キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【頂天への】俺inキャプ森2【道程】

1 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:45:22 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379332155/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野は松山らと交流を深めつつ、2年生の際全国大会へ。
世代でもトップクラスの中西と戦うも、先制点を挙げる活躍を見せた。
しかし何者かの陰謀か、松山が負傷し他のメンバーも腹痛を訴え棄権、涙を呑んで大会を後にした。
若島津健との闘いで自身の力の低さを認識するも、新シュートの開発をし克服。
3年目、藤沢の転校を聞かされ揺れるふらのメンバー達と共に道大会を突破、全国大会への切符を手に入れた。

678 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:48:37 ID:???
★立花兄弟の意地→ ダイヤA

679 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:49:44 ID:???
松山JOKERは書いてないけど何が起きるんだw

680 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:51:24 ID:???
大漁大漁♪

松山も何か技ゲットかな?
板野もダイヤKだしコンビプレイなんてあると嬉しいけど

681 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:52:02 ID:???
本当にツインシュートのフラグ得ちゃったかも…と期待してしまった。

682 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:53:44 ID:???
せっかくだからツインシュートフラグキボンヌ!

683 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:55:23 ID:???
立花兄弟が撃ったのを真似してって流れはアリかな

684 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:02:06 ID:???
これはカード運が向いてきたか。

685 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:11:13 ID:???
クリアーやブロック技もありえるかな松山

686 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:19:30 ID:???
イーグルショットフラグ?

687 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:20:48 ID:???
JOKER効果、松山のネーミングセンスが良くなる。

688 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:22:38 ID:???
Kで覚醒じゃなかったのが惜しいなw
しかし直接覚醒のダイス運はなぜか毎回良いな。

689 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:07:26 ID:???
>★板野の得点→ ダイヤK + 5 ★
>★松山の活躍→ JOKER ★
>★小田の活躍→ ダイヤJ
> 山室の活躍→ クラブ8 ★
>★若松の活躍→ ダイヤK
> 金田の活躍→ ダイヤA
> 加藤の活躍→ ダイヤ9 ★
>★本田の活躍→ クラブ9
> 松田の活躍→ スペード8
> 近藤の活躍→ クラブK
> 佐瀬の活躍→ ハート7 ★
>★立花兄弟の意地→ ハート8 ★
>板野が3得点、松山が1得点。松山がJOKERを引き覚醒し、「北海道パスカット」を習得。
>若松が覚醒し「ドリブルフラグ」習得。近藤が覚醒し「タックルフラグ」習得。
>立花兄弟は松山に防がれ−1得点も2点返す! スコアは7−3
========================================================================================
前半終了間際、花輪は板野達が予想をしていたように大丸を使って立花兄弟に打たせる作戦に出た。
花輪の心境としてはなんとしても前半のうちに1点差にし、
後半に望みをかけるしかなかったのである。

小田「(お、こいつ足元の技術は下手だ)それっ!」
大丸「うげぇっ!?」
政夫「な、なにやってんだ大丸!」

しかし、この作戦は脆くも破られてしまった。
大丸にボールを回してくると察知していたふらのは、左のFWである小田が大丸につく。
守備力がお世辞にも高いとは言えない小田であるが、大丸はそのキック力を買われてサッカー部に入った男。
故にあまり足元の技術が上手いとは言えず、あっさりボールは奪われてしまう。
そこから小田はサイドを駆け上がり、センタリングを受けた板野が鮮やかにボレーシュートを決めて4−1。
前半で早くも板野はハットトリックを達成し、花輪は失意のままにハーフタイムへと突入をした。

690 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:08:26 ID:???
板野「ふぅ……(ちょっとオーバーペースかな?)」
松山「板野、あまり無理するなよ。 1人で突破したり、マグナムシュートを2発も打ったんだ。
   ここからはなるべくペースを落としていこう」
板野「うん、そうだね……」

しかしふらののエースストライカー、板野もここまで2発も大技を放ち、プレイを繰り返してきたせいで疲弊を溜めこんでいた。
結果、後半ふらののキックオフでスタートするもののふらのは遅攻を選択。
3点差もあり余裕もあったが故の選択だったが、逆に花輪としてはただ時間を稼がれるだけでは困る。
守備陣がいつも以上に奮闘をして後半6分、ボールカットに成功。
そこから大丸へとつなげられ、ロングフィードから今度は和夫が空を飛びスカイラブハリケーンで1点を返す。

これで息を吹き返したのか、花輪はその後少しずつ動きをよくし中盤は拮抗。
立花兄弟も懸命に走り回り、再びボールカットに成功しそのままコンビプレーで中盤を突破し一気に1点差に追いつこうとする。

ダダダダダッ!!

松山「そうはさせるか! 同じ北国とはいえ、俺は広大な大地で育った道産子!
   秋田県民とはいえ、負ける訳にはいかない! これが俺の『北海道パスカット』だっ!!」

バッ!! パシィッ!!

政夫「なっ、なにィ!?」
和夫「くそっ……北海道パスカット……名前の意味はわからないけど、とにかく凄い技だ!」

藤沢「松山くん……んはっ!」
町田「美子、鼻血、鼻血!」

691 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:09:33 ID:???
しかし、この立花兄弟の突破を許さなかったのはふらの中学キャプテン・松山光である。
この試合猛威を振るった立花兄弟の『ジェミニアタック』に真正面から挑みかかり、
その広大な北海道の大地を連想させるような雄々しいパスカットでボールをカット。
誰もが驚き、観客の1人が鼻血を出す中、そのまま一気にフィールドを駆け抜け北国シュートで追加点を決める。

ここで窮地に至ったのは立花兄弟である。
既に前半でも消耗をしており、
更に後半もこれ以上点差を開かせる訳にはいかないと攻撃に守備にと奔走していたツケがようやく回ってきたのか、
彼らの動きは精彩を欠き、足は軽く痙攣をし走る事すらままならない状態となってしまった。

逆にふらのとしては、これは正に好機である。
立花兄弟がまともに動けない現状は、即ち守備が非常に弱い花輪を一方的に攻め立てるチャンスでもあるのだ。
後半13分、板野が弾丸シュートで4点目。 
更に19分、小田が弾かれたシュートをボレーシュートでねじ込み5得点目を挙げる。

実況「これは厳しい! なんとも一方的な試合展開になってしまいました!
   後半残り10分という時間帯で、7−2! ふらの、強い!
   全国常連校である花輪をものともなしない試合展開です!」

次藤「ふん、守備がもろかチームはこれだからいかんタイ。
   きっちり守って、きっちり攻める。 これが出来るのが1番つよかチームタイ」
佐野「そうですね」

井沢「ここにきて、地力の差が如実に出てきたな……」
山森「凄い攻撃力ですね、ふらのは……どうやって対策すればいいんでしょう?」
井沢「この試合、これだけ大量得点出来ているのは花輪の守備が脆弱過ぎるのもあるが……。
   やっぱり板野、松山、この2人がキーマンなのは間違いないな。 だが、付け入るすきはある筈だ」
滝「こうやって点差が開いてるのは、松山が攻撃にも参加をしているからってのがある。
  だけどウチとやる時、松山はそうはいかねぇだろうな」
井沢「ああ、むしろ攻勢に出てくれた方が楽なくらいだ。 松山のいない守備陣ならこっちのやりようはいくらでもあるからな」

