キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
1 :
森末(仮)
:2013/10/09(水) 23:45:22 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379332155/l50
☆あらすじ☆
キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野は松山らと交流を深めつつ、2年生の際全国大会へ。
世代でもトップクラスの中西と戦うも、先制点を挙げる活躍を見せた。
しかし何者かの陰謀か、松山が負傷し他のメンバーも腹痛を訴え棄権、涙を呑んで大会を後にした。
若島津健との闘いで自身の力の低さを認識するも、新シュートの開発をし克服。
3年目、藤沢の転校を聞かされ揺れるふらのメンバー達と共に道大会を突破、全国大会への切符を手に入れた。
359 :
森末(仮)
:2013/10/18(金) 23:14:08 ID:???
見上「大友の中山も全国には結局一度も姿を見せなかった……だが、その実力は誰しもが認める所だ。
君は去年までは全国にも出ており、そういう意味では中山よりも大いにチャンスはある」
中西「ほ、ほんまでっか!?」
見上「無論、まだ選考中だから明かせないがな……。 ただ、用意だけはしておいてくれ。
君の夏は、もしかしたらあの府大会で全てが終わったわけではないかもしれないからね」
中西「は、はい!」
見上「(もっとも……今のままだと第三キーパーとしてしか使い道は無いだろうがな)」
こうして板野達が与り知らぬ所で、中西が悪い大人たちと話をしている頃。
一方で別の競技場では南葛、東邦のそれぞれの試合が行われていた。
その結果はといえば……。
先着2名様で、
★来生の活躍→! card
反町の活躍→! card★
★井沢の活躍→! card
滝の活躍→! card
小池の活躍→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート・スペード→2得点!
クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。
【井沢・滝・小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→2アシスト1ゴール!
ハート→1アシスト1ゴール!
スペード・クラブ→奇数で1アシスト、偶数で1ゴール
360 :
森崎名無しさん
:2013/10/18(金) 23:14:50 ID:???
★来生の活躍→
スペード6
反町の活躍→
ダイヤJ
★
361 :
森崎名無しさん
:2013/10/18(金) 23:15:03 ID:???
★来生の活躍→
ハートJ
反町の活躍→
ハート5
★
362 :
森崎名無しさん
:2013/10/18(金) 23:15:09 ID:???
★井沢の活躍→
スペードJ
滝の活躍→
スペード9
小池の活躍→
クラブ2
★
363 :
351
:2013/10/18(金) 23:20:08 ID:???
やったぜ。
364 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 00:07:29 ID:???
まさかの反町が得点王
本編同様に同率得点王になるか
365 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 00:46:59 ID:???
>★来生の活躍→ スペード6 =2得点
> 反町の活躍→ ダイヤJ =ハットトリック★
>★井沢の活躍→ スペードJ =1アシスト
> 滝の活躍→ スペード9 =1アシスト
> 小池の活躍→ クラブ2 =1ゴール★
===============================================================================
今日の試合、南葛・東邦の両ストライカーは好調。
来生は2得点、反町はハットトリックを決める活躍をし大差を上げて勝利した。
当然ながらそのストライカーたちを補佐する井沢、滝、小池の活躍も見逃せない。
また、今大会攻撃力では随一と言われる花輪は立花兄弟がそれぞれ2ゴール2アシストを決めるのだった。
〜大会得点王ランキング〜
3得点 反町
2得点 板野、来生、政夫、和夫
1得点 松山
〜大会アシスト王ランキング〜
2アシスト 政夫、和夫
1アシスト 井沢、滝、小池、山室
366 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 00:48:37 ID:???
こうして試合を終えたふらの中学は、疲れた体を休める為にと早々に宿に戻った。
2回戦で当たるであろう錦が丘は明日に試合が組まれており、偵察する中学は殆ど無い。
板野も仲間たちと共に疲弊した体を癒す。
板野「ところで明日は試合が無いけど、俺達はどうするの?」
松山「近くの学校を借りて練習だ。 俺は一応2回戦で当たるだろうチームの偵察に行ってくるけどな」
板野「ふーん(短期間での練習だと成果は出そうにないなぁ……)」
次の日からの予定を聞きつつゆっくりと過ごし、時刻は夜。
夕食を終えた板野はそういえば、と思い返す。
板野「(森末に一応今日の結果を報告しておこうかな?)」
自分の荷物に紛れてこの埼玉までやってきてしまった、キャプテン森崎の精霊――森末。
しばらくはこの付近に身を隠していると言っていたが、
やはりその無事をこの目で確認をしなければ不安はあり、今日の試合の事を報告しておきたいという気持ちもあった。
早速板野は人目を避けて外に出ると、頭の中で森末を呼び出す。
すると近くにいたのか森末は茂みからひょっこりと顔を出し、2人は宿舎の裏手へと回る。
森末「やぁ久しぶりだね、板野。 今日試合だったみたいだけど、どうだった?」
板野「うん、勿論勝ったよ! 俺もマグナムシュートを初めて全国大会でお披露目出来たしね!」
森末「それはよかった、ハットトリックくらいはしたのかな?」
板野「いや……それは出来なかったよ。 やっぱり早田は強いね……。
シュートに対して無力かなと思ったけど、ボレーシュートを弾かれちゃった」
森末「……早田? ちょっと待って、板野。 君、東一中と対戦したのかい?」
板野「? そうだよ?」
森末「………………」
367 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 00:49:53 ID:???
板野が今日の試合について語ると、始めのうちは森末も笑顔で聞いていたのだが……。
早田――東一中と対戦をした、という事実が語られた途端、その表情は一変。
驚きに目が見開かれ、次いで困惑をしたかのようなものへと変貌をする。
板野「ど、どうかしたの?」
森末「……トーナメント表ってもうわかってるよね?
板野、君なら誰と対戦をするかわかってるんじゃないか? 君の予想だとどうなると思うんだい?」
板野「えっ、と……丁度原作や本編での南葛と殆ど同じだよ。
2回戦は多分錦が丘、3回戦が花輪で4回戦が比良戸。 準決勝の位置に東邦がきて、決勝は南葛だと思う」
森末「……完全に今大会の要注意チームばかりだね」
板野「うん……」
森末「そうか……」
そして、確認をするように今大会でふらのが当たるであろうチームの事を聞くとしばらく考え込んでいたが……。
すぐにいつもの笑顔に移り変わると、板野に向けエールを送る。
森末「まあ、強敵ばかりがトーナメントで争う相手になるのは主人公の常さ。
大丈夫、ふらの中は強いからね。 きっと勝てるよ」
板野「うん! ありがとう、森末!」
森末「それじゃあ僕はもう行くよ。 明日からも頑張ってね!」
その後、板野に別れを告げた森末は姿を消し、
板野もまた宿舎へと戻り明日に備えて就寝をする。
大会一日目の夜、板野はまずは初戦突破の喜びに包まれながら床につき……。
しかし、森末の様子に漠然とした不安を覚えつつ眠りにつくのだった。
368 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 00:50:56 ID:???
