キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
1 :
森末(仮)
:2013/10/09(水) 23:45:22 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379332155/l50
☆あらすじ☆
キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野は松山らと交流を深めつつ、2年生の際全国大会へ。
世代でもトップクラスの中西と戦うも、先制点を挙げる活躍を見せた。
しかし何者かの陰謀か、松山が負傷し他のメンバーも腹痛を訴え棄権、涙を呑んで大会を後にした。
若島津健との闘いで自身の力の低さを認識するも、新シュートの開発をし克服。
3年目、藤沢の転校を聞かされ揺れるふらのメンバー達と共に道大会を突破、全国大会への切符を手に入れた。
462 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 00:45:26 ID:2nkvQRcc
C
463 :
森末(仮)
:2013/10/21(月) 00:47:42 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
464 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 01:00:43 ID:???
乙でしたー
465 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 01:01:41 ID:TYdB9TNQ
A クラブ引きは避けたいが。
466 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 01:43:44 ID:lPE9R5Jk
C
今までメタ視点選択肢あんまり選んでこなかったねそういえば
467 :
森末(仮)
:2013/10/21(月) 22:52:51 ID:???
C.「(花輪のファーストプレイって事はトライアングルシュートを使ってくるんじゃ?)」 トライアングルシュート封じにゴール前に戻る
========================================================================================================================
板野住明の最大の武器。
それは中学生離れしたキック力を誇るパワーを生かした『マグナムシュート』でもなく、
『キャプテン森崎』そして『キャプテン翼』を知り尽くした知識である。
その為にこのキックオフの時、彼はこの立花兄弟の攻撃の防ぎ方を思いついた。
板野「(原作、それに本編でも立花兄弟の最初の攻めはトラアングルシュートの筈だ。
そして、それを防ぐ為にはポストを蹴って相手に飛ばせないようにすればいい……!)」
それは自分で思いついた策ではないが、
原作・本編を知る者ならば誰でも知っている『トライアングルシュート』の防ぎ方である。
これを思い出した板野は、迫りくる政夫から逆走をするようにゴール前へと駆けだす。
実況「おっと、これはどうした事か? ふらの、CFWの板野くん、チェックに向かわない!
カウンターに備えるでもなく、逆走を始めました!」
松山「板野!?」
板野「考えがあるんだ! 俺に任せてくれ!」
松山「(何を考えてるかわからないけど……信じるしかない! ただ、その前に……)」
政夫「へへっ、ラッキー! 誰も来ないまま一気にチャンスだ!」
この板野の逆走は一見すれば奇行であり、観客や実況は当然として、
チームメイト達すれも一体板野が何をするつもりなのかと目を見開いて驚く。
だが、板野が一声かけると彼を信頼する松山は頷いて板野の行動を認めつつ、
迫ってくる立花兄弟を止めようとチェックに向かう。
松山「さぁ、ここで止めてやろうぜ!」
金田・山室「「お、おう!」」
政夫「行くぞ、和夫!」
和夫「オッケー!!」
468 :
森末(仮)
:2013/10/21(月) 22:53:57 ID:???
先着2名様で、
★政夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=
和夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
山室→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)==★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→立花兄弟が華麗なコンビプレーで中盤を突破! 小野にボールを預けてトライアングルシュートを狙いにいく!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(塩田がフォロー、小野と小田で競り合い、若松がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
>>464
乙ありです。
469 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 22:54:28 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 54 (
クラブJ
)(
4
+
2
)=
和夫→ジェミニアタック 54 (
スペード10
)(
5
+
3
)=★
470 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 22:56:58 ID:???
★松山→パスカット 52 (
ダイヤJ
)(
4
+
1
)+(人数差補正+1)=
山室→パスカット 46 (
クラブ6
)(
2
+
2
)+(人数差補正+1)=
金田→パスカット 47 (
ダイヤ2
)(
5
+
3
)+(人数差補正+1)==★
471 :
森末(仮)
:2013/10/21(月) 23:15:52 ID:???
>★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブJ )( 4 + 2 )=60
> 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード10 )( 5 + 3 )=62★
>★松山→パスカット 52 ( ダイヤJ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=58
> 山室→パスカット 46 ( クラブ6 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=51
> 金田→パスカット 47 ( ダイヤ2 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)=56★
>≧2→立花兄弟が華麗なコンビプレーで中盤を突破! 小野にボールを預けてトライアングルシュートを狙いにいく!
=============================================================================================================
パシッ! ダダダッ! ポーンッ!!
松山「山室、出すぎだ! 人数の利を生かしてコースを塞ぐんだ!」
山室「で、でも……」
政夫「遅い遅い!」
和夫「パスは上手くても、カットは下手みたいだな! それっ!」
松山「く、くそっ!」
息の合ったコンビプレーを何よりも得意とする立花兄弟。
かつて小学生時代は駅のホーム間をワンツーリターンで駆け抜けたという実績(?)もあり、
そのパスワークはふらののそれよりも一枚も二枚も上手である。
スピードに乗った彼らのパスワークに対してふらのはまるで対抗出来ず、
立花兄弟は一気に松山達を躱し中盤を突破してしまう。
実況「花輪、キックオフ直後から即効を仕掛けてきました!
立花政夫くん、和夫くん、目にも留まらぬ連携プレーで松山くん達を翻弄!
これはいきなり先取点が決まってしまうか!?」
472 :
森末(仮)
:2013/10/21(月) 23:16:56 ID:???
和夫「よし、小野、上げてくれ!」
小野「オッケー!」
バムッ!
そして頃合いを見計らい、ボールを持っていた和夫はサイドから上がってきていた小野へとボールを預け、
そのまま全速力でフィールドを駆け抜け、ゴール前を目指す。
正確には、ゴールポストを。
見上「出すつもりだな、あのトライアングルシュートを」
片桐「片方の選手が空中でポストプレイをし、そのボールをもう片方の選手がダイレクトに撃つ。
原理を説明すれば単純ですが、実際にやってみるのは難しい」
見上「(ふらのの板野はこの流れを読んでいたのか? 奴の守備力を計らせてもらうか……)」
全国的にも有名である立花兄弟、その持ち技であるトライアングルシュートもまた知名度は高い。
あのトンデモサッカーが再び今年も見れるのかとその筋のマニアは歓声を上げ、
陽気でお調子者な立花兄弟はそれにいい気になりつつ、ゴール前へと駆け込む。
和夫「よーし、いくぜ兄ちゃん!」
政夫「俺達の空中サッカーは無敵だ! 板野、お前がゴール前にいたって防げやしないぜ!」
板野「(やっぱりトライアングルシュートで来たな……! なら……!)」
A.「こうすれば飛べないだろ!」 和夫が向かう反対側のポストを強く蹴る
B.「正攻法で防いでやる!」 ボールを受ける役の政夫のシュートコースを防ぐ
C.「お手上げだ!」 両手を上げて降参のポーズ!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
473 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 23:17:31 ID:lK1XZBPI
A
474 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 23:17:56 ID:TYdB9TNQ
A
475 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 23:19:47 ID:???
見上には守備力というより頭脳プレーをアピールした形になるのか。
476 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 23:20:23 ID:???
ファールさえ取られなければ…
477 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 23:27:33 ID:???
かなり危ないよね。
478 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 23:29:45 ID:???
ファール取るかな?現実だったらポスト蹴る自体がファールだからどうなるか分からん。
479 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 23:30:11 ID:???
ポストの上に事前にのぼった例もあるから大丈夫……
480 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 23:31:26 ID:???
それいったらポストで飛んでること自体がアウトだし。
481 :
森末(仮)
:2013/10/21(月) 23:35:14 ID:???
>A.「こうすれば飛べないだろ!」 和夫が向かう反対側のポストを強く蹴る
==============================================================================
和夫「え!?」
板野「うりゃあああっ!!」
ガァンンンンッ!!!
立花兄弟のトライアングルシュート。
それは片方がポストを蹴って高く飛び上がり、もう片方へとボールを落としてダイレクトにシュートをする。
言葉にしてみれば簡単であるが、息が合っていなければ不可能な文字通り必殺のシュートであった。
だが、そのシュートにも弱点はある。
それはボールを落とす役がポストを蹴って高く飛び上がる事が出来なければ、そもそもシュートにすらならないという事。
その為に板野は、和夫が向かう反対側のポストを強く蹴り、ゴールに振動を与えた。
原作では南葛の石崎が猿知恵を使ってみせた、『トライアングルシュート破り』。
その知識を持っていた板野がこれを転用出来たのは、当然の事である。
石崎「ああっ! あいつ、俺が考えていた事を……!!」
岩見「石崎、お前あんな方法で立花兄弟を封じるつもりだったのか?」
高杉「(どうせ嘘だろ、こいつがそんなに頭がいいはずがない)」
和夫「うわぁっ!?」
政夫「か、和夫!?」
試合を観戦していた石崎が叫ぶ中、板野の策によってバランスを崩した和夫はそのまま転倒。
パワーが自慢の板野が蹴ったポストの振動はやはり強烈であり、
そのままボールは山なりになって落ちてくるのだが……。
482 :
森末(仮)
:2013/10/21(月) 23:36:14 ID:???
先着1名様で、
★トライアングルシュート封じ!→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→政夫「くっそ、和夫が止められた……小野の出番だ!」 小野「俺達は全員ポストを蹴って飛べるし土台出来る!」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→落ちてきたボールを加藤がキャッチ! カウンターチャンスだ!
スペード・クラブ→ボールはゴールバーを超えてゴールキックに。 カウンターチャンスは逃した。
クラブA→笛が鳴った……だと? 審判「ポストを蹴っちゃ、駄目、絶対!」
483 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 23:36:29 ID:???
★トライアングルシュート封じ!→
ハート5
★
484 :
森崎名無しさん
:2013/10/21(月) 23:53:32 ID:???
これ以外なら先取点取られていたな
485 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 00:02:38 ID:???
>★トライアングルシュート封じ!→ ハート5 ★
>落ちてきたボールを加藤がキャッチ! カウンターチャンスだ!
==============================================================================
加藤「おっ、とと(ここで落としちゃ洒落になんねぇ!)」
そして、この落ちてきたボールはGKの加藤が楽々とキャッチ。
板野の行動と、その結果を見て茫然としていた加藤であったが、
ここでボールを落として失点をしてしまっては責められるのは自分だとしてガッシリと掴み取る。
ワアアアアアアアアッ!?
実況「これは凄い! ふらの、板野くんの頭脳プレーでトライアングルシュートを封じました!
ポストを蹴ってその振動を反対側まで伝わらせ、空へと飛ばせない!
答えを聞いてみれば簡単な事ですが、これは正に目から鱗と言えるでしょう!
空中サッカーの申し子、立花兄弟! 早くもそのトライアングルシュートを破られたァ!!」
次藤「おもろいコトをするやつらだが、いとも簡単な盲点があったもんタイ」
佐野「そうですね」
次藤「フッ、ワシら2人のコンビプレイにはそれがないがな」
反町「すごいな……あんな方法で防げるなんて……」
北詰「非常識だ! 防ぐ方も、防がれる方もな。 ポストを蹴ってシュートだと? それはサッカーではない、曲芸だ」
若島津「………………」
小池「どうした若島津、怖い顔して。 コーラ飲むか? 飲みかけだけど」
沢田「(すごい勢いで若島津さんが否定されてる……)」
片桐「板野はこれを読んでゴール前へと戻っていたんでしょうか?」
見上「十中八九そうだろうな。 でなければ、ゴール前へと戻る意味がない。
咄嗟の事ではなく、事前にこの事を考えていたのだろう」
片桐「頭は悪くないようですね」
486 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 00:03:46 ID:???
この一連のプレイを見て、観客たちは度肝を抜かれていた。
小学生時代から全国区のプレイヤーとして名の知れていた立花兄弟。
それが、同じく全国区の学校であるふらのの一員であるとはいえ、
去年から加入をしたという新参である板野住明――『マグナムシュート』という必殺のシュートを持つという情報だけは出ていたが、
それでもまだまだ知名度は低い選手が立花兄弟を抑え込んだとあって、どよめく。
和夫「い、いてて……お、俺達のトライアングルシュートが……」
政夫「和夫、大丈夫なら立て! 戻るんだ!」
和夫「えっ?」
松山「(板野はこれを考えていたのか!)ナイスプレイ、板野! 加藤、ボールを出せ! カウンターだッ!!」
加藤「は、はい!」
バコーンッ!!
だが、そんな中でも試合は当然ながら止まっていない。
ゴールキックになっていたのならばともかく、未だプレイは続いたままである。
立花兄弟が上がり切った事により花輪の守備は殆ど残っておらず、絶好のカウンターチャンス。
政夫が和夫の怪我の有無を心配する中、それでも戻り始め……。
それを見ながら松山はボールを確保していた加藤にボールを要求。
ふらののカウンターアタックが始まる。
実況「これはふらの、チャンス! 少し攻勢に出ていた花輪、守備隊形が整っていません!
ボールは松山くんへと綺麗に渡りました! このチャンスをなんとかものにしたいぞ、ふらの!」
松山「(カウンターを成功させるなら、とにかく前へとボールを流していくんだ!
板野はゴール前にいてあいつを待ってちゃカウンターの意味がない! ならここは……)小田!」
小田「は、はいぃ!」
玉井「立花兄弟のトライアングルシュートが……え、ええい、落ち込んでられるか!」
487 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 00:05:05 ID:???
先着2名様で、
★松山→パス 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★玉井→パスカット 44 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山のパスが小田に通った! 小田がそのまま左サイドを駆け上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、小田と青田で競り合い、ふらのスローイン)
≦−2→花輪ボールに。
488 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:08:37 ID:???
★松山→パス 52 (
ダイヤ9
)(
6
+
6
)=★
489 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:08:39 ID:???
★松山→パス 52 (
クラブ6
)(
2
+
6
)=★
490 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:10:07 ID:???
おお!
491 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:10:39 ID:???
★玉井→パスカット 44 (
ダイヤ3
)(
6
+
3
)=★
492 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:10:43 ID:???
これは松山の女子ファンも増えるな!
493 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:12:43 ID:???
チャキッ
>>492
494 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:14:59 ID:???
松山のパスの名前はどうなるんだ……
495 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:17:04 ID:???
パスカットが「北海道パスカット」だから…
496 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:19:12 ID:???
本スレでパスフラグとった時に雑談スレだと青函トンネルパスとかじゃね?とかあったなw
497 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:19:36 ID:???
雪だるま、鉄砲水、北海道、ヒグマ…
パスは流氷パスとかw
498 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:19:39 ID:???
流氷パス、マリモパス、風花パス、連絡船パス、ラベンダーパス、大雪山パス
思い付きを並べてみた
499 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:19:39 ID:???
「青函パス」で
500 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 00:42:32 ID:???
>★松山→パス 52 ( ダイヤ9 )( 6 + 6 )=64★
>★玉井→パスカット 44 ( ダイヤ3 )( 6 + 3 )=53★
>≧2→松山のパスが小田に通った! 小田がそのまま左サイドを駆け上がる!
>※松山が12を出して勝利した為、パスフラグ習得。
============================================================================
松山「(小田……板野が入った事で、1番悔しい思いをしたのはお前なんだろうな……)」
この時、松山は久しぶりに小田へとパスを通す事で小学生時代からの思い出を振り返っていた。
小学生時代から部員たった11人のサッカー部で共に練習し、全国へ向けて切磋琢磨していたふらのメンバー。
中心人物は当然ながら松山だが、
当の本人はあくまでもふらのは自分1人のチームではなく仲間たちとのチームワークが最大の武器だと考えていた。
彼らの事を労り、時には厳しく指導しながら全国を目指してきた大切な仲間たち。
その中でも板野が加入し、台頭した事によってエースストライカーの座を失ってしまった小田の心中を松山は以前から案じていた。
松山「(エースストライカー……FWなら、誰だって手に入れたくて仕方ない称号だろう。
チームの為にポストプレイをする事も当然大切だが、時にはFWには誰にも負けないという強い意志が必要だ。
お前にもストライカーとしての誇りがあるのなら、きっと落ち込んだんだろうな)」
当然ながら、今では松山は板野の事も大切なチームメイトの一員だと思っている。
小学生時代からの付き合いである小田達にも、その愛情は負けない。
だが、それでも小田の気持ちを察するに、松山はいつも強く胸を掴まれる思いをしていた。
501 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 00:43:38 ID:???
松山「(でもお前だって実力はあるんだ……! それを、この契機、チャンスで見せてみせるんだ!!)いけっ、小田!!」
小田「はいっ!(うおわぁあああっ!? なんだこのパスは!?)」
玉井「うぎょおっ!?」
バシュウウウウンッ! バシィンッ!!
そして、その松山の想いを乗せた渾身のパス。
それは松山が編み出した北国シュートと全く同じ地を這う軌道で、
かつ強烈な速度で小田が走り込む場所へと向かい、小田はその衝撃を抑え込むのに必死になりながらもなんとかトラップ。
カットに向かった筈の玉井はあまりのパスの速度に目を点としながら、しばしその場に立ちすくむのだった。
小田「(いてて……もうちょっとトラップしやすいパス出してくんねぇかな。 俺は板野じゃないんだぜ?)」
……なお、松山の思いは残念な事に小田には届いていなかったという。
実況「松山くん、鋭いパスがフィールドを切り裂き小田くんへと綺麗にわたった!
ふらの、攻めます! 攻め入ります! これはいきなり得点のチャンスがやってくるか!?」
藤沢「松山くん素敵……」
町田「美子、それしか言ってない……」
滝「上手いパスだな。 俺も見習いたいくらいだ」
井沢「ああ、綺麗なパスだった。 でも問題はこれからだぜ」
502 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 00:44:39 ID:???
前半8分、立花兄弟の速攻を止め、逆にカウンターを仕掛けた事で生まれたふらののファーストチャンス。
この攻撃を成功させる事が出来れば、花輪の出鼻を挫く形での先取点に繋げられる。
彼らの必殺技を防ぎ、そこから得点に繋げられれば、あちらの士気も落ちるだろう。
そういう意味でも大事な攻撃というのは少しでもサッカーを知る者ならば誰もがわかっており、
ボールを持ちサイドを駆け上がる小田もその点は承知済みである。
小田「(くっそー、ここでボール奪われて負けたら後々俺のせいにされかねねー!!
でもすぐにボール戻す訳にはいかないんだよな、チャンス作らないと!)」
青田「すぐにボールを奪って、もう一度攻撃だ!」
村沢「松山達が相手じゃないんなら……!」
小田「そうはいかないんだよ!」
先着2名様で、
★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★青田→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
村沢→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田が突破に成功! ゴール前の松山にセンタリングを上げる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、ふらのスローイン、小野がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。
>松山のパスの名前について。
色々と考えておりますが、皆様も沢山考えてくださっているようで感謝です。
覚えた時には、投票で決めるように致します。
503 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:45:03 ID:???
★小田→ドリブル 48 (
ダイヤQ
)(
4
+
3
)=★
504 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:45:25 ID:???
★青田→タックル 45 (
クラブ6
)(
5
+
2
)+(人数差補正+1)=
村沢→タックル 46 (
クラブ9
)(
4
+
3
)+(人数差補正+1)=★
505 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 00:45:58 ID:???
★青田→タックル 45 (
ダイヤA
)(
1
+
4
)+(人数差補正+1)=
村沢→タックル 46 (
ハートA
)(
6
+
6
)+(人数差補正+1)=★
506 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 01:17:49 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( ダイヤQ )( 4 + 3 )=55★
>★青田→タックル 45 ( クラブ6 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=53
> 村沢→タックル 46 ( クラブ9 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=54★
>=1→ボールはこぼれ球に。金田がフォロー
==================================================================================
小田「うおおっ!」
青田「く、なんて気迫なんだ……!(これが粘りのふらのの力か……?)」
村沢「慌てるな! こっちの方が人数では勝ってるんだ!
とにかく抜かせないようにしろ、政夫たちが戻ってきてくれれば……!」
小田「(! そうか、あの兄弟が戻ってくる前に抜けないと判断してボールを手放したとすれば……。
それは俺のチームプレーになる! 俺の実力は皆だってわかってくれてる筈だ!)金田、後は頼む!」
青田・村沢「「なにィ!?」」
金田「(小田め、逃げたな……? まあいいや、気持ちはわかるし)」
板野「(……結果的には最良な選択だしね)」
ここでボールを失っては戦犯扱いは免れない、と死にもの狂いで突破を試みる小田。
だが気迫で押し切るにはある程度の力量が必要である。
小田もふらの中では実力者である方だが、花輪も全国の常連。
そう簡単に突破が出来ず時間を稼がれてしまうが、小田は咄嗟にボールをバックパス。
これには先ほどまでの小田の態度を見ていた花輪DFもあっけに取られて身動きできず、
ボールは後ろから上がってきていた金田がフォローをする。
傍目から見れば突破に躍起にならず、情勢を判断して最良の行動を選んだ『チームプレー』に見えるが、
小田の考えは松山を除くふらのメンバーには見破られていたそうな。
実況「小田くん、ここは無理をしない! ボールを奪われる前に素早く手放しました!
そしてこれを金田くんが素早くフォロー! こういったチームプレーこそふらのの長所の一つです!」
507 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 01:18:52 ID:???
松山「(うん、いい判断だ! ……自分で決める事よりも、まずチームの勝利を優先する。
やっぱりお前は最高の選手だ!)よし……センタリングをくれ!」
金田「はい!」
バシュッ!!
そしてこの光景を見ながら松山は感心したようにうなずきつつ、ゴール前へと駆け込みセンタリングを要求。
待ってましたと言わんばかりに金田は迷う事なくボールを上げ、
これに松山は高く飛び上がりながら体を上下反転させつつシュートを打ちに行く。
中学校に入ってから真っ先に練習を繰り返し、数か月かけて覚えた必殺のシュート。
その派手さと威力からサッカーの花形とされる、『オーバーヘッドキック』である。
藤沢「き、きた……! 写真、写真を取っておかなきゃ……!
町子、私と松山くんのツーショットを……」
町田「いやいやいや、ここからじゃ松山くん豆粒くらいの大きさしか写らないわよ!?」
政夫「く、くっそー! 頼む、みんな止めてくれ!」
吉倉「北国シュートじゃなけりゃ……!」
松山「これが俺の……『雪下ろしオーバー』だっ!!」
508 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 01:20:18 ID:???
先着3名様で、
★松山→雪下ろしオーバー 56 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★武田→高いクリアー 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
中村→高いクリアー 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★吉倉 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がねじ込み)(板野と政夫で競り合い)(政夫がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→松山の雪下ろしオーバーが花輪ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(板野と政夫で競り合い)(相本がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。
509 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 01:20:59 ID:???
★松山→雪下ろしオーバー 56 (
クラブ9
)(
1
+
5
)=★
510 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 01:21:22 ID:???
武田・中村の判定は正しくはこちらになります。
間に合えばこちらでお願いします。
★武田→高いクリアー 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
中村→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
511 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 01:22:10 ID:???
★武田→高いクリアー 45 (
ハート3
)(
4
+
5
)+(人数差補正+1)=
中村→高いクリアー 48 (
ハートA
)(
3
+
3
)+(人数差補正+1)=★
512 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 01:30:35 ID:???
★吉倉 パンチング 49 (
ハートA
)(
6
+
1
)=★
513 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 01:31:48 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
514 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 01:35:25 ID:???
乙でした。
今回は何点差でダイジェストになるのかな。
立花兄弟は攻撃力高そうだからスカイラブで2、3点は取り返すチャンスがあるけど。
515 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 06:34:37 ID:???
ハナナチオ再現ならず
516 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 06:41:19 ID:???
ジェミニアタックも松山が1度くらいは止めそうで向こうはこちらを止められなさそうやね
517 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 07:19:26 ID:???
−○−○− 立花兄弟
−−○−− 板野
○−−−○ センタリング浅い位置からクロス
ジェミニと板野にポストプレイ、ドリブル磨くよりワンツーと空中戦だな
起用するなら交代は割る切る、板野はある程度の守備力がいる
曲芸兄弟で終わるか世界のスカイラブとなって羽ばたくか
518 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 12:23:04 ID:???
テクモ的にシュートの伸びしろありまくりだから期待
519 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 13:44:30 ID:???
今のままだとトラップがきついから、浮き球補正高低共にあと+1は欲しいな。
チビでも立花兄弟とは4/4だから、上げられないことはないはず。
いずれのイベントか特訓を期待しよう。
520 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 16:37:30 ID:???
三杉完治と葵加入するまでは中盤も弱点だから、
なるべく中盤に数割きたいんだよね
立花兄弟を使うと3トップになるからそういう意味ではかなりきつい
521 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 22:49:16 ID:???
>★松山→雪下ろしオーバー 56 ( クラブ9 )( 1 + 5 )=62★
>★武田→高いクリアー 45 ( ハート3 )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=55
> 中村→高いクリアー 48 ( ハートA )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=55★
>★吉倉 パンチング 49 ( ハートA )( 6 + 1 )=56★
>≧2→松山の雪下ろしオーバーが花輪ゴールに突き刺さる!
=========================================================================
『雪下ろしオーバー』それは一般的なオーバーヘッドキックとは何ら変わらない、
至って普通のオーバーヘッドキックである。
だが、特別な効果がないとはいえ……それを放つのが松山光であれば話は違う。
ジャンプ力はないが強靭な足腰を持ち、
鍛錬を重ねて空中でもしっかりとミートできるよう心掛けた松山の雪下ろしオーバー。
綺麗な音を立てて放たれたそれは、彼の心のように真っ直ぐに花輪ゴールを襲い掛かる。
武田「た、高い!」
中村「届かない!?」
ボールをクリアーに行ったDF達は一歩も二歩も及ばず。
吉倉「うわあああっ!!」
ザシュッ! ピピィーッ!!
気迫を込めてパンチングに向かった吉倉も、そのボールには指一本と触れる事は出来なかった。
そしてボールは音を立ててネットへと突き刺さり、次いで審判の笛が鳴り響く。
松山「よーし!!」
着地をしっかりと決めた松山はその笛の音を聞きながらゴールへ突き刺さったボールを確認すると、
高々と拳を上げてガッツポーズを決めるのだった。
ふらの 1−0 花輪
522 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 22:50:18 ID:???
ワアアアアアアアッ!!
実況「決まりました、ゴール! ふらの中学、前半9分という早い時間帯にまたもや先取点!
決めたのは松山くん、自慢の『雪下ろしオーバー』が完璧にゴールを射抜き、
花輪守備陣は掠る事すら出来ずにゴールを奪われました!」
観客「先取点はふらのか」「花輪はゴール前で失敗してカウンター決められちまったのが痛かったなぁ」
「そのカウンターも綺麗に決まったな」
反町「これでふらのはぐっと有利になったな。
花輪は立花兄弟のトライアングルシュートが封じられたし、攻め手がなくなった」
沢田「元々の地力ではふらの有利とされてましたもんね」
井沢「オーバーヘッドキックか……(あれだけの大技を簡単に使えるってのはやっぱり羨ましいな)」
長野「打点は高くはないからやりようによってはクリアーできそうだが……」
小田「で、でも松山には『北国シュート』もあるんだろ?」
剛田「(と、止められる気がしねぇぜ……先輩たちに任せるしかねぇや)」
藤沢「松山くん……素敵過ぎ……」
町田「(美子のキャラがどんどん変わっていってる気がするのは気のせいかしら?)」
このふらのの先取点に観客たちは大いに沸く。
特に流れが立花兄弟の得意とする戦法をエースストライカーが破り、
逆に速攻のカウンターを見せてキャプテンが大技を持って得点をするという目立ちやすいものだった事もあり、
観客たちには改めてふらのの強さが強く印象付けられる。
523 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 22:51:19 ID:???
小田「ナイスシュート、キャプテン!(ふ〜、よかった。 一応俺も先取点には役だった筈だよな?)」
松山「小田こそ、ナイス判断だった。 自分で決めたかっただろうに、悪かったな」
小田「い、いいんだよ! サッカーはチームスポーツ、得点する為に最良の判断しないとな!
(いくら相手の守備が軽そうだからって俺じゃ得点は無理だって……)」
そしてフィールドでは松山を中心として、ふらのメンバーが喜びの声を上げる。
その渦中にいた松山はといえば、
相も変わらず周囲にとっては内心遠慮したい事を言って彼らを困らせるのだが、
それも一区切りがつくと板野へと向き直り口を開く。
松山「板野、お前もナイスディフェンスだったぞ。
まさかあんな方法で立花兄弟のトライアングルシュートを止められるとは思わなかった」
山室「確かにな」
カウンターから先取点を決めた功績は、ボールを運んだ小田と得点を決めた松山である事は間違いない。
だがその前にカウンターを決める事が出来たのは、板野が立花兄弟のトライアングルシュートを防いでいたからである。
もしも板野が防いでいなければ、今頃は花輪と立場が逆転していたかもしれない。
そういう意味で松山は板野の事を労い、板野は少しだけ照れたようにしながら頬をかく。
板野「(本当は俺が考えた事じゃなくて知識で知っていた事、なんだけどな……。
なんて言っておこう?)」
A.「サッカーは頭を使うスポーツだからね。 ずっと対策は考えていたんだ」 自らの頭脳をアピールする
B.「立花兄弟封じは完璧だ、次も俺に守備は任せてくれ」 次も立花兄弟封じを任せてほしいと伝える
C.「たまたまだよ、ふと思い浮かんだだけさ」 マグレの思いつきだと謙遜する
D.「松山こそナイスシュートだったよ!」 自分はさておき、松山を褒める
E.「小田の判断こそがこの得点に繋がったんだ」 自分はさておき、小田を褒める
F.「所詮あんなシュートは猿知恵さ、人間の頭脳には勝てない!」 立花兄弟を貶す
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
524 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 22:52:35 ID:MULrk9n+
D
525 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 22:52:53 ID:be0BAx0o
D
526 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 23:24:12 ID:???
>D.「松山こそナイスシュートだったよ!」 自分はさておき、松山を褒める
==================================================================================
自分で考えた事ではないのにそれを褒められる事にこそばゆくなったのか、
板野は自分のトライアングルシュート封じには然程触れず、松山のシュートを褒めた。
実際、松山のオーバーヘッド……『雪下ろしオーバー』は板野の目から見ても羨ましいもの。
チビであり、然程ジャンプ力も無い板野では高い浮き球にあれだけ綺麗に合わせられないのだ。
松山「ああ、ありがとう。 あの雪下ろしオーバーは中学1年生の時に開発したんだ。
小学生時代、前にも話した岬って奴や、武蔵の三杉が全国大会で使ってたのを見てな。
北国シュートと同じく、俺の自慢のシュートなんだ」
板野「(オーバーヘッドといえば翼の代名詞な気もするけど、使い手は他にもいるもんなぁ)」
松山「次は皆が決める番だぞ。 さぁ、もう一度花輪の攻撃を断ち切って追加点を狙おう!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」
こうしてふらのメンバー達が気合を入れ直し、守備に戻る一方。
花輪中学の面々は少しだけ気落ちしたような表情でスコアボードを見つつ、
中心人物である立花兄弟の顔色を伺った。
吉倉「すまない、政夫、和夫。 止められなかった……」
政夫「仕方ない、松山は攻めも守りも出来る全国屈指のMFだからな。
むしろカウンターを許した俺達の責任だ」
和夫「くそっ、どうして俺達のトライアングルシュートが……! 板野の奴、小学生時代は会った事なかった筈なのに!」
政夫「忘れたのか、和夫! あいつが去年俺達と会った時に言ってた事を」
和夫「……もしかして、俺達の事を事前に調査しておいたって言うのか?」
政夫「しかもご丁寧に対策までしてくれたみたいだぜ。
(それだけ俺達を警戒してくれるってのは実力を認められてるみたいで嬉しいが、勝負の最中にそんな事は言えねぇ……)」
527 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 23:25:59 ID:???
立花兄弟としては、小学生時代から愛用していたトライアングルシュートを、
初めて試合をする相手に破られたというのは信じがたい事である。
だが、実際……事実としてトライアングルシュートは板野の手によって防がれたのだ。
本当の所は板野はこの防ぎ方を思いついた訳ではなく、"知って"いただけなのだが、
当然ながら立花兄弟がそのような事を知る筈もなく。
事前に自分たちの得意技を調べ、対策を練ってきていたのだろうと考える。
去年に試合会場で偶然出会った時にも立花兄弟を知っているような事を言っていたのだから、
立花兄弟がその考えに至っても致し方ないだろう。
自分たちを"強敵"と認めて対策を練ってきたという事実は、それはそれでありがたい話。
それだけ自分たちに注目をしてくれるというのは、FWとしては最大の誉である。
しかし、それを手放しで喜べる訳では当然なく、政夫は小さく舌打ちをしつつ和夫に向き直り口を開く。
政夫「しょうがない、"アレ"を使うぞ」
和夫「ええっ、"アレ"は若島津対策の技じゃないか! もう使っちまうのか?」
政夫「ここで負けたら意味がないんだ、出し惜しみしてる場合じゃない。
みんな、そういう訳だ。 ゴール前に高いボールを放り込んでくれ」
玉井「わかった、頼むぞ立花兄弟」
和夫「任せとけって、これで同点だ!」
528 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 23:27:00 ID:???
