キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】

1 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:45:22 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379332155/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野は松山らと交流を深めつつ、2年生の際全国大会へ。
世代でもトップクラスの中西と戦うも、先制点を挙げる活躍を見せた。
しかし何者かの陰謀か、松山が負傷し他のメンバーも腹痛を訴え棄権、涙を呑んで大会を後にした。
若島津健との闘いで自身の力の低さを認識するも、新シュートの開発をし克服。
3年目、藤沢の転校を聞かされ揺れるふらのメンバー達と共に道大会を突破、全国大会への切符を手に入れた。

386 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 19:48:58 ID:???
俺はドリブルの予定なんだが・・・
このドリブル値だと井沢とかタケシにマークされるときつそう

387 :森末(仮):2013/10/19(土) 20:46:02 ID:???
>B.「(いや、残って皆がサボらないか目を光らせておこう)」 残って練習をする
>C.今は使わない
===============================================================================
板野「(それに、松山と藤沢を二人っきりにしてあげたいしね)」

大会が終わるとアメリカへと引っ越してしまう藤沢。
例え優勝まで勝ち残っても、その時間はほんの僅かである。
一分一秒でも長く2人を一緒にしてあげようと考えた板野は、偵察にはついていかず残って練習をする事を決断する。
こうして松山は藤沢と共に練習の為に借りていた中学校を後にし、大宮サッカー場へと向かった。

松山「…………」
藤沢「…………」
松山「やっぱり、東京は暑いな。 まだこっちに出てきて時間が経ってないけど、北海道が恋しいぜ」
藤沢「そうね……私もまた、北海道に帰りたいわ」

大宮サッカー場をへと向かう近道である公園を通り抜けながら、
制服姿の松山と藤沢は公園内を流れる川沿いの道を歩いていた。

松山「(うっ……)」
仲の良さそうなカップル「……」イチャイチャ
松山「(そ、そういえば今日は日曜日だったな。 人……っていうか、カップルが多いや)」

松山達は知らぬ事ではあるが、この公園は景色などもよくカップルのデートスポットとしてよく使われる場所である。
日曜日である今日は特にカップルたちも多く、
藤沢と共に歩いている松山はどうしても藤沢の事を意識してしまう。

松山「(俺達も傍から見ればそういう風に……いや、でも……)」
藤沢「………………」

388 :森末(仮):2013/10/19(土) 20:47:24 ID:???
先着1名様で、

★北の国から〜初恋〜→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→藤沢「松山くん、私疲れちゃって……ちょっとあそこで休憩を……」 ゴテゴテしたホテルを指さす藤沢さんだ!
ハート10以上→藤沢「人が多くて、はぐれると困るから……」ピト なんと藤沢が松山と腕を組みに行った!
クラブA・2→藤沢「妬ましい……」チャキ 幸せそうなカップルを妬む藤沢さんだ!
それ以外→特に何もありませんでした。

389 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 20:50:19 ID:???
★北の国から〜初恋〜→ スペードQ


390 :森末(仮):2013/10/19(土) 21:22:27 ID:???
>★北の国から〜初恋〜→ スペードQ =特に何もありませんでした。★
====================================================================
麗らかな陽気の中、思い人と共に景観のいい公園を散歩。
おまけに周囲はカップルだらけでそういった雰囲気に流されやすいという最高のシチュエーションながら、
松山も藤沢もいまいち一歩を踏み出せないままだった。
藤沢は基本的に引っ込み思案、松山もサッカーに関しては情熱的であるものの、
こと恋愛ごととなると完全に奥手である。

松山「(でも何も言わないっていうのも、なんか居心地悪いし……)なあ藤沢……」
藤沢「? なぁに、松山くん?」
松山「俺達、今年は絶対に優勝をしてみせるから……それまでは、絶対に俺達を見ててくれよな。
   お前にあの優勝旗を俺達が持っている姿を見せる。
   それがお前に対する最高のはなむけになると思うんだ」
藤沢「うん……明日の試合も、その次も……精一杯、応援するから」

それでもこのまま無言というのも味気ないと松山は口を開くが、
その口から飛び出してきたのはやはりサッカーの事であった。
もう少し色気のある話をしてもいいのではないかとも思われるが、松山もそこは不慣れ。
だが、藤沢もそのことは重々承知をしているのか、笑顔を見せて松山達を応援すると返答を返すのだった。

松山「その為にも、偵察はちゃんとしておかなきゃな。 少し急ごうか、藤沢」
藤沢「あ、待って松山くん!」

391 :森末(仮):2013/10/19(土) 21:23:37 ID:???
こうして松山達が甘酸っぱい青春の寸劇をしていた頃、
東邦学園サッカー部もまたふらの中学のその他の面々と同じように練習を行っていた。
とはいえ、こちらは近くの中学を使うという訳ではなく、地元東京の東邦グラウンドへと帰っての練習である。
去年までは埼玉に宿舎を借りていた東邦学園であるが、今年は宿は借りず試合がある毎にバスで埼玉へと出向いている。

これには毎年優勝候補と言われながら南葛に2度も優勝を渡してしまった為に予算を削減され宿を取る事が出来なくなっただとか、
或いは今年こそは優勝をと設備の整っている東邦学園で大会中も練習を繰り返し基礎力を高めようとしているとか噂されているが、
監督である北詰は特にその点については言及をしていなかった。

ただ、いずれにせよ東邦が今年こそは優勝をもぎ取ると意欲を出してきているというのは紛れもない事実である。

北詰「よし、午前の練習はそこまで! これより休憩に入るぞ」
東邦メンバー「「「はい!」」」

あまりオーバーワークになってしまっては元も子もないと比較的軽い練習を終えた後、
選手達は短い休憩時間で出来る限り体力を回復させようと休み始める。
その光景を見ながら北詰は若島津の元へと歩み寄ると、少しばかり不安そうな声色で話しかけた。

北詰「若島津、沢田からは連絡などはお前の元に届いていないのか?」
若島津「ええ……そろそろ、連絡が来る頃とは思いますけど。
    (タケシめ……いい加減遅すぎる。 もう大会は始まっているんだぞ)」

北詰にとって不安要素だったのは、中盤の要である沢田タケシの離脱である。
吉良監督によって半ば誘拐同然の形で連れ去られた彼を北詰は未だに身内の不幸があって出て来れないのだと勘違いをしていたが、
それでも姿を消してから既に1週間以上は経過をしてしまっている。
幾らなんでも連絡の一つも寄越さないのはおかしいと北詰は訝しがり、
若島津ら誤魔化した側もこれ以上は騙すのも限界があると焦り始めるのだが……。

392 :森末(仮):2013/10/19(土) 21:25:46 ID:???
沢田「か、監督……ただいま、戻りました……」
北詰「その声は……沢田、帰ったのか!?」

丁度このタイミングで、沢田は東邦学園の練習グラウンドへと姿を現した。
本当に身内に不幸がありやむにやまれず離脱をしたのかと疑惑を抱きかけていた北詰だったが、
ギリギリまだ不幸があった事に納得がいく範囲内で彼が姿を見せた事で疑念を解消させ、
声のした方向へと振り向き彼の姿を見ようとする。

そこにいたのは……。

先着1名様で、

★帰ってきたタケシ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→沢田「一回戦は突破出来たようだな。 俺がいないのによくやったと言っておこう」 なんか性格変わってる!?
ダイヤ・ハート→沢田「明日から……普通のサッカーが出来ますよね?」 浅黒く焼けてボロボロのユニフォームのタケシだ!
スペード→沢田「うぅっ……早く伸びないかなぁ」 ダイヤ・ハート+小学生時代のような坊主頭の沢田だ!
クラブ→沢田「うっ、うっ……うわぁぁん!」 ダイヤ・ハート+サッカーボールカットの沢田だ!

