キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【頂天への】俺inキャプ森2【道程】

1 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:45:22 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379332155/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野は松山らと交流を深めつつ、2年生の際全国大会へ。
世代でもトップクラスの中西と戦うも、先制点を挙げる活躍を見せた。
しかし何者かの陰謀か、松山が負傷し他のメンバーも腹痛を訴え棄権、涙を呑んで大会を後にした。
若島津健との闘いで自身の力の低さを認識するも、新シュートの開発をし克服。
3年目、藤沢の転校を聞かされ揺れるふらのメンバー達と共に道大会を突破、全国大会への切符を手に入れた。

721 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:28:58 ID:8KD7XfR+
C

722 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:48:17 ID:???
次上げるのはタックルか競り合いか・・・
もしくは20たまるまで我慢するという手も

723 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:48:42 ID:???
>C.今は使わない
================================================================
森末「了解だよ。 それじゃあこの4ptは貯金という事で溜めておこう」

………
……


こうして激闘が終わり、選手たちが疲弊した体を休める中。
今度はこの試合を観戦にやってきていた者達がフィールドに立つ時間がやってくる。

井沢「さぁ、次は俺達の番だ。 決勝戦で当たるのが東邦かふらのか、
   どこかのダークホースが出てくるかは置いておいて、まずは今日の試合に勝ってベスト8に入ろうぜ」
南葛メンバー「「「おう!」」」

小池「ふ、どこが相手だろうとこの小池秀人様が皆を率いている限り俺達に負けはない!
   今日も勝ってベスト8どころかベスト16くらいになってやろうぜ!」
東邦メンバー「「「お、おー(ベスト16って……下がってんじゃんよ……)」」」
北詰「(……小池ってこんな性格だったか?)」

次藤「ふ、それじゃあワシらもぼちぼち行くタイ」
佐野「そうですね」

724 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:50:03 ID:???
先着2名様で、

★来生の活躍→! card
 反町の活躍→! card★

★井沢の活躍→! card
 滝の活躍→! card
 山森の活躍→! card
 沢田の活躍→! card
 小池の活躍→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。

【井沢・滝・山森・沢田・小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。

725 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:50:29 ID:???
★来生の活躍→ スペード3
 反町の活躍→ クラブK

726 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:50:58 ID:???
★井沢の活躍→ クラブ6
 滝の活躍→ スペード3
 山森の活躍→ ダイヤA
 沢田の活躍→ クラブ3
 小池の活躍→ JOKER

727 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:51:47 ID:???
小池www
代表入りあるか?

今得点王争いってどうなってたかな

728 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:26:40 ID:???
>★来生の活躍→ スペード3 =1得点。
> 反町の活躍→ クラブK =1得点。★
>★井沢の活躍→ クラブ6 =特に無し。
> 滝の活躍→ スペード3 =1アシスト。
> 山森の活躍→ ダイヤA =1アシスト1ゴール。
> 沢田の活躍→ クラブ3 =特に無し。
> 小池の活躍→ JOKER =新技習得……KO☆I☆KE。ダイヤの結果でもあるので1アシスト1ゴール★
===========================================================================
まずふらのが次に対戦をする予定である比良戸中学は、佐野が綺麗にゴールを運んで1得点。
それを試合終了まで引いて守る事で守り通し、1−0というなんとも地味な結果に終わった。
観客たちの多くはまたも比良戸が僅差で勝った事により初出場でのベスト8という快挙に称賛を送るが、
当然ながら彼らがまだ真の実力を見せていないというのは試合を観戦していた板野にはわかりきっていた事である。

板野「(次は比良戸か……佐野もいずれ代表落ちする選手とはいえ、ボール運びは上手い。
    何より次藤だな……俺のマグナムシュートが初めて止められるかもしれない相手だ……)」

次藤「フッ、ワシらの真の力は明日の試合のお楽しみタイ」
佐野「そうですね!」

続く南葛の試合では、2年生MFの山森が活躍。
前半17分に来生へのスルーパスを決めて得点に結びつく活躍を見せると、
後半は滝からのセンタリングをヘディングで決めて1得点1アシストの結果を出す。
一方、キャプテンの井沢は守備に奔走して特に記録がつく事はなかったが、
無失点で切り抜けられたのは彼が攻撃を早めに摘み取っていたからだというのは誰の目にも明らかであった。

滝「おいおい、凄い活躍だな山森」
山森「ありがとうございます! 滝先輩もセンタリングありがとうございました!」
井沢「(後輩の山森があれだけ活躍して俺は特に無し……いや、落ち着け。 これもチームの為なんだ)」

729 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:27:56 ID:???
そして最後、東邦学園の試合。
ここではキャプテンである小池が、大車輪の活躍を見せていた。

小池「フハーハハハ! この東邦学園を率いる小池秀人が貴様らなんぞに止められるかー!!」

ピューンッ クルクルクルッ

反町「小池……いつの間にあんな技を……」
沢田「(うぅ……僕も強引な突破じゃなくて、ああいう華麗な技を身につけたかった……)」

この試合で小池はかねてより開発を続けていた技、『ヒールリフト』を披露。
極稀に失敗をして見当違いの方向にボールを跳ねさせてしまう事もあったが、
そこは『自ら取る』の精神で事なきを得、中盤の支配に一役買う。
小池のこの技を見て少し落ち込んだ沢田が精彩を欠き、スコア上は2−0という至って普通なものに終わるものの、
その沢田の代わりに中盤を支配した小池の技術は観戦に来ていた誰もが唸るものであった。

片桐「小池ですか……去年はそこまで大した選手ではなかったようですが……」
見上「切欠があれば伸びてくる選手というのもいるだろう。 なんにせよ、優れた選手が見つかるのはいい事だ」

※小池が「ヒールリフト」を習得しました。

730 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:29:05 ID:???
〜大会得点王ランキング〜

9得点 板野
6得点 政夫、来生、反町
5得点 和夫
4得点 松山
2得点 山森、小池、佐野
1得点 井沢、沢田

〜大会アシスト王ランキング〜

5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 滝
2アシスト 井沢、山森
1アシスト 松山、小池、小田、山室、若松、金田

731 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:30:13 ID:???
こうしてベスト8を決める試合は終わり、いよいよ大会も大詰めとなる。
各チーム、残る試合は3試合。
ここからはいずれも気を抜けない試合ばかりである。

板野「はぁ……次は比良戸か。 本編でもPK戦までもつれ込んだんだよなぁ。
   今日は点の取り合いで有利に試合を運べたけど、明日からはいよいよ油断できそうにないや」

その日の夜、板野は夕食を終えて風呂を浴びると、1人部屋の窓から外を見て考え事をしていた。
1回戦東一中戦、2回戦錦が丘戦、3回戦花輪戦。
いずれも快勝で勝ててきたものの、これからの戦いは恐らくそう簡単にはいかない。
特に準決勝の東邦、決勝の南葛は間違いなく強敵となるだろう。
チームもここまでは上手く機能しているが、キャプテン森崎の事を知り尽くしている板野としては、
松山を除く選手たちのやる気の無さというのも不安材料である。

板野「(まぁ考え事してても仕方ないか……何か気晴らしでもしようかな)」

A.松山に会いに行ってみる
B.他のふらのメンバーの様子を見に行く
C.マネージャーたちの様子を見に行く
D.気ままに外を散歩してみる
E.森末を呼んでみる
F.監督に会いに行く
G.このままスヤーと寝てみる
H.その他 板野くんにさせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>727 代表入りあるかもしれませんね、ここでJOKER引きだと。誰を落とすかで本当に悩みますw

732 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:31:15 ID:3j9ZuSJI
D

733 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:34:04 ID:NSm42E9+
A

734 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:36:14 ID:wdgZRPlQ
E

735 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:46:49 ID:8oIdfrds
E

736 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:06:19 ID:???
>E.森末を呼んでみる
========================================================================================
板野「(そうだ、森末に今日も試合の報告しよっと)」

1人で今夜も過ごしているだろう森末に、東一中戦後の時と同じく試合の報告をしようと考えた板野。
以前と同様、外に出ると頭の中で森末へと呼びかけ、すると森末は茂みからひょっこり顔を覗かせ、
2人はそのまま宿舎の裏側で隠れるようにしながら再会をした。

板野「森末、今日の試合も勝ったよ! 花輪を相手に7−3!
   大差をつけて勝ったんだ!」
森末「大喜びだね、板野。 それだけ喜んでくれると僕も嬉しいよ。
   でもちょっと声が大きいよ、見つかっちゃまずいんだから気を付けよう」

チームメイト達とはまた違う、家族に対するそれに似た感情で勝利を報告する板野。
それを森末は心底嬉しがるようにして笑みを浮かべて聞きつつ、
その手を上げて板野にあまり大声を出さないようにと注意する。

板野「ごめんごめん、ついつい嬉しくて……」
森末「気持ちはわかるけどね。 で、明日は比良戸との対戦だろ?」
板野「うん」
森末「何かアドバイスか何かはいるかい? その試合についての事でもいいし、他についてでもいい」
板野「うーん……」

A.比良戸戦についてアドバイスを貰う
B.松山とツインシュートが打てないか相談する
C.ふらの他メンバーのやる気の無さを解決できないか相談する
D.小池が気になる旨を話してみる
E.森末の方こそ何かあったかと逆に聞いてみる
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

737 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:07:40 ID:3j9ZuSJI
C

738 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:07:57 ID:wdgZRPlQ
E

739 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:10:47 ID:MW0ggZ4+
うわあ悩む
B

740 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:11:59 ID:8oIdfrds
B

741 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:12:04 ID:lLM85WAY


742 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:26:25 ID:???
松山の負が無くて優勝すれば、ふらの面も後ろから押されて嫌がおうにも尻に火がつくだろう
個人的には原作と本編のフラグ全取りスーパー松山を見てみたいところだ

743 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:30:24 ID:???
結構聞きたい選択肢が揃ってた。あと一回くらい自由行動でコレを狙ってみようかな。

744 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:46:35 ID:???
>B.松山とツインシュートが打てないか相談する
================================================================
森末「ツインシュート?」
板野「うん……出来ないかなぁ?」

板野が森末に相談をしたのは、松山とツインシュートが打てないだろうかというものだった。
今日の試合、目の前で立花兄弟のツインシュートを見たというのもある。
だが、それ以上に板野はツインシュートに対して以前より憧れに近いものはあった。
大空翼と岬太郎の華麗なコンビプレーからのツインシュート。
そして、Jrユース編で見せた翼と日向とのドライブタイガー。
他のチームにも数多くツインシュート使いはおり、
もはやツインシュートというものはキャプテン森崎世界において一流選手なら持っているものと言える大技である。
それを会得したいと思ってしまうのは、当然の事だろう。

森末「そうだねぇ、ツインシュートというのは長い年月共に過ごした者同士。
   或いは余程お互いをわかっていなければ難しいと言われるシュートだ。
   実際撃てるのだってそういうタイプの選手同士ばかりだからね」
板野「……じゃあ、無理なのかなぁ?」

なんだかんだ言って、板野と松山の付き合いはまだ1年ちょっと。
お互いの事を知り尽くしているとは到底言い難いものだ。
板野は思わず落ち込んでしまうが、森末はまだ落ち込むのは早すぎると板野を制す。

森末「まぁ待って待って、確かに実際の付き合いは1年ちょっとしかないかもしれない。
   でも、少なくとも君は……板野住明という人間は、松山の事をずっと知ってたんじゃないのかい?」
板野「……えっ」
森末「読み物として、かもしれないけどね」

745 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:47:48 ID:???
そう、板野は松山――否、松山だけではない、この世界にいる殆どのサッカープレイヤーについての知識は身に着けていた。
幼少の頃にキャプテン翼という書物に触れ、成長をしてからはその二次創作であるキャプテン森崎に嵌った男。
どちらのキャラクターも愛し、どんな特徴を持っていたかも把握している板野は、
言ってしまえばこの世界にいるプレイヤーたちを知り尽くしていると言っても過言でもない。

板野「じゃあ……打てるのかな?」
森末「わからないね。 こればかりは、恐らく運が絡むと思うよ。
   幾ら君が松山を知っていても、松山がそれに合わせられるかどうかはわからない。
   ただ、安心するといい……その機会はやがて来る筈だ」
板野「? どういう事?」
森末「本編を思い出すといいよ、東邦戦の前に主人公ともう1人のチームの主力が行った事を。
   あの時と主人公の性格や立場も違えば、もう1人のチームの主力との関係もまた違う。
   だけど……強敵と戦う前なら、必ずそういう事が起こる筈だ」
板野「……もしかして」

板野の脳裏に浮かんだのは、本編での決勝戦前夜の事である。
いつもならばいがみ合い、お互いを敵視していたキャプテン候補同士。
その2人が初めて手を組み合う切欠となった、あの夜を。