そして次の日、板野は近くの学校のフィールドで汗を流していた。
今日は試合が無いとはいえ、やはり少しは体を動かしていなければ万全の状態で次の試合にも臨めない。
連携の確認など軽い練習を中心として行い、板野達は調子を整えるのだが、
昼前……丁度練習の休憩時間となった所で、松山はユニフォームから学生服に着替えて偵察に向かう準備を始める。
松山「それじゃあ監督、偵察に行ってきます」
監督「ああ、すまんな松山」
松山「いえ、大丈夫です。 これもキャプテンの務めですからね。
それに、一人じゃないですし……」
言いながら松山が視線を移すと、そこには松山と同じく出かける準備を整えた藤沢の姿がある。
しっかりしたタイプの松山とはいえ、やはり不慣れな都会で中学生を1人で行動させるというのは監督としても不安がある。
どうしたものかと考えていた所を町田に勧められ、
昨年共に試合を偵察に行った事もあってか藤沢も松山についていく事となっていたのだ。
監督「会場は近くだから迷わんとは思うが、気をつけろよ」
松山「はい。 東京は車がやたらと多いですけど、安全には十分注意します」
板野「(あ、松山もう偵察に行くのか。 確か藤沢と一緒に行くみたいだったけど……)」
A.「監督、俺も偵察について行かせてください」 自分も偵察に行くと進言する
B.「(いや、残って皆がサボらないか目を光らせておこう)」 残って練習をする
C.「待って下さい、藤沢よりも町田の方が偵察に向いていると思います」 メガネパワーを信じる
D.「偵察の必要は無いんじゃ? あまり名前を聞いた事のないチーム同士の試合ですし」 偵察の必要性が無いと言う
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
369 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 00:51:44 ID:1m6zE3SI
B
二人きりにしておこう
370 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 00:53:10 ID:i9bzklx2
B
371 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 00:53:25 ID:jAbXBEdE
B
長野は活躍しないのかorz
372 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 00:56:43 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
>>371
代表の選考から落ちそうなラインの選手は、少し切らせていただいています。ご了承下さい。
代表についてはJOKERで出た小池の扱いについても、割と悩みの種だったりしますね。嬉しい悩みですが。
それでは。
373 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 01:20:44 ID:???
乙でした
本編から3人抜いても板野、中山、中西が入るともう空きが無いからねえ
374 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 01:20:48 ID:???
乙でしたー
375 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 01:22:58 ID:???
所属してるふらのからも誰かつれていきたいなぁ
しかし彼ら上昇意欲まったくないからなぁ
376 :
351
:2013/10/19(土) 02:32:19 ID:???
3回〜4回覚醒してやっと当落線上かな・・・
377 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 08:53:21 ID:???
中西は体格からして次籐クラスのブロッカーにもなれそうだけどな。
378 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 09:13:07 ID:???
次藤クラスがもう一枚とか鉄壁じゃないですか
379 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 09:29:47 ID:???
ブロッカーの枚数が増えたら中山さんが前に出やすくなるな
380 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 10:43:01 ID:???
んで中山が中盤に入ったら玉突きの如く松山が前に出やすくなる
松山トップ下待ったなしや
381 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 11:10:57 ID:???
シューター役含め翼の埋め合わせは3Mに頑張ってもらうしかないな
382 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 19:04:36 ID:???
本日の更新の前に、昨日は忘れていた試合で得た覚醒ptの精算をします。
>>323
のdiceで4を出していますので、現在の覚醒ptは『4』となります。
この4ptを使いますか?
A.パスカットを上げる(46→47) 使用pt3
B.ブロックを上げる(48→49) 使用pt3
C.今は使わない
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
383 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 19:05:53 ID:l9gDUHKM
C
384 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 19:09:02 ID:iNfQfpi2
C
385 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 19:33:17 ID:???
その2つは上げても正直焼け石に水だものね。
どう考えてもドリブルかせりあいもしくはシュートを上げるのに使った方がいい。
386 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 19:48:58 ID:???
俺はドリブルの予定なんだが・・・
このドリブル値だと井沢とかタケシにマークされるときつそう
387 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 20:46:02 ID:???
>B.「(いや、残って皆がサボらないか目を光らせておこう)」 残って練習をする
>C.今は使わない
===============================================================================
板野「(それに、松山と藤沢を二人っきりにしてあげたいしね)」
大会が終わるとアメリカへと引っ越してしまう藤沢。
例え優勝まで勝ち残っても、その時間はほんの僅かである。
一分一秒でも長く2人を一緒にしてあげようと考えた板野は、偵察にはついていかず残って練習をする事を決断する。
こうして松山は藤沢と共に練習の為に借りていた中学校を後にし、大宮サッカー場へと向かった。
松山「…………」
藤沢「…………」
松山「やっぱり、東京は暑いな。 まだこっちに出てきて時間が経ってないけど、北海道が恋しいぜ」
藤沢「そうね……私もまた、北海道に帰りたいわ」
大宮サッカー場をへと向かう近道である公園を通り抜けながら、
制服姿の松山と藤沢は公園内を流れる川沿いの道を歩いていた。
松山「(うっ……)」
仲の良さそうなカップル「……」イチャイチャ
松山「(そ、そういえば今日は日曜日だったな。 人……っていうか、カップルが多いや)」
松山達は知らぬ事ではあるが、この公園は景色などもよくカップルのデートスポットとしてよく使われる場所である。
日曜日である今日は特にカップルたちも多く、
藤沢と共に歩いている松山はどうしても藤沢の事を意識してしまう。
松山「(俺達も傍から見ればそういう風に……いや、でも……)」
藤沢「………………」
388 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 20:47:24 ID:???
先着1名様で、
★北の国から〜初恋〜→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→藤沢「松山くん、私疲れちゃって……ちょっとあそこで休憩を……」 ゴテゴテしたホテルを指さす藤沢さんだ!
ハート10以上→藤沢「人が多くて、はぐれると困るから……」ピト なんと藤沢が松山と腕を組みに行った!
クラブA・2→藤沢「妬ましい……」チャキ 幸せそうなカップルを妬む藤沢さんだ!
それ以外→特に何もありませんでした。
389 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 20:50:19 ID:???
★北の国から〜初恋〜→
スペードQ
★
390 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 21:22:27 ID:???
