をかけようとしているなんて、身勝手にも程が有る。
頭ではそう命令を出しているのに、涙が溢れて止まらない。
今のシャルの弱り切った心では、雨のように溢れ出る涙を両手で押さえることだけえ精一杯だった。

マルス「(……参ったな。何か変なこと言っちゃたのかな)」

460 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 15:45:45 ID:???
初対面の相手。しかも女の子に泣かれてしまえばマルスと言えどもうろたえてしまう。
だが、そんな彼らの気まずい空気に、雨雲を晴らすかのような一筋の光明が差したのだ。

マルス「ん?部屋の奥に誰か……もう一人いる?」


★牢屋の中の光→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→白金に輝く剣を持つ黒装束の男
スペード・クラブ→黄金に輝く長髪の、不思議な瞳を持つ青年
JOKER→どっちもいた

461 :森崎名無しさん:2012/11/01(木) 15:47:03 ID:???
★牢屋の中の光→ ダイヤA
誰だろ?

462 :森崎名無しさん:2012/11/01(木) 15:47:11 ID:???
★牢屋の中の光→ クラブK

463 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 17:20:04 ID:???
★牢屋の中の光→ ダイヤA ★
ダイヤ・ハート→白金に輝く剣を持つ黒装束の男
===========
その気配は本当に『一人』なのだろうか?そもそも本当に『人』なのか?
だが、マルスは不思議とその『影』に不安を抱くことはなかった。
何故ならば、その姿格好は先程シェスターや中里から聞いた
様々な『ニンポー』で悪を討つ『シノビ』の姿に非常に一致していたからだ。

マルス「あなたもこの牢獄に捕らえられたのですか?」

???「……そうだとしたら?」

マルス「よければ脱出するのに協力してもらいたいのです。
    ここの扉を破壊したいのですが、僕一人の力では厳しいのです」

この男が本当に『シノビ』なのだとすれば、こんなに心強い味方はいない。
マルスは丁寧な対応で、黒装束の男に協力を頼み込む。

???「いやだ、と言ったら?」

マルス「えっ…?な、なにか条件が必要であれば用意します。ですからどうか……」

意地悪そうな口調の返答をされ狼狽えるマルスに対し、黒装束の男は愉快そうに笑う。

???「違うな。そういう時はこう返すんだ。『君はそれほど愚かではない筈。違うかね?』とな」

マルス「初対面の相手にそんなにそんなに上からの態度で接することは僕にはできません。
    僕は対等な立場で協力を頼んでいるのです。命令や依頼を出しているのではないのです」

???「フッ、なかなかおもしろいことをいう若者だ。だが、どの世界にも
    『お願い』だけで動く者がいないように『依頼』のみで動く者もいるということだ」

464 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 17:21:19 ID:???
マルス「…………あなたは何者なのですか?その鋭い眼光、研ぎ澄まされた得物。只者ではないはず」

特に男の持つ白金に輝く剣からは不思議な事に、
マルスがドルーア帝国との戦いに終止符を打った『ファルシオン』と同じ波動を感じられた。

???「なかなかいい目をしている。お前も相当な修羅場をくぐり抜けてきたようだな。
    分かった。今回はシノビとしての依頼ではなく、君と対等な立場で協力をすることにしよう。
    俺の名はリュウ・ハヤブサだ。君の名は?」

マルス「僕の名はマルスだ。よろしく、リュウ」

リュウ「なっ…!?」

マルス「!」ゾクッ

リュウの眼光が鋭い刃のように突き刺さる。背後には凄まじいほどの殺気が見え隠れ、マルスは全身で戦慄を感じていた。

リュウ「……いや、驚かせてすまない。俺のよく知る人物と名前が一緒だったものだから。
    さぁ、いい加減早い内にこんな陰気な場所からはおさらばさせてもらおうか」

マルス「(視線だけで身体がズタズタに切り裂かれるような錯覚を受けてしまった。
    ……本当にこの男、只者ではないぞ……)」

マルスは思わず吹き出した汗を拭うと、リュウの協力の下、牢獄の脱出を図る。

465 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 17:22:48 ID:???
チーン。

地下6階にたどり着いた森崎たちは、シャルが捕らえられているであろう実験場へと雪崩れ込む。

イスラス「シャル、いるか!助けに来たぞ!」

????「ふふふ…何事かと思えば、騒がしいネズミ共か」

かなり高齢とみられる白髪の老人が膨大な機械の上から見下ろしていた。
機械の下には人体の腕や足を象ったような様々なパーツが転がっており、
その奥の大きな水溶液の中には、金髪の坊主頭の青年が拘束されている。

ビクトリーノ「マッハー!あいつ、何捕まってやがんだよ!」

マッハー「……め、面目ねぇ。ドジっちまったぜ。ナハハ」

森崎「テメェが『ヨハン』の親玉か?俺たちの努力と汗の結晶を
   私腹のために好き勝手にしようだなんてふざけた連中だ!」

????「ふざけた…か。この実験の素晴らしさが君たちには理解しかねまい」

マーガス「人の才能をいじくりまわすのが素晴らしいだと?」

????「考えても見給え。今現在、彼らのように『倍速』で走れるものは極々わずか。
     こんな素晴らしいスキルを限られた人だけに持たせておくのは惜しいとは思わないかね?」

森崎「惜しい…だと?」

????「どんなに努力を重ねようとも、どんなに練習に励もうとも絶対に身につけることのできないスキル。
     それをごく簡単に覚え、身に付けることが出来るとすれば、それは素晴らしいことじゃないか。
     自分には才能が無いと嘆く必要もなくなる。天才と呼ばれる一部の人間に憎悪を抱くこともない。
     誰もが皆、最高の芸術品のような、完成されたスター選手になれる可能性を、ワシは模索しているのだよ」

466 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 17:23:58 ID:???
森崎「……誰もが皆、スター選手に……?」

????「君のことは良く知っておるよ。ブレーメンの森崎有三君だったね。
     君はキーパーでありながら、ドリブルの技術も優れたものを持っているようだ。
     だが、ここにいるマッハー。そしてイスラスやビクトリーノのような
    『天性的』なトップスピードでドリブル出来る才能は持ちあわせてはいまい」

森崎「……それがどうした!」

????「今ここにいるマッハーの『倍速』で走れる才能を君に与えると言ったら…君はどうするかね?」

森崎「なっ…!?」

????「マッハーは可哀想なことに、まだ筋肉が未発達の段階で『倍速』の才能に目覚めてしまった。
     おかげで足へのダメージは甚大で、とてもプロの世界で戦っていける足を保つことはできないだろう」

マッハー「!」

????「同様に、彼の筋繊維を移植されたイスラス。君もだ。
     今でこそプロでも通用している君の倍速ドリブルだが、後2,3年もすればいずれ限界が訪れる。
     クラブチームでそこそこの活躍を収めるのが精一杯。とても国を背負うA代表を任せられる器ではない」

イスラス「テメェ…何が言いたい?」

????「芸術品とは完成されてこそ芸術品と呼ばれるもののはず。
     ワシは完成された『倍速ドリブル』をこの手で創りあげたいのだよ。
     選手生命を削ることもなく、プロの厳しい世界をも生き残れる素質をな。
     森崎くん。君は元の才能がかけらも存在しなかったゆえに、
     新たな才能を好き勝手に詰め込める、ワシにとっての理想の素材だ」

森崎「俺が…理想の素材だと?」

467 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 17:25:12 ID:???
????「『べじいた』に『超森水』この名前に聞き覚えはないかね?」

森崎「そ、それは…!」

森崎の選手としての実力を大幅に高め、しかし未成熟な身体に大きな負担を与え、
成長をも止めてしまった禁断の秘薬の名前が森崎の耳に突き刺さる。

森崎「(それだけじゃねぇ。その薬はアイツが…ラムカーネが俺の中から生み出された原因にもなっていたんだよな)」

????「名前こそ違えど、これらのような人の才能を無限大に引き出す薬品は
     我々の掲げる研究の結果とよく似ている、言わば模倣品だった。
     今更迷うことはあるまい。君の今の強さも、所詮人の手で組み上げられたモノ。
     そこに新たに我々の研究の結晶『倍速』の才能も重ねてあげようというのだよ?」

老人の甘い誘惑。彼らの行なっていることは間違っていることははっきりと理解できる。
だが。自分は彼らの言うように、初めから恵まれた才能を持って生まれてきたわけではない。
たゆまぬ努力。支えてくれる仲間。鎬を削りあうライバルたち。だが、それ以上に自分の力は誰かの意思により、
本来自分が持ちうる才能の数倍、数十倍、数百倍の能力を得ていることもまた事実なのだ。

????「さぁどうかね?今ならば一つ返事をするだけで君は世界トップクラスのドリブラーの仲間入りだ。
     それと同時に将来のライバルたちの才能も食いつぶすことが出来る。
     プロのいただきを目指す者にとって、これほど素晴らしい条件は他にはあるまいて……」

不気味に手をこまねき、森崎を自分たちの側に引き入れようと画策する老人。
だが、マーガスが二人の間にその長身を割りこませて堂々と言い放つ。

マーガス「……森崎、わかってるよな。奴の言葉に耳なんか貸すなよ。
     確かにお前は他の連中に比べて才能はないかもしれねぇ。
     だがよ、俺はお前がキーパーをしているこのチームで戦うのが楽しいんだよ」

森崎「マーガス…?」

468 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 17:26:35 ID:???
マーガス「俺がどれだけ点をとっても同点にされちまうことに腹をたてることもある。
     それでもな。お前は俺たちブレーメンの正GKなんだ。一緒に悩んで考えて、
     どうすれば点を取られないか、どうすればもっと勝率を上げられるか。
     絶対に無失点に抑えるGKの方が確かに『頼もしい』だろうさ。
     だけど、こんなに一緒に戦って『楽しい』キーパーは他にはいないと思うぜ」

同じくチームメイトとして1年間共にブンデスリーガを戦ってきたビクトリーノが続く。

ビクトリーノ「俺も同感だ。俺はお前の不十分な実力には賞賛も賛同もしねぇよ。
       だけどな、一緒に勝利を目指して戦うことに関しちゃ、
       これほど協力しがいのある仲間はいないってことだ」

イスラス「……森崎。お前もいい仲間に巡り会えたみたいだな」

????「ええーい、煩わしい奴らめ。森崎よよく聞け。真に強さを求める者に
     彼奴らのような者との慣れ合いなど不必要!
     慣れ合いのようなチームワークなど卓越された技術と戦術の上では二の次にすぎない。
     さぁ、ワシに従え。『倍速』の才能を手にし、
     お前も『最高の芸術品』として世界を手にしたくはないか?」


☆どうしますか?

A『倍速』の才能を望む
B『倍速』の才能を望まない

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

469 :森崎名無しさん:2012/11/01(木) 17:28:29 ID:TXTPsp2g
B

470 :森崎名無しさん:2012/11/01(木) 17:32:33 ID:aQEPS7Uc
B

471 :森崎名無しさん:2012/11/01(木) 17:39:26 ID:xvtr6OQI
B

472 :森崎名無しさん:2012/11/01(木) 18:33:26 ID:???
クリス一時は一位にもなったのに順位落ちたなァ…

473 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:45:34 ID:???
>>472
そんな不憫な彼女を応援するのはあなたの一票からです!
ネタ枠はともかくとして、やはりロストしたことは投票に不利な状態かもしれませんね…。
===========
>B『倍速』の才能を望まない


森崎「……俺は『倍速』の才能なんか望まない。
   そんな力に頼らなくても俺はこのプロの世界で戦っていける」

????「ほほう。本当にいいのかね?オーバーラップをし、自ら得点をも決める
     世界一のGKにもなれるやもしれぬのだぞ?」

森崎「そうだとしても。人の才能を奪って自分の才能にするなんて言語道断だ!
   ……確かに昔の俺はそれに似たこともしてきたかもしれない。
   そして今、その昔の自分の策略で選手生命の危機に貧してもいるさ。
   だからこそ、俺はそんな非道なことを許す訳にはいかない。
   過去の過ちをこの身体で償っていくと俺は……俺は誓ったんだ!」

中山と一緒に押した、首筋に痛々しく広がる『破滅のツボ』を抑えながら森崎は叫ぶ。

????「フフフ……だそうだ。先のある、未来と希望に満ち溢れる選手らしい主張だな。
     しかし、そうではない者もいることを忘れてはいないかね?」

マッハー「…………」

????「選手生命を失いかねない怪我をし、二度とフィールドに
     立てなくなる恐怖と戦い続ける覚悟が君たちにはあるかね?
     もしも逃げ道があるというのなら、どんな手段と言えども
     縋りたくなるのがアスリートとしての性だとワシは思うがね」

ビクトリーノ「あ…マッハーの足が…!」

474 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:46:45 ID:???
イスラス「まさか……あの下衆の持っていたかけらの影響なのか!?」

マッハーの右足が黒いシミで覆い尽くされていく。水溶液の中でマッハーは声にならない悲鳴を上げる。
ビクトリーノにはこの現象に見覚えがあった。そして以前に同じ力を使っていたイスラスも。

????「ワシの研究に協力を申し出てくれたある組織にもたらされた力。
     人の持つ心の弱さを糧にし、どんな恐怖や絶望も無に帰す絶対的な自信を身につける。
     その『闇のかけら』に頼ることで、プロ生命を永らえることが出来るというのなら!」

マッハー「くっ……そっ……俺は………俺はイヤだ!二度と走れなくなるなんて絶対イヤだ!
     走るのが大好きなんだ!風と一体になるのがたまらないんだ!
     早い奴と競争するのが!追いつき追い越され、また抜き返すのが!
     俺は……俺は……俺は走りたい。たとえどんな手段だろうと……闇に呑まれても……俺は!!」

黒く染まっていく右足を拒むように何度も壁に叩きつける。痛みで苦しいのか頭を激しくかきむしりながら。

????「誰だって縋りたくなるのだよ!どんな手段を用いようと、己の夢を…望みを叶えるために!」

マッハー「うあああ……ぐあぁぁ……がああああああぁぁぁぁっ!!」

イスラス「…そう、だよな。誰だって……誰だって自分の一番好きなことが出来なくなるなんて…耐えられるわけないんだよな…」

森崎「(俺も、俺も本当に選手生命を失う直前になったらアイツのように発狂してしまうのだろうか…)」

以前にイスラスとカフェで話したことを思い出す。自分の選手生命の火が消えようとするとき、どうするのか。
薬やドーピング。そして今目の前で掲げられている『闇のかけら』に頼ってまで自分の夢を追い続けるのか。
森崎の出した答えはNOだった。自分の夢を引き継いでくれる後継者に全てを託すと結論を出したはずだ。

森崎「(だけど……こうしていざ目の前で、あんな姿を見させられちまったら……)」

475 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:47:58 ID:???
本当に最後まで清く正しい心で自分の滅びを受けいられるだろうか?
それは実際に体験してみないとわからないことではある。
だが、少なくともマッハーに限っては全身全霊で拒んでいた。
何度も激しく乱暴に蹴りこまれた水溶液は音を立てて割れ、マッハーは力なく落下する。

ビクトリーノ「マッハー!し、しっかりしろ!
       俺はまだお前にリベンジしてねぇんだ!それを勝手に潰れるなんて許さねぇからな!」

ビクトリーノが素早く助け起こしに行く。だが、黒いシミは右足から全身へと転移しつつある。
マッハーは泡を吹き白目をむき、全ての体力を使い果たしたかのようにグッタリとしている。

????「残念だよ森崎くん。君が素直に彼の『倍速』の才能を受け取っておけば、
     消えたくないと彼の中で暴れることもなかったろうに……」

老人は手元で何か機械を操作したかと思うと、地上へと続くエレベーターを起動させる。

????「この世界のサッカー界で初めて『倍速』で走ることを覚えた者の末路がこれか。
     だが、おかげでワシの求める『スピード』のデータを得ることはできた。
     もうこの場所には用は無い。さらばだ。才能を掴み取れぬ愚か者たちよ」

老人を載せたエレベーターは森崎たちを地下に置き去りにし、地上へと上がっていく。

森崎「ま、待てェ!逃げるのか!」

????「ワシは才能のある選手を求めて世界中を廻っている。縁があればまた会うこともあるだろうな。
     その時までに考えておくがいい。ワシの手で『最高の芸術品』になることをな」

ゴゴゴゴゴ……ズドォッ!!

足元が揺れ、周囲の機械が次々と爆発を巻き起こしていく。
老人は言葉通り、用の無くなったこの施設を破壊するつもりのようだ。

476 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:49:08 ID:???
ビクトリーノ「マッハー!マッハー!しっかりしろマッハー!」

イスラス「折角また会えたってのに…なんで、こんな…!」

マッハー「…………お、マエラ……俺、から…離、レ……」

倒れたマッハーを助け起こすビクトリーノとイスラスの足に黒いシミが伝達していく。
その影は体を縛り付ける縄のように食い込み、ビクトリーノとイスラスを離さない。

ビクトリーノ「なっ……か、身体が動かねぇ……!?」

イスラス「ちいっ、いったいどうなってやがる…!」

マーガス「おいおい何やってんだよお前たち!早くここから逃げねぇとやべぇぞ!」

森崎「(この現象…まるでガーネフの使っていた『マフー』そのものじゃねぇか!)」

闇の触手は今度はマーガスと森崎の方にも延びていく。
このままではマッハーの抱える闇の意思に縛り付けられて身動きがとれなくなる。

???「ムンッ!!」

ザシャッ!!ボタボタッ…!

森崎「!? お、お前は…!」

リュウ「話は後だ。お前の仲間は既に脱出を始めている。お前たちも急げ」

以前に中里の屋敷の資料で見たような、オーソドックスな忍び装束を
身につけた男が、白金に輝く剣を振るい、森崎たちを縛り付ける触手を斬り落とす。

マーガス「ははは、こいつはシェスターがいたらきっと鼻血を出して気絶してたかもなァ」

477 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:50:17 ID:???
森崎「こんな時に気絶されちゃたまらないっての。とにかく急ぐぞみんな!」

イスラス「明日の試合が待ってるからな。モタモタしてられねぇぜ」

通路の奥に手を振るマルスとシャルの姿が見える。彼らに付いて行けばなんとか無事に脱出できそうだ。

マッハー「………明日……か」

その明日が自分には見えない。この闇の力に覆われた身体ではまともに立つことすらできそうにない。
それなのに。アイツラは希望に満ち溢れた顔を輝かせていやがる。
羨ましい。妬ましい。悲しい。悔しい。どうして。どうして俺は前に進むことを許されない?
もっと走りたかった。風と一体になりたかった。それなのに。それなのに。それなのに。

ドクン!!

マッハー「(や、やめろ!俺は……俺はそんなことは望んじゃいない!)」

本当にそうなのか?もう二度と自分の足で走れないという絶望しかない明日に何の価値がある?
引きずり下ろし、蹴落としちまえよ。自分の前を堂々と走りだそうとしている生意気な連中を。
今のお前になら出来るだろ?なぁ、お前だって本当はそうしたいんだろう?

マッハー「(違う!勝手に俺の意思を決めるな!俺に話しかけてくるな〜〜〜っ!!)」

ドクン!!

マッハーのどす黒く染まった右半身から再び触手が伸びる。
リュウが素早い反応で斬り落とすが、そのたびにマッハーは絶叫を上げる。

イスラス「何しやがる!それ以上斬ったらこいつの神経が持たないぞ!」

悲鳴を上げて血を吐き出し始めたマッハーを見てリュウを諌める。

478 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:51:36 ID:???
リュウ「……ならばここで仲良くその男の放つ闇に囚われ爆発に巻き込まれるか?」

イスラス「なっ…!?」

リュウ「このまま背後から伸びる触手を除けながら進んでいては爆発まで間に合わん。
    ならば出来る事はただひとつ。この男のことは諦めるか、もしくは……」

この闇の暴走を止める手段をできるだけ早く見つけ、そして行使することしか無い。

ビクトリーノ「『イリュージョンストライク』……」

森崎「? それって確かお菓子に偽装してたドーピング剤のことか?」

ビクトリーノ「ああ。だが、それだけじゃねぇ。俺は見たんだ。
       マッハーが闇の暴走で苦しんだとき、
       その薬の代わりに闇のかけらを使って痛みを抑えていたのを」

イスラス「じゃあその薬があれば、この闇の触手を消し飛ばすことが出来るんだな?」

マーガス「だけどもう時間がないぞ。早く逃げないと全員で仲良く爆発だ」

イスラス「……間に合う。いや、間に合わせる。そのための『倍速』じゃないのか?」

ビクトリーノ「……ああ。ここまできたらとことん付き合ってやろうじゃん?」

確かに常人の倍の速度で走り回れる能力があれば、薬を探す時間も脱出する時間も取れるかもしれない。

リュウ「ならば、倍速で走れる者はここに残れ。時間ギリギリまで、俺がこの男の側で触手を封じておこう。
    マルス。他の者達の脱出の船頭を任せても構わないな?」

マルス「……ああ。悔しいけどこの状況では僕の足じゃ役に立てない。
    必ず無事に戻ってきてくれ。最後に依頼人から報酬を受け取るまでが、シノビの仕事なのだろう?」

479 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:52:50 ID:???
リュウ「無論だ」

マーガス「ほら、森崎もこっちに来いよ。危ないぞ」

森崎「(ぐっ……もしも俺に『倍速』で走れるスキルがあれば手伝ってやれるのに。
   ……いやいや。だからってあのジジイの言葉に乗せられるわけにはいかなかったっての)」

イスラスとビクトリーノはマッハーの暴走を抑える薬を探すため、実験場の棚の周辺へと走りだす。
リュウはマッハーの伸ばす触手に向かいクナイを投げ、すかさず印を結び動きを抑える。
そしてマルスは森崎、マーガス、シャルを連れて脱出の準備をするのだが…

シャル「待って二人共!わたしにも手伝わせて!」

シャルは足場を器用に走り回り、薬の捜索を続ける二人の元へと駆けつける。

ビクトリーノ「おいおい、いくらお嬢ちゃんの足が俺たち並みに速くても危険すぎるっての」

イスラス「お前は森崎たちと一緒に先に戻ってろ。大丈夫だ。必ずマッハーを連れて帰るから」

シャル「……いや!いやだ!わたしだって二人の力になりたいの!
    今まで何の役にも立たなかったこの足で。今度こそマネージャーとして助けになりたいの!」

イスラス「お前を助けるためにアイツは苦労してここに乗り込んできたんだ。その気持を無駄にするな!」

シャル「…………」

シャルはイスラスの言葉を無視し、奥の棚の段ボール箱の中を探し始める。

イスラス「あの馬鹿野郎……俺の気も知らないで……」

480 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:54:02 ID:???
ビクトリーノ「イスラス。お前こそお嬢ちゃんの気持ちを分かってやれよ。
       マッハーはあの娘の血を分けた兄貴なんだろ?
       きっと咎められることなんて承知でここにやってきたんだよ」

イスラス「……ビクトリーノ。一つ頼みがある。いざとなったらアイツを連れてお前だけ先に行け」

ビクトリーノ「イスラス……お前……」

ビクトリーノはイスラスの右足に目を落とす。マッハーと同様に、その足にも黒い斑点が浮かび始めていた。

イスラス「俺もさ。一時期だけだがあの力に溺れていた。この力さえあれば
     どんな奴にも負けやしねぇ。俺が世界ナンバーワンのドリブラーだとさえ思い込めた。
     ……だが、この闇のかけらは自分を前に進ませるものじゃない。
     他者をその場に縛り付け引きずり下ろすことに使われるようなものだった」

ビクトリーノ「……そうだったな。お前もあの仮面の組織のメンバーだったっけ。
       この3日間、こうして普通に話したり遊びに出かけたりしてたからつい忘れてたぜ」

イスラス「………だから、さ。もしも薬が見つからなかった場合、最後までアイツの暴走に付き合う奴が必要なんだよ。
     誰よりも先に、誰よりも速く走ることに目覚めた。マッハーのドリブルにな」

ビクトリーノ「…………OK。それがお前の覚悟だってんなら了解した。
       だが、悪いが俺は最後の最後まで諦めねぇぜ。俺の名はビクトリーノ。
       最後にかならず勝利を呼ぶことが義務付けられてるんだからよ。
       明日の試合のブレーメンの勝利も約束されてんだ。お前をぶちぬくことでな」

イスラス「……ああ。楽しみだ。明日の試合が今からどんなものになるか……楽しみでたまらない」

ビクトリーノ「それじゃあおしゃべりはここまでだ。探そうぜ。俺たちの明日を切り開く希望をよ!」

481 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:56:12 ID:???
★ビクトリーノの意地→! card
イスラスの賭け→! card
シャルの希望→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→薬を見つける!
スペード・クラブ→薬は見つからない!
JOKER→謎の青年が薬を見つけ、手渡してくれる!
※誰か一人でも薬を見つけると…?

482 :森崎名無しさん:2012/11/01(木) 20:56:27 ID:???
★ビクトリーノの意地→ ハート2
イスラスの賭け→ クラブ8
シャルの希望→ スペードJ


483 :森崎名無しさん:2012/11/01(木) 20:56:38 ID:???
★ビクトリーノの意地→ スペードQ
イスラスの賭け→ ハート5
シャルの希望→ クラブ6

484 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:19:04 ID:???
★ビクトリーノの意地→ ハート2→薬を見つける!
イスラスの賭け→ クラブ8→薬は見つからない!
シャルの希望→ スペードJ→薬は見つからない! ★
===========
ビクトリーノ「あった!あった!あったーーーっ!!」

見た目はグミ状のお菓子だが、強力なドーピング剤でもあるイリュージョンストライク。
しかしこの薬には闇のかけらによる身体への悪影響を抑える効果もあるらしい。

イスラス「でかしたビクトリーノ!」

シャル「よかった……これで兄さんは助かるのね」

3人はすぐさまマッハーの下へと駆けつける。
リュウの術も限界が近く、脂汗を垂らしつつマッハーから印を解く

リュウ「…よくやってくれた。君たちの努力が実ったのだな」

イスラス「よし、俺が飲ませてくる」

薬をマッハーの口に含ませ、鼻を摘み無理やり胃の中に流し込ませる。
マッハーの黒ずんだ顔色は徐々に彼本来の白さを取り戻していく。

マッハー「…………うっ……お、俺は…………」

シャル「リュウさん、兄さんを見守っていてくれてありがとうございました…!」

ビクトリーノ「いよっしゃー!あとは皆で脱出するだけだ!さァ、出口へ急ごうぜ!」

元気よく脱出を促すビクトリーノ。しかし、マッハーに薬を飲ませるために
彼の側に近づいたイスラスが、しゃがんだまま動かない。

485 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:20:35 ID:???
イスラス「……悪い。どうやらまだ……終わっちゃいねぇみたいだな」

リュウ「馬鹿な…!」

マッハーの右足から伸びた触手は、イスラスの左足にしっかりとこびりつき離れようとしない。
何度か立ち上がろうと足腰に力を入れては見るが、強い力で上から押さえつけられているかのようにビクともしない。

イスラス「ビクトリーノ。頼む」

全てを覚悟したイスラスは、ビクトリーノに先ほど頼んだ約束事を任せる。

ビクトリーノ「なんでだよ!薬も飲ませた。アイツの暴走も収まった!
       だのになんでまだ触手が出てきやがるんだよ!」

マッハー「…言わなかったか?イリュージョンストライクは『併用剤』だって。
     これ単体じゃただの元気になる気付け薬だ。
     …もう、なにもかもオシマイだ。どうしてすぐに俺を見捨てなかったイスラス…!」

イスラス「……多分、お前から預かっていたこの『右足』がそうさせたんだろうさ」

マッハー「…………結局奴ら『ヨハン』の思うがままってか。くそったれ…………」

ビクトリーノ「……まだだ!この薬が併用剤ってんならその薬を探せばいいだけだ!」

リュウ「時間があればそれも出来ただろう。だが……もう待てん」

実験場の地下に闇の力で完全に縛り付けられたイスラスとマッハー。
辺りはいよいよ崩れ始め、もはや一国の猶予もならなかった。

シャル「そんな……こんなのいやだよ……兄さん!イスラス!」

486 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:22:11 ID:???
二人の隣に立って支える資格が無い今の自分に何ができる?
いや、支えられなくてもいい。自分には多分そこまでの力もないから。
でも、せめて隣に立つことくらいだけはしてあげたい。
彼らと同じ速度で走れる自分にしかできないことがきっとあるはずなのだ。

シャル「くっ……ふんぬぬぬ……」

マッハー「お、おい…何やってんだよ…」

シャルはマッハーを縛り付ける闇の触手を掴むと、それを地面から引き剥がそうと件名に引っ張る。
もちろん彼女の腕力ではびくともせず、そもそも人の手で何とかできそうなシロモノではない。
それでも何かの役に立ちたいというシャルの想いが、触手から彼らの足へと伝わるのが物悲しい。

ビクトリーノ「ちいっ……目の前で女の子があんなに必死になって……見過ごすわけにはいかねぇって!」

リュウ「何をしている!死にたいのか!?」

ビクトリーノ「死にたかねぇよ!だけど俺の足は…アイツに負けたままじゃ死んだも同然なんだ!だから助けに行くんだよ!」

ビクトリーノは揺れ始める地面にしっかり足を食い込ませ、ダッシュでマッハーたちの所に駆けつける。
そしてシャルと同様に、イスラスの足を這い、地面に根付こうとしている闇の触手を握り締める。

イスラス「ビクトリーノ…!」

ビクトリーノ「勘違いすんなよ。俺はお前ともまだ決着をつけちゃいねェんだよ。
       俺とお前。そしてマッハー。いや、まだ俺が知らねぇ世界中のスピードスター。
       ソイツらを全員倒して…俺は堂々と世界最速を名乗りてぇだけだかんな!」

マッハー「……‥…」

グググッ……ズッ……

487 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:23:38 ID:???
イスラス「(触手が……剥がれていく?)」

その時イスラスの頭の中に一つの仮定が浮かんだ。この闇の呪縛は、
二度と自分の足で走ることのできないこの世界に対しての憎しみ。
まだ走りたい。風になりたいというマッハーの執着心を表しているというのなら。
もしも『併用剤』があるとするならば、それはきっと――

イスラス「……マッハー」

マッハー「どうしたイスラス……」

イスラス「ある男がこんなことを言っていた。もしも志半ばで夢を諦めなくては行けない時がきたら。
     ソイツは次の世代の連中に自分の夢を預けると。自分のすべてを託したいと言っていた」

マッハー「…………」

イスラス「お前の無念。お前の魂。お前の足。……お前の全てを俺に託せ。
     マッハー。お前の足は闇に負けて二度と動かなくなるかもしれない。だけど……」

ガシッ!グググッ……

シャルとビクトリーノ。そしてイスラスの3人はマッハーの触手に全力で力を込める。

イスラス「お前の夢だけは絶対に消えない。絶やさせやしない。俺が歩みを止めない限り、決して。
     俺がお前の分まで走る。お前の分まで風になる。だから……後は俺に任せてくれ」

マッハー「…………」

誰かに夢を託し、託される。自分もそうありたいものだ。
イスラスは願った。そして誓った。自分だけでなく、もう一人分の夢を背負い走り続けていくことを。
その道は決して楽なものではない。いつ自分もマッハーのように限界が訪れるかもわからない。それでも。

488 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:24:53 ID:???
イスラス「マッハー。俺は今までも、これからもお前と一緒に……走り続けていく!」

ズズッ……ブチンッ!!