森末「もっとも、運が絡むと思う。 さっきも言ったけどね。 こればかりは、祈るしかない。
   でも大丈夫、きっとうまくいくさ」
板野「森末……」
森末「明日の試合も頑張っておいで、板野。 あと3回で優勝だ!
   ふらのを優勝させる為にふらのに入ったんだろう? ここが踏ん張りどころだよ!」
板野「うん!」

こうして、板野は森末と明日も必ず勝つ事を約束してから宿舎へと戻っていった。
その後ろ姿を森末は見送りつつ……やがて姿が消えると、空を見上げて考え込む。

森末「(そう、主人公は板野なんだ……きっと出来る筈。 運は絡むけど、その運を手繰り寄せるのも主人公の力だ)」

746 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:49:02 ID:???
そして次の日である。
この日、板野達ふらのは第四試合に比良戸中との試合を組んでおり、試合が行われるのは1番最後。
それでもその前に起きる3試合はこれから勝ち進むならば1戦たりとも見逃せるものではないとして、
板野達は朝早くから第一試合の明和東と金村との試合の観戦へとやってきていたのだった。

板野「(明和東かー……原作だとそこそこ東邦苦しめてた気がするけど、本編だと本当酷かったなぁ)」
松山「地元埼玉の学校だ、ホームグラウンドって事で地元からの応援に後押しされて勢いに乗ってるな。
   もしかしたら明日の試合、南葛に勝って出てくるかもしれないぞ」
金田「そ、そうだな(くわぁ、眠い……どうでもいいから宿に帰って寝たいぜ)」

一方その頃、東邦学園の選手たちはようやくこの大宮サッカー場へとたどり着き会場入りをしようとしていた。
埼玉に宿を取らず、東京から毎回バスで移動している東邦。
第一試合の偵察は諦め、予め学校である程度体をほぐしてから第二試合の南宇和戦に臨もうとしていたのである。

北詰「よし、全員いるな」
東邦メンバー「「「はい!」」」
北詰「よろしい、では控室に向かうぞ。
   今日の試合の対戦相手、南宇和は初出場とはいえ長身FWの武井とテクニシャンと名高いMFの石田を中心に、
   よくまとまったチームだ。 油断はせず、しっかりとミーティングをするぞ」
若島津「(どこが相手だろうが負けはせん)」

こうして、監督である北詰を先頭に選手控室へと向かう東邦学園一同だったが……。

次藤「フッ……」

バグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

若島津「むっ……!」

747 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:50:03 ID:???
先着1名様で、

★次藤くんのシュート→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→北詰「ごほぉっ!」 あーっと北詰くん吹っ飛んだー!! 白目を剥いて泡を吹いてるぞー!?
ダイヤ→若島津「ふん!」 若島津くんがワンハンドキャッチだ!
ハート→反町「うわっ!?」 反町くんが間一髪避けた!
スペード→沢田「ひぃっ!」 沢田くんが間一髪避けた!
クラブ→小池「ぐぼぉっ!」 あーっと小池くんの顔面にぶち当たったー!
クラブA→クラブ+小池「なるほど、これが顔面ブロックか!」 キャプテン小池はじまったな!

748 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:50:31 ID:???
★次藤くんのシュート→ クラブ10

749 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:50:34 ID:???
★次藤くんのシュート→ ハート2

750 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:51:34 ID:???
小池はキャラ固まってきたなぁw

751 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:09:49 ID:5XL8/gYE
C

752 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:16:39 ID:???
>★次藤くんのシュート→ クラブ10 ★
>小池「ぐぼぉっ!」 あーっと小池くんの顔面にぶち当たったー!
=======================================================================
反町「こっ、小池ーっ!?」
小池「お、俺の東邦学園全校分くらいのファンはいるとされるイケメンフェイスがぁぁぁ……。
   大丈夫、鼻折れてない? 大丈夫?」
沢田「だ、大丈夫です小池さん! 小池さんは元から鼻ぺちゃんこですから!」

突如飛んできた豪快なシュートに小池は反応出来ず、顔面でボールを受け止めてしまう。
その威力に思わず小池は倒れ込み、選手たちは(一応)キャプテンである小池の身を案ずるのだが、
一方で若島津は小池などには一切目もくれず、ボールを撃った張本人へと視線を向ける。

次藤「すまんのう、ちょっと手が滑ったじゃなく足が滑ったタイ。
   しかし天下の東邦学園様も大した事がないなぁ、キャプテン様はワシのシュートにも反応出来んかったようタイ」
佐野「ケケケ……」
若島津「お前たちは……確か、長崎の比良戸か」

中学生離れした巨漢に不敵な笑みを浮かべ、にやにやとこちらを試す視線を向ける男――次藤洋。
その傍らにはケケケと不気味な声で笑うFW――佐野満が控えており、
若島津はその2人の異様な余裕と先ほどのシュートの鋭さに眉を顰める。

小池「くっ、くそーっ! よくも東邦学園主将たるこの俺にこんな真似を……。
   おい、やれ! 若島津! 空手殺法でギッタンギッタンにしてやれ!」
次藤「なんじゃい、自分でこんのか。 つまらんタイ」
小池「部下の力は俺の力だからいいんだよ!」
若島津「誰が部下だ。 ……大体、こんな目立つ場所で喧嘩なぞ出来るか。 お前たちも早く逃げた方がいいぞ」
北詰「なっ、なんという非常識な奴らなんだ……ええい、係員を呼べ!」
次藤「おっと、こりゃいかんタイ。 佐野、いくぞ!」
佐野「そうですね!」

753 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:17:39 ID:???
顔を真っ赤にしながら怒る小池は次藤に若島津をけしかけようとするも、当然ながら若島津は拒否。
それよりも北詰が大人の力で次藤たちに厳罰を与える前に逃げた方がいいと告げると、
次藤はそれを聞いて素直に退散。
彼らとしても少しちょっかいをかけただけであり、ここで出場取り消しになる事態になるというのは避けたい事であった。

小池「まだ鼻がひりひりするぜ……大丈夫? タケシ、大丈夫かな?」
沢田「大丈夫です、元々小池さんそんなに顔良くないですから大丈夫です!」
反町「なんだったんだ一体……どうかしたか、若島津?」
若島津「いや……(比良戸の次藤か。 あの異様な余裕は、一体なんだ……?)」

………
……


※北詰の次藤に対する感情が 北詰→(ウチの選手なら絶対使わん)→板野・次藤 になりました。

754 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:18:53 ID:???
実況「試合終了! 第一試合、明和東対金村の試合は明和東が2−0と勝利!
   これで明和東は一足先にベスト4進出を決定しました!」

板野「(まあ、順当というか……至って普通な結果だな)」
松山「次は東邦と南宇和か。 今日の試合に俺達が勝てば、次はこのどちらかと戦う事になるな」
佐瀬「前評判通りなら、東邦が勝ちそうですけどね」

一方その頃、観客席にいたふらの中のメンバーは第一試合の観戦を終えて一旦息を吐いていた。
明和東の試合はそこまで悪くは無かったものの、さりとて良かった面というのも取り立ててなく。
精々沢木という選手がそこそこ活躍をして2点取っていた、という程度。
ただ、1回戦で東一中。3回戦で花輪と戦ってきた板野達としてはあまり注目度の高いとは言えない試合だった。

板野「(さてどうしよう、次の試合の観戦までに時間はあるけど……。
    このままここで待ってようか、それともちょっと喉乾いたし飲み物でも買って来ようかな?)」

A.観客席で待機する
B.ジュースを買いに会場から一旦出る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

755 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:20:56 ID:3j9ZuSJI
B

756 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:24:00 ID:jSTrqP3A
B

757 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:36:33 ID:???
>B.ジュースを買いに会場から一旦出る
==============================================================
板野「ちょっと喉が渇いたからジュース買ってくるよ」
松山「ああ、わかった。 試合開始までまだ時間はあるからな」

板野は一言断りを入れると、そのまま観客席を後にし会場から一旦出て外の自販機までジュースを買いに行く。
お目当てのオレンジジュースを手に入れると、そのまま踵を返し、
早く仲間たちの元へと戻ろうとするのだが……。

若島津「ん?」
反町「あっ、お前は……」
板野「若島津、それに反町……(後ろには沢田と……あとなんか鼻にばんそうこう貼ってる小池? なんで絆創膏貼ってるんだ?)」

その際、廊下を歩いている時に東邦学園のメンバーに遭遇をした。
板野にとっての幸運は、この時北詰が同伴をしていなかった事だろう。
思わぬ所で再会をした板野は驚きつつも挨拶をし、東邦メンバーの元へと近づいていく。

若島津「どうにかお前たちもここまで勝ち抜いたようだな」
板野「うん、そっちは危なげなくここまで勝ってきてるみたいだね」
小池「ふ、この小池秀人様が率いる東邦学園だからな。 負ける事などありえないって寸法だ」
沢田「(小池さん、どうしてこんなに自分に自信があるんだろう?)」

板野「(折角ここで会ったんだ。 何か話してみようかな?)」

A.若島津と話す(更に分岐)
B.反町と話す(更に分岐)
C.沢田と話す(更に分岐)
D.小池と話す(更に分岐)
E.別に話す事なんて無い

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

758 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:37:41 ID:ZXlMqoH+


759 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:38:23 ID:wdgZRPlQ


760 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:43:52 ID:???
>A.若島津と話す(更に分岐)
=======================================================================
板野「(そうだな、若島津と話してみよう。 問題は何を話すかだ)」

A.「ここまで無失点で来てるみたいだね。凄いや」 若島津を素直に褒める
B.「ここまで無失点で来てるみたいだけど、その記録も明日終わるよ」 強気に言ってみる
C.「ここまで無失点で来てるみたいだけど、都大会では3失点したみたいだね?」 痛い所を突く
D.「俺はお前を倒す為にマグナムシュートを編み出したんだ! 明日の試合は必ず勝つぞ!」 敵対心をむき出しにする
E.「ちょっと体を調べさせてくれ」 メカボディじゃ本当に無いのか若島津の身体を触って確かめる
F.「ここだ、ここで怪我させておくんだ!」 若島津に喧嘩を挑む
G.「お前は何か新技とか編み出してないのか?」 若島津を揺さぶる
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

761 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:44:20 ID:wdgZRPlQ


762 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:45:46 ID:MW0ggZ4+
G

763 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:46:07 ID:GmSeQbjg


764 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:46:30 ID:3j9ZuSJI
B

765 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:58:50 ID:???
牙龍三角飛びで森崎と化すのとFW転向、両方魅力やな空手は

766 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:17:55 ID:???
>D.「俺はお前を倒す為にマグナムシュートを編み出したんだ! 明日の試合は必ず勝つぞ!」 敵対心をむき出しにする
========================================================================================================
若島津「ほう?」
沢田「あわわ…………」

ここで板野は、若島津に対して指を突き付け、堂々と明日の試合での勝利宣言をした。
これを受けて東邦メンバーは一様に驚くのだが、当の若島津は面白そうに眉を吊り上げ笑うだけ。
今までの試合、都大会の決勝という一部の試合を除けばすべて無失点で来ているその事実は彼の自信ともなっており、
実際に板野が放ったマグナムシュートを見ても、高い確率とは言い難いが弾く事くらいならば出来そうだと考えていた。

若島津「面白い、やってみるんだな。 この大会、猛威を振るっているそのマグナムシュート。
    それを止めてこそ、俺達が優勝を勝ち取る価値があるというものだ」
板野「(くそっ、余裕綽々だなぁ……。 まぁ、ここまで2回勝負をしてどちらも惨敗だったんだ。
    でも、その余裕面も明日までだ!)」

逆に板野としては、その若島津の余裕ぶりを見て闘志を燃やす。
去年の全国大会、そして今年修学旅行で偵察に向かった際、共に板野のシュートは若島津に止められてしまった。
それは板野の中で若島津への対抗心を煽るのに十分な糧となり、マグナムシュートを生み出す切欠となった。
ここまで全ての試合でゴールを奪ってきたマグナムシュート。
しかし、それを駆使して今、一番ゴールを奪いたいのは若島津が守る東邦学園のゴールなのである。

767 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:18:57 ID:???
反町「(若島津相手にゴール宣言か……大した胆力だな。 まぁ、あれだけのシュートが打てるなら当然なのか)」
沢田「(わ、若島津さんが負ける訳ないと思うけど……のシュートの威力は別格だったしなぁ)」
小池「(ふ、若島津が負ける訳ない。 何せ俺のヘディングを毎回殺しに来てるかと思う程の浴びせ蹴りで弾く男だ)」

そして、この光景を見て東邦学園の他の主力3人は別々の想いを抱く。
ただ、その3人に共通していた考えは、若島津はそれでも負ける筈がない――。
東邦学園の守護神、日本を代表するキーパーである若島津健が、そう簡単にゴールを奪われる筈がないという願いにも近い考えだった。