>★北の国から〜初恋〜→ スペードQ =特に何もありませんでした。★
====================================================================
麗らかな陽気の中、思い人と共に景観のいい公園を散歩。
おまけに周囲はカップルだらけでそういった雰囲気に流されやすいという最高のシチュエーションながら、
松山も藤沢もいまいち一歩を踏み出せないままだった。
藤沢は基本的に引っ込み思案、松山もサッカーに関しては情熱的であるものの、
こと恋愛ごととなると完全に奥手である。
松山「(でも何も言わないっていうのも、なんか居心地悪いし……)なあ藤沢……」
藤沢「? なぁに、松山くん?」
松山「俺達、今年は絶対に優勝をしてみせるから……それまでは、絶対に俺達を見ててくれよな。
お前にあの優勝旗を俺達が持っている姿を見せる。
それがお前に対する最高のはなむけになると思うんだ」
藤沢「うん……明日の試合も、その次も……精一杯、応援するから」
それでもこのまま無言というのも味気ないと松山は口を開くが、
その口から飛び出してきたのはやはりサッカーの事であった。
もう少し色気のある話をしてもいいのではないかとも思われるが、松山もそこは不慣れ。
だが、藤沢もそのことは重々承知をしているのか、笑顔を見せて松山達を応援すると返答を返すのだった。
松山「その為にも、偵察はちゃんとしておかなきゃな。 少し急ごうか、藤沢」
藤沢「あ、待って松山くん!」
391 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 21:23:37 ID:???
こうして松山達が甘酸っぱい青春の寸劇をしていた頃、
東邦学園サッカー部もまたふらの中学のその他の面々と同じように練習を行っていた。
とはいえ、こちらは近くの中学を使うという訳ではなく、地元東京の東邦グラウンドへと帰っての練習である。
去年までは埼玉に宿舎を借りていた東邦学園であるが、今年は宿は借りず試合がある毎にバスで埼玉へと出向いている。
これには毎年優勝候補と言われながら南葛に2度も優勝を渡してしまった為に予算を削減され宿を取る事が出来なくなっただとか、
或いは今年こそは優勝をと設備の整っている東邦学園で大会中も練習を繰り返し基礎力を高めようとしているとか噂されているが、
監督である北詰は特にその点については言及をしていなかった。
ただ、いずれにせよ東邦が今年こそは優勝をもぎ取ると意欲を出してきているというのは紛れもない事実である。
北詰「よし、午前の練習はそこまで! これより休憩に入るぞ」
東邦メンバー「「「はい!」」」
あまりオーバーワークになってしまっては元も子もないと比較的軽い練習を終えた後、
選手達は短い休憩時間で出来る限り体力を回復させようと休み始める。
その光景を見ながら北詰は若島津の元へと歩み寄ると、少しばかり不安そうな声色で話しかけた。
北詰「若島津、沢田からは連絡などはお前の元に届いていないのか?」
若島津「ええ……そろそろ、連絡が来る頃とは思いますけど。
(タケシめ……いい加減遅すぎる。 もう大会は始まっているんだぞ)」
北詰にとって不安要素だったのは、中盤の要である沢田タケシの離脱である。
吉良監督によって半ば誘拐同然の形で連れ去られた彼を北詰は未だに身内の不幸があって出て来れないのだと勘違いをしていたが、
それでも姿を消してから既に1週間以上は経過をしてしまっている。
幾らなんでも連絡の一つも寄越さないのはおかしいと北詰は訝しがり、
若島津ら誤魔化した側もこれ以上は騙すのも限界があると焦り始めるのだが……。
392 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 21:25:46 ID:???
沢田「か、監督……ただいま、戻りました……」
北詰「その声は……沢田、帰ったのか!?」
丁度このタイミングで、沢田は東邦学園の練習グラウンドへと姿を現した。
本当に身内に不幸がありやむにやまれず離脱をしたのかと疑惑を抱きかけていた北詰だったが、
ギリギリまだ不幸があった事に納得がいく範囲内で彼が姿を見せた事で疑念を解消させ、
声のした方向へと振り向き彼の姿を見ようとする。
そこにいたのは……。
先着1名様で、
★帰ってきたタケシ→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER・クラブA→沢田「一回戦は突破出来たようだな。 俺がいないのによくやったと言っておこう」 なんか性格変わってる!?
ダイヤ・ハート→沢田「明日から……普通のサッカーが出来ますよね?」 浅黒く焼けてボロボロのユニフォームのタケシだ!
スペード→沢田「うぅっ……早く伸びないかなぁ」 ダイヤ・ハート+小学生時代のような坊主頭の沢田だ!
クラブ→沢田「うっ、うっ……うわぁぁん!」 ダイヤ・ハート+サッカーボールカットの沢田だ!
393 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:26:38 ID:???
★帰ってきたタケシ→
ハート4
★
394 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:26:38 ID:???
★帰ってきたタケシ→
クラブ6
★
395 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:27:47 ID:???
どんな方向に進化したか・・・
396 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:30:44 ID:???
恐らくダーティディフェンスやマリーシア持ちと見た。
そうなると地味に厄介だな。
397 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 22:07:04 ID:???
>★帰ってきたタケシ→ ハート4 ★
>沢田「明日から……普通のサッカーが出来ますよね?」 浅黒く焼けてボロボロのユニフォームのタケシだ!
=====================================================================================================
北詰「沢田……その姿は……」
姿を現した沢田は、北詰の知っていた頃の沢田とは一変をしていた。
まずその肌の色は少し色白であったものが浅黒い褐色のそれへと変化をし、
着ているユニフォームもズタボロの、正に野生児と言えるような姿となっていたのである。
思わず絶句をする北詰であるが、一体何があったのかと沢田に問いかけようとするも……。
若島津はその北詰の様子を察知し、素早く口から出まかせを並べ立てる。
若島津「タケシ……その姿はおばあさんの事を忘れる為に、一心不乱にサッカーに取り組もうという心の現れだな」
沢田「へっ?(僕のお婆ちゃん、ピンピンしてるんだけどな……)」
北詰「なるほど、ユニフォーム姿で現れたというのはそういう気持ちの表れか。
だが、どうしてそんなにボロボロに……それに、その肌の色は……」
若島津「タケシの実家は埼玉ですが、おばあさんの家は九州だそうです。
それにタケシは小学生時代から日焼けをしやすい体質でしたから……なぁタケシ!」
沢田「え、え? えっと……はい(お婆ちゃん、僕の家で一緒に住んでるんだけど……)」
若島津「ユニフォームがボロボロなのはあれでしょう、洗濯の時になったんでしょう! なぁタケシ!」
沢田「え、ええ(うちの洗濯機最新式だけど……)」
北詰「ふむ……」
398 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 22:08:11 ID:???