実況「さぁ両チーム再び配置につき、キックオフの笛を待ちます。
しかし花輪は立花くんたちの得意のトライアングルシュートを封じられ、今一つ攻め手に欠ける気がします。
一体ここからどのように攻めるつもりでしょうか? そこにも期待をしたい所です」
片桐「花輪は苦しい形になりましたね。 1点ビハインドで得意技が封じられる。
正攻法でゴールを狙うのもありですが、ふらののキーパーである加藤も実力は低くない」
見上「もしも小学生時代から何も成長をしていないというのなら、敗北は免れんだろう」
ピィーッ!!
政夫「よし、行くぞ和夫!」
和夫「おう!」
板野「(またこの2人か……!)」
再び花輪ボールでのキックオフ。
先ほどのリプレイを見るかのように、立花兄弟は再びボールを持って正面突破を挑みかかる。
花輪というチームが彼らの攻撃力頼りである事を考えれば当然の選択であるが、
板野は彼らが迫りくる間も記憶を呼び起こしどうしたものかと考える。
板野「(トライアングルシュートを防がれたんだから、十中八九次はスカイラブハリケーンをしてくる筈だ。
でもあれは簡単には防げないんだよなぁ……どうしよう?)」
A.「ここで止めれば問題ないんだ!」 政夫からボールを奪いにいく
B.「1人じゃ拙い、松山達と連携しよう」 少し下がり松山達と連携して奪いにいく
C.「俺の守備力じゃ話にならない。 攻撃に備えておこう」 カウンターに備え待機する
D.「(ゴールバーに登れば防げないかな?)」 再びゴール前まで戻る
E.「松山、立花兄弟は何か仕掛けてくるぞ! ゴール前に戻るんだ!」 松山をゴール前に戻らせる
F.「さてはスカイラブハリケーンを使ってくるつもりだな!?」 大声で叫び、立花兄弟の動揺を誘う
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
529 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 23:27:49 ID:MULrk9n+
B
530 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 23:28:00 ID:be0BAx0o
B
531 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 23:28:50 ID:rGgp2SFk
c
532 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 23:32:27 ID:???
東邦、南葛戦だと板野にべったりマーク付けられるだろうな
533 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 23:42:59 ID:???
>B.「1人じゃ拙い、松山達と連携しよう」 少し下がり松山達と連携して奪いにいく
=================================================================================
板野「(攻撃能力は鍛えたつもりだけど、守備は殆ど手付かずだもんな……。
ボールキープが上手い立花兄弟からボールを奪える気はしないや)」
松山「(ん? 板野が下がってきたか……よし、連携して奪いにいくぞ!)」
小田「(中央に寄れ、か……しょうがねぇな)」
山室「(数合わせ数合わせ、っと)」
自分の攻撃力にこそ自信はあるものの、逆に守備力はからきしな板野。
単独でボールを奪いに向かっても政夫からボールを零すのも難しいかもしれないと判断し、
後退をしながら松山に視線で合図を送る。
これを受け取った松山は両サイドのFWも中央へと寄せ、
4人がかりでの立花兄弟のパスワーク封じを狙いに行く。
政夫「へっ、数をかければいいってもんじゃないぜ!」
和夫「俺達のコンビプレーをそう簡単に止められるもんか!」
先着3名様で、
★政夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=
和夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★板野→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★松山→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
山室→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→立花兄弟が目にも留まらぬ早業で中盤を突破! 再び小野にボールを渡し……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(塩田がフォロー、小野がフォロー、若松がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
534 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 23:44:06 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 54 (
クラブQ
)(
6
+
6
)=
和夫→ジェミニアタック 54 (
スペード4
)(
4
+
6
)=★
535 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 23:44:19 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 54 (
ハート5
)(
3
+
6
)=
和夫→ジェミニアタック 54 (
ダイヤ2
)(
5
+
6
)=★
536 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 23:44:38 ID:???
★板野→パスカット 46 (
スペード5
)(
3
+
6
)+(人数差補正+2)=★
537 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 23:45:36 ID:???
★松山→パスカット 52 (
クラブQ
)(
6
+
4
)+(人数差補正+2)=
山室→パスカット 46 (
ダイヤJ
)(
5
+
6
)+(人数差補正+2)=
金田→パスカット 47 (
スペード10
)(
2
+
6
)+(人数差補正+2)=★
538 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 23:46:32 ID:???
立花兄弟も松山も凄いプレーだ
539 :
森崎名無しさん
:2013/10/22(火) 23:46:44 ID:???
すげぇな各キャラのダイスに全部6がある
540 :
森末(仮)
:2013/10/22(火) 23:47:17 ID:???
おっと、名前が金田になっているのは小田の判定です。
結果は変わりませんので、結果の文章で修正します。
541 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 00:38:59 ID:???
>★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブQ )( 6 + 6 )=66
> 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード4 )( 4 + 6 )=★64
>★板野→パスカット 46 ( スペード5 )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=57★
>★松山→パスカット 52 ( クラブQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=64
> 山室→パスカット 46 ( ダイヤJ )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)=59
> 小田→パスカット 47 ( スペード10 )( 2 + 6 )+(人数差補正+2)=57★
>≧2→立花兄弟が目にも留まらぬ早業で中盤を突破! 再び小野にボールを渡し……?
============================================================================
松山「(小田、もう少し右だ! 山室は前に出るんだ!)」
小田・山室「「(おう!!)」」
この時、松山は咄嗟に小田と山室にアイコンタクトを送り、守備指示を出した。
小学生時代から共にサッカーをし、相手の癖や特徴は把握しきっているふらのメンバー。
彼らは松山の視線を見ただけで、お互いの意思疎通が出来るだけの能力を持っていたのだ。
政夫「(へぇ、いい連携だな)」
和夫「(でも俺達には関係ないぜ!)」
バシッ!!
小田「よし、こっちに……」
政夫「あらよっ!」
バコンッ!! パシーンッ!!
小田「あ、あれっ?」
山室「なんで政夫がそこにいるんだ!?」
松山「(あいつら……お互いの位置を、目で見なくても完全に把握してる? そ、そんな事が可能なのか!?)」
542 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 00:39:59 ID:???
しかし、付き合いの古さにおいて立花兄弟に匹敵する者はいなかった。
何せ彼らは双子の兄弟、この世に生を受けたその時から共に育ってきたのである。
既に互いの考えている事、動きは完璧に把握しており、
更にその先――相手を生かす為のプレーをもこなす事が可能となっている。
ショートパスからの華麗なドリブル突破、サイドへ流れてのロングパス。
そしてお互いのポジションチェンジにボールのスイッチ。
目にも留まらぬ早業で次々にボールを操る様は正に変幻自在であり、ふらのの守備陣はあっさりと崩壊。
松山「く、くそ! 抜かせてたまるか!」
政夫「松山、お前たちのチームプレーは確かに凄いかもしれねぇ!」
和夫「でも、コンビプレーなら俺達がこの日本でNo.1なんだよ! そいつを今から証明してやる!」
パシィンッ!
小野「ナイスパス、政夫!」
松山「し、しまった!」
唯一、彼らのコンビプレーについていけていた松山も、
その強烈なスライディングタックルでボールを奪う前に政夫はサイドから上がってきていた小野へと再びパスを送った。
政夫の言うようにチームプレーならばふらのの方が一枚も二枚も上手だろう。
だが、コンビプレーならば……間違いなく彼らこそが日本で最強。
その事を証明するかのような鋭い速攻であった。
板野「(……やばい、一歩も動けなかった)」
なお、主人公である筈の板野はあまりのパスワークの鋭さに一歩も動けなかったという。
543 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 00:41:03 ID:???
ワアアアアアアアアッ!!
実況「これは凄い、立花兄弟、くるくると目まぐるしくボールを回しふらの中盤をかき回す!
たった2人なのにどうしてこのように翻弄する事が出来るのか!
花輪、再びシュートチャンスだ!」
来生「ふっ、まぁ俺達のトリオプレイには負けるだろうがな」
井沢「おいおい、無茶言うな。 あんな素早いパス回し出来ねーだろ」
滝「(コンビプレーかぁ……井沢は中学に上がってから守備よりになったし、
俺がするとなると来生が相手になるけど……こいつと合わせるの疲れるんだよなぁ)」
北詰「沢田、反町、お前たちもよくあのパスワークを見ておけよ。
お前たち、東邦の攻めの中心があれだけの力を発揮出来れば今年は優勝は貰ったも同然なんだ」
反町「は、はい(タケシは合わせやすいけど、あれだけのプレーが出来るかな……)」
沢田「わかりました(反町さんはこっちの事を考えてパス出してくれるから楽でいいんですよね……)」
小池「(攻めの中心でなんで俺の名前が挙がらなかったんだ?)」
次藤「流石にコンビプレーを売りとするだけの事はあるタイ。
だが、問題はここからタイ」
佐野「そうですね」
立花兄弟たちのある種芸術的とも言えるパスワークに歓声を上げる観客たちだが、
一部の者達はまだ花輪が喜ぶには早すぎるとフィールドに注視をする。
突破は上手くいった、だがフィニッシュはどうなるのか? 問題はそこである。
見上「先ほども突破自体は上手くいった、立花兄弟のパスワークを止められる者などそうはいないからな。
問題は最後の詰めだ、これを決められなければ先ほどの二の舞になる」
片桐「ふらのもトライアングルシュート対策はバッチリなようですからね……」
544 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 00:42:23 ID:???
松山「松田、ポスト前に陣取るんだ! 立花兄弟が飛び上がろうとしたらさっきの板野と同じように蹴れ!」
松田「は、はい!(タイミングを間違えないようにしなきゃな……)」
ふらの中学の者達は当然のようにトライアングルシュートを警戒し、
先ほど板野が防いだものと同じ方法でトライアングルシュートを封じようとする。
キック力が板野よりも低いとはいえ、それでもポストに振動を伝えるくらいは誰でも出来る。
トライアングルシュートを狙いに行っても先ほどと同じ結果になるのは目に見えていたが……。
しかし、立花兄弟は不敵に笑いながらゴール前へと駆け上がる。
政夫「よし、上げろ小野!」
小野「それっ、頼むぞ!!」
バコーンッ!!
実況「さぁ、ボールが再び空高く上がった!
立花くんたち、ここは先ほどと同じようにトライアングルシュートに行くのか!?
だがポストの前にはふらの中学、松田くんが備えている! これではさっきと同じ結果になるのは目に見えています!」
政夫「よし……ここだ、和夫!」
和夫「いくぜ!」
ズッザアアアアアアアアアアア!!
松山「えっ!?」
板野「(で、出た! そもそもなんであんだけ滑れるのか不思議だけど、ここから更にトンデモな事になるんだ!!)」
石崎「何するつもりだ?」
高杉「(背中が急にかゆくなって地面でかくつもりなのか?)」
次藤「また面白か事し始めたタイ!」
佐野「そうですね」
545 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 00:43:41 ID:???
そして再び小野がボールを天高く上げた後、和夫は体を仰向けにしながら地面を滑走し始める。
傍から見ればただの奇行、いきなり寝ころびそのまま滑り始める様は異様としか言えず、
観客たちはどよめきふらのメンバーもただ困惑するしかなかった。
だが、真に彼らが驚くのはここからである。
政夫「……今だっ!!」
ピョインッ! ガシィイイイイイイイイインッ!!
松山「なっ……なにィ!?」
空へと上がったボールの弾道を見極めながら、あおむけになった和夫へとジャンプをする政夫。
一歩間違えればスパイクで傷つけ、大惨事を招きかねない行為である。
だが、政夫は綺麗にピタリと和夫が折り曲げていた足のその裏へと着地。
そのままドッキングを果たした立花兄弟は、驚く周囲を後目に高々と叫ぶ。
実況「こ、これはなんだ!? 立花和夫くんが地面にあおむけになり、滑走していた所を政夫くんがそれにドッキングー!!
一体何をしようというのか!?」
政夫「見せてやるぜ!」
和夫「これが俺達の新空中技!」
政夫・和夫「「スカイラブ・ハリケーンだ!!」」
546 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 00:44:42 ID:???
先着3名様で、
★政夫→スカイラブハリケーン 58 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★本田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
近藤→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
佐瀬→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★加藤 パンチング 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(塩田がねじ込み)(塩田と松田で競り合い)(松田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→政夫のスカイラブハリケーンがふらのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(塩田がねじ込み)(花輪コーナーキック)(松田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
547 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 00:44:57 ID:???
★政夫→スカイラブハリケーン 58 (
スペードQ
)(
5
+
3
)=★
548 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 00:44:58 ID:???
★政夫→スカイラブハリケーン 58 (
ハートK
)(
3
+
6
)=★
549 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 00:46:01 ID:???
★本田→ブロック 48 (
ハートK
)(
2
+
6
)+(人数差補正+1)=
近藤→ブロック 47 (
クラブ3
)(
2
+
5
)+(人数差補正+1)=
佐瀬→ブロック 48 (
クラブ5
)(
2
+
5
)+(人数差補正+1)=★
スカライブは生で見れたら感動モノだろうなw
550 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 00:46:47 ID:???
★加藤 パンチング 52 (
ハートJ
)(
6
+
6
)=★
551 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 00:47:51 ID:???
頑張った
物凄く頑張ったけど1足りない!
552 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 00:54:46 ID:???
松山をゴールポストに登らすか、このまま落ち着いて点取り合いに挑むか…
弾丸でガッツ節約していった方がいいかな、マグナムで確実にいくか、さてどうしよう。
553 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 01:05:34 ID:???
スカーラブの方は確実に防げない。ブロッカーがいないんだから。
でもあの技は出せてあと2発だから、やはり覚醒目当ての殴り合いの方がいいんじゃないか。
554 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 01:23:46 ID:???
クリアだったら勝負できる奴いるかな、一応松山にポスト登り案だけ出しておいて判断は投げる手もある。
コーナーキックぐらいじゃないと出番無いだろうけど、少しぐらいなら動き封じられるかも。
でも立花兄弟これでガッツは300消費してるんだよな…(ジュミニで100、スカイラブで200)
あと、クリア技あるから雪下ろしオーバーも決まる確率低くなるかもしれん。
555 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 01:26:00 ID:???
>★政夫→スカイラブハリケーン 58 ( スペードQ )( 5 + 3 )=66★
>★本田→ブロック 48 ( ハートK )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=57
> 近藤→ブロック 47 ( クラブ3 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=55
> 佐瀬→ブロック 48 ( クラブ5 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=56★
>★加藤 パンチング 52 ( ハートJ )( 6 + 6 )=64★
>≧2→政夫のスカイラブハリケーンがふらのゴールに突き刺さる!
===================================================================================
板野「(凄い……これが、これがスカイラブハリケーンか!)」
ドッキングを成功させ、空高く飛び上がった政夫の姿を見て、板野は感動に近いものを覚えていた。
敵対している者としてはあるまじき感情なのかもしれないが、板野もいちキャプテン森崎、キャプテン翼ファンである。
とんでもサッカーと言われるその世界の中でも、群を抜いて凄まじい技『スカイラブハリケーン』。
両足をドッキングさせ、そのバネを利用して空高くまで飛び上がりヘディングをするという技は、
板野も子供の頃に真似をして母親に怒られた経験もある技である。
それを目の前で、同じフィールドで見て、感動をするなという方が無理な話だろう。
政夫「いけぇっ!!」
だが、そんな板野の心境を知ってか知らずか、
空中に飛び上がった政夫は容赦なくゴールを狙いヘディングを放つ。
空中戦に強いという若島津、その若島津から点を奪うにはトライアングルシュートでは心もとない。
そう考えて編み出されたスカイラブハリケーンは、標的としていた相手とは違うGKが待つゴールへと襲い掛かる。
556 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 01:27:36 ID:???
バビュウウウウウウウウウウウウウッ!!
本田「な、なんだよこれぇっ!?」
近藤「うわああああっ!?」
超高度から放たれたヘディングは、
重力で更に速度を加速させつつDF達がブロックに向かう事の出来ない角度で降下してゆく。
加藤「く、決められてたまるか!(失点したらなんて言い訳をすれば……)」
それでもGKである加藤は懸命に食らいつき、ボールをなんとか弾こうとダイブをした。
バシュウッ! ……クルクルクルクル スタッ
しかし現実は無情。あと1cmという所で加藤の拳はボールをとらえる事が出来ず、
ボールはゴールネットへと突き刺さる。
誰もが呆気に取られる中、空高く飛び上がっていた政夫は空中で前転を決めながら綺麗に着地。
政夫「へへっ、100点満点!」
和夫「どうだ見たか! これが俺達の新技、スカイラブハリケーンだ!!」
ピ、ピピィーッ!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
起き上がってきた和夫とハイタッチをしながら再び高らかに宣言をすると、
フィールドの時間は再び流れ、審判は思い出したように得点を告げる笛を吹き観客たちが歓声を上げるのだった。
ふらの 1−1 花輪
557 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 01:28:50 ID:???
実況「き、決まった……! なんという事でしょう、花輪! 1点を返して同点に追いついた!
ただいま入ってきた情報によると、先ほど立花くんたちが見せたのはスカイラブハリケーンという大技!
互いの足をドッキングさせる事で大きくジャンプをし、高くからゴールを奪おうとする超必殺技です!
これは凄い、花輪! とんでもない秘密兵器を隠し持っていたようだ!」
観客「すっげー! サッカーってこんな事も出来るのか!」「いいぞー、立花兄弟! やれやれー!!」
「さっきの突破も凄かったし、こんな事も出来るなんてな」「いやいや、ふらのもまだ負けちゃいねぇぜ!」
北詰「な、なんというバカげたシュートだ!
そもそも一歩間違えれば怪我をしてもおかしくないぞ、一体どんな指導者が花輪の監督なんだ!」
反町「(確かに馬鹿げてるっちゃ馬鹿げてるけど……あの角度からのシュートはそう簡単に防げないぞ?)」
小池「若島津、あれ止められるか?」
若島津「あの程度の曲芸、俺が弾き返せない訳がないだろう」
次藤「やるタイ……さっきのトライアングルシュートには単純な防ぎ方があった。
だがこのスカイラブハリケーンを防ぐにゃ根本的にシュートコースを防ぐしかないタイ」
佐野「そうですね……」
片桐「……これが立花兄弟の切り札ですか」
見上「面白い事をする奴らだ。 あの角度からのシュート、並のキーパーでは防ぐことは難しいだろう。
加藤もいい動きをしたが、一歩及ばなかったようにな」
片桐「これで同点、しかも早い時間帯でいきなり点を返しましたからね。
花輪はここから勢いに乗ってくるんじゃないでしょうか?」
見上「うむ……(問題は乗りすぎて、スタミナが切れる事くらいだな)」
ド派手な突破から、更にド派手な必殺技で一気に追いついた花輪中学。
一般的な観客たちは拍手喝采で立花兄弟を褒め称え、偵察に来ていた者達も思わず息をのむ。
558 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 01:29:50 ID:???
和夫「へへへ、歓声が気持ちいいぜ!」
政夫「やっぱサッカーは派手じゃないとな!」
これに気を良くするのは立花兄弟である。
元来陽気で調子に乗りやすく、目立ちたがり屋な彼ら。
そんな彼らがこれだけの拍手を受けて喜ばない筈はなく、ガッツポーズを取って歓声にこたえてみせる。
加藤「ぐ、ぐぅ……(あんなシュートふせげねぇって……)」
松山「スカイラブハリケーン……凄い技だ……」
逆に一気にムードをよくする花輪中学とは対照的に、
ふらのは先取点を取ってから僅か5分も経たぬ内に同点に追いつかれた事で気落ちをする。
板野のマグナムシュート、松山の北国シュートと必殺シュートには見慣れている彼らであるが、
立花兄弟のスカイラブハリケーンはそれらとは別ベクトルで突き抜けたシュート。
その派手さは相手に強烈なインパクトを与え、ふらの守備陣はどうやって防げばいいんだと頭を抱える。
板野「(……まぁ、あれだけの技だもん。 インパクトあるよなぁ……)」
本田「な、なぁ板野……」
板野「え?」
本田「あれを防ぐ方法は無いのか? さっきみたいにポストを蹴るみたいな感じでさ」
松山「………………」
そんなふらのメンバーの心中を察しながら、板野は未だに生スカイラブの感激に浸っていたのだが、
ここで途方に暮れていたDFの1人、本田は板野にスカイラブハリケーンの防ぎ方を知らないかと問われる。
つい先ほど、トライアングルシュート破りを見せた板野。
もしかしたら、このスカイラブハリケーンを防ぐ術も見つけているかもしれないという淡い期待が彼らにはあり、
松山はその様子をじっと見つめながら板野が口を開くのを待っている。
板野「(スカイラブハリケーンを防ぐ方法、防ぐ方法……)」
559 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 01:31:01 ID:???
A.「あるよ。 ゴールバーの上に上るんだ」 ゴールバーの上に上るよう提案する
B.「あるよ。 ゴールポストを蹴ってこちらも高く飛ぶんだ」 三角飛び出しを提案する
C.「あるよ。 あいつらを怪我させてしまえばいいんだ」 ニタリとほほ笑んでみる
D.「ないね。 正攻法で守るしかない」 明確な弱点はないとはっきり言う
E.「ないね。 でも、松山が守備に参加すれば防ぐのも不可能じゃない筈だ」 松山スイーパー案を進言する
F.「ないね。 でも……防ぐ方法はなくても、弱点はある」 立花兄弟のスタミナについて指摘する
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
560 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 01:32:33 ID:xaqbzKIo
A 三角飛びは難しいだろうし
561 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 01:32:45 ID:xibgubt+
F
562 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 01:33:09 ID:rpKaGlM2
F
563 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 01:33:36 ID:p/Tle+Ew
F
564 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 01:34:42 ID:???
Bが本当に出来るなら松山にもワンチャンあったが、さすがにぶっつけ本番で三角飛び出しは無理だろう。
565 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 01:35:52 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
566 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 07:55:07 ID:???
ゴールバーの上に登らせたりしたら、ミスして怪我の可能性もあるしね
567 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 08:55:01 ID:???
赤札ぁっ
568 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 13:57:58 ID:???
ついさっき2で立花兄弟に11点入れられて負けました
ゲームの兄弟は鬼畜ですね
569 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 18:39:18 ID:???
ゲームには敵のガッツ消費がないのか?
それならきつかったな
570 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 18:44:49 ID:???
確か4までは敵のガッツ無限じゃなかったかな
5で設定されたので、シニョーリにを多数で囲み
一人だけタックル、残りはマークで芸術的なドリブルを乱発させてガッツ切れに追い込むという攻略法があった。
571 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 22:58:14 ID:???
>F.「ないね。 でも……防ぐ方法はなくても、弱点はある」 立花兄弟のスタミナについて指摘する
===============================================================================================
佐瀬「え? ……どういう事だ?」
松山「……立花兄弟たちのスタミナの事か?」
板野「うん、その通りだよ」
板野の一見すると思わせぶりな言葉に多くの者達は首を捻るが、
素早く意図を察知した松山が呟くと板野はそれを肯定。
訳が分からないという表情をする一同に対し、板野は改めて説明をする。
板野「確かにスカイラブハリケーンは凄いけど、あれだけの技なんだからスタミナは大量に消費する。
強力過ぎるが故の弱点って言っていいだろうね」
松山「ああ、それにあれは足に負担が大きくかかりそうだしな。
それを考えても安易に何度も連発出来るものじゃない筈だ」
近藤「なるほど……そういう弱点があったのか」
言われてみれば確かに、あれだけの大技をして体に負担がかからない筈がない。
無闇に乱発される恐れはなくなったと聞き一同はほっと安堵をし、
次に具体的にここからどうやって攻めていくかを相談し始める。
加藤「でもそう連発出来ないからって何度も打たれちゃやばいぞ……(止められる自信無いし……)」
板野「打たれたら確かにまずいけど、そうなる前に止める方向でいくしかないね」
松山「立花兄弟もそう何度も打てないという事くらいは重々承知な筈だからな。
そう考えるとここからはある程度他の選手を使って攻め込んでくるだろうさ。
それにトライアングルシュートと違ってスカイラブハリケーンはセンタリングを上げて貰わなくちゃ使えない。
センタリングを出される前に素早くプレスをかける方向でいこう」
本田「なら俺達SBは上がり目の方がいいかな?」
板野「うん、そうだね」
松山「後は俺達も立花兄弟に負けないよう攻め込んで再び突き放していくんだ。
持久戦に持ち込めば立花兄弟はスタミナに不安がある分、俺達が勝つんだ。 よし、いくぞ!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」
572 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 22:59:15 ID:???
こうしてふらのメンバーはスカイラブハリケーンを打たれる前に止める事で防ぎ、
また、徹底的に持久戦を挑む事で立花兄弟に対抗しようとする。
一方でその立花兄弟たちはといえば、板野達の予想が当たり、
既に披露と足の負担は軽視できないものとなってしまっていた。
玉井「大丈夫か、政夫、和夫?」
政夫「さっきから俺と和夫だけで攻めはしてたからな……正直、このペースじゃもたないぜ」
和夫「俺達の体力が切れたらその段階で点を入れるのは難しくなるからな。
しばらくはお前たちでなんとか時間を稼いでくれ」
塩田「ああ、わかった」
政夫「(といっても、みんなの守備力じゃ正直次の攻撃を止められるかどうか不安なんだよな……)」
和夫「(最低限の守備参加だけはしておくか……)」
このペースでいけば、前半だけで息切れをしてしまうと感じた立花兄弟は、
しばらくの間は他のメンバーだけで切り抜けてくれと指示。
彼らもここまで立花兄弟が縦横無尽に暴れ、多大に体力を使ってしまっていた事は理解しておりこの指示を飲むのだった。
井沢「ふらのも綺麗にカウンターを返して先取点を取ったけど、花輪は逆に立花兄弟の速攻でこれまた綺麗に得点をした。
新技を見せた分、勢いは花輪の方にありそうだな」
山森「でもキャプテン、これまで立花さん達は攻撃面でずっと活躍してますよ。
あれは明らかにオーバーペースです」
滝「確かにな、あのままじゃ持たないってのは立花兄弟もわかってるだろ。
花輪はここからが正念場だぜ。 主力2人以外の奴らが、どこまで持ちこたえるかがな」
岩見「(主力以外の戦力、か……)」
小田「(暗に俺の事言われてるみたいでやだなぁ……)」
573 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 23:00:18 ID:???
ピィーッ!!
こうして前半14分、この試合初めてのふらのボールでのキックオフ。
ボールは小田から板野へと手渡され、ボールを持った板野はゆっくりと前を向き状況を確認する。
実況「さぁ再びキックオフ! ボールは小田くんからセンターフォワード板野くんへと渡りました!
ふらの、まずはこのボールをどうやって運ぶのか?」
板野「(立花兄弟は……横パス、中央突破にも対応出来るように位置取りしてるな。
守備力は低い筈だけど、それでも他のメンバーに比べたら高そうだ。
どうやって攻めるかな……)」
A.「山室、頼んだ!」 ドリブルを鍛えた山室を走らせる
B.「小田、頼んだ!」 元エースストライカーの小田を走らせる
C.「俺が自分で持ち込むぞ! 勝負だ、立花兄弟!」 自ら中央突破する
D.「守備力が低いチームならこれで入る!」 キックオフ普通のシュートだ!
E.「守備力が低いチームなら弾丸シュートで!」 キックオフ弾丸シュートだ!
F.「俺のマグナムシュートは、ゴールが少しでも見えれば決められるんだ!」 キックオフマグナムシュートだ!
G.「松山、頼んだ!」 まずは松山に任せよう
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
574 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:01:32 ID:rpKaGlM2
F
575 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:02:34 ID:v9+lLGXk
A
576 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:02:51 ID:J8G81k/6
F
577 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:03:37 ID:TK9+k7a+
A
578 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:04:56 ID:???
スカイラブハリケーンで傾いた勢いを一気にこっちに戻せるか、だね
失敗したらこっちがオーバーペースだけど
579 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:08:13 ID:???
マグナムならさっきの松山の雪下ろしと期待値的には同じになるな。
50m補正はたしか+4だったはず。
580 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:12:58 ID:???
ストラット的にいえばフリー補正つくんちゃう?
581 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:18:25 ID:???
あ、フリー補正を忘れてた。それなら吉倉が最高値をだしても、板野が5以上だせば
問答無用で決まるな。
582 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 23:32:26 ID:???
>F.「俺のマグナムシュートは、ゴールが少しでも見えれば決められるんだ!」 キックオフマグナムシュートだ!
=========================================================================================================
ピキーン!
その時、板野の頭脳に名案が浮かんだ。
現実の世界で考えれば、あまりにも馬鹿げたもの。
しかし、ことこの世界――キャプテン森崎の世界でなら、時に有用であるとされるもの。
板野「(ここからなら……俺のマグナムシュート、決まるんじゃないか?)」
それは原作、本編においても時折披露されるもの――キックオフ開始直後のシュート。
主に超絶的なパワーを持つシュートが放てる選手が、
その実力を見せつける為に撃つイベント的な側面を持つシュートである。
そして、今の板野はその"超絶的なパワーを持つシュート"が打てるだけのストライカーであった。
板野「……うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
政夫「げっ……!?」
和夫「なっ……なにィ!?」
松山「板野!?(いきなり狙うつもりか! いや、でも板野のマグナムシュートなら……!?)」
閃いた瞬間、板野はその右足を大きく振りかぶる。
キックオフ直後、完全に花輪のメンバーも、観客たちも、そして仲間たちですら予想だにしていなかった行動。
実況ですら声を失う中で、板野はその右足を強く振り下ろす。
583 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 23:33:39 ID:???
和夫「や、やばい! 俺達もブロックを……」
政夫「よせ、和夫! みんなを信じるんだ!」
和夫「く、くそう!」
体力に不安のある立花兄弟は、悔しそうに歯噛みをしながら目の前にいる板野を見やりつつ仲間を信じ。
松山「決めろ、板野! ここで決めれば流れは一気に戻ってくるぞ!」
その板野の後ろ姿を見つつ、松山は激励の言葉を口にする。
来生「あいつ馬鹿だ! あんな所から打って決まる訳ねぇ!」
反町「(あんな位置からシュート……? いや、でも、アイツのマグナムシュートってのは相当な威力らしいし……)」
観客席にいた世代を代表するFW達は驚きに目を疑い。
玉井「あんな距離から決めさせてたまるか!」
相本「中央に寄れぇぇぇぇええ!!」
青田「間にあえ!」
武田「くっそー! こんなのアリかよ!?」
村沢「ふざけるな! 俺達を舐めるなよ!」
中村「そう簡単に抜かれてたまるかー!」
吉倉「(あんな距離だ、絶対に見極めてみせる!)」
花輪の守備陣は大急ぎでシュートコースに入りながら、決めさせてなるものかと吼える。
板野「俺のマグナムシュートは……ゴールが少しでも見えれば決められるんだ! いっけえええええええ!!!」
584 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 23:34:42 ID:???
先着3名様で、
★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★玉井→ブロック 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
相本→ブロック 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
青田→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
武田→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
村沢→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
中村→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★
★吉倉 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)+(50m補正+4)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(小田がフォロー)(ふらのスローイン)(塩田がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→松山の雪下ろしオーバーが花輪ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がフォロー)(ふらのコーナーキック)(小野がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。
【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
585 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:35:02 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 (
クラブ9
)(
4
+
1
)+(フリー補正+2)=★
586 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:35:17 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 (
スペードK
)(
2
+
1
)+(フリー補正+2)=★
587 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:35:52 ID:???
★玉井→ブロック 43 (
クラブ9
)(
6
+
6
)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
相本→ブロック 43 (
ダイヤ8
)(
4
+
4
)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
青田→ブロック 45 (
クラブ7
)(
5
+
2
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
武田→ブロック 45 (
ハート6
)(
3
+
5
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
村沢→ブロック 46 (
ダイヤ7
)(
5
+
1
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
中村→ブロック 46 (
ハートK
)(!dice + !dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★
588 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:36:48 ID:???
判定できんからわけておくれ
589 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:36:59 ID:???
★玉井→ブロック 43 (
ダイヤ7
)(
3
+
5
)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
相本→ブロック 43 (
ダイヤ4
)(
4
+
6
)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
青田→ブロック 45 (
ハートJ
)(
5
+
1
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
武田→ブロック 45 (
ダイヤ9
)(
1
+
4
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
村沢→ブロック 46 (
ダイヤA
)(
4
+
2
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
中村→ブロック 46 (
ハート8
)(!dice + !dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★
590 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:37:31 ID:???