板野「それじゃあ、試合頑張ってね。 明日は正々堂々と戦おう」
若島津「……お前たちこそ、あの比良戸中には気をつけろよ。 何か不敵な自信があったようだぞ。
    変な所で負けられては、俺達がつまらん」
板野「うん!」
若島津「(松山……そして、板野。 どちらのミドルシュートにも俺はゴールを割られん!)」


こうして板野は東邦学園のメンバーと別れ、観客席の自分のいた席へ戻ろうとする。
カンカンカン、と階段を上っていく内、ふと耳を澄ますとその席の方から何やら大きな声が聞こえた。
一体何事だろうと耳を澄ますと……。

小田「なにを!? お前たちの所だってここまで接戦続きでギリギリ勝ち上がってきただけじゃないか!
   (一応こういう事でも言っておいて、真面目にやってますアピールでもしとこう)」
佐野「フフ……俺達はお前らふらのと戦う為にここに来たんだ。 他の試合はどうでもいいのよ」
山室「な、なにィ!?」
次藤「わざわざ北海道から長旅してきたチームを負かすのは悪いと思うが、お前たちはここまでタイ。
   今日の試合は俺達比良戸が勝たせてもらうタイ」
松山「なんだとォ!?」

板野「(タイタイ言うって事は……次藤たちか!)」

768 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:19:58 ID:???
どうやら板野が席を外している間に、観客席に次藤と佐野がやってきたらしく。
今日の試合、対戦をするふらのメンバーを挑発する行為に出たらしい。
話の流れは途中からだった為いまいち把握できないものの、ふらのは(松山以外は演技だが)怒り心頭といった様子。
板野はどうしたものかと物陰に隠れながら思案をする。

板野「(うーん、かっこよく颯爽と登場しようか? でもあんまりヒートアップし過ぎてもいけないかもしれない)」

A.「さて、それはどうかな?」 かっこよく颯爽と次藤の言葉を否定しつつ登場する
B.「わざわざ俺達を狙うのか……V2達成した南葛じゃなくて?」 比良戸の標的が自分たちである事に疑問視をする
C.「口ばかり達者だね! フィールドで相手してやるから帰るんだ!」 サッカー戦士はフィールドで争おうと次藤たちを威嚇する
D.「(よーし、ここは気づかれない角度から次藤の後頭部狙ってマグナムシュートだ!)」 次藤を暗殺する
E.「(よーし、ここは気づかれない角度から佐野の後頭部狙ってマグナムシュートだ!)」 佐野を暗殺する
F.「(やめとこう。 ここは隠れてやり過ごすんだ)」 隠れてやり過ごす
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

769 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:20:27 ID:yJP/24Fs
B

770 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:23:48 ID:8KD7XfR+
G
「次藤!」と注意を引いてから「弾丸シュート」
マグナムシュートは本番にとっておく。

771 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:24:19 ID:jSTrqP3A
A

772 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:26:16 ID:SX3uHwe6
A

773 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:26:26 ID:A7FRxY/c
B

774 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:42:34 ID:???
>A.「さて、それはどうかな?」 かっこよく颯爽と次藤の言葉を否定しつつ登場する
===================================================================================
次藤「ん?」
松山「い、板野……」
板野「(ちゃんと言えたかな? 声上ずってないかな?)」

小さく咳払いをしてから、かっこよく颯爽と登場をした板野。
些か緊張で声が掠れてしまっただろうかと不安になるも、特に誰も気にしてはいないらしく、
板野はホッと安堵をしながらも顔だけはキリッと引き締め次藤に視線を向ける。
その巨体はチビである板野からしてみればより一層大きく見え、萎縮しそうになるも気力を奮い立たせ睨み。
一方で次藤はニヤリと笑うと板野に近づき握手を求める。

次藤「ホウ これはこれはふらのエースストライカーの板野住明くん。
   まァ今日はお互い勝利を目指して頑張ろうタイ。 わしは比良戸中キャプテン次藤洋タイ。 よろしく」
板野「こちらこそ」

これに板野は応え、2人はそのまま一見すれば和やかに握手を交わすが……。

ギュッ!

次藤「…………」ニヤッ
板野「……!(いてて! い、痛い痛い!)」
次藤「それじゃ、本当によろしくタイ」

ドンッ!

板野「うぐぅ……」

次藤は握手の瞬間、強く板野の手を握り思わず板野は苦痛に顔を歪め、
それを見て次藤はやはり不敵な笑みを浮かべつつ手を離し、今度は板野の肩を強くたたいてその場を立ち去る。
肩を叩くと言っても、巨漢である次藤が小柄な板野を叩けばどうなるかは目に見えている。
思わずよろめきながらも板野はなんとか倒れる事だけは防ぎ、そのまま去っていく次藤の後ろ姿を見ているのだった。

775 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:43:36 ID:???
松山「なんなんだあいつらは……大丈夫か、板野?」
板野「う、うん、問題ないよ(半端じゃなく痛かったよ〜。 もうちょっと手加減してくれてもいいのに……)」

サッカーに必要であろう筋肉自体はそれなりにつけてきた板野だが、握力ばかりは大して強くはない。
ひりひりと痺れる右手を振りつつ、板野は松山達に無事を知らせ、
そのまま席について観戦に回ろうとするのだった。

先着2名様で、

★来生の活躍→! card
 反町の活躍→! card★

★井沢の活躍→! card
 滝の活躍→! card
 山森の活躍→! card
 沢田の活躍→! card
 小池の活躍→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。

【井沢・滝・山森・沢田・小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。

776 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:43:51 ID:???
★来生の活躍→ ダイヤ4
 反町の活躍→ ハート5

777 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:44:52 ID:???
★井沢の活躍→ スペード7
 滝の活躍→ ハート5
 山森の活躍→ ダイヤK
 沢田の活躍→ ハート3
 小池の活躍→ スペード9

778 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:47:07 ID:???
山森が乗ってきているな

779 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:16:36 ID:???
>★来生の活躍→ ダイヤ4 =ハットトリック!
> 反町の活躍→ ハート5 =2得点!★
>★井沢の活躍→ スペード7 =1アシスト!
> 滝の活躍→ ハート5 =1ゴール!
> 山森の活躍→ ダイヤK =1アシスト1ゴール!
> 沢田の活躍→ ハート3 =1ゴール!
> 小池の活躍→ スペード9 =1アシスト!★
====================================================================
第2試合、東邦対南宇和の試合は東邦の完勝であった。
地味ではあるが堅実にゴールを奪う事で定評のある反町は、小池のアシストを受けて1点。
更には自分でも運んでそのまま打ち、2得点を挙げる。
沢田・小池もテクニシャンと名高い南宇和MFの石田を完全に封じ込めて中盤を支配し、
沢田は隙を突いてゴールを奪うという活躍も見せる。
守ってはやはり若島津が守護神ぶりを発揮し、南宇和のFW――武井の攻撃を全てシャットアウトした。
最終的にスコアは3−0。ベスト8の試合ながら、その試合運びはやはり貫録のものである。

続く第3試合、南葛対中部の試合はこの第2試合よりも更に点差が広がる試合であった。
エースストライカーの来生はハットトリックを達成し、板野と同じく得点王ランキングで9点に並ぶ。
キャプテンである井沢も終盤、完全に相手が戦意を無くした所を前に出てアシストを稼ぎ、
山森、滝といった伏兵もゴールを決め5−0の大勝をするのだった。

780 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:18:18 ID:???
〜大会得点王ランキング〜

9得点 板野、来生
8得点 反町
6得点 政夫
5得点 和夫
4得点 松山
3得点 山森
2得点 沢田、小池、佐野
1得点 井沢、滝

〜大会アシスト王ランキング〜

5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 井沢、滝、山森
2アシスト 小池
1アシスト 松山、小田、山室、若松、金田

781 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:19:46 ID:???
板野「(来生に並ばれたか……いや、俺も今日試合はあるんだし、ここでもう一度突き放せば得点王は十分狙える筈だ。
    ……今日の試合は次藤、明日の試合は若島津がいるのが少し不安だけどな)」
松山「やっぱり東邦も南葛も強いな……だが、俺達だって負けちゃいないんだ。
   さぁ、今度は俺達の番だぞ! 比良戸に勝って、準決勝で東邦に会おうぜ!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

こうして観戦を終えたふらのメンバーは、早速控室へと向かいミーティングを開始した。
当然ながらいつものように彼らの手には監督のカーチャンお手製のスタミナドリンクがある。

監督「よし、みんなきけ! 今日は準々決勝、比良戸との試合だ」
松山「(南国の奴に負けてたまるもんか……俺達北国生まれのど根性を見せてやる!)」
板野「(なんか松山がまた色々と見当違いな事考えてる気がする……)」

試合前の次藤たちの態度で思う所があったのか、それとも単純に郷土愛が強すぎるのか。
松山はこの試合燃えに燃えているらしく、あからさまに闘志を滾らせ。
板野はそれを横目で見つつ、監督の言葉に耳を傾ける。

監督「とはいえ、対策をしようにも……相手は初出場。
   おまけにここまでの試合、特に目立った選手もいない。
   強いて言えば、キャプテンの次藤が何度もゴール前で攻撃を防いでいたから、守りは堅いだろうという事くらいだ」
加藤「今日は楽に勝てそうですね(いつもいつも強敵揃いじゃいやんなっちゃうからなぁ……)」
板野「(まぁ、何も知らなければそう思っても仕方ないんだけど……)」

監督、そして他の選手たちの楽観的な意見を聞いて板野は内心苦笑をしながらも言葉を否定する。
確かにスコアだけを見れば、ここまで比良戸は1−0の接戦を繰り返してきたチーム。
特筆してこれまでに目立つ所も無い為、楽に勝てそうだという考えを抱いてもおかしくはない。
だが、実際にはこれまでは実力を隠し続けてきたダークホース。
ふらのを標的にしていると次藤自身が明言をしていた以上、まず間違いなく今日の試合は本気を出してくるだろう。

板野「(どうしよう、何か言っておいた方がいいのかな……)」

782 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:20:49 ID:???
A.「弛んでるぞ、みんな! サッカーはどんな事があるかわからないんだ!」 楽観視する皆に喝を入れる
B.「あの次藤っていう選手は確かに凄い巨漢だった。 俺のマグナムシュートでもゴールを奪えるか不安だ」 不安要素を口にする
C.「あの次藤ってのについてたFW、多分下級生だ。 下級生が試合に出るとするなら、それは実力者に違いない」 佐野を警戒させる
D.「監督、比良戸の地方大会のデータは無いんですか?」 地方大会のデータを参照する
E.「好戦的な奴らでしたからね。 今日の試合は松山の怪我を避ける為に中川を使った方がいいんじゃ?」 主力温存を口にする
F.「(いや、何も言わなくていいや)」
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

783 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:22:03 ID:oB+qdO0Y
D

784 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:22:39 ID:N91o4S3o
C

785 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:22:51 ID:zEdU0+Ns


786 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:26:14 ID:ahwSVvxM


787 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:29:26 ID:???
>D.「監督、比良戸の地方大会のデータは無いんですか?」 地方大会のデータを参照する
====================================================================================
監督「ん? 地方大会のデータか?」

ここで板野は、比良戸の地方大会の成績が情報として残っていないかと監督に尋ねた。
板野の記憶では、比良戸は地方大会もまた1−0という接戦ばかりで勝ち進んでいたが、
決勝戦での長崎屈指の強豪校との対戦では大差をつけて破っていた筈である。
それを全員に開示すれば、少しはこの気の抜けた雰囲気も引き締まるかもしれないと考えての発言。
これに対して監督は困ったように顎を撫でるのだが……。

先着1名様で、

★無名校のデータがあるかどうか→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ・ハート+町田「ついでに各選手の特徴や癖を纏めておいたわ」 なん……だと……?
ダイヤ・ハート→町田「調べておいたわ。 こういうのもマネージャーの仕事だものね」 出来る女!
スペード・クラブ→監督「いや、そこまでは手つかずだ。 比良戸が上がってくる事もわかっていなかったからな」 ないよ!
クラブA→藤沢「よくわからないけど……対戦相手を消せばいいのね?」チャキッ いかんでしょ

788 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:30:02 ID:???
★無名校のデータがあるかどうか→ クラブ8

789 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:30:11 ID:???
★無名校のデータがあるかどうか→ クラブ8

790 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:33:18 ID:???
ダークホースだものね

791 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:33:43 ID:???
なんで無駄に一致するw

792 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:55:34 ID:???
>★無名校のデータがあるかどうか→ クラブ8 ★
>監督「いや、そこまでは手つかずだ。 比良戸が上がってくる事もわかっていなかったからな」 ないよ!
==================================================================================================
板野「……そうですか」

事前に比良戸の実力について知っている板野とは違い、
監督を含めふらのメンバーにしてみれば比良戸など全くの無名校であり、調査の対象ではない。
これが南葛や東邦といった優勝候補、花輪のような全国常連校ならば話は違ったのだろうが、
比良戸の地方大会でのデータはふらのの手元には無かったのだった。