非常に苦しい言い訳であったが、奇跡的にも北詰は納得をしたようであり、
それ以上沢田に詰問をする事はなく以後は沢田の大会への参加を認めた。
これに安堵をした若島津は、北詰がその場から離れた頃を見計らい沢田にいなくなっていた間の事情を説明。
勝手に祖母を亡くなった事にされた沢田はあまりいい顔をしなかったものの、
北詰の性格を考えれば妥当な事だと判断をしつつ今度は自分が吉良監督の元で得た成果について説明を始める。
若島津「それで、どうだったんだ? 吉良監督の練習の方は」
沢田「地獄でした……沖縄まで連れて行かれて、台風の中海に向かってシュートを連発させられて……」
反町「……それ下手すりゃ死んでたんじゃないか?」
小池「でも、ガタイは良くなったよな? 筋肉もかなりついたんじゃないか?」
スパルタという言葉すら生暖かい、吉良のコーチング。
地獄の日々は沢田にとって思い出したくもないトラウマとなってしまっていたが、
その代償として沢田は強靭なフィジカルとボディバランスを手に入れていたようである。
沢田「大きな高校生を相手に、テクニックじゃなくてパワーで抜くなんて練習もさせられましたから……。
パワーがあってこそテクニックが光る、とか言われましたけど……」
小池「力こそパワーだからな」
反町「まぁ、無事ならよかったよ……明日からの試合、出れるんだよな?」
沢田「はい、それは大丈夫です! 怪我とかもしてませんから」
若島津「頼りにしているぞ、タケシ」
弱点であるフィジカルの弱さ、当たりの弱さを克服した沢田。
一回り大きくなった彼の姿を見て少しの不安とそれを超える期待を抱きながら、
新たに戦力を増強した東邦学園の面々は午後の練習に精を出し始めた。
399 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 22:09:12 ID:???
そしてこの日、松山達が観戦にいった会場とは別の会場では比良戸が1回戦突破を決めていた。
スコアは1−0、対戦校は何度かチャンスを作っていたもののシュートを決める事は終ぞできず、
全国大会初出場の比良戸はFW・佐野の先取点を守りきりスミ一で2回戦へと駒を進める。
次藤「フッ、ワシらが本気を出すのはふらのとの闘いからタイ。
それまではわざわざ力ば見せんでよか」
佐野「そうですね」
こうして大会2日目の日程も全て終わり、明くる日。
ふらの中学の面々は錦が丘との2回戦の前に、
3回戦で当たるだろう全国屈指の攻撃力を持つ双子のFW、立花兄弟のいる花輪中学の観戦へとやってきていた。
実況「さぁ花輪中学、またも攻め入った!
ここまで3−0、超攻撃的なサッカーで2回戦でも大量得点を決めている花輪!
立花政夫くんがボールをキープし……これをゴール前に挙げた!」
政夫「それっ、和夫! こいつで決めろ!」
和夫「オッケー、兄ちゃん! そらっ!」
実況「決まった、ゴール! これで花輪中学の最強コンビ、立花兄弟は2試合続けて2ゴール2アシストを記録!
やはりこのコンビこそが日本でのゴールデンコンビと言えるでしょう」
板野「(翼がいないから、岬とのゴールデンコンビ自体も認知されていないんだよな……。
そうなると確かに、日本で最強のコンビプレイヤーはこいつらになるのか)」
松山「やっぱり強いな、花輪は。 特にあの立花兄弟の攻撃力はどうしようもない」
佐瀬「ドリブルも上手いし、パスワークも非凡ですからね(やだなぁ……DFの俺の出番が増えちゃいそうだ……)」
加藤「(流石に失点しないって訳にはいかないんだろうなぁ……あー、やだやだ)」
400 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 22:10:42 ID:???
試合の展開は大方の予想通り、花輪中学の大量リード。
立花兄弟は温存をする事もなく得点を稼ぎまくり、後半20分の時点で4−0と大きく対戦校を突き放している。
殆ど無名校とはいえ、相手も地元を代表し、1回戦を突破してきたチーム。
それを相手に4点差をつけるとなると、やはり強敵であると考えて間違いがないだろう。
板野「(しかもスカイラブハリケーンやデルタツインも使ってないもんな……。
浮き球に強いからボレーとかヘディングでも十分って事なんだろうか?
それはともかく、何か言っておこうかな?)」
A.「いいぞ、立花兄弟! もう1点くらい取っちゃえ!」 立花兄弟を応援する
B.「何やってるんだ崎元中! そんな双子の猿にいいようにされて!」 対戦校の方を応援する
C.「立花兄弟! もったいぶってないでスカイラブハリケーン見せろ!」 スカイラブハリケーンの存在を暴露する
D.「明日はどうやって立花兄弟を封じるかが問題になるのかな?」 立花兄弟対策を仲間と相談する
E.「明日は点の取り合いかな。 見ている限り無失点だけど花輪の守備力は大したことがなさそうだ」 明日の試合の展開について相談する
F.「(いや、何も言わなくていいや)」
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
401 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 22:11:48 ID:Q6yBOqbE
D
402 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 22:12:55 ID:dSxxeXAg
D
403 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 22:19:31 ID:???
片方を徹底マークして機能不全に追い込むか
404 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 22:26:32 ID:???
>D.「明日はどうやって立花兄弟を封じるかが問題になるのかな?」 立花兄弟対策を仲間と相談する
==============================================================================================
松山「ああ……あいつらに好き勝手やらせていたらまずい。
だから立花兄弟を封じなければならないんだが……」
本田「そう簡単に対策出来たら問題は無いんですよね……」
実際、今日の試合でも立花兄弟封じの為に対戦校はマークをつけている。
しかし、立花兄弟もボール捌きには強い自信を持つFWである。
並大抵の選手ではあっさりとかわされ、この試合でも次々にゴールを量産しているのが実情だ。
松山「それに片方をマークした所で、もう一人はフリーになってしまう。
コンビプレイをある程度制限する事は出来るかもしれないが……」
板野「うーん……」
A.「コンビプレイをさせないだけでも十分だ。松山が政夫のマークにつけばいいんじゃないか?」 松山をマークにつけさせる
B.「タックルの上手い本田、パスカットの上手い松田を2人につけたらいいんじゃないか?」 本田と松田をマークにつけさせる
C.「いや、俺が勝負をしてみたい。 俺に政夫のマークにつかせてくれ」 板野がマークに志願する
D.「俺と松山で立花兄弟を抑え込もう」 松山と板野でマークにつく
E.「松山をDFで起用するのはどうかな?」 松山をスイーパーにする
F.「いい案が思いつかないなぁ……」 何も思いつかない
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
405 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 22:28:03 ID:jAbXBEdE
A
406 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 22:28:11 ID:tiee7i3Q
G 最後は絶対浮き玉だから、大胆にフォーメーションチェンジしよう。
407 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 22:28:20 ID:Q6yBOqbE
B
408 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 22:28:40 ID:???
G あの超アクロバティックなプレイはガッツを多大に消耗するはず
ここは俺と松山の二人共攻撃に専念して殴り合いだ!