393 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 21:26:38 ID:???
★帰ってきたタケシ→ ハート4

394 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 21:26:38 ID:???
★帰ってきたタケシ→ クラブ6

395 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 21:27:47 ID:???
どんな方向に進化したか・・・

396 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 21:30:44 ID:???
恐らくダーティディフェンスやマリーシア持ちと見た。
そうなると地味に厄介だな。

397 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:07:04 ID:???
>★帰ってきたタケシ→ ハート4 ★
>沢田「明日から……普通のサッカーが出来ますよね?」 浅黒く焼けてボロボロのユニフォームのタケシだ!
=====================================================================================================
北詰「沢田……その姿は……」

姿を現した沢田は、北詰の知っていた頃の沢田とは一変をしていた。
まずその肌の色は少し色白であったものが浅黒い褐色のそれへと変化をし、
着ているユニフォームもズタボロの、正に野生児と言えるような姿となっていたのである。
思わず絶句をする北詰であるが、一体何があったのかと沢田に問いかけようとするも……。
若島津はその北詰の様子を察知し、素早く口から出まかせを並べ立てる。

若島津「タケシ……その姿はおばあさんの事を忘れる為に、一心不乱にサッカーに取り組もうという心の現れだな」
沢田「へっ?(僕のお婆ちゃん、ピンピンしてるんだけどな……)」
北詰「なるほど、ユニフォーム姿で現れたというのはそういう気持ちの表れか。
   だが、どうしてそんなにボロボロに……それに、その肌の色は……」
若島津「タケシの実家は埼玉ですが、おばあさんの家は九州だそうです。
    それにタケシは小学生時代から日焼けをしやすい体質でしたから……なぁタケシ!」
沢田「え、え? えっと……はい(お婆ちゃん、僕の家で一緒に住んでるんだけど……)」
若島津「ユニフォームがボロボロなのはあれでしょう、洗濯の時になったんでしょう! なぁタケシ!」
沢田「え、ええ(うちの洗濯機最新式だけど……)」
北詰「ふむ……」

398 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:08:11 ID:???
非常に苦しい言い訳であったが、奇跡的にも北詰は納得をしたようであり、
それ以上沢田に詰問をする事はなく以後は沢田の大会への参加を認めた。
これに安堵をした若島津は、北詰がその場から離れた頃を見計らい沢田にいなくなっていた間の事情を説明。
勝手に祖母を亡くなった事にされた沢田はあまりいい顔をしなかったものの、
北詰の性格を考えれば妥当な事だと判断をしつつ今度は自分が吉良監督の元で得た成果について説明を始める。

若島津「それで、どうだったんだ? 吉良監督の練習の方は」
沢田「地獄でした……沖縄まで連れて行かれて、台風の中海に向かってシュートを連発させられて……」
反町「……それ下手すりゃ死んでたんじゃないか?」
小池「でも、ガタイは良くなったよな? 筋肉もかなりついたんじゃないか?」

スパルタという言葉すら生暖かい、吉良のコーチング。
地獄の日々は沢田にとって思い出したくもないトラウマとなってしまっていたが、
その代償として沢田は強靭なフィジカルとボディバランスを手に入れていたようである。

沢田「大きな高校生を相手に、テクニックじゃなくてパワーで抜くなんて練習もさせられましたから……。
   パワーがあってこそテクニックが光る、とか言われましたけど……」
小池「力こそパワーだからな」
反町「まぁ、無事ならよかったよ……明日からの試合、出れるんだよな?」
沢田「はい、それは大丈夫です! 怪我とかもしてませんから」
若島津「頼りにしているぞ、タケシ」

弱点であるフィジカルの弱さ、当たりの弱さを克服した沢田。
一回り大きくなった彼の姿を見て少しの不安とそれを超える期待を抱きながら、
新たに戦力を増強した東邦学園の面々は午後の練習に精を出し始めた。

399 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:09:12 ID:???
そしてこの日、松山達が観戦にいった会場とは別の会場では比良戸が1回戦突破を決めていた。
スコアは1−0、対戦校は何度かチャンスを作っていたもののシュートを決める事は終ぞできず、
全国大会初出場の比良戸はFW・佐野の先取点を守りきりスミ一で2回戦へと駒を進める。

次藤「フッ、ワシらが本気を出すのはふらのとの闘いからタイ。
   それまではわざわざ力ば見せんでよか」
佐野「そうですね」

こうして大会2日目の日程も全て終わり、明くる日。
ふらの中学の面々は錦が丘との2回戦の前に、
3回戦で当たるだろう全国屈指の攻撃力を持つ双子のFW、立花兄弟のいる花輪中学の観戦へとやってきていた。

実況「さぁ花輪中学、またも攻め入った!
   ここまで3−0、超攻撃的なサッカーで2回戦でも大量得点を決めている花輪!
   立花政夫くんがボールをキープし……これをゴール前に挙げた!」

政夫「それっ、和夫! こいつで決めろ!」
和夫「オッケー、兄ちゃん! そらっ!」

実況「決まった、ゴール! これで花輪中学の最強コンビ、立花兄弟は2試合続けて2ゴール2アシストを記録!
   やはりこのコンビこそが日本でのゴールデンコンビと言えるでしょう」

板野「(翼がいないから、岬とのゴールデンコンビ自体も認知されていないんだよな……。
    そうなると確かに、日本で最強のコンビプレイヤーはこいつらになるのか)」
松山「やっぱり強いな、花輪は。 特にあの立花兄弟の攻撃力はどうしようもない」
佐瀬「ドリブルも上手いし、パスワークも非凡ですからね(やだなぁ……DFの俺の出番が増えちゃいそうだ……)」
加藤「(流石に失点しないって訳にはいかないんだろうなぁ……あー、やだやだ)」

400 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:10:42 ID:???
試合の展開は大方の予想通り、花輪中学の大量リード。
立花兄弟は温存をする事もなく得点を稼ぎまくり、後半20分の時点で4−0と大きく対戦校を突き放している。
殆ど無名校とはいえ、相手も地元を代表し、1回戦を突破してきたチーム。
それを相手に4点差をつけるとなると、やはり強敵であると考えて間違いがないだろう。

板野「(しかもスカイラブハリケーンやデルタツインも使ってないもんな……。
    浮き球に強いからボレーとかヘディングでも十分って事なんだろうか?
    それはともかく、何か言っておこうかな?)」