松山「……とにかく、油断はするんじゃないぞ、皆!
   相手も接戦続きとはいえ、それは言い換えれば粘りのあるチームという事だ!
   それにここまで勝ち続けているというのは、決してフロックじゃないぜ!」
松田「そ、そうだな(まあ、キャプテンと板野がいればなんとかしてくれるだろ)」
松山「よし、それじゃあ行こうぜ!」

それでも松山は全員に気を引き締めてかかるように告げた。
当然、これにはふらのメンバーはいつも通り松山や板野に任せておけばいいと思うのだが、
表向きだけは松山の意見に同調をする。

こうしてミーティングを終えた一同は、そのまま控室を出てフィールドへと向かおうとした。
松山は一番最後に控室を後にし、皆と同じく走り始めるのだが……。

町田「松山くん、ちょっと」
松山「町田? ……と、藤沢。 なんだ、一体?」

その折、不意にマネージャーである町田に呼び止められ足を止める。
町田の隣には藤沢の姿、伏し目がちにして松山を見ようとしない藤沢に少し松山はどきりとしつつも、
平常心である事を装いながら一体何の用かと問いかける。

793 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:56:44 ID:???
松山「なんだよ? 俺に何か用なんだろ?」
町田「美子ってば……」
藤沢「うん……」
松山「ん? ……」

既に藤沢美子に好意がある事を自覚し、この大会期間中に告白をしようと心に決めている松山光。
しかし、そんな彼はどこまでも鈍感である。
いじらしくもどこか言い難そうにちらちらと松山に視線を向ける藤沢に、そんな藤沢の横でやいのやいのと小うるさい町田。
このシチュエーションを見れば、藤沢が一体何を言いたいかは予想がつきやすいというものであるが、
松山は首を捻り一体何の用かと思うばかり。

松山「(……ちらちらこっちを見てるって、そんなに俺の顔って怖いかな?)」
若松「キャプテン、なにしてんです! 早く!」
松山「ああ……おい、なんだよ?」
藤沢「………………」

先着1名様で、

★大事な大事なアタックチャンス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→藤沢「ま、松山くんの子供が欲しいの!」 ファッ!?
ハート10以上→松山「(!! いや待て、もしかしてこれはチャンスなんじゃないのか!?)」 荒鷲覚醒!
ダイヤ・ハート→松山「もう行くぜ。 藤沢、お前の為にも絶対優勝をするからな!」 そのまま走って行っちゃいました!
スペード・クラブ→藤沢「きょ……今日も頑張ってね!」 応援するお!
クラブA→藤沢「松山くんを殺して……私も死ぬ!」チャキッ

>>790 そう簡単に情報は手に入りませんでしたね。
>>791 試合中の判定じゃなくてよかったですね。

794 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:57:03 ID:???
★大事な大事なアタックチャンス→ クラブ7

795 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:30:57 ID:???
>★大事な大事なアタックチャンス→ クラブ7 ★
>藤沢「きょ……今日も頑張ってね!」 応援するお!
===================================================================
松山「あ……ああ(うん、別に嫌われてる訳じゃないよな?)」
藤沢「…………」
松山「それだけか?」
藤沢「うん」
松山「(藤沢に直接応援してもらったんだ、今日はいつも以上に頑張らないとな)よし、いくぞみんな!」

結局、藤沢の口から出たのは思いを伝えるそれではなく、松山を応援するという無難な言葉だった。
お互い、相思相愛であるにも関わらず、鈍感なのか気づく事は無い。
それでも藤沢は笑顔で駆けだす松山の背中を見てどこか安堵をしており、
一方で松山も好意を持つ藤沢から直接応援してもらった事でいつも以上に張り切り一同に激を飛ばしながらフィールドへと向かう。
彼らが思いを交わすのは、あともう少し先の話になりそうだ。

町田「もう、美子ったら……」
藤沢「いいのよ、このままで……だって今の松山くんには、今日の試合に勝つ事しか考えられないんだもの」
町田「(そうかしら? 松山くんも結構脈ありだとは思うのになぁ……)」

とにもかくにも、こうしてマネージャーたちは観客席へとふらのの応援に向かった。
大会も大詰めとあってこの試合にも観客たちは大勢おり、座席を探す事も困難。
しかし、なんとか2人分空いている場所を見つけると大急ぎでそちらへと向かう。

町田「すみません、ちょっと横失礼しますよっと(あらやだ、隣の男の人すっごい美形)」
弥生「ええ、どうぞ」
三杉「………………」
藤沢「(私達と同じくらいに見えるけど……カップルなのかしら? ……羨ましいなぁ)」

その座席に隣り合って座っているのは、都大会で惜しくも全国行きの切符を逃したガラスのエース三杉淳。
そして、そのガールフレンドである青葉弥生であったのだが、面識のない彼女たちは特に目立った会話を交わすという事もないのだった。

796 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:32:23 ID:???
実況「さぁ、本日第四試合、ふらの中学対比良戸中学の試合の開始時間が迫ってきました!
   ふらのは1回戦、2回戦、3回戦とすべて危なげなく勝ち進んできた今大会の優勝候補!
   エースストライカーの板野くんは得点王ランキングのトップの座に輝き、
   キャプテンの松山くんも粘りのあるキープと守備力でチームをまとめ上げています!
   対する比良戸は1回戦からすべて1−0という接戦をものにしてきた、実にしぶといチーム!
   この試合、どこまで比良戸が粘れるかがポイントとなるでしょう!」

北詰「この試合、勝った方が明日我々と戦う事になる。 よく見ておけよ!」
東邦メンバー「「「はい!」」」
若島津「(こんな所で潰れるんじゃないぞ、松山、板野……!)」

石崎「まぁ十中八九勝つのはふらのだろうなぁ」
高杉「ああ、スコアを見る限り比良戸は守りに主眼を置いたチームのようだが、板野と松山の攻撃力は中学生離れしてるからな。
   俺達でも無失点で切り抜けるのは難しいと思えるレベルだ。 まず失点は免れない」
井沢「そして、1点しか取れないような攻撃力じゃふらのから点を奪うのは難しいって話だな」

次藤「(観客の大多数はとうぜんふらのの勝利と確信してるだろうが……。
    フッ、残念ながらこの試合勝つのはワシらタイ)」
松山「(こいつの余裕の笑みはなんだ? ……まあいい、どんな隠し玉があろうと、俺達は全力のプレーをするだけだ!)」

こうして両チームが入場をし、お互いに視線で火花を散らし合う。
しかし、やはり比良戸キャプテンの次藤の表情には余裕の笑みが浮かんでおり、
他の者達も多かれ少なかれふらのという全国屈指の強豪校を相手にし萎縮する様子は見て取れない。

板野「(原作でも本編でも、南葛を追いつめたからなぁ……この入場の時に何か言っておこうか?)」

797 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:33:42 ID:???
A.「次藤、お前のそのどてっぱらを抉ってやるからな!」 次藤に対し敵対心を燃やす
B.「お前たちの考えは全てまるっと御見通しだ!」 比良戸の作戦は完全に予想しているぞと言ってみる
C.「にやにやして気持ち悪いなぁ……さてはホモだな!?」 次藤ホモ説を唱えてみる
D.「改めて、今日はよろしくね」 礼儀正しく次藤に握手を求める
E.「同じチビ同士、今日はよろしくな」 礼儀正しく佐野に握手を求める
F.「なんだこの長髪は、スポーツマンらしくないな!」 佐野の長髪を引っ張る
G.「(別に何も言わなくていいや)」 何も言わない
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

798 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 01:36:33 ID:99suLD0+


799 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 01:37:12 ID:nUexR/aY
B

800 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:52:27 ID:???
>B.「お前たちの考えは全てまるっと御見通しだ!」 比良戸の作戦は完全に予想しているぞと言ってみる
================================================================================================
比良戸メンバー「「「な、なにィ!?」」」
次藤「ほう? フッ、面白か奴タイ」

板野の最大の武器は、これから何が起こるかを予想出来るキャプテン森崎・翼に関する知識である。
その武器が最大限発揮されるだろうと思うのは、この比良戸戦。
原作でも本編でも、南葛側の意表を突く奇襲、奇策で得点を奪ったその功績は印象深いが、
だからこそ対処が出来れば失点も最小限に食い止める事が出来る。
そして、地力勝負でならば板野はふらのが比良戸に劣っているとは決して思わないのだった。

この板野の発言に比良戸の面々は驚きの声を上げるのだが、
一方で次藤は更に笑みを深めて板野に試すような視線を向ける。

次藤「そうでなくちゃ面白うないタイ。 ま、口だけにならんよう気をつけてくれタイ、板野くん」
板野「(思い出せ、えーとえーと、確か……)」

その体格の良さと豪快さばかりが印象に残りやすいが、計略家としての能力も高い次藤。
去年の全国大会で見せた板野の強烈なボレーシュートを見て真面目にサッカーに取り組み始めた彼は、
今日の試合、彼と頭脳、実力共に勝負が出来るかもしれないと期待に胸膨らませ。
板野はその視線を一身に受けながら、自らの記憶を呼び起こし次藤に対抗しようとするのだった。

森末「(今日の試合、何も無ければいいんだけどな……)」

………
……


801 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:53:34 ID:???
森末「やぁみんな、今回は比良戸戦。 原作、本編共に主人公チームを苦しめた強敵だ。
   佐野、次藤と攻守にタレントがいてその実力も本物。
   でもこちらも板野、松山といるから……決して負けてはいないね!
   それじゃあフォーメーションを確認してみよう」

比良戸 4−4−2

−−@−− @畠山
−−A−− A秋沢
D−B−C D長岡 B次藤 C野田
−−−−−
−E−I− E曽田 I森本
G−−−F G中城 F竹野
−H−−− H姫路
−−−J− J佐野
−−−−−
−−H−− H板野 830/830
J−−−F J小田 650/650 F山室 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700

ふらの 4−3−3

森末「残るは3試合、気合を入れていこう! それじゃあグッドラックだよ!」

802 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:54:34 ID:???
互いに軽い練習をして体をほぐし、
いよいよ両チームキャプテンがセンターサークルに集いコイントスの時を待つ。

次藤「フッ、まあよろしくお願いするタイ
  (板野ばかりじゃなく、こいつもふとか男タイ。 なんとも楽しい試合になりそうタイ)」
松山「ああ……(南国育ちに北国育ちが負けてたまるもんか!)」

先着1名様で、

★コイントス→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→ふらのボール
半→比良戸ボール

803 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 01:55:26 ID:???
★コイントス→ 6

804 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:56:58 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

805 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 20:26:41 ID:???
コンビプレイを如何に警戒、阻止していくかになってくるかな
ふらの面は気緩んでるけどw

806 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 21:34:41 ID:???
早田の時もそうだったが、基本的にDFのオーバーラップはハイリスクなんだよね。
主力選手が少ないチームの場合は特に。

807 :森末(仮):2013/10/26(土) 23:26:18 ID:???
>★コイントス→ 6 =ふらのボール★
====================================================================
松山「じゃあ、ボール貰います」
次藤「(チッ、速攻で1点取るのは無しタイ。
    まあいい、これでしょっぱなから板野のマグナムシュートと対決出来そうタイ。 それも面白か)」

コイントスの結果、ボールはふらのが貰う事となり次藤は陣地を選んでからセンターサークルを去る。
のっしのっしと巨体を揺らしながら歩くその様にはこれからの激闘に萎縮をするどころか、
むしろ楽しみにしているという様子がありありと表れており、
松山はそのことを訝しがりながらもポジションへと戻っていくのだった。

実況「先行権を得たのは、今大会優勝候補とも言われているふらの。
   比良戸、まずはなんとかしてふらのの攻撃を止めて逆に攻勢に出たい所です」

片桐「見上さん、今日の試合展開はどのように予想しますか?」
見上「普通に考えれば、ふらのの優勢は間違いない。 スコアだけを見て考えるのならな。
   だが、私も比良戸の試合はここまでちらちらと見させてもらったが……。
   練度が低いという訳でもなく、むしろ意図的にここまで接戦で勝ち上がってきたように見える」
片桐「お察しの通り、比良戸がこの全国大会で1−0という接戦続きで勝ち上がってきたのは、恐らく意図しての事だと思われますよ」
見上「ふむ……何か情報があるのかね?」
片桐「ええ、長崎地方大会の決勝――比良戸はそれまでの予選でも接戦を繰り広げていたのですが、
   決勝だけは6−0という大差で打ち破っているのです。 しかも、対戦校は去年までの全国常連校でした」

808 :森末(仮):2013/10/26(土) 23:27:39 ID:???
ピィーッ!! バムッ!!