409 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 22:29:41 ID:R4t3/eLU
G あの超アクロバティックなプレイはガッツを多大に消耗するはず
ここは俺と松山の二人共攻撃に専念して殴り合いだ!
すいませんチェック取り忘れました
410 :
407
:2013/10/19(土) 22:30:38 ID:tiee7i3Q
>>409
に変更お願いします
411 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 22:32:44 ID:???
>>410
変更了解です。
412 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 22:38:07 ID:???
殴り合いって封じてねえw
413 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 22:46:35 ID:???
いわれてから気付いたですタイ、でも一番勝率が高いと思ったんですタイ。
414 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 23:17:30 ID:???
>G.あの超アクロバティックなプレイはガッツを多大に消耗するはず
> ここは俺と松山の二人共攻撃に専念して殴り合いだ!
===============================================================================
ここで板野は立花兄弟のプレーを止めるのは困難だと判断をし、むしろ点の取り合いを挑むべきだと考えた。
守備を放棄しエースの板野と松山に頼る戦法はふらのの多くのメンバーに受け入れられ、
点の取り合いでなら負けないだろうと一同も賛同するのだが、
キャプテンである松山だけは眉を顰め難しい顔をしながら板野に注意をする。
松山「板野、それは根本的な問題解決になってないぞ。
そもそも問題はどうやって立花兄弟の対策を練るかって話だったのに……」
板野「うっ……うん、確かにそうだけど……」
松山「それにアクロバティックなプレーって言ったって、
今日立花兄弟が見せたのはただのヘディングやボレー……。
まぁ、確かに、あのワンツーリターンはアクロバティックって言ってもいいのかもしれないけど、
それだってそこまで体力を消耗するようなものじゃないと思うぜ」
板野「(しまった、今日の試合では
>>400
の通りスカイラブハリケーンとかは使ってないんだ……)」
キャプテンとして、あまり戦術面で頼りにならない監督の代わりに指揮を取る事も多い松山。
その戦術眼は確かなものであり、板野の発言の矛盾を的確につく。
このツッコミに板野はぐうの音も出ずばつが悪そうに頬をかくのだが、
松山も少し板野が落ち込んだのを察してかそれ以上は詰るような事は言わずフォローするように続ける。
松山「まあ……色々意見言ってくれるのはありがたいけどな」
板野「う、うん……」
松山「(でもやっぱり消耗は狙えそうにないんだよな……俺が守備的に動くしかないだろうか)」
こうして花輪中学の偵察は終わった。
結果的にスコアは4−0、立花兄弟の大活躍で花輪中学は3回戦へと駒を進める。
415 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 23:18:37 ID:???
そして次の試合、板野達ふらの中学は錦が丘と対戦をした。
事前に偵察をした松山曰く、守備にしろ攻撃にしろ東一中の方が激しかったというチーム。
それでも一応は気を引き締め、一同は試合に臨んだ。
先着5名様で、
★板野の得点→! card+! dice★
★松山の活躍→! card★
★小田の活躍→! card
山室の活躍→! card
中川の活躍→! card★
★若松の活躍→! card
金田の活躍→! card
加藤の活躍→! card★
★本田の活躍→! card
松田の活躍→! card
近藤の活躍→! card
佐瀬の活躍→! card★
と書き込んでください。数字やマークで分岐します。
※板野がダイヤの時、4得点。ハート・スペードの時は3得点。クラブの時は2得点。
数値が10以上の場合は1アシストがつきます。
JOKERが出た場合は6点を取りダブルハットトリック+2アシスト。更に覚醒ptが5pt入ります。ダイスの数字は、直接覚醒ptになります。
※松山がダイヤの時、2得点・1アシスト。ハートの時、1得点・1アシスト。スペード・クラブの時、1アシスト。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。
中川は途中出場になる為にダイヤ・ハートのK・JOKERのみ効果があります。
416 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:19:07 ID:???
★板野の得点→
クラブ8
+
5
★
417 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:19:24 ID:???
★松山の活躍→
ハート7
★
418 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:19:35 ID:???
★松山の活躍→
クラブ5
★
419 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:19:47 ID:???
★小田の活躍→
クラブ6
山室の活躍→
スペード9
中川の活躍→
スペードK
★
420 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:20:41 ID:???
★若松の活躍→
スペード7
金田の活躍→
ハートK
加藤の活躍→
ダイヤ10
★
421 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:20:41 ID:???
★若松の活躍→
スペードK
金田の活躍→
スペードA
加藤の活躍→
ハート7
★
422 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:23:04 ID:???
★本田の活躍→
ハートA
松田の活躍→
スペード5
近藤の活躍→
ダイヤA
佐瀬の活躍→
ハートJ
★
423 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 23:47:33 ID:???
>★板野の得点→ クラブ8 + 5 ★
>★松山の活躍→ ハート7 ★
>★小田の活躍→ クラブ6
> 山室の活躍→ スペード9
> 中川の活躍→ スペードK ★
>★若松の活躍→ スペード7
> 金田の活躍→ ハートK
> 加藤の活躍→ ダイヤ10 ★
>★本田の活躍→ ハートA
> 松田の活躍→ スペード5
> 近藤の活躍→ ダイヤA
> 佐瀬の活躍→ ハートJ ★
>板野は2得点、松山は1得点・1アシスト。金田が覚醒しフラグ・パスカットを習得。
=======================================================================================
錦が丘中学は、松山が偵察をした通り決して強いチームとは言えなかった。
だが、彼らも1回戦のふらのの試合を偵察でもして警戒をしていたのか、
板野と松山というふらのの2人のエースを封じ込めようと人数をかけてマークをする。
強引に抜けない事もない松山であったが、わざわざ敵がこちらに人数を割いてくるのなら、
ここは仲間たちの力を借りて攻め込むのが正道だろうと判断。
板野、松山を除く攻撃陣を中心にゲームを組み立てさせた。
これにはふらの中メンバーも内心いい顔はしなかったが、それでも戦術上間違ってはいない為文句は出ない。
前半16分、MFの若松から板野へと低いセンタリングが上がりこれを決め先取点。
前半27分、前がかりになっていた錦が丘のパスを金田がカット、マークが薄くなっていた松山にボールが渡り、
慌ててプレスをかけてきた錦が丘を嘲笑うかのように松山が板野へとパスを出しマグナムシュートで2点目。
そして後半23分、最後まで粘りを見せた錦が丘だが緊張の糸が切れたのか松山の近くでボールを持ってしまい当然のようにカット。
地を這う北国シュートで駄目押しの3点目を挙げ、危なげなく勝利をするのだった。
和夫「やっぱり3回戦で当たるのはふらのだな」
政夫「そうこなくっちゃな! 明日は俺達の秘密兵器の出番がありそうだ」
424 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 23:48:40 ID:???