★玉井→ブロック 43 (
スペード3
)(
4
+
3
)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
相本→ブロック 43 (
ハートJ
)(
3
+
6
)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
青田→ブロック 45 (
ハートK
)(
6
+
3
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
武田→ブロック 45 (
ハート10
)(
1
+
1
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
村沢→ブロック 46 (
クラブ7
)(
5
+
6
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
中村→ブロック 46 (
スペードJ
)(!dice + !dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★
591 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 23:38:50 ID:???
一応6ゾロなら減衰効果が出せるので、中村の判定は個別にもう一度お願いします。
★中村→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★
592 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:39:22 ID:???
★中村→ブロック 46 (
ダイヤ8
)(
2
+
2
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★
593 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:40:05 ID:???
★中村→ブロック 46 (
クラブ2
)(
6
+
6
)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★
594 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:40:07 ID:???
★吉倉 パンチング 49 (
クラブ6
)(
1
+
4
)+(50m補正+4)=★
595 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:40:12 ID:???
★吉倉 パンチング 49 (
スペード5
)(
6
+
4
)+(50m補正+4)=★
596 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:40:48 ID:???
★吉倉 パンチング 49 (
ハート7
)(
2
+
5
)+(50m補正+4)=★
597 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:42:07 ID:???
みんな判定協力しすぎw
まあ今回は無理ないか。
598 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:42:13 ID:???
危うくポストだった
599 :
森末(仮)
:2013/10/23(水) 23:43:06 ID:???
同時に多くやりすぎると、引けなくなるようですね。
次回から多くなる判定ではなるべく分けるようにします。
600 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:45:48 ID:???
1レス16判定が上限なのですよ
601 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:48:11 ID:???
なるほど、それなら5人が限界なのか
602 :
森崎名無しさん
:2013/10/23(水) 23:54:09 ID:???
この数値なら普通シュートだと流石に止まってたけど、弾丸でもゴールだったな。
603 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 00:26:29 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ9 )( 4 + 1 )+(フリー補正+2)=67★
>★玉井→ブロック 43 ( クラブ9 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=59 *吹っ飛び* *負傷発生*
> 相本→ブロック 43 ( ダイヤ8 )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=55 *吹っ飛び*
> 青田→ブロック 45 ( クラブ7 )( 5 + 2 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=57 *吹っ飛び*
> 武田→ブロック 45 ( ハート6 )( 3 + 5 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=58 *吹っ飛び*
> 村沢→ブロック 46 ( ダイヤ7 )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=57 *吹っ飛び*
>★中村→ブロック 46 ( ダイヤ8 )( 2 + 2 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=55 *吹っ飛び*★
>★吉倉 パンチング 49 ( クラブ6 )( 1 + 4 )+(50m補正+4)=58 *吹っ飛び*★
>≧2→板野のマグナムシュートが花輪ゴールに突き刺さる!
==========================================================================================================
板野のマグナムシュートは、その名の通り火を噴いた。
バグォオオオオオオオオオオオオオンッ!!
玉井「ぐぎゃあああっ!?」
相本「ぐべべっ!?」
間に入ったMF達は、なすすべもなく吹き飛ばされる。
青田「おあああっ!?」
武田「は、はやっ……ぎにゃああっ!?」
村沢「ごぼほぉっ!?」
中村「ぎぎゃぎゃぎゃぎゃああっ!?」
十分な距離があった筈だというのに、DF達は無惨に弾かれ地面に伏す。
604 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 00:27:51 ID:???
吉倉「うっ、うっ、うわあああああああああああああっ!?」
バギャゴンッ!! ズバァアアアッ!! ……ピ、ピピィーッ!!
それでも尚スピードを殺さぬボール、威力が衰えぬボール。
正にマグナムから放たれたかのようにそのボールはゴールキーパーである吉倉へと襲い掛かり、
哀れ吉倉は半狂乱となりながらも吹き飛ばされ宙を舞った。
次いで、ゴールネットを突き破る音と先ほどのスカイラブハリケーンを決めた時同様、審判の困惑が混じった笛の音。
板野「はぁっ、はぁっ……」
渾身のシュートを放った板野は、荒く息をしながら、心地よさげにその笛の音を聞いていたのだった。
ふらの 2−1 花輪
605 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 00:28:53 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?
実況「き、決まったァァァ!! ゴール、ゴールです!
板野くん、東一中戦、錦が丘戦でも見せたマグナムシュート!
それをなんとキックオフと同時に打ち込み、ゴールを奪ってしまった!
花輪、無惨にも守備陣が完全崩壊! 手も足も出ませんでした!」
観客「こ、今度はキックオフから一瞬でゴールを奪っちまったぞ!」「俺、ボールが全然見えなかった……」
「ボールを蹴る音がここまで聞こえたぞ!?」
片桐「流石だな板野……どうですか、見上さん?」
見上「ああ、確かにすばらしい。 流れをこちらにもう一度引き寄せる、という意味でも単純な威力でもな」
次藤「ふふふ、やはりあいつはふとか男タイ。
今大会、あいつのマグナムシュートを初めて止めるのはこのワシタイ」
佐野「そうですね!」
剛田「ひ、ひえぇ〜、かーちゃーん!」
井沢「とんでもない威力だな……(あれは剛田じゃちょっと無理だ。 石崎、高杉、中里に期待するしかない)」
中里「(……あやつらがもし上がってくれば、拙者も本気を出さざるを得んのだろうか?
しかし、重りを外す事は掟に……)」
若島津「(ふん、少しはマシになったみたいだな。 だが、花輪のキーパーならまだしもあの距離からでは俺には通用せんぞ)」
沢田「あわわわ……す、すっごい威力……」
反町「まるで魔王だな……恐ろしい……(俺にもあれだけのキック力があればな……)」
小池「ふん、うちには若島津がいるんだ。 あんな距離からのシュートでゴールを許す訳ないぜ!」
606 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 00:30:13 ID:???
スカイラブハリケーンを受けて失点、そしてその直後のキックオフから再び突き放すマグナムシュート。
次々と起こる奇想天外な試合展開に観客たちは騒然。
偵察へとやってきた者達も、興味の対象を立花兄弟から板野へと再び移りかえる。
政夫「く、くっそ〜〜!」
和夫「またビハインドかよ!(でもあれを防げってのは流石に無茶だ……結局、俺達が点を取らなきゃならねぇ)」
そしてこの事に大きく落胆をしたのは立花兄弟である。
なんとか体力を回復できるだけの時間を稼ごうとしていた所を、再び突き放されてしまったのだ。
体力が回復できている筈もなく、時計もまるで進んでいない。
おまけに観客たちがスカイラブハリケーンの派手さに魅了されていた次の瞬間、
このようなド派手な得点を決められ水を差された形になったのだから、彼らにとって面白い筈がない。
松山「よーし、やったぞ板野! これで一気に俺達に流れが傾いた!」
小田「う、うん、凄いぜ板野!(本当に味方でよかった……)」
山室「まさかこんな距離から決められるとは思わなかったけどな!(ふらのに来てくれてありがとう、板野……)」
逆にふらのメンバー達は、大いにこのゴールを喜ぶ。
その渦中にいた板野はというと……。
A.「さぁ、もう一度スカイラブハリケーンで来い、立花兄弟! どちらが多く点を取れるか勝負だ!」 立花兄弟を挑発する
B.「俺のマグナムシュートで奪えないゴールは無いぞ!」 花輪ゴールを指さして高々と宣言する
C.「もっとドンドン俺にボールを回してくれ。 ガンガン点を取るぞ!」 味方にボールを回してくれるよう要求する
D.「これで敵は俺を警戒する筈だ。 ここからは小田と山室がキーになるぞ」 小田と山室に発破をかける
E.「いや、単にマグレだよ……奇襲だったから上手くいっただけさ」 謙遜をする
F.「やったー! キックオフシュートが決まったー!!」 無邪気に大喜びする
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>600
情報ありがとうございます。次からは気を付けますね。
607 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 00:32:52 ID:SbVYI7V6
C
608 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 00:34:26 ID:kUuIfiQM
C
挑発は避けるか
609 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 00:36:09 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
610 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 01:08:21 ID:???
乙です、反町変なフラグたてるんじゃないぞ絶対だぞ
611 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 20:27:29 ID:???
>C.「もっとドンドン俺にボールを回してくれ。 ガンガン点を取るぞ!」 味方にボールを回してくれるよう要求する
===================================================================================================
ここで板野は更に追加点を取る為に、と自分にボールを回してくれるよう要求をした。
既にマグナムシュートを1本打ったとはいえ、それまでの試合中あまり動いていなかった為にスタミナは十分。
威力についても文句の付け所の無い板野のマグナムシュートならば、更なる追加点も期待できると一同は納得する。
松山「よし、板野の言うように集中的に板野に撃たせる方向でいこう。
ただ相手も相応に警戒はする筈だからな、そういう時は他の皆も使っていこうぜ」
若松「了解!」
こうして改めて作戦を決めたふらの中学。
そして一方の花輪中学はといえば、先ほどの板野のマグナムシュートで吹き飛ばされた際、
当たり所が悪く負傷をしてしまった玉井の元に選手たちが集まっていた。
相本「玉井、大丈夫か?」
玉井「いてて……くそっ、反則級だぜあんなシュート」
政夫「撃てるもんは仕方ない、それよりプレイは出来そうか?」
玉井「……出来ない事はないけど、パフォーマンスは落ちるぜ」
和夫「交代した方がいいか……」
玉井の負傷は幸いにも軽傷と言えるレベルだったが、それでもパフォーマンスは従来のそれより落ちてしまう。
また、あまり立花兄弟に頼りたくないこの局面の中で他の選手を治療の為とはいえ一旦外す事も花輪にとっては痛手であり、
政夫たちはベンチに向かって玉井を交代させる旨をサインで伝える。
監督「玉井は無理そうだな……大丸、出番だぞ」
大丸「もうかい? へへっ、まあこの点差だからな」
612 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 20:29:04 ID:???
実況「花輪、先ほどの板野くんのマグナムシュートの影響でどうやらけが人が発生した模様です。
玉井くん、今仲間たちに肩を貸してもらいながらゆっくりとフィールドを出ていきます。
変わって入るのは背番号12番、大丸くん。 今、玉井くんとタッチを交わしフィールドへと姿を見せました」
板野「(あいつは……確かロングフィードが得意な選手だっけ?)」
事前に情報としてその大丸の事を知る板野は、
彼にボールが渡った時はすぐにチェックをした方がよさそうだと思いつつ。
その当の大丸達はといえば、まさかこの試合までベンチを温めてきた大丸の唯一の特技が既にバレているとは露知らず。
これからの戦い方について話し始める。
大丸「早速もう1点返して同点にしとくか? 俺はいつでもいけるぜ」
政夫「いや、それは意味がない。 俺達のスタミナが持たないんだ。
それに1点を返した所で、もう一度板野にマグナムシュートで決められるのがオチだぜ」
小野「なら、やっぱり時間稼ぎか……」
和夫「そうだな……。 10分でも稼げれば上出来だが、そこまでは言わない。
危なくなったらいつでもあげられるようにしてくれ」
政夫「大丸、頼んだぞ」
大丸「任せとけって」
結局の所、花輪としては立花兄弟たちにこれ以上負担をかけない為にも時間稼ぎに徹するしかない。
果たして他の者達だけでどこまでやれるのか……。
それはあまりにも不安定な綱渡りだが、それでも成功させるより彼らに道はないのだった。
ピィーッ!
政夫「さぁ、頼んだぞみんな!」
花輪メンバー「「「おう!」」」
こうして再びキックオフの笛が鳴り、花輪のキックオフで試合再開。
立花兄弟がボールを持つ事でスタートするが、彼らは作戦通りこのボールを持ちすぎず、
早めに手放し他の者達がパスワークでボールを回し始める。
613 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 20:30:20 ID:???
実況「さぁ花輪、まずはゆっくりとボールを回しています。
先ほどまでは立花兄弟の速攻をもってして攻撃を成功させていた花輪中学。
ここは攻め方を変えてきました」
見上「ふむ、時間稼ぎだな。
まぁ立花兄弟も自分たちのスタミナがこのままでは持たないという事を十二分にわかっているのだろう」
片桐「問題はこの時間稼ぎが上手くいくかどうか、ですね」
見上「花輪のフィールダーは攻撃力自体は悪くはないようだが……ふらのの実力も高い。 難しいな……」
相本「それっ、そっちに回せ!」
塩田「ボールを渡すなよ!」
板野「(うーん、殆ど攻める気が無さそうだ。 やっぱり時間稼ぎが狙いだな……)」
立花兄弟を使わぬとはいえ、花輪中学もこの3回戦まで勝ち上がってきたチーム。
他のメンバーの技術も決して侮れるものではなく、しばらくそのまま花輪がボールを回していく。
だが、こちらに攻め込む気が無いのは誰の目から見ても明らか。
板野は時計の針を見ながら、さてどうしたものかと思案をする。
板野「(2点差に出来れば楽なんだけど……ここで上手い事時間を稼がれたら厳しいな。 どうしようか)」
A.「時間稼ぎに付き合ってやる必要はない! ボールを奪いに行こう!」 ボールを奪いに向かう
B.「好きにやらせてやろう。 俺も体力回復だ!」 ボールを奪いに向かわない
C.「花輪! そんな消極的なサッカーで俺達に勝つつもりか?」 花輪メンバーを挑発する
D.「俺の守備力じゃ多分取れないな。 こぼれ球を拾える位置に移動しておこう」 周囲のフォローに回る
E.「こういう時は奇行に限る!」 へそで茶を沸かすポーズを取る
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>610
乙ありです。 多分大丈夫です……。
614 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 20:31:49 ID:1K6mJ0A6
D
615 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 20:31:51 ID:3+xwDtqk
D
616 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 20:50:55 ID:???
>D.「俺の守備力じゃ多分取れないな。 こぼれ球を拾える位置に移動しておこう」 周囲のフォローに回る
===================================================================================================
一対一でのボールの奪い合いならまだしも、パスワークを断ち切る事は板野にとって1番苦手とする事である。
無理にパスを断つのではなく、こぼれ球のフォローに徹しようと決断すると、
板野はパスの動きをよく見ながらフィールドを動き回る。
そうこうしている間にも花輪は悠々と時間を稼いでいくのだが、
ふらののメンバーもパスには一過言ある選手たちばかり。
しばらく見ている内にパターンの予測も可能となり、ようやくパスコースに割り込む事が可能となる。
相本「大丸、頼んだ!」
大丸「おう!」
バシッ!
小田「よし、ここだ!」
金田「ここで止めるぞ!(そして板野に渡してとっとと終わろう)」
大丸「へへへ、それっ!」
先着2名様で、
★大丸→パス 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→大丸のパスが逆サイドの塩田に通った! 再び花輪が時間を稼ぐ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小野がフォロー、小野と板野で競り合い、板野がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
617 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 20:52:38 ID:???
★大丸→パス 49 (
クラブQ
)(
5
+
4
)=★
618 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 20:53:37 ID:???
★小田→パスカット 47 (
ハート2
)(
1
+
6
)+(人数差補正+1)=
金田→パスカット 47 (
スペード6
)(
5
+
6
)+(人数差補正+1)=★
619 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:29:38 ID:???
金田いいな2回目かな
620 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:31:47 ID:???
そろそろ板野もJOKERを引きそうな気がする
621 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 21:35:16 ID:???
>★大丸→パス 49 ( クラブQ )( 5 + 4 )=58★
>★小田→パスカット 47 ( ハート2 )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=55
> 金田→パスカット 47 ( スペード6 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=59★
>=−1→ボールはこぼれ球に。板野がフォロー
>※金田が覚醒しパスカットフラグを回収。「スキル・パスカット+2」習得。
=====================================================================================
バゴンッ!!
小田「うわっ!?(なんだこの威力、これでトラップ出来るのかよ!?)」
その爆発的キック力を売りとしてサッカー部へと入部した大丸。
巨体から繰り出されたパスは猛烈な勢いでフィールドを切り裂き、
小田は触れる事すら出来ないままにボールを通してしまいそうになる。
金田「(スピードは確かにあるけどコースが正確な分、予測しやすいぜ!)それっ!」
大丸「げげっ!?」
大丸のパスはスピードだけでなく、コントロールもまた正確なものだった。
ロングフィードが上手いという事は、それだけ正確性もあるという事。
だが今回ばかりはその正確なコントロールが裏目と出てしまい、金田は辛うじてボールに触れる。
大きく跳ね上がったボールは逆サイドの塩田へと届かず、こぼれ球となり……。
パシッ!
板野「ナイス、金田!」
政夫「い、板野!」
和夫「ま、まずいぞ!」
こぼれ球に備えて待機をしていた板野がしっかりと抑えるのだった。
622 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 21:36:34 ID:???
実況「花輪、パスワークで攻めるも失敗! ボールはこぼれ球となって……。
あぁっと、これを板野くんが拾いました!
この試合、既に1発のマグナムシュートで観客の度肝を抜くゴールを決めている板野くん!
これは再び追加点が生まれるか!?」
井沢「まずいぞ、花輪は。 ここで追加点を取られたら流石に厳しすぎる」
長野「立花兄弟のスタミナか……」
滝「ああ、立花兄弟はこの後、どれだけ体を休めてハーフタイムを挟んでも、
3回くらいがスカイラブハリケーンを打つ限度だろう。 幾らなんでもスカイラブハリケーンだけに集中するなんて事は出来ないからな」
井沢「逆にふらのは板野、松山と2人のシューターがいる。 打ち合いの勝負なら有利なのはふらのなんだ。
だから時間を稼ぐ事は花輪にとってこれ以上相手に追加点を許さない事に繋がる筈だったんだが……」
板野「(よーし、狙い通りこぼれ球を拾えた! このまま……)」
政夫「こうなったら構ってられねぇ! 和夫、俺達で止めるんだ!」
和夫「おう!」
板野「!!」
南葛の井沢達が指摘をする通り、ここで2点差に突き放されるのは花輪にとって致命傷である。
お互いに主力となる選手が2人いる点から見れば、互いに条件は同じに見えるかもしれない。
だが、立花兄弟は2人で1人――2人いるからこそ、その実力を思う存分発揮できる選手なのだ。
結果的に疲弊は板野達よりも圧倒的に溜まりやすく、点の取り合いに持ち込まれれば不利となるのは何度も出てきた話。
立花兄弟もそれを承知しているからこそ、ここで点を許す訳にはいかないと板野からボールを奪いに向かう。
政夫「勝負だ、板野!」
和夫「追加点なんて許さないぞ!」
板野「いくぞ立花兄弟……勝負だ!」
623 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 21:37:34 ID:???
先着2名様で、
★板野→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★政夫→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
和夫→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が立花兄弟を抜いた! 追加点のチャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、松山と塩田で競り合い、塩田がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。
【補足・補正・備考】
板野がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
>>619
2回目の覚醒でパスカットが上手くなりました。
モブ選手たちの成長は、いずれくる東邦・南葛との闘いの時に役立ちそうですね。
>>620
覚醒pt5は大きいですね。
624 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:37:57 ID:???
★板野→ドリブル 52 (
クラブ3
)(
1
+
4
)=★
625 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:38:06 ID:???
★板野→ドリブル 52 (
ダイヤQ
)(
4
+
1
)=★
626 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:38:09 ID:???
★板野→ドリブル 52 (
ダイヤK
)(
6
+
6
)=★
627 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:39:06 ID:???
★政夫→タックル 49 (
ハート4
)(
1
+
3
)+(人数差補正+1)=
和夫→タックル 49 (
スペード4
)(
3
+
2
)+(人数差補正+1)=★
628 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:39:12 ID:???
やらかしそうだ・・・
629 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:39:24 ID:???
★政夫→タックル 49 (
スペードK
)(
5
+
5
)+(人数差補正+1)=
和夫→タックル 49 (
ハート2
)(
2
+
5
)+(人数差補正+1)=★
主人公のダイスが密かに試合始まってから期待値すら出ない
630 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:40:04 ID:???
アブねー
631 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:40:20 ID:???
ぴったり抜いたか。
632 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:41:42 ID:???
抜いたか。自分の判定が間に合っていれば覚醒だったのが残念!
633 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 21:49:52 ID:???
ギリだろうが勝てばOK!覚醒は欲しいが
634 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 22:09:23 ID:???
>★板野→ドリブル 52 ( クラブ3 )( 1 + 4 )=57★
>★政夫→タックル 49 ( ハート4 )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=54
> 和夫→タックル 49 ( スペード4 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=55★
>≧2→板野が立花兄弟を抜いた! 追加点のチャンスだ!
========================================================================
板野「(強引に……いや、下手したら小柄な立花兄弟だ、怪我させてしまう危険性も……)」
政夫「うりゃあっ!!」
板野「うっ……(迷ってる場合じゃないや、っと!)」
和夫「く、くそっ!」
既に1名けが人を出してしまっており、これ以上負傷させては本編通り、
ふらのの爽やか旋風(笑)という事態に陥ってしまうかもしれないと危惧した板野。
一瞬躊躇を見せてしまい、その隙を見計らって政夫が鋭くスライディングタックルを放つ。
これを板野は辛うじて避け、続いてやってくる和夫も危うくボールに触れられそうになりながらも抜き去る。
ワアアアアアアアアアッ!
実況「ぬ、抜いた! 些か危なかったものの、板野くんここは自力でボールをキープ!
拾ったボールを渡しません!」
来生「あぶなっかしーなぁ。 俺ならもっと上手く突破してるっての」
井沢「(……零すくらいなら出来そうだな。 少なくとも、松山よりはくみしやすい筈だ)」
花輪メンバー「やべぇ、早くボールを奪うんだ!」「打たせるんじゃないぞ!」
立花兄弟は確かに守備が苦手ではあるものの、それでも全国レベルの選手である事に違いない。
その立花兄弟が2人がかりとなってもボールを奪えなかったとあり、観客たちは歓声を上げて熱狂。
逆に花輪メンバーはいよいよ焦り、板野からボールを奪おうと大急ぎでチェックに向かう。
板野「(どうする、まだ距離はあるけど思い切って打つか?)」
635 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 22:10:24 ID:???
A.「もう少し自分で進もう、いい加減に強引なドリブルを発動させたい!」 このまま進む
B.「俺にマークがつくなら山室が動きやすくなる筈だ!」 山室にパス
C.「思い切ってただのシュートだ!」 普通のシュートを放つ
D.「弾丸シュートで十分だ!」 弾丸シュートを放つ
E.「何人でも来い! 俺のマグナムシュートは誰にも止められないぞ!」 マグナムシュートを放つ
F.「さっきポカしそうになったし、松山に安全に運んでもらおう」 松山にバックパス
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
636 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:11:03 ID:V/PoGIXM
B
637 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:11:25 ID:XJ0YHimI
A
638 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:11:49 ID:9Abe6wv2
D
639 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:14:14 ID:uSUavdEc
A
640 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 22:22:40 ID:???
>A.「もう少し自分で進もう、いい加減に強引なドリブルを発動させたい!」 このまま進む
=====================================================================================
板野「(1/2なのに発動させる機会が殆ど無い……!
いい加減そろそろ出てきてもいいはずなんだ、もう少し進むぞ!)」
ダダダダッ!
決定率を更に上げる為、そしていい加減ドリブル技を発動させたいという思いもあってか、
板野はそのままボールを持ち中央突破を挑む。
当然ながら花輪はいきなりシュートを打たれなかった事に安堵はしつつも、
それでも更に前に進ませて打たれてしまえばいよいよポストに頼るしかないと考え、
なんとしてでもここで止めなければと一気に板野にプレスをかける。
相本「止めるんだ! ここで止めれば望みはあるぞ!」
小野「これ以上好き勝手させてたまるか!」
塩田「囲むぞ!」
板野「(ここを抜ければ……シュートチャンスだ!)」
641 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 22:23:54 ID:???
先着2名様で、
★板野→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小野→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
塩田→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
相本→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が5人抜き! シュートレンジに入り足を振りかぶる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、山室がフォロー、小田と大丸で競り合い)
≦−2→花輪ボールに。
【補足・補正・備考】
板野がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
642 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:24:11 ID:???
★板野→ドリブル 52 (
ダイヤ6
)(
1
+
3
)=★
643 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:24:24 ID:???
★板野→ドリブル 52 (
ダイヤ8
)(
3
+
2
)=★
644 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:25:38 ID:???
★小野→タックル 44 (
ダイヤ9
)(
3
+
4
)+(人数差補正+1)=
塩田→タックル 44 (
スペード10
)(
3
+
2
)+(人数差補正+1)=
相本→タックル 43 (
ハート5
)(
1
+
5
)+(人数差補正+1)=★
645 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:25:43 ID:???
★小野→タックル 44 (
スペードA
)(
1
+
2
)+(人数差補正+1)=
塩田→タックル 44 (
クラブ4
)(
3
+
6
)+(人数差補正+1)=
相本→タックル 43 (
ダイヤJ
)(
4
+
4
)+(人数差補正+1)=★
646 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:33:08 ID:???
日向を見ているかのような全員吹っ飛ばし!
647 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:34:30 ID:???
やっぱりドリブル値をあと1は上げたいな。南葛相手には厳しい。
648 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 22:43:43 ID:???
>★板野→ドリブル 52 ( ダイヤ6 )( 1 + 3 )+(強引なドリブル+2)=58★
>★小野→タックル 44 ( ダイヤ9 )( 3 + 4 )+(人数差補正+1)=52 *吹っ飛び*
> 塩田→タックル 44 ( スペード10 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=50 *吹っ飛び*
> 相本→タックル 43 ( ハート5 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=50★ *吹っ飛び*
>≧2→板野が5人抜き! シュートレンジに入り足を振りかぶる!
==================================================================================
小野「(これだけの人数で一気にかかれば……!)」
3人がかり、一斉にスライディングに向かう花輪守備陣。
これだけの数をかければ流石の板野も逃げ場所がなく、
最悪反則は取られるかもしれないが止まると判断しての行動だった。
だが、この行為は板野に対しては行ってはいけないもの。
板野「(これなら……!)うおおおおおおおおおおおおおっ!!」
塩田「な、なに……うぎゃあっ!?」
相本「ひげぇっ!?」
バガァンッ!!
テクニックとスピードで相手を抜き去る事も、板野は当然ながら可能である。
だが、それ以上に板野が得意としていたのは持ち前の脚力の強さを生かしたパワー勝負。
3人で一斉にやってくるという事は、標的が一塊となって板野の前に現れた事と同意。
抜くのではなく、強引に突撃をすると逆に花輪守備陣は3人とも綺麗に宙を舞い、
板野は誰もいなくなった中盤を一気に走り抜ける。
実況「なんという事だ、板野くん敵を吹き飛ばし強引に突破ァ!!
その小さな体に一体どうしてそれだけの力があるのか!? 不思議でなりません!」
次藤「フッ、それくらいでなくちゃ面白くなか。 パワー勝負ならワシも負けんタイ」
佐野「そうですね!」
649 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 22:44:46 ID:???
政夫「や、やべぇ! みんな、止めてくれぇ!」
板野「遅い!」
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
中盤を駆け抜け、一気にシュートレンジへと入った板野はそのまま迷う事なく右足を振りかぶった。
先ほどはセンターサークルからというとてつもない離れた距離から、ゴールネットを突き破る程の威力を放った剛脚。
その猛威が、今度はゴール前という短い距離から放たれてしまう。
当然ながら立花兄弟は板野を止めるように言うが、今からボールを奪うには間に合わず。
花輪DF達は奇跡が起こる事を祈りシュートコースを狭める事しか出来ない。
青田「頼む、止まってくれぇ!!」
武田「ここで点を取られる訳にはいかないんだ!」
中村「せめて、威力を少しでも和らげられれば……」
吉倉「ポストのどこかに当たってくれ!!」
板野「いくぞ花輪! これが俺の……マグナムシュートだッ!!」
ドッグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!
650 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 22:45:48 ID:???
先着3名様で、
★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★青田→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
武田→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
中村→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★吉倉 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がねじ込み)(山室と村沢で競り合い)(村沢がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムシュートが花輪ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(山室がねじ込み)(村沢がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。
【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
>>646
綺麗に全員吹き飛ばしましたね
>>647
南葛はタレント豊富、東邦はモブ選手の能力も高いですからね。
651 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:46:34 ID:???
ここのシュート自動でマグナムなのか
★板野→マグナムシュート 60 (
ハート6
)(
6
+
4
)=★
652 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:47:49 ID:???
★青田→ブロック 45 (
スペード7
)(
6
+
3
)+(人数差補正+1)=
武田→ブロック 45 (
スペードK
)(
1
+
5
)+(人数差補正+1)=
中村→ブロック 46 (
JOKER
)(
1
+
4
)+(人数差補正+1)=★
653 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:48:02 ID:???
★青田→ブロック 45 (
クラブ6
)(
6
+
5
)+(人数差補正+1)=
武田→ブロック 45 (
ハート4
)(
5
+
1
)+(人数差補正+1)=
中村→ブロック 46 (
ダイヤ9
)( dice +
6
)+(人数差補正+1)=★
必要ないけど一応
654 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:48:18 ID:???
★吉倉 パンチング 49 (
ハート10
)(
4
+
5
)=★
655 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 22:48:26 ID:???
★青田→ブロック 45 (
ダイヤ10
)(
5
+
6
)+(人数差補正+1)=
武田→ブロック 45 (
スペードQ
)(
4
+
5
)+(人数差補正+1)=
中村→ブロック 46 (
クラブ10
)(
1
+
6
)+(人数差補正+1)=★
656 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 22:50:25 ID:???
>>651
テンポを速める為、及び決まればダイジェストなので全力でいかせました。
657 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:14:32 ID:???
今後の試合の得点しにくさを考えると、得点王を狙うためにこの試合であと2点は取りたいな。
いい加減ダイジェストでクラブは避けたい。
658 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:18:18 ID:???
森崎と翼両方から解き放たれた石崎が気になる
659 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:19:51 ID:???
ダイジェストのせいでハットトリック逃しまくってるからなw
660 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:22:43 ID:???
ポテンシャル的にはハットとか余裕っぽいのにねえ
661 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:23:58 ID:???
翼がいないから立花兄弟はツインシュートって観たことないんだね。
662 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:25:19 ID:???
最後のシュート、これも1ゾロでも決まってたしな。
663 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 23:30:26 ID:???
>>659-660
ダイジェストはテンポ良く進行させる為ですのでご容赦を。
また、ダイジェストになると覚醒ptも習得できるチャンスになるのでそういうメリットもあります。
664 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:37:02 ID:???
>>661
板野・松山の道産子ツイン待ったなし!
665 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:40:10 ID:???
もともとふらのは準決勝の対戦チームだったものな。
もともと強いのに、さらに板野が加わったらそりゃ簡単にダイジェストになるか。
ここでは覚えてるのかしらないけど雪崩攻撃を出すまでもないし。
666 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 23:40:49 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( ハート6 )( 6 + 4 )=70★
>★青田→ブロック 45 ( スペード7 )( 6 + 3 )+(人数差補正+1)=55 *吹っ飛び*
> 武田→ブロック 45 ( スペードK )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=52 *吹っ飛び*
> 中村→ブロック 46 ( JOKER =自動6ゾロ)( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=59★ *吹っ飛び*
>★吉倉 パンチング 49 ( ハート10 )( 4 + 5 )=58★ *吹っ飛び*
>≧2→板野のマグナムシュートが花輪ゴールに突き刺さる!
==========================================================================================
板野の放った2発目のマグナムシュート。
センターサークルではなくゴール前から、全力で振り抜かれたその足は的確にボールを射抜き、
ボールは一直線に花輪ゴールへと突き進んだ。
青田「ぐぎゃあっ!?」
武田「ぶへぇっ!?」
中村「むっ、無理だぁああっ!?」
それは決死の覚悟で飛び込んだDF達を粉々に粉砕し。
吉倉「うげえええええええっ!?」
バギャアアアアアアアンッ!!
GKである吉倉をも再び吹き飛ばして先ほどとは違う部分のゴールネットを貫き、
ゴールネットに2つも穴を開けるというとんでもない威力を目に見える形で残す。
花輪にとって不幸中の幸いは、板野のシュートが本当に全力のものだったという事だろう。
放たれたボールは、正に瞬きする暇もなく花輪ゴールを襲ったのだ。
それはさながらマグナムの弾丸のように、一撃で花輪の心臓を打ち貫く。
真綿で首を絞めるかのように敗北に叩き込まれるのではなく、一瞬で息の音を止められたのだ。
ピピィーッ!!
ふらの 3−1 花輪
667 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 23:42:02 ID:???
実況「決まったー! ふらの、更に追加点を加え点差は2点!
決めたのはふらののエースストライカー、板野くん! こぼれたボールを拾ってからの強引な突破、そして豪快なシュート!
正に今大会でも注目度No.1のストライカーと言えるでしょう!