シャル「触手が…!?」

ビクトリーノ「ぬ、抜けた!」

地面から引き剥がされた触手は、イスラスの左足へと結びつくように絡みだす。
イスラスはマッハーを左肩で担ぎ、彼の重みを感じながら立ち上がる。

マッハー「……離せよ。俺の中に眠る闇は……結局ずっとお前のことを恨んでいた。
     ポーランドに帰ったのも治療のためじゃない。全力で走れるお前の姿を見たくなかったからだ。
     今でもそうだ。こうしてお前を逃がさないように縛ろうとしている……
     それに、俺の右足はもう動かない。もう……走ることは……できない……」

イスラス「走ることなら、できる」

グイッ。ダダダッ!

マッハー「えっ…?」

マッハーの右足が地面を蹴る。いや、性格には彼の足から伸びた触手に絡むイスラスの『左足』だ。

マッハー「二人三脚ってか?こんな不安定に揺れるところを…無茶すぎるぜ」

イスラス「今の俺ならやれる。お前はずっと俺の『右足』として一緒に走ってきてくれた。
     そして……その足に引きずられるようにずっと走り続けてきた『左足』も」

ガッ……ビュンッ!!

シャル「あれは……!」

489 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:26:29 ID:???
シャルは思わず息を呑んだ。イスラスは今まで『右足』にのみ重点して倍速移動を行なってきた。
地面を蹴り始めるのも右足から。スピードを抑えるブレーキも右足のみでしかできなかったはず。

ビクトリーノ「自力で覚醒したんだ。誰かの手によるものじゃなく、自らの足で。『倍速』の才能に!」

イスラス「俺だけの足じゃないさ。今まで共に走ってきてくれたこいつの右足。
     そして毎日欠かさず足のケアに尽くしてくれたシャル。お前のおかげだ」

シャル「え…?」

イスラス「これからは右足だけじゃなく左足も診てもらうことが増えそうだからな。
     ……その、なんだ。お前が良いって言うなら……これからも側にいて欲しい。それだけだ」

シャル「…………うん。うんっ!!」

そうか。隣に立つ必要なんか最初から無かったんだ。わたしとイスラスは違う。背の高さも、性別も、国籍も。
当然走るペースだって。同じ『倍速』といえども、歩幅が違えば大きく変わるのが当然なのだ。
隣を一緒に走ることにずっとこだわっていたけどそうじゃなくてもいい。
心はずっと一緒だったことに気がつけたから。だから、これからも一緒に走り続けていこうね。

ビクトリーノ「ヒューヒュー!お熱い事この上ないねチッキショー!
       そうと決まれば早速脱出だぜ!シノビの兄ちゃん、道案内宜しく〜!」

リュウ「(……彼らは今、前に進みだした。彼らにとっての新しい今日が、今始まったのかもしれないな)」

外はもうすぐ日が昇り始める頃だろう。闇が消え、光が溢れる夜明けが彼らを祝福しようと待っている。

490 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:27:37 ID:???
マーガス「……アイツら、遅いな。本当に大丈夫なのかな……」

マルス「やはり今からでも戻って彼らを助けに行ったほうが!」

森崎「落ち着けよ二人共。大丈夫だ。多分。いや、きっと」

森崎には確信があった。先ほど熱を上げる道具袋を気になり中身を取り出してみた。
イスラスの星のかけらが眩しいほどに光を発していたのだ。
輝きを増していくそのかけらは、以前よりもより大きく、より美しい煌めきを放ち出す。

森崎「(せっかくの才能も、一人で抱え込むだけじゃ腐っちまうものなんだよな。
   ……ああ、分かっているさ。俺だってまだ諦めたわけじゃないんだからよ)」

イスラスのかけらを握りしめ『倍速』で走り抜ける彼らの確かな息遣いを、森崎は感じ取っていた。



シェスター「うぎぎ〜〜〜っ!どうして!何故!今回に限って!
      羨ましいにも程が有る!おいマーガス!写真は、写真とかは撮ってないのか!?」

マーガス「んなもの用意してるかよ。いや〜まさか重度の忍者フリークのお前より先に
     生忍者の生忍法を拝見してしまうとはな。ありゃあ確かに魅力的な世界だわ〜」

リュウ・ハヤブサは森崎たちを無事に送り届けると、その姿を消していた。
マルスから何か報酬を受け取っていたようだが、それが何かは定かではない。

中里「ほほう、シェスター殿に続きマーガス殿までシノビの世界の虜になったとな。
   これは忍の道の将来も安泰かのう。はっはっはっは!
   (伝説の超忍リュウ・ハヤブサ。確かに彼は存在したのだ。
   ならばあの秘伝の巻物の通り、拙者にも白金に輝くチャンスはどこかに必ずあるはず…!)

491 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:28:51 ID:???
無事に全員で脱出に成功した森崎たちは、ひどく煤けた顔のままアヤックス寮へと帰ってきた。
何事かと出迎えてきた三杉たちに事情を話すと、シェスターは絶望したように地団駄を踏み始める。

三杉「しかし『ヨハン』と言ったか。まさかそんな危険な実験に加担していたとはね」

レンセンブリンク「身内の一人として恥ずかしいですよ。スポーツの権威を利用して
         やっていることはただの人体実験だというのですから…」

クライフォート「(かつて俺の名前に刻まれていた『ヨハン』……一体何を企んでいるというのだ?)」

カイザー「そんでそんで、足の方はもう大丈夫なのか?明日の試合には間に合うのかー?」

イスラス「ああ、俺なら大丈夫だ。脱出にちょっと手間取ってこっちの方はちょっと危ないけどな」

ディック「プッ……くくっ……ギャハハハ!見事なチリチリ頭だな。自慢の黒狼の鬣が台無しじゃんか!」

リブタ「わ、笑っちゃ悪いよぉ。でも……うぷぷぷ……ご、ごめんイスラス……ブフォフォ!」

シャル「美容院の予約を取っておかなくちゃね。なんたってイスラスはアヤックスの看板の一人なんですもの!」

マッハー「俺の分まで走ると決めたんだし、いっそのこと俺と同じ坊主頭にでもしてみるか〜?」

イスラス「そ、それはちょっと勘弁してくれないか…?」

ドールマン「ていうかこの坊主の男は何者だ?」

クリスマン「知らないのかドールマン。かつてアヤックスjrチームを戦闘で引っ張ってきた
      超級のスピードスタードリブラー。ポーランド出身のマッハーだよな」

マッハー「お?俺の残していった足跡はしっかり覚えてもらえてるってことか。くぅ〜泣けるねぇ。
     ちゅーわけで妹のシャル共々、これからテメェらの鈍くさい精神を
     ビッシビシ鍛えてやるからな。そこんとこヨロシクゥ!」

492 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:30:16 ID:???
マルス「……まだ朝も早い時間帯なのに、こうしてチーム総出で暖かく出迎えてくれる。
    アヤックス。このチームはきっとものすごく手強いよ、森崎」

森崎「ああ。だからこそ戦いがいのある奴らじゃねぇか。いいゲームになりそうだ」



この日の夕方、ブレーメンとアヤックスの親善試合が行われる。
お昼すぎまでタップリと眠り、疲れをとった森崎はこの寮での最後の自由時間を過ごす。

森崎「ふあ〜よく寝たよく寝た。昨日は…ってか今日か。
   いっぱいビルの中を走った割には身体もすっきりしてやがる。
   さて、試合まではまだ結構時間があるし、何をするにしてもまずは誰かを誘いに行くか」


☆下記の中から最大で『3人』同行させたい選手を選択してください

・ブレーメン
【シェスター・マーガス・ビクトリーノ・ブローリン・中里・マルス】

・アヤックス
【三杉・イスラス・リブタ・クライフォート・クリスマン・カイザー
 レンセンブリンク・ディック・ドールマン・シャル・マッハー】

『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

493 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:32:10 ID:???
ぐおおおお……ストーリーの下地のないオリジナル展開にここまで筆が進まないとは……。
他のスレのGMさんはどうやってあんなに素敵なお話をポンポン展開していけるのでしょう……。
なんとか人気投票の期間中に試合ができそうでホッとしています。
ブレーメン勢とアヤックス勢の票が伸びるかどうかはこれからの展開にかかっている!?


☆第二回アナザーカンピオーネキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2t/bbs.cgi

☆第四回キャプテン霧雨キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2u/bbs.cgi

☆第三回ラインライダー滝キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2v/bbs.cgi

☆第三回TSUBASA DUNKキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2x/bbs.cgi

☆第三回ファイアーモリブレムキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2w/bbs.cgi

たくさんの投票、コメント共に本当に本当に感謝です!
残り僅かとなりましたが、どうかよろしくお願い致しますね〜!

494 :森崎名無しさん:2012/11/02(金) 10:13:30 ID:RXVEUscU
シェスター・中里・マルス

495 :森崎名無しさん:2012/11/02(金) 10:21:52 ID:uFKgjjcQ
マルス・イスラス・マッハー

オランダにいるうちに仮面軍団の正体に近づいておきたいのよ・・。
でも494氏の意図もわかるので、すごい悩んだ。次の人に任せるw

496 :森崎名無しさん:2012/11/02(金) 10:36:29 ID:Oib77BTg
中里、マルス、マッハー

497 :森崎名無しさん:2012/11/02(金) 12:41:51 ID:0B23Lg9E
>>495

498 :森崎名無しさん:2012/11/03(土) 00:15:58 ID:???
ひょっとしたら人気投票、マッハーの項目なし?

499 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/03(土) 17:04:41 ID:???
>>495
選んだキャラの組み合わせで発生するイベントは変わっていきますからね。
>>498
投票したいキャラクターの項目が無ければ、どうぞご自由に追加しちゃってくださいな。
==========
>マルス・イスラス・マッハー


マルス「やぁ森崎。どうやらぐっすりと眠れたようだね」

マルスも森崎が起きる少し前に目を覚ましたらしく、軽いストレッチで体全体をほぐしている。

森崎「ああ。気力体力共にバッチシ充填完了だ。アヤックスでもアレックスでもロドリゲスでもなんでも来いだぜ」

大きく伸びをして体の底に溜まった疲れを絞り出していると、部屋をノックする音が聞こえる。

マッハー「へぇ〜。随分と大した自信じゃないですかァ。こりゃ今日の試合がたのしみだわ」

イスラス「よぉ元気か。どうやらお互いに試合に影響は無かったみたいだな」

森崎の部屋を訪れてきたのは右足に包帯を巻いたマッハーと、深く帽子をかぶったイスラスである。

マルス「二人共、闇のかけらの触手で縛られた箇所は無事だったのかい?」

マッハー「おう。効果てきめんだったぜ。奴らの開発した薬っていうのが憎たらしいトコロだがな」

イリュージョンストライクの併用剤とは。それはおそらくマフーを払うスターライトと原理は同じなのだろう。
人の心を蝕もうとする絶望に絶対に屈しない強き光。そして星のように輝く夢を決して諦めない清き心。
自分の失いかけていた夢をイスラスが引き継いでくれたため、
マッハーは自身の心の闇に踏ん切りがつき、闇の呪縛を切り裂く力を得たのだ。

森崎「……しかし、奴らがアカネイア大陸だけじゃなく俺たちの世界にも手を伸ばしていようとはな」

500 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/03(土) 17:06:27 ID:???
『ヨハン』の人間が語っていた自分たちに技術を提供した者たちとは疑いようもなくガーネフたちのことだろう。
森崎に『星』と『リセット』の力が与えられたように、彼らにもまた異界の不思議な力を手に入れる機会があったのだ。

イスラス「闇の力による身体への負担を中和するために、人の持つ星の輝きを奴らは欲している。
     世界各国の将来有望な若手選手の失踪事件も奴らが関わっているに違いない」

マッハー「仮面を被らされている間はあまり回りの連中のことに気づけなかったが
     多分その予想は当たっていると思う。そして今現在も進行形で、有用な選手が潰されている」

森崎「(そういえばシュナイダーも酷い怪我をしていたな。
   若林も右腕を潰されていたし。……右目を潰してしまったのは俺だけど)」

マルス「こうして2つの世界を行き来できるようになった今、彼らの野望を食い止めるには
    きっと僕達2つの世界の力を合わせなくてはいけないと思う。
    イスラス、マッハー。せっかく闇の呪縛から解き放たれた君たちに、
    また危険が伴いそうなことに関わってもらうのは心苦しいけれど……」

イスラス「今更だぜ。それに俺自身、闇に囚われたままの『アイツら』を放っておくわけにはいかねぇ」

マッハー「俺はこいつに全てを託した身だ。俺自身はあまり手伝えることは無いだろうが、
     その分イスラスのバックアップに全力で当たる。だから遠慮無くこいつの足を使ってやってくれ」

自分の分け与えた『右足』と、彼自身によって鍛え上げられた『左足』。
イスラスはマッハーの分まで、森崎たちの力になることを約束してくれた。

イスラス「言っておくが今日の試合とは別問題な。悪いが全力で点をとりに行かせてもらうぜ」

マッハー「俺と妹の協力体制で積み上げられたアヤックスの猛攻を君はいつまで耐えられるかなァ?」

森崎「へっ、望むところだぜ。なにせこっちには『秘密兵器』がいるんだからな!……な?」

マルス「?」

501 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/03(土) 17:08:39 ID:???
まさか星のタウルスの力で自分がこれからブレーメンの一選手として
扱われるかもしれないことなどつゆ知らず、マルスは呑気な笑顔を森崎に返す。

森崎「せっかくこうして集まったことだし、何かに誘ってみようかな」


☆どうしますか?

A 街に出かけて何か思い出を作りに行こう
B 最後の合同練習をして試合に備えよう
C 寮の施設を借りて身体をリフレッシュしておこう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

502 :森崎名無しさん:2012/11/03(土) 17:16:08 ID:bcpUHj6c
A

503 :森崎名無しさん:2012/11/03(土) 17:42:53 ID:qj4kt2wU
B

504 :森崎名無しさん:2012/11/03(土) 18:04:54 ID:RgO16AYg
A

505 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 08:36:54 ID:???
>A 街に出かけて何か思い出を作りに行こう


森崎「せっかく集まったんだから試合までの時間、どこかに出かけようぜ」



☆どこを探しますか?

A おしゃれなカフェ
B 素敵なビーチ
C 広いショッピングモール
D 綺麗な美術館
E のどかな公園
F 騒がしい警察署
G 怪しい廃ビル

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

506 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 09:13:24 ID:C2jeFyPw
E

507 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 10:11:04 ID:Iu9h8L5I


508 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 11:07:36 ID:???
>E のどかな公園


森崎たちは公園に出かけると、綺麗な花壇に囲まれた噴水広場で
午後の日差しをのんびりと浴びつつのどかに過ごす。
昨日の大雨で水浸しになった土の上などお構いなしにと、
子どもたちがボールを追いかける姿はなんとも微笑ましい。

森崎「うーん、昨日の大雨が嘘のようにすっかり晴れたなー」

天気予報どおり天気は午後から急激に回復し、今頃アヤックススタジアムでは
急ピッチで芝のコンディションを整えていることだろう。

マッハー「しっかしオタクらも羨ましいねぇ。チーム強化のための世界行脚か。
     オランダを発った後はどこの国に殴りこみに行くんだァ?」

森崎「まだはっきりとは決まってないが、基本的には強豪国のトップチーム狙いだな」

イスラス「イタリア、フランス、イングランドの欧州勢か、
     ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの南米勢か。
     ここ最近だと北欧のスウェーデン。北中米辺りなら
     メキシコ、アメリカなんかも面白いチームになりつつあるみたいだな」

マルス「森崎の故郷でもある日本はどうなんだい?ユース大会で優勝したんだから
    十分強豪国の仲間入りをしてもいいと思うんだけど」

森崎「ユースチームとトップチームじゃまた話は別物なんだよ。
   日本はようやく自国のプロリーグを設立したばかりなんだし、
   まだまだ世界のトッププロと比べられるレベルじゃない。
   ……でも、日本リーグの連中なんかも気になるからな。
   機会があれば日本に遠征に行くのを推薦してみるのもいいかもな」

509 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 11:10:51 ID:???
親善試合後の自分たちの行き先を語る森崎たち。そんな彼らが公園で見たものをは…


★誰じゃろ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→クリスマンたちオランダトリオだ。何かを懸命に探しているようだが…?
ハート→花壇の手入れをしている女性だ。(数値が高いほど美人)
スペード→往年のアヤックスのサポーターだ。
クラブ→公園の場所の取り合いをしている子どもたちだ。
JOKER→黄金に輝く長髪の、不思議な瞳を持つ青年だ。

510 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 11:11:34 ID:???
★誰じゃろ→ ダイヤ7

511 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 11:34:39 ID:???
★誰じゃろ→ ダイヤ7 ★
>ダイヤ→クリスマンたちオランダトリオだ。何かを懸命に探しているようだが…?


森崎「おや?あの噴水周りの掃除をしている奴らって…」

昨日の大雨でかなり水かさが増している噴水の側で何かを探しているクリスマンたちを見つける。

イスラス「アイツら試合前だってのに一体何やってるんだ?ボランティアなんて殊勝なことする連中だったか?」

マッハー「それを言うなら俺らも大概だけどねー。こんな所でポカポカしてないで練習しろっつーの」

マルス「ははは…。でも、こうして巡り会えたのもきっと何かの縁だからね。
    ただの対戦相手として見て取れることもできるけれど、
    同じサッカーというスポーツに集うもの同士、こうして一緒にのんびり過ごすのも悪くないと思う」

特にマルスはアカネイア大陸でのここ最近の殺伐とした状況から
一人解放されたこともあり、非常に穏やかな顔をしていた。
もちろん異界にいる間は元の世界の時は全く進まないので、
眼の前にある沢山の問題は、全く解決はしていないのだが。

クリスマン「ん?おーい、そこにるのはイスラスたちか?」

レンセンブリンク「おやおや、これは奇遇ですね。
         ブレーメンの方々から何か有益な情報でも聞き出しているのですか?」

クリスマンたちもこちらに気づいたらしく、タオルで汗と水滴を拭いながら駆け寄ってくる。

森崎「あんな所で一体何をしてるんだ?ただ掃除しているようには見えなかったけど」

マルス「何かを探しているようにも見えたね。大事なものなのかい?良ければ僕達も手伝うけれど…」

512 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 11:35:49 ID:???
クリスマン「い、いや。これは俺たちの問題だからさー。気にするなよ。なぁレンセン?」

レンセンブリンク「……そうですね。あなた方は昨日の騒動でお疲れのはず。
         試合前に余計な体力を浪費させてしまうのはしのびないですからね」

マルスの厚意をやんわりと断る二人だったが、カイザーが二人の間から割り込み身を乗り出して聞いてくる。

カイザー「なぁなぁ、ちょっと聞きたいんだけどさ。
     ピカピカ光る青い星みたいな石、お前たち持ってないか?」

森崎「は?ピカピカ光る青い石だと?」

クリスマン「この馬鹿!その話は俺たち3人だけの秘密だってあれほど口酸っぱく言っただろ!」

レンセンブリンク「……馬鹿を通り越してもはやアホですね。まったく……」

カイザー「なんでだよー。皆で探したほうがすぐに見つかるかもしれないじゃんかー?」

クリスマン「はぁ。…まぁ、聞かれてしまったものは仕方がない。
      一応聞いておくけれど、カイザーの言った通りお前たち、青く光る石は持ってないか?」

森崎「(青く光る石だと?俺の持っている『星のかけら』のことを言っているのか?
   そうだとしたらどうしてこいつらがかけらの存在を知っているんだ?)」

513 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 11:40:25 ID:???
☆どうしますか?

A 持っていると言い、かけらを見せる
B 持っていないと言い、かけらは隠す
C どうして石を探しているのか聞く
D 星のかけらとは別物のことかもしれない。探すのを手伝おう
E 何だか嫌な予感がする。適当に断って寮に戻ろう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

514 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 11:42:40 ID:FZwPvni+
A

515 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 12:13:56 ID:C2jeFyPw
A

516 :ツδつδ環ブツδ個δ& ◆/ULmbmmOkY :2012/11/04(日) 13:09:16 ID:???
>A 持っていると言い、かけらを見せる


森崎「ああ、それらしきものなら持っているぜ」

クリスマン「なんだって!それは本当かい!?」

森崎「お前たちの探しているものかどうかは分からないがな。ほれ」

道具袋から、これまでに手に入れた星のかけらを取り出す。
マルスを時空の扉に通すために使った『星のタウルス』の他に、
予めモロドフが集めておいてくれた8つのかけらたち。

レンセンブリンク「…確かに『あの方』に言われたとおり、実に美しい輝きですね」

クリスマン「そのかけらって、お前がもともと持っていたやつか?」

森崎「ああ。この街に来た時に三杉から受け取ったものだ」

カイザー「う〜ん、それじゃあ俺たちが探してるモノとは別なんじゃないのか?」

クリスマン「……分からない。だが、あの人との約束を果たすためにも、俺たちにはその宝石が必要なんだ。
      なぁ、物は相談なんだが……少しの間だけでいい。そのかけらのうちの一つを俺たちに貸してくれないか?」

森崎「なにィ!?かけらを貸してくれだって!?」

レンセンブリンク「指定された時間まであと僅かという焦りはわかりますが…
         クリスマン、少々無理なお願いではありませんか?
         少なくとも彼の反応からして、そうホイホイと貸し与えられるようなものではなさそうですし」

森崎「(俺の『破滅のツボ』で弱っていく体を救う鍵となる『星のかけら』。
   それをこいつらは何に使おうって言うんだ?)」

517 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 13:11:18 ID:???
☆どうしますか?

A かけらを貸す
B かけらを貸さない

【シェスター・マーガス・ビクトリーノ・中里
 イスラス・若林・シュナイダー・肖】

※Aの場合、どのかけらを貸すかも指定してください。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

518 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 13:18:53 ID:FZwPvni+
Aイスラス

519 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 13:28:10 ID:yLSmCHEI
Aイスラス

光ってたほうがいいよね?

520 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 15:12:22 ID:???
>A かけらを貸す


森崎「(なんだか深刻な事情がありそうだし、貸すだけならまぁ、いいか)」

森崎は自分たちがオランダを発つ前に必ず返すことを条件に、
かけらの中で一際強く輝く『イスラスのかけら』をクリスマンに貸し出した。

クリスマン「恩に着るぞ森崎。よーし、いくぞ2人とも!これで任務完了だ!」

カイザー「いいのかなぁ。なんだかダメなような気もするんだけど」

レンセンブリンク「ま、それならそれでこの馬鹿リーダーに責任を取ってもらうだけでしょう。ククク」

クリスマン「うぐっ…と、とにかくサンキューな。あ、でも試合では手加減なしの真剣勝負と行こうぜ」

森崎「わかってるっての。そんな恩着せがましいことなんかするかよ。
   チームの強化のための親善試合だってのに八百長なんかやられたらたまらんぜ」

クリスマンたち3人はお礼を言いつつ公園をあとにしていく。

森崎「アイツら、星のかけらを何に使うつもりなんだ?」

このあと試合という予定がなければ、追いかけて彼らの動向を伺うこともできたのだが。

マルス「そろそろ戻ったほうが良さそうだね。試合前のミーティングもあるだろうし」

イスラス「ああ。手加減なしだぜ、森崎」

森崎「フン、WY大会のようにシャットアウトしてやるさ」

イスラス「一人で突っ込むことしかできなかったあの時の俺とは違うぜ?」

521 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 15:14:15 ID:???
森崎たちは好ゲームを約束しつつ公園をあとにする。
空には雨雲という苦しみから解き放たれた太陽が祝福するかのような見事な虹がかかっていた。




実況「アムステルダムのサッカーファンの皆様、大変長らくお待たせいたしました。
   ここ、アヤックススタジアムにおいて本日行われるのは
   今世代最強と名高い黄金世代の若手が集うスター集団アヤックスと、
   ドイツブンデスリーガの強豪チーム、ウェルダー・ブレーメンとの親善試合!
   先日の大雨など無かったかのような夕晴れに、両チームサポーターとも大勢賑わっております」


「ジュニア時代から応援してたイスラスの復帰戦だ!盛大に応援するぞー!」
「キャー!三杉様〜!!今日も華麗なテクニックで私たちを魅了して〜!!」
「クリスマン、レンセン、カイザー!ドイツの鋼鉄の巨人を翻弄した実力を見せてくれ!」
「ディックにリブタ、そしてドールマン。アヤックスの守りは今日も磐石じゃわい」
「この個性的集団を纏められるのはお前しかいない!クライフォート!今日も相手を粉砕だァ〜!!」


「オランダくんだりまで応援に来たんだ!みっともないところを見せるなよ!」
「シェスター!マーガス!お前たちのブレーメン魂をこの街に刻み込めぇ!」
「ヒャッハー!お高くとまった組織サッカーなんか粉砕しちまえ〜!!」


ホームとアウェイ。応援の規模の差はあれど、サポーターたちの選手に対する期待値は五分と五分。
アヤックスにとっては、バラバラだったチームがようやく完成系となる段階の最終確認として、
ブレーメンにとっては、惜しくも優勝を逃したブンデスリーガのリベンジのための強化試合として。
そして、数ヵ月後に開催される『もうひとつのワールドカップ』と称される
『ユニバーサルカップ』を見据えての強豪チーム同士の決戦の火蓋が、今切って落とされようとしていた。

522 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 15:15:54 ID:???
〜ブレーメン・ミーティング〜

監督「よし、みんなきけ。アヤックスは昨年までは二つの派閥に分かれていて
   その高い総合力をうまく活かせていなかったという。
   だが、この試合に限ってはそんな情報など全くの過去のものだ」

マネージャー「攻撃に関してはエースストライカーのイスラスのドリブル突破。
       レンセンブリンクのオーバーヘッドなどが主な得点源ですが、
       他の選手も十分な得点力とミドルシュートを狙ってきます。
       とにかく攻撃パターンが豊富で、柔軟な対応で守ってください」

中里「撃たせる前に潰す精神で積極的に前に出るべきか……」

ブローリン「引いてブロックに専念していてもジリ貧になるだろうな」

森崎「(三杉が言っていたように、アヤックスは奇跡的にその力を一つのものへと結集させている。
   正直、絶対的エースに合わせて鉄壁の守りを敷いていく俺との相性は最悪だ。
   ポンポン遠くからのミドルシュート攻勢で来られると、正直厳しいぞ…)」

監督「守りに関しては、リブタ、ディックとフィジカルに優れたものが多い。
   ゴール前の競り合い勝負をするには、ひと工夫が必要になる。
   センタリングを簡単に予測されるような単調な攻撃だけはするな」

マネージャー「守備陣を指揮しているのは三杉選手の持つ『オフサイドトラップ』は
       縦への放り込みのパスを封じてきます。安易な放り込みも厳禁です」

シェスター「こしゃくな真似を。だが、必ずどこかに突破口はあるはず。俺はそれを見つけ出す」

ビクトリーノ「なるほどねぇ。俺の単独ドリブル突破も一応視野に入れておくべきかな」

523 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 15:17:14 ID:???
監督「キーパーのドールマンは安定した実力を持つが、うちの攻撃陣ならば破れない相手ではない。
   だが、その体格からか飛び出しにはそれなりの定評がある。マーガス、油断はするなよ」

マーガス「(くっ。こんなとき俺にもミドルシュートがあれば…!)」

監督「以上がアヤックスの主な戦力データだ。これに対し、今日はこの布陣で挑む」

−−J−H−− Jイルグナー Hマーガス 
−−−−−−−
−−−I−−− Iビクトリーノ
−G−−−F− Gベルンハルト Fカルーンブ
−−−E−−− Eシェスター
A−−−−−B Aシュバルツェン B中里
−−−C−−− Cガスコイン
−−−D−−− Dブローリン
−−−@−−− @森崎
・ブレーメン(ツートップ/4-4-2/指揮レベル10)

森崎「(『星のタウルス』の力を使えば、この中の誰かとアカネイアの仲間を入れ替えることができるが、どうする?)」

524 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 15:19:36 ID:???
☆メンバーを入れ替えますか?