そして他方の会場で行われていた南葛、東邦の2回戦。
南葛は2年生ながら次期主将候補と言われている山森を先発出場させ、
東邦もようやく帰ってきた1年生ゲームメイカーの沢田を投入する。
井沢「落ち着いて行けよ、山森」
山森「はい、キャプテン!」
若島津「どれほど力をつけたのか、試してこいタケシ」
沢田「はい!」
425 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 23:49:43 ID:???
先着2名様で、
★来生の活躍→! card
反町の活躍→! card★
★井沢の活躍→! card
滝の活躍→! card
山森の活躍→! card
沢田の活躍→! card
小池の活躍→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。
【井沢・滝・山森・小池小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。
426 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:50:31 ID:???
★来生の活躍→
ダイヤ6
反町の活躍→
ハートJ
★
427 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:50:41 ID:???
★井沢の活躍→
ダイヤA
滝の活躍→
スペード8
山森の活躍→
ダイヤ4
沢田の活躍→
ハート6
小池の活躍→
クラブQ
★
428 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:51:41 ID:???
小池が地味に忍者に!?
429 :
森末(仮)
:2013/10/19(土) 23:56:30 ID:???
>>428
oh...沢田の間違いでしたね。とりあえず引いてみてください。
先着1名様で、
★小池忍者説→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER・クラブA→小池「実は俺の親父が担任してるクラスに忍者と知り合いの子がいて……」 ラーメン好きそう
それ以外→小池「忍者なんている訳ないじゃないか、メルヘンじゃあるまいし」
430 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:57:39 ID:5x8roNiY
★小池忍者説→
ダイヤJ
★
431 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 23:59:26 ID:???
そう簡単にキャラ立ちはしないかw
それはおいといて来生はハットトリックをやり返したか。
板野もやっておきたいが…
432 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 00:03:45 ID:???
得点稼ぎの一番の狙い目は間違いなく次の3回戦だね。キーパーが多分一番弱い。
キックオフシュートでも入りそう。
433 :
森末(仮)
:2013/10/20(日) 00:14:48 ID:???
>★来生の活躍→ ダイヤ6 =ハットトリック!
> 反町の活躍→ ハートJ =2得点!★
>★井沢の活躍→ ダイヤA =1ゴール1アシスト!
> 滝の活躍→ スペード8 =1アシスト!
> 山森の活躍→ ダイヤ4 =1ゴール1アシスト!
> 沢田の活躍→ ハート6 =1ゴール!
> 小池の活躍→ クラブQ =何も無し!★
=================================================================================
今日の試合は両チームともに乱打戦となったが、
攻撃力に優れる南葛は特に大量得点を奪い5点差をつけての勝利となった。
エースストライカーである来生は無闇にボールを持ちすぎず、シュートに専念する事でハットトリックを達成。
普段は守備的な位置にいる事の多い井沢、全国初出場である山森も積極的にゴールを狙い、1ゴール1アシストを決める。
いぶし銀な活躍をする滝も得意のサイドアタックからゲームを組み立て、王者南葛の力を見せつけた。
来生「はっはっは! これが南葛の点取り屋、来生哲平様の実力よ!」
滝「わかったわかった。 それにしても山森、いい動きだったぞ」
山森「ありがとうございます!」
井沢「よし、この調子で3回戦も貰ったぜ!」
対して東邦はといえば、こちらも主力の反町、沢田が活躍をしていた。
反町は惜しくもハットトリックを逃すものの、受けたボールはきっちりと決め2得点。
そして沢田は以前とは別人のようなプレイスタイルを見せて、東邦学園の選手たちの度肝を抜きつつ、
しかしまだそのスタイルが不慣れなのか1ゴールに終わった。
沢田「う、うおりゃあっ!!」
バキィンッ!!
敵DF「うわーっ!?」
反町「(本当にパワーで敵を吹っ飛ばしてるよ……タケシ、どうしてこんな事に……)」
若島津「(とはいえ、まだまだ不安定だな……フィジカルが鍛えられたといっても元々小柄、当然か)」
小池「(ラーメンよりスパゲティの方が好きだな)」
434 :
森末(仮)
:2013/10/20(日) 00:15:50 ID:???
〜大会得点王ランキング〜
5得点 来生、反町
4得点 板野、政夫、和夫
3得点
2得点 松山
1得点 井沢、山森、沢田、小池、佐野
〜大会アシスト王ランキング〜
4アシスト 政夫、和夫
3アシスト
2アシスト 井沢、滝
1アシスト 松山、山森、山室、若松
森末「これで2回戦までが終わったよ。それじゃあ
>>415
で得た覚醒ptの精算と行こう」
【現在の覚醒pt:9】
A.パスを上げる(49→50) 消費:7pt
B.タックルを上げる(49→50) 消費:7pt
C.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
D.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
E.今は使わない
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
435 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 00:17:33 ID:k5kuTT0M
E
436 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 00:17:46 ID:ERZuf9lI
E
437 :
森末(仮)
:2013/10/20(日) 00:22:33 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
明日は花輪戦前のミーティングからになると思います。それでは。
438 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 01:52:51 ID:???
乙
そういえば立花兄弟けっこう重要かもしれんね
本編だと能力的にも使い勝手的にもイロモノ気味で終わったけど
439 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 04:31:53 ID:???
新田や反町が育たないなら猿兄弟に頼らざるを得ないね
攻撃専任なら十分役目は果たすだろうし
440 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 08:00:28 ID:???
乙でした。ポイントでドリブルを上げたいなあ。
低いって言われてるけど実はあと1上げればドリブル力の期待値が
松山と並ぶことに皆さん気付いてるだろうか?
441 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 11:33:46 ID:???
試合判定に参加してみたいけど、ダイス引きをやらかしそうな気がする。
これで勝てたら参加してみるか。
★板野→マグナムシュート 60 (
ハート6
)(
4
+
3
)=★
★若林 パンチング 63 (
クラブK
)(
5
+
5
)=★
【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
若林のマークがダイヤの場合、「とめる!」が発動しセーブ力に+3されます。
442 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 17:05:55 ID:???
ドリブル上げて、余ればタックルも鍛えておきたいな
守備が完全に松山任せは不安だ
443 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 20:19:31 ID:???
日向はシュートにタックルもできてスタミナ、Mレベルもあるのか。
虎の相当優遇されてたって再認識させられますわ。
こっちはドリブルとタックルをまずあげた方がいいかな。
444 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 20:26:59 ID:???
Mレベルは皇帝の怒りみたいな強スキルなのに取りたいと思わない。不思議だよね!
445 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 21:08:27 ID:???
板野くんは日向にはない強みが欲しいかな
総合力、浮き球、必殺技、スキルで日向の上にいける感じはしないし
446 :
森末(仮)
:2013/10/20(日) 22:43:42 ID:???