692 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:10:58 ID:???
和夫「く、くっそー! 7点……7点も入れられちまったのかよ!!」
吉倉「す、すまん……でも、止まらない……止められないんだ……」
政夫「……気にするな、なんて言わないけど、あいつらが強いのは事実だ。
   俺達も突破に失敗してるし、体力も切れてるし、文句は言えない。 でも、このまま終われない……そうだろ、和夫!」
和夫「そ、そうだけど……でも、もうスカイラブは無理だぜ? 足がガクガクで……」
政夫「隠していた"アレ"があるだろ。 せめて1点でも多く取ってやろう!」

こうして後半20分、再び花輪のキックオフで試合が開始された。
もはやここから逆転する事は不可能だろうと誰もがわかってはいたが、
それでも全国常連の花輪がこのまま何も出来ずに終わってはいけないという意地も確かにあった。
故に、彼らは最後に残った力を振り絞るように、全力でプレイをする。

実況「さぁ花輪、まだ諦めない! 最後の最後まで攻撃に出ます!
   ふらの、これは勢いに押されたか? 徐々にディフェンスラインが下がっていく!
   再び出るか、スカイラブハリケーン!」

若島津「ここまで走り回り、既に2回もあのスカイラブハリケーンは使っているんだ。 もうアレは使えないと思うが……」
反町「でもあの立花兄弟の動きは、何かを考えてる動きだ。 2人一緒にゴール前に走ってるしな」
小池「何するつもりなんだ?」

小野「頼む、政夫、和夫! これで決めてくれ!」
松田「しまった!」

そして後半ロスタイム、ついに花輪がゴール前に走り込む立花兄弟にクロスを上げる。
またもやスカイラブハリケーンか、と観客たちが思う中、しかしボールは低い弾道。
一体何をするつもりかと大多数が首を捻る中で、
彼らが何を狙っているのかを把握したのは花輪メンバー以外では板野ただ1人だった。

板野「も、もしかして……!」
政夫「(スカイラブハリケーンはその性質上、何度も連発は出来ない……)」
和夫「(だからもしもスカイラブハリケーンで点が取れなかった時、
    更に追加点が必要になりそうな時の為に、もう一つ俺達は技を編み出していたんだ!)」

693 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:12:23 ID:???
右側に政夫が立ち、左側に和夫が立ち。
共に合わせ鏡になるようにしながら、飛んでくるボールに向けて互いに足を振りかぶる。

松山「なっ……!?」

実況「こ、これは……!? 立花くんたち、なんと2人がかりで……2人で同時にシュートに行く!
   なんという発想! なんという着想!
   スカイラブハリケーン同様、奇抜な技で魅せます! しかし、これは効果があるのかァ!?」

政夫「(そう、2人同時にシュートを打つ……言ってみればシンプルで、単純な話に見える)」
和夫「(だけどこれは2人が同じタイミングで、殆ど同じ力で蹴らなければ意味がないんだ!
    そうする事でボールは双方からの力で強烈にブレながら、ゴールに向かう! これが俺達の……)」

政夫「ツゥイン!」                  和夫「シュートだァッ!!」

バギュウンッ!! ブワワワワワワワァァァアアアアアアッ!!

加藤「あ、え、へ、ええぇえええええっ!?」

バシュウッ! ピピィーッ!!

それは全くの偶然。
ある日練習中、政夫と和夫、両者の間にミスで飛んでしまったボールに両者が同時にシュートを打ちに行ったときに生まれたシュート。
その時に生まれた強烈な威力と、ぶれてゴールに向かう軌道を見て立花兄弟はこれは大きな武器になると考え、完成させた。
板野が知る世界では大空翼と岬太郎というゴールデンコンビが得意としていたその技。
『ツインシュート』はこの世界では立花兄弟が偶然の産物で産み出し、そしてゴールネットを揺らした。
あまりの変態的な軌道に加藤は一歩も動けず、立花兄弟は一矢報いる事が出来たと少しだけ気が晴れる思いをしつつ。
得点を告げる笛と、試合終了を告げる笛を聞いていたのだった。

ふらの 7−3 花輪

694 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:14:04 ID:???
実況「試合終了! ふらの、3回戦で花輪を相手に7−3という大量得点で勝利しました!
   攻めては板野くんが5得点と大暴れ、松山くんも要所で活躍を見せ2得点を挙げました!
   対して花輪は大量失点を喫してしまいましたが、今大会屈指の総合力を持つというふらのを相手に3得点と大健闘!
   特に立花くん達はスカイラブハリケーン、そしてツインシュートという我々の度肝を抜く技を次々と見せました!」

観客「すっげぇ、サッカーってあんな事もできるのか!」「本当色々ぶっ飛んだ試合だったなー」
  「選手もよくぶっとんでたもんな、板野のシュートとか立花兄弟自体がとか」

次藤「ほう、あんなシュートがあったとはなぁ。
   イタチの最後っ屁とはいえ、あんだけぶれればキーパーはやりにくいだろう。 あいつらもやはりすごか男タイ」
佐野「そうですね」

片桐「ツインシュート……ですか。 あのような技を隠し持っていたとは……」
見上「あの独創的な発想は、ある意味では貴重だな。
   大きく突き放されて負けたとはいえ、それは守備陣が頼りないという面もある。
   体力の不安について目を瞑れば、やはり彼らも相当の実力者だ」

試合結果こそ4点差という花輪にとって屈辱的なものであるものの、
あのふらのから3点を取ったという事実は少しでも中学サッカーを知る者ならば評価をする点である。
観客たちも、負けたとはいえ立花兄弟の派手なサッカーに魅了はされているらしく、
がっくりと肩を落とす立花兄弟に向けて暖かい拍手を送る。

森末「(ツインシュートか……本来なら、存在しない筈なんだけどな……)」

695 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:15:05 ID:???
松山「よーし、3回戦突破だ! 残るは3試合! あと3試合で優勝だぞ、みんな!」
小田「あ、ああ!(早く負けて北海道帰りたいんだけどなぁ……)」

政夫「はぁっ、はぁっ……ふぅ……」
和夫「疲れた……こんだけ走り回っても、4点差かよ……」

そしてフィールドでは、ふらのは松山を中心として勝利を喜んでいた。
これでふらのはベスト8、いよいよ優勝が見えてくる。
はしゃぎ、仲間たちを鼓舞する松山に周囲は内心辟易としながらも付き合う一方。
敗北をした花輪はがっくりと肩を落とし、中には泣く者もいる始末であった。

その花輪の中心人物である立花兄弟はといえば、後半はスタミナの限界ギリギリまで走り抜き。
最後は隠し持っていたツインシュートを放った事で、もはや限界となったのか、
地面に寝転がるようにして体を休め、口をぱくぱくと開いて酸素を多く取り込もうとする。