A.「いいぞ、立花兄弟! もう1点くらい取っちゃえ!」 立花兄弟を応援する
B.「何やってるんだ崎元中! そんな双子の猿にいいようにされて!」 対戦校の方を応援する
C.「立花兄弟! もったいぶってないでスカイラブハリケーン見せろ!」 スカイラブハリケーンの存在を暴露する
D.「明日はどうやって立花兄弟を封じるかが問題になるのかな?」 立花兄弟対策を仲間と相談する
E.「明日は点の取り合いかな。 見ている限り無失点だけど花輪の守備力は大したことがなさそうだ」 明日の試合の展開について相談する
F.「(いや、何も言わなくていいや)」
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

401 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:11:48 ID:Q6yBOqbE
D

402 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:12:55 ID:dSxxeXAg
D

403 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:19:31 ID:???
片方を徹底マークして機能不全に追い込むか

404 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:26:32 ID:???
>D.「明日はどうやって立花兄弟を封じるかが問題になるのかな?」 立花兄弟対策を仲間と相談する
==============================================================================================
松山「ああ……あいつらに好き勝手やらせていたらまずい。
   だから立花兄弟を封じなければならないんだが……」
本田「そう簡単に対策出来たら問題は無いんですよね……」

実際、今日の試合でも立花兄弟封じの為に対戦校はマークをつけている。
しかし、立花兄弟もボール捌きには強い自信を持つFWである。
並大抵の選手ではあっさりとかわされ、この試合でも次々にゴールを量産しているのが実情だ。

松山「それに片方をマークした所で、もう一人はフリーになってしまう。
   コンビプレイをある程度制限する事は出来るかもしれないが……」
板野「うーん……」

A.「コンビプレイをさせないだけでも十分だ。松山が政夫のマークにつけばいいんじゃないか?」 松山をマークにつけさせる
B.「タックルの上手い本田、パスカットの上手い松田を2人につけたらいいんじゃないか?」 本田と松田をマークにつけさせる
C.「いや、俺が勝負をしてみたい。 俺に政夫のマークにつかせてくれ」 板野がマークに志願する
D.「俺と松山で立花兄弟を抑え込もう」 松山と板野でマークにつく
E.「松山をDFで起用するのはどうかな?」 松山をスイーパーにする
F.「いい案が思いつかないなぁ……」 何も思いつかない
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

405 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:28:03 ID:jAbXBEdE


406 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:28:11 ID:tiee7i3Q
G 最後は絶対浮き玉だから、大胆にフォーメーションチェンジしよう。

407 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:28:20 ID:Q6yBOqbE
B

408 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:28:40 ID:???
G あの超アクロバティックなプレイはガッツを多大に消耗するはず
  ここは俺と松山の二人共攻撃に専念して殴り合いだ!

409 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:29:41 ID:R4t3/eLU
G あの超アクロバティックなプレイはガッツを多大に消耗するはず
  ここは俺と松山の二人共攻撃に専念して殴り合いだ!

すいませんチェック取り忘れました

410 :407:2013/10/19(土) 22:30:38 ID:tiee7i3Q
>>409に変更お願いします

411 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:32:44 ID:???
>>410 変更了解です。

412 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:38:07 ID:???
殴り合いって封じてねえw

413 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:46:35 ID:???
いわれてから気付いたですタイ、でも一番勝率が高いと思ったんですタイ。

414 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:17:30 ID:???
>G.あの超アクロバティックなプレイはガッツを多大に消耗するはず
>  ここは俺と松山の二人共攻撃に専念して殴り合いだ!
===============================================================================
ここで板野は立花兄弟のプレーを止めるのは困難だと判断をし、むしろ点の取り合いを挑むべきだと考えた。
守備を放棄しエースの板野と松山に頼る戦法はふらのの多くのメンバーに受け入れられ、
点の取り合いでなら負けないだろうと一同も賛同するのだが、
キャプテンである松山だけは眉を顰め難しい顔をしながら板野に注意をする。

松山「板野、それは根本的な問題解決になってないぞ。
   そもそも問題はどうやって立花兄弟の対策を練るかって話だったのに……」
板野「うっ……うん、確かにそうだけど……」
松山「それにアクロバティックなプレーって言ったって、
   今日立花兄弟が見せたのはただのヘディングやボレー……。
   まぁ、確かに、あのワンツーリターンはアクロバティックって言ってもいいのかもしれないけど、
   それだってそこまで体力を消耗するようなものじゃないと思うぜ」
板野「(しまった、今日の試合では>>400の通りスカイラブハリケーンとかは使ってないんだ……)」

キャプテンとして、あまり戦術面で頼りにならない監督の代わりに指揮を取る事も多い松山。
その戦術眼は確かなものであり、板野の発言の矛盾を的確につく。
このツッコミに板野はぐうの音も出ずばつが悪そうに頬をかくのだが、
松山も少し板野が落ち込んだのを察してかそれ以上は詰るような事は言わずフォローするように続ける。

松山「まあ……色々意見言ってくれるのはありがたいけどな」
板野「う、うん……」
松山「(でもやっぱり消耗は狙えそうにないんだよな……俺が守備的に動くしかないだろうか)」

こうして花輪中学の偵察は終わった。
結果的にスコアは4−0、立花兄弟の大活躍で花輪中学は3回戦へと駒を進める。

415 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:18:37 ID:???
そして次の試合、板野達ふらの中学は錦が丘と対戦をした。
事前に偵察をした松山曰く、守備にしろ攻撃にしろ東一中の方が激しかったというチーム。
それでも一応は気を引き締め、一同は試合に臨んだ。

先着5名様で、

★板野の得点→! card+! dice★

★松山の活躍→! card★

★小田の活躍→! card
 山室の活躍→! card
 中川の活躍→! card★

★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card★

★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野がダイヤの時、4得点。ハート・スペードの時は3得点。クラブの時は2得点。
 数値が10以上の場合は1アシストがつきます。
 JOKERが出た場合は6点を取りダブルハットトリック+2アシスト。更に覚醒ptが5pt入ります。ダイスの数字は、直接覚醒ptになります。
※松山がダイヤの時、2得点・1アシスト。ハートの時、1得点・1アシスト。スペード・クラブの時、1アシスト。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。
 中川は途中出場になる為にダイヤ・ハートのK・JOKERのみ効果があります。

416 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:19:07 ID:???
★板野の得点→ クラブ8 + 5

417 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:19:24 ID:???
★松山の活躍→ ハート7

418 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:19:35 ID:???
★松山の活躍→ クラブ5

419 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:19:47 ID:???
★小田の活躍→ クラブ6
 山室の活躍→ スペード9
 中川の活躍→ スペードK

420 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:20:41 ID:???
★若松の活躍→ スペード7
 金田の活躍→ ハートK
 加藤の活躍→ ダイヤ10

421 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:20:41 ID:???
★若松の活躍→ スペードK
 金田の活躍→ スペードA
 加藤の活躍→ ハート7

422 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:23:04 ID:???
★本田の活躍→ ハートA
 松田の活躍→ スペード5
 近藤の活躍→ ダイヤA
 佐瀬の活躍→ ハートJ