A 入れ替える
B 純正メンバーで挑む

・ブレーメン
【イルグナー・マーガス・ビクトリーノ・ベルンハルト・カルーンブ
 シェスター・シュバルツェン・中里・ガスコイン・ブローリン・森崎】

・アカネイア
【マルス】

※Aの場合、誰を外すかも記入してください。

(例)
イルグナー⇔マルス

『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

525 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 15:22:29 ID:yLSmCHEI
A イルグナー⇔マルス

526 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 15:35:14 ID:rOurIQ/Y
A イルグナー⇔マルス

527 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 15:56:01 ID:???
>A イルグナー⇔マルス


森崎「イルグナーさん、ちょっとちょっと」

イルグナー「ん?どうした森崎」

イルグナー。このブレーメンの中ではマーガスに次ぐストライカーであり、
そこそこの総合力と積極性は確かな選手である。
だが、強敵アヤックスを打ち破るにはいささか力不足なところは否めない。
森崎はマルスをFWとして活用するべく、彼を今回の生贄に選んだ。

森崎「試合前にこいつを握ってもらえませんかね。日本式の勝利を呼び込む験担ぎってやつです」

イルグナー「ほほう、そいつは興味深いな。では早速……むっ!?」

イルグナーの脳内に眩いばかりの青い光が飛び込んでくる。
時空の扉を開き、異界からマルスという存在を呼び込んだ『タウルス』に触れたイルグナーは
この瞬間マルスという存在と一体になり、彼の力を戦いの場へと召喚する触媒となる。

森崎「おやおやイルグナーさん、少し見ない間に随分小奇麗な顔になりましたねぇ。イメチェンですか?」

ひょうきんにおどけてみせる森崎の態度に、マルスは苦笑してしまう。

マルス「…君、いますっごい悪い顔してるよ。まぁそれに加担している僕も同類だろうけれど」

森崎「気にするなって。お前だってこのサッカーの本場の地でボールを蹴ってみたかったんだろ?」

マルス「ああ。僕の、アカネイアのサッカーがどこまで通用するかはわからないけれど精一杯戦うよ」

こうして僅かなあいだではあるが、マルスは『イルグナー』としてブレーメンのメンバーと一緒に戦うことになる。

528 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 15:57:42 ID:???
シェスター「森崎、キャプテンという立場から君に聞いておきたいんだけれど」

森崎「ん?どうしたシェスター」

ミーティングも済み、各自最後の戦術チェックを行う中、キャプテンのシェスターが話しかけてくる。

シェスター「このアヤックス戦。気にするべき箇所は多数あれど、
      特に重点的に対処すべきところがあるとすれば、君はどこを選ぶ?」

森崎「対処すべきところか。う〜ん、そうだなぁ…」


☆どうしますか?

A こぼれ球をフォローされてしまう『トータルフットボール』だな
B 縦パスを封じられてしまう『オフサイドトラップ』だな
C チーム全体の突破力を高める『ファストブレイク』だな
D マッハーの夢を引き継ぎ覚醒したイスラスの突破力だ
E あのミューラーから楽々点を奪ったというオランダトリオは侮れない
F 真のキャプテンと呼ばれるクライフォートは恐ろしキック力を持つという
G このオランダで実力をさらに磨いた三杉には気を付けよう
H ディック、リブタの二大巨頭DFをかわすためにはこれしかない
I あのドールマンの大きな手によるセービングを破る方法は無いものか 

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

529 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 16:05:14 ID:rOurIQ/Y


530 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 16:09:29 ID:Iu9h8L5I


531 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:03:36 ID:???
>A こぼれ球をフォローされてしまう『トータルフットボール』だな


森崎「昨日の合同練習でも見たが、奴らの『トータルフットボール』はなんとしてでも封じたい」

フィールド全体を駆けずり回り、攻撃も守備も全員で行い相手に主導権を握らせない。
オランダが得意とする戦術であり、このアヤックスも例外ではない。

シェスター「そう言うと思って対策は用意してあるんだ。
      今日のために相手に走り負けしない特訓を積んできたんだからね」

森崎「へぇ、期待してもいいんだな?」

シェスター「もちろん。キャプテンとはチームのために己を粉にして奮戦するものだからさ。
      そしてそんな泥臭い姿でも黄色い声援が飛んでくる俺にしかできないことだろ?」

森崎「はいはい、顔のいいやつは何をしても許されるだけ得だよなァ」

シェスター「(トータルフットボール。チーム全体の行動を左右するあの戦術は
      そうそう簡単に繰り出せるものじゃないはず。必ずどこかにあるはずなんだ。
      11人全員の意思を統一するために『指示』を出す者と、そのタイミングが)」

※『トータルフットボール』対策の指示を出しました。このスキルの効果を対策されない限り無効化できます。


シェスター「よし、いこう!いこうぜみんな!
      世界遠征親善試合。大事な初戦を勝利で飾ろうぜ!!」


「「「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」」」

532 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:04:38 ID:???
〜アヤックス・ミーティング〜


監督「よし、みんなきけ。ブレーメンの選手データは以下のとおりだ。
   縦のラインがしっかりと形成されてはいるが、その分サイドには穴も多い。
   相手の土俵でわざわざ勝負をするようなことをせずに、フィールドを広く使っていけ」

シャル「攻撃陣で注意すべきところは、マーガス選手のドイツでも有数のヘディングと、
    ウルグアイの次代を担うエース、ビクトリーノ選手のシュートですね」

マッハー「特にビクトリーノのドリブルには注意な。下手に複数でマークしても簡単に振り切られる。
     奴がシュート、もしくはパスを出したくなるように、付かず離れずのヤラしいマークをしてやりな」

三杉「実体験者は語る、だね。是非とも参考にさせてもらうとするよ」

リブタ「よ、よーし!俺が頑張って止めてみせるよ!」

ディック「リブタのくせに生意気だぞ。この守備の要のディック様の出番だ!」

ドールマン「フフフ…核弾頭だろうと黒豹だろうと俺のこの手にかかれば赤子同然よ」

監督「キャプテンマークを巻くシェスターは司令塔であると同時に守りの要でもある。
   縦パスをすれば音もなく忍び寄り競り合ってくるだろう。
   彼を避けるべく、サイドアタックを有効的に使っていくのだ」

シャル「特にパスカットに関しては既にドイツ一との評判もあるくらいです。
    長めのパスは控えめに、タイトにつないで行きましょう」

マッハー「ドリブルでぶち抜くのもありだが、思い切ってミドルシュートをブッパしてもいいかもなァ」

クライフォート「果たしてブレーメンの守備陣は俺のシュートに耐えられるかな?」

533 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:05:55 ID:???
クリスマン「少なくともミューラーと張り合うクラスの実力だろう。
      だが、スタミナに関しては彼に比べて大きく劣る。そこが狙い目だ」

監督「守備陣ではゴール前に張り付いているブローリンが特に手ごわい。
   単純なミドルシュート攻勢の策を取れない原因が彼のブロックだ」

シャル「ブロックだけでなくタックルにも注意してください。
    やはりここはとにかくシュートを連打して、彼の体力を削り取るのも有効ですね」

マッハー「こぼれ球を確保する練習はみっちり積んできてるんだ。とにかく撃って撃って撃ちまくれ〜!」

レンセンブリンク「フフッ。約束通り、名アシストに期待していますよ三杉?」

カイザー「イスラス、練習通りな!練習通りばっちし決めるぞー!!」

イスラス「ああ。……今日は足だけじゃねぇ。体全体が軽い。絶好調だ。
     (今まで一人で抱えていた荷物、全部他の連中が…『仲間』が一緒に抱えてくれている)」

マッハー「(俺がフィールドに残してきたもの。全部ひっくるめてお前に託すぜ。
     なんでだろうな。この空模様のように、妙に心が晴れ渡ってやがる。
     夢やぶれ、挫折して妥協してしまった負け犬のはずだってのに。
     いや、俺の選んだ道が負けか勝ちかはこの試合で証明できる。
     ……なぁ、ジャイッチ。お前もきっとアイツに託したとき、こんな気持ちだったんだろうなぁ……)」

マッハーは思い出していた。かつて共に国を背負って戦った同胞のことを。
自分より先に夢を失ったにもかかわらず、なぜ彼が自分のように闇に堕ちることがなかったのか。
いま、全てを理解できた。きっと彼の夢は。力は。
きっとあの長身の金髪の名キーパーに受け継がれているはずなのだから。

534 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:06:57 ID:???
シャル「(わたしにはイスラスを助けたり支えたりすることなんて出来ない。
    出来たとしても、それは多分彼を助けてきた三杉やクライフォートのほうがずっと相応しいと思うから。
    だからわたしはイスラスの『心』を守るの。そう決めたんだ。
    もう二度と彼が孤独にならないように。負担を独りで背負い込まないように)」

シャルは昨日まで頭の後ろで結わえることができた長髪ではなく、スポーティなショートヘアーになっていた。
その代わりに。イスラスの髪は眩いばかりの黄金色に輝いていた。
廃ビルからの脱出の際に焼け焦げてボロボロになってしまったイスラスの髪を彩るために、
午前中に行った美容院にて、彼女は自分の髪でウィッグを作ったのである。

シャル「(この試合が終わったら、とにかく一番にタオルを渡そう。
    負けてしまったら一緒に泣いて、悔しさを拭き取ってあげるんだ。
    そして勝ったときは、喜びを一緒に分かち合うんだ。
    ほかの誰にも真似できない、わたしにしかできない方法で!)」

イスラス「(右足にはマッハーの魂を。そして頭にはシャルの想いが込められた今の俺に敵はいない。
     森崎有三。WYの時のようにはいかん。倍速を超えた倍速に、お前はついてこれるか…?)」

森崎が『星のかけら』の輝きに守られているのであれば、イスラスもまた『仲間の絆』に包まれている。
アヤックス対ブレーメン。観客たちの興奮のボルテージが高まるさなか、キックオフの笛まで、あと僅か…。

535 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:08:28 ID:???
・ブレーメン(ツートップ/4-4-2/指揮レベル12+監督補正3)
Jマルス(2)   640/640 +17 森崎(2)
Iビクトリーノ(2)640/640 +18 森崎(2)マーガス(1)
Hマーガス(1)  600/600 +21 シェスター(3)ビクトリーノ(1)中里(1)森崎(1)
Gベルンハルト  500/500 +15
Fカルーンブ   500/500 +15
Eシェスター(3) 600/600 +22 マーガス(3)ビクトリーノ(1)森崎(1)中里(2)
Dブローリン(1) 700/700 +16 森崎(1)
Cガスコイン  220/520 +15
B中里(1)    530/530 +20 森崎(2)シェスター(2)マーガス(1)
Aシュバルツェン 500/500 +15
@森崎(2)    580/580 +21 マルス(2)中里(1)シェスター(1)ビクトリーノ(1)マーガス(1)
============
Kアルバート   500/500 +15
Lカタネッチ   500/500 +15
Mオベラート   500/500 +15
Nキーガン    500/500 +15
Oオメール    500/500 +15

536 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:09:54 ID:???
・アヤックス(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル15+監督補正3)
Jレンセンブリンク(1)600/600 +23 カイザー(2)クリスマン(2)三杉(1)
Iクライフォート(3) 680/680 +21 イスラス(2)クリスマン(1)
Hイスラス(2)    640/640 +24 リブタ(2)三杉(2)カイザー(1)クライフォート(1)
Gクリスマン(2)   600/600 +23 カイザー(2)レンセンブリンク(2)クライフォート(1)
Fカイザー(1)    600/600 +23 クリスマン(2)レンセンブリンク(2)イスラス(1)
Eネビル       500/500 +18
Dディック(1)    700/700 +21 ドールマン(2)リブタ(1)
C三杉(3)      560/560 +22 イスラス(2)リブタ(1)レンセンブリンク(1)
Bリブタ(1)     720/720 +22 イスラス(2)三杉(1)ディック(1)
Aソンダース     500/500 +18
@ドールマン(1)   700/700 +20 ディック(2)
============
Kバレーラ      500/500 +18
Lラッシュ      500/500 +18
Mドラガン      500/500 +18
Nウォーカー     500/500 +18
Oフェリクス     500/500 +18

537 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:11:19 ID:???
・アヤックス(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル15+監督補正3)
−−−@−−− @ドールマン
−−−D−−− Dディック
B−−−−−A Bリブタ Aソンダース
−−−C−−− C三杉
−−−−−−−
G−−−−−E Gクリスマン Eネビル
−−−I−−− Iクライフォート
−−−−−−−
F−−−−−J Fカイザー Jレンセンブリンク
−−−H−−− Hイスラス
===○===
−−J−H−− Jイルグナー Hマーガス 
−−−−−−−
−−−I−−− Iビクトリーノ
−G−−−F− Gベルンハルト Fカルーンブ
−−−E−−− Eシェスター
A−−−−−B Aシュバルツェン B中里
−−−C−−− Cガスコイン
−−−D−−− Dブローリン
−−−@−−− @森崎
・ブレーメン(ツートップ/4-4-2/指揮レベル12+監督補正3)

538 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:13:28 ID:???
番の輝きを求めるようにうっすらと輝く星と月が見え始める空の下、
アヤックスとブレーメンの選手が多くのサポーターに迎えられフィールドへと入場する。
ボール権をかけ、シェスターはクライフォートの待つセンターサークルで行われるコイントスに向かう。

シェスター「ブライアン・クライフォート。今日は君たちアヤックスと戦えて光栄だ。
      だが、非常に残念なことが一つだけある」

クライフォート「…ほう。それは一体なんなのだ?フランツ・シェスター」

シェスター「これから君たちの敗戦を見て、嘆き悲しむオランダ美女たちにあまりに申し訳なくてね。
      ……まぁ、明日になればその美女達は俺の虜になってくれるから心配はいらないよ」

クライフォート「弱い犬ほどよく吠えるとは言ったものだな。ベラベラとおしゃべりな奴だ…」

シェスター「その弱い犬にこれから君たちは敗れるのさ。ブレーメンの音楽隊という童話を知ってるかい?
      年老いた犬、痩せこけたロバ、ブサイクな猫、卵の産めないニワトリ。
      どいつもこいつもどうしようもない弱者だ。しかし、その弱者も知恵を絞り力を結集させれば人間すら脅かせる。
      そう、どんなに圧倒的な格差も知恵しだいで覆すことができる。それを今日、この場で証明してあげよう」

クライフォート「面白い。その圧倒的な自信を並べ立てる鼻をヘシ折ったときの音に興味がわいた。
        お前に見せてやろう。真のキャプテン、クライフォートが率いるアヤックスの底力を!」

互いの誇りをかけた口撃合戦も盛り上がりつつ、コインが二人の間を舞い上がる。


★コイントス→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→ブレーメンボール
スペード・クラブ→アヤックスボール
JOKER→このコイン、よく見たらなんと『星のかけら』だー!?

539 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 18:14:22 ID:???
★コイントス→ ハート6


540 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:26:45 ID:???
★コイントス→ ハート6 ★
>ダイヤ・ハート→ブレーメンボール


シェスター「ボールもらいます」

クライフォート「陣地はこのままで構わん」

ブレーメンがボール権を手に入れる。シェスターはマーガスにボールを預け、自陣中央深くの定位置へと着く。

マーガス「イルグナーさん……じゃなかった。マルス。
     君とツートップを組む日が来るだなんて思いもしなかったな」

マルス「いきなり割り込んだような形になって済まないと思っている。
    できるだけ君の足を引っ張らないようにしてみせる」

マーガス「そうか?案外俺たちの相性っていいかもしれないぜ?
     なにせあの厳重な警備の中でも、俺たちはあの廃ビルから脱出できたんだからな」

マルス「……そうだね。あの時のように、きっと今回も全てが上手くいく」

マーガス「いかないようなら無理にでもいかせてみせる!さぁ、いこうぜ。新生ブレーメンの記念すべき初陣だ!」

マルス「ああ!」

ピピーーーーーッ!!

試合開始のホイッスル。まずマーガスはマルスにボールを預けると前線へと切り込んでいく。
シェスターやビクトリーのが如何にして彼にまでボールをつないでいくかがブレーメンの攻撃の組立なのだが…

マルス「(戦力は明らかに向こうの方が上。それを考慮した上で……攻める!)」

541 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:28:27 ID:???
★マルスの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ビクトリーノにボールを運んでもらおう
ハート→シェスターにボールを運んでもらおう
スペード→ボールをキープしつつ味方が上がる時間を作るぞ
クラブ→気がつくとイスラスがもう目の前にいる。ドリブルでかわすしかない!
JOKER→心の中に誰かが語りかけてくる。まさかイルグナーさん?

542 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 18:35:24 ID:???
★マルスの判断→ スペード2

543 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 18:48:58 ID:???
★マルスの判断→ スペード2 ★
>スペード→ボールをキープしつつ味方が上がる時間を作るぞ


マルス「(僕が囮となり、味方が上がる時間を作るぞ!)」

奇しくもあの廃ビルの包囲網を突破した作戦で
アヤックス攻略に挑むマルスに苦笑しつつイスラスがマークにつく。

イスラス「自己犠牲の精神の塊だな、アンタ」

マルス「いつも誰かに守られている分、たまには、ね」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★マルス→! card+ ドリブル43=★
============
★イスラス→! card+ タックル48=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→マルスが突破。(奇数:まだまだキープ 偶数:ビクトリーノにパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マーガスがフォロー)(ビクトリーノとカイザーが競り合い)(レンセンブリンクがフォロー)
≦−2→イスラスがボールを奪う

【補足・補正】
マルスのカードがダイヤで『ロイヤルステップ』で+4
マルスのカードがハート・スペードで『レイドチョップ』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>12を参照してください。

544 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 18:49:17 ID:???
★マルス→ クラブ3 + ドリブル43=★

545 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 18:51:44 ID:???
★イスラス→ スペードJ + タックル48=★

546 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 19:00:34 ID:???
…敵の支援高すぎ。これはむしろイベント成功し過ぎた?
あのイベント、大成功っぽかった割には目に見えるメリットなかったしなー。

547 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 19:07:04 ID:???
マルス、イスラス共に幸運補正を加算し忘れておりました。
お互いに+2で、判定には影響ありません。

>>546
メリットがあるとすれば試合後などですね。星のかけらの獲得や強化などなど。
こっちの世界のサッカーは負けても特にペナルティなどはありませんので、
今はJOKERやイベント成功で鍛え上げられたアヤックスの猛攻に耐えてくださいw
きっとラムカーネたちに対抗する心強い味方になってくれるはずなので。
===========
★マルス→ クラブ3 + ドリブル45=48★

★イスラス→ スペードJ + タックル50=61★

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→イスラスがボールを奪う
===========
マルス「(すごい…!僕はいま、本当にフィールドに立っているんだ。
    サッカーの本場で、ボールを蹴っているんだ!)」

念願のサッカーの本場での試合に、マルスは自分でも気づかないほどに意識が舞い上がっていた。
つま恋で行われた練習試合とは比べ物にならないほどの、押し寄せてくる歓声の渦。
自分の周囲を取り巻く空気自体が、選手たちの息遣いがまるで戦場のようだ。

イスラス「…ごちゃごちゃ考える暇なんかないぜ!」

バヒュッ!

マルス「うっ…あっ、えっ?」

実際にここはもうひとつの戦場だということにマルスは気がついた。
『プロ』と呼ばれる人間たちだけが許されるこの神聖な戦いの場所に、
興味本位だけで首を突っ込んでいたことに恥じる。

548 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 19:08:56 ID:???
マルス「(……そうだね。余計な考えはいらない。僕はこのもうひとつの戦場で森崎を支えていくと誓ったはずだ!)」

パシンと両頬をたたいて気合を入れると、すぐさまイスラスを追いかける。
しかしイスラスも簡単に捕まってくれるほど悠長な動きはしてくれない。

イスラス「いくぜ、ブレーメン。生まれ変わった俺の足についてこれるか?」


★イスラスの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→十八番のドリブル中央突破だ!
スペード→クライフォートに渡し、自分は上がる
クラブ→カイザーにサイドアタックを仕掛けさせる
JOKER→その頃観客席では…

549 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 19:09:12 ID:???
★イスラスの判断→ クラブK

マルスだけが「プロサッカー選手」ではないものな

550 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 19:10:47 ID:???
JOKERはなんだw
また爺さんがサッカーの試合見に来てたりするのかw

551 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 19:33:13 ID:???
>>549
実力的には遜色ないですが、精神的なところではまだ水を開けられていますね。
>>550
このスレには良いジジイと悪いジジイがいますからねw
のちのち悪いババア(イベント的に)が登場するかもしれません?
===========
★イスラスの判断→ クラブK ★
>クラブ→カイザーにサイドアタックを仕掛けさせる


カイザー「へーいパスパスパース!プァ〜〜〜〜ス!!」

先行して進むカイザーが大きくアピールしつつボールを要求してくる。
当然の如く彼へのパスコースを防ごうとビクトリーノとベルンハルトが動き出す。

イスラス「ちいっ、黙っていれば絶好のスルーパスになったものを!」

ビクトリーノ「結構いいセンスあるのになアイツ。磨けば俺たちのように覚醒するかもな」

イスラス「そうあってほしいぜ。少々無理なコースだ。しっかり拾えよカイザー!」

カイザー「あいよっ!」

ビクトリーノ「そうはいくかよ!ウリィ〜〜〜〜ッ!!」

ベルンハルト「俺もいるぞ!」

552 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 19:34:59 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★イスラス→! card+ パス52=★
============
★ビクトリーノ→! card+ カット48+(人数補正+2)=
ベルンハルト→! card+ カット41+(人数補正+2)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カイザーにパスが通る(奇数:さらにドリブルで切り込む 偶数:早速ミドルシュートを狙う)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りアヤックスのスローイン)(シェスターがフォロー)(シュバルツェンがフォロー)
≦−2→ブレーメンがボールを奪う

【補足・補正】
ビクトリーノのカードがダイヤ・ハートで『スピードインターセプト』で+3
その他は>>12を参照してください。

553 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 19:35:59 ID:???
★イスラス→ ハートJ + パス52=★

554 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 19:36:46 ID:???
★ビクトリーノ→ ハート3 + カット48+(人数補正+2)=
ベルンハルト→ ハート6 + カット41+(人数補正+2)=★

555 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 19:55:21 ID:???
★イスラス→ ハートJ + パス52=63★

★ビクトリーノ→ ハート3 + カット48+(人数補正+2)+(スピードインターセプト+3)=55
ベルンハルト→ ハート6 + カット41+(人数補正+2)=49★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カイザーにパスが通る。さらにドリブルで切り込む
===========
イスラス「オラァ!」

ギュボォッ!!

ビクトリーノ「いいっ!?そんな速いパスラインを割るのがオチだぜ!?」

ベルンハルト「だがとどかない」

イスラス「いいや届くね。奴の足は『倍速』では無いが、十分すぎるほどに『速い』」

カイザー「ダッシュダーッシュダッシュッ!フンッ!」

パシィッ!!

ラインを割るギリギリのところでボールをキープし、その勢いのままさらにドリブルで切り込むカイザー
流れるようなボール奪取からのカウンター攻撃に、アヤックスサポーターは湧きに湧き上がる。

マッハー「いいぞイスラス!さっすがは俺の魂を引き継いだ男!」

シャル「ここまでホントに絶好調だね。イケルイケル〜!」

森崎「くそっ、アウェイの空気に気圧されてんじゃねーぞお前ら!」

シェスター「やはりサイドに振ってきたか。やりにくいなぁ…!」

556 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 19:56:30 ID:???
縦ポンに対しては、自分が走り込んで十分にフォローできるが、
ライン際まで追いかけるとなると、今度はラインの統率に支障が出る。
右サイドならばまだ中里がいるだけに、的確にブレーメンの弱点をついてくる
アヤックスのスピーディーな攻撃にシェスターは舌打ちする。

実況「イスラス選手の際どいパスはカイザー選手がしっかりパスキャッチ!
   そのままサイドアタックを仕掛けますが、シュバルツェン選手が追い込みをかける!」

カイザー「ハッハァー!その程度のマークで俺を抑えられると思うなよー!」

ブローリン「…森崎、守備陣に指示を頼む。ここは積極的に前に出て止める場面だろうか?」

森崎「(ブローリンのタックルならカイザーのドリブルを止められる可能性は高い。
   だがセンタリングを上げられたらどうする?コイツがいないとゴール前の守備力が…)」


☆どうしますか?

A ブローリンにプレスを命じる
B そのままゴール前に待機を命じる
C カイザーを挑発してミスを誘う
D オーバーラップして自らボールを奪いに行く
E 特に指示は出さない

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

557 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 19:59:39 ID:A8ypqmbA
B

558 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 20:00:10 ID:k+HAW0vQ
B

559 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 20:10:30 ID:???
>B そのままゴール前に待機を命じる


森崎「いや、お前にはこのゴール前を死守してもらわなきゃいけない。
   なぁに、どれだけ深く攻め込まれようとも
   ゴールにボールを入れられなければサッカーは点が入らないんだぜ」

ブローリン「……そうだな。ならば俺はお前を守る壁となろう」

森崎「(そういえば同じブレーメンの中でブローリンだけとは少し距離があったんだよなぁ)」

彼以外の『星のかけら』が手元にあるということは、きっとそういう意味なのだろう。
もしも彼との距離が近づけば、貴重な守備力を高める力を持つかけらが手に入るかもしれない。

森崎「(友達付き合いに損得勘定をあまり持ち込みたくはないんだけどな。ま、おいおいだな)」

今はこの試合に集中しなければ。頼れる壁役としてのブローリンと共にこのブレーメンゴールを守らなければ。

カイザー「フンハッ!ソイハッ!ホイホイホイ!」

実況「カイザー選手、数度のフェイントを使い、一気に抜きにかかる!」

シュバルツェン「抜かせない!」

560 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 20:11:43 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★カイザー→! card+ ドリブル50=★
============
★シュバルツェン→! card+ タックル41=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カイザーが突破。センタリングを上げるぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りアヤックスのスローイン)(シェスターがフォロー)(ブローリンがフォロー)
≦−2→シュバルツェンがボールを奪う

【補足・補正】
カイザーのカードがダイヤで『スピードドリブル』で+3
カイザーのカードがハートで『素早いフェイント』で+2
その他は>>12を参照してください。

561 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 20:12:05 ID:???
★カイザー→ ハートK + ドリブル50=★

562 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 20:12:29 ID:???
★シュバルツェン→ ハート8 + タックル41=★

563 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 20:19:35 ID:???
★カイザー→ ハートK + ドリブル50+(素早いフェイント+2)=65★

★シュバルツェン→ ハート8 + タックル41=49★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カイザーが突破。センタリングを上げるぞ!
※カイザーがKで勝利したので覚醒します。
===========
★カイザードリブル覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→速さ+1
ハート→技+1
スペード→ドリブル+1
クラブ→『素早いフェイント』が『高速フェイント』(1/2 +4)に進化
JOKER→スキル『倍速ドリブル』習得

564 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 20:20:17 ID:???
★カイザードリブル覚醒→ ダイヤ10

565 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 20:26:46 ID:???
別にこのスレ人気投票ボーナス無いからいいけどさァ
1位にボーナス出るとしたら何になるんだろうね

566 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 20:36:42 ID:???
>>565
あるとするのなら『出番』でしょうかね?現在の投票順位を加味しつつ
温めておいたハロウィンネタを一つ考えておりますw
===========
★カイザードリブル覚醒→ ダイヤ10 ★
>ダイヤ→速さ+1
※カイザーの速さが17→18に上がりました!
===========
シュバルツェン「ボールを奪えないのなら、せめて少しでも味方が戻る時間を稼ぐ!」

カイザー「いけないなぁー!そうなこと言っちゃー!」

シュバルツェン「うわっ、そ、そんな強引に!」

マークに煮え切ったカイザーが、自分にボールを当てて
コーナーキックを狙っていると悟ったシュバルツェンは思わず身を引いてしまう。

カイザー「隙あり!でいやっ!」

シュバルツェン「し、しまった!」

ドコォッ!!

身を限界まで屈めることで、僅かな隙間から這い出るようにしてカイザーは前に切り込む。
すかさず足を伸ばしてブロックに向かうが、既にセンタリングが上げられた後だった。

カイザー「そうら行ったぞー!走れ二人共ー!」

567 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 20:36:50 ID:???
なお虐殺の気配濃厚の模様

568 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 20:37:41 ID:???
それでもブローリンなら……ブローリンなら止めてくれる!!

569 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/04(日) 20:39:59 ID:???
イスラス「…決める!」

レンセンブリンク「フフッ、まずは先取点をいただきましょうか」

実況「アヤックスのサイドアタック成功!このセンタリングに動きを合わせるのは…!?」

ブローリン「キーパー、指示だ!」

森崎「言われなくてもわかってる!」

ボールの上がる位置とゴール前に走りこんでくる影を瞬時に見極め、森崎はDFたちに指示を出す。


☆誰にボールが来る?

イスラス→
レンセンブリンク→

・ディフェンダー
【ガスコイン・ブローリン・中里】

※ボールが来る選手を予想して味方を配置してください。
※名前を記入しない場合、フォローやボールカバーに回ります。

(例)
イスラス→ガスコイン・ブローリン
レンセンブリンク→
※この場合、中里がフォロー要因。こぼれ球のフォローやゴール空っぽ時のカバーに走ります。
※フリー状態のレンセンブリンクにボールが渡った場合、補正を得られてしまいます。

『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

570 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 21:01:00 ID:rOurIQ/Y
イスラス→ガスコイン
レンセンブリンク→ブローリン

571 :森崎名無しさん:2012/11/04(日) 21:06:11 ID:C2jeFyPw
イスラス→ガスコイン
レンセンブリンク→ブローリン

やっぱこれしかないか

572 :森崎名無しさん:2012/11/05(月) 00:34:06 ID:???
意外なキャラによって森崎三連覇ならずか…

>>566
ハロウィンネタですか、楽しみにして待ってます

573 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/05(月) 08:34:28 ID:???
>>567
イスラスが闇の軍団のまま・クライフォートの独裁体制・マッハーも闇の軍団のまま。
このギスギスしたアヤックスだったなら、そこまで手ごわくなかったでしょうね。
>>568
原作で日向の雷獣シュートを止めた実力を評価して、かなり強めの設定にしています。
しかしレヴィンの願いを叶えたいという彼の真摯な友情が、いつか森崎に牙をむくことも…?
>>572
人気投票で1位になれないのは主人公のお約束!?
投票結果及び小ネタに関してはこのアヤックス戦後を予定しております。
===========
イスラス→ガスコイン
レンセンブリンク→ブローリン


森崎「ニアはガスコイン、ファーはブローリンがカバーだ!フリーでだけは絶対に撃たせるな!」

ガスコイン「オッケー!」

ブローリン「任せろ!」

中里「拙者はフォローに回るでござるよ。ニンニン」

PA内での激しく体をせめぎ合わせる選手たち。その頭上にカイザーからのクロスが舞い降りてくる。

574 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/05(月) 08:36:28 ID:???
★センタリングの行方→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→イスラスがトライアードオーバーヘッドを狙う!
ハート→イスラスがオーバーヘッドキックを狙う!
スペード→レンセンブリンクがスライダーオーバーヘッドを狙う!
クラブ→レンセンブリンクがオーバーヘッドキックを狙う!
JOKER→なにィ!イスラスとレンセンブリンクのオーバーヘッドツインだとォ!?