板野「(よし、5点! 得点王ランキングでトップに入れたかな?
    後は来生や反町の動向に注意するだけだ……っと、個人成績は置いておいて、と。
    どうしよう、立花兄弟に話しかけに行こうか? でも疲れてるみたいだし……うーん)」

A.松山達の話に入る
B.立花兄弟に話しかける
C.観客席に目を向ける

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

696 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:15:46 ID:wEpCSWO2
B

697 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:16:38 ID:wdgZRPlQ


698 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:23:44 ID:???
ツインシュートツインシュートとはしゃいだけどむしろストーリー的に重要やったんやな

699 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:25:44 ID:???
一度自由行動で森末と会話してみるのもいいかもね。

700 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:28:16 ID:???
やっぱりパスカット技かー、ふらのは守備に関して穴が無くなってきたな。

701 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:29:27 ID:???
>B.立花兄弟に話しかける
==============================================================
板野「(うん、折角の機会だし話しかけておこう)立花!」
政夫「ん……なんだ、板野か」
和夫「ちぇっ、なんだよ。 負けた奴の顔を見ようってのか?」
板野「そ、そんなんじゃないよ」
政夫「やめろ、和夫。 ちょっと待ってくれ、今立つからよ」

板野が声をかけると、負けた事で不機嫌になっていた和夫は不貞腐れるような言葉を吐くも、
政夫はそれを窘めつつ和夫を促し板野に礼を欠かないように立ち上がる。
板野としては別に寝ころんだままでも良かったのだが、政夫曰く、
上から見下ろされてるみたいであのままの体勢で話すのは嫌だったという点もあるらしい。

政夫「まったく、今日はやられたぜ……まぁ、点を取られる事は予想してたけどよ。
   まさかここまで大差がつくとはな」
和夫「ほんとほんと、しかもお前はハットトリックまで決めちゃうしさ〜。 あと1点でダブルハットだろ?
   流石に傷つくぜ」
板野「得点力には自信あるからね! そういう2人だってスカイラブハリケーンにツインシュート、凄い技を見せたじゃないか!」
政夫「それでも勝てなきゃ意味ないさ。 マグナムシュート、凄い威力だったな」

相変わらず和夫としては腹の虫がおさまらないらしいが、それでも強く板野を憎んでいると言う訳ではなく、
単にこれだけの大差で敗北してしまったという事実にプライドが傷つけられているだけ。
板野の実力は認めているらしく、板野のハットトリックを話題に出す。
政夫もそれは同様であるようで、ため息を吐きながらも板野のマグナムシュートを褒める。

板野「(よかった、怒鳴られるかと思ったけどそんな事はないみたいだ……。
    さて、何を話そうかな?)」

702 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:30:28 ID:???
A.「もっと守備力のあるメンバーがいれば、結果は違ったかもしれないのにね」 負けたのは他のメンバーのせいだと言及する
B.「2人一緒じゃないとボールが運べないのが問題点だったかもね」 コンビプレイしか出来ない弱点を指摘する
C.「あのスカイラブハリケーンには驚いたよ。 本当、派手なサッカーだったね!」 立花兄弟の派手さを褒める
D.「所詮猿の曲芸じゃサッカーには勝てないのさ! 猿山に帰ってるんだな!」 お帰りを促す
E.「そういえばあのツインシュート……ポストを蹴って空中で打てない?」 デルタツインについて話してみる
F.「そういえばあのツインシュート……俺も打てないかなぁ?」 自分もツインシュートが打てないだろうかと相談してみる
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

703 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:33:47 ID:wEpCSWO2
G とことんスタミナをつけてみてはどうか
後々使い込むことになるだろうし

704 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:35:44 ID:AVbDJcTI


705 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:38:51 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

706 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:40:14 ID:wdgZRPlQ


707 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:42:19 ID:???

強化パートで悩みそうだなぁ

708 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:53:28 ID:GmSeQbjg
G合体シュートの発想力や威力はすごかったと思う。
けど逆にそればかりに集中しすぎて一人でも運べる手段や決定力に欠けていた
スカイラブも退場とか怪我とか万が一があり得るプレイだし
俺たちみたいに点を取れる奴が何人もいるチームにはどうしても手数が足りなくなるしね


709 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 05:43:28 ID:???
ジュニアユース編に入って育成したいのはFW陣だよなぁ
守備は中山さんがいる分むしろ強化されてそうだし

710 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 07:36:35 ID:???
立花兄弟に一人でもどうにか出来るようにしろってのは持ち味潰すだけだよねー

711 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 08:47:49 ID:???
しかし2人を使うと潰れるのも同時だから交代枠を圧迫するんだよな。
本スレで立花兄弟を余裕のある試合でしか出せなくなったのは、それが原因だった。

712 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 17:35:16 ID:???
沢田との練習に失敗したポストプレイヤー転進はどうなるのだろうか若島津
高さがあるからロングボールやセットプレイで光るが果たして

713 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:16:05 ID:???
>E.「そういえばあのツインシュート……ポストを蹴って空中で打てない?」 デルタツインについて話してみる
===========================================================================================
政夫「へっ?」
和夫「ポストを蹴って……だって?」
板野「(確か……デルタツインは、どれだけやっても森崎から点を取れなかった立花兄弟が、
    試合中に思いついてぶっつけ本番で放った技の筈だよな……)」

板野の記憶が正しければ、立花兄弟はこの時点でデルタツインシュートについて考えすら至っていない筈である。
何故なら、あのシュートはスカイラブハリケーンではあまりにも点が取れず、
とうとう足にも限界が来た2人が苦肉の策として思いついたシュートをその場で試して誕生したもの。
今日の試合、立花兄弟は敗北はしたものの得点自体は3得点と十分取っており、
デルタツインを打とうなどと思うシーンなど一切無かったのだ。

そう考えて板野が聞いてみると、立花兄弟は顔を突き合わせて呆気に取られていたが、
すぐにポンと手を打つと興奮をしたように甲高い声を立て始める。

政夫「ウキャッ! ウッキャキャー!!(なるほど、その手があったか!)」
和夫「ウッキ! ッキー!!(2人別々のポストから飛べば相手にポストを蹴られて落ちる事もないし、
   高い位置からツインシュートを打てれば相手はより取りにくくなるぜ!)」
板野「(うっ……で、出た猿語! 何話してるかまるでわからないぞ……)」

興奮したせいで思わず人間の言語を使う事を忘れてしまった立花兄弟だったが、
とにかく板野の言う『デルタツイン』の有用性には気づき、地元に帰ったら早速練習をしようという話になる。
よもやこんな所で新技のヒントを貰えるとは思っていなかった立花兄弟は敗北したばかりだというのに笑顔を見せるが、
しかし……とやや疑うような眼差しで板野に視線を向けた。