423 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:47:33 ID:???
>★板野の得点→ クラブ8 + 5 ★
>★松山の活躍→ ハート7 ★
>★小田の活躍→ クラブ6
> 山室の活躍→ スペード9
> 中川の活躍→ スペードK ★
>★若松の活躍→ スペード7
> 金田の活躍→ ハートK
> 加藤の活躍→ ダイヤ10 ★
>★本田の活躍→ ハートA
> 松田の活躍→ スペード5
> 近藤の活躍→ ダイヤA
> 佐瀬の活躍→ ハートJ ★
>板野は2得点、松山は1得点・1アシスト。金田が覚醒しフラグ・パスカットを習得。
=======================================================================================
錦が丘中学は、松山が偵察をした通り決して強いチームとは言えなかった。
だが、彼らも1回戦のふらのの試合を偵察でもして警戒をしていたのか、
板野と松山というふらのの2人のエースを封じ込めようと人数をかけてマークをする。
強引に抜けない事もない松山であったが、わざわざ敵がこちらに人数を割いてくるのなら、
ここは仲間たちの力を借りて攻め込むのが正道だろうと判断。
板野、松山を除く攻撃陣を中心にゲームを組み立てさせた。

これにはふらの中メンバーも内心いい顔はしなかったが、それでも戦術上間違ってはいない為文句は出ない。
前半16分、MFの若松から板野へと低いセンタリングが上がりこれを決め先取点。
前半27分、前がかりになっていた錦が丘のパスを金田がカット、マークが薄くなっていた松山にボールが渡り、
慌ててプレスをかけてきた錦が丘を嘲笑うかのように松山が板野へとパスを出しマグナムシュートで2点目。
そして後半23分、最後まで粘りを見せた錦が丘だが緊張の糸が切れたのか松山の近くでボールを持ってしまい当然のようにカット。
地を這う北国シュートで駄目押しの3点目を挙げ、危なげなく勝利をするのだった。

和夫「やっぱり3回戦で当たるのはふらのだな」
政夫「そうこなくっちゃな! 明日は俺達の秘密兵器の出番がありそうだ」

424 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:48:40 ID:???
そして他方の会場で行われていた南葛、東邦の2回戦。
南葛は2年生ながら次期主将候補と言われている山森を先発出場させ、
東邦もようやく帰ってきた1年生ゲームメイカーの沢田を投入する。

井沢「落ち着いて行けよ、山森」
山森「はい、キャプテン!」

若島津「どれほど力をつけたのか、試してこいタケシ」
沢田「はい!」

425 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:49:43 ID:???
先着2名様で、

★来生の活躍→! card
 反町の活躍→! card★

★井沢の活躍→! card
 滝の活躍→! card
 山森の活躍→! card
 沢田の活躍→! card
 小池の活躍→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。

【井沢・滝・山森・小池小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。

426 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:50:31 ID:???
★来生の活躍→ ダイヤ6
 反町の活躍→ ハートJ

427 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:50:41 ID:???
★井沢の活躍→ ダイヤA
 滝の活躍→ スペード8
 山森の活躍→ ダイヤ4
 沢田の活躍→ ハート6
 小池の活躍→ クラブQ


428 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:51:41 ID:???
小池が地味に忍者に!?

429 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:56:30 ID:???
>>428 oh...沢田の間違いでしたね。とりあえず引いてみてください。

先着1名様で、

★小池忍者説→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→小池「実は俺の親父が担任してるクラスに忍者と知り合いの子がいて……」 ラーメン好きそう
それ以外→小池「忍者なんている訳ないじゃないか、メルヘンじゃあるまいし」

430 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:57:39 ID:5x8roNiY
★小池忍者説→ ダイヤJ

431 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:59:26 ID:???
そう簡単にキャラ立ちはしないかw

それはおいといて来生はハットトリックをやり返したか。
板野もやっておきたいが…

432 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 00:03:45 ID:???
得点稼ぎの一番の狙い目は間違いなく次の3回戦だね。キーパーが多分一番弱い。
キックオフシュートでも入りそう。


433 :森末(仮):2013/10/20(日) 00:14:48 ID:???
>★来生の活躍→ ダイヤ6 =ハットトリック!
> 反町の活躍→ ハートJ =2得点!★
>★井沢の活躍→ ダイヤA =1ゴール1アシスト!
> 滝の活躍→ スペード8 =1アシスト!
> 山森の活躍→ ダイヤ4 =1ゴール1アシスト!
> 沢田の活躍→ ハート6 =1ゴール!
> 小池の活躍→ クラブQ =何も無し!★
=================================================================================
今日の試合は両チームともに乱打戦となったが、
攻撃力に優れる南葛は特に大量得点を奪い5点差をつけての勝利となった。
エースストライカーである来生は無闇にボールを持ちすぎず、シュートに専念する事でハットトリックを達成。
普段は守備的な位置にいる事の多い井沢、全国初出場である山森も積極的にゴールを狙い、1ゴール1アシストを決める。
いぶし銀な活躍をする滝も得意のサイドアタックからゲームを組み立て、王者南葛の力を見せつけた。

来生「はっはっは! これが南葛の点取り屋、来生哲平様の実力よ!」
滝「わかったわかった。 それにしても山森、いい動きだったぞ」
山森「ありがとうございます!」
井沢「よし、この調子で3回戦も貰ったぜ!」

対して東邦はといえば、こちらも主力の反町、沢田が活躍をしていた。
反町は惜しくもハットトリックを逃すものの、受けたボールはきっちりと決め2得点。
そして沢田は以前とは別人のようなプレイスタイルを見せて、東邦学園の選手たちの度肝を抜きつつ、
しかしまだそのスタイルが不慣れなのか1ゴールに終わった。

沢田「う、うおりゃあっ!!」

バキィンッ!!

敵DF「うわーっ!?」
反町「(本当にパワーで敵を吹っ飛ばしてるよ……タケシ、どうしてこんな事に……)」
若島津「(とはいえ、まだまだ不安定だな……フィジカルが鍛えられたといっても元々小柄、当然か)」
小池「(ラーメンよりスパゲティの方が好きだな)」

434 :森末(仮):2013/10/20(日) 00:15:50 ID:???
〜大会得点王ランキング〜

5得点 来生、反町
4得点 板野、政夫、和夫
3得点 
2得点 松山
1得点 井沢、山森、沢田、小池、佐野

〜大会アシスト王ランキング〜

4アシスト 政夫、和夫
3アシスト 
2アシスト 井沢、滝
1アシスト 松山、山森、山室、若松

森末「これで2回戦までが終わったよ。それじゃあ>>415で得た覚醒ptの精算と行こう」

【現在の覚醒pt:9】

A.パスを上げる(49→50) 消費:7pt
B.タックルを上げる(49→50) 消費:7pt
C.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
D.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
E.今は使わない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

435 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 00:17:33 ID:k5kuTT0M
E

436 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 00:17:46 ID:ERZuf9lI
E

437 :森末(仮):2013/10/20(日) 00:22:33 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
明日は花輪戦前のミーティングからになると思います。それでは。

438 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 01:52:51 ID:???

そういえば立花兄弟けっこう重要かもしれんね
本編だと能力的にも使い勝手的にもイロモノ気味で終わったけど

439 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 04:31:53 ID:???
新田や反町が育たないなら猿兄弟に頼らざるを得ないね
攻撃専任なら十分役目は果たすだろうし

440 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 08:00:28 ID:???
乙でした。ポイントでドリブルを上げたいなあ。
低いって言われてるけど実はあと1上げればドリブル力の期待値が
松山と並ぶことに皆さん気付いてるだろうか?