逆に花輪は苦しい! 前半24分、2点差に突き放されてしまいました!」
観客「すっげぇ、サッカーってこんなに人が吹っ飛ぶスポーツだったんだな」「ボール越しなら反則じゃないからな」
「にしても本当にあんな小さい体なのにどうしてあんなにパワーあるんだ?」
前半24分、もうすぐ前半も終わろうかというこの時間帯にふらのが花輪を2点差に突き放すゴールを決める。
観客たちは再び火を噴いた板野のマグナムシュートの威力に熱狂し、持て囃す。
1回戦の東一中戦、2回戦の錦が丘戦でも見せたが、3回戦にもなれば観客たちの数も増えていく。
また、得点王ランキングでも来生や反町と並ぼうかという程の勢いを見せる数字も残しており、
全国で殆ど知名度を持っていなかった板野もここにきてようやく認識され始める。
政夫「あぁ……」
和夫「そんな……」
そしてフィールドでは、立花兄弟が無惨に吹き飛ばされた守備陣とスコアボードに視線をやって落胆をしていた。
前半終了間際に得点というのは、正に彼らがやりたかった事。
それを逆に彼らにやり返され、意気消沈をしてしまうのは無理からぬ事である。
和夫「くそっ、板野の奴め……! なんであんな選手が小学生時代無名だったんだよ!」
政夫「(俺達も抜かれ、完全に守備陣を崩壊させられた……この1点はアイツ1人に取られたようなものだな)」
怒りのやり場が見つからない和夫は、悪態をつきながら地団太を踏んで悔しがるが、
政夫はそれを窘めながらも板野の事を評価しつつ、それでもまだ諦めてなるものかと倒れている選手たちを起こし始めた。
668 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 23:43:04 ID:???
松山「ナイスシュート、板野! まさか1人で決めるなんて思わなかったぞ」
板野「いや、金田が上手く零してくれたからだよ! ナイスディフェンスだったよ、金田」
金田「な、なぁに! あれくらいどうってことないさ(ひぇっ、こっちに振るなよ)」
一方、得点を決めた板野の周囲にはふらのメンバーが集まり、得点を喜び合う。
この時間帯で追加点は大きく、また、点の取り合いとなる事を考えれば1点でも多く前半で取っておければ、
それだけ立花兄弟たちにプレッシャーを与える事が出来る。
この得点を喜ばない者がいる筈がなく、板野は照れくさそうにしながらも頬をかき……。
しかし、まだ安心は出来ないと一同に言い含めた。
板野「前半もう残り時間は少ない。 だからこそ、花輪は1点差にしておこうと攻めてくると思うんだ」
松山「確かにな。 もうすぐハーフタイム、少し無理をしてでも点を取ろうとするだろう。
恐らく、立花兄弟のスカイラブハリケーンでな」
小田「そ、それってまずくないか? またすぐ1点差に戻されちまうよ」
板野「問題は花輪がどうやってスカイラブハリケーンを打たせるかだよ。 あれは誰かにセンタリングをしてもらわないと打てない。
逆を言えば、センタリングを上げる前に止められれば問題はないんだ」
松山「普通に考えれば、サイドアタックからだろうな。 ……何か考えでもあるのか、板野?」
板野「うん……あの途中出場した選手、あいつを使ってくると思う」
ここで板野は花輪が大丸のロングフィードを使って立花兄弟に打たせてくるだろうと予想をつけ、推理の内容を伝えた。
実際問題、原作などでも大丸はパスカットが困難な程に高くにボールを上げて立花兄弟にスカイラブハリケーンを打たせている。
十中八九、確実にシュートを打ちたい花輪はここで大丸のロングフィードを使ってくるだろうと判断。
松山は一瞬首を傾げるも、すぐに納得をしたように頷く。
松山「なるほど……確かさっきのアイツのパスは威力が強すぎたな。
それであれだけコントロール出来ていたって事は、
逆に言えばフィード出来るだけの高さに上げてもコントロールを失わない可能性があるって事か」
山室「な、なるほど……じゃああいつに早めにチェックをかけるって事でいいのかな?」
板野「うん、それでいこう!」
669 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 23:44:15 ID:???
片桐「これは……決まりましたかね」
見上「うむ。 ……ここから花輪が勝つのは、奇跡でも起きん限りは不可能に近いだろう。
確かに立花兄弟を使って、ゴールを奪うという能力にかけてはずば抜けているかもしれん。
だが、その得点を守り切れるだけの守備陣がいない。 攻撃のすべてを立花兄弟に依存しなければならん。
これを考えれば、もはや花輪に勝ち目はない」
片桐「ふらのは板野、松山と中心選手がはっきりしている一方で他の選手たちも実力自体は低くありませんからね。
いざとなれば、彼らを使って攻撃する事が出来る」
見上「やはりチーム力が全てを決めたな……」
………
……
…
森末「前半終了間際に2点差、立花兄弟のスタミナ、板野・松山のスタミナを考慮し、
この試合花輪が勝つのは不可能と判断してダイジェストに移行するよ。
それじゃあ張り切ってカードを引いておくれ」
670 :
森末(仮)
:2013/10/24(木) 23:45:25 ID:???
先着6名様で、
★板野の得点→! card+! dice★
★松山の活躍→! card★
★小田の活躍→! card
山室の活躍→! card★
★若松の活躍→! card
金田の活躍→! card
加藤の活躍→! card★
★本田の活躍→! card
松田の活躍→! card
近藤の活躍→! card
佐瀬の活躍→! card★
★立花兄弟の意地→! card★
と書き込んでください。数字やマークで分岐します。
※板野がダイヤ・ハートの時、3得点。スペード・クラブの時は2得点です。
JOKERが出た場合は5点を取り。更に覚醒ptが5pt入ります。ダイスの数字は、直接覚醒ptになります。
※松山がダイヤの時立花兄弟の得点−1、更に自身が1得点。ハート・スペード・クラブの時は1得点。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。
【立花兄弟の意地】
JOKER→政夫「こうなりゃ出すしかねぇ、立花兄弟秘蔵の末っ子を!」 俊夫「やろうぜ兄ちゃん!」 3つ子だった……だと?
ダイヤ・ハート→立花兄弟、スカイラブハリケーンで2点返す! 更にツインシュートを見せ計3点返した!
スペード→立花兄弟、スカイラブハリケーンで1点返す! 更にツインシュートを見せ計2点返した!
クラブ→立花兄弟、スカイラブハリケーンで1点返す! 更にツインシュートを見せるも止められ計1点返した!
>>665
雪崩攻撃は覚えていますね。ふらのは第三の優勝候補と言われていただけあり、総合力も高いです。
671 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:45:44 ID:???
★板野の得点→
ダイヤK
+
5
★
672 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:45:56 ID:???
★松山の活躍→
JOKER
★
673 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:46:39 ID:???
★小田の活躍→
ダイヤJ
山室の活躍→
クラブ8
★
674 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:46:42 ID:???
★小田の活躍→
スペード6
山室の活躍→
クラブ4
★
675 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:47:01 ID:???
★若松の活躍→
ダイヤK
金田の活躍→
ダイヤA
加藤の活躍→
ダイヤ9
★
松山が持ち過ぎているw
676 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:47:46 ID:???
★本田の活躍→
クラブ9
松田の活躍→
スペード8
近藤の活躍→
クラブK
佐瀬の活躍→
ハート7
★
677 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:48:27 ID:???
★立花兄弟の意地→
ハート8
★
678 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:48:37 ID:???
★立花兄弟の意地→
ダイヤA
★
679 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:49:44 ID:???
松山JOKERは書いてないけど何が起きるんだw
680 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:51:24 ID:???
大漁大漁♪
松山も何か技ゲットかな?
板野もダイヤKだしコンビプレイなんてあると嬉しいけど
681 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:52:02 ID:???
本当にツインシュートのフラグ得ちゃったかも…と期待してしまった。
682 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:53:44 ID:???
せっかくだからツインシュートフラグキボンヌ!
683 :
森崎名無しさん
:2013/10/24(木) 23:55:23 ID:???
立花兄弟が撃ったのを真似してって流れはアリかな
684 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 00:02:06 ID:???
これはカード運が向いてきたか。
685 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 00:11:13 ID:???
クリアーやブロック技もありえるかな松山
686 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 00:19:30 ID:???
イーグルショットフラグ?
687 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 00:20:48 ID:???
JOKER効果、松山のネーミングセンスが良くなる。
688 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 00:22:38 ID:???
Kで覚醒じゃなかったのが惜しいなw
しかし直接覚醒のダイス運はなぜか毎回良いな。
689 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 01:07:26 ID:???
>★板野の得点→ ダイヤK + 5 ★
>★松山の活躍→ JOKER ★
>★小田の活躍→ ダイヤJ
> 山室の活躍→ クラブ8 ★
>★若松の活躍→ ダイヤK
> 金田の活躍→ ダイヤA
> 加藤の活躍→ ダイヤ9 ★
>★本田の活躍→ クラブ9
> 松田の活躍→ スペード8
> 近藤の活躍→ クラブK
> 佐瀬の活躍→ ハート7 ★
>★立花兄弟の意地→ ハート8 ★
>板野が3得点、松山が1得点。松山がJOKERを引き覚醒し、「北海道パスカット」を習得。
>若松が覚醒し「ドリブルフラグ」習得。近藤が覚醒し「タックルフラグ」習得。
>立花兄弟は松山に防がれ−1得点も2点返す! スコアは7−3
========================================================================================
前半終了間際、花輪は板野達が予想をしていたように大丸を使って立花兄弟に打たせる作戦に出た。
花輪の心境としてはなんとしても前半のうちに1点差にし、
後半に望みをかけるしかなかったのである。
小田「(お、こいつ足元の技術は下手だ)それっ!」
大丸「うげぇっ!?」
政夫「な、なにやってんだ大丸!」
しかし、この作戦は脆くも破られてしまった。
大丸にボールを回してくると察知していたふらのは、左のFWである小田が大丸につく。
守備力がお世辞にも高いとは言えない小田であるが、大丸はそのキック力を買われてサッカー部に入った男。
故にあまり足元の技術が上手いとは言えず、あっさりボールは奪われてしまう。
そこから小田はサイドを駆け上がり、センタリングを受けた板野が鮮やかにボレーシュートを決めて4−1。
前半で早くも板野はハットトリックを達成し、花輪は失意のままにハーフタイムへと突入をした。
690 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 01:08:26 ID:???
板野「ふぅ……(ちょっとオーバーペースかな?)」
松山「板野、あまり無理するなよ。 1人で突破したり、マグナムシュートを2発も打ったんだ。
ここからはなるべくペースを落としていこう」
板野「うん、そうだね……」
しかしふらののエースストライカー、板野もここまで2発も大技を放ち、プレイを繰り返してきたせいで疲弊を溜めこんでいた。
結果、後半ふらののキックオフでスタートするもののふらのは遅攻を選択。
3点差もあり余裕もあったが故の選択だったが、逆に花輪としてはただ時間を稼がれるだけでは困る。
守備陣がいつも以上に奮闘をして後半6分、ボールカットに成功。
そこから大丸へとつなげられ、ロングフィードから今度は和夫が空を飛びスカイラブハリケーンで1点を返す。
これで息を吹き返したのか、花輪はその後少しずつ動きをよくし中盤は拮抗。
立花兄弟も懸命に走り回り、再びボールカットに成功しそのままコンビプレーで中盤を突破し一気に1点差に追いつこうとする。
ダダダダダッ!!
松山「そうはさせるか! 同じ北国とはいえ、俺は広大な大地で育った道産子!
秋田県民とはいえ、負ける訳にはいかない! これが俺の『北海道パスカット』だっ!!」
バッ!! パシィッ!!
政夫「なっ、なにィ!?」
和夫「くそっ……北海道パスカット……名前の意味はわからないけど、とにかく凄い技だ!」
藤沢「松山くん……んはっ!」
町田「美子、鼻血、鼻血!」
691 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 01:09:33 ID:???
しかし、この立花兄弟の突破を許さなかったのはふらの中学キャプテン・松山光である。
この試合猛威を振るった立花兄弟の『ジェミニアタック』に真正面から挑みかかり、
その広大な北海道の大地を連想させるような雄々しいパスカットでボールをカット。
誰もが驚き、観客の1人が鼻血を出す中、そのまま一気にフィールドを駆け抜け北国シュートで追加点を決める。
ここで窮地に至ったのは立花兄弟である。
既に前半でも消耗をしており、
更に後半もこれ以上点差を開かせる訳にはいかないと攻撃に守備にと奔走していたツケがようやく回ってきたのか、
彼らの動きは精彩を欠き、足は軽く痙攣をし走る事すらままならない状態となってしまった。
逆にふらのとしては、これは正に好機である。
立花兄弟がまともに動けない現状は、即ち守備が非常に弱い花輪を一方的に攻め立てるチャンスでもあるのだ。
後半13分、板野が弾丸シュートで4点目。
更に19分、小田が弾かれたシュートをボレーシュートでねじ込み5得点目を挙げる。
実況「これは厳しい! なんとも一方的な試合展開になってしまいました!
後半残り10分という時間帯で、7−2! ふらの、強い!
全国常連校である花輪をものともなしない試合展開です!」
次藤「ふん、守備がもろかチームはこれだからいかんタイ。
きっちり守って、きっちり攻める。 これが出来るのが1番つよかチームタイ」
佐野「そうですね」
井沢「ここにきて、地力の差が如実に出てきたな……」
山森「凄い攻撃力ですね、ふらのは……どうやって対策すればいいんでしょう?」
井沢「この試合、これだけ大量得点出来ているのは花輪の守備が脆弱過ぎるのもあるが……。
やっぱり板野、松山、この2人がキーマンなのは間違いないな。 だが、付け入るすきはある筈だ」
滝「こうやって点差が開いてるのは、松山が攻撃にも参加をしているからってのがある。
だけどウチとやる時、松山はそうはいかねぇだろうな」
井沢「ああ、むしろ攻勢に出てくれた方が楽なくらいだ。 松山のいない守備陣ならこっちのやりようはいくらでもあるからな」
692 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 01:10:58 ID:???
和夫「く、くっそー! 7点……7点も入れられちまったのかよ!!」
吉倉「す、すまん……でも、止まらない……止められないんだ……」
政夫「……気にするな、なんて言わないけど、あいつらが強いのは事実だ。
俺達も突破に失敗してるし、体力も切れてるし、文句は言えない。 でも、このまま終われない……そうだろ、和夫!」
和夫「そ、そうだけど……でも、もうスカイラブは無理だぜ? 足がガクガクで……」
政夫「隠していた"アレ"があるだろ。 せめて1点でも多く取ってやろう!」
こうして後半20分、再び花輪のキックオフで試合が開始された。
もはやここから逆転する事は不可能だろうと誰もがわかってはいたが、
それでも全国常連の花輪がこのまま何も出来ずに終わってはいけないという意地も確かにあった。
故に、彼らは最後に残った力を振り絞るように、全力でプレイをする。
実況「さぁ花輪、まだ諦めない! 最後の最後まで攻撃に出ます!
ふらの、これは勢いに押されたか? 徐々にディフェンスラインが下がっていく!
再び出るか、スカイラブハリケーン!」
若島津「ここまで走り回り、既に2回もあのスカイラブハリケーンは使っているんだ。 もうアレは使えないと思うが……」
反町「でもあの立花兄弟の動きは、何かを考えてる動きだ。 2人一緒にゴール前に走ってるしな」
小池「何するつもりなんだ?」
小野「頼む、政夫、和夫! これで決めてくれ!」
松田「しまった!」
そして後半ロスタイム、ついに花輪がゴール前に走り込む立花兄弟にクロスを上げる。
またもやスカイラブハリケーンか、と観客たちが思う中、しかしボールは低い弾道。
一体何をするつもりかと大多数が首を捻る中で、
彼らが何を狙っているのかを把握したのは花輪メンバー以外では板野ただ1人だった。
板野「も、もしかして……!」
政夫「(スカイラブハリケーンはその性質上、何度も連発は出来ない……)」
和夫「(だからもしもスカイラブハリケーンで点が取れなかった時、
更に追加点が必要になりそうな時の為に、もう一つ俺達は技を編み出していたんだ!)」
693 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 01:12:23 ID:???
右側に政夫が立ち、左側に和夫が立ち。
共に合わせ鏡になるようにしながら、飛んでくるボールに向けて互いに足を振りかぶる。
松山「なっ……!?」
実況「こ、これは……!? 立花くんたち、なんと2人がかりで……2人で同時にシュートに行く!
なんという発想! なんという着想!
スカイラブハリケーン同様、奇抜な技で魅せます! しかし、これは効果があるのかァ!?」
政夫「(そう、2人同時にシュートを打つ……言ってみればシンプルで、単純な話に見える)」
和夫「(だけどこれは2人が同じタイミングで、殆ど同じ力で蹴らなければ意味がないんだ!
そうする事でボールは双方からの力で強烈にブレながら、ゴールに向かう! これが俺達の……)」
政夫「ツゥイン!」 和夫「シュートだァッ!!」
バギュウンッ!! ブワワワワワワワァァァアアアアアアッ!!
加藤「あ、え、へ、ええぇえええええっ!?」
バシュウッ! ピピィーッ!!
それは全くの偶然。
ある日練習中、政夫と和夫、両者の間にミスで飛んでしまったボールに両者が同時にシュートを打ちに行ったときに生まれたシュート。
その時に生まれた強烈な威力と、ぶれてゴールに向かう軌道を見て立花兄弟はこれは大きな武器になると考え、完成させた。
板野が知る世界では大空翼と岬太郎というゴールデンコンビが得意としていたその技。
『ツインシュート』はこの世界では立花兄弟が偶然の産物で産み出し、そしてゴールネットを揺らした。
あまりの変態的な軌道に加藤は一歩も動けず、立花兄弟は一矢報いる事が出来たと少しだけ気が晴れる思いをしつつ。
得点を告げる笛と、試合終了を告げる笛を聞いていたのだった。
ふらの 7−3 花輪
694 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 01:14:04 ID:???
実況「試合終了! ふらの、3回戦で花輪を相手に7−3という大量得点で勝利しました!
攻めては板野くんが5得点と大暴れ、松山くんも要所で活躍を見せ2得点を挙げました!
対して花輪は大量失点を喫してしまいましたが、今大会屈指の総合力を持つというふらのを相手に3得点と大健闘!
特に立花くん達はスカイラブハリケーン、そしてツインシュートという我々の度肝を抜く技を次々と見せました!」
観客「すっげぇ、サッカーってあんな事もできるのか!」「本当色々ぶっ飛んだ試合だったなー」
「選手もよくぶっとんでたもんな、板野のシュートとか立花兄弟自体がとか」
次藤「ほう、あんなシュートがあったとはなぁ。
イタチの最後っ屁とはいえ、あんだけぶれればキーパーはやりにくいだろう。 あいつらもやはりすごか男タイ」
佐野「そうですね」
片桐「ツインシュート……ですか。 あのような技を隠し持っていたとは……」
見上「あの独創的な発想は、ある意味では貴重だな。
大きく突き放されて負けたとはいえ、それは守備陣が頼りないという面もある。
体力の不安について目を瞑れば、やはり彼らも相当の実力者だ」
試合結果こそ4点差という花輪にとって屈辱的なものであるものの、
あのふらのから3点を取ったという事実は少しでも中学サッカーを知る者ならば評価をする点である。
観客たちも、負けたとはいえ立花兄弟の派手なサッカーに魅了はされているらしく、
がっくりと肩を落とす立花兄弟に向けて暖かい拍手を送る。
森末「(ツインシュートか……本来なら、存在しない筈なんだけどな……)」
695 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 01:15:05 ID:???
松山「よーし、3回戦突破だ! 残るは3試合! あと3試合で優勝だぞ、みんな!」
小田「あ、ああ!(早く負けて北海道帰りたいんだけどなぁ……)」
政夫「はぁっ、はぁっ……ふぅ……」
和夫「疲れた……こんだけ走り回っても、4点差かよ……」
そしてフィールドでは、ふらのは松山を中心として勝利を喜んでいた。
これでふらのはベスト8、いよいよ優勝が見えてくる。
はしゃぎ、仲間たちを鼓舞する松山に周囲は内心辟易としながらも付き合う一方。
敗北をした花輪はがっくりと肩を落とし、中には泣く者もいる始末であった。
その花輪の中心人物である立花兄弟はといえば、後半はスタミナの限界ギリギリまで走り抜き。
最後は隠し持っていたツインシュートを放った事で、もはや限界となったのか、
地面に寝転がるようにして体を休め、口をぱくぱくと開いて酸素を多く取り込もうとする。
板野「(よし、5点! 得点王ランキングでトップに入れたかな?
後は来生や反町の動向に注意するだけだ……っと、個人成績は置いておいて、と。
どうしよう、立花兄弟に話しかけに行こうか? でも疲れてるみたいだし……うーん)」
A.松山達の話に入る
B.立花兄弟に話しかける
C.観客席に目を向ける
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
696 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 01:15:46 ID:wEpCSWO2
B
697 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 01:16:38 ID:wdgZRPlQ
B
698 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 01:23:44 ID:???
ツインシュートツインシュートとはしゃいだけどむしろストーリー的に重要やったんやな
699 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 01:25:44 ID:???
一度自由行動で森末と会話してみるのもいいかもね。
700 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 01:28:16 ID:???
やっぱりパスカット技かー、ふらのは守備に関して穴が無くなってきたな。
701 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 01:29:27 ID:???
>B.立花兄弟に話しかける
==============================================================
板野「(うん、折角の機会だし話しかけておこう)立花!」
政夫「ん……なんだ、板野か」
和夫「ちぇっ、なんだよ。 負けた奴の顔を見ようってのか?」
板野「そ、そんなんじゃないよ」
政夫「やめろ、和夫。 ちょっと待ってくれ、今立つからよ」
板野が声をかけると、負けた事で不機嫌になっていた和夫は不貞腐れるような言葉を吐くも、
政夫はそれを窘めつつ和夫を促し板野に礼を欠かないように立ち上がる。
板野としては別に寝ころんだままでも良かったのだが、政夫曰く、
上から見下ろされてるみたいであのままの体勢で話すのは嫌だったという点もあるらしい。
政夫「まったく、今日はやられたぜ……まぁ、点を取られる事は予想してたけどよ。
まさかここまで大差がつくとはな」
和夫「ほんとほんと、しかもお前はハットトリックまで決めちゃうしさ〜。 あと1点でダブルハットだろ?
流石に傷つくぜ」
板野「得点力には自信あるからね! そういう2人だってスカイラブハリケーンにツインシュート、凄い技を見せたじゃないか!」
政夫「それでも勝てなきゃ意味ないさ。 マグナムシュート、凄い威力だったな」
相変わらず和夫としては腹の虫がおさまらないらしいが、それでも強く板野を憎んでいると言う訳ではなく、
単にこれだけの大差で敗北してしまったという事実にプライドが傷つけられているだけ。
板野の実力は認めているらしく、板野のハットトリックを話題に出す。
政夫もそれは同様であるようで、ため息を吐きながらも板野のマグナムシュートを褒める。
板野「(よかった、怒鳴られるかと思ったけどそんな事はないみたいだ……。
さて、何を話そうかな?)」
702 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 01:30:28 ID:???
A.「もっと守備力のあるメンバーがいれば、結果は違ったかもしれないのにね」 負けたのは他のメンバーのせいだと言及する
B.「2人一緒じゃないとボールが運べないのが問題点だったかもね」 コンビプレイしか出来ない弱点を指摘する
C.「あのスカイラブハリケーンには驚いたよ。 本当、派手なサッカーだったね!」 立花兄弟の派手さを褒める
D.「所詮猿の曲芸じゃサッカーには勝てないのさ! 猿山に帰ってるんだな!」 お帰りを促す
E.「そういえばあのツインシュート……ポストを蹴って空中で打てない?」 デルタツインについて話してみる
F.「そういえばあのツインシュート……俺も打てないかなぁ?」 自分もツインシュートが打てないだろうかと相談してみる
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
703 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 01:33:47 ID:wEpCSWO2
G とことんスタミナをつけてみてはどうか
後々使い込むことになるだろうし
704 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 01:35:44 ID:AVbDJcTI
E
705 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 01:38:51 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
706 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 01:40:14 ID:wdgZRPlQ
E
707 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 01:42:19 ID:???
乙
強化パートで悩みそうだなぁ
708 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 01:53:28 ID:GmSeQbjg
G合体シュートの発想力や威力はすごかったと思う。
けど逆にそればかりに集中しすぎて一人でも運べる手段や決定力に欠けていた
スカイラブも退場とか怪我とか万が一があり得るプレイだし
俺たちみたいに点を取れる奴が何人もいるチームにはどうしても手数が足りなくなるしね
709 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 05:43:28 ID:???
ジュニアユース編に入って育成したいのはFW陣だよなぁ
守備は中山さんがいる分むしろ強化されてそうだし
710 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 07:36:35 ID:???
立花兄弟に一人でもどうにか出来るようにしろってのは持ち味潰すだけだよねー
711 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 08:47:49 ID:???
しかし2人を使うと潰れるのも同時だから交代枠を圧迫するんだよな。
本スレで立花兄弟を余裕のある試合でしか出せなくなったのは、それが原因だった。
712 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 17:35:16 ID:???
沢田との練習に失敗したポストプレイヤー転進はどうなるのだろうか若島津
高さがあるからロングボールやセットプレイで光るが果たして
713 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 19:16:05 ID:???
>E.「そういえばあのツインシュート……ポストを蹴って空中で打てない?」 デルタツインについて話してみる
===========================================================================================
政夫「へっ?」
和夫「ポストを蹴って……だって?」
板野「(確か……デルタツインは、どれだけやっても森崎から点を取れなかった立花兄弟が、
試合中に思いついてぶっつけ本番で放った技の筈だよな……)」
板野の記憶が正しければ、立花兄弟はこの時点でデルタツインシュートについて考えすら至っていない筈である。
何故なら、あのシュートはスカイラブハリケーンではあまりにも点が取れず、
とうとう足にも限界が来た2人が苦肉の策として思いついたシュートをその場で試して誕生したもの。
今日の試合、立花兄弟は敗北はしたものの得点自体は3得点と十分取っており、
デルタツインを打とうなどと思うシーンなど一切無かったのだ。
そう考えて板野が聞いてみると、立花兄弟は顔を突き合わせて呆気に取られていたが、
すぐにポンと手を打つと興奮をしたように甲高い声を立て始める。
政夫「ウキャッ! ウッキャキャー!!(なるほど、その手があったか!)」
和夫「ウッキ! ッキー!!(2人別々のポストから飛べば相手にポストを蹴られて落ちる事もないし、
高い位置からツインシュートを打てれば相手はより取りにくくなるぜ!)」
板野「(うっ……で、出た猿語! 何話してるかまるでわからないぞ……)」
興奮したせいで思わず人間の言語を使う事を忘れてしまった立花兄弟だったが、
とにかく板野の言う『デルタツイン』の有用性には気づき、地元に帰ったら早速練習をしようという話になる。
よもやこんな所で新技のヒントを貰えるとは思っていなかった立花兄弟は敗北したばかりだというのに笑顔を見せるが、
しかし……とやや疑うような眼差しで板野に視線を向けた。
714 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 19:17:12 ID:???
和夫「でもどうしてそんな事思いついたんだ? それに、思いついても俺達に言う事なんて……。
もう中学サッカーは終わりだけど、高校に入ってからだって俺達は当たるかもしれないんだぜ?」
板野「えっ、と……思いついたのは、トライアングルシュートを研究してたからだよ。
あの高さ、スカイラブハリケーン程じゃないけどそれでも驚異的だろ。
あの位置からシュートを打たれたらたまったもんじゃないと思って……。
それにツインシュートを合わせたら守備側はどうしようもないじゃないか」
よもや事前に本編を見て"知って"いましたと言う訳にもいかず、
板野は頭をフル回転させながらデルタツインを"思いついた"理由をでっち上げる。
板野がトライアングルシュートを研究していたと思い込んでいる立花兄弟は、この理由に納得。
続いて板野は敵である立花兄弟にどうしてその事を話したのかという質問に答える。
板野「確かに高校に入ったら敵になるだろうけど、この大会が終わった後、
選抜メンバーが組まれてヨーロッパに遠征する話は知ってるだろ?
その時は俺も立花兄弟も味方同士じゃないか、味方に思いついた事を言うのはおかしくないだろ」
政夫「でも、俺もお前もFWだ。 ポジション争いをする間柄だぜ」
板野「3トップならトリオを組む事もあるかもしれないし、立花兄弟がMFで配置される事もあり得るじゃないか。
それに、思いついた事を言わずにポジションを勝ち取るなんて……。
味方の足を引っ張ってポジションを奪えても面白くないだろ」
今度の板野の言葉は殆ど事実である。
これから先、ヨーロッパ遠征で対戦をするチームは悉く強敵ばかり。
翼、日向という2人の得点源がいない全日本で、板野は彼らの代わりを果たせるかもしれないが、
それにしたってたった1人で彼ら2人分の働きをするというのは無理難題。
他のFW陣の成長というのは間違いなくこの先戦っていく上で必要不可欠な事なのである。
715 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 19:18:34 ID:???
和夫「板野……お前……」
政夫「へへっ、そこまで言われちゃお前に言われた技も完成させねぇといけないな。
板野、俺達にここまで大差をつけて勝ったんだ。 絶対優勝してみせろよ」
板野「うん、ありがとう!」
どこか感動しているらしい和夫、そして嬉しそうに鼻の下を擦る政夫と握手を交わし、板野はベンチへと引っ込む。
その後やってきた松山とも挨拶を交わして立花兄弟は仲間たちと引き上げるのだが、
その胸中には敗戦によるショックも多分にあったものの、来るヨーロッパ遠征への想いも沸々と沸いてきているのだった。
和夫「ああして話してみるのは初めてだったけど……結構いい奴だったな、板野」
政夫「同じポジションを争う相手に塩を送るなんて、チームの為だと思っても中々出来るもんじゃないぜ。
結構大局観のある、大物なのかもしれないな」
※立花兄弟の板野に対する感情が 立花兄弟→(大物)→板野 になりました。
716 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 19:19:49 ID:???
………
……
…
森末「さぁ、それじゃあ試合終了後の覚醒ptの精算と行こうか。
結構覚醒ptも溜まってきたね。 今回はどうする?」
【現在の覚醒pt:14】
A.ドリブルを上げる(52→53) 消費:10pt
B.パスを上げる(49→50) 消費:7pt
C.タックルを上げる(49→50) 消費:7pt
D.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
E.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
F.せりあいを上げる(50→51) 消費:10pt
G.ガッツを上げる(830→835) 消費:10pt
H.今は使わない
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>707
乙ありです。
717 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 19:20:19 ID:UCueqVtM
A
718 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 19:21:02 ID:yJP/24Fs
A
719 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 19:26:53 ID:???
>A.ドリブルを上げる(52→53) 消費:10pt
===================================================================
森末「よしよし、それじゃあ上げるよ。 それっ」
ピロリロリン
森末「これで板野のドリブルは53になったよ。
そして、『上がりにくい』になったから、次に上げる時は20pt必要になるね。
それじゃあ残った4ptをどうするか決めて貰おう」
【現在の覚醒pt:4】
A.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
B.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
C.今は使わない
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
720 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 19:28:22 ID:yJP/24Fs
C
721 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 19:28:58 ID:8KD7XfR+
C
722 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 19:48:17 ID:???
次上げるのはタックルか競り合いか・・・
もしくは20たまるまで我慢するという手も
723 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 19:48:42 ID:???
>C.今は使わない
================================================================
森末「了解だよ。 それじゃあこの4ptは貯金という事で溜めておこう」
………
……
…
こうして激闘が終わり、選手たちが疲弊した体を休める中。
今度はこの試合を観戦にやってきていた者達がフィールドに立つ時間がやってくる。
井沢「さぁ、次は俺達の番だ。 決勝戦で当たるのが東邦かふらのか、
どこかのダークホースが出てくるかは置いておいて、まずは今日の試合に勝ってベスト8に入ろうぜ」
南葛メンバー「「「おう!」」」
小池「ふ、どこが相手だろうとこの小池秀人様が皆を率いている限り俺達に負けはない!
今日も勝ってベスト8どころかベスト16くらいになってやろうぜ!」
東邦メンバー「「「お、おー(ベスト16って……下がってんじゃんよ……)」」」
北詰「(……小池ってこんな性格だったか?)」
次藤「ふ、それじゃあワシらもぼちぼち行くタイ」
佐野「そうですね」
724 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 19:50:03 ID:???
先着2名様で、
★来生の活躍→! card
反町の活躍→! card★
★井沢の活躍→! card
滝の活躍→! card
山森の活躍→! card
沢田の活躍→! card
小池の活躍→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。
【井沢・滝・山森・沢田・小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。
725 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 19:50:29 ID:???
★来生の活躍→
スペード3
反町の活躍→
クラブK
★
726 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 19:50:58 ID:???