714 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:17:12 ID:???
和夫「でもどうしてそんな事思いついたんだ? それに、思いついても俺達に言う事なんて……。
   もう中学サッカーは終わりだけど、高校に入ってからだって俺達は当たるかもしれないんだぜ?」
板野「えっ、と……思いついたのは、トライアングルシュートを研究してたからだよ。
   あの高さ、スカイラブハリケーン程じゃないけどそれでも驚異的だろ。
   あの位置からシュートを打たれたらたまったもんじゃないと思って……。
   それにツインシュートを合わせたら守備側はどうしようもないじゃないか」

よもや事前に本編を見て"知って"いましたと言う訳にもいかず、
板野は頭をフル回転させながらデルタツインを"思いついた"理由をでっち上げる。
板野がトライアングルシュートを研究していたと思い込んでいる立花兄弟は、この理由に納得。
続いて板野は敵である立花兄弟にどうしてその事を話したのかという質問に答える。

板野「確かに高校に入ったら敵になるだろうけど、この大会が終わった後、
   選抜メンバーが組まれてヨーロッパに遠征する話は知ってるだろ?
   その時は俺も立花兄弟も味方同士じゃないか、味方に思いついた事を言うのはおかしくないだろ」
政夫「でも、俺もお前もFWだ。 ポジション争いをする間柄だぜ」
板野「3トップならトリオを組む事もあるかもしれないし、立花兄弟がMFで配置される事もあり得るじゃないか。
   それに、思いついた事を言わずにポジションを勝ち取るなんて……。
   味方の足を引っ張ってポジションを奪えても面白くないだろ」

今度の板野の言葉は殆ど事実である。
これから先、ヨーロッパ遠征で対戦をするチームは悉く強敵ばかり。
翼、日向という2人の得点源がいない全日本で、板野は彼らの代わりを果たせるかもしれないが、
それにしたってたった1人で彼ら2人分の働きをするというのは無理難題。
他のFW陣の成長というのは間違いなくこの先戦っていく上で必要不可欠な事なのである。

715 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:18:34 ID:???
和夫「板野……お前……」
政夫「へへっ、そこまで言われちゃお前に言われた技も完成させねぇといけないな。
   板野、俺達にここまで大差をつけて勝ったんだ。 絶対優勝してみせろよ」
板野「うん、ありがとう!」

どこか感動しているらしい和夫、そして嬉しそうに鼻の下を擦る政夫と握手を交わし、板野はベンチへと引っ込む。
その後やってきた松山とも挨拶を交わして立花兄弟は仲間たちと引き上げるのだが、
その胸中には敗戦によるショックも多分にあったものの、来るヨーロッパ遠征への想いも沸々と沸いてきているのだった。

和夫「ああして話してみるのは初めてだったけど……結構いい奴だったな、板野」
政夫「同じポジションを争う相手に塩を送るなんて、チームの為だと思っても中々出来るもんじゃないぜ。
   結構大局観のある、大物なのかもしれないな」

※立花兄弟の板野に対する感情が 立花兄弟→(大物)→板野 になりました。

716 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:19:49 ID:???
………
……


森末「さぁ、それじゃあ試合終了後の覚醒ptの精算と行こうか。
   結構覚醒ptも溜まってきたね。 今回はどうする?」

【現在の覚醒pt:14】

A.ドリブルを上げる(52→53) 消費:10pt
B.パスを上げる(49→50) 消費:7pt
C.タックルを上げる(49→50) 消費:7pt
D.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
E.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
F.せりあいを上げる(50→51) 消費:10pt
G.ガッツを上げる(830→835) 消費:10pt
H.今は使わない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>707 乙ありです。

717 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:20:19 ID:UCueqVtM
A

718 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:21:02 ID:yJP/24Fs
A

719 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:26:53 ID:???
>A.ドリブルを上げる(52→53) 消費:10pt
===================================================================
森末「よしよし、それじゃあ上げるよ。 それっ」

ピロリロリン

森末「これで板野のドリブルは53になったよ。
   そして、『上がりにくい』になったから、次に上げる時は20pt必要になるね。
   それじゃあ残った4ptをどうするか決めて貰おう」

【現在の覚醒pt:4】

A.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
B.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
C.今は使わない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

720 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:28:22 ID:yJP/24Fs
C

721 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:28:58 ID:8KD7XfR+
C

722 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:48:17 ID:???
次上げるのはタックルか競り合いか・・・
もしくは20たまるまで我慢するという手も

723 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:48:42 ID:???
>C.今は使わない
================================================================
森末「了解だよ。 それじゃあこの4ptは貯金という事で溜めておこう」

………
……


こうして激闘が終わり、選手たちが疲弊した体を休める中。
今度はこの試合を観戦にやってきていた者達がフィールドに立つ時間がやってくる。

井沢「さぁ、次は俺達の番だ。 決勝戦で当たるのが東邦かふらのか、
   どこかのダークホースが出てくるかは置いておいて、まずは今日の試合に勝ってベスト8に入ろうぜ」
南葛メンバー「「「おう!」」」

小池「ふ、どこが相手だろうとこの小池秀人様が皆を率いている限り俺達に負けはない!
   今日も勝ってベスト8どころかベスト16くらいになってやろうぜ!」
東邦メンバー「「「お、おー(ベスト16って……下がってんじゃんよ……)」」」
北詰「(……小池ってこんな性格だったか?)」

次藤「ふ、それじゃあワシらもぼちぼち行くタイ」
佐野「そうですね」

724 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:50:03 ID:???
先着2名様で、

★来生の活躍→! card
 反町の活躍→! card★

★井沢の活躍→! card
 滝の活躍→! card
 山森の活躍→! card
 沢田の活躍→! card
 小池の活躍→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。

【井沢・滝・山森・沢田・小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。

725 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:50:29 ID:???
★来生の活躍→ スペード3
 反町の活躍→ クラブK

726 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:50:58 ID:???
★井沢の活躍→ クラブ6
 滝の活躍→ スペード3
 山森の活躍→ ダイヤA
 沢田の活躍→ クラブ3
 小池の活躍→ JOKER

727 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:51:47 ID:???
小池www
代表入りあるか?

今得点王争いってどうなってたかな

728 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:26:40 ID:???
>★来生の活躍→ スペード3 =1得点。
> 反町の活躍→ クラブK =1得点。★
>★井沢の活躍→ クラブ6 =特に無し。
> 滝の活躍→ スペード3 =1アシスト。
> 山森の活躍→ ダイヤA =1アシスト1ゴール。
> 沢田の活躍→ クラブ3 =特に無し。
> 小池の活躍→ JOKER =新技習得……KO☆I☆KE。ダイヤの結果でもあるので1アシスト1ゴール★
===========================================================================
まずふらのが次に対戦をする予定である比良戸中学は、佐野が綺麗にゴールを運んで1得点。
それを試合終了まで引いて守る事で守り通し、1−0というなんとも地味な結果に終わった。
観客たちの多くはまたも比良戸が僅差で勝った事により初出場でのベスト8という快挙に称賛を送るが、
当然ながら彼らがまだ真の実力を見せていないというのは試合を観戦していた板野にはわかりきっていた事である。

板野「(次は比良戸か……佐野もいずれ代表落ちする選手とはいえ、ボール運びは上手い。
    何より次藤だな……俺のマグナムシュートが初めて止められるかもしれない相手だ……)」