575 :森崎名無しさん:2012/11/05(月) 08:40:35 ID:???
★センタリングの行方→ クラブK

576 :森崎名無しさん:2012/11/05(月) 11:16:24 ID:???
>>ギスギスしたアヤックスだったなら、そこまで手ごわくなかったでしょうね。

でもこれだと星のかけらや闇の軍団の戦力を考えるとFEシナリオで損だよな。
マルス見れば分かるとおりサッカーはキャプ森キャラの方が明らかに上だし。
親善試合は負けてもペナなしみたいだからキャプ森シナリオでは相手チームとの
イベントを中心にこなしてラムカーネとのサッカー前には親善試合を終わらせておく。
っていうのが攻略的にいいのかな。

577 :森崎名無しさん:2012/11/05(月) 11:34:24 ID:???
うん、同意。多分勝ったほうが得るものは大きいんだろうけど、
友好関係を作れないまま勝つよりは、友好関係作って負けたほうが良さげ。
で、負けたけど星のかけらはもらって、ラムカーネ戦では欠片の力を借りるのがいいと思う。

578 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 14:00:28 ID:???
>>576-577
ブレーメンがまだ戦力不足なのが大きいですね。
シナリオが進むにつれてブローリンのように新戦力が加入してくるので
いずれはかけらを集めつつ勝利を狙えるようになると思います。
===========
★センタリングの行方→ クラブK ★
>クラブ→レンセンブリンクがオーバーヘッドキックを狙う!

カイザー「頼んだぜレンセーン!!」

カイザーのサイドからのクロスは、オランダトリオの一人、
クールなポイントゲッターことレンセンブリンクを狙ったものだった。
森崎の指示で彼のマークを担当していたブローリンは素早く体を寄せていく。

レンセンブリンク「まったく……名指しで叫ばれてはバレバレじゃないですか」

ブローリン「フン、ならば諦めてポストプレイにでも切り替えるか?」

レンセンブリンク「冗談。貴方の上から決めてみせますよ。ハッ!!」

実況「先制シュートは我らがアヤックス!レンセンブリンクの流星のような鋭いオーバーヘッドが炸裂するか〜!?」

森崎「(なーにが流星だ。あの程度のキレのオーバーヘッド、いくらでも見てきたぜ!)」

579 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 14:03:31 ID:???
☆どうしますか?

レンセンブリンク オーバーヘッドキック54

ブローリン クリアー50

森崎 580/580 飛び出し55orセービング54

A 飛び出す 消費40 威力55
B カウンターパンチで飛び出す 消費240 威力65 勝利で相手を吹き飛ばし敗北で自分が吹っとぶ
C 身構える(さらに分岐)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

580 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 14:05:03 ID:rB20x9jo
C

581 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 14:05:55 ID:LDt0p5L+
C

582 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 14:26:16 ID:???
レンセンブリンクの幸運補正及び、
森崎のラーニングセーブの補正を忘れておりました。修正いたします。
飛び出す選択肢も追加しておきます。重ね重ねすみません…
===========
>C 身構える(さらに分岐)


レンセンブリンク オーバーヘッドキック56

ブローリン クリアー50

森崎 580/580 セービング54+(ラーニング+1)

☆どのセービングで行きますか?

A キャッチング 消費20 威力54
B パンチング  消費40 威力56+1
C がんばりセービング 消費100 威力58
D がんばりダイビング 消費170 威力61+1 フォロー率増加
E がんばりセービング・改 消費200 威力63 
F がんばりヒップアタック 威力100〜400 威力64+1 バランス矯正
G 頑張竜セービング 消費320 威力69
H やっぱり飛び出す 消費40 威力55
I やっぱりカウンターパンチ 威力65 勝利で相手を吹き飛ばし敗北で自分が吹っとぶ

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

583 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 14:34:11 ID:???
D

584 :583:2012/11/06(火) 14:35:21 ID:RGLIkzNY
ID表示忘れ

D

585 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 14:46:26 ID:DuHWZ5y2


586 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 15:02:42 ID:???
>D がんばりダイビング 消費170 威力61+1 フォロー率増加


森崎「(シェスターが戻ってきてくれている。よし、あいつに向けて弾き飛ばす!)」

ボールキープ力のあるシェスターに繋げば、反撃もスムーズに行えるはず。
森崎はレンセンブリンクから放たれるシュートコースを予測し、身構えた。

レンセンブリンク「いきますよ。まずはこれで先取点です」

ブローリン「舐めるな!その程度のシュート止められんわけがない!」

森崎「来い!試合開始早々点を奪われるわけにはいかねぇんだよ!」

587 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 15:04:35 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★レンセンブリンク→! card+ オーバーヘッドキック56=★
============
★ブローリン→! card+ クリアー50=★
============
★森崎→! card+ がんばりダイビング62+(ラーニング+1)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(クライフォートがフォロー)(カルーンブがフォロー)(シェスターがフォロー)
≦−2→クリアー成功。マルスがフォロー

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→レンセンブリンクのシュートがブレーメンのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(イスラスがねじ込みに。森崎は倒れている)(中里がフォロー)(カルーンブがフォロー)
≦−2→森崎がボールをパンチ!シェスターがフォロー

【補足・補正】
ブローリンのカードがダイヤで『ライジングクリアー』で+10(消費300 吹っ飛び2)
ブローリンのカードがハート・スペードで『パワークリアー』で+7(消費170 吹っ飛び3)
その他は>>12を参照してください。

588 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 15:10:59 ID:???
★レンセンブリンク→ スペードQ + オーバーヘッドキック56=★

589 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 15:13:39 ID:???
★ブローリン→ クラブA + クリアー50=★

590 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 15:16:07 ID:???
★森崎→ クラブQ + がんばりダイビング62+(ラーニング+1)=★

591 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 15:16:38 ID:???
★森崎→ スペードJ + がんばりダイビング62+(ラーニング+1)=★
今日は燃え燃えだな…

592 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 15:20:19 ID:???
誰か森崎の被必殺率計算しない?(笑)

593 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 15:21:22 ID:???
負けた時の方が印象に強く残るから…では説明できない高確率な気がするw

594 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 15:23:00 ID:???
あと、森崎はだいたい敵より数値高いから……
でも説明できないと思うのよ(笑)

595 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 15:24:36 ID:???
無気力プレーをしたブローリンには罰ゲームとして
空港 で森崎と ライディングデュエル してもらいますw

596 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 15:57:29 ID:???
あかん空港こわれてまうw

597 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 16:03:46 ID:???
スターダストミラージュ並の勢いで失点してますね

598 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 16:04:09 ID:???
森崎はシグナーだったのか…。キングは若林か?w

599 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 16:09:27 ID:???
>>592-594
こ れ は ひ ど い
直近の大会ですと新田のファルコンクロウ、井沢の5mダイビングヘッドと必殺で決められてますね。
>>595-596
広々とした滑走路でのびのびとデュエルできそうですねw
>>597-598
キングのデュエルはエンターテインメントでなければならない!
きっとこれからブレーメンが盛り返すフラグですよこの展開は!……たぶん。
===========
★レンセンブリンク→ スペードQ + オーバーヘッドキック56=68★

★ブローリン→ クラブA + クリアー50=51★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ

★レンセンブリンク→ スペードQ→36 + オーバーヘッドキック56=92★

★森崎→ クラブQ + がんばりダイビング62+(ラーニング+1)=75★

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→レンセンブリンクのシュートがブレーメンのゴールに突き刺さる!

森崎 580/580→410/580
※『ラーニングセーブ』で『オーバー』が+1→+2に成長しました。
※『そう何度も抜かれてたまるか』(GK全行動が1/2で+3)が発動可能になりました。

600 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 16:10:52 ID:???
レンセンブリンク「(森崎有三。全日本jrユースキャプテンであり、チームを世界一へと導く。
         ブンデスリーガでも類まれな瞬発力を誇るキーパーとして
         ルーキーとしては異例の成績を残している。しかし……)」

相手チームのエースに対して鉄壁に近いセーブ率を誇る彼ではあるが、
なぜか意外な場面で失点を喫してしまうケースが多く見られる。
エース以外のシューター相手には油断してしまうのか、それとも何か別の理由があるのだろうか。
レンセンブリンクはデータとの格闘の結果、ひとつの結論にたどり着く。

レンセンブリンク「(三杉の話では彼は非常に向上心が高いプレイヤーだという。
         常に上を目指し、完璧なパフォーマンスをこなすため努力を惜しまない。
         少々行き過ぎな部分も見受けられるが、アスリートとしては理想的な性分だ。だが)」

それゆえに。彼はおそらく想定外の事態に弱い。
自分が予想しうる範囲での状況判断能力は極めて高いが、
それを大きく逸脱する場面に関しては思考が働かなくなり、
自慢の瞬発力を発揮するタイミングを逃してしまうのだ。

レンセンブリンク「(イスラス、クライフォート、三杉。この3人のエースを擁するアヤックス。
         僕のシュートなど、楽に取れると踏んでいるのでしょうね)」

だから彼は森崎に見せなければいけなかった。自分のシュートセンスは彼らに匹敵するものであると。
彼の予想を大きく超えるパフォーマンスを取りさえすれば、彼の動きは封じ込める。

レンセンブリンク「(ブローリン。あなたは最高の『試金石』ですよ。
         世界有数のDFでもあるあなたを圧倒できさえすれば……!)」

ブローリン「な、なにィ!」

森崎「ば、馬鹿な!あのブローリンよりも頭二つ分高く跳躍した!?
   (この高さとキレ…まるで三杉じゃねーか!こ、こいつ、もしかしてかなりの実力者なのか!?)」

601 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 16:13:19 ID:???
レンセンブリンクの狙い。それは森崎の守るゴールではなく、強豪DFであるブローリンのみ。
ブローリンならば少なくとも楽にシュートを打たせはしまいという予想を超える動きだけに注力したのだ。

レンセンブリンク「(予想通り。これで君はもはやゴール前に立ち尽くす木偶同然。
         あとは隅を狙い加減をつけて蹴り込むだけで……)」

バシッ!ズサッ!

森崎「あっ……ああっ…!」

レンセンブリンク「チェックメイト。宣言通りいただきましたよ、先取点」

あまりにもあっけなく、ブレーメンのゴールネットは揺らされた。
特別弾速が早いわけでもない。特殊な回転がかけられたわけでもない。
プロの世界ならばなんの変哲もないオーバーヘッドキック。
ただ、そのシュートはあのブローリンが触れることができなかった。
だから森崎の精神に同様が走ってしまった。それだけのシュートだった。

ワアアアアアァァァァァァァッ!!

実況「決まった!ゴ〜〜〜ル!!前半7分、イスラス選手起点のカウンターから
   流れるようなサイドアタック!カイザー選手の絶妙なクロスを、
   これまた絶妙のタイミングでレンセンブリンク選手が合わせた!
   キーパー一歩も動けず!アヤックス、見事な先制点です!!」

「レンセン!レンセン!レンセン!レンセン!」
「く〜痺れる!相変わらずクールで渋いシュートだったぜ!」
「さすがはあのドイツの巨人ミューラーからも点を奪っただけはあるな」

602 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 16:15:06 ID:???
森崎「(い、一歩も動けなかった。この俺が…シュナイダーのネオファイヤーショットさえ軽々止めたこの俺が…!)」

中里「も、森崎殿…一体どうしたでござるか?あの程度のシュート、森崎殿ならば問題なく止められたはず…」

ブローリン「……すまん。口ではでかいことを言っておきながら、何もできなかった…」

森崎の実力を高く評価していただけに中里は驚愕し、
ブローリンは自分のディフェンスが甘すぎたためだと謝罪してくる。
観客席はアヤックスの応援一色に染まり、試合の流れは一気に向こう側へと傾いた。


☆どうしますか?

A 出会い頭の失点だとチームを励ます。
B 自分の油断と慢心を詫びる。
C いきなりボールを奪われたマルスを叱咤する。
D 相手のカウンターを食い止められなかったビクトリーノを叱咤する。
E 簡単にシュートを打たれたブローリンを叱咤する。
F ドヤ顔で自陣に戻っていくレンセンブリンクを呼び止める。
G チームデータ変更
H その他(好きな行動やセリフをお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

603 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 16:24:55 ID:b8mJAung
A

604 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 16:29:21 ID:BVHCMYiA
A
ほんとこの必殺描写(周囲は基本的に強者の失敗と取る)だけはどうにかならんのかなあ・・。

605 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 16:42:33 ID:???
んーこのスレの特色ではあるけど、どうにも森崎が割を食ってるだけの印象がありますね。

606 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 16:46:34 ID:???
・数値弱者が数値強者を食うためのシステム
・森崎は基本的に数値強者(弱点はガッツだから)
だから、構造上森崎には不利なルールで、それでもこんなに頻繁に起きるはずはない…んだけどねw

607 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 16:59:47 ID:???
>>604-605
描写に関しては使用した技やキャラの持つフラグ、設定などを加味して書いていますが、
どんなに優れた選手でも一瞬の油断がピンチや失敗を招くことはよくあることだと思います。
今回は森崎の方がステータスが高いこともあり、このような形になりましたが、
それだけ森崎にも『プロ』としてのハクが付き始めている証拠です。
恥じることはありません。相手も同じ『プロ』なのですから、周りもそれをちゃんと理解しています。
>>606
なぜか森崎に限って何度も必殺を受けてしまいますね。
運が悪いの一言だけでは済まされない、何かがあるのだと思います…
===========
>A 出会い頭の失点だとチームを励ます。

森崎「(くっ…アウェイの雰囲気に飲まれていたのはどうやら俺もだったみたいだな)」

今のシュートを後押ししたのはレンセンブリンクのシュートに対する強い自信。
そしてその自信を後押しするのは四方を取り囲み唸りを上げるサポーターの熱気。
だが、今の失点で目を覚ますことができた。次はこうはいかない。
森崎は気落ちする味方を鼓舞するように、元気よく声を出す。

森崎「大丈夫!今のは出会い頭の一点にすぎない!すぐに追いつき追い越すだけだ!そうだろみんな!」

シェスター「当然。次は俺たちの技をたっぷりお見舞いする番だよね」

ビクトリーノ「この程度でへこたれるほど、温い戦いはしてきてないってね!」

マーガス「俺が必ず同点に追いついてみせる!みんな、ボールを頼んだぜ!」

「まだまだこれからこれから!俺たちの応援が付いてるぞ!」
「逆境からの逆転こそがブレーメンの花形だぜ!負けるなよっ!!」

608 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 17:02:16 ID:???
ブローリン「……サポーターの期待を裏切るわけには行かない。俺は力の続く限り壁となるだけだ」

中里「(いかんな。拙者が伸び悩んでいたのはサッカーの才能だけではござらんかった。
   森崎殿に頼り続けてきたこの軟弱な精神も改善しなければいけないでござるな)」

ブレーメンイレブンの闘志は萎えるどころか逆に燃え上がり、逆転を狙い奮起する。
ボールは再びセンターサークルに戻され、キックオフの笛を待つ。

ビクトリーノ「ここは俺に任せてもらうぜ。マーガス、マルス、お前らはとにかく上がれ!
       まずは同点に追いつくことから。ビハインドチームにはそれしかないんだからよ」

マルス「…ああ。さっきのミスは必ず取り返してみせる!」

マーガス「気負いすぎるなよ。俺も出来る限りフォローに走るからさ。さぁ、いこうぜ!」

ピピーーーッ!!


★ビクトリーのの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→十八番のドリブル中央突破だ!
ハート→ここは左サイドから仕掛けるぞ。
スペード→ここは右サイドから仕掛けるぞ。
クラブ→味方の上がりを待つためボールキープだ!
JOKER→その頃観客席では…

609 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 17:07:25 ID:???
★ビクトリーのの判断→ ダイヤK

610 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 17:13:17 ID:???
いやほんと、この必殺がストレスなんだよなあ……。
いつか出るという対必殺アイテム、どうにか手に入らないものか。
この試合は5-6点とられるだろうけどペナないならもういいや。

611 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 17:18:19 ID:???
>>610
私からはもうごめんなさいとしか言えないです。
どうか自棄にならずに森崎たちを応援してあげてください…。
===========
★ビクトリーのの判断→ ダイヤK ★
>ダイヤ→十八番のドリブル中央突破だ!
===========
ビクトリーノ「南米の黒豹の晴れ舞台のお披露目だ。とくとご覧アレ!」

ズダダダダダッ!

笛と同時に一気に加速をつけてドリブルを仕掛けるビクトリーノ。
イスラスが併走して張り付き、彼の独走を止めにかかる。

ビクトリーノ「お前との勝負は楽しみにしてたんだぜ。
       どっちが世界最速かどうか、まずは前哨戦と行こうじゃねぇか」

イスラス「面白い。そう簡単には振り切れさせんぞ。どこまでも食らいついてみせる…!」

612 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 17:19:50 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★ビクトリーノ→! card+ ドリブル50=★
============
★イスラス→! card+ タックル50=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ビクトリーノが突破。そのままドリブル続行
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(マーガスとクライフォートが競り合い)(クリスマンがフォロー)
≦−2→イスラスがボールを奪う

【補足・補正】
ビクトリーノのカードがダイヤで『ハイスピードドリブル』で+4
ビクトリーノのカードがハート・スペードで『強引なドリブル』で+2(吹っ飛び2)
その他は>>12を参照してください。

613 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 17:20:05 ID:???
★ビクトリーノ→ ダイヤ4 + ドリブル50=★

614 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 17:22:43 ID:???
★イスラス→ ダイヤ2 + タックル50=★
まあ、負けてペナがない試合ですからねー。気楽になるって意味ではいいのでは?

615 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 17:35:56 ID:???
後まあ真面目な話、このスレの森崎ってサッカーの試合だと要所以外で負けっぱなしだったり
必殺食らいまくりだったり弱点致命的だったり活躍取られまくりだったりでそもそも「強い」イメージが薄いので、
「まあこんなもんじゃねーの」と思ってる自分がいたりはしますw

616 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 17:44:41 ID:???
>>615
他スレの強い森崎と比べればこのスレは彼の『弱さ』を多く描写していますからね。
ラムカーネに力を奪われ、破滅のツボに追い込まれ、
決して覇道を貫ける器では無くなってしまったかもしれませんが、
どうか最後まで応援していただけると嬉しく思います。
===========
★ビクトリーノ→ ダイヤ4 + ドリブル50+(ハイスピードドリブル+4)=58★

★イスラス→ ダイヤ2 + タックル50=52★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ビクトリーノが突破。そのままドリブル続行
===========
ビクトリーノ「しっかし実に鮮やかな金髪に様変わりしたなお前。
       マネージャーのシャルちゃんからの贈り物だったっけ、そのウィッグ。
       確かにアヤックスの看板スターのお前が
       焼け焦げたちりちりパーマで試合に出るわけにはいかないもんなァ」

イスラス「…試合中に関係のない話はするな」

ビクトリーノ「羨ましいねぇ。憎たらしいねぇ。愛のこもったプレゼントってのは。
       今のお前はさながらイスラスならぬイズラスってな」

イスラス「……」イラッ

こちらの挑発に乗り強引に体を寄せてくるイスラスの歩幅が大きく開く。
その間にボールを素早く通し、ビクトリーのは滑るようにして突破する。

ビクトリーノ「ヒャッホー!まずは俺の1勝な」

イスラス「…ちいっ!」

617 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 17:46:57 ID:???
マッハー「だ〜っ!なにやってんだイスラス!お前が負けると俺まで負けた気分になるじゃねーかー!」

実況「ビクトリーノ選手、軽快なドリブルでアヤックスの守りの突破を図ります!」

クライフォート「クリスマン、サイドから同時に挟み撃ちだ」
クリスマン「タイミングはそっちに合わせますよ」

ビクトリーノ「へへっ、何人でもまとめてきやがれ。俺みたいな『倍速』ドリブラーは
       囲まれれば囲まれるほどその真価を発揮するのさ!」

先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★ビクトリーノ→! card+ ドリブル50=★
============
★クライフォート→! card+ タックル49=
クリスマン→! card+ タックル47=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ビクトリーノが突破。(奇数:そのままドリブル 偶数:ミドルシュートを撃つ)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(マーガスがフォロー)(三杉がフォロー)
≦−2→アヤックスがボールを奪う

【補足・補正】
ビクトリーノは『倍速ドリブル』でドリブル時相手の人数補正を無効化
ビクトリーノのカードがダイヤで『ハイスピードドリブル』で+4
ビクトリーノのカードがハート・スペードで『強引なドリブル』で+2(吹っ飛び2)
クライフォートのカードがダイヤで『ブレイクタックル』で+4(吹っ飛び2)
クリスマンのカードがダイヤ・ハートで『テクニカルタックル』で+2
その他は>>12を参照してください。

618 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 17:48:26 ID:???
★ビクトリーノ→ ハートK + ドリブル50=★
描写は燃えるから別にいいんだけど、結果がそっちに引っ張られてるのがねえw

619 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 17:49:57 ID:???
★クライフォート→ スペードJ + タックル49=
クリスマン→ ダイヤ4 + タックル47=★

620 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 17:50:24 ID:???
私も>>615さんと同じで、このスレの森崎は(サッカーでは)勝ったり負けたりしながら
苦闘の日々の中で成長していくタイプだと思ってるんですけど、他スレさんだとトーナメント一発勝負の関係で
主人公側の必勝を期すプレイスタイルが多いので、その辺のイメージ差もあるかもしれませんね。

まあ、6%前後の被必殺率を期待値無視でもらいまくる運命力も主人公特性のひとつということでw

621 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 17:51:14 ID:???
ビクトリーノが頼もしいな

622 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/06(火) 18:08:49 ID:???
>>618
ここの森崎には点を奪われてからが本番のスキルもありますし、
失点の積み重ねが、やがてラーニングセーブの強化にもつながります。
今はへっぽこでも、いつかきっと頼れる守護神になれる……といいな!
>>620
そう言っていただけて嬉しい限りです。
このスレの森崎とは正反対の立場でもある必勝。
その必勝を義務付けらる苦しさや厳しさも、後々話に絡んでくると思います。
>>621
キャプ翼シナリオでのメインキャラになってくれそうですね。
morisakiの判定で偶然引き当てられた彼の運命力に感心してしまいますw
黒豹という同じ異名を持つアベルとも簡単に関係を結び付けられましたし、
個人的に驚いたのが、なんと中の人もFEにとても縁のある方だったことですねw
===========
★ビクトリーノ→ ハートK + ドリブル50+(強引なドリブル+2)=65★

★クライフォート→ スペードJ+(不利-2) + タックル49=58>吹っ飛び
クリスマン→ ダイヤ4(有利+2) + タックル47+(テクニカルタックル+2)=55>吹っ飛び★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ビクトリーノが突破。そのままドリブル 
※ビクトリーノがKで勝利したので覚醒します
===========
★カイザードリブル覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→速さ+1
ハート→技+1
スペード→ドリブル+1
クラブ→『強引なドリブル』が『パンサークロー』(1/2 +3 吹っ飛び2)に進化
JOKER→ぜ・ん・ぶ♪

623 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 18:09:17 ID:???
★カイザードリブル覚醒→ ハートQ

624 :森崎名無しさん:2012/11/06(火) 18:22:08 ID:???
そいえば紅の剣士さんでしたかw

625 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 01:18:15 ID:???
>>624
FE好きで有名なあの方は、最新作でもキルソード剣士を演じてましたね。
===========
★カイザードリブル覚醒→ ハートQ ★
>ハート→技+1
※ビクトリーノの技が16→17に上がりました!
===========
クライフォート「これ以上は進ません!」

クリスマン「いくらお前のスピードが速くても、二人がかりなら捉えられる!」

ズサッ!ズササッ……ガガッ!!

ビクトリーノ「!」

力強いクライフォートのチャージ、クリスマンの執拗なマーク。
ドリブルの進行先を協力体制で塞がれ、ビクトリーのの小さな体ではとても突破は無理に思えた。

ビクトリーノ「俺は……俺はこんなところで立ち止まれねぇんだよ!」

同点に追いつくため。世界最速を追い求めるため。行方不明になった相棒のため。
彼の中にある理由は様々だったが、とにかくビクトリーノは前へ前へと体重をかける。

ドゴォッ!!ズダダッ!!

クライフォート「ぐああっ!?」

クリスマン「ぎゃあっ!」

ビクトリーノ「ぐっ……ぬおぉぉぉっ!!」

626 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 01:19:32 ID:???
実況「な、なんと!二人がかりのタックルをものともせずビクトリーノ選手、突破だ!
   しかし、無茶な突破が祟ったか、そのままバランスを崩して転倒〜〜っ!!」

ビクトリーノ「(転んだっていい。立ち止まりさえしなけりゃ、それも立派な加速の要因だ)」

ドッ…グルッ、シュタッ!

前転しながらも受け身を取り、素早く体制を立て直すと再びドリブルを再開する。
執念のこもった突破を前に、アヤックスの守備陣の動きは明らかにたじろいでいた。

三杉「(このまま突っ込んっでくるか。ボクのオフサイドトラップを警戒してのことだろうがさすがに愚直すぎる。しかし…)」

この愚直さが、リードしている方からしてみれば逆に恐ろしい。
場当たり的な策などではなく純粋な力のみの戦術は、対策案は数あれどそれを行使する間を用意できない。
結局相手の愚直さに付き合うしかない。三杉はDFラインを崩さないように心がけつつチェックに向かう。

ビクトリーノ「俺を止められるか!」

三杉「勝負だ、ビクトリーノ!」

627 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 01:21:07 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★ビクトリーノ→! card+ ドリブル50=★
============
★三杉→! card+ タックル50=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ビクトリーノが突破。(奇数:そのままドリブルでPAへ 偶数:右サイドを上がる中里にパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスとリブタが競り合い)(マーガスとディックが競り合い)(ソンダースがフォロー)
≦−2→アヤックスがボールを奪う

【補足・補正】
ビクトリーノは『倍速ドリブル』でドリブル時相手の人数補正を無効化
ビクトリーノのカードがダイヤで『ハイスピードドリブル』で+4
ビクトリーノのカードがハート・スペードで『強引なドリブル』で+2(吹っ飛び2)
三杉のカードがダイヤ・ハートで『テクニカルタックル』で+2
その他は>>12を参照してください。

628 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 01:29:12 ID:???
★ビクトリーノ→ ダイヤ5 + ドリブル50=★


629 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 01:32:24 ID:???
★三杉→ ダイヤJ + タックル50=★

630 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 01:41:21 ID:???
空気の読めない奴め…。

631 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 01:51:47 ID:???
>>630
縦パスの放り込みも安易にできませんし、手ごわい相手になりそうです。
===========
★ビクトリーノ→ ダイヤ5 + ドリブル50+(ハイスピードドリブル+4)=59★

★三杉→ ダイヤJ + タックル50+(テクニカルタックル+2)=63★

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→アヤックスがボールを奪う
===========
三杉「(愚直な力勝負。だが、その勝負は既に決しているんだよ)」

ビクトリーノ「ぐっ…!」

イスラス、クライフォート、クリスマンと楽な相手ではない3人を抜き、
そしてまた三杉という曲者と対峙した今、ビクトリーノの足の緊張は極限まで張り詰めていた。
万全の体制ならば互角以上に渡り合えただろう。だが、余裕のない今の彼ではこのガラスのエースの瞳からは逃れられない。

三杉「逃がさないよ。ここだっ!」

バシッ!!

「キャー!キャー!三杉様がボールをお取りになったわ〜!」
「俺男だけどアイツになら抱かれてもいいわ〜」

実況「イスラス、クライフォートと連続でエース選手が突破されるものの、
   まだこの男がいます!日本からの研修生から一躍プロ契約という大出世を遂げた
   ガラスの貴公子三杉淳!彼の心臓の鼓動が止まない限り、アヤックスの守備は安泰です!」

ビクトリーノ「くそぉ!あともうちょいだったのに!」

632 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 01:54:12 ID:???
マーガス「(ビクトリーノ。あんなに無茶な突撃をしやがって…!)」

マルス「(彼の同点にかける思いに応えたい。ただ前線でボールを待っているだけじゃダメなんだ!)」

PA内でパスを受け取る準備をしていたFWの二人は反転し、ボールを奪った三杉へとプレスをかける。
対する三杉は背後からの気迫を敏感に感じ取りながら、反撃の一手を考える。


★三杉の判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→中里のオーバーラップで出来た隙を見逃さずレンセンブリンクにロングパス
ハート→マーガスのタックルに対応しつつ左サイドから反撃
スペード→マルスのタックルに対応しつつ右サイドから反撃
クラブ→マーガスとマルスのプレスが速い!キープしてやり過ごすしかない!
JOKER→その頃観客席では…

633 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 02:07:10 ID:???
★三杉の判断→ スペードQ

634 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 02:26:20 ID:???
★三杉の判断→ スペードQ ★
>スペード→マルスのタックルに対応しつつ右サイドから反撃
===========
三杉「(一旦クリアでやり過ごすか?いや、むざむざ攻撃権を放棄するのも……ん?)」

マルス「おおおぉぉぉっ!!」

先ほどの失点は自分の致命的なミスから始まったもののはず。
その償いを果たすべく、マルスは怒涛のプレスで三杉に迫る

三杉「(右後方2mから迫ってくる。パスは……間に合わない。なんとかやり過ごすしかないか)」

先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★三杉→! card+ ドリブル51=★
============
★マルス→! card+ タックル40=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→三杉が突破。(奇数:カイザーにパス 偶数:そのままドリブル)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ネビルがフォロー)(マーガスとディックが競り合い)(ベルンハルトがフォロー)
≦−2→ブレーメンがボールを奪う

【補足・補正】
三杉のカードがダイヤで『ヒールリフト』で+4
三杉のカードがハートで『華麗なドリブル』で+3
マルスのカードがダイヤで『ドリブルキラー』で+5(吹っ飛び2)
マルスのカードがハート・スペードで『ワールウインド』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>12を参照してください。

635 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 02:36:15 ID:???
★三杉→ スペードK + ドリブル51=★

636 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 03:56:33 ID:???
★マルス→ クラブ9 + タックル40=★

637 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 07:59:36 ID:???
★三杉→ スペードK + ドリブル51=64★

★マルス→ クラブ9 + タックル40=49★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→三杉が突破。カイザーにパス
※三杉がKで勝利したので覚醒します。
============
★三杉ドリブル覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→速さ+1
ハート→技+1
スペード→ドリブル+1
クラブ→『華麗なドリブル』が『クライフターン』(1/4 +4)に進化
JOKER→ぜ・ん・ぶ♪

638 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 08:27:38 ID:???
★三杉ドリブル覚醒→ クラブ10
二失点目の時間が近づいて参りました

639 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 08:37:43 ID:???
★三杉ドリブル覚醒→ クラブ10 ★
>クラブ→『華麗なドリブル』が『クライフターン』(1/4 +4)に進化
===========
三杉「(つま恋の試合で、ボク達黄金世代の選手は君たちに敗れた。
   だが、ただ敗れたわけじゃない。敗れたことで己の中にあった慢心を吐き出し、
   改善点を模索し、更なる高みを目指せる場所を求め続けた…!)」

ワールドユース大会優勝。その称号さえもプロの世界の戦いではなんの勲章にもならない。
勲章になるのはその大会で培った技と精神。そして沢山の死闘を乗り切った経験にほかならない。

三杉「この1年で黄金世代の選手はボクを含めて大幅なパワーアップを遂げている。
   もう不覚は取らない。君に手玉に取られた三杉淳はもうここにはいない!」

トンッ!シュルルルルッ!!