小田「そらっ、板野!」
板野「よし!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「いけいけ、板野!」「昨日みたいにマグナムシュートでぶっ飛ばせ!」「今年こそ北海道に優勝旗を持ち帰るんだ!」

板野「わわわ……」

どうやら昨日の花輪戦、キックオフ直後のマグナムシュートという豪快なプレイで得点を決めた事で、
板野にもファンというものが生まれたらしく、
また、準々決勝という事で地元北海道からも多くの応援団が上京しており、板野には多大な声援が送られる。
今まであまりこういった状況に陥った事のない板野は少し照れくさく感じつつも、
気を引き締めてまずはこのボールをどうしようかと考える。

板野「(大事なキックオフからのマイボールだ。 どうやって攻めようかな?)」

A.「よーし、ドリブル値も1上がったし中央突破だ!」 中央突破!
B.「山室、頼んだ!」 右サイドの山室を走らせる
C.「松山、任せた!」 一旦松山にボールを託す
D.「期待に応えて普通のシュートだ!」 このまま普通のシュートを打つ
E.「期待に応えて弾丸シュートだ!」 このまま弾丸シュートを打つ
F.「皆、お待たせ! 今こそマグナムシュートを打つ時だ!」 このままマグナムシュートを打つ
G.「えへへ、どーもどーも」 とりあえず観客の声援に応えておく

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

809 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:29:05 ID:zEdU0+Ns
A

810 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:30:36 ID:oB+qdO0Y
B

811 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:31:10 ID:99suLD0+


812 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:31:40 ID:onih/KSY
C

813 :森末(仮):2013/10/26(土) 23:43:40 ID:???
>B.「山室、頼んだ!」 右サイドの山室を走らせる
======================================================================
山室「おう!(まあ、明確な格下相手ならなんとかなんだろ……)」

ここでまず板野は右サイドへとボールを叩き、ドリブルを得意とする山室を走らせる事にした。
今日の試合、比良戸は次藤という鉄壁の守りと佐野のテクニカルな攻めを中心とした強豪チーム。
早田のいた東一中、立花兄弟のいた花輪とは違い、攻めにも守りにも軸となる選手がいるチームなのである。
苦戦をするかもしれない以上は無闇に体力を浪費したくなく、板野が山室にボール運びを任せたのは妥当と言えるだろう。

実況「板野くん、まずはここで右サイドの山室くんへとパスを出しました!
   山室くんは第一回戦の東一中戦で守備を得意とするDF陣を相手に突破に成功、
   見事に得点を演出したふらののサイドアタッカーです! さぁ、今日も上手くチャンスメイクが出来るか!?」

山室「(うあ〜、こういう風に言われるの嫌なんだけどな……まあいいや、とっとと上がろう)」
佐野「ケケケ、フォローお願いしますよ先輩!」
竹野「おう!」

先着2名様で、

★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! チャンスメイクなるか!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、ふらのスローイン、森本がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

814 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:44:30 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( クラブ6 )( 2 + 4 )=★

815 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:45:16 ID:???
★佐野→タックル 47 ( ダイヤ7 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 ( ダイヤ2 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=★

816 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:00:11 ID:???
>★山室→ドリブル 49 ( クラブ6 )( 2 + 4 )=55★
>★佐野→タックル 47 ( ダイヤ7 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=52
> 竹野→タックル 45 ( ダイヤ2 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=52★
>≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! チャンスメイクなるか!?
=======================================================================
山室「よっ、と」
佐野「あれ、結構上手いじゃん」

ケケケ、と何とも意味深な声を上げながら迫ってきた比良戸の2年生FW――佐野満。
しかし、彼の何の考えも無いプレスを山室はいとも簡単にかわし、
次いでやってくる竹野も軽くフェイントをかけるだけで抜き去ってしまう。

次藤「(佐野め……どうもあいつは守備が下手過ぎタイ。 まあよか、最後に止めればそれでいいタイ)」

あまりにもあっさりと抜かれてしまう佐野を見て次藤は頭をかいて困った顔をしつつ、
しかし最終ラインで止めてしまえば問題は無いとゴール前に迫ってくる板野を見てほくそ笑む。
そして、右サイドを更にぐんぐんと駆け上がる山室は中央をちらちらと見やりつつも、
まだ板野が上がり切っていない事を確認すると内心ため息を吐く。

山室「(うーん、板野がゴール前にいてくれてんなら渡して良かったんだけど……。
    これだともう少し俺が切り込んだ方がいいのか?)」

先着1名様で、

★山室の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→山室「(いや、違う! この俺が決めるんだ!)」 なにィ!? 山室覚醒だと!?
ダイヤ・ハート→山室「(まあいいや、このレベルなら俺でもチャンスメイクできる筈だ)」 そのまま上がった!
スペード→山室「(いや、板野のマグナムシュートなら多少遠目で大丈夫だろ)」 中央の板野に折り返した!
クラブ→山室「(閃いた! 逆サイドの小田にサイドチェンジだ!)」 サイドチェンジだ!

817 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:01:13 ID:2CA5KrjI
★山室の判断→ クラブJ

818 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:01:32 ID:???
★山室の判断→ ダイヤ3

819 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:04:10 ID:???
うーん消極的

820 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:18:19 ID:???
>★山室の判断→ クラブJ ★
>山室「(閃いた! 逆サイドの小田にサイドチェンジだ!)」 サイドチェンジだ!
====================================================================================
悩んでいる間にも前から比良戸DFは迫り、あまり考え込む時間はない。
やはり自分が持って上がった方がいいのだろうかと苦渋の決断をしかける山室であったが、
その時、板野を見る為に中央を見ていた視線の先に、逆サイドを走っている小田の姿を見つけた。

山室「(そうだ、小田を使おう! 前からDF来てるから逃げたって事にすれば言い訳も通る!)それっ、小田!」

チームプレーと言えば聞こえはいいが、
要は自分が失態を犯したくない者達ばかりで構成されたふらのメンバー。
山室の脳裏にも、比良戸のDF達を抜けるだけの自信はある程度はあったものの、
さりとて奪われたり突破に失敗する可能性も決して低くないと無駄な自信もあり。
ここで山室は安易に逆サイドの小田へとサイドチェンジをしてしまう。

実況「山室くん、ここは一旦サイドチェンジ! 前から来るDFを見て、無理は出来ないと判断したか!?
   パスワークに定評のあるふらのの一員だけあり、パス精度は見事!
   山なりとなったボールを小田くんは基本に忠実に胸でトラップ! 安定しています、ふらの!」

小田「ナイスパス、山室!(ひっで〜、あいつ押しつけやがった。 今度宿題見せてくれるくらいしないと割に合わないぜ。
   っと、それは置いておいて、とっとと上がって板野にパスを……)」

この山室のパスを受けて小田は内心辟易としながらも表情にそれは出さず、トラップをしてから前を向く。
結局の所、誰もが責任を感じてしまう事はしたくないのがふらのメンバーの共通意識。
自分もそういった考えである以上は山室の行為を否定する事など出来る訳がなく、
諦めてサイドを駆け上がり板野へとパスを出せるようにしようとするのだが……。

821 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:19:20 ID:???
ドカドカドカドカッ!

次藤「フッ、まずはボール貰ったタイ!」
小田「ひ、ひえっ!?」

前を向いた小田が目にしたものは、比較的ゆったりとしたサイドチェンジのお陰でパスコースが読め、
そして到達点にいる小田へと全力で走れば間に合う位置にいた次藤が足音を立てて迫ってくる姿であった。

先着2名様で、

★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★次藤→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 長岡→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田、頑張った! そのまま次藤たちをかわして板野へとパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、金田と曽田で競り合い、曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

【補足・補正・備考】
次藤がダイヤ・ハートで「パワータックル(+2&吹っ飛び係数4)」

822 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:20:25 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( クラブK )( 2 + 6 )=★

823 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:23:21 ID:???
★次藤→タックル 52 ( クラブ3 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=
 長岡→タックル 47 ( クラブ7 )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

824 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:24:07 ID:???
マリーシアの使い手小田

825 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:28:19 ID:???
今ゴールまでどの位の距離かな?フリー補正つくから距離しだいでここから狙うのも悪くない。
最低でも守備陣半壊するだろうし。

826 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:35:53 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( クラブK )( 2 + 6 )=56★
>★次藤→タックル 52 ( クラブ3 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=60 *反則発生*
> 長岡→タックル 47 ( クラブ7 )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=56★
>≦−2→比良戸ボールに……の筈が次藤の反則。
===============================================================================
小田「ひ、ひゃ〜っ!?」
次藤「ふふふ……」

地鳴りを上げて迫りくる次藤は、小田にとって恐怖以外の何物でもなかった。
何せ次藤のその体躯は、中学生離れした明らかに小田がぶつかれば吹き飛ばされてしまうだろう巨漢。
そんな彼が猛スピードで小田からボールを奪おうと突進をしてくるのだ、平常心でいろという方が難しい。
結果、混乱をした小田はそのまま体勢を崩してしまい。

ドガガッ!!

小田「うぴゃっ!?」
次藤「ぬう?」

ピィーッ!!

迫ってきていた次藤に思い切りぶつかり、そのまま吹き飛ばされ尻もちをついてしまう。
小田にとっての不幸中の幸いは、これが次藤からぶつかったように審判から見えており、
次藤が反則を取られたという点であろう。

827 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:37:07 ID:???
先着1名様で、

★次藤の反則→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→審判「君、今のはわざとだな? 私の目はごまかせんぞ」 なにィ!? 小田が反則を取られただと!?
8〜K→特にお咎めはなかった。
5〜7→軽い注意!
2〜4→厳重注意!
A→イエローカード!

828 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:38:31 ID:???
★次藤の反則→ ハート10

829 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:55:28 ID:???
>★次藤の反則→ ハート10 =特にお咎めはなかった。★
==============================================================================
次藤から当たりに行ったように審判からは見えたものの、しかしこれを故意によるものと判断はせず、お咎めはなし。
フリーキックの準備をする審判を後目に、次藤は面白く無さそうに鼻を鳴らしてから自陣ゴール前へと戻ってゆく。

次藤「ふん、あの程度で笛ばならすとは軟弱な審判タイ。
   大体があれはあのFWから当たってきたタイ、なんでワシが反則を取られにゃならん」
佐野「そうですね!」
長岡「まあ落ち着けよ次藤。 しかしまずいな、距離はあるけどあいつらからしてみれば十分シュートレンジだぞ。
   昨日センターサークルから打ってきた事を考えれば、直接もあるぜ」
次藤「打ってくるならくるで、こっちにも用意は出来るタイ。 佐野、それに姫路を除いて全員で壁を作るぞ」
曽田「ぜ、全員でか!?」
次藤「遠いとはいえ、フリーで打ってくる状態タイ。 最低限のこぼれ球を拾う奴だけ置いて、後は全員で死守タイ。
   打ってこんのならそれはそれで確固撃破すればよか。 板野、松山以外の奴らは自分ではうてん腰抜けばかりタイ」

特に注意を受けなかったとはいえ、相手のミスにも関わらず自分の反則を取られた事で次藤は憤慨。
しかし、それを審判に直接言うような危険な事はせず、ひとまず落ち着きを取り戻してから、守備陣へと指示を出す。
あまりにも極端な指示に一同は驚くも、次藤はフリーの状態であればこれくらいはして当然だと豪語。
一同も次藤がそこまで言うのなら、と納得をして壁を作り始める。

松山「小田、大丈夫か?」
小田「だ、大丈夫だ。 それよりフリーキックはどうするんだ?」
金田「……相手は壁を作ってきてるな」

そしてフリーキックを得たふらのはといえば、吹き飛ばされた小田の元へと駆け寄りつつ、
小田の無事を確認してからこのフリーキックをどうするかと相談し始める。
多少の距離はあるが、板野のマグナムシュート、松山の北国シュートなら十分射程圏内。
フリーの状況から打てる事を考えれば、条件としては多少の距離があってもそう悪くはないだろうと考える。

830 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:56:39 ID:???
山室「壁を作ってるっても、板野のマグナムシュートやキャプテンの北国シュートなら関係ないさ。
   打った方がいいと思うぜ」
松山「この距離からなら条件もそう悪くない、一発打っておいてもいいか……。
   ……板野、どう思う?」
板野「そうだね……」

A.俺が打つ! 松山はねじ込みに備えて前にいてくれ!
B.俺が打つ! 松山は万一に備えて下がり目にいてくれ!
C.松山が打ってくれ! 俺はねじ込みに備えて前にいる!
D.松山が打ってくれ! 俺は万一に備えて下がり目にいる!
E.俺が打つ! ……と見せかけて松山にショートパスして打ってもらおう!
F.松山が打つ! ……と見せかけて俺にショートパスして打とう!
G.いや、距離が遠すぎる。 焦る事はないんだし、繋げていこう
H.悩ましい。 松山の判断に任せる!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

831 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:57:48 ID:SQ245L9o


832 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:58:58 ID:lfbOhl2g
A

833 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:59:07 ID:Sn+YYBSg
F

834 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:59:15 ID:JNrzridI


835 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:59:29 ID:vEWy5l4w
C

836 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:16:57 ID:???
>A.俺が打つ! 松山はねじ込みに備えて前にいてくれ!
=============================================================
松山「そうだな、俺より板野のマグナムシュートの方が威力は上だ。
   うん……わかった、俺は前にいてねじ込めるようにしておく。 小田、山室、お前たちもこぼれたら飛び込むんだぞ!」
山室「あ、ああ!」
小田「はい!(弾かれませんように……)」

純粋に威力を考えるならば、板野のマグナムシュートは北国シュートよりも上である。
この決定機をものにするならやはり自分が打つしかないと板野は考え、
これには松山らも反対する事なく承諾、板野は審判に促されるままフリーキックの位置に立ち、
次藤を中心として仁王立ちするように壁を作る比良戸守備陣が守るゴールを睨みつける。

実況「さぁ、前半早くもふらのにチャンスがやってきました!
   ゴールまで距離はありますが、キッカーは昨日の花輪戦でセンターサークルからのゴールを決めた板野くん!
   十分ゴールは期待できます!」

ふらの応援団「いけー! 今日も火を吹けマグナムシュート!」「このまま先取点だー!!」

三杉「ふむ……彼が噂のふらののエースストライカーか」
弥生「淳……あんなにゴールから離れてるのにシュートが決まるものなの?
   普通ならパスで攻めたりするんじゃないのかしら?」
三杉「普通ならね。 実際、あの位置からシュートを決めるのは僕だって不可能だ。
   だからこそ、このフリーキックは見過ごせないね」
町田「(僕だって不可能? ……この人、サッカーやってるのかしら? しかもかなりの実力者?)」
藤沢「(松山くん……こぼれ球に備える姿も素敵……)」

837 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:18:01 ID:???
ピィーッ! ダッ!!