★井沢の活躍→
クラブ6
滝の活躍→
スペード3
山森の活躍→
ダイヤA
沢田の活躍→
クラブ3
小池の活躍→
JOKER
★
727 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 19:51:47 ID:???
小池www
代表入りあるか?
今得点王争いってどうなってたかな
728 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 20:26:40 ID:???
>★来生の活躍→ スペード3 =1得点。
> 反町の活躍→ クラブK =1得点。★
>★井沢の活躍→ クラブ6 =特に無し。
> 滝の活躍→ スペード3 =1アシスト。
> 山森の活躍→ ダイヤA =1アシスト1ゴール。
> 沢田の活躍→ クラブ3 =特に無し。
> 小池の活躍→ JOKER =新技習得……KO☆I☆KE。ダイヤの結果でもあるので1アシスト1ゴール★
===========================================================================
まずふらのが次に対戦をする予定である比良戸中学は、佐野が綺麗にゴールを運んで1得点。
それを試合終了まで引いて守る事で守り通し、1−0というなんとも地味な結果に終わった。
観客たちの多くはまたも比良戸が僅差で勝った事により初出場でのベスト8という快挙に称賛を送るが、
当然ながら彼らがまだ真の実力を見せていないというのは試合を観戦していた板野にはわかりきっていた事である。
板野「(次は比良戸か……佐野もいずれ代表落ちする選手とはいえ、ボール運びは上手い。
何より次藤だな……俺のマグナムシュートが初めて止められるかもしれない相手だ……)」
次藤「フッ、ワシらの真の力は明日の試合のお楽しみタイ」
佐野「そうですね!」
続く南葛の試合では、2年生MFの山森が活躍。
前半17分に来生へのスルーパスを決めて得点に結びつく活躍を見せると、
後半は滝からのセンタリングをヘディングで決めて1得点1アシストの結果を出す。
一方、キャプテンの井沢は守備に奔走して特に記録がつく事はなかったが、
無失点で切り抜けられたのは彼が攻撃を早めに摘み取っていたからだというのは誰の目にも明らかであった。
滝「おいおい、凄い活躍だな山森」
山森「ありがとうございます! 滝先輩もセンタリングありがとうございました!」
井沢「(後輩の山森があれだけ活躍して俺は特に無し……いや、落ち着け。 これもチームの為なんだ)」
729 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 20:27:56 ID:???
そして最後、東邦学園の試合。
ここではキャプテンである小池が、大車輪の活躍を見せていた。
小池「フハーハハハ! この東邦学園を率いる小池秀人が貴様らなんぞに止められるかー!!」
ピューンッ クルクルクルッ
反町「小池……いつの間にあんな技を……」
沢田「(うぅ……僕も強引な突破じゃなくて、ああいう華麗な技を身につけたかった……)」
この試合で小池はかねてより開発を続けていた技、『ヒールリフト』を披露。
極稀に失敗をして見当違いの方向にボールを跳ねさせてしまう事もあったが、
そこは『自ら取る』の精神で事なきを得、中盤の支配に一役買う。
小池のこの技を見て少し落ち込んだ沢田が精彩を欠き、スコア上は2−0という至って普通なものに終わるものの、
その沢田の代わりに中盤を支配した小池の技術は観戦に来ていた誰もが唸るものであった。
片桐「小池ですか……去年はそこまで大した選手ではなかったようですが……」
見上「切欠があれば伸びてくる選手というのもいるだろう。 なんにせよ、優れた選手が見つかるのはいい事だ」
※小池が「ヒールリフト」を習得しました。
730 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 20:29:05 ID:???
〜大会得点王ランキング〜
9得点 板野
6得点 政夫、来生、反町
5得点 和夫
4得点 松山
2得点 山森、小池、佐野
1得点 井沢、沢田
〜大会アシスト王ランキング〜
5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 滝
2アシスト 井沢、山森
1アシスト 松山、小池、小田、山室、若松、金田
731 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 20:30:13 ID:???
こうしてベスト8を決める試合は終わり、いよいよ大会も大詰めとなる。
各チーム、残る試合は3試合。
ここからはいずれも気を抜けない試合ばかりである。
板野「はぁ……次は比良戸か。 本編でもPK戦までもつれ込んだんだよなぁ。
今日は点の取り合いで有利に試合を運べたけど、明日からはいよいよ油断できそうにないや」
その日の夜、板野は夕食を終えて風呂を浴びると、1人部屋の窓から外を見て考え事をしていた。
1回戦東一中戦、2回戦錦が丘戦、3回戦花輪戦。
いずれも快勝で勝ててきたものの、これからの戦いは恐らくそう簡単にはいかない。
特に準決勝の東邦、決勝の南葛は間違いなく強敵となるだろう。
チームもここまでは上手く機能しているが、キャプテン森崎の事を知り尽くしている板野としては、
松山を除く選手たちのやる気の無さというのも不安材料である。
板野「(まぁ考え事してても仕方ないか……何か気晴らしでもしようかな)」
A.松山に会いに行ってみる
B.他のふらのメンバーの様子を見に行く
C.マネージャーたちの様子を見に行く
D.気ままに外を散歩してみる
E.森末を呼んでみる
F.監督に会いに行く
G.このままスヤーと寝てみる
H.その他 板野くんにさせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>727
代表入りあるかもしれませんね、ここでJOKER引きだと。誰を落とすかで本当に悩みますw
732 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 20:31:15 ID:3j9ZuSJI
D
733 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 20:34:04 ID:NSm42E9+
A
734 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 20:36:14 ID:wdgZRPlQ
E
735 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 20:46:49 ID:8oIdfrds
E
736 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 21:06:19 ID:???
>E.森末を呼んでみる
========================================================================================
板野「(そうだ、森末に今日も試合の報告しよっと)」
1人で今夜も過ごしているだろう森末に、東一中戦後の時と同じく試合の報告をしようと考えた板野。
以前と同様、外に出ると頭の中で森末へと呼びかけ、すると森末は茂みからひょっこり顔を覗かせ、
2人はそのまま宿舎の裏側で隠れるようにしながら再会をした。
板野「森末、今日の試合も勝ったよ! 花輪を相手に7−3!
大差をつけて勝ったんだ!」
森末「大喜びだね、板野。 それだけ喜んでくれると僕も嬉しいよ。
でもちょっと声が大きいよ、見つかっちゃまずいんだから気を付けよう」
チームメイト達とはまた違う、家族に対するそれに似た感情で勝利を報告する板野。
それを森末は心底嬉しがるようにして笑みを浮かべて聞きつつ、
その手を上げて板野にあまり大声を出さないようにと注意する。
板野「ごめんごめん、ついつい嬉しくて……」
森末「気持ちはわかるけどね。 で、明日は比良戸との対戦だろ?」
板野「うん」
森末「何かアドバイスか何かはいるかい? その試合についての事でもいいし、他についてでもいい」
板野「うーん……」
A.比良戸戦についてアドバイスを貰う
B.松山とツインシュートが打てないか相談する
C.ふらの他メンバーのやる気の無さを解決できないか相談する
D.小池が気になる旨を話してみる
E.森末の方こそ何かあったかと逆に聞いてみる
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
737 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 21:07:40 ID:3j9ZuSJI
C
738 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 21:07:57 ID:wdgZRPlQ
E
739 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 21:10:47 ID:MW0ggZ4+
うわあ悩む
B
740 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 21:11:59 ID:8oIdfrds
B
741 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 21:12:04 ID:lLM85WAY
B
742 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 21:26:25 ID:???
松山の負が無くて優勝すれば、ふらの面も後ろから押されて嫌がおうにも尻に火がつくだろう
個人的には原作と本編のフラグ全取りスーパー松山を見てみたいところだ
743 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 21:30:24 ID:???
結構聞きたい選択肢が揃ってた。あと一回くらい自由行動でコレを狙ってみようかな。
744 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 21:46:35 ID:???
>B.松山とツインシュートが打てないか相談する
================================================================
森末「ツインシュート?」
板野「うん……出来ないかなぁ?」
板野が森末に相談をしたのは、松山とツインシュートが打てないだろうかというものだった。
今日の試合、目の前で立花兄弟のツインシュートを見たというのもある。
だが、それ以上に板野はツインシュートに対して以前より憧れに近いものはあった。
大空翼と岬太郎の華麗なコンビプレーからのツインシュート。
そして、Jrユース編で見せた翼と日向とのドライブタイガー。
他のチームにも数多くツインシュート使いはおり、
もはやツインシュートというものはキャプテン森崎世界において一流選手なら持っているものと言える大技である。
それを会得したいと思ってしまうのは、当然の事だろう。
森末「そうだねぇ、ツインシュートというのは長い年月共に過ごした者同士。
或いは余程お互いをわかっていなければ難しいと言われるシュートだ。
実際撃てるのだってそういうタイプの選手同士ばかりだからね」
板野「……じゃあ、無理なのかなぁ?」
なんだかんだ言って、板野と松山の付き合いはまだ1年ちょっと。
お互いの事を知り尽くしているとは到底言い難いものだ。
板野は思わず落ち込んでしまうが、森末はまだ落ち込むのは早すぎると板野を制す。
森末「まぁ待って待って、確かに実際の付き合いは1年ちょっとしかないかもしれない。
でも、少なくとも君は……板野住明という人間は、松山の事をずっと知ってたんじゃないのかい?」
板野「……えっ」
森末「読み物として、かもしれないけどね」
745 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 21:47:48 ID:???
そう、板野は松山――否、松山だけではない、この世界にいる殆どのサッカープレイヤーについての知識は身に着けていた。
幼少の頃にキャプテン翼という書物に触れ、成長をしてからはその二次創作であるキャプテン森崎に嵌った男。
どちらのキャラクターも愛し、どんな特徴を持っていたかも把握している板野は、
言ってしまえばこの世界にいるプレイヤーたちを知り尽くしていると言っても過言でもない。
板野「じゃあ……打てるのかな?」
森末「わからないね。 こればかりは、恐らく運が絡むと思うよ。
幾ら君が松山を知っていても、松山がそれに合わせられるかどうかはわからない。
ただ、安心するといい……その機会はやがて来る筈だ」
板野「? どういう事?」
森末「本編を思い出すといいよ、東邦戦の前に主人公ともう1人のチームの主力が行った事を。
あの時と主人公の性格や立場も違えば、もう1人のチームの主力との関係もまた違う。
だけど……強敵と戦う前なら、必ずそういう事が起こる筈だ」
板野「……もしかして」
板野の脳裏に浮かんだのは、本編での決勝戦前夜の事である。
いつもならばいがみ合い、お互いを敵視していたキャプテン候補同士。
その2人が初めて手を組み合う切欠となった、あの夜を。
森末「もっとも、運が絡むと思う。 さっきも言ったけどね。 こればかりは、祈るしかない。
でも大丈夫、きっとうまくいくさ」
板野「森末……」
森末「明日の試合も頑張っておいで、板野。 あと3回で優勝だ!
ふらのを優勝させる為にふらのに入ったんだろう? ここが踏ん張りどころだよ!」
板野「うん!」
こうして、板野は森末と明日も必ず勝つ事を約束してから宿舎へと戻っていった。
その後ろ姿を森末は見送りつつ……やがて姿が消えると、空を見上げて考え込む。
森末「(そう、主人公は板野なんだ……きっと出来る筈。 運は絡むけど、その運を手繰り寄せるのも主人公の力だ)」
746 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 21:49:02 ID:???
そして次の日である。
この日、板野達ふらのは第四試合に比良戸中との試合を組んでおり、試合が行われるのは1番最後。
それでもその前に起きる3試合はこれから勝ち進むならば1戦たりとも見逃せるものではないとして、
板野達は朝早くから第一試合の明和東と金村との試合の観戦へとやってきていたのだった。
板野「(明和東かー……原作だとそこそこ東邦苦しめてた気がするけど、本編だと本当酷かったなぁ)」
松山「地元埼玉の学校だ、ホームグラウンドって事で地元からの応援に後押しされて勢いに乗ってるな。
もしかしたら明日の試合、南葛に勝って出てくるかもしれないぞ」
金田「そ、そうだな(くわぁ、眠い……どうでもいいから宿に帰って寝たいぜ)」
一方その頃、東邦学園の選手たちはようやくこの大宮サッカー場へとたどり着き会場入りをしようとしていた。
埼玉に宿を取らず、東京から毎回バスで移動している東邦。
第一試合の偵察は諦め、予め学校である程度体をほぐしてから第二試合の南宇和戦に臨もうとしていたのである。
北詰「よし、全員いるな」
東邦メンバー「「「はい!」」」
北詰「よろしい、では控室に向かうぞ。
今日の試合の対戦相手、南宇和は初出場とはいえ長身FWの武井とテクニシャンと名高いMFの石田を中心に、
よくまとまったチームだ。 油断はせず、しっかりとミーティングをするぞ」
若島津「(どこが相手だろうが負けはせん)」
こうして、監督である北詰を先頭に選手控室へと向かう東邦学園一同だったが……。
次藤「フッ……」
バグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!
若島津「むっ……!」
747 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 21:50:03 ID:???
先着1名様で、
★次藤くんのシュート→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→北詰「ごほぉっ!」 あーっと北詰くん吹っ飛んだー!! 白目を剥いて泡を吹いてるぞー!?
ダイヤ→若島津「ふん!」 若島津くんがワンハンドキャッチだ!
ハート→反町「うわっ!?」 反町くんが間一髪避けた!
スペード→沢田「ひぃっ!」 沢田くんが間一髪避けた!
クラブ→小池「ぐぼぉっ!」 あーっと小池くんの顔面にぶち当たったー!
クラブA→クラブ+小池「なるほど、これが顔面ブロックか!」 キャプテン小池はじまったな!
748 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 21:50:31 ID:???
★次藤くんのシュート→
クラブ10
★
749 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 21:50:34 ID:???
★次藤くんのシュート→
ハート2
★
750 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 21:51:34 ID:???
小池はキャラ固まってきたなぁw
751 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 22:09:49 ID:5XL8/gYE
C
752 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 22:16:39 ID:???
>★次藤くんのシュート→ クラブ10 ★
>小池「ぐぼぉっ!」 あーっと小池くんの顔面にぶち当たったー!
=======================================================================
反町「こっ、小池ーっ!?」
小池「お、俺の東邦学園全校分くらいのファンはいるとされるイケメンフェイスがぁぁぁ……。
大丈夫、鼻折れてない? 大丈夫?」
沢田「だ、大丈夫です小池さん! 小池さんは元から鼻ぺちゃんこですから!」
突如飛んできた豪快なシュートに小池は反応出来ず、顔面でボールを受け止めてしまう。
その威力に思わず小池は倒れ込み、選手たちは(一応)キャプテンである小池の身を案ずるのだが、
一方で若島津は小池などには一切目もくれず、ボールを撃った張本人へと視線を向ける。
次藤「すまんのう、ちょっと手が滑ったじゃなく足が滑ったタイ。
しかし天下の東邦学園様も大した事がないなぁ、キャプテン様はワシのシュートにも反応出来んかったようタイ」
佐野「ケケケ……」
若島津「お前たちは……確か、長崎の比良戸か」
中学生離れした巨漢に不敵な笑みを浮かべ、にやにやとこちらを試す視線を向ける男――次藤洋。
その傍らにはケケケと不気味な声で笑うFW――佐野満が控えており、
若島津はその2人の異様な余裕と先ほどのシュートの鋭さに眉を顰める。
小池「くっ、くそーっ! よくも東邦学園主将たるこの俺にこんな真似を……。
おい、やれ! 若島津! 空手殺法でギッタンギッタンにしてやれ!」
次藤「なんじゃい、自分でこんのか。 つまらんタイ」
小池「部下の力は俺の力だからいいんだよ!」
若島津「誰が部下だ。 ……大体、こんな目立つ場所で喧嘩なぞ出来るか。 お前たちも早く逃げた方がいいぞ」
北詰「なっ、なんという非常識な奴らなんだ……ええい、係員を呼べ!」
次藤「おっと、こりゃいかんタイ。 佐野、いくぞ!」
佐野「そうですね!」
753 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 22:17:39 ID:???
顔を真っ赤にしながら怒る小池は次藤に若島津をけしかけようとするも、当然ながら若島津は拒否。
それよりも北詰が大人の力で次藤たちに厳罰を与える前に逃げた方がいいと告げると、
次藤はそれを聞いて素直に退散。
彼らとしても少しちょっかいをかけただけであり、ここで出場取り消しになる事態になるというのは避けたい事であった。
小池「まだ鼻がひりひりするぜ……大丈夫? タケシ、大丈夫かな?」
沢田「大丈夫です、元々小池さんそんなに顔良くないですから大丈夫です!」
反町「なんだったんだ一体……どうかしたか、若島津?」
若島津「いや……(比良戸の次藤か。 あの異様な余裕は、一体なんだ……?)」
………
……
…
※北詰の次藤に対する感情が 北詰→(ウチの選手なら絶対使わん)→板野・次藤 になりました。
754 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 22:18:53 ID:???
実況「試合終了! 第一試合、明和東対金村の試合は明和東が2−0と勝利!
これで明和東は一足先にベスト4進出を決定しました!」
板野「(まあ、順当というか……至って普通な結果だな)」
松山「次は東邦と南宇和か。 今日の試合に俺達が勝てば、次はこのどちらかと戦う事になるな」
佐瀬「前評判通りなら、東邦が勝ちそうですけどね」
一方その頃、観客席にいたふらの中のメンバーは第一試合の観戦を終えて一旦息を吐いていた。
明和東の試合はそこまで悪くは無かったものの、さりとて良かった面というのも取り立ててなく。
精々沢木という選手がそこそこ活躍をして2点取っていた、という程度。
ただ、1回戦で東一中。3回戦で花輪と戦ってきた板野達としてはあまり注目度の高いとは言えない試合だった。
板野「(さてどうしよう、次の試合の観戦までに時間はあるけど……。
このままここで待ってようか、それともちょっと喉乾いたし飲み物でも買って来ようかな?)」
A.観客席で待機する
B.ジュースを買いに会場から一旦出る
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
755 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 22:20:56 ID:3j9ZuSJI
B
756 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 22:24:00 ID:jSTrqP3A
B
757 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 22:36:33 ID:???
>B.ジュースを買いに会場から一旦出る
==============================================================
板野「ちょっと喉が渇いたからジュース買ってくるよ」
松山「ああ、わかった。 試合開始までまだ時間はあるからな」
板野は一言断りを入れると、そのまま観客席を後にし会場から一旦出て外の自販機までジュースを買いに行く。
お目当てのオレンジジュースを手に入れると、そのまま踵を返し、
早く仲間たちの元へと戻ろうとするのだが……。
若島津「ん?」
反町「あっ、お前は……」
板野「若島津、それに反町……(後ろには沢田と……あとなんか鼻にばんそうこう貼ってる小池? なんで絆創膏貼ってるんだ?)」
その際、廊下を歩いている時に東邦学園のメンバーに遭遇をした。
板野にとっての幸運は、この時北詰が同伴をしていなかった事だろう。
思わぬ所で再会をした板野は驚きつつも挨拶をし、東邦メンバーの元へと近づいていく。
若島津「どうにかお前たちもここまで勝ち抜いたようだな」
板野「うん、そっちは危なげなくここまで勝ってきてるみたいだね」
小池「ふ、この小池秀人様が率いる東邦学園だからな。 負ける事などありえないって寸法だ」
沢田「(小池さん、どうしてこんなに自分に自信があるんだろう?)」
板野「(折角ここで会ったんだ。 何か話してみようかな?)」
A.若島津と話す(更に分岐)
B.反町と話す(更に分岐)
C.沢田と話す(更に分岐)
D.小池と話す(更に分岐)
E.別に話す事なんて無い
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
758 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 22:37:41 ID:ZXlMqoH+
A
759 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 22:38:23 ID:wdgZRPlQ
A
760 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 22:43:52 ID:???
>A.若島津と話す(更に分岐)
=======================================================================
板野「(そうだな、若島津と話してみよう。 問題は何を話すかだ)」
A.「ここまで無失点で来てるみたいだね。凄いや」 若島津を素直に褒める
B.「ここまで無失点で来てるみたいだけど、その記録も明日終わるよ」 強気に言ってみる
C.「ここまで無失点で来てるみたいだけど、都大会では3失点したみたいだね?」 痛い所を突く
D.「俺はお前を倒す為にマグナムシュートを編み出したんだ! 明日の試合は必ず勝つぞ!」 敵対心をむき出しにする
E.「ちょっと体を調べさせてくれ」 メカボディじゃ本当に無いのか若島津の身体を触って確かめる
F.「ここだ、ここで怪我させておくんだ!」 若島津に喧嘩を挑む
G.「お前は何か新技とか編み出してないのか?」 若島津を揺さぶる
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
761 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 22:44:20 ID:wdgZRPlQ
D
762 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 22:45:46 ID:MW0ggZ4+
G
763 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 22:46:07 ID:GmSeQbjg
D
764 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 22:46:30 ID:3j9ZuSJI
B
765 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 22:58:50 ID:???
牙龍三角飛びで森崎と化すのとFW転向、両方魅力やな空手は
766 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 23:17:55 ID:???
>D.「俺はお前を倒す為にマグナムシュートを編み出したんだ! 明日の試合は必ず勝つぞ!」 敵対心をむき出しにする
========================================================================================================
若島津「ほう?」
沢田「あわわ…………」
ここで板野は、若島津に対して指を突き付け、堂々と明日の試合での勝利宣言をした。
これを受けて東邦メンバーは一様に驚くのだが、当の若島津は面白そうに眉を吊り上げ笑うだけ。
今までの試合、都大会の決勝という一部の試合を除けばすべて無失点で来ているその事実は彼の自信ともなっており、
実際に板野が放ったマグナムシュートを見ても、高い確率とは言い難いが弾く事くらいならば出来そうだと考えていた。
若島津「面白い、やってみるんだな。 この大会、猛威を振るっているそのマグナムシュート。
それを止めてこそ、俺達が優勝を勝ち取る価値があるというものだ」
板野「(くそっ、余裕綽々だなぁ……。 まぁ、ここまで2回勝負をしてどちらも惨敗だったんだ。
でも、その余裕面も明日までだ!)」
逆に板野としては、その若島津の余裕ぶりを見て闘志を燃やす。
去年の全国大会、そして今年修学旅行で偵察に向かった際、共に板野のシュートは若島津に止められてしまった。
それは板野の中で若島津への対抗心を煽るのに十分な糧となり、マグナムシュートを生み出す切欠となった。
ここまで全ての試合でゴールを奪ってきたマグナムシュート。
しかし、それを駆使して今、一番ゴールを奪いたいのは若島津が守る東邦学園のゴールなのである。
767 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 23:18:57 ID:???
反町「(若島津相手にゴール宣言か……大した胆力だな。 まぁ、あれだけのシュートが打てるなら当然なのか)」
沢田「(わ、若島津さんが負ける訳ないと思うけど……のシュートの威力は別格だったしなぁ)」
小池「(ふ、若島津が負ける訳ない。 何せ俺のヘディングを毎回殺しに来てるかと思う程の浴びせ蹴りで弾く男だ)」
そして、この光景を見て東邦学園の他の主力3人は別々の想いを抱く。
ただ、その3人に共通していた考えは、若島津はそれでも負ける筈がない――。
東邦学園の守護神、日本を代表するキーパーである若島津健が、そう簡単にゴールを奪われる筈がないという願いにも近い考えだった。
板野「それじゃあ、試合頑張ってね。 明日は正々堂々と戦おう」
若島津「……お前たちこそ、あの比良戸中には気をつけろよ。 何か不敵な自信があったようだぞ。
変な所で負けられては、俺達がつまらん」
板野「うん!」
若島津「(松山……そして、板野。 どちらのミドルシュートにも俺はゴールを割られん!)」
こうして板野は東邦学園のメンバーと別れ、観客席の自分のいた席へ戻ろうとする。
カンカンカン、と階段を上っていく内、ふと耳を澄ますとその席の方から何やら大きな声が聞こえた。
一体何事だろうと耳を澄ますと……。
小田「なにを!? お前たちの所だってここまで接戦続きでギリギリ勝ち上がってきただけじゃないか!
(一応こういう事でも言っておいて、真面目にやってますアピールでもしとこう)」
佐野「フフ……俺達はお前らふらのと戦う為にここに来たんだ。 他の試合はどうでもいいのよ」
山室「な、なにィ!?」
次藤「わざわざ北海道から長旅してきたチームを負かすのは悪いと思うが、お前たちはここまでタイ。
今日の試合は俺達比良戸が勝たせてもらうタイ」
松山「なんだとォ!?」
板野「(タイタイ言うって事は……次藤たちか!)」
768 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 23:19:58 ID:???
どうやら板野が席を外している間に、観客席に次藤と佐野がやってきたらしく。
今日の試合、対戦をするふらのメンバーを挑発する行為に出たらしい。
話の流れは途中からだった為いまいち把握できないものの、ふらのは(松山以外は演技だが)怒り心頭といった様子。
板野はどうしたものかと物陰に隠れながら思案をする。
板野「(うーん、かっこよく颯爽と登場しようか? でもあんまりヒートアップし過ぎてもいけないかもしれない)」
A.「さて、それはどうかな?」 かっこよく颯爽と次藤の言葉を否定しつつ登場する
B.「わざわざ俺達を狙うのか……V2達成した南葛じゃなくて?」 比良戸の標的が自分たちである事に疑問視をする
C.「口ばかり達者だね! フィールドで相手してやるから帰るんだ!」 サッカー戦士はフィールドで争おうと次藤たちを威嚇する
D.「(よーし、ここは気づかれない角度から次藤の後頭部狙ってマグナムシュートだ!)」 次藤を暗殺する
E.「(よーし、ここは気づかれない角度から佐野の後頭部狙ってマグナムシュートだ!)」 佐野を暗殺する
F.「(やめとこう。 ここは隠れてやり過ごすんだ)」 隠れてやり過ごす
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
769 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 23:20:27 ID:yJP/24Fs
B
770 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 23:23:48 ID:8KD7XfR+
G
「次藤!」と注意を引いてから「弾丸シュート」
マグナムシュートは本番にとっておく。
771 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 23:24:19 ID:jSTrqP3A
A
772 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 23:26:16 ID:SX3uHwe6
A
773 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 23:26:26 ID:A7FRxY/c
B
774 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 23:42:34 ID:???
>A.「さて、それはどうかな?」 かっこよく颯爽と次藤の言葉を否定しつつ登場する
===================================================================================
次藤「ん?」
松山「い、板野……」
板野「(ちゃんと言えたかな? 声上ずってないかな?)」
小さく咳払いをしてから、かっこよく颯爽と登場をした板野。
些か緊張で声が掠れてしまっただろうかと不安になるも、特に誰も気にしてはいないらしく、
板野はホッと安堵をしながらも顔だけはキリッと引き締め次藤に視線を向ける。
その巨体はチビである板野からしてみればより一層大きく見え、萎縮しそうになるも気力を奮い立たせ睨み。
一方で次藤はニヤリと笑うと板野に近づき握手を求める。
次藤「ホウ これはこれはふらのエースストライカーの板野住明くん。
まァ今日はお互い勝利を目指して頑張ろうタイ。 わしは比良戸中キャプテン次藤洋タイ。 よろしく」
板野「こちらこそ」
これに板野は応え、2人はそのまま一見すれば和やかに握手を交わすが……。
ギュッ!
次藤「…………」ニヤッ
板野「……!(いてて! い、痛い痛い!)」
次藤「それじゃ、本当によろしくタイ」
ドンッ!
板野「うぐぅ……」
次藤は握手の瞬間、強く板野の手を握り思わず板野は苦痛に顔を歪め、
それを見て次藤はやはり不敵な笑みを浮かべつつ手を離し、今度は板野の肩を強くたたいてその場を立ち去る。
肩を叩くと言っても、巨漢である次藤が小柄な板野を叩けばどうなるかは目に見えている。
思わずよろめきながらも板野はなんとか倒れる事だけは防ぎ、そのまま去っていく次藤の後ろ姿を見ているのだった。
775 :
森末(仮)
:2013/10/25(金) 23:43:36 ID:???
松山「なんなんだあいつらは……大丈夫か、板野?」
板野「う、うん、問題ないよ(半端じゃなく痛かったよ〜。 もうちょっと手加減してくれてもいいのに……)」
サッカーに必要であろう筋肉自体はそれなりにつけてきた板野だが、握力ばかりは大して強くはない。
ひりひりと痺れる右手を振りつつ、板野は松山達に無事を知らせ、
そのまま席について観戦に回ろうとするのだった。
先着2名様で、
★来生の活躍→! card
反町の活躍→! card★
★井沢の活躍→! card
滝の活躍→! card
山森の活躍→! card
沢田の活躍→! card
小池の活躍→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。
【井沢・滝・山森・沢田・小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。
776 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 23:43:51 ID:???
★来生の活躍→
ダイヤ4
反町の活躍→
ハート5
★
777 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 23:44:52 ID:???
★井沢の活躍→
スペード7
滝の活躍→
ハート5
山森の活躍→
ダイヤK
沢田の活躍→
ハート3
小池の活躍→
スペード9
★
778 :
森崎名無しさん
:2013/10/25(金) 23:47:07 ID:???
山森が乗ってきているな
779 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 00:16:36 ID:???
>★来生の活躍→ ダイヤ4 =ハットトリック!
> 反町の活躍→ ハート5 =2得点!★
>★井沢の活躍→ スペード7 =1アシスト!
> 滝の活躍→ ハート5 =1ゴール!
> 山森の活躍→ ダイヤK =1アシスト1ゴール!
> 沢田の活躍→ ハート3 =1ゴール!
> 小池の活躍→ スペード9 =1アシスト!★
====================================================================
第2試合、東邦対南宇和の試合は東邦の完勝であった。
地味ではあるが堅実にゴールを奪う事で定評のある反町は、小池のアシストを受けて1点。
更には自分でも運んでそのまま打ち、2得点を挙げる。
沢田・小池もテクニシャンと名高い南宇和MFの石田を完全に封じ込めて中盤を支配し、
沢田は隙を突いてゴールを奪うという活躍も見せる。
守ってはやはり若島津が守護神ぶりを発揮し、南宇和のFW――武井の攻撃を全てシャットアウトした。
最終的にスコアは3−0。ベスト8の試合ながら、その試合運びはやはり貫録のものである。
続く第3試合、南葛対中部の試合はこの第2試合よりも更に点差が広がる試合であった。
エースストライカーの来生はハットトリックを達成し、板野と同じく得点王ランキングで9点に並ぶ。
キャプテンである井沢も終盤、完全に相手が戦意を無くした所を前に出てアシストを稼ぎ、
山森、滝といった伏兵もゴールを決め5−0の大勝をするのだった。
780 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 00:18:18 ID:???
〜大会得点王ランキング〜
9得点 板野、来生
8得点 反町
6得点 政夫
5得点 和夫
4得点 松山
3得点 山森
2得点 沢田、小池、佐野
1得点 井沢、滝
〜大会アシスト王ランキング〜
5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 井沢、滝、山森
2アシスト 小池
1アシスト 松山、小田、山室、若松、金田
781 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 00:19:46 ID:???
板野「(来生に並ばれたか……いや、俺も今日試合はあるんだし、ここでもう一度突き放せば得点王は十分狙える筈だ。
……今日の試合は次藤、明日の試合は若島津がいるのが少し不安だけどな)」
松山「やっぱり東邦も南葛も強いな……だが、俺達だって負けちゃいないんだ。
さぁ、今度は俺達の番だぞ! 比良戸に勝って、準決勝で東邦に会おうぜ!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」
こうして観戦を終えたふらのメンバーは、早速控室へと向かいミーティングを開始した。
当然ながらいつものように彼らの手には監督のカーチャンお手製のスタミナドリンクがある。
監督「よし、みんなきけ! 今日は準々決勝、比良戸との試合だ」
松山「(南国の奴に負けてたまるもんか……俺達北国生まれのど根性を見せてやる!)」
板野「(なんか松山がまた色々と見当違いな事考えてる気がする……)」
試合前の次藤たちの態度で思う所があったのか、それとも単純に郷土愛が強すぎるのか。
松山はこの試合燃えに燃えているらしく、あからさまに闘志を滾らせ。
板野はそれを横目で見つつ、監督の言葉に耳を傾ける。
監督「とはいえ、対策をしようにも……相手は初出場。
おまけにここまでの試合、特に目立った選手もいない。
強いて言えば、キャプテンの次藤が何度もゴール前で攻撃を防いでいたから、守りは堅いだろうという事くらいだ」
加藤「今日は楽に勝てそうですね(いつもいつも強敵揃いじゃいやんなっちゃうからなぁ……)」
板野「(まぁ、何も知らなければそう思っても仕方ないんだけど……)」
監督、そして他の選手たちの楽観的な意見を聞いて板野は内心苦笑をしながらも言葉を否定する。
確かにスコアだけを見れば、ここまで比良戸は1−0の接戦を繰り返してきたチーム。
特筆してこれまでに目立つ所も無い為、楽に勝てそうだという考えを抱いてもおかしくはない。
だが、実際にはこれまでは実力を隠し続けてきたダークホース。
ふらのを標的にしていると次藤自身が明言をしていた以上、まず間違いなく今日の試合は本気を出してくるだろう。
板野「(どうしよう、何か言っておいた方がいいのかな……)」
782 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 00:20:49 ID:???