次藤「フッ、ワシらの真の力は明日の試合のお楽しみタイ」
佐野「そうですね!」

続く南葛の試合では、2年生MFの山森が活躍。
前半17分に来生へのスルーパスを決めて得点に結びつく活躍を見せると、
後半は滝からのセンタリングをヘディングで決めて1得点1アシストの結果を出す。
一方、キャプテンの井沢は守備に奔走して特に記録がつく事はなかったが、
無失点で切り抜けられたのは彼が攻撃を早めに摘み取っていたからだというのは誰の目にも明らかであった。

滝「おいおい、凄い活躍だな山森」
山森「ありがとうございます! 滝先輩もセンタリングありがとうございました!」
井沢「(後輩の山森があれだけ活躍して俺は特に無し……いや、落ち着け。 これもチームの為なんだ)」

729 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:27:56 ID:???
そして最後、東邦学園の試合。
ここではキャプテンである小池が、大車輪の活躍を見せていた。

小池「フハーハハハ! この東邦学園を率いる小池秀人が貴様らなんぞに止められるかー!!」

ピューンッ クルクルクルッ

反町「小池……いつの間にあんな技を……」
沢田「(うぅ……僕も強引な突破じゃなくて、ああいう華麗な技を身につけたかった……)」

この試合で小池はかねてより開発を続けていた技、『ヒールリフト』を披露。
極稀に失敗をして見当違いの方向にボールを跳ねさせてしまう事もあったが、
そこは『自ら取る』の精神で事なきを得、中盤の支配に一役買う。
小池のこの技を見て少し落ち込んだ沢田が精彩を欠き、スコア上は2−0という至って普通なものに終わるものの、
その沢田の代わりに中盤を支配した小池の技術は観戦に来ていた誰もが唸るものであった。

片桐「小池ですか……去年はそこまで大した選手ではなかったようですが……」
見上「切欠があれば伸びてくる選手というのもいるだろう。 なんにせよ、優れた選手が見つかるのはいい事だ」

※小池が「ヒールリフト」を習得しました。

730 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:29:05 ID:???
〜大会得点王ランキング〜

9得点 板野
6得点 政夫、来生、反町
5得点 和夫
4得点 松山
2得点 山森、小池、佐野
1得点 井沢、沢田

〜大会アシスト王ランキング〜

5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 滝
2アシスト 井沢、山森
1アシスト 松山、小池、小田、山室、若松、金田

731 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:30:13 ID:???
こうしてベスト8を決める試合は終わり、いよいよ大会も大詰めとなる。
各チーム、残る試合は3試合。
ここからはいずれも気を抜けない試合ばかりである。

板野「はぁ……次は比良戸か。 本編でもPK戦までもつれ込んだんだよなぁ。
   今日は点の取り合いで有利に試合を運べたけど、明日からはいよいよ油断できそうにないや」

その日の夜、板野は夕食を終えて風呂を浴びると、1人部屋の窓から外を見て考え事をしていた。
1回戦東一中戦、2回戦錦が丘戦、3回戦花輪戦。
いずれも快勝で勝ててきたものの、これからの戦いは恐らくそう簡単にはいかない。
特に準決勝の東邦、決勝の南葛は間違いなく強敵となるだろう。
チームもここまでは上手く機能しているが、キャプテン森崎の事を知り尽くしている板野としては、
松山を除く選手たちのやる気の無さというのも不安材料である。

板野「(まぁ考え事してても仕方ないか……何か気晴らしでもしようかな)」

A.松山に会いに行ってみる
B.他のふらのメンバーの様子を見に行く
C.マネージャーたちの様子を見に行く
D.気ままに外を散歩してみる
E.森末を呼んでみる
F.監督に会いに行く
G.このままスヤーと寝てみる
H.その他 板野くんにさせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>727 代表入りあるかもしれませんね、ここでJOKER引きだと。誰を落とすかで本当に悩みますw

732 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:31:15 ID:3j9ZuSJI
D

733 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:34:04 ID:NSm42E9+
A

734 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:36:14 ID:wdgZRPlQ
E

735 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:46:49 ID:8oIdfrds
E

736 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:06:19 ID:???
>E.森末を呼んでみる
========================================================================================
板野「(そうだ、森末に今日も試合の報告しよっと)」

1人で今夜も過ごしているだろう森末に、東一中戦後の時と同じく試合の報告をしようと考えた板野。
以前と同様、外に出ると頭の中で森末へと呼びかけ、すると森末は茂みからひょっこり顔を覗かせ、
2人はそのまま宿舎の裏側で隠れるようにしながら再会をした。

板野「森末、今日の試合も勝ったよ! 花輪を相手に7−3!
   大差をつけて勝ったんだ!」
森末「大喜びだね、板野。 それだけ喜んでくれると僕も嬉しいよ。
   でもちょっと声が大きいよ、見つかっちゃまずいんだから気を付けよう」

チームメイト達とはまた違う、家族に対するそれに似た感情で勝利を報告する板野。
それを森末は心底嬉しがるようにして笑みを浮かべて聞きつつ、
その手を上げて板野にあまり大声を出さないようにと注意する。

板野「ごめんごめん、ついつい嬉しくて……」
森末「気持ちはわかるけどね。 で、明日は比良戸との対戦だろ?」
板野「うん」
森末「何かアドバイスか何かはいるかい? その試合についての事でもいいし、他についてでもいい」
板野「うーん……」

A.比良戸戦についてアドバイスを貰う
B.松山とツインシュートが打てないか相談する
C.ふらの他メンバーのやる気の無さを解決できないか相談する
D.小池が気になる旨を話してみる
E.森末の方こそ何かあったかと逆に聞いてみる
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

737 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:07:40 ID:3j9ZuSJI
C

738 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:07:57 ID:wdgZRPlQ
E

739 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:10:47 ID:MW0ggZ4+
うわあ悩む
B

740 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:11:59 ID:8oIdfrds
B

741 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:12:04 ID:lLM85WAY


742 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:26:25 ID:???
松山の負が無くて優勝すれば、ふらの面も後ろから押されて嫌がおうにも尻に火がつくだろう
個人的には原作と本編のフラグ全取りスーパー松山を見てみたいところだ

743 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:30:24 ID:???
結構聞きたい選択肢が揃ってた。あと一回くらい自由行動でコレを狙ってみようかな。

744 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:46:35 ID:???
>B.松山とツインシュートが打てないか相談する
================================================================
森末「ツインシュート?」
板野「うん……出来ないかなぁ?」

板野が森末に相談をしたのは、松山とツインシュートが打てないだろうかというものだった。
今日の試合、目の前で立花兄弟のツインシュートを見たというのもある。
だが、それ以上に板野はツインシュートに対して以前より憧れに近いものはあった。
大空翼と岬太郎の華麗なコンビプレーからのツインシュート。
そして、Jrユース編で見せた翼と日向とのドライブタイガー。
他のチームにも数多くツインシュート使いはおり、
もはやツインシュートというものはキャプテン森崎世界において一流選手なら持っているものと言える大技である。
それを会得したいと思ってしまうのは、当然の事だろう。