次藤「さぁ、来いタイ!」
板野「………………」

A.「くらえ! これがただのシュートだ!」 普通のシュートを打つ
B.「くらえ! これが弾丸シュートだ!」 弾丸シュートを打つ
C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

838 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:18:23 ID:JNrzridI
C

839 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:18:46 ID:lfbOhl2g
C

840 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:27:08 ID:???
>C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ
============================================================================
グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ここで板野は迷う事なく、自身が持てる最大のシュートを放つ為に右足を振り上げた。
距離はある、ゴール前には近い将来全日本の頼れる壁となる存在もいる。
しかし、それが一体どうしたと言わんばかりに力強く。

板野「いっけえええええええええええええええええええええっ!!!」

バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!

841 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:28:14 ID:???
先着5名様で、
★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★

★次藤→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★森本→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 中城→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★竹野→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 曽田→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★長岡→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 野田→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★畠山 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)+(40m補正+3)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(山室と佐野で競り合い)(姫路がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムシュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(小田がねじ込み)(山室がねじ込み)
≦−2→比良戸ボールに。
【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
次藤がダイヤ・ハートで「パワーブロック(+4&100消費)」

842 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:28:38 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( ダイヤQ )( 4 + 6 )+(フリー補正+2)=★


843 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:29:15 ID:???
★次藤→ブロック 55 ( クラブK )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

844 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:30:25 ID:???
★森本→ブロック 46 ( クラブA )( 6 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 中城→ブロック 44 ( ハート6 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

よし勝ったな

845 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:30:59 ID:???
★竹野→ブロック 44 ( ダイヤ5 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 曽田→ブロック 46 ( クラブ8 )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

846 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:29 ID:???
★長岡→ブロック 46 ( ハートQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 野田→ブロック 46 ( クラブ9 )( 3 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 ( ダイヤ10 )( 5 + 2 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

847 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:41 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( クラブA )( 5 + 3 )+(40m補正+3)=★

848 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:49 ID:???
すげえ勝負だ。しかし何だこの6の多さはw

849 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:56 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( スペードA )( 3 + 2 )+(40m補正+3)=★

850 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:32:25 ID:???
次藤吹っ飛びで怪我か、こう言っちゃなんだけどこれから先少しはやりやすくなったな

851 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:32:33 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( ハートA )( 4 + 1 )+(40m補正+3)=★

852 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:32:46 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。惜しくも2差で次藤は敗北して、しかも負傷となってしまいましたね。
それでは。

853 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:36:38 ID:???
乙でした。
いや、いい対決だった。次藤がダイヤかハートなら負けてたあたりが特に。

854 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:38:11 ID:???
2人怪我か。

855 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:38:48 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( ダイヤQ )( 4 + 6 )+(フリー補正+2)=72★
>★次藤→ブロック 55 ( クラブK )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=70 *吹っ飛び* *負傷発生*
>★森本→ブロック 46 ( クラブA )( 6 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=58 *吹っ飛び*
> 中城→ブロック 44 ( ハート6 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=56★ *吹っ飛び*
>★竹野→ブロック 44 ( ダイヤ5 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=56 *吹っ飛び*
> 曽田→ブロック 46 ( クラブ8 )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=61★ *吹っ飛び*
>★長岡→ブロック 46 ( ハートQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=62 *吹っ飛び*
> 野田→ブロック 46 ( クラブ9 )( 3 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=55 *吹っ飛び* *負傷発生*
> 秋沢→ブロック 47 ( ダイヤ10 )( 5 + 2 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=59★ *吹っ飛び*
>★畠山 パンチング 49 ( クラブA )( 5 + 3 )+(40m補正+3)+(減衰+1)=61★ *吹っ飛び*
>≧2→板野のマグナムシュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
==================================================================================================
弾丸のように放たれた板野のマグナムシュートは、一直線に比良戸ゴール目がけ突き進む。
特別な軌道は描かない、一見すれば何の変哲もないシュート。
しかし、それはかつて北の大地でふらの中学のOBである先輩からフォームを矯正してもらい、
自身の思うがままに全力でゴールを狙えるだけの力をつけたからこそ生み出されたシュートであった。

板野「(これなら決まる! ベストインパクトだ!!)」

シュートを放った瞬間、板野は勝利を確信した。
今、彼が放ったマグナムシュートは、今大会でもベストショットと言えるだけの手ごたえを感じられるものだった。
故に、得点が決まる事を確信した。

856 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:39:50 ID:???
次藤「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

ボグォッ!!

板野「うっ……!?」

だからこそ、己の目を疑った。
マグナムシュートの軌道上、不敵な笑みを浮かべてブロックに臨んだ未来の全日本の壁。
次藤洋がその巨躯を生かしたブロックを見せ、マグナムシュートをどてっぱらで受けながら止めたからである。

松山「な、なにィ!?」
山室「い、板野のマグナムシュートが止められた!?」

佐野「やった! 流石次藤さん!」
長岡「ナイス、次藤!」

実況「これは……比良戸、キャプテンの次藤くん! なんと今大会猛威を振るう板野くんのマグナムシュートを止めたァ!
   距離があるとはいえ、これは凄まじい事です! ふらの、得点ならず……あ、あーっと!?」

次藤「ぐ、ぐぐぐ……」

ズザザザ……

佐野「次藤さん!?」

今大会、未だ破られた事のないマグナムシュート。
それをどてっぱらで受けて倒れず、吹き飛ばされず、止めた事で板野だけでなく周囲の選手たち。
そして、実況をはじめこの試合を見守っていた者達も驚きの声を上げそうになる。
だが、そうしている間にも、次藤の腹部からボールがこぼれる事はなかった。

板野の放ったマグナムシュートの威力はまだ落ちておらず、
次藤は苦悶の表情を浮かべながらゴールへとじりじり後退していたのである。

857 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:41:13 ID:???
三杉「まさか! まだ、威力が落ちていないというのか?」
弥生「(えっ、えっ、なんであの大きい人がすり足で後ろに下がっていくの?)」
町田「(……日頃練習を見てる時にも思ってたけど、本当とんでもないパワー)」
藤沢「(驚いてる松山くんも素敵……)」

片桐「一度は止まったかに見えましたが……」
見上「うむ、まだ勢いは死んでいない……完璧にブロックし切れていないようだな。
   このままでは……」

野田「じ、次藤!」
次藤「は、離れるタイ! ぐ、ぐわあああああああああああああっ!?」
比良戸メンバー「「「う、うわあああああああっ!?」」」

どの程度の時間が経過しただろう。
ほんの一瞬だったかもしれないし、或いは10秒以上の間があいていたかもしれない。
だが、いずれにせよ、次藤はブロックをした筈のボールの勢いに押し殺され、そのまま音を立てて地面に倒れた。
次藤の近くにいたDF陣は、次藤を心配するが故に近くにいた代償か、
そのまま次藤の巨体に押し倒されてしまう。

テン、テン、テン…… ピィーッ!!

そして、零れ落ちたボールは誰もいなくなった無人の比良戸ゴールへと転がり落ち、審判の笛が鳴った。

ふらの 1−0 比良戸

858 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:42:27 ID:???
実況「き……決まった……。 決まりました! ふらの、先取点!!
   なんというゴールでしょう、板野くん、
   一度は防がれたかと思われたマグナムシュートでしたが、勢いは完全に死んではいなかった!
   巨漢、次藤くんすらもなぎ倒し、無人となった比良戸ゴールへとボールは吸いこまれてしまいました!!

   しかし、次藤くんも今大会、一度も外れた事はないというマグナムシュートを受けて一度は止めるという大健闘!
   惜しくも一歩及びませんでしたが、少し不運に見舞われたという形でしょうか!」

ざわ…… ざわ……

観客「す、すげぇ! あんなデカい体の奴も倒しちまった!」「いや、逆だ! マグナムシュートを止めたアイツが凄いんだ!」
  「どっちにしたって、常識外れだぜ!」

反町「う、うわ……8人も吹き飛ばしちまったぞ……(一体どんな身体能力なんだ……)」
沢田「ひえぇ……(こ、怖いよう……)」
若島津「(あれでこそ止めがいがあるというものだ)」

石崎「は、はは……俺、ブロック行ったら顔潰れねーかな?」
来生「お前元から潰れてんじゃん」
石崎「にゃにい!?」
高杉「(……俺と石崎であれを止めるのか。 ……あれを止めるのか)」

このふらのの得点劇……板野のシュート、次藤のブロックを受けて観客たちが受けた衝撃は様々である。
今大会、ここまで止められた事のないマグナムシュートが危うく次藤に止められてしまいそうになった、という事実。
その次藤の巨体をもってしても尚、威力を完全に殺されはしなかったという板野のシュートに対する事実。
いずれにせよ、これが本当に中学生のサッカーの試合なのか。
そういった感想を抱いてしまう観客たちが、大多数を占めていた。

859 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:43:29 ID:???
板野「はぁ……(入った、か。 危ない……後一歩で止められる所だった)」
小田「ナ、ナイスシュート、板野!(やっぱこいつ化け物だ)」
松山「一瞬ヒヤっとしたが……パワーで押し切るあたり、流石だな。 ナイスシュートだ!」

そして、フィールドではシュートフォームをようやく解き、
膝に手を置きながら大きくため息を吐いていた板野の周囲にチームメイト達が集まっていた。
松山は純粋に板野の実力の高さを改めて再確認しながら、よくやってくれたと労いの言葉を浴びせ。
他の者達はやはり板野が他のチームにいなくてよかったと思いつつ遠巻きに祝福をする。
それを板野は内心次藤に一瞬止められたと思い冷や汗をかいた事を隠しつつ、受け入れるのだが……。

次藤「ガッハッハ!」
板野「!?」

その時、突如としてフィールドに響き渡ったのは先ほど板野が破った相手。
板野のマグナムシュートの前に倒れた次藤の、豪快な笑い声である。
一体何事かと板野をはじめふらのの面々、はては倒れた次藤の周囲に集まっていた佐野達すらも驚く中、
次藤は先ほどの衝撃で痛めてしまったらしい肩を揉みながら板野へと鋭い視線を向ける。

次藤「今まで食らってきた高校生たちの蹴りよりも、ずっと効いたタイ。
   こうでなくちゃ面白くない……こうでなくちゃ九州からわざわざ出てきた甲斐ってもんがないタイ!」
松山「なんだと!?」

次藤がこの大会、この3年生になってからのサッカー部の部活動で本気を出そうとした切欠は、そもそもが板野であった。
彼の去年のシュートを見て、こいつこそは大物になると踏んでいた次藤。
板野を倒すために、強い者を倒そうと思うが故にこの大会へと出てきた次藤。
強い者を倒す事にこそ生きがいを見出す彼は、生まれて初めて出来た好敵手を前にして恐怖をするでなく、ただ喜んだ。

板野「(やっぱりこの程度じゃ諦めないよな……! 何か言い返しておこうか?)」

860 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:44:38 ID:???
A.「なら俺のマグナムシュートをとくと味わって九州に帰るんだな!」 次藤を指さし挑発をする
B.「大口叩くと……って法則があるぞ!」 まだシュートを止められてないのに大口をたたくなと注意する
C.「俺のシュートを止めかけたのは今大会ではお前が初めてだ」 次藤を褒めてみる
D.「いいから治療してこいよ、60分満足いくまで戦う為にもね」 次藤を治療に向かわせる
E.「(いや、別に何も言わなくていいや……)」 何も言わずふらの陣内に戻る
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>853 乙ありです。