>E.今は使わない
===============================================================
そして翌日、ふらの中学は3回戦を控え宛がわれた部屋で恒例のミーティングをしていた。
当然ながら全員の手元には監督自慢のカーチャン特製ドリンクが入った紙コップがある。
監督「よし、みんなきけ。
今日の試合は立花兄弟を主力とした花輪中学が相手だ。
昨日の錦が丘戦のように、楽に勝てる相手だとは思わない方がいい」
小学生時代から活躍をしている立花兄弟の名は、
当然ながら小学生時代からチームを組み全国大会へと出場しているふらのメンバーも承知である。
昨日の花輪の試合も観戦しており、その実力の程は既に把握済み。
DF達は浮かない表情であり、そんな事を知ってか知らずか監督は更に言葉を続ける。
監督「今日のキーポイントとなるのは、やはり立花兄弟だ。
彼らに対してどう対抗するかが勝敗の分かれ目となるだろう」
松山「監督、それについて考えがあります」
監督「ん? ……なんだ、松山?」
やはり試合のキーとなるのは、立花兄弟を如何にして封じ込めるかである。
監督がそのことについて説明をしている最中、キャプテンである松山は挙手をして自らの考えを話し始めた。
松山「今日の試合……」
447 :
森末(仮)
:2013/10/20(日) 22:45:33 ID:???
先着1名様で、
★松山くんの考え→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→松山「板野をDFとして使いましょう」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→松山「無闇にマークをつけても他の選手を使われる筈です。ここは点の取り合いを挑みましょう」 板野と同じ考えだ!
スペード→松山「俺がDFとして出場して、立花兄弟の攻撃を封殺します」
クラブ→松山「松田と本田を立花兄弟へマークにつけましょう」
>>438
乙感謝です。立花兄弟は日向・翼のいない全日本では貴重な得点源ですね。
>>441
お気軽に判定には参加していただければと思います。
>>443-445
本編では翼や森崎が技やスキルに恵まれているように思えますが、
日向もMLvやダイナモなど有用なスキルを2つ持っていますからね。
448 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 22:46:06 ID:???
★松山くんの考え→
ハート5
★
449 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 22:46:12 ID:???
★松山くんの考え→
ハート5
★
450 :
森末(仮)
:2013/10/20(日) 23:45:32 ID:???
>★松山くんの考え→ ハート5 ★
>松山「無闇にマークをつけても他の選手を使われる筈です。ここは点の取り合いを挑みましょう」 板野と同じ考えだ!
=============================================================================================================
監督「む……しかし、あの兄弟を封じなければ……」
松山「そうやって敗退したのが、昨日の花輪の対戦相手である崎元中です。
立花兄弟に多重マークをつける事で、他の選手たちがフリーで動けました。
結果、中盤の主導権を殆ど握っていたのは花輪です。
変に警戒し過ぎず、いつも通りの俺達のサッカーをやればいいんです」
あまりサッカーに詳しくない監督は、やはりキーマンである立花兄弟を集中的にマークしなければという思考に陥る。
だが、松山はそれを否定し懇々といつものふらののサッカーをすればいいと説いた。
昨日は立花兄弟対策の話題を出していた時に、
それをぶち壊すような点の取り合いをしようと提案する板野を注意したものの、
それはあくまでも立花兄弟対策について考えている時に全く違う話題を出された為。
無闇に立花兄弟に固執しない戦法の有用性も松山は把握しており、
昨夜一晩考えた結果、やはりこれが1番勝率が高いだろうと踏んだのである。
松山「地力でなら、間違いなく俺達が勝っています。
立花兄弟を恐れる事はなく、正攻法で行くのが最善だと思います」
監督「ふ……む……。 いいだろう、ならば俺から何も言うことはない。 いつも通りのふらののサッカーをやってこい!」
ふらのメンバー「「「はい!」」」
そして、基本的に戦術論などは全面的に松山任せな監督はこの意見を承認。
立花兄弟を放置する訳ではないが、さりとて必要以上に警戒をせず、いつも通りのサッカーをする方向で話は纏まり、
松山は改めて一同に向けて声をかけ、フィールドへと向かうのだった。
松山「相手が誰だろうと、俺達のチームワークがNo.1だ!
俺達のサッカーをみせてやろうぜ!」
ふらのメンバー「「「おう!(点の取り合いならキャプテンや板野に任せてオッケーだな)」」」
板野「(違う方向でふらのの皆の気持ちが一つになってる気がする……)」
451 :
森末(仮)
:2013/10/20(日) 23:46:36 ID:???
実況「大会4日目、本日はここ大宮サッカー場では第一試合、ふらの中学VS花輪中学の試合が組まれております。
ふらの中学は1回戦を3−1、2回戦を3−0と点差をつけて勝利しており今大会の優勝候補。
キャプテンの松山くん、ストライカーの板野くんを中心に纏まったチームワークのいいチームです。
対して花輪中学は1回戦、2回戦共に4−0と大差をつけての圧勝でここまで勝ち進んできました。
その原動力となったのは双子のストライカー、立花政夫くんと和夫くんです。
双子ならではの息の合ったプレーは正に全国屈指、今日も大量得点が期待されます」
ワーワー ワーワー
観客「スコア上は花輪の方が優れてるように見えるけど、ふらのは1回戦の相手が手強かったからなぁ」
「単純にスコアだけでは力が計れないな」「どっちも主力が2人いるんだよな。そういう意味じゃいい試合になるんじゃないか?」
朝早くからの試合だというのに、観客席はほぼ満員に近い。
南葛、東邦に次ぐ優勝候補と言われるふらのに、全国常連である花輪中学の試合。
当然ながら観客たちの注目度も高く……偵察に来ている学校も多い。
次藤「さぁ、ここば抜けてくれんとふらのとは戦えんタイ。 なんとしてでも上がってきてもらわんとのう」
佐野「そうですね」
比良戸中のキャプテン、次藤洋とその相棒の佐野満。
小池「なぁ反町、ちょっとコーラ買ってきてくれよ」
反町「……お前なぁ、キャプテンは王様じゃないんだぞ? 自分で買ってこいよ」
若島津「(松山……こんな所で負けるんじゃないぞ)」
北詰「むっ……あのふらのの9番は……確か以前に練習に乱入した……!?
ええい、あんな奴のいるチームのどこが"爽やか旋風"なんだ!」
沢田「お、落ち着いてください監督……」
東邦中のキャプテン(になってしまった男)、小池秀人と愉快な仲間たち。
452 :
森末(仮)
:2013/10/20(日) 23:47:52 ID:???