森末「そうだねぇ、ツインシュートというのは長い年月共に過ごした者同士。
   或いは余程お互いをわかっていなければ難しいと言われるシュートだ。
   実際撃てるのだってそういうタイプの選手同士ばかりだからね」
板野「……じゃあ、無理なのかなぁ?」

なんだかんだ言って、板野と松山の付き合いはまだ1年ちょっと。
お互いの事を知り尽くしているとは到底言い難いものだ。
板野は思わず落ち込んでしまうが、森末はまだ落ち込むのは早すぎると板野を制す。

森末「まぁ待って待って、確かに実際の付き合いは1年ちょっとしかないかもしれない。
   でも、少なくとも君は……板野住明という人間は、松山の事をずっと知ってたんじゃないのかい?」
板野「……えっ」
森末「読み物として、かもしれないけどね」

745 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:47:48 ID:???
そう、板野は松山――否、松山だけではない、この世界にいる殆どのサッカープレイヤーについての知識は身に着けていた。
幼少の頃にキャプテン翼という書物に触れ、成長をしてからはその二次創作であるキャプテン森崎に嵌った男。
どちらのキャラクターも愛し、どんな特徴を持っていたかも把握している板野は、
言ってしまえばこの世界にいるプレイヤーたちを知り尽くしていると言っても過言でもない。

板野「じゃあ……打てるのかな?」
森末「わからないね。 こればかりは、恐らく運が絡むと思うよ。
   幾ら君が松山を知っていても、松山がそれに合わせられるかどうかはわからない。
   ただ、安心するといい……その機会はやがて来る筈だ」
板野「? どういう事?」
森末「本編を思い出すといいよ、東邦戦の前に主人公ともう1人のチームの主力が行った事を。
   あの時と主人公の性格や立場も違えば、もう1人のチームの主力との関係もまた違う。
   だけど……強敵と戦う前なら、必ずそういう事が起こる筈だ」
板野「……もしかして」

板野の脳裏に浮かんだのは、本編での決勝戦前夜の事である。
いつもならばいがみ合い、お互いを敵視していたキャプテン候補同士。
その2人が初めて手を組み合う切欠となった、あの夜を。

森末「もっとも、運が絡むと思う。 さっきも言ったけどね。 こればかりは、祈るしかない。
   でも大丈夫、きっとうまくいくさ」
板野「森末……」
森末「明日の試合も頑張っておいで、板野。 あと3回で優勝だ!
   ふらのを優勝させる為にふらのに入ったんだろう? ここが踏ん張りどころだよ!」
板野「うん!」

こうして、板野は森末と明日も必ず勝つ事を約束してから宿舎へと戻っていった。
その後ろ姿を森末は見送りつつ……やがて姿が消えると、空を見上げて考え込む。

森末「(そう、主人公は板野なんだ……きっと出来る筈。 運は絡むけど、その運を手繰り寄せるのも主人公の力だ)」

746 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:49:02 ID:???
そして次の日である。
この日、板野達ふらのは第四試合に比良戸中との試合を組んでおり、試合が行われるのは1番最後。
それでもその前に起きる3試合はこれから勝ち進むならば1戦たりとも見逃せるものではないとして、
板野達は朝早くから第一試合の明和東と金村との試合の観戦へとやってきていたのだった。

板野「(明和東かー……原作だとそこそこ東邦苦しめてた気がするけど、本編だと本当酷かったなぁ)」
松山「地元埼玉の学校だ、ホームグラウンドって事で地元からの応援に後押しされて勢いに乗ってるな。
   もしかしたら明日の試合、南葛に勝って出てくるかもしれないぞ」
金田「そ、そうだな(くわぁ、眠い……どうでもいいから宿に帰って寝たいぜ)」

一方その頃、東邦学園の選手たちはようやくこの大宮サッカー場へとたどり着き会場入りをしようとしていた。
埼玉に宿を取らず、東京から毎回バスで移動している東邦。
第一試合の偵察は諦め、予め学校である程度体をほぐしてから第二試合の南宇和戦に臨もうとしていたのである。

北詰「よし、全員いるな」
東邦メンバー「「「はい!」」」
北詰「よろしい、では控室に向かうぞ。
   今日の試合の対戦相手、南宇和は初出場とはいえ長身FWの武井とテクニシャンと名高いMFの石田を中心に、
   よくまとまったチームだ。 油断はせず、しっかりとミーティングをするぞ」
若島津「(どこが相手だろうが負けはせん)」

こうして、監督である北詰を先頭に選手控室へと向かう東邦学園一同だったが……。

次藤「フッ……」

バグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

若島津「むっ……!」

747 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:50:03 ID:???
先着1名様で、

★次藤くんのシュート→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→北詰「ごほぉっ!」 あーっと北詰くん吹っ飛んだー!! 白目を剥いて泡を吹いてるぞー!?
ダイヤ→若島津「ふん!」 若島津くんがワンハンドキャッチだ!
ハート→反町「うわっ!?」 反町くんが間一髪避けた!
スペード→沢田「ひぃっ!」 沢田くんが間一髪避けた!
クラブ→小池「ぐぼぉっ!」 あーっと小池くんの顔面にぶち当たったー!
クラブA→クラブ+小池「なるほど、これが顔面ブロックか!」 キャプテン小池はじまったな!

748 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:50:31 ID:???
★次藤くんのシュート→ クラブ10

749 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:50:34 ID:???
★次藤くんのシュート→ ハート2

750 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:51:34 ID:???
小池はキャラ固まってきたなぁw

751 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:09:49 ID:5XL8/gYE
C

752 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:16:39 ID:???
>★次藤くんのシュート→ クラブ10 ★
>小池「ぐぼぉっ!」 あーっと小池くんの顔面にぶち当たったー!
=======================================================================
反町「こっ、小池ーっ!?」
小池「お、俺の東邦学園全校分くらいのファンはいるとされるイケメンフェイスがぁぁぁ……。
   大丈夫、鼻折れてない? 大丈夫?」
沢田「だ、大丈夫です小池さん! 小池さんは元から鼻ぺちゃんこですから!」

突如飛んできた豪快なシュートに小池は反応出来ず、顔面でボールを受け止めてしまう。
その威力に思わず小池は倒れ込み、選手たちは(一応)キャプテンである小池の身を案ずるのだが、
一方で若島津は小池などには一切目もくれず、ボールを撃った張本人へと視線を向ける。

次藤「すまんのう、ちょっと手が滑ったじゃなく足が滑ったタイ。
   しかし天下の東邦学園様も大した事がないなぁ、キャプテン様はワシのシュートにも反応出来んかったようタイ」
佐野「ケケケ……」
若島津「お前たちは……確か、長崎の比良戸か」

中学生離れした巨漢に不敵な笑みを浮かべ、にやにやとこちらを試す視線を向ける男――次藤洋。
その傍らにはケケケと不気味な声で笑うFW――佐野満が控えており、
若島津はその2人の異様な余裕と先ほどのシュートの鋭さに眉を顰める。