861 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 23:46:41 ID:lfbOhl2g
C

862 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 23:46:52 ID:TMyLDR92


863 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 23:47:02 ID:yruSHBvk
D

864 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:14:28 ID:???
>C.「俺のシュートを止めかけたのは今大会ではお前が初めてだ」 次藤を褒めてみる
================================================================================
板野は素直に、次藤の事を褒めるような言葉を投げかけた。
事実として板野がこれまでにマグナムシュートを止められた事はなかったし、
それを差し引いても中学生離れした威力のシュートを次藤が止めかけたというのは称賛に価する事である。

次藤「ぬん……? ふん、人を褒めるには早くないかのう。
   そういう台詞は、ワシが止めてからにして欲しいもんタイ!」

しかし、これを次藤は受け入れなかった。
元々、次藤は他と比べてどうこうではなく、板野と勝負をする為にこの大会に臨んだ男である。
そして、惜しい、惜しくないではなく、勝ちか負けか。
サッカー歴は浅いものの、勝負の世界に存在する鉄則については承知をしていた選手でもあった。

自分が板野のマグナムシュートを止めて一目を置かれるのならまだしも、
負けた上でただ"惜しかっただけ"で褒められるというのは、彼の性分にあっていない。

次藤「(ばってん、ワシらは所詮無名チームタイ。
    高見から常連チーム様が雑魚を褒めるってのもわかる話っちゃ話タイ。 それでこそ、喰い潰しがいがある)」
佐野「次藤さん、大丈夫ですか? さっきから肩を押さえてますけど……」
次藤「おう、大丈夫じゃが……まあまだ前半の早い時間タイ、念には念を入れて治療に行くとするかな。
   野田、お前もワシの下敷きになって足捻ったんじゃなかか?」
野田「あ、ああ……ちょっとこれはプレイは厳しいかな……」
次藤「なら監督に交代ば頼むタイ。 2人いっぺんにフィールドからいなくなるのはキツか」

更に闘争心を燃やしながらも、次藤は佐野の勧めにより一旦フィールドの外へ治療へ。
同じく負傷をした野田は、ベンチにいる控えの安倍と交代をする事となる。

次藤「佐野、ワシが帰ってくるまでじゃが……ごにょごにょ」
佐野「ケケケ、わかりました! 万事俺に任せておいてください!」

865 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:15:48 ID:???
実況「さぁふらののストライカー板野くんのミラクルゴールに心を奪われるばかりですが、
   まだ試合は始まったばかり! ここから比良戸の意地を是非とも見せて頂きたいものです!
   しかし比良戸は先ほどのシュートを受けて故障したのか、次藤くんは一旦ピッチを離れ治療を受けます。
   そして、DFの野田くんには代わって安倍くんが投入をされています!」

三杉「(あのシュートを放った板野もそうだが、次藤という男……。
    彼も一瞬ではあるがあのシュートを止めていた。 ……ただものではないな)」
弥生「(サッカーってやっぱり怖いのかしら……。 都大会でも、敵のキーパーさん蹴りにきてたものね……)」

ピィーッ!

姫路「それ、頼んだぞ佐野!」
佐野「任せてくださいっと、ケケケ」

観客たちの興奮冷めやらぬまま、試合は再開される。
比良戸のキックオフで再開されたボールは、姫路の元から佐野へ。
そしてボールを受け取った佐野が突撃してくるかと板野が身構えた瞬間。

佐野「ほいほいほい……」
板野「んん?」

しかし、佐野はまるで攻撃する素振りを見せず、その場でなんとリフティングをし始める。
思ってもいなかった行動に板野をはじめ、一同は唖然とするのだが、
佐野はそんな様子を見ながら嫌らしく笑みを浮かべつつ口を開く。

佐野「ケケケ、取れるもんなら取ってみな〜」
板野「(なんのつもりだろう? 次藤が戻ってくるまで時間を稼ぐつもりか? だったら攻め込んでもいいはずなのにな……うーん)」

866 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:17:34 ID:???
A.「舐めるなよ、ここで奪ってやる!」 佐野からボールを奪いにいく
B.「小田、山室、ジェットストリームアタックをかけるぞ!」 小田と山室を連れてボールを奪いにいく
C.「俺も疲れたしちょっと休憩しよ」 時間を稼いでくれるならありがたい。ゆっくりしよう
D.「松山、一緒に奪いにいこう!」 松山とボールを奪いにいく
E.「こういう時は挑発に限る!」 今こそへそで茶を沸かすポーズだ
F.「(何かあるのかもしれない。 ゴール前に戻っておこう)」 ゴール前に戻る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

867 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:18:16 ID:ubOCsxWE
B

868 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:22:21 ID:???
B
マリーシア狙いか?

869 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:23:05 ID:PuBeaF1k
C

870 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:29:27 ID:UIurhLNk


871 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:39:07 ID:???
>B.「小田、山室、ジェットストリームアタックをかけるぞ!」 小田と山室を連れてボールを奪いにいく
===========================================================================================
板野「(わからないけど、ボールを奪っちゃえば問題ないんだ!)小田、山室!」
山室「おう!」
小田「わかった!」

佐野――比良戸の真意は読めなかった板野だったが、
いずれにせよここでボールを奪ってしまえば問題は何もないのだと結論づける。
単独でボールキープを得意とする佐野を相手にボールを奪えるかと言われれば自信は無かったものの、
3人がかりならばいくらなんでもボールを零すくらいは出来るだろうと考え、
板野は小田達に声をかけてボールを持つ佐野へと迫っていく。

実況「佐野くん、これは一体どういった狙いでしょうか?
   まるで攻める気は見せず、そうこうしている内にFW3人に捕まってしまったぞ!? これは危ない!」

次藤「…………」ニヤッ

小田「舐めるなよ、チビ!(流石に3人がかりなら!)」
山室「そうだ、チビ!(板野もいるし大丈夫だろ!)」
板野「(……他人事とはいえ、チビチビ言われると傷つくなぁ)」
佐野「ケケケ」



872 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:40:07 ID:???
先着3名様で、

★佐野→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

★板野→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

★小田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 山室→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野、ボールキープに成功! そのまま少し左サイドへと流れる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、姫路と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

873 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:41:23 ID:???
★佐野→ドリブル 54 ( クラブ4 )( 4 + 6 )=★

874 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:42:54 ID:???
★板野→タックル 49 ( ハート6 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=★


875 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:46:01 ID:???
★小田→タックル 46 ( スペード10 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=
 山室→タックル 45 ( ダイヤJ )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=★

876 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:48:42 ID:???
抜群のチームワーク( 6 + 2 )

877 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:49:51 ID:???
ドリブル値高いなぁ

878 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:57:41 ID:???
必殺ドリブルがあればいいんだけどねえ

879 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:08:31 ID:???
>★佐野→ドリブル 54 ( クラブ4 )( 4 + 6 )=64★
>★板野→タックル 49 ( ハート6 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=58★
>★小田→タックル 46 ( スペード10 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=55
> 山室→タックル 45 ( ダイヤJ )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=54★
>≧2→佐野、ボールキープに成功! そのまま少し左サイドへと流れる!
==============================================================================
板野「いくぞ、ジェットストリームアタックだ!」
小田・山室「「おう!」」

抜群のチームワークをもってして、佐野からボールを奪おうとする板野達。
まずは先陣を切るべく、板野が力を込めたスライディングタックルを佐野にお見舞いするのだが……。

ひょいっ

佐野「ケケケ、軽い軽い」
板野「なにィ!?」

しかし、これをあっさりと佐野はかわしボールキープ。
どれだけのパワーがあろうとも、それが相手に触れられなければ意味はない。
あまりにも鮮やかにボールを操る佐野に思わず板野が舌を巻く中で、続けて小田と山室が挟み込むようにして佐野を追いつめる。

880 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:09:36 ID:???
小田「これなら……!」
佐野「甘い甘い!」
山室「な、嘘だろ!?」

スタタタッ

だが、これもまた佐野は軽やかな身のこなしでかわした。
挟み込むようにして左右からやってくる山室、そして小田を背を屈める事で彼らの視界から一瞬消え。
そしてそのままの姿勢で一気に彼らを振り払い、左サイドへと流れてしまう。

板野「こ、これは……」
小田「まるでキャプテンを相手してるみたいだ……!」

実況「巧い! 佐野くん、ふらのFW陣の守備をなんなくかわします!
   その軽やかな動きで見事に翻弄し、振り切りました!」

見上「ほう、中々優れたキープ力だな」
片桐「ええ、恐らく松山ともほぼ遜色がないでしょう。
   代表に招集すれば、板野とはまた違うアクセントのあるFWになるかもしれません」

松山「佐野……」
佐野「(大会No.1のキープ力らしいけど、俺だって自分のキープ力には自信があるんだぜ松山さん)」

この佐野のキープを見て、衝撃を受けたのは松山である。
今大会No.1のキープ力の保持者と噂され、また、自身もその自負はあった。
それがここにきて無名校である比良戸から、自身と遜色のない実力を持つ下級生が出てきたのである。

881 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:10:37 ID:???
次藤「(フッ、佐野もようやっとるタイ。 さて……)そろそろよかね?」
比良戸監督「うむ……幸い軽傷だったからな。 だが無理はするなよ、明日の試合の為にも……」
次藤「明日の前に今タイ、じゃあちょっくら同点に追いついてくるか」

そして、この佐野の活躍を見て次藤はこっそりほくそ笑みつつ、
やや強引に治療を切り上げてタッチラインからフィールドへと戻ってゆくのだが……。

先着1名様で、

★イーグルアイ!→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「(ん!? 観客席に藤沢がいる……隣にいるのは三杉!? なんであいつが!?)」 雑念に気を取られてた!
ダイヤ→松山「(ん!? 次藤がふらののゴール前に近いタッチラインから出てくる!?)」 次藤の狙いに気づいた!
それ以外→松山「今度は俺が相手だ、佐野!」 佐野に挑みかかった!

882 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 01:13:00 ID:???
★イーグルアイ!→ ハートA

883 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:14:51 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

884 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 01:15:42 ID:???
オッツオッツ

885 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 01:16:21 ID:???
必殺技も加味すれば、期待値的には板野も前回ので松山・佐野と並んでるんだな。


886 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 01:19:05 ID:???
だが本気の中里は遥か上を行く。覚醒した中山も。

887 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 22:09:27 ID:???
次藤にロングボール、せりあいからの一対一シュート狙いかな
国内名無しじゃ確かにどーにもならない

888 :森末(仮):2013/10/28(月) 23:40:58 ID:???
>★イーグルアイ!→ ハートA ★
>松山「今度は俺が相手だ、佐野!」 佐野に挑みかかった!
=============================================================================
板野らFW陣を飄々とした風に躱し、いとも簡単にボールキープに成功した佐野。
彼のその動きを見て、松山は自分もまたキープに自信があるからか、
自分以外の者達ではボールを奪う事は難しいと判断をした。
仲間の事は信頼しているが、しかし能力の差というものも松山自身はよくわかっている。
それを補い合う事こそがチームプレーに繋がるという持論もあり、
そしてこれだけのキープを見せる佐野と一対一で勝負をしたいという思いもあってか、
松山は佐野からボールを奪うべく突撃をした。

実況「これは松山くん、焦れたか!? いつまでもボールをキープしながらも、
   攻める気配を見せない佐野くんに単身挑みかかった!
   果たして佐野くん、今度は上手くキープに成功するのでしょうか!?」

井沢「松山はタックルの上手さも折り紙つきだぞ。
   いくらふらののFW相手にあれだけ上手くキープ出来たからって、これは無謀過ぎる」
長野「そもそもなんで比良戸は攻め込まないんだ?
   センターサークル付近でキープするだけだと、万一失敗した時にすぐに攻撃に移られる。
   少しでも距離を稼いでおいた方が有利だっていうのに……」
山森「あっ! あれを見てください!!」

この佐野と松山の対決を、観戦をする有識者たちは松山有利と見ていた。
ボールをキープする側は常にボールを持ち続けていなければ、それは成功したとは言えない。
対してタックルに向かう側は、最低限でもこぼれ球にしてキープする者からボールを離す事が出来れば成功と言える。
佐野のキープ力は目を見張るものがあるが、さりとて松山のタックルの巧さもまた高レベル。
ほぼ同等の実力ならば、松山がボールを零せる可能性の方が高いと見たのだ。

しかし、それはキープする側である佐野とて重々承知の事である。

889 :森末(仮):2013/10/28(月) 23:42:22 ID:???
佐野「ケケケケ、あんたと勝負をするつもりはないんだよ!」
松山「なにィ!?」
佐野「そーらっ!!」

バコーンッ!!