マルス「そんなァ!まるで歯が立たない!?」

より隙のないプレイのための、ドリブルとパスを一連の動作に繋げる。
三杉は足首にボールを引っ掛けつつターンを決め、浮き上がったボールをチップキックする。

実況「華麗なターンでタックルをかわし、
   このボールはカイザー選手への巧みなパス!さすがはガラスの貴公子、魅せてくれます」

「あの青髪の選手も結構好みだけど、三杉様には叶わないわね」
「キャー!今のターンの映像撮った!?汗ばむうなじがはっきりと写ったはずよ〜!!」

三杉「(今のは首元ではなくて足首の方を見て欲しかったんだが、贅沢は言わない……)」

カイザー「キャホー!ナイスパスだぜ三杉!うっしゃー、この調子でガンガン行っちゃる!」

カイザーは再び右サイドラインを軽快なドリブルで駆ける。
ブレーメンはベルンハルトが必死に食らいつき、味方が戻る時間を稼ぐ。

640 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 08:39:16 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★カイザー→! card+ ドリブル51=★
============
★ベルンハルト→! card+ タックル41=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カイザーが突破。(奇数:ドリブル続行 偶数:イスラスにパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りアヤックスのスローイン)(シェスターがフォロー)(シュバルツェンがフォロー)
≦−2→ブレーメンがボールを奪う

【補足・補正】
カイザーのカードがダイヤで『スピードドリブル』で+3
カイザーのカードがハートで『素早いフェイント』で+2
その他は>>12を参照してください。

641 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 08:54:43 ID:???
★カイザー→ スペードA + ドリブル51=★

642 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 08:55:26 ID:???
★ベルンハルト→ クラブK + タックル41=★


643 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 09:06:38 ID:???
★カイザー→ スペードA + ドリブル51=52★

★ベルンハルト→ クラブK + タックル41=54★

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→ブレーメンがボールを奪う
※ベルンハルトがKで勝利したので覚醒します。
===========
★ベルンハルトタックル覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→力+1
ハート→技+1
スペード→守備+1
クラブ→奇数:タックル+1 偶数:『強烈なタックル』(1/2 +2 吹っ飛び2)
JOKER→ぜ・ん・ぶ♪

644 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 09:11:05 ID:???
★ベルンハルトタックル覚醒→ スペード3

645 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 09:34:12 ID:???
★ベルンハルトタックル覚醒→ スペード3 ★
※ベルンハルトの守備が16→17に上がりました
===========
カイザー「ブンデスリーガの強豪って言っても所詮3位チーム。楽勝楽勝〜!」

再びサイドアタックからのセンタリングを狙い、鼻歌交じりに突き進むカイザー。
しかしブレーメンにも同じプロとしての意地がある。
とりわけ主力選手としてあまりスポットライトを浴びない彼らに関しては尚更だ。

ベルンハルト「俺たちを……ブレーメンを舐めるなァ〜〜!!」

ドカッ!!

カイザー「ちゃぼっ!?」

反則ギリギリのショルダーチャージでカイザーを吹き飛ばし、
ベルンハルトはサイドラインを割りそうなボールをしっかりと押さえ込む。

シェスター「ヒュー!ナイスガッツベルンハルト!」

ブローリン「そうだ、このままやられっぱなしではいられない!」

森崎「弱気になればなるほど負けが込むんだ。みんな、ベルンハルトに習って強気に反撃だぜ!」

実況「アヤックスでも有数のドリブラーであるカイザー選手がボールを奪われた!
   ブレーメン、再び攻撃権を奪い返し反撃に転じます!」

ベルンハルト「(一気にマーガスへの縦のクロスか?それともシェスターに託してしっかりと組み立てていくか?)」

646 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 09:35:28 ID:???
★ベルンハルトの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→マーガスにアーリークロス!これで同点だ!
スペード→シェスターに戻し、右サイドから展開していく
クラブ→このままドリブルで切り込み、左サイドから展開していく
JOKER→その頃観客席では…

647 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 09:36:32 ID:???
★ベルンハルトの判断→ ハートA


648 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 09:45:35 ID:???
★ベルンハルトの判断→ ハートA ★
>ダイヤ・ハート→マーガスにアーリークロス!これで同点だ!

ベルンハルト「(覚えているぞ。DFラインを統率しているのはあの日本人。
       彼が前に出ている今なら、この縦のクロスを捕らえることはできまい)」

三杉「くっ、彼の洞察力を甘く見ていたか!」

オフサイドトラップを発動できないタイミングを見計らい、ベルンハルトはロビングを上げる。
マーガスは背走しながらこの縦のクロスの軌道を追いかけ、ヘディングの体制に入る。

ディック「やらせっかよ!止めるぞ銀髪豚野郎!」

リブタ「ぶ、豚って言うな〜!ブッヒィィィッ!!」

マーガス「来やがったな巨漢軍団!暑苦しくてかなわんぜ!まとめて吹き飛ばしてやるぜ!
     (とはいったものの、スタミナの温存も考えなくちゃいけない。どの技を放つべきか)」

ドールマン「(俺が飛び出せば3対1で人数差は圧倒的有利。しかし右サイドを
      ちょろちょろ走るチビの動きがさっきから気になる。
      万が一やつにこぼれ球を拾われたら、空っぽのゴールに叩き込められるかも…)」

マーガスがシュートを撃とうとする刹那、ブレーメンの同点弾を巡る読み合いが行われる。

★マーガスの判断→! card
ドールマンの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→遠慮はいらない!ナパームヘッドで粉砕してやる!/人数補正を優先だ。飛び出す!
スペード・クラブ→後半のことも考えてブラスとヘッドで行くぞ!/ここは身構えてこの大きな手でのダイビングキャッチで勝負だ
JOKER→ここで新必殺技のお披露目会だ!

649 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 09:47:45 ID:???
★マーガスの判断→ ダイヤQ
ドールマンの判断→ ダイヤJ

650 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 10:05:40 ID:???
★マーガスの判断→ ダイヤQ→遠慮はいらない!ナパームヘッドで粉砕してやる!
ドールマンの判断→ ダイヤJ→人数補正を優先だ。飛び出す! ★
===========
マーガス「(何を躊躇してるんだ。今はいちはやく同点に追いつくべきだ。
     俺たちの意地が維持させたこのチャンス、何が何でも決めてやる!)」

ドールマン「(フン、攻撃を焦ったな?3人がかりなら怖くはない。叩き落としてやる!)」

実況「ドイツでも長身を誇るポイントゲッターと、フィジカル自慢の
   3人が同時に空高く舞い上がる!迫力満点の空中戦。これを制するのは――!?」

マーガス「こいつで決まりだ!ナパームヘッドォーーーーーッッ!!」

ディック「と!」

リブタ「め!」

ドールマン「る〜〜〜〜っ!!」

651 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 10:06:59 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★マーガス→! card+ ナパームヘッド66=★
============
★ディック→! card+ クリアー52+(人数補正+3)=
リブタ→! card+ クリアー55+(人数補正+3)=★
============
★ドールマン→! card+ 飛び出す53+(人数補正+3)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(シェスターがフォロー)(ビクトリーノと三杉が競り合い)(ソンダースがフォロー)
≦−2→クリアー成功。マルスがフォロー

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→マーガスのシュートがブレーメンのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(中里がねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ビクトリーノと三杉が競り合い)(ラインを割りブレーメンのCK)
≦−2→ドールマンがボールをキャッチ

【補足・補正】
『ナパームヘッド』(吹っ飛び3)
ディックのカードがダイヤで『ハイパワークリアー』で+10(消費230 吹っ飛び3)
ディックのカードがハート・スペードで『パワークリアー』で+7(消費170 吹っ飛び3)
リブタのカードがダイヤで『パワークリアー』で+7(消費170 吹っ飛び3)
その他は>>12を参照してください。

652 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 10:07:41 ID:???
★マーガス→ クラブJ + ナパームヘッド66=★

653 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 10:17:43 ID:???
★ディック→ スペードA + クリアー52+(人数補正+3)=
リブタ→ クラブ10 + クリアー55+(人数補正+3)=★

654 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 10:23:12 ID:???
★ドールマン→ ダイヤ3 + 飛び出す53+(人数補正+3)=★

655 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 10:44:56 ID:???
ん、リブタの反則かな?

656 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 10:48:07 ID:???
>>655
そうですね。もし反則がなかったらポストに弾かれていたので運がこちらに向いてきたと思います
===========
★マーガス→ クラブJ + ナパームヘッド66=77★

★ディック→ スペードA + クリアー52+(人数補正+3)=56>吹っ飛び
リブタ→ クラブ10 + クリアー55+(人数補正+3)=68>吹っ飛び※反則★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
===========
マーガスのナパームヘッド。ブラストヘッドのタイミングを相手のパスの軌道だけではなく
自分自身で合わせることにより、よりインパクトを強烈にするダイナミックなヘディングである。
だが、自身で一度トラップする隙を無くすことはできず、
それを捉えられないためにより高く力強くジャンプする必要がある。

ドムッ!!

ディック「ぎゃあ〜〜っ!!」

競り合うディックを吹き飛ばし、いざボールに頭を叩きつけようとしたその時。
リブタはその巨体を活かし、マーガスの超役にも追いすがってくる。

リブタ「う、撃たせないよ。ブヒィッ!!」

マーガス「うおっ、こ、こいつ…!?」

ズガッ!ドタアッ!!

ドールマン「へへへ…残念だったな。俺たちの鉄壁ディフェンスを思い知ったか」

657 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 10:49:22 ID:???
引きずり下ろすような形でもつれ合った二人は空中でバランスを崩して落下。
ボールはドールマンが危なげなくキャッチし、ブレーメンのチャンスは崩れ去ったかに思えた。

ピピーーーーッ!!

ドールマン「ぎょっ!?ま、まさか――!?」

マーガス「(棄てる神あれば拾う神あり。まだ俺たちの反撃は終わっちゃいないのさ…!)」

ディック「リ〜ブ〜タ〜!お前っ!一発殴らせろ〜!!」

リブタ「ひ、ひぇ〜!ご、ごめんよディック〜!!」

審判はリブタの反則の笛を鳴らす。ブレーメンは見事ペナルティキックを獲得し、反撃の望みをつないだのだった。


★リブタの反則→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜J→お咎めなし
10〜5→厳重注意
4〜A→イエローカード
クラブA→レッドカード
JOKER→なにィ!マーガスにイエローカードだとォ!?

658 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 10:50:05 ID:???
★リブタの反則→ スペードQ

659 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 11:01:01 ID:???
★リブタの反則→ スペードQ ★
>K〜J→お咎めなし
===========
審判は激しい接触プレイだったにもかかわらず、特に怪我がないのを確認するとプレイ続行を促してくる。

マーガス「(PA内の反則にも特に注意は無しか。ま、ホームタウンデシジョンを考えればしょうがねぇか)」

マーガスはリブタに引き摺り下ろされたパンツを正しつつ、指定位置に立ち笛を待つ。

ドールマン「くぅぅ…だ、だがここで止めれば奴のスタミナを大きく削いだことになる。
      大丈夫。読みさえ当てれば止められないシュートじゃないはずだ」

マーガス「(捨て身の突撃で相手の守備を切り開いたビクトリーノ。
     圧倒的不利を覆したベルンハルト。お前たちの努力……無駄にはしない!)」

マーガスは一度呼吸を整えて緊張を体外へ放出すると、軽い助走からボールを蹴り込んだ。

660 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 11:02:27 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★マーガス→(方向:! card)! card+ シュート49=★
============
★ドールマン→(方向:! card)! card+ キャッチング48=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→マーガスのシュートがアヤックスのゴールに突き刺さる
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがねじ込みに。GKはバランスを崩している)(ビクトリーノとディックが競り合い)(リブタがフォロー)
≦−2→ドールマンがボールをキャッチ

【補足・補正】
方向の数字がK〜10で左、9〜6で中央、5〜2で右。Aで失敗、JOKERは必ず行動成功です。
方向が一致していた時に限り、数値勝負が行われます。
その他は>>12を参照してください。

661 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 11:06:36 ID:???
★マーガス→(方向: スペード9 ) ハート7 + シュート49=★

662 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 11:10:10 ID:???
★ドールマン→(方向: ダイヤ3 ) スペードJ + キャッチング48=★

663 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 11:28:32 ID:???
★マーガス→(方向: スペード9 ) ハート7 + シュート49=56★

★ドールマン→(方向: ダイヤ3 ) スペードJ + キャッチング48=59★

※方向が合わないのでゴールが決まりました!
===========
マーガス「はあっ!」

ドールマン「ここはヤマを張って…み、右だァ!」

バシュッ!ズシャアッ!!ピピ〜〜〜〜ッ!!

マーガスのボールはゴールの中央上部をしっかり捉え得点を決めた。

実況「ゴ、ゴ〜〜〜〜〜ル!!前半18分、ペナルティキックでブレーメンが同点に追いついたァ!
   この同点弾へは見事な中央突破を決めたビクトリーノ選手、
   そしてアヤックスのカウンターの芽をいち早く摘み取ったベルンハルト選手の活躍あってのもの。
   下馬評ではアヤックス有利と謳われていたこの試合、展開は再び振り出しに戻りました!」

マーガス「決めたぞみんな!これで同点、ガンガンいこうぜ」

シェスター「ナイスだマーガス!お前なら決めてくれると信じてたぜ」

ビクトリーノ「さすがはチーム得点王は伊達じゃないってな。サンキュー!
       ……っと、違うな。お前たちの場合はダンケシェーンだっけ?」

森崎「よぉーっし!思った以上に早めに追いつけたな。この調子なら十分いけるぜ!」

出会い頭の失点などにめげずに、懸命に反撃を仕掛けた末の同点弾。
まだ前半を折り返す前に追いつけたことで、チームの士気も十分回復したことを確認した森崎は…

664 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/07(水) 11:30:25 ID:???
☆どうしますか?

A 反則を取り、得点を決めたマーガスを褒める
B 相手陣営に果敢に攻め入ったビクトリーノを褒める
C 相手の反撃を食い止め、好判断のロビングを上げたベルンハルトを褒める
D あっさりと無名の選手にボールを奪われたカイザーを挑発する
E ファールを犯し、失点の原因を作ったリブタを詰る
F チームデータ変更
G 同点にしてもらえた分、もう絶対に失点はしないと心に誓う
H その他(好きなセリフや行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

665 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 11:32:12 ID:/HizZjxw
C

666 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 11:38:57 ID:YZmGlQaI


667 :森崎名無しさん:2012/11/07(水) 12:26:16 ID:???
出遅れたけど。G

668 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/09(金) 17:32:57 ID:???
>C 相手の反撃を食い止め、好判断のロビングを上げたベルンハルトを褒める


森崎「カイザーのドリブルを高い位置で止められたのは大きかったな。
   あそこですぐに反撃できたこその、同点弾だったと俺は思うぞ」

ベルンハルト「へへ、俺だって伊達にブレーメンイレブンのスタメン張ってないんだぜ?
       あのちょんまげ男、俺たちのことを所詮3位チームだと侮りやがっていたからな」

自分たちは『えっ』『なにィ』『そんなァ』と情けなく呟いて、ただ無様に抜かれるだけの存在ではない。
ウェルダーブレーメンの一員として、チームになくてはならないピースの一つとして
このフィールドに存在しているのだと、力強く胸をたたいて誇らしげに主張する。

マルス「(……僕はそんな彼らの居場所を侵食し、あまつさえ足を引っ張ってしまっている。
    確かにアカネイアでは復興活動や公務が忙しく、ボールを蹴る時間があまり取れてはいなかった。
    だけどそんな言い訳が通用する場所じゃない。ここは戦場、修羅の巷。
    森崎の助けになるためにも、僕は彼らに本気で挑んでいかなければならないんだ…!)」

マーガス「(マルスのやつ、随分肩に力が入ってやがるな。気負うなとは言ったけれど無理もないかもな……)」

ドリブルやタックル等に目を見張る動きはあるものの、このブレーメンの中では
彼の実力は精々ユースクラス。プロの舞台で活躍するにはまだまだ物足りない。

(能力値的なことを言ってしまえば現在のブレーメンのモブ選手は力や守備の能力が16前後。
対するマルスは現在力10、守備11とサッカーに重要なステータスがやや貧弱。
支援が無いので総合的には名有りに負けてしまうものの、プロに恥じないステータスなのだ)

マルス「(とにかく何か成果を残さなければ。パスを繋ぐなりボールを奪うなりしないと…!)」

自分の不甲斐なさを恥じ、必ずこのチームの一員としての役割を果たすと強く決意する。
この思いがプラスに働き、マイナスに傾かないで欲しいとマーガスは強く願う。

669 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/09(金) 17:35:00 ID:???
ドールマン「ううっ…ち、ちくしょう……」

リブタ「あうあうあう……お、俺がファールをしちまったせいだ……」

クライフォート「拮抗した試合ではこういう運での勝負も絡んでくる。
        今のは仕方がない。大事なのはどれだけ素早く心を切り替えて
        次の自分たちの動きを冷静に考えられるかどうかだぞ」

リブタ「キ、キャプテン…!」

ドールマン「そ、そうだよな。PKじゃなかったらあの程度のシュート止められたさ。
      よーし!次こそはしっかり止めてやるぞ〜!!」

対するアヤックスは、早々に同点に追いつかれてしまったことで動揺する選手がチラホラいたが、
PKでの失点は仕方がない。すぐにまた突き放せばいいとクライフォートは語る。

三杉「(彼は変わった。あの夜の決闘でイスラスに敗れ、自身のプライドを粉々に砕かれたにもかかわらず。
   自身の過ちを認め、修正し、それを次の自分に繋げていくことは思った以上に難しい。
   過去の自分を否定することは、今現在の自分の在り方さえも捻じ曲げてしまうことにもつながりかねない)」

負の思考のスパイラルに陥り、そのままスランプに嵌り抜け出せなくたった選手も少なくない。
特にメンタリティなスポーツと言われるサッカーでは、どれだけ強い精神力を保てるかも重要になってくる。
彼が自他共に『真のキャプテン』と名乗れるだけの強さの秘訣はここにあると三杉は分析する。

三杉「(そして彼の素質を理解し、目覚めさせたイスラス。君がもしアヤックスに
   戻ってきてくれていなかったら、今のこのチームは……無かった)」

多少の運のぐらつきなどに動じるほど、今のアヤックスというチームは弱くはない。
むしろ強すぎて次はどんな戦術で攻めていこうかと嬉しい悩みにほくそ笑んでしまいそうだった。

三杉「クライフォート。次の攻め方だけれど、こんなのはどうだい?」

670 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/09(金) 17:40:00 ID:???
★アヤックスの反撃→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→君もそろそろ前線で暴れたくなってきたんじゃないか?
ハート→オランダトリオのコンビプレイを試してみないか?
スペード→ボクを前線に上げてくれ。ファストブレイクで一気に切り崩す。
クラブ→キックオフシュート。あると思います!
JOKER→その頃観客席では…
===========
今日の更新はこれだけです。土日は時間が取れると思います…。

そしてそして『キャプテン森崎』8周年おめでとうございます!
2さん、698さん、そして前身のスタイルを確立させた1さん。ありがとうございます。
物語もいよいよ佳境。森崎たち『全日本ユース』の優勝を心から応援しております。

そんな暖かくて愛されているコミュニティに一GMとして参加できていることが嬉しくてたまりません。
至らない部分が多く、色々とやきもきさせてしまうかもしれませんっが、
これからもどうかよろしくお願いいたします。

671 :森崎名無しさん:2012/11/09(金) 17:40:32 ID:???
★アヤックスの反撃→ ハート7

672 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/10(土) 18:31:33 ID:???
★アヤックスの反撃→ ハート7 ★
>ハート→オランダトリオのコンビプレイを試してみないか?


クライフォート「ふむ。その意図を聞かせてほしい」

三杉「ここまでこの時間帯でお互いに1点という、思った以上に速いペースで試合は展開している。
   それだけ体力の消耗も激しくなってくる。つまり、どれだけ全員のコンディションを
   試合終了までの間、十分に保てるかどうかがこのあとの流れを握る鍵になるだろう」

クライフォート「前半はクリスマンを司令塔に据えて、彼らを中心に攻めていくということか?」

オランダトリオのパスワークの精度は、彼らが前期にレンタル移籍していた
フェイエノールトにおいて、十分すぎるほどの実力を残している。
先ほどの先制点のことも考えれば、彼らが活躍できればできるほど、
主戦力であるイスラスやクライフォートのスタミナが温存できると三杉は考える。

クリスマン「真打は後半のお楽しみに取っておくべきだな。まぁ、露払いは任せてくれよキャプテン。
      ブレーメンのGKはミューラーに比べれば大したことはない。後半までにあと2、3点は取っておくよ」

クライフォート「期待しているぞ。クリスマン」

クリスマンはクライフォートとポジションを入れ替え、やや前がかった位置へと移動する。

レンセンブリンク「フフッ、例のアレをやれとの指示ですか?」

カイザー「ヒャッホー!派手にかきまわしちゃいますか!」

ピイィィィィッ!!

キックオフの笛と同時に、クリスマンはレンセンブリンク、カイザーを伴い前進する。
三角形のフォーメーションを取り、巧みなパス回しでブレーメンの選手たちのチェックを寄せ付けない。

673 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/10(土) 18:33:24 ID:???
実況「出ました!これぞアヤックス名物『トリニティ』フォーメーション!
   クリスマン選手を中心にした素早いパスワークが、相手の守備を翻弄します!」

ビクトリーノ「ちいっ、いちいちチェックに走っていたんじゃ間に合わない。コースを潰してインターセプトを狙うしかねぇ!」

クリスマン「無駄なあがきだな。俺たちのテリトリーに迷い込んだ哀れな獣に鉄槌だ!」

レンセンブリンク「いきますよ。これが僕たちの…!」

カイザー「トリニティブレーイクッ!!」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★クリスマン→! card+ トリニティブレイク55=
レンセンブリンク→! card+ トリニティブレイク53=
カイザー→! card+ トリニティブレイク54=★
============
★ビクトリーノ→! card+ カット48=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→クリスマン達が突破。(奇数:ワンツー続行 偶数:レンセンブリンクにロビングが上がる!そして…)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(イスラスがフォロー)(ベルンハルトがフォロー)(カルーンブがフォロー)
≦−2→ブレーメンがボールを奪う

【補足・補正】
ビクトリーノのカードがダイヤ・ハートで『スピードインターセプト』で+3
その他は>>12を参照してください。

674 :森崎名無しさん:2012/11/10(土) 18:38:52 ID:???
★クリスマン→ ハートQ + トリニティブレイク55=
レンセンブリンク→ クラブ8 + トリニティブレイク53=
カイザー→ ハート5 + トリニティブレイク54=★

675 :森崎名無しさん:2012/11/10(土) 18:39:53 ID:???
★ビクトリーノ→ クラブ7 + カット48=★

676 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/11(日) 14:35:57 ID:???
★クリスマン→ ハートQ + トリニティブレイク55=67
レンセンブリンク→ クラブ8 + トリニティブレイク53=61
カイザー→ ハート5 + トリニティブレイク54=59★

★ビクトリーノ→ クラブ7 + カット48=55★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→クリスマン達が突破。レンセンブリンクにロビングが上がる!そして…
===========
バコッ!バシーン!ダダダッ!ビィム!

ビクトリーノ「(単純な三角パスだな。俺のスピードなら十分追える)」

クリスマンを起点にした長い距離のパスコースを野生の感で読み切り、ビクトリーノは目星をつけてカットに飛ぶ。

クリスマン「『パス』コースを読むだと?お前、自分の言っていること分かってる?」

ビクトリーノ「なっ…!?」

ドコォッ!!ビシュウウウウッ!!

シュートと見まごう勢いのボールはビクトリーノの脇をかすめてカイザーに繋がる。
この瞬間、ビクトリーノはクリスマン達の意図に気づきそして驚愕する。
自分の推測が確かならば、彼らがやろうとしていることは一つしかないからだ。

ビクトリーノ「(そうか。俺がしなきゃいけなかったのはパスコースを潰すことじゃない)」

シュートにシュートを重ねてボールの加速度を飛躍的に高める連携技。
ビクトリーノも、相棒であるダ・シルバと協力して放つパンサーストリームという技を持っている。
おそらくトリニティブレイクとはパンサーストリームの規模を二人から三人へと拡大したものなのだろう。
彼らは初めからパスなどするつもりはなかったのだ。ならばパスコースをどれだけ塞ごうとも無意味。

677 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/11(日) 14:37:14 ID:???
ビクトリーノ「ディフェンダー!ブローック!!止めろぉ〜〜〜!!」

シェスター「おいおいビクトリーノ、いったい何を言ってるんだ?」

ブローリン「ブロックだと?奴らはただワンツーパスで進んでるだけのように見えるが」

森崎「おいおい、あんな距離からのシュートがここまで届くわけが……まさか!?」

自分はシュートコースを潰さなければ行かなかったのだ。だが、後悔してもすでに遅い。
ミドルシュートを撃つにはやや遠目の位置ではあるものの、
自分たちならばこの距離からでも十分という自信を醸しだしながらカイザーはロビングを上げた。

カイザー「ヒャッホー!早速決めちゃいなよレンセーン!」

レンセンブリンク「これで再び僕たちのリードです。覚悟っ!」

コンパクトなジャンプから放たれるクイックモーションのオーバーヘッドキック。
ブレーメンのDF陣は完全に守備のタイミングを外されながらも、懸命にシュートの軌道へと体をもっていく。

森崎「やっろぉ!俺相手ならこの距離でも十分だと侮りやがって!舐めるなァ!!」

そして森崎もまた、先ほどの失点シーンという恐怖の記憶を力に変えて身構える。
頭の中に描くビジョン。今度こそ抜かれまいと見事にセービングを決める姿を実現させるために。

678 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/11(日) 14:39:09 ID:???
オランダトリオ トリニティブレイク60(ダイヤ・ハートでGKのバランスを崩し-3させる)

シェスター ブロック48+(人数補正+3)
ガスコイン ブロック41+(人数補正+3)+(距離補正+1)
ブローリン ブロック50+(人数補正+3)+(距離補正+1)

森崎 410/580 セービング54+(距離補正+2)

☆どのセービングで行きますか?