A.「弛んでるぞ、みんな! サッカーはどんな事があるかわからないんだ!」 楽観視する皆に喝を入れる
B.「あの次藤っていう選手は確かに凄い巨漢だった。 俺のマグナムシュートでもゴールを奪えるか不安だ」 不安要素を口にする
C.「あの次藤ってのについてたFW、多分下級生だ。 下級生が試合に出るとするなら、それは実力者に違いない」 佐野を警戒させる
D.「監督、比良戸の地方大会のデータは無いんですか?」 地方大会のデータを参照する
E.「好戦的な奴らでしたからね。 今日の試合は松山の怪我を避ける為に中川を使った方がいいんじゃ?」 主力温存を口にする
F.「(いや、何も言わなくていいや)」
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
783 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 00:22:03 ID:oB+qdO0Y
D
784 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 00:22:39 ID:N91o4S3o
C
785 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 00:22:51 ID:zEdU0+Ns
D
786 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 00:26:14 ID:ahwSVvxM
C
787 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 00:29:26 ID:???
>D.「監督、比良戸の地方大会のデータは無いんですか?」 地方大会のデータを参照する
====================================================================================
監督「ん? 地方大会のデータか?」
ここで板野は、比良戸の地方大会の成績が情報として残っていないかと監督に尋ねた。
板野の記憶では、比良戸は地方大会もまた1−0という接戦ばかりで勝ち進んでいたが、
決勝戦での長崎屈指の強豪校との対戦では大差をつけて破っていた筈である。
それを全員に開示すれば、少しはこの気の抜けた雰囲気も引き締まるかもしれないと考えての発言。
これに対して監督は困ったように顎を撫でるのだが……。
先着1名様で、
★無名校のデータがあるかどうか→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→ダイヤ・ハート+町田「ついでに各選手の特徴や癖を纏めておいたわ」 なん……だと……?
ダイヤ・ハート→町田「調べておいたわ。 こういうのもマネージャーの仕事だものね」 出来る女!
スペード・クラブ→監督「いや、そこまでは手つかずだ。 比良戸が上がってくる事もわかっていなかったからな」 ないよ!
クラブA→藤沢「よくわからないけど……対戦相手を消せばいいのね?」チャキッ いかんでしょ
788 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 00:30:02 ID:???
★無名校のデータがあるかどうか→
クラブ8
★
789 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 00:30:11 ID:???
★無名校のデータがあるかどうか→
クラブ8
★
790 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 00:33:18 ID:???
ダークホースだものね
791 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 00:33:43 ID:???
なんで無駄に一致するw
792 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 00:55:34 ID:???
>★無名校のデータがあるかどうか→ クラブ8 ★
>監督「いや、そこまでは手つかずだ。 比良戸が上がってくる事もわかっていなかったからな」 ないよ!
==================================================================================================
板野「……そうですか」
事前に比良戸の実力について知っている板野とは違い、
監督を含めふらのメンバーにしてみれば比良戸など全くの無名校であり、調査の対象ではない。
これが南葛や東邦といった優勝候補、花輪のような全国常連校ならば話は違ったのだろうが、
比良戸の地方大会でのデータはふらのの手元には無かったのだった。
松山「……とにかく、油断はするんじゃないぞ、皆!
相手も接戦続きとはいえ、それは言い換えれば粘りのあるチームという事だ!
それにここまで勝ち続けているというのは、決してフロックじゃないぜ!」
松田「そ、そうだな(まあ、キャプテンと板野がいればなんとかしてくれるだろ)」
松山「よし、それじゃあ行こうぜ!」
それでも松山は全員に気を引き締めてかかるように告げた。
当然、これにはふらのメンバーはいつも通り松山や板野に任せておけばいいと思うのだが、
表向きだけは松山の意見に同調をする。
こうしてミーティングを終えた一同は、そのまま控室を出てフィールドへと向かおうとした。
松山は一番最後に控室を後にし、皆と同じく走り始めるのだが……。
町田「松山くん、ちょっと」
松山「町田? ……と、藤沢。 なんだ、一体?」
その折、不意にマネージャーである町田に呼び止められ足を止める。
町田の隣には藤沢の姿、伏し目がちにして松山を見ようとしない藤沢に少し松山はどきりとしつつも、
平常心である事を装いながら一体何の用かと問いかける。
793 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 00:56:44 ID:???
松山「なんだよ? 俺に何か用なんだろ?」
町田「美子ってば……」
藤沢「うん……」
松山「ん? ……」
既に藤沢美子に好意がある事を自覚し、この大会期間中に告白をしようと心に決めている松山光。
しかし、そんな彼はどこまでも鈍感である。
いじらしくもどこか言い難そうにちらちらと松山に視線を向ける藤沢に、そんな藤沢の横でやいのやいのと小うるさい町田。
このシチュエーションを見れば、藤沢が一体何を言いたいかは予想がつきやすいというものであるが、
松山は首を捻り一体何の用かと思うばかり。
松山「(……ちらちらこっちを見てるって、そんなに俺の顔って怖いかな?)」
若松「キャプテン、なにしてんです! 早く!」
松山「ああ……おい、なんだよ?」
藤沢「………………」
先着1名様で、
★大事な大事なアタックチャンス→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→藤沢「ま、松山くんの子供が欲しいの!」 ファッ!?
ハート10以上→松山「(!! いや待て、もしかしてこれはチャンスなんじゃないのか!?)」 荒鷲覚醒!
ダイヤ・ハート→松山「もう行くぜ。 藤沢、お前の為にも絶対優勝をするからな!」 そのまま走って行っちゃいました!
スペード・クラブ→藤沢「きょ……今日も頑張ってね!」 応援するお!
クラブA→藤沢「松山くんを殺して……私も死ぬ!」チャキッ
>>790
そう簡単に情報は手に入りませんでしたね。
>>791
試合中の判定じゃなくてよかったですね。
794 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 00:57:03 ID:???
★大事な大事なアタックチャンス→
クラブ7
★
795 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 01:30:57 ID:???
>★大事な大事なアタックチャンス→ クラブ7 ★
>藤沢「きょ……今日も頑張ってね!」 応援するお!
===================================================================
松山「あ……ああ(うん、別に嫌われてる訳じゃないよな?)」
藤沢「…………」
松山「それだけか?」
藤沢「うん」
松山「(藤沢に直接応援してもらったんだ、今日はいつも以上に頑張らないとな)よし、いくぞみんな!」
結局、藤沢の口から出たのは思いを伝えるそれではなく、松山を応援するという無難な言葉だった。
お互い、相思相愛であるにも関わらず、鈍感なのか気づく事は無い。
それでも藤沢は笑顔で駆けだす松山の背中を見てどこか安堵をしており、
一方で松山も好意を持つ藤沢から直接応援してもらった事でいつも以上に張り切り一同に激を飛ばしながらフィールドへと向かう。
彼らが思いを交わすのは、あともう少し先の話になりそうだ。
町田「もう、美子ったら……」
藤沢「いいのよ、このままで……だって今の松山くんには、今日の試合に勝つ事しか考えられないんだもの」
町田「(そうかしら? 松山くんも結構脈ありだとは思うのになぁ……)」
とにもかくにも、こうしてマネージャーたちは観客席へとふらのの応援に向かった。
大会も大詰めとあってこの試合にも観客たちは大勢おり、座席を探す事も困難。
しかし、なんとか2人分空いている場所を見つけると大急ぎでそちらへと向かう。
町田「すみません、ちょっと横失礼しますよっと(あらやだ、隣の男の人すっごい美形)」
弥生「ええ、どうぞ」
三杉「………………」
藤沢「(私達と同じくらいに見えるけど……カップルなのかしら? ……羨ましいなぁ)」
その座席に隣り合って座っているのは、都大会で惜しくも全国行きの切符を逃したガラスのエース三杉淳。
そして、そのガールフレンドである青葉弥生であったのだが、面識のない彼女たちは特に目立った会話を交わすという事もないのだった。
796 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 01:32:23 ID:???
実況「さぁ、本日第四試合、ふらの中学対比良戸中学の試合の開始時間が迫ってきました!
ふらのは1回戦、2回戦、3回戦とすべて危なげなく勝ち進んできた今大会の優勝候補!
エースストライカーの板野くんは得点王ランキングのトップの座に輝き、
キャプテンの松山くんも粘りのあるキープと守備力でチームをまとめ上げています!
対する比良戸は1回戦からすべて1−0という接戦をものにしてきた、実にしぶといチーム!
この試合、どこまで比良戸が粘れるかがポイントとなるでしょう!」
北詰「この試合、勝った方が明日我々と戦う事になる。 よく見ておけよ!」
東邦メンバー「「「はい!」」」
若島津「(こんな所で潰れるんじゃないぞ、松山、板野……!)」
石崎「まぁ十中八九勝つのはふらのだろうなぁ」
高杉「ああ、スコアを見る限り比良戸は守りに主眼を置いたチームのようだが、板野と松山の攻撃力は中学生離れしてるからな。
俺達でも無失点で切り抜けるのは難しいと思えるレベルだ。 まず失点は免れない」
井沢「そして、1点しか取れないような攻撃力じゃふらのから点を奪うのは難しいって話だな」
次藤「(観客の大多数はとうぜんふらのの勝利と確信してるだろうが……。
フッ、残念ながらこの試合勝つのはワシらタイ)」
松山「(こいつの余裕の笑みはなんだ? ……まあいい、どんな隠し玉があろうと、俺達は全力のプレーをするだけだ!)」
こうして両チームが入場をし、お互いに視線で火花を散らし合う。
しかし、やはり比良戸キャプテンの次藤の表情には余裕の笑みが浮かんでおり、
他の者達も多かれ少なかれふらのという全国屈指の強豪校を相手にし萎縮する様子は見て取れない。
板野「(原作でも本編でも、南葛を追いつめたからなぁ……この入場の時に何か言っておこうか?)」
797 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 01:33:42 ID:???
A.「次藤、お前のそのどてっぱらを抉ってやるからな!」 次藤に対し敵対心を燃やす
B.「お前たちの考えは全てまるっと御見通しだ!」 比良戸の作戦は完全に予想しているぞと言ってみる
C.「にやにやして気持ち悪いなぁ……さてはホモだな!?」 次藤ホモ説を唱えてみる
D.「改めて、今日はよろしくね」 礼儀正しく次藤に握手を求める
E.「同じチビ同士、今日はよろしくな」 礼儀正しく佐野に握手を求める
F.「なんだこの長髪は、スポーツマンらしくないな!」 佐野の長髪を引っ張る
G.「(別に何も言わなくていいや)」 何も言わない
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
798 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 01:36:33 ID:99suLD0+
B
799 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 01:37:12 ID:nUexR/aY
B
800 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 01:52:27 ID:???
>B.「お前たちの考えは全てまるっと御見通しだ!」 比良戸の作戦は完全に予想しているぞと言ってみる
================================================================================================
比良戸メンバー「「「な、なにィ!?」」」
次藤「ほう? フッ、面白か奴タイ」
板野の最大の武器は、これから何が起こるかを予想出来るキャプテン森崎・翼に関する知識である。
その武器が最大限発揮されるだろうと思うのは、この比良戸戦。
原作でも本編でも、南葛側の意表を突く奇襲、奇策で得点を奪ったその功績は印象深いが、
だからこそ対処が出来れば失点も最小限に食い止める事が出来る。
そして、地力勝負でならば板野はふらのが比良戸に劣っているとは決して思わないのだった。
この板野の発言に比良戸の面々は驚きの声を上げるのだが、
一方で次藤は更に笑みを深めて板野に試すような視線を向ける。
次藤「そうでなくちゃ面白うないタイ。 ま、口だけにならんよう気をつけてくれタイ、板野くん」
板野「(思い出せ、えーとえーと、確か……)」
その体格の良さと豪快さばかりが印象に残りやすいが、計略家としての能力も高い次藤。
去年の全国大会で見せた板野の強烈なボレーシュートを見て真面目にサッカーに取り組み始めた彼は、
今日の試合、彼と頭脳、実力共に勝負が出来るかもしれないと期待に胸膨らませ。
板野はその視線を一身に受けながら、自らの記憶を呼び起こし次藤に対抗しようとするのだった。
森末「(今日の試合、何も無ければいいんだけどな……)」
………
……
…
801 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 01:53:34 ID:???
森末「やぁみんな、今回は比良戸戦。 原作、本編共に主人公チームを苦しめた強敵だ。
佐野、次藤と攻守にタレントがいてその実力も本物。
でもこちらも板野、松山といるから……決して負けてはいないね!
それじゃあフォーメーションを確認してみよう」
比良戸 4−4−2
−−@−− @畠山
−−A−− A秋沢
D−B−C D長岡 B次藤 C野田
−−−−−
−E−I− E曽田 I森本
G−−−F G中城 F竹野
−H−−− H姫路
−−−J− J佐野
−−−−−
−−H−− H板野 830/830
J−−−F J小田 650/650 F山室 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700
ふらの 4−3−3
森末「残るは3試合、気合を入れていこう! それじゃあグッドラックだよ!」
802 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 01:54:34 ID:???
互いに軽い練習をして体をほぐし、
いよいよ両チームキャプテンがセンターサークルに集いコイントスの時を待つ。
次藤「フッ、まあよろしくお願いするタイ
(板野ばかりじゃなく、こいつもふとか男タイ。 なんとも楽しい試合になりそうタイ)」
松山「ああ……(南国育ちに北国育ちが負けてたまるもんか!)」
先着1名様で、
★コイントス→! dice★
と書き込んでください。マークで分岐します。
丁→ふらのボール
半→比良戸ボール
803 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 01:55:26 ID:???
★コイントス→
6
★
804 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 01:56:58 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
それでは。
805 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 20:26:41 ID:???
コンビプレイを如何に警戒、阻止していくかになってくるかな
ふらの面は気緩んでるけどw
806 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 21:34:41 ID:???
早田の時もそうだったが、基本的にDFのオーバーラップはハイリスクなんだよね。
主力選手が少ないチームの場合は特に。
807 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 23:26:18 ID:???
>★コイントス→ 6 =ふらのボール★
====================================================================
松山「じゃあ、ボール貰います」
次藤「(チッ、速攻で1点取るのは無しタイ。
まあいい、これでしょっぱなから板野のマグナムシュートと対決出来そうタイ。 それも面白か)」
コイントスの結果、ボールはふらのが貰う事となり次藤は陣地を選んでからセンターサークルを去る。
のっしのっしと巨体を揺らしながら歩くその様にはこれからの激闘に萎縮をするどころか、
むしろ楽しみにしているという様子がありありと表れており、
松山はそのことを訝しがりながらもポジションへと戻っていくのだった。
実況「先行権を得たのは、今大会優勝候補とも言われているふらの。
比良戸、まずはなんとかしてふらのの攻撃を止めて逆に攻勢に出たい所です」
片桐「見上さん、今日の試合展開はどのように予想しますか?」
見上「普通に考えれば、ふらのの優勢は間違いない。 スコアだけを見て考えるのならな。
だが、私も比良戸の試合はここまでちらちらと見させてもらったが……。
練度が低いという訳でもなく、むしろ意図的にここまで接戦で勝ち上がってきたように見える」
片桐「お察しの通り、比良戸がこの全国大会で1−0という接戦続きで勝ち上がってきたのは、恐らく意図しての事だと思われますよ」
見上「ふむ……何か情報があるのかね?」
片桐「ええ、長崎地方大会の決勝――比良戸はそれまでの予選でも接戦を繰り広げていたのですが、
決勝だけは6−0という大差で打ち破っているのです。 しかも、対戦校は去年までの全国常連校でした」
808 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 23:27:39 ID:???
ピィーッ!! バムッ!!
小田「そらっ、板野!」
板野「よし!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
観客「いけいけ、板野!」「昨日みたいにマグナムシュートでぶっ飛ばせ!」「今年こそ北海道に優勝旗を持ち帰るんだ!」
板野「わわわ……」
どうやら昨日の花輪戦、キックオフ直後のマグナムシュートという豪快なプレイで得点を決めた事で、
板野にもファンというものが生まれたらしく、
また、準々決勝という事で地元北海道からも多くの応援団が上京しており、板野には多大な声援が送られる。
今まであまりこういった状況に陥った事のない板野は少し照れくさく感じつつも、
気を引き締めてまずはこのボールをどうしようかと考える。
板野「(大事なキックオフからのマイボールだ。 どうやって攻めようかな?)」
A.「よーし、ドリブル値も1上がったし中央突破だ!」 中央突破!
B.「山室、頼んだ!」 右サイドの山室を走らせる
C.「松山、任せた!」 一旦松山にボールを託す
D.「期待に応えて普通のシュートだ!」 このまま普通のシュートを打つ
E.「期待に応えて弾丸シュートだ!」 このまま弾丸シュートを打つ
F.「皆、お待たせ! 今こそマグナムシュートを打つ時だ!」 このままマグナムシュートを打つ
G.「えへへ、どーもどーも」 とりあえず観客の声援に応えておく
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
809 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 23:29:05 ID:zEdU0+Ns
A
810 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 23:30:36 ID:oB+qdO0Y
B
811 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 23:31:10 ID:99suLD0+
B
812 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 23:31:40 ID:onih/KSY
C
813 :
森末(仮)
:2013/10/26(土) 23:43:40 ID:???
>B.「山室、頼んだ!」 右サイドの山室を走らせる
======================================================================
山室「おう!(まあ、明確な格下相手ならなんとかなんだろ……)」
ここでまず板野は右サイドへとボールを叩き、ドリブルを得意とする山室を走らせる事にした。
今日の試合、比良戸は次藤という鉄壁の守りと佐野のテクニカルな攻めを中心とした強豪チーム。
早田のいた東一中、立花兄弟のいた花輪とは違い、攻めにも守りにも軸となる選手がいるチームなのである。
苦戦をするかもしれない以上は無闇に体力を浪費したくなく、板野が山室にボール運びを任せたのは妥当と言えるだろう。
実況「板野くん、まずはここで右サイドの山室くんへとパスを出しました!
山室くんは第一回戦の東一中戦で守備を得意とするDF陣を相手に突破に成功、
見事に得点を演出したふらののサイドアタッカーです! さぁ、今日も上手くチャンスメイクが出来るか!?」
山室「(うあ〜、こういう風に言われるの嫌なんだけどな……まあいいや、とっとと上がろう)」
佐野「ケケケ、フォローお願いしますよ先輩!」
竹野「おう!」
先着2名様で、
★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
竹野→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! チャンスメイクなるか!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、ふらのスローイン、森本がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
814 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 23:44:30 ID:???
★山室→ドリブル 49 (
クラブ6
)(
2
+
4
)=★
815 :
森崎名無しさん
:2013/10/26(土) 23:45:16 ID:???
★佐野→タックル 47 (
ダイヤ7
)(
2
+
2
)+(人数差補正+1)=
竹野→タックル 45 (
ダイヤ2
)(
3
+
3
)+(人数差補正+1)=★
816 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 00:00:11 ID:???
>★山室→ドリブル 49 ( クラブ6 )( 2 + 4 )=55★
>★佐野→タックル 47 ( ダイヤ7 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=52
> 竹野→タックル 45 ( ダイヤ2 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=52★
>≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! チャンスメイクなるか!?
=======================================================================
山室「よっ、と」
佐野「あれ、結構上手いじゃん」
ケケケ、と何とも意味深な声を上げながら迫ってきた比良戸の2年生FW――佐野満。
しかし、彼の何の考えも無いプレスを山室はいとも簡単にかわし、
次いでやってくる竹野も軽くフェイントをかけるだけで抜き去ってしまう。
次藤「(佐野め……どうもあいつは守備が下手過ぎタイ。 まあよか、最後に止めればそれでいいタイ)」
あまりにもあっさりと抜かれてしまう佐野を見て次藤は頭をかいて困った顔をしつつ、
しかし最終ラインで止めてしまえば問題は無いとゴール前に迫ってくる板野を見てほくそ笑む。
そして、右サイドを更にぐんぐんと駆け上がる山室は中央をちらちらと見やりつつも、
まだ板野が上がり切っていない事を確認すると内心ため息を吐く。
山室「(うーん、板野がゴール前にいてくれてんなら渡して良かったんだけど……。
これだともう少し俺が切り込んだ方がいいのか?)」
先着1名様で、
★山室の判断→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→山室「(いや、違う! この俺が決めるんだ!)」 なにィ!? 山室覚醒だと!?
ダイヤ・ハート→山室「(まあいいや、このレベルなら俺でもチャンスメイクできる筈だ)」 そのまま上がった!
スペード→山室「(いや、板野のマグナムシュートなら多少遠目で大丈夫だろ)」 中央の板野に折り返した!
クラブ→山室「(閃いた! 逆サイドの小田にサイドチェンジだ!)」 サイドチェンジだ!
817 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:01:13 ID:2CA5KrjI
★山室の判断→
クラブJ
★
818 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:01:32 ID:???
★山室の判断→
ダイヤ3
★
819 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:04:10 ID:???
うーん消極的
820 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 00:18:19 ID:???
>★山室の判断→ クラブJ ★
>山室「(閃いた! 逆サイドの小田にサイドチェンジだ!)」 サイドチェンジだ!
====================================================================================
悩んでいる間にも前から比良戸DFは迫り、あまり考え込む時間はない。
やはり自分が持って上がった方がいいのだろうかと苦渋の決断をしかける山室であったが、
その時、板野を見る為に中央を見ていた視線の先に、逆サイドを走っている小田の姿を見つけた。
山室「(そうだ、小田を使おう! 前からDF来てるから逃げたって事にすれば言い訳も通る!)それっ、小田!」
チームプレーと言えば聞こえはいいが、
要は自分が失態を犯したくない者達ばかりで構成されたふらのメンバー。
山室の脳裏にも、比良戸のDF達を抜けるだけの自信はある程度はあったものの、
さりとて奪われたり突破に失敗する可能性も決して低くないと無駄な自信もあり。
ここで山室は安易に逆サイドの小田へとサイドチェンジをしてしまう。
実況「山室くん、ここは一旦サイドチェンジ! 前から来るDFを見て、無理は出来ないと判断したか!?
パスワークに定評のあるふらのの一員だけあり、パス精度は見事!
山なりとなったボールを小田くんは基本に忠実に胸でトラップ! 安定しています、ふらの!」
小田「ナイスパス、山室!(ひっで〜、あいつ押しつけやがった。 今度宿題見せてくれるくらいしないと割に合わないぜ。
っと、それは置いておいて、とっとと上がって板野にパスを……)」
この山室のパスを受けて小田は内心辟易としながらも表情にそれは出さず、トラップをしてから前を向く。
結局の所、誰もが責任を感じてしまう事はしたくないのがふらのメンバーの共通意識。
自分もそういった考えである以上は山室の行為を否定する事など出来る訳がなく、
諦めてサイドを駆け上がり板野へとパスを出せるようにしようとするのだが……。
821 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 00:19:20 ID:???
ドカドカドカドカッ!
次藤「フッ、まずはボール貰ったタイ!」
小田「ひ、ひえっ!?」
前を向いた小田が目にしたものは、比較的ゆったりとしたサイドチェンジのお陰でパスコースが読め、
そして到達点にいる小田へと全力で走れば間に合う位置にいた次藤が足音を立てて迫ってくる姿であった。
先着2名様で、
★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★次藤→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
長岡→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田、頑張った! そのまま次藤たちをかわして板野へとパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、金田と曽田で競り合い、曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
【補足・補正・備考】
次藤がダイヤ・ハートで「パワータックル(+2&吹っ飛び係数4)」
822 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:20:25 ID:???
★小田→ドリブル 48 (
クラブK
)(
2
+
6
)=★
823 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:23:21 ID:???
★次藤→タックル 52 (
クラブ3
)(
4
+
3
)+(人数差補正+1)=
長岡→タックル 47 (
クラブ7
)(
4
+
4
)+(人数差補正+1)=★
824 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:24:07 ID:???
マリーシアの使い手小田
825 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:28:19 ID:???
今ゴールまでどの位の距離かな?フリー補正つくから距離しだいでここから狙うのも悪くない。
最低でも守備陣半壊するだろうし。
826 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 00:35:53 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( クラブK )( 2 + 6 )=56★
>★次藤→タックル 52 ( クラブ3 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=60 *反則発生*
> 長岡→タックル 47 ( クラブ7 )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=56★
>≦−2→比良戸ボールに……の筈が次藤の反則。
===============================================================================
小田「ひ、ひゃ〜っ!?」
次藤「ふふふ……」
地鳴りを上げて迫りくる次藤は、小田にとって恐怖以外の何物でもなかった。
何せ次藤のその体躯は、中学生離れした明らかに小田がぶつかれば吹き飛ばされてしまうだろう巨漢。
そんな彼が猛スピードで小田からボールを奪おうと突進をしてくるのだ、平常心でいろという方が難しい。
結果、混乱をした小田はそのまま体勢を崩してしまい。
ドガガッ!!
小田「うぴゃっ!?」
次藤「ぬう?」
ピィーッ!!
迫ってきていた次藤に思い切りぶつかり、そのまま吹き飛ばされ尻もちをついてしまう。
小田にとっての不幸中の幸いは、これが次藤からぶつかったように審判から見えており、
次藤が反則を取られたという点であろう。
827 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 00:37:07 ID:???
先着1名様で、
★次藤の反則→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→審判「君、今のはわざとだな? 私の目はごまかせんぞ」 なにィ!? 小田が反則を取られただと!?
8〜K→特にお咎めはなかった。
5〜7→軽い注意!
2〜4→厳重注意!
A→イエローカード!
828 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:38:31 ID:???
★次藤の反則→
ハート10
★
829 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 00:55:28 ID:???
>★次藤の反則→ ハート10 =特にお咎めはなかった。★
==============================================================================
次藤から当たりに行ったように審判からは見えたものの、しかしこれを故意によるものと判断はせず、お咎めはなし。
フリーキックの準備をする審判を後目に、次藤は面白く無さそうに鼻を鳴らしてから自陣ゴール前へと戻ってゆく。
次藤「ふん、あの程度で笛ばならすとは軟弱な審判タイ。
大体があれはあのFWから当たってきたタイ、なんでワシが反則を取られにゃならん」
佐野「そうですね!」
長岡「まあ落ち着けよ次藤。 しかしまずいな、距離はあるけどあいつらからしてみれば十分シュートレンジだぞ。
昨日センターサークルから打ってきた事を考えれば、直接もあるぜ」
次藤「打ってくるならくるで、こっちにも用意は出来るタイ。 佐野、それに姫路を除いて全員で壁を作るぞ」
曽田「ぜ、全員でか!?」
次藤「遠いとはいえ、フリーで打ってくる状態タイ。 最低限のこぼれ球を拾う奴だけ置いて、後は全員で死守タイ。
打ってこんのならそれはそれで確固撃破すればよか。 板野、松山以外の奴らは自分ではうてん腰抜けばかりタイ」
特に注意を受けなかったとはいえ、相手のミスにも関わらず自分の反則を取られた事で次藤は憤慨。
しかし、それを審判に直接言うような危険な事はせず、ひとまず落ち着きを取り戻してから、守備陣へと指示を出す。
あまりにも極端な指示に一同は驚くも、次藤はフリーの状態であればこれくらいはして当然だと豪語。
一同も次藤がそこまで言うのなら、と納得をして壁を作り始める。
松山「小田、大丈夫か?」
小田「だ、大丈夫だ。 それよりフリーキックはどうするんだ?」
金田「……相手は壁を作ってきてるな」
そしてフリーキックを得たふらのはといえば、吹き飛ばされた小田の元へと駆け寄りつつ、
小田の無事を確認してからこのフリーキックをどうするかと相談し始める。
多少の距離はあるが、板野のマグナムシュート、松山の北国シュートなら十分射程圏内。
フリーの状況から打てる事を考えれば、条件としては多少の距離があってもそう悪くはないだろうと考える。
830 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 00:56:39 ID:???
山室「壁を作ってるっても、板野のマグナムシュートやキャプテンの北国シュートなら関係ないさ。
打った方がいいと思うぜ」
松山「この距離からなら条件もそう悪くない、一発打っておいてもいいか……。
……板野、どう思う?」
板野「そうだね……」
A.俺が打つ! 松山はねじ込みに備えて前にいてくれ!
B.俺が打つ! 松山は万一に備えて下がり目にいてくれ!
C.松山が打ってくれ! 俺はねじ込みに備えて前にいる!
D.松山が打ってくれ! 俺は万一に備えて下がり目にいる!
E.俺が打つ! ……と見せかけて松山にショートパスして打ってもらおう!
F.松山が打つ! ……と見せかけて俺にショートパスして打とう!
G.いや、距離が遠すぎる。 焦る事はないんだし、繋げていこう
H.悩ましい。 松山の判断に任せる!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
831 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:57:48 ID:SQ245L9o
C
832 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:58:58 ID:lfbOhl2g
A
833 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:59:07 ID:Sn+YYBSg
F
834 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:59:15 ID:JNrzridI
A
835 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 00:59:29 ID:vEWy5l4w
C
836 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 01:16:57 ID:???
>A.俺が打つ! 松山はねじ込みに備えて前にいてくれ!
=============================================================
松山「そうだな、俺より板野のマグナムシュートの方が威力は上だ。
うん……わかった、俺は前にいてねじ込めるようにしておく。 小田、山室、お前たちもこぼれたら飛び込むんだぞ!」
山室「あ、ああ!」
小田「はい!(弾かれませんように……)」
純粋に威力を考えるならば、板野のマグナムシュートは北国シュートよりも上である。
この決定機をものにするならやはり自分が打つしかないと板野は考え、
これには松山らも反対する事なく承諾、板野は審判に促されるままフリーキックの位置に立ち、
次藤を中心として仁王立ちするように壁を作る比良戸守備陣が守るゴールを睨みつける。
実況「さぁ、前半早くもふらのにチャンスがやってきました!
ゴールまで距離はありますが、キッカーは昨日の花輪戦でセンターサークルからのゴールを決めた板野くん!
十分ゴールは期待できます!」
ふらの応援団「いけー! 今日も火を吹けマグナムシュート!」「このまま先取点だー!!」
三杉「ふむ……彼が噂のふらののエースストライカーか」
弥生「淳……あんなにゴールから離れてるのにシュートが決まるものなの?
普通ならパスで攻めたりするんじゃないのかしら?」
三杉「普通ならね。 実際、あの位置からシュートを決めるのは僕だって不可能だ。
だからこそ、このフリーキックは見過ごせないね」
町田「(僕だって不可能? ……この人、サッカーやってるのかしら? しかもかなりの実力者?)」
藤沢「(松山くん……こぼれ球に備える姿も素敵……)」
837 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 01:18:01 ID:???
ピィーッ! ダッ!!
次藤「さぁ、来いタイ!」
板野「………………」
A.「くらえ! これがただのシュートだ!」 普通のシュートを打つ
B.「くらえ! これが弾丸シュートだ!」 弾丸シュートを打つ
C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
838 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:18:23 ID:JNrzridI
C
839 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:18:46 ID:lfbOhl2g
C
840 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 01:27:08 ID:???
>C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ
============================================================================
グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ここで板野は迷う事なく、自身が持てる最大のシュートを放つ為に右足を振り上げた。
距離はある、ゴール前には近い将来全日本の頼れる壁となる存在もいる。
しかし、それが一体どうしたと言わんばかりに力強く。
板野「いっけえええええええええええええええええええええっ!!!」
バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!
841 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 01:28:14 ID:???
先着5名様で、
★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★次藤→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★
★森本→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
中城→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★
★竹野→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
曽田→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★
★長岡→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
野田→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
秋沢→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★
★畠山 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)+(40m補正+3)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(山室と佐野で競り合い)(姫路がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムシュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(小田がねじ込み)(山室がねじ込み)
≦−2→比良戸ボールに。
【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
次藤がダイヤ・ハートで「パワーブロック(+4&100消費)」
842 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:28:38 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 (
ダイヤQ
)(
4
+
6
)+(フリー補正+2)=★
843 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:29:15 ID:???
★次藤→ブロック 55 (
クラブK
)(
4
+
6
)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★
844 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:30:25 ID:???
★森本→ブロック 46 (
クラブA
)(
6
+
1
)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
中城→ブロック 44 (
ハート6
)(
1
+
6
)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★
よし勝ったな
845 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:30:59 ID:???