441 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 11:33:46 ID:???
試合判定に参加してみたいけど、ダイス引きをやらかしそうな気がする。
これで勝てたら参加してみるか。

★板野→マグナムシュート 60 ( ハート6 )( 4 + 3 )=★
★若林 パンチング 63 ( クラブK )( 5 + 5 )=★

【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
若林のマークがダイヤの場合、「とめる!」が発動しセーブ力に+3されます。

442 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 17:05:55 ID:???
ドリブル上げて、余ればタックルも鍛えておきたいな
守備が完全に松山任せは不安だ

443 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 20:19:31 ID:???
日向はシュートにタックルもできてスタミナ、Mレベルもあるのか。
虎の相当優遇されてたって再認識させられますわ。
こっちはドリブルとタックルをまずあげた方がいいかな。

444 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 20:26:59 ID:???
Mレベルは皇帝の怒りみたいな強スキルなのに取りたいと思わない。不思議だよね!

445 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 21:08:27 ID:???
板野くんは日向にはない強みが欲しいかな
総合力、浮き球、必殺技、スキルで日向の上にいける感じはしないし

446 :森末(仮):2013/10/20(日) 22:43:42 ID:???
>E.今は使わない
===============================================================
そして翌日、ふらの中学は3回戦を控え宛がわれた部屋で恒例のミーティングをしていた。
当然ながら全員の手元には監督自慢のカーチャン特製ドリンクが入った紙コップがある。

監督「よし、みんなきけ。
   今日の試合は立花兄弟を主力とした花輪中学が相手だ。
   昨日の錦が丘戦のように、楽に勝てる相手だとは思わない方がいい」

小学生時代から活躍をしている立花兄弟の名は、
当然ながら小学生時代からチームを組み全国大会へと出場しているふらのメンバーも承知である。
昨日の花輪の試合も観戦しており、その実力の程は既に把握済み。
DF達は浮かない表情であり、そんな事を知ってか知らずか監督は更に言葉を続ける。

監督「今日のキーポイントとなるのは、やはり立花兄弟だ。
   彼らに対してどう対抗するかが勝敗の分かれ目となるだろう」
松山「監督、それについて考えがあります」
監督「ん? ……なんだ、松山?」

やはり試合のキーとなるのは、立花兄弟を如何にして封じ込めるかである。
監督がそのことについて説明をしている最中、キャプテンである松山は挙手をして自らの考えを話し始めた。

松山「今日の試合……」

447 :森末(仮):2013/10/20(日) 22:45:33 ID:???
先着1名様で、

★松山くんの考え→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「板野をDFとして使いましょう」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→松山「無闇にマークをつけても他の選手を使われる筈です。ここは点の取り合いを挑みましょう」 板野と同じ考えだ!
スペード→松山「俺がDFとして出場して、立花兄弟の攻撃を封殺します」
クラブ→松山「松田と本田を立花兄弟へマークにつけましょう」

>>438
乙感謝です。立花兄弟は日向・翼のいない全日本では貴重な得点源ですね。
>>441
お気軽に判定には参加していただければと思います。
>>443-445
本編では翼や森崎が技やスキルに恵まれているように思えますが、
日向もMLvやダイナモなど有用なスキルを2つ持っていますからね。

448 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 22:46:06 ID:???
★松山くんの考え→ ハート5

449 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 22:46:12 ID:???
★松山くんの考え→ ハート5

450 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:45:32 ID:???
>★松山くんの考え→ ハート5 ★
>松山「無闇にマークをつけても他の選手を使われる筈です。ここは点の取り合いを挑みましょう」 板野と同じ考えだ!
=============================================================================================================
監督「む……しかし、あの兄弟を封じなければ……」
松山「そうやって敗退したのが、昨日の花輪の対戦相手である崎元中です。
   立花兄弟に多重マークをつける事で、他の選手たちがフリーで動けました。
   結果、中盤の主導権を殆ど握っていたのは花輪です。
   変に警戒し過ぎず、いつも通りの俺達のサッカーをやればいいんです」

あまりサッカーに詳しくない監督は、やはりキーマンである立花兄弟を集中的にマークしなければという思考に陥る。
だが、松山はそれを否定し懇々といつものふらののサッカーをすればいいと説いた。

昨日は立花兄弟対策の話題を出していた時に、
それをぶち壊すような点の取り合いをしようと提案する板野を注意したものの、
それはあくまでも立花兄弟対策について考えている時に全く違う話題を出された為。

無闇に立花兄弟に固執しない戦法の有用性も松山は把握しており、
昨夜一晩考えた結果、やはりこれが1番勝率が高いだろうと踏んだのである。

松山「地力でなら、間違いなく俺達が勝っています。
   立花兄弟を恐れる事はなく、正攻法で行くのが最善だと思います」
監督「ふ……む……。 いいだろう、ならば俺から何も言うことはない。 いつも通りのふらののサッカーをやってこい!」
ふらのメンバー「「「はい!」」」

そして、基本的に戦術論などは全面的に松山任せな監督はこの意見を承認。
立花兄弟を放置する訳ではないが、さりとて必要以上に警戒をせず、いつも通りのサッカーをする方向で話は纏まり、
松山は改めて一同に向けて声をかけ、フィールドへと向かうのだった。

松山「相手が誰だろうと、俺達のチームワークがNo.1だ!
   俺達のサッカーをみせてやろうぜ!」
ふらのメンバー「「「おう!(点の取り合いならキャプテンや板野に任せてオッケーだな)」」」
板野「(違う方向でふらのの皆の気持ちが一つになってる気がする……)」

451 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:46:36 ID:???
実況「大会4日目、本日はここ大宮サッカー場では第一試合、ふらの中学VS花輪中学の試合が組まれております。
   ふらの中学は1回戦を3−1、2回戦を3−0と点差をつけて勝利しており今大会の優勝候補。
   キャプテンの松山くん、ストライカーの板野くんを中心に纏まったチームワークのいいチームです。
   対して花輪中学は1回戦、2回戦共に4−0と大差をつけての圧勝でここまで勝ち進んできました。
   その原動力となったのは双子のストライカー、立花政夫くんと和夫くんです。
   双子ならではの息の合ったプレーは正に全国屈指、今日も大量得点が期待されます」

ワーワー ワーワー

観客「スコア上は花輪の方が優れてるように見えるけど、ふらのは1回戦の相手が手強かったからなぁ」
  「単純にスコアだけでは力が計れないな」「どっちも主力が2人いるんだよな。そういう意味じゃいい試合になるんじゃないか?」

朝早くからの試合だというのに、観客席はほぼ満員に近い。
南葛、東邦に次ぐ優勝候補と言われるふらのに、全国常連である花輪中学の試合。
当然ながら観客たちの注目度も高く……偵察に来ている学校も多い。