A キャッチング 消費20 威力54
B パンチング  消費40 威力56+1
C がんばりセービング 消費100 威力58
D がんばりダイビング 消費170 威力61+1 フォロー率増加
E がんばりセービング・改 消費200 威力63 
F がんばりヒップアタック 威力100〜400 威力64+1 バランス矯正
G 頑張竜セービング 消費320 威力69

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

679 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 14:43:27 ID:7fJvQxC+
D

680 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 14:49:00 ID:QtmQtFr2
E

681 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 15:00:34 ID:Ct1bAvhU
D

682 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/11(日) 18:18:22 ID:???
>D がんばりダイビング 消費170 威力61+1 フォロー率増加


森崎はレンセンブリンクのシュートコースを見極めると同時に、
右サイドを駆ける中里の姿を確認する。
シュートブロックに間に合わなかった分、スムーズなカウンター要員として
相手のシュートと同時にオーバーラップを始めたのだ

中里「(森崎殿ならば、きっと拙者の方に向かって弾き返す算段を組み立てているはず)」

森崎「(ああ。俺は必ずお前の足元を狙ってボールを送り届けてみせる!)」

指先が震える。ほんの数分前の失態が頭の中にフィードバックしているのだ。
このトラウマ的思考と、慢性的な伸び悩みで2年前の森崎は苦しんできた。
だが、自分はこの悩みという雲を振り切った。昨日の雨が嘘のように晴れ切った、
この夕闇のアムステルダムの街のように、森崎の視界は淡い光に包まれている。

森崎「来い、レンセンブリンク!お前に二点目をやるわけにはいかん!」

黒豹のロゴが描かれた異界の友のグローブを強く握り締め、森崎は拳を固める。

683 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/11(日) 18:19:47 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★オランダトリオ→! card+ トリニティブレイク60=★
============
★シェスター→! card+ ブロック48+(人数補正+3)=
ガスコイン→! card+ ブロック41+(人数補正+3)=
ブローリン→! card+ ブロック50+(人数補正+3)=★
============
★森崎→! card+ がんばりダイビング62+(距離補正+2)+(ラーニング+2)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(イスラスとマーガスが競り合い)(ベルンハルトがフォロー)(シュバルツェンがフォロー)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→レンセンブリンクのシュートがブレーメンのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りアヤックスのCK)(ベルンハルトがフォロー)(シュバルツェンがフォロー)
≦−2→森崎がボールをパンチ!中里がフォロー

【補足・補正】
オランダトリオのカードがダイヤ・ハートでGKのバランスを崩す(-3の補正)
ブローリンのカードがダイヤで『鋼鉄の腹筋』で+10(消費300 減衰範囲+2 減衰効果+2)
ブローリンのカードがハート・スペードで『パワーブロック』で+7(消費160)
森崎のカードがダイヤ・ハートで『そう何度も抜かれてたまるか』で+3
その他は>>12を参照してください。

684 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 18:22:15 ID:???
★オランダトリオ→ スペード5 + トリニティブレイク60=★

685 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 18:22:40 ID:???
★シェスター→ ハートJ + ブロック48+(人数補正+3)=
ガスコイン→ ハート10 + ブロック41+(人数補正+3)=
ブローリン→ クラブ9 + ブロック50+(人数補正+3)=★

686 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 18:23:01 ID:???
★森崎→ ダイヤ5 + がんばりダイビング62+(距離補正+2)+(ラーニング+2)=★

687 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 18:25:45 ID:???
シェスターが止めてくれなければ必殺で即死だった

688 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 18:26:32 ID:???
…いやホント芸術的だなここまで来ると<森崎の被必殺芸
ただ、必殺の時に三すくみの+2が入らないならCK、
またブロッカーとの数字合わせは別と考えるなら2減衰でフォローではある。
そこに期待するしか無いが・・。

689 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 18:26:34 ID:???
こええ

690 :688:2012/11/11(日) 18:27:35 ID:???
あ、そうか、シェスターが三すくみ勝利でこぼれ球に持ち込んでるのか、失敬。

691 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/11(日) 18:49:01 ID:???
>>687
ブレーメンの顔かつキャプテンですからね。非常に頼もしいチームメイトです!
>>688-690
森崎「得意なトランプゲームは神経衰弱です!」キリッ
===========
★オランダトリオ→ スペード5 + トリニティブレイク60=65★

★シェスター→ ハートJ+(有利+2) + ブロック48+(人数補正+3)=64
ガスコイン→ ハート10 + ブロック41+(人数補正+3)=
ブローリン→ クラブ9 + ブロック50+(人数補正+3)=★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
=1→ボールはこぼれ球に。イスラスとマーガスが競り合い
===========
シェスター「君たちの浅はかな考え。このドイツのコンピューターと呼ばれる俺が看破できないとでも思った?」

クリスマンを上げ、オランダトリオを最前線でそろい踏みにした段階で
何か策を仕掛けてくると踏んでいたシェスターは、ビクトリーノの忠告もあり、
いち早くシュートブロックのために行動していた。

シェスター「(クライフォートのようなブロックを貫き吹き飛ばすようなキック力は奴には無い。
      コースの間にさえ割り込むことができれば……!)」

タンッ!クルルッ……!

シェスター「届けぇ!」

チッ!バァン!!

実況「弾いたァ!シェスター選手のブロックが決まりボールはこぼれ球になったァ〜!!」

692 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/11(日) 18:50:54 ID:???
クリスマン「そんなァ!俺たちのトリニティブレイクが通じないなんて!」

レンセンブリンク「くっ…!小賢しい真似をしてくれますね…」

カイザー「ひえ〜っ!なんちゅう不可思議な動きをしやがるんだ〜」

スパイラルパスカットの要領で、回転ジャンプの勢いで移動距離を短縮させると
足の先でかろうじてシュートの軌道を変えることに成功する。
地面をえぐるようにはねたボールはブレーメン陣営の中央付近にふわりと浮き上がる。
しかし、このこぼれ球に素早く詰め寄る影があった。イスラスである。

イスラス「まだ俺たちの攻撃は終わっていない」

三杉「これがボクたちアヤックスの基礎戦術。『トータルフットボール』だ。
   常に全員攻撃を持続することによりこぼれ球のフォローの主導権を相手に渡さない……なっ!?」

マーガス「オラオラオラ!シェスターのガッツを無駄にはさせないぜ!」

イスラス「なっ…どうしてアンタがそこにいる!?」

クライフォート「こぼれ球の位置を先読みされていた?まさか、ただの偶然に過ぎん!」

シェスター「そうだね。確かにただの偶然かもしれないね。
      だが、その偶然という名の確率はある程度操作できるものさ」

ブロックを決めて尻餅をつきながらも、シェスターはマーガスに移動の指示を送っていた。
『イスラスを追え』というブロックサインを頼りに、マーガスは長身を活かした競り合いでイスラスのスピードに挑む。

マーガス「俺の高さで…」
イスラス「俺の速さが…」

マーガス・イスラス「「このボールをキープするッ!!」」

693 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/11(日) 18:52:34 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★イスラス→! card+ 競り合い50=★
============
★マーガス→! card+ 競り合い49=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→イスラスがボールをキープ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(クライフォートがフォロー)(三杉とマルスが競り合い)(中里がフォロー)
≦−2→マーガスがボールを奪う

【補足・補正】
その他は>>12を参照してください。

694 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 18:54:17 ID:???
★イスラス→ ダイヤ9 + 競り合い50=★

695 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 18:54:43 ID:???
★マーガス→ スペードJ + 競り合い49=★

696 :森崎名無しさん:2012/11/11(日) 19:59:01 ID:???
シェスターさんが外も中身もイケメンすぎて困るw

697 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/13(火) 20:06:38 ID:???
>>696
チームの人気選手はそれだけ活躍が求められていますからね。この調子を保って欲しいです。
===========
★イスラス→ ダイヤ9 + 競り合い50=59★

★マーガス→ スペードJ+(有利+2) + 競り合い49=62★

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→マーガスがボールを奪う
===========
自慢のスピードを活かし、ボールの落下地点に先に到達したのはイスラスだった。

イスラス「(よし、あとはこのままキープすれば)」

マーガス「甘いぜイスラス。俺に競り勝つのならそこで止まるべきじゃなかったな!」

バコッ!

イスラス「しまった!?」

マーガスは高く跳躍すると、ボールを頭でイスラスの後ろに向かい地面に落とす。
方向転換を強いられたイスラスは、自分のスピードが仇となり反応が遅れてしまう。

マーガス「お前の『倍速』は確かに凄い才能だ。だが、俺にだってそれに負けないくらいの才能がある。それがこの『身長』だーっ!!」

マーガスの言うように、アスリートにとって恵まれた体格はかけがえのない才能と呼べるだろう。
どれだけ技術を積み、知識を得ようともそれを行使するのは人という個でしかない。
身長190cmを超え、なおも伸び続けるマーガスの身長という名の才能がこのせめぎ合いを制したのだ。

「キャー!シェスゥー!芝生に塗れるあなたも素敵よー!」
「いいぞマーガス!それでこそブレーメンjr時代からのエースの証明だ!」
「ヴェルダー!ヴェルダー!ヴェルダー!」

698 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/13(火) 20:08:25 ID:???
森崎「へへ…ようやくエンジンがかかってきたってか。俺の活躍の機会を奪いやがってアイツらめ」

憎まれ口を叩くものの、劣勢だった状況を覆す好プレーの連続に高揚感が溢れてくる。
相手の攻撃チャンスを挫いた今ならば、なにか指示を出すチャンスかもしれない。


☆どうしますか?

A マーガスにそのままドリブルで上がらせる
B マルスとワンツーパスで速攻をさせる
C マルスにボール運びをさせ、マーガスは上がらせる
D オーバーラップしている中里にボールを運ばせる
E 後ろに戻させ、シェスターの態勢が整うまでキープさせる
F ブローリンも上がらせてロングシュートを狙わせる
G 来い!俺に持って来い!森崎がオーバーラップを仕掛ける
H 特に指示は出さない

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

699 :森崎名無しさん:2012/11/13(火) 20:10:17 ID:yA0nqfH6
D

700 :森崎名無しさん:2012/11/13(火) 20:10:58 ID:40Kefkbw
D

701 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/13(火) 20:30:33 ID:???
>D オーバーラップしている中里にボールを運ばせる

森崎「今だマーガス!右サイドに大きく振れ!」

マーガス「ん…?おお、中里が良い位置に走り込んでるじゃねーか。頼んだぜ!」

バシッ!

中里「(拙者の今の実力では悔しいでござるが守備で貢献できる機会はあまり無い。
   その分こうしてオーバーラップし、中盤に厚みを持たせることでチームの攻撃を活性化させてみせる)」

確かに自分にはサッカーの才能は無いかもしれない。
それでも衰退していく忍道を守り続けてきた影の末裔の一員という自負はある。
いつの頃から始めたのか定かではない、曖昧で不確かな記憶の中の自分を思い出す。
腰に巻いた布が地面に付かないように走ってきた脚力だけは嘘をつかないはずだ。

中里「(どんなに苦しくても、報われぬと思われようとも拙者は走り続けるでござるよ。
   いつか、いつか白金のような輝きに相応しき忍者になるためにも)」

ズダダダダダッ!!

実況「ブレーメンの中里選手、右サイドラインを軽快に上がっていく!
   対するアヤックス、ネビル選手がチェックに向かったァ!」

ネビル「これ以上は進ませない!」

中里「退いてもらうでござるよ。ニンニン」

702 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/13(火) 20:32:05 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★中里→! card+ ドリブル47=★
============
★ネビル→! card+ タックル42=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→中里が突破。さらに突き進む
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りブレーメンのスローイン)(三杉がフォロー)(ソンダースがフォロー)
≦−2→アヤックスがボールを奪う

【補足・補正】
中里のカードがダイヤ・ハートで『分身ドリブル』で+4
その他は>>12を参照してください。

703 :森崎名無しさん:2012/11/13(火) 20:32:17 ID:???
★中里→ ハートK + ドリブル47=★

704 :森崎名無しさん:2012/11/13(火) 20:32:25 ID:???
★中里→ クラブ7 + ドリブル47=★

705 :森崎名無しさん:2012/11/13(火) 20:33:20 ID:???
★ネビル→ クラブ8 + タックル42=★

706 :森崎名無しさん:2012/11/13(火) 20:35:26 ID:???
中里、47の4/4/0/0かあ。…MFに上げるのもありか?
正直、今はボール運びが辛いんだよなあ。

707 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/15(木) 14:20:56 ID:???
>>706
現在のブレーメンは基本的にシェスターのパスかビクトリーノのドリブルで運ぶ展開を得意としていますからね。
彼ら二人が行動不能状態の場合、中里の存在は本当に大きいと思います。
===========
★中里→ ハートK + ドリブル47+(分身ドリブル+4)=64★

★ネビル→ クラブ8 + タックル42=50★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→中里が突破。さらに突き進む
※中里がKで勝利したので覚醒します
===========
★中里ドリブル覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→速さ+1
ハート→技+1
スペード→ドリブル+1
クラブ→『素早いフェイント』1/4 +2 習得
JOKER→ぜーんぶ!

708 :森崎名無しさん:2012/11/15(木) 14:26:52 ID:???
★中里ドリブル覚醒→ ハートK

709 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/15(木) 15:39:58 ID:???
★中里ドリブル覚醒→ ハートK ★
>ハート→技+1
※中里の技が14→15に上がりました!
===========
中里「(思えば拙者がサッカーの試合で誤って『忍者』の技を使ってしまったことがすべての始まりだったのだ)」

現代においてゆっくりと衰退の歴史を辿っていく忍道を未だに守り続けている中里家。
幼少の頃からその世界に存在していた中里にとっては、周りからしてみれば
珍妙で不可思議な世界もごくごく当たり前の世界であり、日常であり、常識だった。

中里「(だから拙者は分からなかった。なぜ『忍者』は影の存在で有り続けなければならないのか。
   いや、分かってはいたのだ。拙者はただ周囲の者たちと異なる、
   この特異な力を自慢したかっただけなのかもしれぬ)」

新しいゲームを買ってもらったとき。面白い漫画を手に入れたとき。
それをみんなに自慢したい。一緒になって楽しみたい。
ただでさえあまり目立つ存在ではなかった自分にとって、
他人と比べて大きく違う力の存在というのは、それだけで自分の存在を大きく示すものとなる。
そんな至極当然な少年の心が、ポロリとこぼれ落ちてしまったのが始まりだったのだ。

中里「(そう。拙者は影という存在に怯えていたのだ。影としていき、日向に当たることのない人生が怖かったのだ。
   忍びの者という自らの存在意義なくして、拙者は拙者ではいられない。
   この力がなければ拙者は空っぽの存在だ。それが分かっていたから……)」

自分は『シノビ』としての存在を積極的に押し出そうとしたのかもしれない。
自分という存在を誰かに覚えてもらいたくて。自分という存在を誰かと共有して欲しくて。
影であることを義務付けられてきた少年は光を求めた。
その光が自分の身を焼け焦がす辛い光であろうとも、少年はひたすら光を求め続けた。

中里「(決して華やかな光ではない蒼き輝き。周囲の光に掻き消えそうな輝き。
   それでも拙者にとっては眩すぎるほどに……そして、羨ましいほどに輝いていたでござるよ、森崎殿)」

710 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/15(木) 15:41:41 ID:???
自分にサッカーという新たな道を照らしてくれたその光は、再び影の者に戻ろうとした自分の迷いも導いてくれている。
彼という光がいなければ、自分は今この場所にはいなかった。森崎という存在がいるからこそ、
過酷なプロサッカーという世界に足を踏み出す勇気を持つことができたのだ。

中里「(ああ、そうか。きっとそうなのでござろうな。なぜ忍びの者は影の存在であるべきなのか。
   いや、影という存在で有り続けたのか。父上や母上が守り抜いてきたこの歴史は……きっとそういうことなのでござろうな)」

中里は気がついた。なぜ特異な力を持ちつつも忍びの者は表舞台に立とうとせず、影として生き続けるのか。
光が差し込むところに影はできる。輝かしい栄光の傍には必ず影が共存しているのだ。
そしてそれは逆に、影が無ければ光という存在は成り立たないということでもある。

中里「(影として君主に仕えることに己の存在を見出してきた忍びの者。
   それは光が存在しなければ成り立たない存在。誰かと共に生きなければ成り立てない存在。
   そう、影の者とは特異な者のことではござらん。忍術を使う者のことでもござらん。
   拙者が『忍者中里』として存在する理由はただ一つ。森崎殿という光と共存する影として
   このプロサッカーという道を突き進むこと。ただそれだけのみ!)」

自分は今までも、そしてこれからも『忍者中里』として生きるのだろう。
だがそれは決して忍術が使えるからだけではない。誰かの影として、光り輝く者の影になるべくして。
誰かの支えとなれる喜びに感極まり震えるために。中里は『忍びの技』を使用する。

中里「拙者は中里正人!忍道を守り通してきた中の里の末裔!止められるものならば止めてみよ!」

ビュンッ!ブワワッ……!

ネビル「うおっ!?こ、こいつ二人に増えやがった!?」

中里「(父上、母上。拙者はようやく理解したでござる。忍道とはすなわち人道。
   誰かの支えとなりて己の力を発揮できることの喜びを友と共有する道なり。
   この道は決して失ってはいけない道。拙者はこの道を守りぬく使命を、今ここに請け負った!)」

711 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/15(木) 15:43:43 ID:???
両親の先祖代々守り通してきた想い。それに自分自身の強い意思が今重なる。
ネビルの目に錯覚を与えるほどの急加速で一気にサイドラインを駆け抜けていく。

ワアアアアァァァァァァッ!!

「な、何者だあの東洋人!あの素早い動き…まるでニンジャだ!」
「ナカザト…ニンジャ!ニンジャがいるなんてブレーメンはなんて恐ろしいチームなんだ!」

三杉「彼はここ数年伸び悩んでいたかに思えたが、異国の土地で眠っていた力が開花したというのか?」

中里の驚異の突破に焦りと関心を含んだ顔になる三杉は、センタリングに備えてPAへと引き返す。
そして中里はコーナー際を目指してさらにドリブルで突き進む。

中里「コイツさえ抜けばセンタリングを楽々放ることができるでござるな。覚悟!」

ソンダース「そんなことさせるかよっ!お前の躍進もここまでだ!」

712 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/15(木) 15:45:14 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★中里→! card+ ドリブル47=★
============
★ネビル→! card+ タックル42=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→中里が突破。センタリングを上げるぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りブレーメンのスローイン)(マーガスがフォロー)(三杉がフォロー)
≦−2→アヤックスがボールを奪う

【補足・補正】
中里のカードがダイヤ・ハートで『分身ドリブル』で+4
その他は>>12を参照してください。

713 :森崎名無しさん:2012/11/15(木) 15:49:55 ID:???
★中里→ スペード3 + ドリブル47=★

714 :森崎名無しさん:2012/11/15(木) 16:15:38 ID:???
★ネビル→ クラブ8 + タックル42=★

715 :森崎名無しさん:2012/11/15(木) 16:18:24 ID:???
なにィ!?さっき抜いたはずのネビルのタックルだとォ!?

716 :森崎名無しさん:2012/11/15(木) 20:24:26 ID:???
ネビルの残像タックルだ!!
・・・振りなおし?

717 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/21(水) 10:37:40 ID:???
>>715
中里に忍者要素が追加される要因にもなった名前かぶりのオマージュ…ってわけじゃないです。
>>716
能力値は同じですので、このまま続行させていただきます。
===========
★中里→ スペード3 + ドリブル47=50★

★ソンダース→ クラブ8 + タックル42=50★

【攻撃側】−【守備側】
=0→ボールはこぼれ球に。マーガスがフォロー
===========
忍道の後継者として戦う決意を固めた中里。
だが、プロの世界は強い気持ちを持つだけで駆け抜けられるほど甘い世界ではない。

ソンダース「それくらいの動きに惑わされる俺じゃない!」

ガッ…ガガッ!!

中里「ぬっ…(拙者の動きについてこれるのが至極当然。これが『プロ』の実力か)」

どうしてもフィジカルで不利になりがちな中里は、ソンダースの圧力に屈しボールキープが困難になる。

マーガス「こっちだ中里!一旦中央に折り返せ!」

中里「マーガス殿、すまぬ!」

辛うじてマーガスにボールを繋いだ中里はソンダースに態勢を崩され倒れこむ。
ボール権はブレーメンが確保出来たが、アヤックスはこれが好機とばかりにプレスをかけてくる。

三杉「ここで確実にボールを奪う。行くぞ!」

718 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/21(水) 10:40:12 ID:???
マーガス「(俺には前線でボールキープ出来るだけの技術がないとの判断か)」

マーガスが目標としているドイツ一のポストプレイヤー。エッフェンベルク。
今季ブンデスリーガで頂点を掴んだケルンにおいても、彼の存在は偉大であった。
自ら点を取るだけでなく、チャンスメイクから前線での守備。
全てにおいて自分の上を行くポテンシャルは、まさに目指すべき目標であった。

マーガス「(あの人だったらこの状況でも冷静にキープできるはず。
     パスを繋ぐにしろ、シュートを撃つにしろ、まずは目の前のチャージをやり過ごす!)」



先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★マーガス→! card+ ドリブル43=★
============
★三杉→! card+ タックル50=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→マーガスが突破。(奇数:マルスに折り返してもらいシュート 偶数:ビクトリーノにパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(ディックがフォロー)(リブタがフォロー)
≦−2→アヤックスがボールを奪う

【補足・補正】
三杉のカードがダイヤ・ハートで『テクニカルタックル』で+2
その他は>>12を参照してください。

719 :森崎名無しさん:2012/11/21(水) 10:42:48 ID:???
★マーガス→ ハートQ + ドリブル43=★

720 :森崎名無しさん:2012/11/21(水) 10:43:51 ID:???
★三杉→ スペードJ + タックル50=★

721 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/26(月) 11:34:49 ID:???
★マーガス→ ハートQ + ドリブル43=55★

★三杉→ スペードJ+(不利-2) + タックル50=59★

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→アヤックスがボールを奪う
===========
マーガス「ここでボールを奪われるわけにはいかないっ!!」

ぐおおっ!!

マーガスは大きな体格を活かした豪快なドリブルで突破を図る。
フィジカルに劣る三杉が、気圧されて道を開けてくれるとの算段だった。
確かに三杉のチャージを跳ね除けるほどのパワーがマーガスのドリブルにはあった。

バシッ!

マーガス「えっ…!?」

しかし、次の瞬間には自分の足元からボールは消えていた。
まるでボールが勝手に自分の足から離れていったかのような錯覚をマーガスは受ける。

三杉「(心臓に負担をかけないよう、接触を避けつつ相手のボールをかすめとる技術は小さい頃から積んできているんでね)」

ターンをして背中を向け、相手の衝撃を翻しつつ踵で押し出すようなタックル。
そのまま素早く切り返してこぼれたボールをキープする三杉の動きにマーガスは翻弄されてしまう。

マーガス「くそっ…!(こんなんじゃダメだ。ただのシュートを撃つだけの砲台選手のままじゃダメなんだ!)」

ナパームヘッドで消耗した体力にムチを打ちつつ、マーガスは三杉を追いかける。
対する三杉はようやく奪い返したこの攻撃権を如何にして得点までつなげるかを考える。

722 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/26(月) 11:36:43 ID:???
★三杉の判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ここはクライフォートに託してゲームメイクしてもらう
ハート→いくぞみんな、ファストブレイクだ!自らボールを持ち突き進む!
スペード→イスラスに預けてドリブルで進んでもらう
クラブ→リブタがオーバーラップを仕掛けようとしている。任せてみよう
JOKER→今こそ見せよう。このアヤックスにて築き上げたあのシュートの真髄を!

723 :TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2012/11/26(月) 11:56:40 ID:???
★三杉の判断→ スペード9

724 :森崎名無しさん:2012/12/03(月) 20:55:29 ID:???
四周年おめでとうございます。

725 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/04(火) 20:10:45 ID:???
>>724
時が経つのは早いもので、おかげさまでこのスレも4周年と相成りました。ありがとうございます!
1年で約10スレのペースですか。初期のスレを読み返してみると思わず目を背けたくなってしまう箇所がちらほらとw
ここ最近の急な冷え込みで体調を崩してしまい、なかなか更新の時間を取れずに申し訳ありません。
年末年始に向けて色々と忙しい時期ではありますが、なんとかペースを戻していきたいですね。
============
★三杉の判断→ スペード9 ★
スペード→イスラスに預けてドリブルで進んでもらう


三杉「(オランダトリオのパスワークが通じないとはね。ブレーメンの守備陣は思った以上に堅牢なようだ)」

マーガスからボールを奪い、華麗なターンをしつつフィールド全体を見渡す三杉は、
視界に映る状況と、頭の中で次々と描かれる無数の攻め手の枝葉をつなぎわせる。

三杉「(パスが厳しい相手ならば、ドリブルで勝負だ。頼んだよイスラス)」

バシッ!

センターサークル付近まで戻されたボールは、高速ドリブラーことイスラスに渡される。
しかし、彼のスピードに振り回されることなくしっかりとマークに張り付く男がいる。

ビクトリーノ「第2ラウンド開始ってところか。悪いが止まってもらうぜ」

イスラス「受けた借りは返すのが俺の流儀だ。覚悟しな」

726 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/04(火) 20:12:48 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★イスラス→! card+ ドリブル54=★
============
★ビクトリーノ→! card+ タックル45=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→イスラスが突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(クライフォートがフォロー)(クリスマンとシェスターが競り合い)(カルーンブがフォロー)
≦−2→ブレーメンがボールを奪う

【補足・補正】
イスラスのカードがダイヤ・ハートで『高速ドリブル』で+4
イスラスのカードがスペードで『素早いフェイント』で+2
ビクトリーノのカードがダイヤ・ハートで『パワータックル』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>12を参照してください。

727 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 20:14:57 ID:???
★イスラス→ スペード8 + ドリブル54=★


728 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 20:15:36 ID:???
★ビクトリーノ→ ダイヤ3 + タックル45=★

729 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/04(火) 20:34:14 ID:???
★イスラス→ スペード8 + ドリブル54+(素早いフェイント+2)=64★

★ビクトリーノ→ ダイヤ3+(不利-2) + タックル45+(パワータックル+3)=49★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→イスラスが突破。
===========
イスラスとビクトリーノ。共に今世代の最速プレイヤーの座を争うスピードスターである。
だが、二人のスピードの質には大きく違いが見受けられる。
ビクトリーノの南米選手特有の凄まじくも柔軟な筋力のバネにより生み出されるスピードは
黒豹が躍動するかのような『力強さ』が備わっており、小柄な彼のフィジカル不足を補う形となっている。

ビクトリーノ「吹っ飛んじまえよォ!!」

イスラス「(力と速さを兼ね備えたお前の『スピード』は確かに見事だ。だが)」

数奇な運命のいたずらで異なる筋繊維の両足を持つイスラス。
彼の筋力はビクトリーノ程の爆発力はないものの、非常に繊細で小回りが効く性質を持っている。
状況に応じて最適な加速を効率よく生み出すその『技術』は彼自身の瞬足と相成ってより敏捷性を高めている。

ビクトリーノ「うっ…!
       (速いだけじゃねぇ。こいつは何より『巧い』んだ)」

単純な速さだけではドリブルの良し悪しは決まらない。相手のマークを振り切るためのフェイントを交えつつ、
イスラスはビクトリーノの重心が片側に大きくぐらついたタイミングを見計らい一気にギアを切り替える。

イスラス「ここだ!」

ビクトリーノ「げっ、ここで加速してくるか!?」

チャージのタイミングをずらされ、たたらを踏むビクトリーノをパスしたイスラスは
アヤックススタジアムのフィールドを、疾風の如きドリブルで中央突破してくる。

730 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/04(火) 20:36:10 ID:???
森崎「オランダトリオを前線に残した状態で前線を崩されたか。
   このままイスラスが突撃してくるならばプレスで固めちまうのが得策だが…」

しかし、森崎の脳裏によぎるのは1失点目を喫したレンセンブリンクのオーバーヘッドキック。
再び彼にハイボールを挙げられる可能性も無きにしも非ずだ。
それだけアヤックスには攻撃の引き出しが豊富であり、戦力の幅が乏しいブレーメンにとっては驚異のほかならないのだ。

ブローリン「森崎、指示を頼む。中里が上がってしまった今、手をこまねいていては押し切られてしまうぞ」

森崎「分かってるって。ここは…」


☆どうしますか?

A イスラスのドリブルを警戒し、中盤のラインを中央へと寄せる
B レンセンブリンクへのアーリークロスを警戒し、PA内を固める
C サイドへのパスを警戒し、カイザーへのマークを強める
D ブローリンを上がらせ、イスラスにプレスを仕掛ける
E 特に指示は出さない
F オーバーラップして自らボールを奪いに向かう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

731 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 20:37:10 ID:JOcIPesI
A
イスラス以外はなんとかなるだろう、たぶん。

732 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 20:49:17 ID:UGAt4N4Q


733 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/12(水) 09:43:31 ID:???
>A イスラスのドリブルを警戒し、中盤のラインを中央へと寄せる


森崎「ハーフサイドの守りを中央に寄せるんだ!」

シェスター「ドリブル突破を警戒してのことか。だが、こいつのドリブルは…」

シェスターはベルンハルトとカルーンブのフォローが来るまで
イスラスを抜かせないことを最優先にマークを張る。
しかしイスラスはそんな考えなどお構いなしに速度を上げて突っ込んでくる。

イスラス「無駄だ。俺のドリブルスピードの前では複数マークなど恐るるに足りん」

シェスター「確かにほかの選手に比べれば効果は薄いかもね。でも、少なからずのプレッシャーの足しにはなるだろ?」

ザザッ!

ベルンハルト「ここで何としてでも止めてやる!」

カルーンブ「やすやすと抜かせるか!」

両脇と正面を取り囲まれたイスラスは一旦ドリブルの足を緩める。そして――


★イスラスの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→俺の倍速ドリブルならば複数マークなど突破できる!ドリブル勝負だ!
スペード→前ががら空きだ!レンセンブリンクに縦のクロスを出す。
クラブ→サイドががら空きだ!カイザーにパスを出す。
JOKER→俺にもミドルシュートがあるとしたらどうする?

734 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 09:53:38 ID:???
★イスラスの判断→ スペード10


735 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/12(水) 10:14:10 ID:???
★イスラスの判断→ スペード10 ★

イスラス「(昔の俺ならば無理やりにでもドリブル突破を狙っていたんだろうな。だが、今は違う)」

今のアヤックスならば。クライフォートたちとの柵が無くなり、
お互いの長所を伸ばし合い、短所を指摘しあえる絆を手に入れたこのチームならば。

イスラス「選択肢はいくらでも生まれてくる。ここだ!」

バシッ!!

森崎「パスだと!?奴の性格上、ドリブルでくると踏んでいたのに!」

リブタ「(そうだよイスラス。もう自分ひとりだけで前を走らなくてもいいんだよ。
    今のアヤックスは……今の僕たちなら、君と一緒に戦える!)」

シェスター「くそっ、いい位置にロビングを上げてくれる!」

シェスターは慌てて踵を返し、PA付近に上がっていくボールを追いかけるが、
クリスマンが絶妙な位置でスクリーンを張っており、戻りが遅くなってしまう。

クリスマン「戦術が一辺倒なお前たちに比べて、俺たちアヤックスの攻撃パターンはお前でも予測はできまい!」

シェスター「まずい、このままじゃ……ブローリン、森崎、頼む!止めてくれーーーっ!!」

先制点の悪夢が蘇る嫌な構図でのアーリークロスにレンセンブリンクが動きを合わせる。

レンセンブリンク「(前半は僕たちに攻撃を一任するということですか。ならばここは決めなくてはいけませんね)」

ガスコイン「中里がいない分、俺がきっちりカバーしてみせる!」

ブローリン「このコースならば競り合うことは容易い。森崎、俺の背中は任せたぞ!」

736 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/12(水) 10:16:04 ID:???
ガスコインは素早く駆け、ブローリンは巨体を唸らせ勢いよく飛び上がる。そして森崎は……


☆どうしますか?