★竹野→ブロック 44 (
ダイヤ5
)(
1
+
6
)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
曽田→ブロック 46 (
クラブ8
)(
4
+
6
)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★
846 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:31:29 ID:???
★長岡→ブロック 46 (
ハートQ
)(
6
+
5
)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
野田→ブロック 46 (
クラブ9
)(
3
+
1
)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
秋沢→ブロック 47 (
ダイヤ10
)(
5
+
2
)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★
847 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:31:41 ID:???
★畠山 パンチング 49 (
クラブA
)(
5
+
3
)+(40m補正+3)=★
848 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:31:49 ID:???
すげえ勝負だ。しかし何だこの6の多さはw
849 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:31:56 ID:???
★畠山 パンチング 49 (
スペードA
)(
3
+
2
)+(40m補正+3)=★
850 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:32:25 ID:???
次藤吹っ飛びで怪我か、こう言っちゃなんだけどこれから先少しはやりやすくなったな
851 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:32:33 ID:???
★畠山 パンチング 49 (
ハートA
)(
4
+
1
)+(40m補正+3)=★
852 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 01:32:46 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。惜しくも2差で次藤は敗北して、しかも負傷となってしまいましたね。
それでは。
853 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:36:38 ID:???
乙でした。
いや、いい対決だった。次藤がダイヤかハートなら負けてたあたりが特に。
854 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 01:38:11 ID:???
2人怪我か。
855 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 23:38:48 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( ダイヤQ )( 4 + 6 )+(フリー補正+2)=72★
>★次藤→ブロック 55 ( クラブK )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=70 *吹っ飛び* *負傷発生*
>★森本→ブロック 46 ( クラブA )( 6 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=58 *吹っ飛び*
> 中城→ブロック 44 ( ハート6 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=56★ *吹っ飛び*
>★竹野→ブロック 44 ( ダイヤ5 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=56 *吹っ飛び*
> 曽田→ブロック 46 ( クラブ8 )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=61★ *吹っ飛び*
>★長岡→ブロック 46 ( ハートQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=62 *吹っ飛び*
> 野田→ブロック 46 ( クラブ9 )( 3 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=55 *吹っ飛び* *負傷発生*
> 秋沢→ブロック 47 ( ダイヤ10 )( 5 + 2 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=59★ *吹っ飛び*
>★畠山 パンチング 49 ( クラブA )( 5 + 3 )+(40m補正+3)+(減衰+1)=61★ *吹っ飛び*
>≧2→板野のマグナムシュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
==================================================================================================
弾丸のように放たれた板野のマグナムシュートは、一直線に比良戸ゴール目がけ突き進む。
特別な軌道は描かない、一見すれば何の変哲もないシュート。
しかし、それはかつて北の大地でふらの中学のOBである先輩からフォームを矯正してもらい、
自身の思うがままに全力でゴールを狙えるだけの力をつけたからこそ生み出されたシュートであった。
板野「(これなら決まる! ベストインパクトだ!!)」
シュートを放った瞬間、板野は勝利を確信した。
今、彼が放ったマグナムシュートは、今大会でもベストショットと言えるだけの手ごたえを感じられるものだった。
故に、得点が決まる事を確信した。
856 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 23:39:50 ID:???
次藤「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
ボグォッ!!
板野「うっ……!?」
だからこそ、己の目を疑った。
マグナムシュートの軌道上、不敵な笑みを浮かべてブロックに臨んだ未来の全日本の壁。
次藤洋がその巨躯を生かしたブロックを見せ、マグナムシュートをどてっぱらで受けながら止めたからである。
松山「な、なにィ!?」
山室「い、板野のマグナムシュートが止められた!?」
佐野「やった! 流石次藤さん!」
長岡「ナイス、次藤!」
実況「これは……比良戸、キャプテンの次藤くん! なんと今大会猛威を振るう板野くんのマグナムシュートを止めたァ!
距離があるとはいえ、これは凄まじい事です! ふらの、得点ならず……あ、あーっと!?」
次藤「ぐ、ぐぐぐ……」
ズザザザ……
佐野「次藤さん!?」
今大会、未だ破られた事のないマグナムシュート。
それをどてっぱらで受けて倒れず、吹き飛ばされず、止めた事で板野だけでなく周囲の選手たち。
そして、実況をはじめこの試合を見守っていた者達も驚きの声を上げそうになる。
だが、そうしている間にも、次藤の腹部からボールがこぼれる事はなかった。
板野の放ったマグナムシュートの威力はまだ落ちておらず、
次藤は苦悶の表情を浮かべながらゴールへとじりじり後退していたのである。
857 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 23:41:13 ID:???
三杉「まさか! まだ、威力が落ちていないというのか?」
弥生「(えっ、えっ、なんであの大きい人がすり足で後ろに下がっていくの?)」
町田「(……日頃練習を見てる時にも思ってたけど、本当とんでもないパワー)」
藤沢「(驚いてる松山くんも素敵……)」
片桐「一度は止まったかに見えましたが……」
見上「うむ、まだ勢いは死んでいない……完璧にブロックし切れていないようだな。
このままでは……」
野田「じ、次藤!」
次藤「は、離れるタイ! ぐ、ぐわあああああああああああああっ!?」
比良戸メンバー「「「う、うわあああああああっ!?」」」
どの程度の時間が経過しただろう。
ほんの一瞬だったかもしれないし、或いは10秒以上の間があいていたかもしれない。
だが、いずれにせよ、次藤はブロックをした筈のボールの勢いに押し殺され、そのまま音を立てて地面に倒れた。
次藤の近くにいたDF陣は、次藤を心配するが故に近くにいた代償か、
そのまま次藤の巨体に押し倒されてしまう。
テン、テン、テン…… ピィーッ!!
そして、零れ落ちたボールは誰もいなくなった無人の比良戸ゴールへと転がり落ち、審判の笛が鳴った。
ふらの 1−0 比良戸
858 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 23:42:27 ID:???
実況「き……決まった……。 決まりました! ふらの、先取点!!
なんというゴールでしょう、板野くん、
一度は防がれたかと思われたマグナムシュートでしたが、勢いは完全に死んではいなかった!
巨漢、次藤くんすらもなぎ倒し、無人となった比良戸ゴールへとボールは吸いこまれてしまいました!!
しかし、次藤くんも今大会、一度も外れた事はないというマグナムシュートを受けて一度は止めるという大健闘!
惜しくも一歩及びませんでしたが、少し不運に見舞われたという形でしょうか!」
ざわ…… ざわ……
観客「す、すげぇ! あんなデカい体の奴も倒しちまった!」「いや、逆だ! マグナムシュートを止めたアイツが凄いんだ!」
「どっちにしたって、常識外れだぜ!」
反町「う、うわ……8人も吹き飛ばしちまったぞ……(一体どんな身体能力なんだ……)」
沢田「ひえぇ……(こ、怖いよう……)」
若島津「(あれでこそ止めがいがあるというものだ)」
石崎「は、はは……俺、ブロック行ったら顔潰れねーかな?」
来生「お前元から潰れてんじゃん」
石崎「にゃにい!?」
高杉「(……俺と石崎であれを止めるのか。 ……あれを止めるのか)」
このふらのの得点劇……板野のシュート、次藤のブロックを受けて観客たちが受けた衝撃は様々である。
今大会、ここまで止められた事のないマグナムシュートが危うく次藤に止められてしまいそうになった、という事実。
その次藤の巨体をもってしても尚、威力を完全に殺されはしなかったという板野のシュートに対する事実。
いずれにせよ、これが本当に中学生のサッカーの試合なのか。
そういった感想を抱いてしまう観客たちが、大多数を占めていた。
859 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 23:43:29 ID:???
板野「はぁ……(入った、か。 危ない……後一歩で止められる所だった)」
小田「ナ、ナイスシュート、板野!(やっぱこいつ化け物だ)」
松山「一瞬ヒヤっとしたが……パワーで押し切るあたり、流石だな。 ナイスシュートだ!」
そして、フィールドではシュートフォームをようやく解き、
膝に手を置きながら大きくため息を吐いていた板野の周囲にチームメイト達が集まっていた。
松山は純粋に板野の実力の高さを改めて再確認しながら、よくやってくれたと労いの言葉を浴びせ。
他の者達はやはり板野が他のチームにいなくてよかったと思いつつ遠巻きに祝福をする。
それを板野は内心次藤に一瞬止められたと思い冷や汗をかいた事を隠しつつ、受け入れるのだが……。
次藤「ガッハッハ!」
板野「!?」
その時、突如としてフィールドに響き渡ったのは先ほど板野が破った相手。
板野のマグナムシュートの前に倒れた次藤の、豪快な笑い声である。
一体何事かと板野をはじめふらのの面々、はては倒れた次藤の周囲に集まっていた佐野達すらも驚く中、
次藤は先ほどの衝撃で痛めてしまったらしい肩を揉みながら板野へと鋭い視線を向ける。
次藤「今まで食らってきた高校生たちの蹴りよりも、ずっと効いたタイ。
こうでなくちゃ面白くない……こうでなくちゃ九州からわざわざ出てきた甲斐ってもんがないタイ!」
松山「なんだと!?」
次藤がこの大会、この3年生になってからのサッカー部の部活動で本気を出そうとした切欠は、そもそもが板野であった。
彼の去年のシュートを見て、こいつこそは大物になると踏んでいた次藤。
板野を倒すために、強い者を倒そうと思うが故にこの大会へと出てきた次藤。
強い者を倒す事にこそ生きがいを見出す彼は、生まれて初めて出来た好敵手を前にして恐怖をするでなく、ただ喜んだ。
板野「(やっぱりこの程度じゃ諦めないよな……! 何か言い返しておこうか?)」
860 :
森末(仮)
:2013/10/27(日) 23:44:38 ID:???
A.「なら俺のマグナムシュートをとくと味わって九州に帰るんだな!」 次藤を指さし挑発をする
B.「大口叩くと……って法則があるぞ!」 まだシュートを止められてないのに大口をたたくなと注意する
C.「俺のシュートを止めかけたのは今大会ではお前が初めてだ」 次藤を褒めてみる
D.「いいから治療してこいよ、60分満足いくまで戦う為にもね」 次藤を治療に向かわせる
E.「(いや、別に何も言わなくていいや……)」 何も言わずふらの陣内に戻る
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>853
乙ありです。
861 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 23:46:41 ID:lfbOhl2g
C
862 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 23:46:52 ID:TMyLDR92
C
863 :
森崎名無しさん
:2013/10/27(日) 23:47:02 ID:yruSHBvk
D
864 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 00:14:28 ID:???
>C.「俺のシュートを止めかけたのは今大会ではお前が初めてだ」 次藤を褒めてみる
================================================================================
板野は素直に、次藤の事を褒めるような言葉を投げかけた。
事実として板野がこれまでにマグナムシュートを止められた事はなかったし、
それを差し引いても中学生離れした威力のシュートを次藤が止めかけたというのは称賛に価する事である。
次藤「ぬん……? ふん、人を褒めるには早くないかのう。
そういう台詞は、ワシが止めてからにして欲しいもんタイ!」
しかし、これを次藤は受け入れなかった。
元々、次藤は他と比べてどうこうではなく、板野と勝負をする為にこの大会に臨んだ男である。
そして、惜しい、惜しくないではなく、勝ちか負けか。
サッカー歴は浅いものの、勝負の世界に存在する鉄則については承知をしていた選手でもあった。
自分が板野のマグナムシュートを止めて一目を置かれるのならまだしも、
負けた上でただ"惜しかっただけ"で褒められるというのは、彼の性分にあっていない。
次藤「(ばってん、ワシらは所詮無名チームタイ。
高見から常連チーム様が雑魚を褒めるってのもわかる話っちゃ話タイ。 それでこそ、喰い潰しがいがある)」
佐野「次藤さん、大丈夫ですか? さっきから肩を押さえてますけど……」
次藤「おう、大丈夫じゃが……まあまだ前半の早い時間タイ、念には念を入れて治療に行くとするかな。
野田、お前もワシの下敷きになって足捻ったんじゃなかか?」
野田「あ、ああ……ちょっとこれはプレイは厳しいかな……」
次藤「なら監督に交代ば頼むタイ。 2人いっぺんにフィールドからいなくなるのはキツか」
更に闘争心を燃やしながらも、次藤は佐野の勧めにより一旦フィールドの外へ治療へ。
同じく負傷をした野田は、ベンチにいる控えの安倍と交代をする事となる。
次藤「佐野、ワシが帰ってくるまでじゃが……ごにょごにょ」
佐野「ケケケ、わかりました! 万事俺に任せておいてください!」
865 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 00:15:48 ID:???
実況「さぁふらののストライカー板野くんのミラクルゴールに心を奪われるばかりですが、
まだ試合は始まったばかり! ここから比良戸の意地を是非とも見せて頂きたいものです!
しかし比良戸は先ほどのシュートを受けて故障したのか、次藤くんは一旦ピッチを離れ治療を受けます。
そして、DFの野田くんには代わって安倍くんが投入をされています!」
三杉「(あのシュートを放った板野もそうだが、次藤という男……。
彼も一瞬ではあるがあのシュートを止めていた。 ……ただものではないな)」
弥生「(サッカーってやっぱり怖いのかしら……。 都大会でも、敵のキーパーさん蹴りにきてたものね……)」
ピィーッ!
姫路「それ、頼んだぞ佐野!」
佐野「任せてくださいっと、ケケケ」
観客たちの興奮冷めやらぬまま、試合は再開される。
比良戸のキックオフで再開されたボールは、姫路の元から佐野へ。
そしてボールを受け取った佐野が突撃してくるかと板野が身構えた瞬間。
佐野「ほいほいほい……」
板野「んん?」
しかし、佐野はまるで攻撃する素振りを見せず、その場でなんとリフティングをし始める。
思ってもいなかった行動に板野をはじめ、一同は唖然とするのだが、
佐野はそんな様子を見ながら嫌らしく笑みを浮かべつつ口を開く。
佐野「ケケケ、取れるもんなら取ってみな〜」
板野「(なんのつもりだろう? 次藤が戻ってくるまで時間を稼ぐつもりか? だったら攻め込んでもいいはずなのにな……うーん)」
866 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 00:17:34 ID:???
A.「舐めるなよ、ここで奪ってやる!」 佐野からボールを奪いにいく
B.「小田、山室、ジェットストリームアタックをかけるぞ!」 小田と山室を連れてボールを奪いにいく
C.「俺も疲れたしちょっと休憩しよ」 時間を稼いでくれるならありがたい。ゆっくりしよう
D.「松山、一緒に奪いにいこう!」 松山とボールを奪いにいく
E.「こういう時は挑発に限る!」 今こそへそで茶を沸かすポーズだ
F.「(何かあるのかもしれない。 ゴール前に戻っておこう)」 ゴール前に戻る
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
867 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 00:18:16 ID:ubOCsxWE
B
868 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 00:22:21 ID:???
B
マリーシア狙いか?
869 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 00:23:05 ID:PuBeaF1k
C
870 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 00:29:27 ID:UIurhLNk
B
871 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 00:39:07 ID:???
>B.「小田、山室、ジェットストリームアタックをかけるぞ!」 小田と山室を連れてボールを奪いにいく
===========================================================================================
板野「(わからないけど、ボールを奪っちゃえば問題ないんだ!)小田、山室!」
山室「おう!」
小田「わかった!」
佐野――比良戸の真意は読めなかった板野だったが、
いずれにせよここでボールを奪ってしまえば問題は何もないのだと結論づける。
単独でボールキープを得意とする佐野を相手にボールを奪えるかと言われれば自信は無かったものの、
3人がかりならばいくらなんでもボールを零すくらいは出来るだろうと考え、
板野は小田達に声をかけてボールを持つ佐野へと迫っていく。
実況「佐野くん、これは一体どういった狙いでしょうか?
まるで攻める気は見せず、そうこうしている内にFW3人に捕まってしまったぞ!? これは危ない!」
次藤「…………」ニヤッ
小田「舐めるなよ、チビ!(流石に3人がかりなら!)」
山室「そうだ、チビ!(板野もいるし大丈夫だろ!)」
板野「(……他人事とはいえ、チビチビ言われると傷つくなぁ)」
佐野「ケケケ」
872 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 00:40:07 ID:???
先着3名様で、
★佐野→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★板野→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★小田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
山室→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野、ボールキープに成功! そのまま少し左サイドへと流れる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、姫路と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
873 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 00:41:23 ID:???
★佐野→ドリブル 54 (
クラブ4
)(
4
+
6
)=★
874 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 00:42:54 ID:???
★板野→タックル 49 (
ハート6
)(
6
+
2
)+(人数差補正+1)=★
875 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 00:46:01 ID:???
★小田→タックル 46 (
スペード10
)(
6
+
2
)+(人数差補正+1)=
山室→タックル 45 (
ダイヤJ
)(
6
+
2
)+(人数差補正+1)=★
876 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 00:48:42 ID:???
抜群のチームワーク( 6 + 2 )
877 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 00:49:51 ID:???
ドリブル値高いなぁ
878 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 00:57:41 ID:???
必殺ドリブルがあればいいんだけどねえ
879 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 01:08:31 ID:???
>★佐野→ドリブル 54 ( クラブ4 )( 4 + 6 )=64★
>★板野→タックル 49 ( ハート6 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=58★
>★小田→タックル 46 ( スペード10 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=55
> 山室→タックル 45 ( ダイヤJ )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=54★
>≧2→佐野、ボールキープに成功! そのまま少し左サイドへと流れる!
==============================================================================
板野「いくぞ、ジェットストリームアタックだ!」
小田・山室「「おう!」」
抜群のチームワークをもってして、佐野からボールを奪おうとする板野達。
まずは先陣を切るべく、板野が力を込めたスライディングタックルを佐野にお見舞いするのだが……。
ひょいっ
佐野「ケケケ、軽い軽い」
板野「なにィ!?」
しかし、これをあっさりと佐野はかわしボールキープ。
どれだけのパワーがあろうとも、それが相手に触れられなければ意味はない。
あまりにも鮮やかにボールを操る佐野に思わず板野が舌を巻く中で、続けて小田と山室が挟み込むようにして佐野を追いつめる。
880 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 01:09:36 ID:???
小田「これなら……!」
佐野「甘い甘い!」
山室「な、嘘だろ!?」
スタタタッ
だが、これもまた佐野は軽やかな身のこなしでかわした。
挟み込むようにして左右からやってくる山室、そして小田を背を屈める事で彼らの視界から一瞬消え。
そしてそのままの姿勢で一気に彼らを振り払い、左サイドへと流れてしまう。
板野「こ、これは……」
小田「まるでキャプテンを相手してるみたいだ……!」
実況「巧い! 佐野くん、ふらのFW陣の守備をなんなくかわします!
その軽やかな動きで見事に翻弄し、振り切りました!」
見上「ほう、中々優れたキープ力だな」
片桐「ええ、恐らく松山ともほぼ遜色がないでしょう。
代表に招集すれば、板野とはまた違うアクセントのあるFWになるかもしれません」
松山「佐野……」
佐野「(大会No.1のキープ力らしいけど、俺だって自分のキープ力には自信があるんだぜ松山さん)」
この佐野のキープを見て、衝撃を受けたのは松山である。
今大会No.1のキープ力の保持者と噂され、また、自身もその自負はあった。
それがここにきて無名校である比良戸から、自身と遜色のない実力を持つ下級生が出てきたのである。
881 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 01:10:37 ID:???
次藤「(フッ、佐野もようやっとるタイ。 さて……)そろそろよかね?」
比良戸監督「うむ……幸い軽傷だったからな。 だが無理はするなよ、明日の試合の為にも……」
次藤「明日の前に今タイ、じゃあちょっくら同点に追いついてくるか」
そして、この佐野の活躍を見て次藤はこっそりほくそ笑みつつ、
やや強引に治療を切り上げてタッチラインからフィールドへと戻ってゆくのだが……。
先着1名様で、
★イーグルアイ!→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→松山「(ん!? 観客席に藤沢がいる……隣にいるのは三杉!? なんであいつが!?)」 雑念に気を取られてた!
ダイヤ→松山「(ん!? 次藤がふらののゴール前に近いタッチラインから出てくる!?)」 次藤の狙いに気づいた!
それ以外→松山「今度は俺が相手だ、佐野!」 佐野に挑みかかった!
882 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 01:13:00 ID:???
★イーグルアイ!→
ハートA
★
883 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 01:14:51 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
884 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 01:15:42 ID:???
オッツオッツ
885 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 01:16:21 ID:???
必殺技も加味すれば、期待値的には板野も前回ので松山・佐野と並んでるんだな。
886 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 01:19:05 ID:???
だが本気の中里は遥か上を行く。覚醒した中山も。
887 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 22:09:27 ID:???
次藤にロングボール、せりあいからの一対一シュート狙いかな
国内名無しじゃ確かにどーにもならない
888 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 23:40:58 ID:???
>★イーグルアイ!→ ハートA ★
>松山「今度は俺が相手だ、佐野!」 佐野に挑みかかった!
=============================================================================
板野らFW陣を飄々とした風に躱し、いとも簡単にボールキープに成功した佐野。
彼のその動きを見て、松山は自分もまたキープに自信があるからか、
自分以外の者達ではボールを奪う事は難しいと判断をした。
仲間の事は信頼しているが、しかし能力の差というものも松山自身はよくわかっている。
それを補い合う事こそがチームプレーに繋がるという持論もあり、
そしてこれだけのキープを見せる佐野と一対一で勝負をしたいという思いもあってか、
松山は佐野からボールを奪うべく突撃をした。
実況「これは松山くん、焦れたか!? いつまでもボールをキープしながらも、
攻める気配を見せない佐野くんに単身挑みかかった!
果たして佐野くん、今度は上手くキープに成功するのでしょうか!?」
井沢「松山はタックルの上手さも折り紙つきだぞ。
いくらふらののFW相手にあれだけ上手くキープ出来たからって、これは無謀過ぎる」
長野「そもそもなんで比良戸は攻め込まないんだ?
センターサークル付近でキープするだけだと、万一失敗した時にすぐに攻撃に移られる。
少しでも距離を稼いでおいた方が有利だっていうのに……」
山森「あっ! あれを見てください!!」
この佐野と松山の対決を、観戦をする有識者たちは松山有利と見ていた。
ボールをキープする側は常にボールを持ち続けていなければ、それは成功したとは言えない。
対してタックルに向かう側は、最低限でもこぼれ球にしてキープする者からボールを離す事が出来れば成功と言える。
佐野のキープ力は目を見張るものがあるが、さりとて松山のタックルの巧さもまた高レベル。
ほぼ同等の実力ならば、松山がボールを零せる可能性の方が高いと見たのだ。
しかし、それはキープする側である佐野とて重々承知の事である。
889 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 23:42:22 ID:???
佐野「ケケケケ、あんたと勝負をするつもりはないんだよ!」
松山「なにィ!?」
佐野「そーらっ!!」
バコーンッ!!
松山が躍起になって迫ってくる中、佐野は怪しい笑みを浮かべたままその右足を振りかぶり、
一気にボールをふらのゴール前へとフィードをした。
当然、予想外の行動に出られた松山は思わず立ちすくみ、
ふらのメンバーも目を点にしながら山なりとなって上がるボールを見送る。
実況「おっと、これはどうしたのでしょう? 佐野くん、突然ボールをふらのゴール前へと蹴り込みました!
しかしFWの姫路くんをはじめ、比良戸メンバーは誰も前線に集まっていません! 合せる人がいないぞ!?」
弥生「……松山くんが怖くて思わずボールを蹴っちゃったのかしら?」
藤沢「松山くんが怖いなんてとんでもないわ! あんなに格好いいのに……」
三杉「(何だこの子は……?)」
町田「ごめんなさい、気にしないで下さいね……ちょっと恋する乙女が行きすぎてる所があるの」
松山「(なんにせよ助かったか……)みんな、慌てず落下点に入れ!
そのままキープしてもう一度俺達の攻撃といこう!」
佐瀬「オッケー……えっ!?」
ダカダカダカダカッ!!
次藤「フッ、ようやったタイ、佐野!」
松田「なっ……なんで次藤がここに!?」
そして、トラップする事が難しくも無さそうなボールに向けてふらのDF陣が下がってボールを受けようとする最中、
彼らは聞き、そして見た。
先ほどまで治療を受けていた比良戸キャプテン、次藤洋が豪快な足音を立ててゴール前まで急接近してくる姿と、その音を。
890 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 23:43:25 ID:???
実況「比良戸! なんとキャプテンの次藤くんがこのボールに向かっている!!
虚を突かれたか、ふらのは完全に守備陣がバラバラになっています! これはふらの危ない!!」
弥生「えっ、えっ、なんであの大きい人があそこに?」
三杉「負傷をした選手はインプレー中に戻る時、タッチラインからならばどこでも戻る事が出来るんだ。
普通ならば自分が抜けた分穴となっている場所があるのだから、そこにつけるように戻るのがセオリー。
だが、奇襲という意味ではこういった戻り方もあるという訳だ」
町田「(3行も解説してる……説明したがりっぽいわね、この人)」
片桐「これは……モノに出来れば大きいですが、かなりの博打ですね。
もしも失敗をすれば、もう一度ゴールを抜かれかねない」
見上「それだけ自信があるのだろう。 実際、先ほどのブロック能力を見る限りあの巨体は飾りではないからな。
競り合いなどのパワー勝負ではそう安易に負けないだろう。
加えて言えば、佐野のあのフィードも上手い。 トラップをするのが簡単に見えるからこそ、ふらのは落下点に数をかけていない。
すぐに攻撃に移れるようにしていた分、守備はスカスカだ。 リスクも当然あるが、リターンが大きい」
松山「し、しまった……! 佐瀬、近藤! 弾いてくれ!
相手は単独なんだ、こぼれ球になれば自然と俺達のボールになる!」
佐瀬「は、はい!(んな事言ったって……)」
近藤「(こ、これを相手しろってのかよ!?)」
次藤「さぁ、いくタイ!」
891 :
森末(仮)
:2013/10/28(月) 23:44:26 ID:???
先着2名様で、
★次藤→高いトラップ 57 (! card)(! dice + ! dice)-(軽傷治療済Lv1-1)=★
★佐瀬→高いクリアー 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
近藤→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→次藤、トラップに成功! そのまま加藤と一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(加藤がフォロー、松田がフォロー、本田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
>>884
乙ありです。
>>887
早田や中里とは違ったタイプですが、次藤も攻撃力はありますからね。
892 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 23:45:15 ID:???
★次藤→高いトラップ 57 (
クラブA
)(
3
+
5
)-(軽傷治療済Lv1-1)=★
893 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 23:46:03 ID:???
★佐瀬→高いクリアー 49 (
スペード10
)(
5
+
5
)+(人数差補正+1)=
近藤→高いクリアー 48 (
クラブ7
)(
5
+
5
)+(人数差補正+1)=★
クラブ活動が激しいな
894 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 23:46:16 ID:???
★佐瀬→高いクリアー 49 (
ダイヤ2
)(
2
+
2
)+(人数差補正+1)=
近藤→高いクリアー 48 (
ダイヤQ
)(
2
+
2
)+(人数差補正+1)=★
895 :
森崎名無しさん
:2013/10/28(月) 23:52:04 ID:???
次藤、能力高いのに勝負運が悪いね。
896 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 00:01:18 ID:???
>★次藤→高いトラップ 57 ( クラブA )( 3 + 5 )-(軽傷治療済Lv1-1)=65★ *反則発生!*
>★佐瀬→高いクリアー 49 ( スペード10 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=60
> 近藤→高いクリアー 48 ( クラブ7 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=59★
>≧2→次藤、トラップに成功! そのまま加藤と一対一に! ……の筈が次藤の反則!
====================================================================================
バゴォンッ!!
佐瀬「ひええーっ!?」
近藤「む、無理だーっ!?」
次藤「ふんっ、小さい奴がどんだけやってきても無駄タイ!!」
大人と子供という言葉すら生暖かい程に、次藤とふらのDFとの勝負は圧倒的大差で次藤が勝利を収めた。
体格面では話にならず、ジャンプ力も次藤は鈍重そうな割には高く、
完全に次藤の巨体を前に戦意を失っていた佐瀬達に止められる筈がなかったのだ。
ドタンッ!
近藤「むぎゅう……」
次藤「よし、これで……」
そして次藤はボールを持ったまま、加藤と一対一を挑もうとするが……。
ピィーッ!!
次藤「ぬ……な、なに!?」
トラップをした際、跳ね飛ばされた近藤が音を立てて地面に倒れ込んだ直後。
審判は次藤の反則を取り、笛を鳴らしたのだった。
897 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 00:02:19 ID:???
先着1名様で、
★次藤の反則2→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→審判「どう見ても当たりにいったのはふらの側だ」 近藤が反則を取られた!? PKだ!
J〜K→特にお咎めはなかった。
7〜10→軽い注意!
3〜6→厳重注意!
A〜2→イエローカード!
>>895
まだプレーした数は少ないのですが、これで2回目ですからね。
898 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 00:03:53 ID:???
★次藤の反則2→
ダイヤJ
★
899 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 00:05:28 ID:???
だが審判受けは良いな
900 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 00:22:07 ID:???
>★次藤の反則2→ ダイヤJ =特にお咎めはなかった。★
===========================================================================
次藤の反則を、審判は重いものとは見なかったのか特に注意はなかった。
しかし、これを不幸中の幸いであると次藤が喜べた筈はない。
折角の契機が反則で台無しになっただけでなく、これにより今後次藤が上がる事は警戒される。
次藤が佐野を囮にしてオーバーラップをし、得点を決めるという比良戸影の黄金パターンも容易に出来なくなってしまったのである。
実況「比良戸、惜しくもこの攻撃は反則を取られてしまい得点ならず!
しかし反則さえなければキーパーと一対一! 失点をしていた可能性は非常に高くなっていたでしょう!
ふらの、ここは審判の笛に助けられる形となりました!」
反町「どうも比良戸は運が悪いな。 さっきから要所で反則を取られてる。
ふらのの小田へのチャージが取られなければ失点もなかったろうし、この反則がなければ得点も決まってたろうに」
北詰「比良戸の次藤か……確かに体格はいい、その1点は認めよう。
だがあの動きそのものはサッカーの素人に近いものだ。 反則を取られるのは、恐らくそういった点が一因になってる筈だ」
沢田「試合勘が無いから、どの程度の当たりまでなら取られないかがわからないって事ですか」
次藤「けっ、面白う無いタイ。 あの審判、試合が終わったら袋叩きにしてやるタイ」
佐野「お、落ち着いてくださいよ次藤さん。 たまたま運が悪かっただけですって」
次藤「わかっとるタイ。 ……なんにせよ、もう一度守りに入るタイ」
佐野「はい!」
のっしのっしと、怒りを露にしながら自陣へと引き下がってゆく次藤。
その後ろ姿を見ながらふらのメンバーはほっと安堵の溜息を吐きつつ、
倒されてしまった近藤の元へと集まり負傷の有無を心配していた。
金田「大丈夫か近藤? 吹き飛ばされたみたいだが」
近藤「ああ、怪我はないよ。 ……にしても凄い馬鹿力。 2人がかりでも手も足も出なかったぜ」
松山「すまん皆、さっきのは次藤が戻ってくるのを見ていなかった俺の判断ミスだ」
小田「気にするなってキャプテン。 結果的には無失点で終わったんだしさ」
901 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 00:23:07 ID:???
幸い近藤に怪我はなく、それを確認した松山は一同に次藤らの狙いを読み取れなかった事を謝罪。
しかし当然ながらふらのメンバーがこれを糾弾する事はなく、
それよりもここからはどうやって攻めていったものか、どうやって試合を運んだものかと作戦会議を始める。
若松「ここまでは笛に助けられたりしてるけど、あの次藤って奴と佐野って奴は相当やるぞ」
山室「ああ、褌締めてかからないとな(格下と思っててやられちゃ話にならないもんなぁ)」
比良戸にとっては運悪く、ふらのにとっては運良く。
ここまでツキは完全にふらのに味方をしているが、実力的に比良戸は決して侮れる訳ではない。
特に次藤のパワーと、佐野のテクニック。
2人の力は別格と言え、ふらののメンバーは危機感を募らせる。
板野「(結果的にはこれで皆が侮る事はなくなってよかった、って感じかなぁ。
さて、問題はここからどうするかだけど……)」
A.「次藤を破るにはとにかくシュートを打つ事だよ」 もっと苛烈に攻撃を仕掛けようとする
B.「1点リードしているんだ。 落ち着いてゲームを進めよう」 余裕を持ってプレイにあたろうとする
C.「佐野のキープ力は無視できないな。 誰かマークにあたった方がいいんじゃないか?」 敵の攻撃手段を封じようとする
D.「(いや、ここは松山の判断を見よう)」 何も言わない
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>899
札などが出ると比良戸はやりにくくなるので、不幸中の幸いですね。
902 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 00:25:19 ID:LM9xf04k
B
903 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 00:25:55 ID:ZBvEw/9E
B
904 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 00:28:28 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
1000も近づいて参りましたので、よろしければ次スレタイ案を考えて頂ければ幸いです。
それでは。
【】俺inキャプ森3【】
905 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 00:43:05 ID:???