次藤「さぁ、ここば抜けてくれんとふらのとは戦えんタイ。 なんとしてでも上がってきてもらわんとのう」
佐野「そうですね」

比良戸中のキャプテン、次藤洋とその相棒の佐野満。

小池「なぁ反町、ちょっとコーラ買ってきてくれよ」
反町「……お前なぁ、キャプテンは王様じゃないんだぞ? 自分で買ってこいよ」
若島津「(松山……こんな所で負けるんじゃないぞ)」
北詰「むっ……あのふらのの9番は……確か以前に練習に乱入した……!?
   ええい、あんな奴のいるチームのどこが"爽やか旋風"なんだ!」
沢田「お、落ち着いてください監督……」

東邦中のキャプテン(になってしまった男)、小池秀人と愉快な仲間たち。

452 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:47:52 ID:???
井沢「松山と立花兄弟か……どちらが上がってきてもおかしくないな」
滝「ふらのはあの板野って奴が入ってかなり戦力は増強したみたいだけどな。
  昨日の錦が丘戦で見せた『マグナムシュート』、ありゃ大した威力だぜ」
来生「ハッハッハ、誰が相手だろうとこの俺がいる限り南葛に負けはない!」
石崎「ちぇっ、立花達には小学校時代の借りを返したかったんだけどな」

そして、王者南葛の豪華(?)な面々である。

そんな彼らから離れるようにして、今日も観客席の最上段。
人目につかない場所でこそこそと試合の様子を見守っているのは、サングラスをかけた大人2人。

片桐「ふらのVS花輪……これは全日本のFWを決める意味でも、重要な試合になってくるかもしれませんね」
見上「ああ。 ふらのの板野、彼のシュートは明らかに中学生離れしている。
   だが、花輪の立花兄弟のコンビプレーもまた中学生離れしたものであるのは事実だ。
   今日の試合だけでは断定は出来んだろうが、どちらを軸にするか。
   それを決める為の指針にはなる試合だろう」

日本における深刻な決定力のあるFW不足。
その問題を解決するかのように、彗星のように現れた板野住明。
片桐達は彼に対して多大な期待は寄せていたが、しかしその実績はまだ少ない。
小学生時代からコンスタントに活躍をし、名前も聞く立花兄弟。
彼らの活躍、成長ぶりにあっては、全日本Jrユースにおいて主軸とするべき選手も変わってくると見上は言う。

片桐「問題は立花兄弟がどれだけ成長をしているか、ですか……」
見上「トライアングルシュートは確かに強力だが、あれ一本ではやはり世界には通用せんだろう。
   後一歩、決め手があればわからんがな……」

453 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:48:54 ID:???
政夫「へへ、久しぶりだな松山」
和夫「怪我はすっかり治ったみたいだな」
松山「ああ、お陰様でな」

そしてフィールド上。
入場をする花輪中とふらの中は、試合開始前から火花を散らしつつも、
互いに喧嘩腰にならない程度の会話をするだけのスポーツマン的行動は弁えていた。

特に立花兄弟は去年、松山が不慮の事故により棄権をした事を目の前で見てしまっており、
ライバルの1人の怪我が無事に治った事に心底安堵をしているようである。

板野「(一応立花兄弟とは俺も顔見知りな訳だし……何か話しておこうかな)」

A.「今日の試合、お前たちの空中サッカーは通用しないぜ!」 立花兄弟対策はバッチリだと宣言する
B.「今日の試合、お前たちのスカイラブハリケーンは通用しないぜ!」 スカイラブハリケーンを知ってるとばらしてしまう
C.「去年言ってた試合が実現したね。 今日はよろしく」 爽やかに握手を求める
D.「怪我の時は迅速に対応してくれてありがとうな。 お前の指示のお陰だよ、政夫」 政夫の指示に礼をする
E.「怪我の時は迅速に対応してくれてありがとうな。 お前の指示のお陰だよ、和夫」 和夫の指示に礼をする
F.「今度はお前たちが怪我しないように気を付けるんだな」 意味深なさらばサッカーな台詞を吐く
G.「(別にいいか……)」 何も言わない
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

454 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 23:51:24 ID:P7jeu/aI
H 「お前たちのコンビプレイはお見通しだ!」 だが防ぐとは言わないぞ

455 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 23:52:08 ID:25ZoxmNY
C

456 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 00:03:06 ID:fNPTBnnA


457 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:21:34 ID:???
>C.「去年言ってた試合が実現したね。 今日はよろしく」 爽やかに握手を求める
================================================================================
和夫「そういやそんな事も話してたっけな」
政夫「ああ、よろしく頼むぜ。 もっとも、勝たせてもらうのは俺達だけどな」

去年の全国大会、偵察に向かった際に立花兄弟と初対面をした時、
板野はもしもふらのと花輪が対戦をすればお互いに点の取り合いになりそうだと発言をしていた。
この時立花兄弟は会った事のない人物である板野が自分達の特色をよく知っており、
自分たちを強敵だと認識している事に気を良くしていたのである。

その時からも板野に対しては好印象を抱いていたが、
改めてその時の記憶を呼び起こし、更には爽やかに挨拶をしてきた板野には握手に応じる構えを見せる。

松山「(そうだ……今年は去年とは違う。 もうあんな事故で北海道に帰るなんて真似はしない……出来ないんだ。
    これが最後の夏、自分の為にも……藤沢の為にも!)」
板野「(今年の俺にはマグナムシュートがある。 これがある限り、俺は負ける訳にはいかないんだ)」
和夫「(今日の相手は一筋縄じゃいかない……場合によっては"アレ"を使う必要が出てきたな)」
政夫「(ああ、今年こそ俺達は負けない……。 日本で最強のコンビは俺達なんだ!)」

そしてその水面下では、お互いに譲れないものを抱きながら闘志を燃やす。
爽やかに、しかし、絶対に負けないという意地をぶつけ合う両陣営。

審判「(うむ、これでこそスポーツマンらしい……)」

その姿は審判も思わず感心してしまう程のスポーツマンシップに溢れるものであった。

森末「(……心配になって見に来ちゃったよ。 ……やっぱり試合の相手は花輪、か。 )」

………
……


458 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:23:44 ID:???
森末「さぁ皆、いよいよ3回戦、花輪中学との闘いになるよ。
   花輪は東一中とは打って変わって攻撃のチーム。中心選手は当然立花兄弟だ。
   彼らの空中サッカーには、流石のふらのも手を焼くかもしれないね。
   でもこれがまだ3回戦。こんな所で終われないよ! 以下がフォーメーションになるよ」

花輪 4−4−2

−−@−− @吉倉
−B−A− B村沢 A中村
D−−−C D青田 C武田
−−−−−
−G−I− G玉井 I相本
J−−−E J小野 E塩田
−F−H− F和夫 H政夫
−−−−− 
−−−−−
−−H−− H板野 830/830
J−−−F J小田 650/650 F山室 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700

ふらの 4−3−3

459 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:25:00 ID:???
お互いに準備運動が終わり、キャプテン同士がセンターサークルでコイントスを待つ。
小学生時代からの付き合いである松山と立花兄弟たちであるが、
こうして実際に試合をするのは初めての事である。