レンセンブリンク オーバーヘッドキック56

ガスコイン クリアー44+(人数補正+2)
ブローリン クリアー50+(人数補正+2)

森崎 410/580 飛び出し55orセービング54+(ラーニング+2)

A 飛び出す 消費40 威力55
B カウンターパンチで飛び出す 消費240 威力65 勝利で相手を吹き飛ばし敗北で自分が吹っとぶ
C 身構える(さらに分岐)

※飛び出し系は味方全員に人数補正+1されます

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

737 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 10:19:05 ID:IVZ4cbZM
C
ブローリンでも結構止まるし・・。

738 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 10:29:39 ID:beArjCbQ


739 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/12(水) 10:35:54 ID:???
>C 身構える(さらに分岐)


レンセンブリンク オーバーヘッドキック56

ガスコイン クリアー44+(人数補正+2)
ブローリン クリアー50+(人数補正+2)

森崎 410/580 セービング54+(ラーニング+2)


☆どのセービングで行きますか?

A キャッチング 消費20 威力54
B パンチング  消費40 威力56+1
C がんばりセービング 消費100 威力58
D がんばりダイビング 消費170 威力61+1 フォロー率増加
E がんばりセービング・改 消費200 威力63 
F がんばりヒップアタック 威力100〜400 威力64+1 バランス矯正
G 頑張竜セービング 消費320 威力69

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

740 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 10:45:51 ID:LuWd7+j6
C

741 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 10:47:03 ID:fuATDUgc
A 必殺が怖いね

742 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 10:54:46 ID:1nawyCRA
B

743 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 11:22:15 ID:beArjCbQ


744 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/12(水) 11:31:05 ID:???
>B パンチング  消費40 威力56+1

森崎「(アベル、エスト。お前たちが開発したこのグローブの力を試させてもらうぜ)」

パンチングに適した材質と形状のグローブを力強く握り締め、森崎はレンセンブリンクの姿を目で追う。

レンセンブリンク「これで2点目です!」

ガスコイン「打たせるかよ!」

ブローリン「今度こそ止めてみせる!」

森崎「来い!もうあんなポカミスはしないぜ!」

745 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/12(水) 11:33:47 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★レンセンブリンク→! card+ オーバーヘッドキック56=★
============
★ガスコイン→! card+ クリアー44+(人数補正+2)=
ブローリン→! card+ クリアー50+(人数補正+2)=★
============
★森崎→! card+ パンチング57+(ラーニング+2)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カイザーがフォロー)(クリスマンとシェスターが競り合い)(カルーンブがフォロー)
≦−2→クリアー成功。ベルンハルトがフォロー

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→レンセンブリンクのシュートがブレーメンのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カイザーがねじ込みに。森崎は倒れている)(クリスマンがフォロー)(ラインを割りアヤックスのCK)
≦−2→森崎がボールをパンチ!シュバルツェンがフォロー

【補足・補正】
ブローリンのカードがダイヤで『ライジングクリアー』で+10(消費300 吹っ飛び2)
ブローリンのカードがハート・スペードで『パワークリアー』で+7(消費170 吹っ飛び3)
森崎のカードがダイヤ・ハートで『そう何度も抜かれてたまるか』で+3
森崎は『リザイアパンチ』で2差で勝利した場合、数値差の×10/2のガッツを回復
その他は>>12を参照してください。

746 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 11:41:43 ID:???
★レンセンブリンク→ ハートA + オーバーヘッドキック56=★

747 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 11:59:53 ID:???
★ガスコイン→ ダイヤ5 + クリアー44+(人数補正+2)=
ブローリン→ スペード8 + クリアー50+(人数補正+2)=★

748 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 12:12:13 ID:???
★森崎→ ダイヤK + パンチング57+(ラーニング+2)=★

749 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/12(水) 12:18:09 ID:???
★レンセンブリンク→ ハートA + オーバーヘッドキック56=57→56>吹っ飛び★

★ガスコイン→ ダイヤ5+(有利+2) + クリアー44+(人数補正+2)=53
ブローリン→ スペード8+(不利-2) + クリアー50+(パワークリアー+7)+(人数補正+2)=65★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≦−2→クリアー成功。ベルンハルトがフォロー
===========
レンセンブリンク「(うっ…このクロスに合わせるのは思った以上に…)」

先ほど見事な得点を決めたレンセンブリンクのオーバーヘッドは、サイドからのクロスに合わせたものだった。
だが、後方からの縦へのクロスにシュートを合わせることは想像以上に難しい。
加えて前方からはブローリンという巨人のようなDFが競り合ってくるのだ。
彼のクリアーをやり過ごしつつ、威力のあるシュートを叩き落とすことは不可能に近かった。

ガスコイン「うおおおっ!!」

ブローリン「とりあえず名誉挽回といったところだな。らあっ!!」

バギィッ!!

レンセンブリンク「ぐはっ!!」

ボール越しに強烈なぶちかましを受けたレンセンブリンクは空中に投げ出されるように吹き飛ぶ。
クリアされたボールはベルンハルトがフォローし、再び攻撃権はブレーメンの手に戻された。

森崎「とりあえずは一安心か。(ちぇっ。せっかくあいつのシュートコースを覚えたってのに。出番と活躍を取られちまったぜ)」

だが、ブローリンの迫力あるクリアーは思った以上の副産物をもたらしてくれた。
ここまで攻撃を任され続けているレンセンブリンクの動きが明らかに鈍りだしたのである。

レンセンブリンク「(くっ…困りましたね。さすがに飛ばしすぎましたか)」

750 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/12(水) 12:20:37 ID:???
森崎「(相手の攻撃の引き出しの一つを封じることはできたか。だが、まだ油断はできないぞ)」

時計の針は既に30分を過ぎており、前半戦も佳境に突入する時間帯だ。
互いに追加点が欲しいこの状況で、如何にして相手の守りを突破するかが求められてくる。

森崎「(ビクトリーノやシェスターじゃないとアヤックスの守備陣の突破は難しい。ここは何か指示を出すべきか?)」


☆どうしますか?

A シェスターにパスさせる
B ビクトリーノにパスさせる
C 中里にサイドチェンジのパスを出させる
D 前線に残っているマルスに競り合わせる
E 前線に残っているマーガスに競り合わせる
F そのままドリブルで持ち込ませ、相手の裏をかく
G 来い、俺に持って来い!森崎がオーバーラップでボールを運ぶ
H 特に指示は出さない

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

751 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 12:24:11 ID:beArjCbQ


752 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 12:38:01 ID:1nawyCRA
A

753 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 13:00:18 ID:???
>>748
もう少しで
12/12/12(水) 12:12:12
の書き込みだったね

754 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/18(火) 18:26:51 ID:???
>>753
これはまた珍しいゾロ目ですね。次の機会は百年後…。どうえもんの時代がやってくる頃ですねw
===========
>A シェスターにパスさせる


森崎「ベルンハルト!一旦中央に戻して立て直すんだ!」

ベルンハルト「オーライ!」

バシッ!バスッ!

ボールはブレーメンのキャプテンであり、コントロールタワーのシェスターの元へと渡される。
ナショナルチーム同様、このチームにおいてもやや下がり目の位置から
相手の出方を的確に分析し、ゲームを支配する司令塔の役割をこなしている。

シェスター「どんな手ごわい守りでも必ずどこかに隙があるはず。それを見つけ出すんだ」

リブタとディック、そしてドールマンとフィジカルに優れる巨漢の守備陣に守られているアヤックスの守備は硬い。
だが、得点を奪うにはとにかくシュートを狙っていくしかない。
そのためにはポイントゲッターであるマーガスやビクトリーノにボールをつないでいかなくてはならない。

シェスター「(課題となっているのは、やはりチーム内での手数の規模の違いだ。
      前半戦も終盤。ここまでの打ち合いで消耗が激しい選手はそれぞれ一人。
      うちの場合はエースストライカーであるマーガス。
      それに対し、向こうさんは未だに多くのシューターのスタミナを温存できている…)」

もちろんブレーメンとて、攻撃の幅が蛋白というわけではない。
シェスター自身もダイレクトプレイからのボレーシュートは得意分野であり、
DFの要であるブローリンのロングシュートもチーム屈指の威力を誇る。
いざとなればこの世代有数のドリブラーである森崎の突破という切り札も残ってはいるのだ。

755 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/18(火) 18:29:25 ID:???
シェスター「(問題はそのカードをどのタイミングで切っていくかだ。
      総合力で劣っている現状、正面から打ち合えば競り負けるのは俺たちだ。
      だが、サッカーには試合時間というものが設けられている。
      この時間帯のタイミングを見誤ることがなければ…勝機はある!)」

だが、思考を巡らすシェスターの前にひとつの影が忍び寄る。
同じくキャプテンマークを左腕に巻きつけ、10番を背負うチームリーダーであるクライフォートだ。

クライフォート「難儀なものだな。弱い犬たちをまとめ上げるのは骨が折れるだろう?」

シェスター「これはこれは。敵方の心配ができるほどアンタたちに余裕があるとは思えないけどね」

クライフォート「確かにスコア上は同点だ。だがこの拮抗していると思える状況、まさかそのまま受け取っているわけではあるまい。
        フランツ=シェスター。ドイツのコンピューターと呼ばれるほどになまじ頭の良い君にとってはね」

シェスター「アンタの言う『弱い犬』を如何にして上手く纏め上げるかが司令塔の肝でしょうが。
      あまり周囲に恵まれすぎてるのも考えものだと思うけど…ねっ!!」

クイックモーションで振りかぶり、シェスターはボールを蹴る。

クライフォート「(パスか?いや、ワンフェイント入れてからのドリブルかもしれない…!)」


★キャプテン対決→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→中里にパスし、自ら上がる
ハート→ビクトリーノにパスし、ミドルシュートを撃たせる
スペード・クラブ→ドリブル突破を図る
JOKER→その頃観客席では…

756 :森崎名無しさん:2012/12/18(火) 18:30:53 ID:???
★キャプテン対決→ ハートA
お前ん所は狼だらけで最近まで大変だったじゃねーかw

757 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/18(火) 19:01:25 ID:???
>>756
アヤックスはチームの不和がすっかり改善されてしまいましたからねw
クライフォート一派は闇の軍団入りの可能性も考えられていましたし、
彼らにとっての現状は、シェスターが言うように恵まれすぎた状況だと思います。
===========
★キャプテン対決→ ハートA ★
>ハート→ビクトリーノにパスし、ミドルシュートを撃たせる

バコッ!

地を這うショートパスはクライフォートの反応を上回りビクトリーノに繋がる。

シェスター「撃て、ビクトリーノ!」

ビクトリーノ「(撃てって…ちょっと距離があるんじゃねぇの?シュートブロックも厳しそうだし…)」

クライフォート「オフサイドトラップを怖がり、縦に放り込むことができない故の苦肉の策か。
        うちのブロッカーをあまり舐めない方が身のためだぞ」

シェスター「そっちこそうちの黒豹を甘く見るなよな。アイツならここで決めてくれるさ。
      (というのは建前で。ホントのところは確かめておきたいことがあるんだ。
      あの2人のDFうちのどちらの壁が付き崩しやすいかどうかをね)」

ビクトリーノはシェスターの指示通り、力強く利き足を振り上げシュート体制に入る。

ドールマン「へへへ…無謀にもあんな位置からシュートかよ。しっかり止めて反撃といこうぜ!」

ディック「この俺のマッスルボデーの前ではテメェのシュートなぞ無駄無駄無駄ァ!」

リブタ「ブヒッ!体を張って止めてみせるぞ!」

ビクトリーノ「(なんとも見事な肉の壁だな。ほとんどシュートコースが塞がれちまってる。だが…狙いを定めれば!)」

758 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/18(火) 19:03:16 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★ビクトリーノ→! card+ パンサーファング53=★
============
★ディック→! card+ ブロック46+(人数補正+2)+(距離補正+1)=
リブタ→! card+ ブロック48+(人数補正+2)+(距離補正+1)=★
============
★ドールマン→! card+ ビックハンドキャッチ55+(距離補正+2)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(マーガスと三杉が競り合い)(ソンダースがフォロー)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→ビクトリーノのシュートがアヤックスのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがねじ込みに。ドールマンはバランスを崩している)(ラインを割りブレーメンのCK)(ソンダースがフォロー)
≦−2→ドールマンがボールをキャッチ

【補足・補正】
ディックのカードがダイヤ・ハートで『パワーブロック』で+4(消費160 減衰範囲・効果+1)
リブタのカードがダイヤで『ハイパワーブロック』で+10(消費280 減衰範囲・効果+1)
リブタのカードがハート・スペードで『パワーブロック』で+4(消費160 減衰範囲・効果+1)
その他は>>12を参照してください。

759 :森崎名無しさん:2012/12/18(火) 19:05:35 ID:???
★ビクトリーノ→ ダイヤ3 + パンサーファング53=★


760 :森崎名無しさん:2012/12/18(火) 19:07:20 ID:???
★ディック→ スペード7 + ブロック46+(人数補正+2)+(距離補正+1)=
リブタ→ スペード2 + ブロック48+(人数補正+2)+(距離補正+1)=★

761 :森崎名無しさん:2012/12/18(火) 19:07:37 ID:???
★ディック→ クラブ9 + ブロック46+(人数補正+2)+(距離補正+1)=
リブタ→ ハートJ + ブロック48+(人数補正+2)+(距離補正+1)=★
これだから黒豹は!(八つ当たり

762 :森崎名無しさん:2012/12/18(火) 19:09:16 ID:???
★ドールマン→ ダイヤ2 + ビックハンドキャッチ55+(距離補正+2)=★


763 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/18(火) 19:37:48 ID:???
★ビクトリーノ→ ダイヤ3 + パンサーファング53=56★

★ディック→ スペード7+(有利+2) + ブロック46+(パワーブロック+4)+(人数補正+2)+(距離補正+1)=60
リブタ→ スペード2 + ブロック48+(人数補正+2)+(距離補正+1)=★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!
===========
大柄なDFである以上、そこを抜けるシュートコースを探すことは困難だ。
だが、大柄であるからこそ注意が散漫になる箇所をビクトリーのは知っている。

ビクトリーノ「狙うとしたらそこしかないっしょ!うらあっ!!」

足元を払うような鋭いカーブのかかったシュートは唸りを上げて芝をえぐりながら突き進む。

ディック「甘いんだよォ!」

ガキィッ!!バムッ!

ビクトリーノ「なっ…!?」

散漫と思われたディックの足元の動きは予想以上に俊敏であり、
力強く真上から踏みつけられたビクトリーノのシュートは一瞬のうちに沈黙してしまった。

クライフォート「フッ…。大方うちのDFのデータ採集のための捨て札だったのだろう?
        悪いがそう簡単に露見してしまうほど。アヤックスは浅くはないぞ」

シェスター「(…まいったね。あの動き、互いがうまく体を寄せ合いどの位置に撃たれてもフォローしあえるように準備していた。
      悔しいが、チーム力だけじゃなく連携でさえも完全に上をいかれてしまっているのか…!?)」

縦パスをオフサイドトラップで封じられ、マーガスの十八番であるハイボール戦術が使えず
ビクトリーノのミドルシュートですら一切の隙を表さない鉄壁の構えだ。

764 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/18(火) 19:40:22 ID:???
前半序盤のドリブルでの切り込みが、今のところの唯一かつ最大の有効手段であろうが、
そこにたどり着くまでの経路と時間を考えれば、かなり危険な賭けになってしまう。

シェスター「(これがリーグを制覇したチームの貫禄ってやつなのか。
      俺たちブレーメンにとっては遠い遠い目標だってのによ!)」

実況「前半も残すところ10分を切りました。再びボール権を奪ったアヤックス、
   この前半で勝ち越し点を取り、試合展開を有利に進めておきたいところです」

マッハー「うししし、今のプレイは思った以上に流れがこっちに傾きそうだな」

シャル「そうだね。今のシュートで消耗したスタミナはハーフタイムだけじゃきっと取り返せない。
    それに比べて、うちはまだまだシュートを撃てる選手が大勢いるもの」

マッハー「そういうこと。今のチームの状態なら正直チャンピオンズリーグでさえ頂点を狙えるわ」

我がことのように自慢げに語るマッハーだったが、シャルは彼の瞳がどこか物悲しそうだったことに気づいてしまう。
本当なら自分も彼らと同じように風のようにこのフィールドを縦横無尽に駆け回りたいはず。
自分の夢を彼らに託したとは言え、やはりそう簡単に割り切れることなどできるものではないのだ。

シャル「(……兄さんは本当にこれで満足しているの?イスラスに自分の夢を託して、それで終わっていいの?)」

名は体を表すことをこれでもかと証明してきた『マッハー』の瞬足はもうこの世界には存在しない。
だが、彼の走ってきた記憶は今でもしっかりと刻まれている。
常人の2倍の速度で駆け抜ける『倍速ドリブル』を初めて実践で披露できた彼の存在は決して消えようとはしていない。
砕け散った夢は形を変えて、確かに友の背中へと引き継がれた。
だが、その夢を吐き出した元の存在は一体これからどうすればいいのだろうか。

マッハー「(あー……切ねぇ。やっぱりこうして試合を見てると走りてぇわ)」

夢の時間は終わったのだと、すっぱり諦められるほど自分は枯れてはいないことにマッハーは嬉しさと悲しさを覚えるのだった。

765 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/18(火) 19:42:05 ID:???
ディック「そうら、残り時間も少ないことだし一気にカウンターを決めちまいな!!」

ドッシュウッ!!

ディックの蹴った力強いロビングがブレーメン陣営へと襲い掛かる。
激しい競り合いの応酬を続ける両チームの選手たちはボールを懸命に追いかける。


★ディックの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→クライフォートとシェスターが競り合う
ハート→イスラスとカルーンブが競り合う
スペード→カイザーとベルンハルトが競り合う
クラブ→クリスマンとガスコインが競り合う
JOKER→その頃観客席では…

766 :森崎名無しさん:2012/12/18(火) 19:44:09 ID:???
★ディックの判断→ ハート9

767 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/18(火) 19:52:18 ID:???
★ディックの判断→ ハート9 ★
>ハート→イスラスとカルーンブが競り合う
===========
大きく伸びていくボールは右寄りのハーフのやや奥深いところに落ちようとしていた。

カルーンブ「(よし、この位置だったら余裕を持ってキープできそう…)」

ビュンッ!!

イスラス「させねぇよ」

カルーンブ「いいっ!?い、いつの間にこんな近くまで来てやがった!?」

イスラス「もっと周囲を警戒しておくんだったな。悪いがその油断は見逃せねぇ」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★イスラス→! card+ 競り合い48=★
============
★カルーンブ→! card+ 競り合い41=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→イスラスがキープ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(クリスマンがフォロー)(クライフォートとシェスターが競り合い)(ガスコインがフォロー)
≦−2→カルーンブがキープ

【補足・補正】
その他は>>12を参照してください。

768 :森崎名無しさん:2012/12/18(火) 19:53:36 ID:???
★イスラス→ クラブ5 + 競り合い48=★

769 :森崎名無しさん:2012/12/18(火) 19:59:02 ID:???
★カルーンブ→ ダイヤK + 競り合い41=★

770 :森崎名無しさん:2012/12/19(水) 09:15:07 ID:???
今さらですが更新乙です〜

771 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/21(金) 09:01:39 ID:???
>>770
乙感謝です〜。やはり師走ということもあって
なかなか更新できない期間が続きますが、お付き合いいただければ幸いです。
===========
★イスラス→ クラブ5 + 競り合い48=53★

★カルーンブ→ ダイヤK + 競り合い41=54★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→イスラスがキープ。
=−1→ボールはこぼれ球に。ガスコインがフォロー
===========
カルーンブ「(油断だと?そんなことができるほど俺たちは悠長な考えを持っちゃいない!)」

リーグ3位という成績は強豪ひしめくブンデスリーガの中では確かに優秀な成績と誇れるものだろう。
だが、優勝という栄光を目の前にしながらむざむざ逃してしまった悔しさは彼らの心に一生刻まれ続けるものだ。
そしてその傷を癒すためには、今度こそ悲願の優勝を叶えるしかない。
そのために、海外リーグの優勝チームとの親善試合を組むこの遠征が行われているのだ。

カルーンブ「(手を抜くことなんざ『プロ』の世界に入った時に忘れたよ。
      いついかなる時でも全力勝負。そうでもなきゃ、周りに取り残されるのがこの世界の掟だろうが!!)」

カルーンブ。残念ながら彼はブレーメンの主力選手としては数えられてはいない。
しかし、曲がりなりにもこのチームのスタメンを任せられている理由を、
彼はこの大事な場面で証明できる勝負強さは持っている。

バシッ!!

イスラス「ボールはもらった……なにっ!?」

カルーンブ「うおあああああっ!!」

772 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/21(金) 09:04:31 ID:???
単純なボールの競り合い勝負では、イスラスのスピードに負けると判断したカルーンブは
あえて相手に先にキープさせ、その後の処理のための一瞬の隙を狙うことに全力を尽くした。

ガコッ!!

イスラス「! なろう…!」

カルーンブ「へへ…いくら素早いとは言ってもボールをキープするためには自らスピードを落とさなくちゃいけねぇ。
      お前の持ち味をお前が抑えるその瞬間を、俺は見逃さねぇ!」

イスラス「(なるほどな。俺は自分自身の手で勝機を捨てちまったわけだ。……次はこうはいかねぇぞ)」

こぼれ球はブレーメンのディフェンスラインに転がっていき、ガスコインがフォローする。

クリスマン「(おかしい。普段ならこういったこぼれ球の瀬戸際勝負ではうちが負けるはずはなかった。
      トータルフットボールの戦術が何者かの指示によって封じられているのか?)」

疑念を抱きつつも、この位置でボールを奪えれば再び得点チャンスをもぎ取れるとクリスマンはガスコインにチェックに向かう。

ガスコイン「(ちいっ、ここで奪われるわけにはいかない。すぐにボールを出さないと!)」


★ガスコインの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→森崎にバックパスして大きく蹴り込んでもらう
ハート→オーバーラップから戻ってきた中里にパス
スペード→ブローリンにパスして大きくクリアしてもらう
クラブ→処理が間に合わずにクリスマンに接触されてしまう。ドリブルで抜くしかない!
JOKER→その頃観客席では…

773 :森崎名無しさん:2012/12/21(金) 09:07:08 ID:???
★ガスコインの判断→ スペード7


774 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/21(金) 09:14:07 ID:???
★ガスコインの判断→ スペード7 ★
>スペード→ブローリンにパスして大きくクリアしてもらう
===========
ガスコイン「(俺のキック力じゃ半端なクリアーになってしまうかもしれん。だったらここは!)」

ガスコインはすぐ後ろに控えていたブローリンにヒールキックでボールを流す。

ブローリン「とにかく今はこのピンチを脱出することが先決か。ふんぬっ!!」

北欧の海に揉まれる荒くれのような、強靭な肉体を持つブローリンは大きくボールを蹴り上げる。


★ブローリンの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→うまい具合に中里に繋がる!このままサイドアタックを仕掛ける!
ハート→どうせクリアーするならば一か八か得点を狙う!この位置からのライジングバズーカだ!
スペード→ボールはハーフラインを超えた辺りでタッチラインを割る。
クラブ→三杉がボールの軌道を素早く察知しキープ!まだアヤックスの攻撃は終わらない!
JOKER→その頃観客席では…

775 :森崎名無しさん:2012/12/21(金) 09:19:47 ID:???
★ブローリンの判断→ ハートK


776 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/21(金) 09:38:40 ID:???
★ブローリンの判断→ ハートK ★
>ハート→どうせクリアーするならば一か八か得点を狙う!この位置からのライジングバズーカだ!


ブローリン「(どうせクリアーするならば、賭けに出てみるのも悪くないかもしれんな)」

アヤックスは三杉の指揮の下、いつでもオフサイドトラップが仕掛けられるようにとやや前がかりの位置を保っている。
ここで奇襲のロングシュートを撃てば、サイドバックのリブタではブロックに割り込むことはできないはずだ。

ブローリン「俺のライジングバズーカならば多少の距離など関係ない。
      硬いブロッカーが一枚少ない今こそ、得点のチャンスなんだ!」

グアアッ!!

クリスマン「あのフォームは…クリアじゃない?まさか、シュートを狙っているのか!」

クライフォート「この距離から狙ってくるとは何か勝算があるのか、それともただの筋肉馬鹿のどちらか」

ネビル「いくらなんでも無茶すぎるっての!入るわけないじゃん」

ディック「何度来ようとも俺の後ろには通さねぇぜ!」

ドールマン「ブロッカーの体力削りが狙いか?だったら甘いぜ。うちのDFのタフさはピカイチよ!」

ブローリン「うおおおおぉぉぉぉっ!!こいつが俺の切り札だ!」

  ド ッ ゴ オ オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !

ブローリンの丸太のような極太の足が地面を抉りながら力強くボールに向かって押し出される。
稲妻の衝撃が走ったような豪音と共に、シュートはアヤックスゴールへと向かっていった。

777 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/21(金) 09:41:00 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★ブローリン→! card+ ライジングバズーカ54=★
============
★クリスマン→! card+ ブロック46+(人数補正+4)=
クライフォート→! card+ ブロック48+(人数補正+4)=
ネビル→! card+ ブロック41+(人数補正+4)=
ディック→! card+ ブロック46+(人数補正+4)=★
============
★ドールマン→! card+ ビックハンドキャッチ55=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(シェスターがフォロー)(リブタがフォロー)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→ブローリンのシュートがアヤックスのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがねじ込みに。ドールマンはバランスを崩している)(リブタがフォロー)(ソンダースがフォロー)
≦−2→ドールマンがボールをキャッチ

【補足・補正】
『ライジングバズーカ』(吹っ飛び2・距離補正無効)
ディックのカードがダイヤ・ハートで『パワーブロック』で+4(消費160 減衰範囲・効果+1)
その他は>>12を参照してください。

778 :森崎名無しさん:2012/12/21(金) 09:42:31 ID:???
★ブローリン→ ダイヤ7 + ライジングバズーカ54=★

779 :森崎名無しさん:2012/12/21(金) 09:51:11 ID:???
★クリスマン→ ハート2 + ブロック46+(人数補正+4)=
クライフォート→ ハートJ + ブロック48+(人数補正+4)=
ネビル→ ダイヤ2 + ブロック41+(人数補正+4)=
ディック→ ダイヤA + ブロック46+(人数補正+4)=★

780 :森崎名無しさん:2012/12/21(金) 09:53:39 ID:???
★ドールマン→ スペード10 + ビックハンドキャッチ55=★

781 :森崎名無しさん:2012/12/21(金) 09:53:43 ID:???
★ドールマン→ ハート5 + ビックハンドキャッチ55=★


782 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/21(金) 10:35:02 ID:???
★ブローリン→ ダイヤ7 + ライジングバズーカ54=61★

★クリスマン→ ハート2+(不利-2) + ブロック46+(人数補正+4)=50>吹っ飛び
クライフォート→ ハートJ+(不利-2) + ブロック48+(人数補正+4)=61
ネビル→ ダイヤ2 + ブロック41+(人数補正+4)=
ディック→ ダイヤA + ブロック46+(人数補正+4)=★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
=0→ボールはこぼれ球に。シェスターがフォロー


ドリュリュリュリュリュ……グバアッ!!

クリスマン「ぐあばっ!?」

森崎「あのシュートは……松山のイーグルショットに似ている!」

地面を這うように進むシュートは空気抵抗をほとんど感じさせずに加速していく。
クリスマンの足をなぎ払い、そのままゴールへと向かっていくと思われたが…

クライフォート「その程度の技では俺を抜くことはできん!!」

クライフォートの体格はあくまでも標準的であり、それほどブロックに適したものではない。
しかしその身体能力は抜群であり、シュートコースを先読みする感の鋭さを発揮してブロックに割り込む。

ガゴッ!!

クライフォート「むぅ……くおおっ!!」

足の裏で受けることで、ライジングバズーカの威力をうまく受け流しつつボールの威力を殺すことに成功する。
さすがにボールを押さえ込むことはできず、ボールは高く跳ね上げられこぼれ球となる。

783 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/21(金) 10:36:38 ID:???
ネビル「弾いてしまえばこっちのもの。カバーリングの速さだったら俺たちの独壇場……なにィ!」

シェスター「感謝してくれよ。女の子のデートぐらいだよ。こうして先に待ち合わせに来ることは」

クライフォート「(…やはり奴の仕業か。こちらのフォローの動きを完全に把握し、それを先に行うことで
        俺たちのトータルフットボールのカバーリングを無効化しているのか!)」

ブローリン「ようやく攻守交替といったところか。しかし…支払った代償は結構高くついたかも…な」

森崎「ブローリン、お前、今のシュートで足を……」

あれだけの距離にもかかわらず、ボールの勢いをほとんど殺さずに射出するシュートだ。
それだけ足にかかる負担も大きいのだろう。試合序盤で守備に貢献し続けたブローリンの体力は明らかに消耗を見せていた。

ブローリン「…すまないな森崎。本来ならば俺のようなDFは守備に専念して体力を温存するのが賢いやり方なのかもしれん。
      だが、どうしてもあの場面で俺は勝負をしてみたかった。
      オランダの覇者であるアヤックス。それを率いるクライフォートと…!」

森崎「(確かにプロとしてならば、試合の効率を考えて体力に気を配り、
   他の選手に回したほうがいい場面だったかもしれない)」

特に体力に関しては人並み以上に気を使っている森崎にとって、
試合前半でガス欠を起こしてしまうプレー配分はあまり褒められたものではない。

森崎「(ライジングバズーカは思った以上に消費の激しいシュートのようだ。
   これ以上攻撃参加はしないよう、守備に徹するようにと釘を指すのなら今のうちだと思うのだが…)」

どうやらブローリンは森崎に自分のこれからの試合運びを一任したいようである。

784 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/21(金) 10:38:30 ID:???
☆どうしますか?

A ブローリンがいないと守備が心もとない。とにかく守備に専念してくれ。
B 今のようにチャンスがあれば積極的にシュートを狙っても構わないぞ。
C 俺なんかよりキャプテンのシェスターに聞いたほうがいいと思う。
D お前もプロなら自分の判断で臨機応変に動けなくちゃダメだぞ。
E 次は俺がオーバーラップをして攻撃を仕掛けるから任せて欲しい。
F そんなことよりシェスターに指示を出すのが先決だ!