井沢「松山と立花兄弟か……どちらが上がってきてもおかしくないな」
滝「ふらのはあの板野って奴が入ってかなり戦力は増強したみたいだけどな。
昨日の錦が丘戦で見せた『マグナムシュート』、ありゃ大した威力だぜ」
来生「ハッハッハ、誰が相手だろうとこの俺がいる限り南葛に負けはない!」
石崎「ちぇっ、立花達には小学校時代の借りを返したかったんだけどな」
そして、王者南葛の豪華(?)な面々である。
そんな彼らから離れるようにして、今日も観客席の最上段。
人目につかない場所でこそこそと試合の様子を見守っているのは、サングラスをかけた大人2人。
片桐「ふらのVS花輪……これは全日本のFWを決める意味でも、重要な試合になってくるかもしれませんね」
見上「ああ。 ふらのの板野、彼のシュートは明らかに中学生離れしている。
だが、花輪の立花兄弟のコンビプレーもまた中学生離れしたものであるのは事実だ。
今日の試合だけでは断定は出来んだろうが、どちらを軸にするか。
それを決める為の指針にはなる試合だろう」
日本における深刻な決定力のあるFW不足。
その問題を解決するかのように、彗星のように現れた板野住明。
片桐達は彼に対して多大な期待は寄せていたが、しかしその実績はまだ少ない。
小学生時代からコンスタントに活躍をし、名前も聞く立花兄弟。
彼らの活躍、成長ぶりにあっては、全日本Jrユースにおいて主軸とするべき選手も変わってくると見上は言う。
片桐「問題は立花兄弟がどれだけ成長をしているか、ですか……」
見上「トライアングルシュートは確かに強力だが、あれ一本ではやはり世界には通用せんだろう。
後一歩、決め手があればわからんがな……」
453 :
森末(仮)
:2013/10/20(日) 23:48:54 ID:???
政夫「へへ、久しぶりだな松山」
和夫「怪我はすっかり治ったみたいだな」
松山「ああ、お陰様でな」
そしてフィールド上。
入場をする花輪中とふらの中は、試合開始前から火花を散らしつつも、
互いに喧嘩腰にならない程度の会話をするだけのスポーツマン的行動は弁えていた。
特に立花兄弟は去年、松山が不慮の事故により棄権をした事を目の前で見てしまっており、
ライバルの1人の怪我が無事に治った事に心底安堵をしているようである。
板野「(一応立花兄弟とは俺も顔見知りな訳だし……何か話しておこうかな)」
A.「今日の試合、お前たちの空中サッカーは通用しないぜ!」 立花兄弟対策はバッチリだと宣言する
B.「今日の試合、お前たちのスカイラブハリケーンは通用しないぜ!」 スカイラブハリケーンを知ってるとばらしてしまう
C.「去年言ってた試合が実現したね。 今日はよろしく」 爽やかに握手を求める
D.「怪我の時は迅速に対応してくれてありがとうな。 お前の指示のお陰だよ、政夫」 政夫の指示に礼をする
E.「怪我の時は迅速に対応してくれてありがとうな。 お前の指示のお陰だよ、和夫」 和夫の指示に礼をする
F.「今度はお前たちが怪我しないように気を付けるんだな」 意味深なさらばサッカーな台詞を吐く
G.「(別にいいか……)」 何も言わない
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
454 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 23:51:24 ID:P7jeu/aI
H 「お前たちのコンビプレイはお見通しだ!」 だが防ぐとは言わないぞ
455 :
森崎名無しさん
:2013/10/20(日) 23:52:08 ID:25ZoxmNY
C
456 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 00:03:06 ID:fNPTBnnA
C
457 :
森末(仮)
:2013/10/21(月) 00:21:34 ID:???
>C.「去年言ってた試合が実現したね。 今日はよろしく」 爽やかに握手を求める
================================================================================
和夫「そういやそんな事も話してたっけな」
政夫「ああ、よろしく頼むぜ。 もっとも、勝たせてもらうのは俺達だけどな」
去年の全国大会、偵察に向かった際に立花兄弟と初対面をした時、
板野はもしもふらのと花輪が対戦をすればお互いに点の取り合いになりそうだと発言をしていた。
この時立花兄弟は会った事のない人物である板野が自分達の特色をよく知っており、
自分たちを強敵だと認識している事に気を良くしていたのである。
その時からも板野に対しては好印象を抱いていたが、
改めてその時の記憶を呼び起こし、更には爽やかに挨拶をしてきた板野には握手に応じる構えを見せる。
松山「(そうだ……今年は去年とは違う。 もうあんな事故で北海道に帰るなんて真似はしない……出来ないんだ。
これが最後の夏、自分の為にも……藤沢の為にも!)」
板野「(今年の俺にはマグナムシュートがある。 これがある限り、俺は負ける訳にはいかないんだ)」
和夫「(今日の相手は一筋縄じゃいかない……場合によっては"アレ"を使う必要が出てきたな)」
政夫「(ああ、今年こそ俺達は負けない……。 日本で最強のコンビは俺達なんだ!)」
そしてその水面下では、お互いに譲れないものを抱きながら闘志を燃やす。
爽やかに、しかし、絶対に負けないという意地をぶつけ合う両陣営。
審判「(うむ、これでこそスポーツマンらしい……)」
その姿は審判も思わず感心してしまう程のスポーツマンシップに溢れるものであった。
森末「(……心配になって見に来ちゃったよ。 ……やっぱり試合の相手は花輪、か。 )」
………
……
…
458 :
森末(仮)
:2013/10/21(月) 00:23:44 ID:???
森末「さぁ皆、いよいよ3回戦、花輪中学との闘いになるよ。
花輪は東一中とは打って変わって攻撃のチーム。中心選手は当然立花兄弟だ。
彼らの空中サッカーには、流石のふらのも手を焼くかもしれないね。
でもこれがまだ3回戦。こんな所で終われないよ! 以下がフォーメーションになるよ」
花輪 4−4−2
−−@−− @吉倉
−B−A− B村沢 A中村
D−−−C D青田 C武田
−−−−−
−G−I− G玉井 I相本
J−−−E J小野 E塩田
−F−H− F和夫 H政夫
−−−−−
−−−−−
−−H−− H板野 830/830
J−−−F J小田 650/650 F山室 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700
ふらの 4−3−3
459 :
森末(仮)
:2013/10/21(月) 00:25:00 ID:???
お互いに準備運動が終わり、キャプテン同士がセンターサークルでコイントスを待つ。
小学生時代からの付き合いである松山と立花兄弟たちであるが、
こうして実際に試合をするのは初めての事である。
松山「同じ北国の相手とはいえ……いや、だからこそ負けられないぞ!」
和夫「(なんでやたら北国な事を推すんだろ?)へっ、さっきも言っただろ。 勝たせてもらうのは俺達さ。 あ、表でお願いします」
松山「じゃあ、こちらは裏で」
審判「うむ」
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