松山「同じ北国の相手とはいえ……いや、だからこそ負けられないぞ!」
和夫「(なんでやたら北国な事を推すんだろ?)へっ、さっきも言っただろ。 勝たせてもらうのは俺達さ。 あ、表でお願いします」
松山「じゃあ、こちらは裏で」
審判「うむ」

先着1名様で、

★コイントス→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→ふらのボール
半→花輪ボール

460 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 00:29:24 ID:???
★コイントス→ 5

461 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:43:11 ID:???
>★コイントス→ 5 =花輪ボール★
==================================================================
和夫「おっ、表じゃ。 それじゃボール貰います」
松山「(速攻で来るな……)陣地はこちらで」

コイントスの結果、花輪がキックオフのボールを得る。
花輪中学の特色、立花兄弟のコンビプレーを生かした速攻が早速来るかと松山は気を引き締めつつ、
前半プレイをする陣地を選択し仲間たちと共にポジションに散り始めた。

実況「どうやらボールは花輪中学が取った模様。
   早速立花兄弟のコンビプレーがさく裂するのか、はたまた違う攻撃を見せるのか?
   そしてこれをふらのは食い止め、東一中の時と同様先取点を上げる事が出来るのでしょうか?
   いよいよキックオフです!」

ピィーッ!! バムッ!

政夫「よし、いくぞ和夫!」
和夫「ああ!」
板野「(早速来たな……!)」

やはりともいうべきか、花輪中学は立花兄弟がキックオフと同時にボールを持ち、
まずは政夫がドリブルで正面突破を挑んでくる。
余りに予想通り過ぎて少し拍子抜けしてしまいそうになるが、
これだけ予想されていてもその通りの行動を実行するという事は裏を返せばそれだけそのプレイに自信があるとも言える。

板野「(ボール運びは上手い筈だもんな、立花兄弟。 どうするか……)」

A.「勝負だ、政夫!」 政夫からボールを奪いに行く
B.「(いや、カウンターに備えて上がっておこう)」 ボールを奪いに行かずカウンターに備える
C.「(花輪のファーストプレイって事はトライアングルシュートを使ってくるんじゃ?)」 トライアングルシュート封じにゴール前に戻る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

462 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 00:45:26 ID:2nkvQRcc


463 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:47:42 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

464 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 01:00:43 ID:???
乙でしたー

465 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 01:01:41 ID:TYdB9TNQ
A クラブ引きは避けたいが。

466 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 01:43:44 ID:lPE9R5Jk
C
今までメタ視点選択肢あんまり選んでこなかったねそういえば

467 :森末(仮):2013/10/21(月) 22:52:51 ID:???
C.「(花輪のファーストプレイって事はトライアングルシュートを使ってくるんじゃ?)」 トライアングルシュート封じにゴール前に戻る
========================================================================================================================
板野住明の最大の武器。
それは中学生離れしたキック力を誇るパワーを生かした『マグナムシュート』でもなく、
『キャプテン森崎』そして『キャプテン翼』を知り尽くした知識である。
その為にこのキックオフの時、彼はこの立花兄弟の攻撃の防ぎ方を思いついた。

板野「(原作、それに本編でも立花兄弟の最初の攻めはトラアングルシュートの筈だ。
    そして、それを防ぐ為にはポストを蹴って相手に飛ばせないようにすればいい……!)」

それは自分で思いついた策ではないが、
原作・本編を知る者ならば誰でも知っている『トライアングルシュート』の防ぎ方である。
これを思い出した板野は、迫りくる政夫から逆走をするようにゴール前へと駆けだす。

実況「おっと、これはどうした事か? ふらの、CFWの板野くん、チェックに向かわない!
   カウンターに備えるでもなく、逆走を始めました!」

松山「板野!?」
板野「考えがあるんだ! 俺に任せてくれ!」
松山「(何を考えてるかわからないけど……信じるしかない! ただ、その前に……)」
政夫「へへっ、ラッキー! 誰も来ないまま一気にチャンスだ!」

この板野の逆走は一見すれば奇行であり、観客や実況は当然として、
チームメイト達すれも一体板野が何をするつもりなのかと目を見開いて驚く。
だが、板野が一声かけると彼を信頼する松山は頷いて板野の行動を認めつつ、
迫ってくる立花兄弟を止めようとチェックに向かう。

松山「さぁ、ここで止めてやろうぜ!」
金田・山室「「お、おう!」」
政夫「行くぞ、和夫!」
和夫「オッケー!!」

468 :森末(仮):2013/10/21(月) 22:53:57 ID:???
先着2名様で、

★政夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=
 和夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 山室→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)==★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→立花兄弟が華麗なコンビプレーで中盤を突破! 小野にボールを預けてトライアングルシュートを狙いにいく!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(塩田がフォロー、小野と小田で競り合い、若松がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

>>464 乙ありです。

469 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 22:54:28 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブJ )( 4 + 2 )=
 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード10 )( 5 + 3 )=★

470 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 22:56:58 ID:???
★松山→パスカット 52 ( ダイヤJ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=
 山室→パスカット 46 ( クラブ6 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 ( ダイヤ2 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)==★

471 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:15:52 ID:???
>★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブJ )( 4 + 2 )=60
> 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード10 )( 5 + 3 )=62★
>★松山→パスカット 52 ( ダイヤJ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=58
> 山室→パスカット 46 ( クラブ6 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=51
> 金田→パスカット 47 ( ダイヤ2 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)=56★
>≧2→立花兄弟が華麗なコンビプレーで中盤を突破! 小野にボールを預けてトライアングルシュートを狙いにいく!
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パシッ! ダダダッ! ポーンッ!!

松山「山室、出すぎだ! 人数の利を生かしてコースを塞ぐんだ!」
山室「で、でも……」
政夫「遅い遅い!」
和夫「パスは上手くても、カットは下手みたいだな! それっ!」
松山「く、くそっ!」

息の合ったコンビプレーを何よりも得意とする立花兄弟。
かつて小学生時代は駅のホーム間をワンツーリターンで駆け抜けたという実績(?)もあり、
そのパスワークはふらののそれよりも一枚も二枚も上手である。
スピードに乗った彼らのパスワークに対してふらのはまるで対抗出来ず、
立花兄弟は一気に松山達を躱し中盤を突破してしまう。

実況「花輪、キックオフ直後から即効を仕掛けてきました!
   立花政夫くん、和夫くん、目にも留まらぬ連携プレーで松山くん達を翻弄!
   これはいきなり先取点が決まってしまうか!?」

472 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:16:56 ID:???
和夫「よし、小野、上げてくれ!」
小野「オッケー!」

バムッ!