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

785 :森崎名無しさん:2012/12/21(金) 10:58:25 ID:G2LTyk7s
A

786 :森崎名無しさん:2012/12/21(金) 11:45:49 ID:HnEbD21E


787 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/27(木) 18:44:20 ID:???
>A ブローリンがいないと守備が心もとない。とにかく守備に専念してくれ。


森崎「ブローリン。お前が途中で力尽きると、それこそ守備に不安が出る。
   情けないと思うが、俺ひとりじゃとてもブレーメンゴールは守りきれない」

ブローリン「……了解した。残りの時間、俺はお前を守る盾となろう」

森崎「焦る気持ちはわからんでもない。俺もできることならここから飛び出して攻撃に加勢したい。
   だが、あいつらのことを信じてやるんだ。きっとシェスターたちがアヤックスの守備を切り崩してくれる」

ブローリン「信じる……か。そうだな。俺たちはあいつらが安心して攻めれるように守りを固めることにしよう」

森崎「ああ。これ以上得点は許させないぞ」

ブローリンと守備への決意を固める一方で、シェスターはアヤックス攻略の緒を探る。

シェスター「(前半も残り5分と少しか。ロスタイムのことを考えれば、もう少し時間をかけて攻め込みたいところだが…)」

自分たちの攻撃で残り時間を使い切りたい。そこでシェスターの取ったボール回しのプランはこうだった。


★シェスターの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→マルスをサイド際に走らせ、リブタをPA外へと誘い出させる
ハート→中里にサイドアタックを仕掛けさせ、自分もシュートを狙いに行く
スペード→オフサイドトラップを狙っている三杉に挑み、DFラインの統率を崩す
クラブ→クライフォートが積極的にマッチアップしてくる。キャプテン対決再び!
JOKER→その頃観客席では…

788 :森崎名無しさん:2012/12/27(木) 18:49:04 ID:???
★シェスターの判断→ スペード7

789 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/27(木) 19:20:12 ID:???
★シェスターの判断→ スペード7 ★
>スペード→オフサイドトラップを狙っている三杉に挑み、DFラインの統率を崩す


シェスター「(奴がバイタルエリア内に張り付いている限り、マーガスを基点としたポストプレイは封じられてしまう)」

当たりが強く身長も高い彼の競り合いは非常に頼もしく、
彼に縦パスを放り込めばある程度のチームならばそれだけで勝ててしまう。
単純ながらブレーメンの大事な攻撃パターンの一つである。
それが、ガラスの貴公子の巧みなラインコントロールによって完全に沈黙していた。

シェスター「(奴さえ崩すことができれば、シュートチャンスの狙いやすさは飛躍的に高まるはず)」

ダダッ!!

「キャー!シェスゥ×淳サマーとかこの試合でしか見られない眉唾物よー!」
「ぐへぐへへ、この対決は親を質に入れてでも見なくてはいけないわ〜」
「今週のアムステルダムのサッカー誌がいろんな意味で厚くなるわね…」

シェスターにとって三杉との勝負は、ワールドユースにて辛酸を舐められた全日本ユース戦のリベンジでもあった。
悲鳴のような黄色い声援に後押しされながら、二人の華麗な貴公子が交錯する。

シェスター「いくぞ三杉!リベロである君を抜くことがアヤックス攻略の鍵となるはずだ!」

三杉「さすがは目ざといね。確かにボクが機能しなくなれば君たちの得意としている縦パス攻勢が可能になる。だが、そう簡単には!」

790 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/27(木) 19:22:41 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★シェスター→! card+ ドリブル50=★
============
★三杉→! card+ タックル50=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シェスターが突破。(奇数:マルスにパス 偶数:さらにドリブル)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ビクトリーノがフォロー)(ネビルがフォロー)(クライフォートがフォロー)
≦−2→三杉がボールを奪う

【補足・補正】
シェスターのカードがダイヤで『フラミンゴクリップ』で+5
シェスターのカードがハートで『華麗なドリブル』で+3
三杉のカードがダイヤ・ハートで『テクニカルタックル』で+2
その他は>>12を参照してください。

791 :森崎名無しさん:2012/12/27(木) 19:23:40 ID:???
★シェスター→ スペード3 + ドリブル50=★

792 :森崎名無しさん:2012/12/27(木) 19:26:11 ID:???
★三杉→ クラブ4 + タックル50=★

793 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 08:26:05 ID:???
★シェスター→ スペード3 + ドリブル50=53★

★三杉→ クラブ4 + タックル50=54★

【攻撃側】−【守備側】
=−1→ボールはこぼれ球に。クライフォートがフォロー
=============
三杉「仕掛けるなら今しかない!」

ガガッ!ガッ!

シェスターと三杉。共にテクニックに定評のあるプレイヤーである。
だが、今回の対決で三杉は意外なことに不得手な『力勝負』を挑む。

シェスター「うっ…このっ!」

三杉「(ボクと君は似たタイプのプレイヤーだ。
   相手の思考を如何にして読み勝ち、そして技術を持って制するかに長けている。
   だがそれは裏を返せば、こういう力押しの奇襲に慣れていないことでもある)」

もちろん三杉にとってもパワー重視のショルダーチャージなどほとんどやらないプレーである。
彼の得意としている、鮮やかなスライディングタックルとは真逆の、
泥臭くも粘りつくようなマークにシェスターはボールをキープする集中力を削られていく。

ガゴッ!!

シェスター「ああっ!」

クライフォート「よくやってくれた三杉。今のディフェンスは見事だったぞ」

三杉「不得手なことをいつまでもただの弱点にしておくわけにはいかないさ。プロとしてはね」

794 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 08:27:43 ID:???
シェスター「(しまった!奴らの得意としているこぼれ球の処理を封じるための指示が遅れた!)」

こぼれ球をフォローしたクライフォートは、一瞬時計の針を見る。
既に45分を経過しており、前半戦もロスタイムを残すだけとなっていた。

クライフォート「ふむ、取れる戦術は限られてくるな。ならば!」


★クライフォートの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→相手の守備網は消耗している!ここからブレイクショットだ!
スペード・クラブ→後半戦に備え、ここは流す。
JOKER→その頃観客席では…

795 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 08:30:02 ID:???
★クライフォートの判断→ ハート3

796 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 09:04:01 ID:???
うーん今回も1000行きそうにないなァ……

797 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 10:45:42 ID:???
>>796
ううーん、文章の行数を少なくしてみたりなど、次スレでは少し工夫してみましょうか。
===========
★クライフォートの判断→ ハート3 ★
>ダイヤ・ハート→相手の守備網は消耗している!ここからブレイクショットだ!


クライフォート「ブレーメンの守備の要、ブローリンは自ら体力を消費してくれた。
        今ならばこの距離からのシュートだろうと止められやしまい!」

ブオン!!

センターサークル付近からのロングシュート。普通なら無謀と呼べるべき判断だが、
彼が自負する爆発的なキック力と、ブレーメンの守備陣の消耗具合を考慮し、足を振り上げる。

カルーンブ「くそっ、ロスタイムだからってヤケクソでぶっぱなすつもりか!」

ガスコイン「いや、相手はアヤックスのキャプテンだぞ。この距離からでも狙える技量は持っている!」

ブローリン「ぐっ…やはりさっきのシュートは浅はかだったか…!だが、簡単には決めさせん!」

森崎「(ちくしょう、やっぱりロングシュート攻勢に出てきやがったか。俺の弱点を的確についてきやがる…!)」

鉄壁の守備力を誇るものの、スタミナに難のあるキーパーの攻略法。
ひたすら手数で押しまくり、セービングを繰り返させて体力を奪い尽くす。
単純ながら、キーパーにとっては肉体的にも精神的にも苦しい戦術である。

森崎「だからってここで決められちまうとリードされた状況で後半戦を迎えることになっちまう。それだけはさせるかよ!」

798 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 10:47:17 ID:???
クライフォート ブレイクショット57

カルーンブ ブロック41+(人数補正+3)
ガスコイン ブロック41+(人数補正+3)+(距離補正+1)
ブローリン クリアー50+(人数補正+3)+(距離補正+2)

森崎 410/580 セービング54+(距離補正+3)


☆どのセービングで行きますか?

A キャッチング 消費20 威力54
B パンチング  消費40 威力56+1
C がんばりセービング 消費100 威力58
D がんばりダイビング 消費170 威力61+1 フォロー率増加
E がんばりセービング・改 消費200 威力63 
F がんばりヒップアタック 威力100〜400 威力64+1 バランス矯正
G 頑張竜セービング 消費320 威力69

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

799 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 10:49:12 ID:vF6AkzfU
D
ロスタイムだからキャッチはいらない。
で、引きが良ければブローリンで止まるからこそ、ここは安全策。

800 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 10:49:47 ID:Z0HDrH+Y
D

801 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 11:01:15 ID:???
ブローリンのブロック数値は51でした。訂正いたします。
============
>D がんばりダイビング 消費170 威力61+1 フォロー率増加


森崎「これを凌げばハーフタイムだ。ロングシュート攻勢の対策を練る事もできるはず。とにかくここだけは止める!」

森崎は拳を固く握り締め腰を落として構えるつつ、どんなシュートが飛んでくるか予想する。
前情報では、クライフォートは技術的な面が目立つものの
並みのFWが裸足で逃げ出すほどの、非常に強力なシュートも持ち合わせているという。

森崎「(テクニカルなシュートを得意としているというのなら、特殊な落ち方や曲がり方をするボールだろうか)」

何分、初対戦の選手のシュートである。追い詰められている恐怖感と同時に、
一体どんなシュートを放ってくるのかというある種の期待も森崎の心の中に湧き上がっていた。

森崎「さぁ来い!こんなところで手こずってるようじゃ、俺の目指す『世界一のGK』なんて夢のまた夢だからな!」

先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

802 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 11:02:53 ID:???
★クライフォート→! card+ ブレイクショット57=★
============
★カルーンブ→! card+ ブロック41+(人数補正+3)=
ガスコイン→! card+ ブロック41+(人数補正+3)+(距離補正+1)=
ブローリン→! card+ ブロック51+(人数補正+3)+(距離補正+2)=★
============
★森崎→! card+ がんばりダイビング62+(距離補正+3)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。前半終了!
≦−2→ブロック成功。前半終了!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→クライフォートのシュートがブレーメンのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。前半終了!
≦−2→森崎がボールをパンチ!前半終了!

【補足・補正】
『ブレイクショット』(吹っ飛び2・怪我判定上昇)
ブローリンのカードがダイヤ・ハートで『パワーブロック』で+7(消費160 減衰範囲・効果+1)
森崎のカードがダイヤ・ハートで『そう何度も抜かれてたまるか』で+3
その他は>>12を参照してください。

803 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 11:03:35 ID:???
★クライフォート→! card+ ブレイクショット57=★
ロングシュート対策って中盤でカットだよなあ・・。

804 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 11:10:02 ID:???
★クライフォート→ スペードJ + ブレイクショット57=★

805 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 11:19:10 ID:???
★カルーンブ→ クラブ8 + ブロック41+(人数補正+3)=
ガスコイン→ ハートJ + ブロック41+(人数補正+3)+(距離補正+1)=
ブローリン→ ハート4 + ブロック51+(人数補正+3)+(距離補正+2)=★


806 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 11:21:18 ID:???
★森崎→ スペード5 + がんばりダイビング62+(距離補正+3)=★

807 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 11:23:46 ID:???
必殺で止まった?

808 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 11:33:53 ID:???
★クライフォート→ スペードJ + ブレイクショット57=68★

★カルーンブ→ クラブ8 + ブロック41+(人数補正+3)=52>吹っ飛び&怪我
ガスコイン→ ハートJ→33+(有利+2) + ブロック41+(人数補正+3)+(距離補正+1)=80
ブローリン→ ハート4 + ブロック51+(人数補正+3)+(距離補正+2)=★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≦−2→ブロック成功。前半終了!
===========
 ゴ ッ ! !

カルーンブ「ぎゃああああああっ!!!」

クライフォートの蹴ったボールからは何かが激しくひしゃげるような鈍い音が聞こえた。
その直後、シュートコースに最も近い位置に割り込んだカルーンブは悲鳴を上げて吹き飛んだ。

ガスコイン「カルーンブ!ちっくしょおう!!」

チームメイトを無残に蹴散らされた怒りからか、ガスコインの反応は鋭く速い。
カルーンブを高々と打ち上げて威力の弱まったシュートを決死の覚悟でブロックする。

ドシーーーーーン!!!

ガスコイン「ぐくっ……お、抑えたぜ!」

クライフォート「むっ…やはりシュートコースが狭すぎたか。しくじったか。
        (『弱い犬』というのは訂正せざるを得んな。後半は今以上の力で叩き潰させてもらうぞ)」

ブローリン「ナイスブロックだガスコイン!」

ガスコイン「俺のことよりもカルーンブだ!あいつ、至近距離でボールに当たりやがって…!」

809 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 11:35:34 ID:???
カルーンブ「…………」

激しいショックを受け、脳震盪でも起こしているのだろうか。カルーンブはピクリとも動かずに倒れたままだ。

ブローリン「おい、しっかりしろ!おい!」


★カルーンブの怪我→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜J→意外にもすぐに立ち上がった。特に怪我はないようだ。
10〜5→軽く足を打撲している。ハーフタイム中に治療しよう。
4〜A→頭を強く打ち、立ち上がれない程の重症だ!後半は選手を交代するしかない…
JOKER→すぐに意識を取り戻した。それどころか以前より体の調子がいい!

810 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 11:36:45 ID:???
★カルーンブの怪我→ ダイヤ3

811 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 12:14:35 ID:???
★カルーンブの怪我→ ダイヤ3 ★
>4〜A→頭を強く打ち、立ち上がれない程の重症だ!後半は選手を交代するしかない…


ブローリン「……くっ、意識がない。タンカだ!タンカを早く!」

ピッピッピ〜〜〜〜〜〜ッ!!

前半終了のホイッスルが鳴り響く中、ブレーメン陣営は倒れたまま動かないカルーンブを運ぶためタンカを用意する。

クライフォート「(身を挺してでもシュートコースを塞ぐ。その勇気は認めてやらんでもないがな)」

森崎「あっけなくブロックされた割にすました顔をしやがって。あいつ、まさかわざとシュートを…?」

ゴールを狙っているというのなら、ディフェンダーのブロックを外すコースを狙ってシュートを撃つはずである。
クライフォート程のテクニシャンならば、3人程度のブロック相手ならば造作もないはずだ。
それをあっさりとブロックされるような安易なコースに打ち込んだ。ブロックをした選手の負傷退場と引き換えに。

森崎「(…確証はない。だが、確実なのは奴のシュートは相当危険だということだ。
   まるで若林の拳を潰したバイエルンのレヴィンのシュートのように…!)」

当の若林はレヴィンに砕かれた拳を痛み止めで押さえ込み、ブレーメンとの決戦に臨んだ。
だが、その試合で森崎と接触して負った怪我も合わさり来季のシーズンは絶望視されているという。
噂では戦力外通告をされ、ジュニア時代から在籍しているハンブルグを追い出されるとまで言われている。
つまりクライフォートのシュートとは、選手の存在、生き死にさえ左右するほどのシュートとも呼べるのだ。

森崎「(もしも奴に吹き飛ばされたのがカルーンブじゃなくて俺だったら?
   『破滅のツボ』で弱りきっている俺の体は、今度こそ再起不能に陥ってしまうんじゃないのか?)」

担架で運ばれていくカルーンブを眺めながら、森崎は震える拳を片方の手で握り締める。
この震えは破滅への恐怖などではない。この拳で堂々と対決し、制してみせるという武者震いだと信じながら。

812 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 12:16:25 ID:???
※カルーンブが【重症】状態になり、選手交代を余儀なくされました。
※ハーフタイムで全員のガッツが1/8回復します。

・ブレーメン(ツートップ/4-4-2/指揮レベル12+監督補正3)
Jマルス(2)   640/640 +17 森崎(2)
Iビクトリーノ(2)220/640 +18 森崎(2)マーガス(1)
Hマーガス(1)  260/600 +21 シェスター(3)ビクトリーノ(1)中里(1)森崎(1)
Gベルンハルト  500/500 +15
Fカルーンブ   310/500 +15【重症-5】
Eシェスター(3) 600/600 +22 マーガス(3)ビクトリーノ(1)森崎(1)中里(2)
Dブローリン(1) 260/700 +16 森崎(1)
Cガスコイン  500/500 +15
B中里(1)    530/530 +20 森崎(2)シェスター(2)マーガス(1)
Aシュバルツェン 500/500 +15
@森崎(2)    480/580 +21 マルス(2)中里(1)シェスター(1)ビクトリーノ(1)マーガス(1)
============
Kアルバート   500/500 +15
Lカタネッチ   500/500 +15
Mオベラート   500/500 +15
Nキーガン    500/500 +15
Oオメール    500/500 +15

813 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 12:18:08 ID:???
〜ブレーメン・ハーフタイム〜

シェスター「……これまた随分とみんなお疲れムードを漂わせてんなァ…」

マルス「マーガス、ビクトリーノ。そしてブローリン。
    このチームの主戦力と言えるメンバーがほとんど消耗してしまっている。
    ……こんなとき、回復の杖が使える癒し手がいればよかったんだけどね」

せっかく憧れのプロの試合に混ぜてもらったというのに、結果らしい結果を出せるどころか
チームのピンチに対して何も力になれない無力さに、マルスは奥歯を噛み締めている。

マーガス「…ブラストヘッドならまだ一発は撃てる。次はPKなんかじゃなくしっかりとゴールを決めてやるさ」

ビクトリーノ「俺が疲れてるってことはそれだけチームが機能して回転してるってことだろ?心配ナイナーイ!」

ブローリン「……攻撃に関してはまだ心配は無いだろう。だが、問題は守備だ。
      俺のブロックやクリアーも万全な状態ではもう繰り出せん。
      それに比べて奴らはまだ無数の攻撃パターンを用意している…」

森崎「試合展開自体は互角のはずなんだが、どうにも苦戦ムードなのは体力が疲弊しているからか。なんとかしないとまずいぜ」

シェスター「……監督、森崎の言うとおりです。このままだと総合力で勝るアヤックスに競り負けます。
      相手のこぼれ球処理の対策意外にも、何かとっておきの策が必要かもしれません」

監督「むぅ……確かにそのようだな。カルーンブを一撃で退場させるほどのパワーを持つクライフォートを始め、
   イスラスや三杉も、まだ実力の半分も出し切ってはおるまい」

シェスター「はい。それに関して、俺から一つ提案があるのですが…」

シェスターは監督と丹念に後半に備えた戦術相談を始めた。
消耗の激しい3人はベンチメンバーのマッサージを受け、少しでも体力回復に勤めている。

814 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/12/30(日) 12:20:15 ID:???
森崎「(このハーフタイムで俺ができることは…)」

☆どうしますか?(残り行動3回)

A シェスターと監督の戦術談義に混ざる
B だるそうにドリンクを飲むビクトリーノに話しかける
C 苛立ちつつタオルで汗を吹くマーガスに話しかける
D 自慢の腹筋付近のマッサージを受けているブローリンに話しかける
E 憂いの表情を浮かべているマルスに話しかける
F マネージャーと一緒に献身的に働く中里に話しかける
G 重傷を負ったカルーンブの様子を見に行く
H アヤックスの控え室に忍び込む
I トイレついでに観客席の様子を伺う
J 試合再開

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

815 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 12:26:31 ID:MguQAJAk
A

816 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 12:31:36 ID:weU4iHkA
G

817 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 12:38:11 ID:K9Rftpy6
A

818 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 19:45:46 ID:???
非接触プレイで吹っ飛んだ場合、クラブの
4、9、13だけが怪我するんじゃなかったっけ?

819 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 19:48:45 ID:???
>>818
>『ブレイクショット』(吹っ飛び2・怪我判定上昇)

820 :818:2012/12/30(日) 19:55:07 ID:???
あ、本当だ、どうもすみません

821 :森崎名無しさん:2012/12/30(日) 22:16:21 ID:???
もう次スレの準備した方がいいと思いますよ
【】ファイアーモリブレム42【】

822 :森崎名無しさん:2012/12/31(月) 13:45:27 ID:???
【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
【ドイツんだ】ファイアーモリブレム42【オラんだ】
【プロの】ファイアーモリブレム42【洗礼】

823 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/01/28(月) 11:38:37 ID:???
一ヶ月ほどお休みを頂いておりました。
停滞気味だった更新ペースを今度こそ取り戻していきたいところです。
よろしければどうか次スレにもお付き合いくださいませ〜


【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1359338961/l50

824 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/01/28(月) 11:53:07 ID:???
>>818-820
クライフォートのシュートは原作通り触れるのも命懸けです。
怪我をしないためにも、彼のシュートにはできるだけ余裕を持って挑みたいですね。
>>821-822
お気遣い感謝です!やむない事情でなかなか更新できない時期が続きましたが、
今日からがんばって再開したいと思います。今年も目指せ10スレ更新ですよー!
===========
>A シェスターと監督の戦術談義に混ざる


森崎は後半戦に備え、監督と戦術談義をしているシェスターの間に割って入る。

シェスター「やあ森崎。お前はもっと入念に体力を回復させたほうがいいんじゃないのか?」

森崎「心配いらねぇよ。ビクトリーノたちに比べれば俺のスタミナはまだまだ顕在さ」

シェスター「そうか。後半戦はアヤックスもリードを得るためにさらに攻撃的になってくるはずだ。
      そこで戦術を見直しているところなんだけど…お前の意見も参考にさせてくれよ」

森崎「と、言うと?」

シェスター「前半は奴らの『トータルフットボール』を潰すために、
      こぼれ球のフォローの動きを俺が独断で指示を出していたんだ。
      ボール支配率を五分に持ち込めたのは確かに大きいんだが、
      チーム力だけじゃなく連携でも上をいかれている以上、このままじゃ厳しいと思うんだ」

森崎「なるほどな。それじゃあ後半はこの戦術に変わる何か違う策を用意したほうがいいということか」

シェスター「ああ。お前は後半戦のアヤックスのどこに注意するべきだと思う?」

825 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/01/28(月) 11:54:37 ID:???
☆どうしますか?

A いや、やはりボール支配率は大事だ。後半も引き続き『トータルフットボール』対策を続けてくれ
B 縦パスを封じられてしまう『オフサイドトラップ』だな
C チーム全体の突破力を高める『ファストブレイク』だな
D マッハーの夢を引き継ぎ覚醒したイスラスの突破力だ
E あのミューラーから楽々点を奪ったというオランダトリオは侮れない
F 真のキャプテンと呼ばれるクライフォートは恐ろしキック力を持つという
G このオランダで実力をさらに磨いた三杉には気を付けよう
H ディック、リブタの二大巨頭DFをかわすためにはこれしかない
I あのドールマンの大きな手によるセービングを破る方法は無いものか 

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

826 :森崎名無しさん:2013/01/28(月) 12:34:20 ID:???
J 敵シュートの必殺の一撃だな

827 :森崎名無しさん:2013/01/28(月) 13:53:12 ID:TFQQqNys
C

828 :森崎名無しさん:2013/01/28(月) 14:09:06 ID:8UUsTEw+
C

829 :森崎名無しさん:2013/01/29(火) 11:44:45 ID:???
おぉ復帰乙です〜!

830 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/01/29(火) 19:10:21 ID:???
>>826
あえてこちらの数値を低くして勝負を挑めば、逆に必殺で相手を圧倒できるかも…?
>>829
ありがとうございます。スレの進行の感覚をなるべく早く取り戻したいですね〜。
===========
>C チーム全体の突破力を高める『ファストブレイク』だな


森崎には一つの懸念があった。jrユース、そしてワールドユース大会において、
全日本代表の切り札的存在でもある三杉淳。彼の得意としている戦術は『オフサイドトラップ』だけではない。

森崎「シェスター。さっきアヤックスはリードを得るためにより攻撃的になると予想してたよな。
   だったら、絶対的に注意しなければいけない作戦があるぞ」

シェスター「それはいったい?」

広い視野と指揮力を持つ三杉が中心となり、素早いボール運びを展開する速攻。
『ファストブレイク』と彼が口にするこの戦術は、瞬間的にだが攻撃力を大幅に増大させるものだ。
森崎はシェスターにその作戦の発動の合図やタイミングなどを丁寧に解説する。

シェスター「……なるほどね。ドリブルやパスでの突破力を高める、か。
      フットワークが軽い選手の多い奴らのことだ。間違いなくどこかで狙ってくるはずだ」

森崎「(改めて思うぜ。全日本の連中を敵に回すとこれほど恐ろしいことはないってな。
   だが、同じチームで戦っていたからこそあいつらの持つ力や思考を読むことは決して難しいことじゃない)」

シェスター「後半は俺が三杉の動きを入念にチェックしておくよ。
      うまくいけば1回…いや、2回くらいは奴らに一泡吹かせられるかもね」

ぱちんと得意げにウインクする彼の姿は、10人の女子がいれば10人がメロメロになる魅力を持っていた。
さすがに男の森崎が骨抜きになることは無かったが、それでも彼には何か大きな期待感を抱かずにはいられない。

831 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/01/29(火) 19:12:04 ID:???
森崎「(こういうのを『スター性』っていうのかな。試合中に存在感をハッキリと示すことのできる選手が持つ独特な雰囲気)」

森崎の時折無謀とも呼べるオーバーラップや、派手なパフォーマンス願望は、
彼本人には殆ど備わっていない、この特異な存在感を欲するためのものなのかもしれない。

森崎「(前半戦の失点のミスは後半で必ず取り戻してやる。俺の存在感は実力で取り戻してみせるぞ)」

※シェスターの評価が上がりました。
※シェスターが三杉の『ファストブレイク』に対して対策を用意します。

森崎「まだハーフタイムの時間はあるな。なにかほかにやっておくことは……」



☆どうしますか?(残り行動2回)

A まだまだシェスターと監督の戦術談義に混ざる
B だるそうにドリンクを飲むビクトリーノに話しかける
C 苛立ちつつタオルで汗を吹くマーガスに話しかける
D 自慢の腹筋付近のマッサージを受けているブローリンに話しかける
E 憂いの表情を浮かべているマルスに話しかける
F マネージャーと一緒に献身的に働く中里に話しかける
G 重傷を負ったカルーンブの様子を見に行く
H アヤックスの控え室に忍び込む
I トイレついでに観客席の様子を伺う
J 試合再開

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

832 :森崎名無しさん:2013/01/29(火) 19:16:58 ID:N3/ypP3w
E

833 :森崎名無しさん:2013/01/29(火) 19:29:39 ID:mK7BV8RA
e

834 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/01/30(水) 11:13:12 ID:???
残り容量が僅かとなりましたので、この続きは次スレにて行います。

【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1359338961/l50

残りは折を見て埋めておきますが、適当に使い切っちゃっても構いません。

835 :森崎名無しさん:2013/02/09(土) 08:16:24 ID:???
落ちたので埋めちゃう

―――――――――― _,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-,―――――ト、―‐
―――――――――‐_,-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',―‐、__人_ノ `ー′
―――――――――‐ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_;:-r、::.r-、::i―ノ
――――――――― ´{::::i、ト(ヽ( !、r'ソ-'フ_,..- l::!r、l::}―> そう何度も
――――――――――l、!¨フp、._   _.. イヾハ !ノノ l:::}ー>
―――.--、_―――――! .l l.._`′     ー ′  .ノ:,'..:..:>   抜かれて
―‐ 「`ヽ.、__ノ――‐.. -‐'' ^'.l.   ,.ニ-‐‐ 、   r'.:/..:..:..>
―r┴、、_ノ { ―‐r''´..:..:..:..:..:..:.}    ト、._.. -}    `K..:..:..::> 埋められてたまるか〜!!
‐⊥‐r┘  `ー-┴'⌒ソ..:..:..:...-ト.、 レ' ̄ `V   .   〉..:..<
(、__`ヽ、       /..:..:.:/ /:..:.:`r、`ー‐ ′,.イ  /..:..:..:..´⌒ヽ

836 :森崎名無しさん:2013/02/09(土) 08:17:29 ID:???
―――――――――― _,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-,―――――ト、―‐
―――――――――‐_,-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',―‐、__人_ノ `ー′
―――――――――‐ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_;:-r、::.r-、::i―ノ
――――――――― ´{::::i、ト(ヽ( !、r'ソ-'フ_,..- l::!r、l::}―> そう何度も
――――――――――l、!¨フp、._   _.. イヾハ !ノノ l:::}ー>
―――.--、_―――――! .l l.._`′     ー ′  .ノ:,'..:..:>   抜かれて
―‐ 「`ヽ.、__ノ――‐.. -‐'' ^'.l.   ,.ニ-‐‐ 、   r'.:/..:..:..>
―r┴、、_ノ { ―‐r''´..:..:..:..:..:..:.}    ト、._.. -}    `K..:..:..::> 埋められてたまるか〜!!
‐⊥‐r┘  `ー-┴'⌒ソ..:..:..:...-ト.、 レ' ̄ `V   .   〉..:..<
(、__`ヽ、       /..:..:.:/ /:..:.:`r、`ー‐ ′,.イ  /..:..:..:..´⌒ヽ
―――――――――― _,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-,―――――ト、―‐
―――――――――‐_,-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',―‐、__人_ノ `ー′
―――――――――‐ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_;:-r、::.r-、::i―ノ
――――――――― ´{::::i、ト(ヽ( !、r'ソ-'フ_,..- l::!r、l::}―> そう何度も
――――――――――l、!¨フp、._   _.. イヾハ !ノノ l:::}ー>
―――.--、_―――――! .l l.._`′     ー ′  .ノ:,'..:..:>   抜かれて
―‐ 「`ヽ.、__ノ――‐.. -‐'' ^'.l.   ,.ニ-‐‐ 、   r'.:/..:..:..>
―r┴、、_ノ { ―‐r''´..:..:..:..:..:..:.}    ト、._.. -}    `K..:..:..::> 埋められてたまるか〜!!
‐⊥‐r┘  `ー-┴'⌒ソ..:..:..:...-ト.、 レ' ̄ `V   .   〉..:..<
(、__`ヽ、       /..:..:.:/ /:..:.:`r、`ー‐ ′,.イ  /..:..:..:..´⌒ヽ

514KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2007-01-24