小池「くっ、くそーっ! よくも東邦学園主将たるこの俺にこんな真似を……。
   おい、やれ! 若島津! 空手殺法でギッタンギッタンにしてやれ!」
次藤「なんじゃい、自分でこんのか。 つまらんタイ」
小池「部下の力は俺の力だからいいんだよ!」
若島津「誰が部下だ。 ……大体、こんな目立つ場所で喧嘩なぞ出来るか。 お前たちも早く逃げた方がいいぞ」
北詰「なっ、なんという非常識な奴らなんだ……ええい、係員を呼べ!」
次藤「おっと、こりゃいかんタイ。 佐野、いくぞ!」
佐野「そうですね!」

753 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:17:39 ID:???
顔を真っ赤にしながら怒る小池は次藤に若島津をけしかけようとするも、当然ながら若島津は拒否。
それよりも北詰が大人の力で次藤たちに厳罰を与える前に逃げた方がいいと告げると、
次藤はそれを聞いて素直に退散。
彼らとしても少しちょっかいをかけただけであり、ここで出場取り消しになる事態になるというのは避けたい事であった。

小池「まだ鼻がひりひりするぜ……大丈夫? タケシ、大丈夫かな?」
沢田「大丈夫です、元々小池さんそんなに顔良くないですから大丈夫です!」
反町「なんだったんだ一体……どうかしたか、若島津?」
若島津「いや……(比良戸の次藤か。 あの異様な余裕は、一体なんだ……?)」

………
……


※北詰の次藤に対する感情が 北詰→(ウチの選手なら絶対使わん)→板野・次藤 になりました。

754 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:18:53 ID:???
実況「試合終了! 第一試合、明和東対金村の試合は明和東が2−0と勝利!
   これで明和東は一足先にベスト4進出を決定しました!」

板野「(まあ、順当というか……至って普通な結果だな)」
松山「次は東邦と南宇和か。 今日の試合に俺達が勝てば、次はこのどちらかと戦う事になるな」
佐瀬「前評判通りなら、東邦が勝ちそうですけどね」

一方その頃、観客席にいたふらの中のメンバーは第一試合の観戦を終えて一旦息を吐いていた。
明和東の試合はそこまで悪くは無かったものの、さりとて良かった面というのも取り立ててなく。
精々沢木という選手がそこそこ活躍をして2点取っていた、という程度。
ただ、1回戦で東一中。3回戦で花輪と戦ってきた板野達としてはあまり注目度の高いとは言えない試合だった。

板野「(さてどうしよう、次の試合の観戦までに時間はあるけど……。
    このままここで待ってようか、それともちょっと喉乾いたし飲み物でも買って来ようかな?)」

A.観客席で待機する
B.ジュースを買いに会場から一旦出る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

755 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:20:56 ID:3j9ZuSJI
B

756 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:24:00 ID:jSTrqP3A
B

757 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:36:33 ID:???
>B.ジュースを買いに会場から一旦出る
==============================================================
板野「ちょっと喉が渇いたからジュース買ってくるよ」
松山「ああ、わかった。 試合開始までまだ時間はあるからな」

板野は一言断りを入れると、そのまま観客席を後にし会場から一旦出て外の自販機までジュースを買いに行く。
お目当てのオレンジジュースを手に入れると、そのまま踵を返し、
早く仲間たちの元へと戻ろうとするのだが……。

若島津「ん?」
反町「あっ、お前は……」
板野「若島津、それに反町……(後ろには沢田と……あとなんか鼻にばんそうこう貼ってる小池? なんで絆創膏貼ってるんだ?)」

その際、廊下を歩いている時に東邦学園のメンバーに遭遇をした。
板野にとっての幸運は、この時北詰が同伴をしていなかった事だろう。
思わぬ所で再会をした板野は驚きつつも挨拶をし、東邦メンバーの元へと近づいていく。

若島津「どうにかお前たちもここまで勝ち抜いたようだな」
板野「うん、そっちは危なげなくここまで勝ってきてるみたいだね」
小池「ふ、この小池秀人様が率いる東邦学園だからな。 負ける事などありえないって寸法だ」
沢田「(小池さん、どうしてこんなに自分に自信があるんだろう?)」

板野「(折角ここで会ったんだ。 何か話してみようかな?)」

A.若島津と話す(更に分岐)
B.反町と話す(更に分岐)
C.沢田と話す(更に分岐)
D.小池と話す(更に分岐)
E.別に話す事なんて無い

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

758 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:37:41 ID:ZXlMqoH+


759 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:38:23 ID:wdgZRPlQ


760 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:43:52 ID:???
>A.若島津と話す(更に分岐)
=======================================================================
板野「(そうだな、若島津と話してみよう。 問題は何を話すかだ)」

A.「ここまで無失点で来てるみたいだね。凄いや」 若島津を素直に褒める
B.「ここまで無失点で来てるみたいだけど、その記録も明日終わるよ」 強気に言ってみる
C.「ここまで無失点で来てるみたいだけど、都大会では3失点したみたいだね?」 痛い所を突く
D.「俺はお前を倒す為にマグナムシュートを編み出したんだ! 明日の試合は必ず勝つぞ!」 敵対心をむき出しにする
E.「ちょっと体を調べさせてくれ」 メカボディじゃ本当に無いのか若島津の身体を触って確かめる
F.「ここだ、ここで怪我させておくんだ!」 若島津に喧嘩を挑む
G.「お前は何か新技とか編み出してないのか?」 若島津を揺さぶる
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

761 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:44:20 ID:wdgZRPlQ


762 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:45:46 ID:MW0ggZ4+
G

763 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:46:07 ID:GmSeQbjg


764 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:46:30 ID:3j9ZuSJI
B

765 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:58:50 ID:???
牙龍三角飛びで森崎と化すのとFW転向、両方魅力やな空手は

766 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:17:55 ID:???
>D.「俺はお前を倒す為にマグナムシュートを編み出したんだ! 明日の試合は必ず勝つぞ!」 敵対心をむき出しにする
========================================================================================================
若島津「ほう?」
沢田「あわわ…………」

ここで板野は、若島津に対して指を突き付け、堂々と明日の試合での勝利宣言をした。
これを受けて東邦メンバーは一様に驚くのだが、当の若島津は面白そうに眉を吊り上げ笑うだけ。
今までの試合、都大会の決勝という一部の試合を除けばすべて無失点で来ているその事実は彼の自信ともなっており、
実際に板野が放ったマグナムシュートを見ても、高い確率とは言い難いが弾く事くらいならば出来そうだと考えていた。

若島津「面白い、やってみるんだな。 この大会、猛威を振るっているそのマグナムシュート。
    それを止めてこそ、俺達が優勝を勝ち取る価値があるというものだ」
板野「(くそっ、余裕綽々だなぁ……。 まぁ、ここまで2回勝負をしてどちらも惨敗だったんだ。
    でも、その余裕面も明日までだ!)」