乙
【立ちはだかる】俺inキャプ森3【若島津】
906 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 00:48:13 ID:???
【リベンジと】俺inキャプ森3【更なる強敵】
907 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 01:18:29 ID:???
【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
908 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 07:47:45 ID:???
【優勝するのは】俺inキャプ森3【俺たちだ】
【若島津を】俺inキャプ森3【撃破する】
【目指せ】俺inキャプ森3【V1】
909 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 19:03:30 ID:???
>B.「1点リードしているんだ。 落ち着いてゲームを進めよう」 余裕を持ってプレイにあたろうとする
============================================================================================
小田「で、でも大丈夫なのか?」
板野は浮足立つ周囲に、リードをしているのはあくまでも自分たちだと言い含め落ち着くよう提言した。
確かにここまでの流れでふらのメンバーに慢心の気持ちが無くなったのはいい事であるが、
かといって下手に萎縮をするような事になるのは本末転倒である。
それでもなお、選手たちは困惑したように顔を突き合わせて悩むのだが、
キャプテンである松山は板野の言葉にうなずきながら同調をする。
松山「相手は確かに強敵だが、板野の言うようにこちらが1点リードしているんだ。 恐れる必要はない。
それに、こう言っちゃなんだが次藤は負傷をしているんだ。 パフォーマンスの精度は明らかに落ちる筈だぞ」
若松「(さっきの競り合いを見る限り、それでも俺達なんかじゃ話にならなさそうだけど……)」
金田「(まあ、キャプテンたちがこう言うなら同意しておかないと……)わかった、いつも通りの俺達のサッカーをやろうぜ!」
松山「ああ! さぁ、もう1点追加点だ!」
板野だけでなく松山にも言われてしまえば、ふらのメンバーたちも無理やり納得をするしかない。
松山達がこれだけ言うならば、この2人に任せておけばなんとかなるのだろうという、
やはり他人任せな考えも働き、一同はフリーキックをする為に各々のポジションへと散らばっていく。
ピィッ! バムッ!
実況「さぁ前半12分、ふらのが再びフリーキックを得て試合再開!
ふらのゴール前からのフリーキックは……佐瀬くんが蹴り、これを松山くんがパスキャッチ。
自陣深くからの攻撃ですが、果たしてここからどうやって攻めていくか?」
松山「(まずはボールを運ばないとな……その為には……)」
910 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 19:04:31 ID:???
先着1名様で、
★松山の判断→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→小田「俺だ! 俺に持って来い!」 なにィ!? 小田がやる気満々だと!?
ダイヤ・ハート→松山「(今度は俺のキープ力を見せてやる! いくぞ、佐野!)」 自らボールを持って切り込んだ!
スペード→松山「(右サイドの山室を使おう。 さっきも上手くいっていたからな)」 右サイドの山室に振った!
クラブ→松山「(板野に任せるか。 少し体力は不安だが……)」 板野へとパスを出した!
>>905
乙ありです。
911 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 19:05:11 ID:???
★松山の判断→
スペード7
★
912 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 19:20:37 ID:???
>★松山の判断→ スペード7 ★
>松山「(右サイドの山室を使おう。 さっきも上手くいっていたからな)」 右サイドの山室に振った!
==============================================================================================
自分でこのまま持って上がってもよかったが、やはり松山の脳裏には先ほどの佐野のキープ力が焼きついていた。
仮に自分の突破を止められてカウンターを決められては、ふらの守備陣が佐野を止める事は難しい。
ならば自分は下がり目に位置し、カウンターを食らっても平気なようにしておこうという算段があったのである。
そう判断した松山が次に考えるのは、誰を使うか。
FWは小田、板野、山室と揃っているが板野は既にマグナムシュートを1発打ち、
このまま突破まで任せては体力に不安がある。
それならば、最初の攻撃を途中まで成功させた山室を使った方がいいだろうと松山は判断をしたのである。
松山「それっ、山室!」
山室「オーライ!」
バコンッ!!
松山が声を出した途端、山室は内心嫌がりながらも走りながらパスを受け取ろうとする。
しかし、比良戸もここでふらのの出鼻を挫ければ最良であるとばかりに、
そのパスコースに飛び込む選手がいたのだった。
佐野「ケケケ」
913 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 19:21:38 ID:???
先着2名様で、
★松山→パス 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室がパスキャッチ! そのまま右サイドを上がり始めた!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、若松と竹野で競り合い、竹野がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
914 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 19:22:00 ID:???
★松山→パス 52 (
ハート3
)(
5
+
3
)=★
915 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 19:25:10 ID:???
★佐野→パスカット 51 (
ハート5
)(
3
+
3
)=★
916 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 19:41:13 ID:???
>★松山→パス 52 ( ハート3 )( 5 + 3 )=60★
>★佐野→パスカット 51 ( ハート5 )( 3 + 3 )=57★
>≧2→山室がパスキャッチ! そのまま右サイドを上がり始めた!
========================================================================
ビュウンッ!
佐野「うわっと!」
松山「俺達のパスワークを、そう簡単に止められてたまるものか!」
その身軽さはタックルなどのある程度パワーを必要とするプレイに弱かった佐野であるが、
逆にパスカットなどという俊敏さが必要とされるディフェンスには強かった。
故にこのパスも最低限、こぼれ球にする事くらいは出来るだろうと佐野は判断していたのだが、
松山のパスは予想以上に鋭く、早い。
キープ力ばかりに目がいきがちであるが、松山のパス精度もパスワークを売りとするふらののキャプテンを務めるだけあり秀逸。
ボールは綺麗に山室へと渡り、そのまま山室は一気にサイドを駆け上がり始める。
実況「佐野くん、あと一歩が届かず! パスは山室くんへと渡った!
さぁふらの、追加点のチャンスを作る事が出来るか!? 山室くん、走る! 走る!
しかし、比良戸も黙って通す訳にはいかないと慌ててMF陣がチェックに向かうぞ!」
竹野「くそっ、このまま進ませてたまるか!」
山室「(くっそー、キャプテンもみんなも俺を使いすぎだぜ! もう少し小田使えよ、小田!)」
917 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 19:42:15 ID:???
先着2名様で、
★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★竹野→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
森本→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! 中央の板野に折り返せるか!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、ふらのスローイン、安倍がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
918 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 19:42:43 ID:???
★山室→ドリブル 49 (
クラブ9
)(
6
+
1
)=★
919 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 19:42:52 ID:???
★山室→ドリブル 49 (
ハートJ
)(
3
+
6
)=★
920 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 19:42:58 ID:???
★竹野→タックル 45 (
ハート3
)(
5
+
6
)+(人数差補正+1)=
森本→タックル 45 (
ダイヤJ
)(
1
+
3
)+(人数差補正+1)=★
921 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 19:45:11 ID:???
佐野はパスカット+2を取ってるのか、結構使い勝手がよくなったな。
922 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 19:58:55 ID:???
>★山室→ドリブル 49 ( クラブ9 )( 6 + 1 )=56★
>★竹野→タックル 45 ( ハート3 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=57
> 森本→タックル 45 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=50★
>=−1→ボールはこぼれ球に。安倍がフォロー
==========================================================================
竹野「うりゃあ!」
山室「し、しまった!」
事ある毎に自分が使われてしまう事への不満が蓄積していたのか、
山室はこの時集中力を欠いたプレーをしていた。
注意が散漫になれば、当然ながらそこを付け込まれてしまう。
比良戸MF陣の一員、竹野は決してプレーの質が高いとは言えない選手ではあったが、
それでも辛うじて山室からボールを零す事に成功し、ボールは後ろに控えていた代わったばかりのDFの安倍がフォローをする。
安倍「よし、ナイスディフェンス!(といっても佐野はまだ使えないな……ここは)中城!」
そして、安倍はこのボールを即座に逆サイドのサイドハーフ、中城へと叩いた。
比良戸で1番のキープ力を誇るのは、言うまでもなく佐野である。
だが、その佐野はまだ先ほどのパスカットで体勢を崩しておりボールを通す事は難しい。
かといってもう片方のFWである姫路の近くには松山がいる。
考えうるパスの出し先が、逆サイドのMFしかいなかったのである。
実況「比良戸、上手くボールを取り返した! ボールはそのまま逆サイドへと渡り……。
これを中城くんがトラップ! さぁ、このまま反撃といけるか比良戸!?」
松山「(佐野へのパスコースは遮断しておくか……)」
佐野「(ちぇっ、上手くコースを防がれてる……。 マーク外せないかな……)」
中城「(……こうなったら俺が運ぶしかなさそうだな。 とにかく攻めるか!)」
金田「よし、止めてやるぞ!(と言ってやる気があるっぽく見せておくか)」
923 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 20:00:00 ID:???
先着2名様で、
★中城→ドリブル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
★金田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→中城がそのままサイドを駆け上がった! しかしパスの出し先に悩むぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、姫路と松田で競り合い、松田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
>>921
基本的に本編の能力を参考にさせていただいていますが、
選手によってはちょこちょこ上方修正などはさせてもらってます(翼・日向・森崎がいないので……)
924 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 20:00:34 ID:???
★中城→ドリブル 47 (
ハート8
)(
1
+
6
)=★
925 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 20:00:37 ID:???
★中城→ドリブル 47 (
ダイヤA
)(
4
+
6
)=★
926 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 20:01:17 ID:???
★金田→タックル 46 (! card)(
6
+
4
)=★
927 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 20:01:40 ID:???
★金田→タックル 46 (
ダイヤK
)(
4
+
2
)=★
928 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 20:44:50 ID:???
>★中城→ドリブル 47 ( ハート8 )( 1 + 6 )=54★
>★金田→タックル 46 ( ダイヤK )( 4 + 2 )=52★
>≧2→中城がそのままサイドを駆け上がった! しかしパスの出し先に悩むぞ!
==============================================================================
中城「(落ち着け、佐野が使えなくたって突破は出来る筈だ!)」
サササッ!
金田「うっ……!」
今までが無名チームとして上がってきた反動か、
この試合、ふらのを相手に善戦をする事で次藤や佐野を除く比良戸メンバーは少々あがり気味であった。
その為にプレーもややぎこちなく、固くなっていたのだが、
ある程度時間が過ぎてその緊張もほぐれてきたのか、中城はフェイントを駆使し金田を抜き去る事に成功する。
実況「中城くん、抜いた! さぁふらの陣内へと一気に攻め込んだぞ!
先ほどは惜しくも反則を取られてしまいました為、これが比良戸最初のチャンスと言えるでしょう!
中城くん、フィニッシュは誰に託すか!?」
中城「(……つっても、出す相手がいないんだよなぁ。 トホホ……)」
突破には成功をしたものの、中城はパスの出し先に困る。
佐野へのパスコースは松山に遮断され、渡る前にカットされるのがオチ。
姫路に打たせてもいいが、ふらのゴールを守る加藤も全国クラスのGKである。
決まる確率が高いとは、到底思えない。
そうこうしている内にふらのも守備陣形を整え、松田がボールを奪おうと迫るのだが……。
次藤「フッ、しょうがないタイ。 またワシが気張るしかないとね!」
板野「うっ……!?」
929 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 20:45:55 ID:???
この光景を見て、業を煮やしたかのように上がり始めたのは次藤である。
彼は板野をこれ見よがしに見ながら、悠々と自陣ゴール前からゆっくりと上がり始めた。
当然ながらそれを目の前で見ていた板野は、また次藤が何かやるつもりかと勘繰り始める。
板野「(まさか佐野とのコンビプレイをするつもりなのか?
まだ次藤はセンターサークル付近にすら到達出来てない……というか凄いゆっくり上がってるけど、
もしかしたらあそこからでも打てるのかも……? ど、どうする?)」
A.「みんな気をつけろ! 次藤が上がってるぞ!」 次藤へ注意を向けさせる
B.「(俺が次藤をマークだ!)」 自ら下がって次藤へのパスを警戒する
C.「(いや、流石にあの位置からは打てない筈だ!)」 何も言わず推移を見守る
D.「松山、佐野ばかり警戒しない方がいい! いっそゴール前に引きこもるんだ!」 松山を佐野のマークから外す
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
930 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 20:47:44 ID:qc8UY+vY
A
931 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 20:48:19 ID:LM9xf04k
A
932 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 20:48:29 ID:???
D
933 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 20:49:31 ID:cS9LUxYY
D ミスった
934 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 20:49:43 ID:ZBvEw/9E
C
935 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 21:01:09 ID:???
>A.「みんな気をつけろ! 次藤が上がってるぞ!」 次藤へ注意を向けさせる
============================================================================
ふらのメンバー「えっ、次藤が!?」「まずい! あいつが上がり切ったらまたあのパワーで……」
松山「なにィ!?」
板野は次藤が上がっている旨を叫び、注意喚起をした。
これにはふらのメンバーも驚き、一同は一瞬足を止めて次藤へと視線を集める。
先ほどの比良戸のチャンス、反則を取られこそすれ次藤のパワーの凄さは十二分にわかっていた。
次藤がいなくなればその分比良戸の守りは薄くなるが、
さりとて次藤の攻撃を止められるかと言われると彼らに自信はなかったのである。
そして、この板野の叫び声には松山ですらも反応をした。
大声を張り上げて強敵の接近を伝えられれば、いかな松山でも反応をしない訳にはいかない。
次藤「…………」ニヤッ
佐野「(次藤さん、流石だぜ!)中城さん!」
中城「おうっ!」
バシュッ!
松山「し……しまった!?」
板野「そ、そういう事か!?」
しかし、ボールが次藤へと渡る事はなかった。
次藤の狙いは、あくまでも佐野を"フリー"にさせる事。
板野の声で一瞬注意が次藤へと集まってしまったふらのメンバーを掻い潜り、
佐野は持ち前の身軽さを生かして松山から離れフリーとなった。
そんな佐野に対し、中城がパスを通すのは当然ながら難しい事ではなかったのである。
936 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 21:02:16 ID:???
実況「ふらの、次藤くんがオーバーラップをしかけた所で一瞬動きを止めてしまった!
そしてこの隙をついて佐野くんへとボールが渡ったぞ!? これはふらの、危険だ!!」
片桐「目に見えませんが、次藤の好アシストですね。
自分がどれだけ相手に驚異を与えているかを自覚し、自分が上がりはじめればどういう反応をするかわかっている」
見上「ああ、オーバーラップをするつもりならばもっと足早に走ってもよかった。
つまり、最初から奴は上がりきるつもりは無かったと言える。(板野の観察眼が足りなかったようだな……)」
松山「み、みんな止めてくれ!」
佐瀬「お、おう! いくらなんでも、3人がかりなら!」
本田「舐めるなよ、2年坊主が!」
近藤「(反則だけは取られないようにしないと……PKを取られたら最悪だ!)」
加藤「(一対一とかやめてくれー!!)」
佐野「ケケケ……! 貰ったぜ!」
先着2名様で、
★佐野→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐瀬→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
近藤→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
本田→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野がふらのDF陣を抜き去った! そのまま加藤と一対一だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、姫路と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
937 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 21:03:04 ID:???
★佐野→ドリブル 54 (
クラブA
)(
6
+
6
)=★
938 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 21:03:08 ID:???
★佐野→ドリブル 54 (
ダイヤJ
)(
3
+
1
)=★
939 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 21:03:19 ID:???
★佐野→ドリブル 54 (
ハート6
)(
2
+
1
)=★
940 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 21:03:42 ID:???
★佐瀬→タックル 47 (
ハート5
)(
4
+
1
)+(人数差補正+1)=
近藤→タックル 47 (
スペード8
)(
2
+
6
)+(人数差補正+1)=
本田→タックル 47 (
クラブK
)(
6
+
4
)+(人数差補正+1)=★
クラブ祭りだ!
941 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 21:04:01 ID:???
★佐瀬→タックル 47 (
ハート3
)(
3
+
2
)+(人数差補正+1)=
近藤→タックル 47 (
スペードA
)(
5
+
6
)+(人数差補正+1)=
本田→タックル 47 (
ダイヤQ
)(
6
+
5
)+(人数差補正+1)=★
クラブ活動・・。
942 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 21:04:07 ID:???
反則する気しかない佐野…
943 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 21:04:26 ID:???
世界のHO☆N☆DA
944 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 21:09:44 ID:???
カード運だけでなんとか持ちこたえている状況だから、一つ間違えば危険なことになるな
945 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 21:10:12 ID:cS9LUxYY
我々審判はいつも公平だ
946 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 21:14:39 ID:???
松山のクラブ厄が平良戸に移ったんじゃw
947 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 22:30:02 ID:???
>★佐野→ドリブル 54 ( クラブA )( 6 + 6 )=66★
>★佐瀬→タックル 47 ( ハート5 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=53
> 近藤→タックル 47 ( スペード8 )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=56
> 本田→タックル 47 ( クラブK )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=58★
>≧2→佐野がふらのDF陣を抜き去った! そのまま加藤と一対一だ!……の筈が佐野の反則。
=========================================================================================
くるくるくるっ
佐野「ケケケ」
佐瀬「く、くそーっ!」
近藤「や、やっぱり奪えない……!」
ゴール前の密集地、慌ててプレスをかけるDF達をきりきり舞いにしながら、佐野はキープに成功をする。
ちょこまかと縦横無尽に動き回り翻弄する様は正にすばしっこい鼠のようであり、
佐瀬、近藤の2人は佐野に触れる事すら出来ずにただただ振り回される。
だが、佐野もいつまでもキープをしてその場にとどまる訳にはいかなかった。
マークを振り切ったとはいえ、後ろから松山が迫っている。
彼が追いついては自分でもキープし続ける事が出来る自信はとてもなかった。
佐野「それっ!」
ビュンッ!
本田「うおわっ!?」
佐野「ちょっ、なんでそこにいるんだよ!?」
ドンッ! ピピィーッ!!
その為、頃合いを見計らってゴール前に突撃し加藤と一対一になろうとするのだが、
ここで急に飛び出した本田と佐野は正面衝突をしてしまった。
当然、これは佐野から当たりに向かったとして審判の笛が鳴る。
948 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 22:31:04 ID:???
先着1名様で、
★佐野の反則→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→審判「どう見ても当たりにいったのはふらの側だ」 本田が反則を取られた!? PKだ!
J〜K→特にお咎めはなかった。
7〜10→軽い注意!
3〜6→厳重注意!
A〜2→イエローカード!
949 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 22:31:28 ID:???
★佐野の反則→
ハートQ
★
950 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 22:31:31 ID:???
★佐野の反則→
スペード6
★
951 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 22:31:38 ID:???
★佐野の反則→
ハート3
★
952 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 22:32:54 ID:???
審判に愛されてるw
953 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 22:34:00 ID:???
そろそろ審判軽くくらい注意しないのかw
954 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 22:38:12 ID:???
悪質ではないということは分かっているのかw
955 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 22:42:10 ID:???
4分の1のクラブ引きの反則は、起きるときはとことん起きまくるからなあ。
本スレイタリア戦のように。
956 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 22:42:55 ID:???
>★佐野の反則→ ハートQ =特にお咎めはなかった。★
===================================================================
三度の反則、しかもまだ前半である。
度重なる反則によりいよいよ審判も注意をするかと思われたが、しかし意外な事に佐野は特に何も言われなかった。
先ほどの接触も、わざとではないと判断をしての事であるが、佐野としてはそれで安堵が出来る筈もない。
佐野「なんだよ、そんなら笛最初から吹くなよな……」
姫路「落ち着け佐野、聞こえるぞ!」
佐野「……わかってますよ(でも、こんだけ反則取られるなんてひどすぎる。
今頃、本当なら2−0で俺達が勝ってたかもしれないんだぞ)」
次藤「(……どうにも流れがこんタイ)」
最初の次藤の反則でフリーキックを与えてしまい失点。
次の次藤の反則が取られたせいで、一対一にはなれず。
そして今回の佐野の反則でもまた抜けてればビッグチャンスという所で笛が鳴ったのだ。
3度も審判の笛によって流れを断たれている比良戸からすればそろそろストレスが溜まり、爆発しそうなくらいである。
板野「(ホッ……危ない。 俺の判断ミスで、失点をしてしまう所だった。
今日は本当に運に助けられてるな……このままじゃいけないけど。
さてどうしよう? またゴール前からのフリーキックだけど……)」
A.「松山、佐野を警戒し過ぎだ! もっと上がって攻撃に絡んでくれ!」 松山の攻撃参加を依頼する
B.「松山、もう佐野から目を離さないでくれ!」 松山に佐野のマークにつくよう依頼する
C.「松山、ゴール前に引きこもるんだ! どうせそいつにミドルシュートはない!」 松山の守備参加を依頼する
D.「来い、俺に持って来い! こんなちんたらした試合展開はもう終わりだ!」 ボールを要求する
E.「みんなごめん! 今のは俺の判断ミスだ!」 先ほどの注意喚起を謝罪する
F.「(いや、何も言わなくていいや……)」 何も言わない
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
957 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 22:44:26 ID:XUxCbfZk
E
958 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 22:44:29 ID:ZoD1zVOM
E
959 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 22:44:37 ID:cS9LUxYY
E
960 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 23:02:10 ID:???
>E.「みんなごめん! 今のは俺の判断ミスだ!」 先ほどの注意喚起を謝罪する
==============================================================================
金田「ドンマイ! 気にするなって」
若松「そうそう、あいつがオーバーラップをしたら驚くのも無理ないさ」
ここで板野は先ほどの判断ミスを謝罪した。
板野の最大の武器は「キャプテン森崎・翼」についての知識があるという点。
だが、それは時として諸刃の剣でもある。
次藤と佐野のコンビプレイを知っているからこそ、次藤がオーバーラップをした際に必要以上に警戒してしまった。
もう少ししっかりと観察をしていれば、次藤の狙いがオーバーラップではなかった事に気づけただろうに、という後悔もある。
板野「(次藤も頭がいいからなぁ……あいつがどこでコンビプレーを使ってくるのか、ちゃんと見極めないと)」
井沢「比良戸はついていないな。 今頃、同点になっててもおかしくないんだが……」
滝「このままずるずるいくと嫌なムードになるぜ」
岩見「多少は運に左右されるのがサッカーというスポーツだからな。
比良戸がどこまで平静さを保てるかがこの試合の鍵になりそうだな……」
ピィーッ! バムッ!
実況「比良戸、度重なる反則を取られてしまう不運に見舞われましたが、審判の判定は絶対です。
気を取り直してふらののフリーキック! ボールは再び松山くんに預けられましたが、果たして今度はどう攻めるか!?」
松山「(山室……を使うパターンは使いすぎたな。 小田のいるサイドには、いい動きをしてた8番(中城)がいる。
……俺が持って上がってみるか!)」
タタタッ!
961 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 23:03:16 ID:???
先ほどのフリーキックをリプレイするかのような試合再開。
ボールを持った松山は逡巡をした後、今度は自分がボールを持って上がる選択を取る。
前半はそろそろ20分になろうかという時間帯。
まだこれといって目立った動きをしていない自分も、試合に貢献がしたいという思いもあった。
実況「さぁ松山くん、ボールを持ってそのままドリブルを開始した!
今大会キープ力No.1との前評判を持つ者としても、
佐野くんの前で自身のキープ力を見せつけたいという思いもあるのでしょうか!? その佐野くんが早くもチェックにいくぞ!」
佐野「ケケケ(……なんて笑ってみるけど、ちょっと取れる気はしないんだよな〜)」
竹野「(まったくもって、佐野に同感だが……やるしかないか)」
松山「いくぞ、佐野! 俺のキープ力を見せてやる!」
先着2名様で、
★松山→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
竹野→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山が抜群のキープを見せて突破! 中盤に差し掛かった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、金田と姫路で競り合い、姫路がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
962 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:03:36 ID:???
★松山→ドリブル 54 (
ダイヤ10
)(
3
+
6
)=★
963 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:07:22 ID:???
★佐野→タックル 47 (! card)(
1
+
5
)+(人数差補正+1)=
竹野→タックル 45 (! card)(
5
+
1
)+(人数差補正+1)=★
964 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:08:23 ID:???
★佐野→タックル 47 (
ダイヤ4
)(
5
+
5
)+(人数差補正+1)=
竹野→タックル 45 (
ハートA
)(
4
+
4
)+(人数差補正+1)=★
965 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:10:00 ID:???
クラブ活動と次藤以外には止められないだろうな
966 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:11:40 ID:???
ほんとにスペック的に反則3回なければ今頃2-0でもおかしくなかった。
967 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 23:30:30 ID:???
>★松山→ドリブル 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 6 )=63★
>★佐野→タックル 47 ( ダイヤ4 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=58
> 竹野→タックル 45 ( ハートA )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=54★
>≧2→松山が抜群のキープを見せて突破! 中盤に差し掛かった!
========================================================================
さささっ!
佐野「(パワー勝負じゃ当たり負けする! スピードで撹乱して進行方向を防げば……)」
松山「甘い!」
ダダダッ!
佐野「うっ……(迷う事なく振り切られた……! くそっ、読まれてたのか!?)」
竹野「(駄目だ、全然お話にならない……)」
ちょこまかと動き松山を翻弄しようとする佐野だったが、その程度の動きで怯む松山ではない。
全国常連校として試合経験も多く、松山対策をするチームと何度も対戦をしてきた彼である。
今更そのような小手先の技術が通用する筈もなくあっけなく佐野と竹野は抜き去られ、
松山はボールを持ったまま一気に比良戸陣内中盤へと差しかかる。
実況「松山くん、素早く振り切った! 佐野くん、竹野くんまるで手も足も出ない!
ふらの、これは再びチャンスとなったぞ! しかもボールを持つのは松山くんだ!
ここは出るか、北国シュート! それとももう一度板野くんに渡してマグナムシュートか!?」
次藤「DF、中央に寄るタイ!」
長岡「えっ!? で、でもそんな事をしたら……」
次藤「両サイドのFWにシュートは無いタイ! 仮にあってもワシが防ぐ!」
安倍「わかった!」
小田「(ふぅ……これなら俺達にボールはわたって来ないかな……)」
板野「(次藤、人数をかけて俺達の攻撃を防ぐつもりか……ここは……)」
968 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 23:31:35 ID:???
A.「松山、俺にくれ! 俺が決めてやる!」 ボールを要求する
B.「松山、お前の北国シュートを見せてやるんだ!」 松山に打たせる
C.「松山、そのままゴールを狙え! 次藤はブロックに比較すればタックルは上手くない筈だ!」 松山にドリブルゴールを狙わせる
D.「ふらののFWを舐められてたまるもんか! 小田にやらせるんだ!」 小田にパスさせる
E.「(いや、何も言わなくていいか。 松山に任せよう)」 松山に任せる
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
969 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:33:49 ID:LM9xf04k
A
役割分担で
970 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:34:23 ID:cS9LUxYY
C
971 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:35:23 ID:IJUrExF2
A
972 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 23:39:48 ID:???
>A.「松山、俺にくれ! 俺が決めてやる!」 ボールを要求する
==============================================================
松山「よし……任せたぞ、板野!」
バシュウッ!
板野がボールを要求すると、松山は迷う事なくパスを出した。
ノーマークにされていた小田達が気に病まないかという不安もあったが、
板野の決定力の高さ自体は松山を含めふらのメンバー誰もが認めるもの。
ここは板野に渡した方がゴールが決まる可能性が高いというのはわかりきっている故に、パスを出したのである。
森本「く、くそっ! 通してたまるかー!」
先着2名様で、
★松山→パス 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★森本→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山のパスがゴール前の板野に渡った!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(山室がフォロー、小田と曽田で競り合い、曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
973 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:40:42 ID:???
★松山→パス 52 (
ハートA
)(
6
+
1
)=★
974 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:40:53 ID:???
★松山→パス 52 (
スペード4
)(
5
+
1
)=★
975 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:40:59 ID:???
★松山→パス 52 (
ダイヤJ
)(
3
+
1
)=★
976 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:42:19 ID:???
★森本→パスカット 46 (
スペードA
)(
4
+
2
)=★
977 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 23:51:24 ID:???
>★松山→パス 52 ( ハートA )( 6 + 1 )=59★
>★森本→パスカット 46 ( スペードA )( 4 + 2 )=52★
>≧2→松山のパスがゴール前の板野に渡った!
====================================================================
森本「あぁ……」
松山のパスコースを防ぐようにカットに入った森本であったが一歩遅く。
ボールは綺麗にゴール前の板野へと渡った。
胸でパスをトラップした板野は一旦地面に落としてからくるりと反転し、比良戸ゴールを見やる。
次藤「(さぁ、来るタイ! 今度こそ防いでやるタイ!)」
板野「…………」
そこには先ほどマグナムシュートを受けて負傷をしたにも関わらず、
恐れるどころかむしろ楽しくなってきたと言わんばかりの表情で板野を睨みつける次藤の姿があった。
実況「さぁ、ここでふらののCFW! エースストライカー、板野くんにボールが渡ったァ!
またも出るか、マグナムシュート!!
しかし、比良戸もゴール前を固めて万全に状態で守備に挑んでいる!」
若島津「(俺が止めるまで誰にも防がれるんじゃないぞ……でなければつまらん)」
小池「ここで決まったら比良戸はかなりキツいな〜」
沢田「3度も反則を取られてへこんでる所でしょうからね……そこに失点をしたら、心が折れちゃいそうです」
板野「(ここは大事だぞ。 ここは……)」
978 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 23:52:25 ID:???
A.「くらえ! これがただのシュートだ!」 普通のシュートを打つ
B.「くらえ! これが弾丸シュートだ!」 弾丸シュートを打つ
C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ
D.「自分で切りこんでやる!」 ドリブルゴールを狙う
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※板野のガッツ 675/830
979 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:52:34 ID:???
>小田達が気に病まないかという不安もあったが
こういう時ふらのメンバーの人任せなところは助かるなw
980 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:53:21 ID:7GJgoyhA
C
前半はこれで撃ち止めになるかな?
981 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:53:48 ID:LM9xf04k
C
>俺が止めるまで誰にも防がれるんじゃないぞ
フラグっぽいなぁ
982 :
森末(仮)
:2013/10/29(火) 23:54:38 ID:???
レス数が980を超えましたので、次スレを立ててきます。
983 :
森崎名無しさん
:2013/10/29(火) 23:58:13 ID:???
前回に今回よりも厳しい状況(人数補正+3)で一本決めてるから、気楽にいけばいい。
984 :
森末(仮)
:2013/10/30(水) 00:45:29 ID:???
ttp://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1383060597/l50
新スレを立ててきました。
スレタイを考えてくださった皆さん、ありがとうございました。
以後は新スレで更新をしていきたいと思います。
985 :
森末(仮)
:2013/11/01(金) 00:38:48 ID:???
>B.ここから弾丸シュートだ!
=================================================================
板野「(次藤のいない今が得点を重ねるチャンスなのは間違いない!
だけど俺も体力は不安なんだ……ここは、マグナムシュートじゃなく……)弾丸シュートだ!!」
ゴォオオッ!!
次藤がゴール前にいない比良戸は、ふらのにとって今こそが得点の契機であると言えた。
前半も終了間際、ここで2点差にする事が出来ればふらのの勝利はぐっと近づく。
だが、前半戦で既に2発のマグナムシュートを放っている板野。
すぐにハーフタイムに突入をするとはいえここでマグナムシュートを打ってしまえば蓄積された疲弊は表面化し、
今後のプレイに悪影響が出てしまうのは板野自身がよくわかっていた。
故に、板野はここでマグナムシュートではなく――自身が初めて開発をしたシュート、弾丸シュートを放つ事を決断した。
実況「あぁ!? 板野くん、ゴールから距離が離れていますが足を振りかぶったー!!
一見をすれば無謀にも思えます!
しかし、板野くんは先日の花輪戦でセンターサークルからシュートを放ちゴールを奪っている実力者!
或いはこれも入ってしまうのか!?」
反町「あれっ? あのシュート、マグナムシュートと少しフォームが違うな」
若島津「……俺達の練習に乱入をした時に打っていたシュートだろう。
まあ、あのシュートの威力も中々だった。
比良戸のディフェンスは先ほどまでを見る限りでは次藤以外大した事がない、入る可能性は高く見えるが……」
片桐「ここで決まれば大きいですね!」
見上「ああ、比良戸は先ほどのコンビプレイが切り札だった筈だ。
同点にするどころか、2点差にされてしまってはかなり苦しい……」
次藤「(ワシがあそこにいれば……!)」
畠山「みんな、中央に寄るんだ! 俺達だけで止めるんだ!!」
板野「いっけええええええええええええええええええ!!」
986 :
森末(仮)
:2013/11/01(金) 00:39:56 ID:???
間違えて書き込みしてしまいました……
>>985
の文章は無視して下さい。
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