そして頃合いを見計らい、ボールを持っていた和夫はサイドから上がってきていた小野へとボールを預け、
そのまま全速力でフィールドを駆け抜け、ゴール前を目指す。
正確には、ゴールポストを。

見上「出すつもりだな、あのトライアングルシュートを」
片桐「片方の選手が空中でポストプレイをし、そのボールをもう片方の選手がダイレクトに撃つ。
   原理を説明すれば単純ですが、実際にやってみるのは難しい」
見上「(ふらのの板野はこの流れを読んでいたのか? 奴の守備力を計らせてもらうか……)」

全国的にも有名である立花兄弟、その持ち技であるトライアングルシュートもまた知名度は高い。
あのトンデモサッカーが再び今年も見れるのかとその筋のマニアは歓声を上げ、
陽気でお調子者な立花兄弟はそれにいい気になりつつ、ゴール前へと駆け込む。

和夫「よーし、いくぜ兄ちゃん!」
政夫「俺達の空中サッカーは無敵だ! 板野、お前がゴール前にいたって防げやしないぜ!」
板野「(やっぱりトライアングルシュートで来たな……! なら……!)」

A.「こうすれば飛べないだろ!」 和夫が向かう反対側のポストを強く蹴る
B.「正攻法で防いでやる!」 ボールを受ける役の政夫のシュートコースを防ぐ
C.「お手上げだ!」 両手を上げて降参のポーズ!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

473 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:17:31 ID:lK1XZBPI


474 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:17:56 ID:TYdB9TNQ
A

475 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:19:47 ID:???
見上には守備力というより頭脳プレーをアピールした形になるのか。

476 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:20:23 ID:???
ファールさえ取られなければ…

477 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:27:33 ID:???
かなり危ないよね。

478 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:29:45 ID:???
ファール取るかな?現実だったらポスト蹴る自体がファールだからどうなるか分からん。

479 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:30:11 ID:???
ポストの上に事前にのぼった例もあるから大丈夫……

480 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:31:26 ID:???
それいったらポストで飛んでること自体がアウトだし。

481 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:35:14 ID:???
>A.「こうすれば飛べないだろ!」 和夫が向かう反対側のポストを強く蹴る
==============================================================================
和夫「え!?」
板野「うりゃあああっ!!」

ガァンンンンッ!!!

立花兄弟のトライアングルシュート。
それは片方がポストを蹴って高く飛び上がり、もう片方へとボールを落としてダイレクトにシュートをする。
言葉にしてみれば簡単であるが、息が合っていなければ不可能な文字通り必殺のシュートであった。
だが、そのシュートにも弱点はある。
それはボールを落とす役がポストを蹴って高く飛び上がる事が出来なければ、そもそもシュートにすらならないという事。
その為に板野は、和夫が向かう反対側のポストを強く蹴り、ゴールに振動を与えた。
原作では南葛の石崎が猿知恵を使ってみせた、『トライアングルシュート破り』。
その知識を持っていた板野がこれを転用出来たのは、当然の事である。

石崎「ああっ! あいつ、俺が考えていた事を……!!」
岩見「石崎、お前あんな方法で立花兄弟を封じるつもりだったのか?」
高杉「(どうせ嘘だろ、こいつがそんなに頭がいいはずがない)」

和夫「うわぁっ!?」
政夫「か、和夫!?」

試合を観戦していた石崎が叫ぶ中、板野の策によってバランスを崩した和夫はそのまま転倒。
パワーが自慢の板野が蹴ったポストの振動はやはり強烈であり、
そのままボールは山なりになって落ちてくるのだが……。

482 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:36:14 ID:???
先着1名様で、

★トライアングルシュート封じ!→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→政夫「くっそ、和夫が止められた……小野の出番だ!」 小野「俺達は全員ポストを蹴って飛べるし土台出来る!」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→落ちてきたボールを加藤がキャッチ! カウンターチャンスだ!
スペード・クラブ→ボールはゴールバーを超えてゴールキックに。 カウンターチャンスは逃した。
クラブA→笛が鳴った……だと? 審判「ポストを蹴っちゃ、駄目、絶対!」

483 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:36:29 ID:???
★トライアングルシュート封じ!→ ハート5

484 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:53:32 ID:???
これ以外なら先取点取られていたな

485 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:02:38 ID:???
>★トライアングルシュート封じ!→ ハート5 ★
>落ちてきたボールを加藤がキャッチ! カウンターチャンスだ!
==============================================================================
加藤「おっ、とと(ここで落としちゃ洒落になんねぇ!)」

そして、この落ちてきたボールはGKの加藤が楽々とキャッチ。
板野の行動と、その結果を見て茫然としていた加藤であったが、
ここでボールを落として失点をしてしまっては責められるのは自分だとしてガッシリと掴み取る。

ワアアアアアアアアッ!?

実況「これは凄い! ふらの、板野くんの頭脳プレーでトライアングルシュートを封じました!
   ポストを蹴ってその振動を反対側まで伝わらせ、空へと飛ばせない!
   答えを聞いてみれば簡単な事ですが、これは正に目から鱗と言えるでしょう!
   空中サッカーの申し子、立花兄弟! 早くもそのトライアングルシュートを破られたァ!!」

次藤「おもろいコトをするやつらだが、いとも簡単な盲点があったもんタイ」
佐野「そうですね」
次藤「フッ、ワシら2人のコンビプレイにはそれがないがな」

反町「すごいな……あんな方法で防げるなんて……」
北詰「非常識だ! 防ぐ方も、防がれる方もな。 ポストを蹴ってシュートだと? それはサッカーではない、曲芸だ」
若島津「………………」
小池「どうした若島津、怖い顔して。 コーラ飲むか? 飲みかけだけど」
沢田「(すごい勢いで若島津さんが否定されてる……)」

片桐「板野はこれを読んでゴール前へと戻っていたんでしょうか?」
見上「十中八九そうだろうな。 でなければ、ゴール前へと戻る意味がない。
   咄嗟の事ではなく、事前にこの事を考えていたのだろう」
片桐「頭は悪くないようですね」

486 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:03:46 ID:???
この一連のプレイを見て、観客たちは度肝を抜かれていた。
小学生時代から全国区のプレイヤーとして名の知れていた立花兄弟。

それが、同じく全国区の学校であるふらのの一員であるとはいえ、
去年から加入をしたという新参である板野住明――『マグナムシュート』という必殺のシュートを持つという情報だけは出ていたが、
それでもまだまだ知名度は低い選手が立花兄弟を抑え込んだとあって、どよめく。

和夫「い、いてて……お、俺達のトライアングルシュートが……」
政夫「和夫、大丈夫なら立て! 戻るんだ!」
和夫「えっ?」

松山「(板野はこれを考えていたのか!)ナイスプレイ、板野! 加藤、ボールを出せ! カウンターだッ!!」
加藤「は、はい!」

バコーンッ!!

だが、そんな中でも試合は当然ながら止まっていない。
ゴールキックになっていたのならばともかく、未だプレイは続いたままである。
立花兄弟が上がり切った事により花輪の守備は殆ど残っておらず、絶好のカウンターチャンス。
政夫が和夫の怪我の有無を心配する中、それでも戻り始め……。
それを見ながら松山はボールを確保していた加藤にボールを要求。
ふらののカウンターアタックが始まる。

実況「これはふらの、チャンス! 少し攻勢に出ていた花輪、守備隊形が整っていません!
   ボールは松山くんへと綺麗に渡りました! このチャンスをなんとかものにしたいぞ、ふらの!」

松山「(カウンターを成功させるなら、とにかく前へとボールを流していくんだ!
    板野はゴール前にいてあいつを待ってちゃカウンターの意味がない! ならここは……)小田!」
小田「は、はいぃ!」
玉井「立花兄弟のトライアングルシュートが……え、ええい、落ち込んでられるか!」

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