逆に板野としては、その若島津の余裕ぶりを見て闘志を燃やす。
去年の全国大会、そして今年修学旅行で偵察に向かった際、共に板野のシュートは若島津に止められてしまった。
それは板野の中で若島津への対抗心を煽るのに十分な糧となり、マグナムシュートを生み出す切欠となった。
ここまで全ての試合でゴールを奪ってきたマグナムシュート。
しかし、それを駆使して今、一番ゴールを奪いたいのは若島津が守る東邦学園のゴールなのである。

767 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:18:57 ID:???
反町「(若島津相手にゴール宣言か……大した胆力だな。 まぁ、あれだけのシュートが打てるなら当然なのか)」
沢田「(わ、若島津さんが負ける訳ないと思うけど……のシュートの威力は別格だったしなぁ)」
小池「(ふ、若島津が負ける訳ない。 何せ俺のヘディングを毎回殺しに来てるかと思う程の浴びせ蹴りで弾く男だ)」

そして、この光景を見て東邦学園の他の主力3人は別々の想いを抱く。
ただ、その3人に共通していた考えは、若島津はそれでも負ける筈がない――。
東邦学園の守護神、日本を代表するキーパーである若島津健が、そう簡単にゴールを奪われる筈がないという願いにも近い考えだった。

板野「それじゃあ、試合頑張ってね。 明日は正々堂々と戦おう」
若島津「……お前たちこそ、あの比良戸中には気をつけろよ。 何か不敵な自信があったようだぞ。
    変な所で負けられては、俺達がつまらん」
板野「うん!」
若島津「(松山……そして、板野。 どちらのミドルシュートにも俺はゴールを割られん!)」


こうして板野は東邦学園のメンバーと別れ、観客席の自分のいた席へ戻ろうとする。
カンカンカン、と階段を上っていく内、ふと耳を澄ますとその席の方から何やら大きな声が聞こえた。
一体何事だろうと耳を澄ますと……。

小田「なにを!? お前たちの所だってここまで接戦続きでギリギリ勝ち上がってきただけじゃないか!
   (一応こういう事でも言っておいて、真面目にやってますアピールでもしとこう)」
佐野「フフ……俺達はお前らふらのと戦う為にここに来たんだ。 他の試合はどうでもいいのよ」
山室「な、なにィ!?」
次藤「わざわざ北海道から長旅してきたチームを負かすのは悪いと思うが、お前たちはここまでタイ。
   今日の試合は俺達比良戸が勝たせてもらうタイ」
松山「なんだとォ!?」

板野「(タイタイ言うって事は……次藤たちか!)」

768 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:19:58 ID:???
どうやら板野が席を外している間に、観客席に次藤と佐野がやってきたらしく。
今日の試合、対戦をするふらのメンバーを挑発する行為に出たらしい。
話の流れは途中からだった為いまいち把握できないものの、ふらのは(松山以外は演技だが)怒り心頭といった様子。
板野はどうしたものかと物陰に隠れながら思案をする。

板野「(うーん、かっこよく颯爽と登場しようか? でもあんまりヒートアップし過ぎてもいけないかもしれない)」

A.「さて、それはどうかな?」 かっこよく颯爽と次藤の言葉を否定しつつ登場する
B.「わざわざ俺達を狙うのか……V2達成した南葛じゃなくて?」 比良戸の標的が自分たちである事に疑問視をする
C.「口ばかり達者だね! フィールドで相手してやるから帰るんだ!」 サッカー戦士はフィールドで争おうと次藤たちを威嚇する
D.「(よーし、ここは気づかれない角度から次藤の後頭部狙ってマグナムシュートだ!)」 次藤を暗殺する
E.「(よーし、ここは気づかれない角度から佐野の後頭部狙ってマグナムシュートだ!)」 佐野を暗殺する
F.「(やめとこう。 ここは隠れてやり過ごすんだ)」 隠れてやり過ごす
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

769 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:20:27 ID:yJP/24Fs
B

770 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:23:48 ID:8KD7XfR+
G
「次藤!」と注意を引いてから「弾丸シュート」
マグナムシュートは本番にとっておく。

771 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:24:19 ID:jSTrqP3A
A

772 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:26:16 ID:SX3uHwe6
A

773 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:26:26 ID:A7FRxY/c
B

774 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:42:34 ID:???
>A.「さて、それはどうかな?」 かっこよく颯爽と次藤の言葉を否定しつつ登場する
===================================================================================
次藤「ん?」
松山「い、板野……」
板野「(ちゃんと言えたかな? 声上ずってないかな?)」

小さく咳払いをしてから、かっこよく颯爽と登場をした板野。
些か緊張で声が掠れてしまっただろうかと不安になるも、特に誰も気にしてはいないらしく、
板野はホッと安堵をしながらも顔だけはキリッと引き締め次藤に視線を向ける。
その巨体はチビである板野からしてみればより一層大きく見え、萎縮しそうになるも気力を奮い立たせ睨み。
一方で次藤はニヤリと笑うと板野に近づき握手を求める。

次藤「ホウ これはこれはふらのエースストライカーの板野住明くん。
   まァ今日はお互い勝利を目指して頑張ろうタイ。 わしは比良戸中キャプテン次藤洋タイ。 よろしく」
板野「こちらこそ」

これに板野は応え、2人はそのまま一見すれば和やかに握手を交わすが……。

ギュッ!

次藤「…………」ニヤッ
板野「……!(いてて! い、痛い痛い!)」
次藤「それじゃ、本当によろしくタイ」

ドンッ!

板野「うぐぅ……」

次藤は握手の瞬間、強く板野の手を握り思わず板野は苦痛に顔を歪め、
それを見て次藤はやはり不敵な笑みを浮かべつつ手を離し、今度は板野の肩を強くたたいてその場を立ち去る。
肩を叩くと言っても、巨漢である次藤が小柄な板野を叩けばどうなるかは目に見えている。
思わずよろめきながらも板野はなんとか倒れる事だけは防ぎ、そのまま去っていく次藤の後ろ姿を見ているのだった。

775 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:43:36 ID:???
松山「なんなんだあいつらは……大丈夫か、板野?」
板野「う、うん、問題ないよ(半端じゃなく痛かったよ〜。 もうちょっと手加減してくれてもいいのに……)」

サッカーに必要であろう筋肉自体はそれなりにつけてきた板野だが、握力ばかりは大して強くはない。
ひりひりと痺れる右手を振りつつ、板野は松山達に無事を知らせ、
そのまま席について観戦に回ろうとするのだった。

先着2名様で、

★来生の活躍→! card
 反町の活躍→! card★

★井沢の活躍→! card
 滝の活躍→! card
 山森の活躍→! card
 沢田の活躍→! card
 小池の活躍→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。

【井沢・滝・山森・沢田・小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。

776 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:43:51 ID:???
★来生の活躍→ ダイヤ4
 反町の活躍→ ハート5

777 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:44:52 ID:???
★井沢の活躍→ スペード7
 滝の活躍→ ハート5
 山森の活躍→ ダイヤK
 沢田の活躍→ ハート3
 小池の活躍→ スペード9

778 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:47:07 ID:???
山森が乗ってきているな

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