松山が躍起になって迫ってくる中、佐野は怪しい笑みを浮かべたままその右足を振りかぶり、
一気にボールをふらのゴール前へとフィードをした。
当然、予想外の行動に出られた松山は思わず立ちすくみ、
ふらのメンバーも目を点にしながら山なりとなって上がるボールを見送る。

実況「おっと、これはどうしたのでしょう? 佐野くん、突然ボールをふらのゴール前へと蹴り込みました!
   しかしFWの姫路くんをはじめ、比良戸メンバーは誰も前線に集まっていません! 合せる人がいないぞ!?」

弥生「……松山くんが怖くて思わずボールを蹴っちゃったのかしら?」
藤沢「松山くんが怖いなんてとんでもないわ! あんなに格好いいのに……」
三杉「(何だこの子は……?)」
町田「ごめんなさい、気にしないで下さいね……ちょっと恋する乙女が行きすぎてる所があるの」

松山「(なんにせよ助かったか……)みんな、慌てず落下点に入れ!
   そのままキープしてもう一度俺達の攻撃といこう!」
佐瀬「オッケー……えっ!?」

ダカダカダカダカッ!!

次藤「フッ、ようやったタイ、佐野!」
松田「なっ……なんで次藤がここに!?」

そして、トラップする事が難しくも無さそうなボールに向けてふらのDF陣が下がってボールを受けようとする最中、
彼らは聞き、そして見た。
先ほどまで治療を受けていた比良戸キャプテン、次藤洋が豪快な足音を立ててゴール前まで急接近してくる姿と、その音を。

890 :森末(仮):2013/10/28(月) 23:43:25 ID:???
実況「比良戸! なんとキャプテンの次藤くんがこのボールに向かっている!!
   虚を突かれたか、ふらのは完全に守備陣がバラバラになっています! これはふらの危ない!!」

弥生「えっ、えっ、なんであの大きい人があそこに?」
三杉「負傷をした選手はインプレー中に戻る時、タッチラインからならばどこでも戻る事が出来るんだ。
   普通ならば自分が抜けた分穴となっている場所があるのだから、そこにつけるように戻るのがセオリー。
   だが、奇襲という意味ではこういった戻り方もあるという訳だ」
町田「(3行も解説してる……説明したがりっぽいわね、この人)」

片桐「これは……モノに出来れば大きいですが、かなりの博打ですね。
   もしも失敗をすれば、もう一度ゴールを抜かれかねない」
見上「それだけ自信があるのだろう。 実際、先ほどのブロック能力を見る限りあの巨体は飾りではないからな。
   競り合いなどのパワー勝負ではそう安易に負けないだろう。
   加えて言えば、佐野のあのフィードも上手い。 トラップをするのが簡単に見えるからこそ、ふらのは落下点に数をかけていない。
   すぐに攻撃に移れるようにしていた分、守備はスカスカだ。 リスクも当然あるが、リターンが大きい」

松山「し、しまった……! 佐瀬、近藤! 弾いてくれ!
   相手は単独なんだ、こぼれ球になれば自然と俺達のボールになる!」
佐瀬「は、はい!(んな事言ったって……)」
近藤「(こ、これを相手しろってのかよ!?)」
次藤「さぁ、いくタイ!」

891 :森末(仮):2013/10/28(月) 23:44:26 ID:???
先着2名様で、

★次藤→高いトラップ 57 (! card)(! dice + ! dice)-(軽傷治療済Lv1-1)=★

★佐瀬→高いクリアー 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 近藤→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→次藤、トラップに成功! そのまま加藤と一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(加藤がフォロー、松田がフォロー、本田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

>>884 乙ありです。
>>887 早田や中里とは違ったタイプですが、次藤も攻撃力はありますからね。

892 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 23:45:15 ID:???
★次藤→高いトラップ 57 ( クラブA )( 3 + 5 )-(軽傷治療済Lv1-1)=★

893 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 23:46:03 ID:???
★佐瀬→高いクリアー 49 ( スペード10 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=
 近藤→高いクリアー 48 ( クラブ7 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=★
クラブ活動が激しいな


894 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 23:46:16 ID:???
★佐瀬→高いクリアー 49 ( ダイヤ2 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 近藤→高いクリアー 48 ( ダイヤQ )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=★

895 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 23:52:04 ID:???
次藤、能力高いのに勝負運が悪いね。

896 :森末(仮):2013/10/29(火) 00:01:18 ID:???
>★次藤→高いトラップ 57 ( クラブA )( 3 + 5 )-(軽傷治療済Lv1-1)=65★ *反則発生!*
>★佐瀬→高いクリアー 49 ( スペード10 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=60
> 近藤→高いクリアー 48 ( クラブ7 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=59★
>≧2→次藤、トラップに成功! そのまま加藤と一対一に! ……の筈が次藤の反則!
====================================================================================
バゴォンッ!!

佐瀬「ひええーっ!?」
近藤「む、無理だーっ!?」
次藤「ふんっ、小さい奴がどんだけやってきても無駄タイ!!」

大人と子供という言葉すら生暖かい程に、次藤とふらのDFとの勝負は圧倒的大差で次藤が勝利を収めた。
体格面では話にならず、ジャンプ力も次藤は鈍重そうな割には高く、
完全に次藤の巨体を前に戦意を失っていた佐瀬達に止められる筈がなかったのだ。

ドタンッ!

近藤「むぎゅう……」
次藤「よし、これで……」

そして次藤はボールを持ったまま、加藤と一対一を挑もうとするが……。

ピィーッ!!

次藤「ぬ……な、なに!?」

トラップをした際、跳ね飛ばされた近藤が音を立てて地面に倒れ込んだ直後。
審判は次藤の反則を取り、笛を鳴らしたのだった。

897 :森末(仮):2013/10/29(火) 00:02:19 ID:???
先着1名様で、

★次藤の反則2→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→審判「どう見ても当たりにいったのはふらの側だ」 近藤が反則を取られた!? PKだ!
J〜K→特にお咎めはなかった。
7〜10→軽い注意!
3〜6→厳重注意!
A〜2→イエローカード!

>>895 まだプレーした数は少ないのですが、これで2回目ですからね。

898 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:03:53 ID:???
★次藤の反則2→ ダイヤJ


899 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:05:28 ID:???
だが審判受けは良いな

900 :森末(仮):2013/10/29(火) 00:22:07 ID:???
>★次藤の反則2→ ダイヤJ =特にお咎めはなかった。★
===========================================================================
次藤の反則を、審判は重いものとは見なかったのか特に注意はなかった。
しかし、これを不幸中の幸いであると次藤が喜べた筈はない。
折角の契機が反則で台無しになっただけでなく、これにより今後次藤が上がる事は警戒される。
次藤が佐野を囮にしてオーバーラップをし、得点を決めるという比良戸影の黄金パターンも容易に出来なくなってしまったのである。

実況「比良戸、惜しくもこの攻撃は反則を取られてしまい得点ならず!
   しかし反則さえなければキーパーと一対一! 失点をしていた可能性は非常に高くなっていたでしょう!
   ふらの、ここは審判の笛に助けられる形となりました!」

反町「どうも比良戸は運が悪いな。 さっきから要所で反則を取られてる。
   ふらのの小田へのチャージが取られなければ失点もなかったろうし、この反則がなければ得点も決まってたろうに」
北詰「比良戸の次藤か……確かに体格はいい、その1点は認めよう。
   だがあの動きそのものはサッカーの素人に近いものだ。 反則を取られるのは、恐らくそういった点が一因になってる筈だ」
沢田「試合勘が無いから、どの程度の当たりまでなら取られないかがわからないって事ですか」

次藤「けっ、面白う無いタイ。 あの審判、試合が終わったら袋叩きにしてやるタイ」
佐野「お、落ち着いてくださいよ次藤さん。 たまたま運が悪かっただけですって」
次藤「わかっとるタイ。 ……なんにせよ、もう一度守りに入るタイ」
佐野「はい!」

のっしのっしと、怒りを露にしながら自陣へと引き下がってゆく次藤。
その後ろ姿を見ながらふらのメンバーはほっと安堵の溜息を吐きつつ、
倒されてしまった近藤の元へと集まり負傷の有無を心配していた。

金田「大丈夫か近藤? 吹き飛ばされたみたいだが」
近藤「ああ、怪我はないよ。 ……にしても凄い馬鹿力。 2人がかりでも手も足も出なかったぜ」
松山「すまん皆、さっきのは次藤が戻ってくるのを見ていなかった俺の判断ミスだ」
小田「気にするなってキャプテン。 結果的には無失点で終わったんだしさ」

901 :森末(仮):2013/10/29(火) 00:23:07 ID:???
幸い近藤に怪我はなく、それを確認した松山は一同に次藤らの狙いを読み取れなかった事を謝罪。
しかし当然ながらふらのメンバーがこれを糾弾する事はなく、
それよりもここからはどうやって攻めていったものか、どうやって試合を運んだものかと作戦会議を始める。

若松「ここまでは笛に助けられたりしてるけど、あの次藤って奴と佐野って奴は相当やるぞ」
山室「ああ、褌締めてかからないとな(格下と思っててやられちゃ話にならないもんなぁ)」

比良戸にとっては運悪く、ふらのにとっては運良く。
ここまでツキは完全にふらのに味方をしているが、実力的に比良戸は決して侮れる訳ではない。
特に次藤のパワーと、佐野のテクニック。
2人の力は別格と言え、ふらののメンバーは危機感を募らせる。

板野「(結果的にはこれで皆が侮る事はなくなってよかった、って感じかなぁ。
    さて、問題はここからどうするかだけど……)」

A.「次藤を破るにはとにかくシュートを打つ事だよ」 もっと苛烈に攻撃を仕掛けようとする
B.「1点リードしているんだ。 落ち着いてゲームを進めよう」 余裕を持ってプレイにあたろうとする
C.「佐野のキープ力は無視できないな。 誰かマークにあたった方がいいんじゃないか?」 敵の攻撃手段を封じようとする
D.「(いや、ここは松山の判断を見よう)」 何も言わない
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>899 札などが出ると比良戸はやりにくくなるので、不幸中の幸いですね。

902 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:25:19 ID:LM9xf04k
B

903 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:25:55 ID:ZBvEw/9E
B

904 :森末(仮):2013/10/29(火) 00:28:28 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。

1000も近づいて参りましたので、よろしければ次スレタイ案を考えて頂ければ幸いです。
それでは。

【】俺inキャプ森3【】

905 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:43:05 ID:???

【立ちはだかる】俺inキャプ森3【若島津】

906 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:48:13 ID:???
【リベンジと】俺inキャプ森3【更なる強敵】


907 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 01:18:29 ID:???
【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】

908 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 07:47:45 ID:???
【優勝するのは】俺inキャプ森3【俺たちだ】
【若島津を】俺inキャプ森3【撃破する】
【目指せ】俺inキャプ森3【V1】

909 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:03:30 ID:???
>B.「1点リードしているんだ。 落ち着いてゲームを進めよう」 余裕を持ってプレイにあたろうとする
============================================================================================
小田「で、でも大丈夫なのか?」

板野は浮足立つ周囲に、リードをしているのはあくまでも自分たちだと言い含め落ち着くよう提言した。
確かにここまでの流れでふらのメンバーに慢心の気持ちが無くなったのはいい事であるが、
かといって下手に萎縮をするような事になるのは本末転倒である。
それでもなお、選手たちは困惑したように顔を突き合わせて悩むのだが、
キャプテンである松山は板野の言葉にうなずきながら同調をする。

松山「相手は確かに強敵だが、板野の言うようにこちらが1点リードしているんだ。 恐れる必要はない。
   それに、こう言っちゃなんだが次藤は負傷をしているんだ。 パフォーマンスの精度は明らかに落ちる筈だぞ」
若松「(さっきの競り合いを見る限り、それでも俺達なんかじゃ話にならなさそうだけど……)」
金田「(まあ、キャプテンたちがこう言うなら同意しておかないと……)わかった、いつも通りの俺達のサッカーをやろうぜ!」
松山「ああ! さぁ、もう1点追加点だ!」

板野だけでなく松山にも言われてしまえば、ふらのメンバーたちも無理やり納得をするしかない。
松山達がこれだけ言うならば、この2人に任せておけばなんとかなるのだろうという、
やはり他人任せな考えも働き、一同はフリーキックをする為に各々のポジションへと散らばっていく。

ピィッ! バムッ!

実況「さぁ前半12分、ふらのが再びフリーキックを得て試合再開!
   ふらのゴール前からのフリーキックは……佐瀬くんが蹴り、これを松山くんがパスキャッチ。
   自陣深くからの攻撃ですが、果たしてここからどうやって攻めていくか?」

松山「(まずはボールを運ばないとな……その為には……)」

910 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:04:31 ID:???
先着1名様で、

★松山の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→小田「俺だ! 俺に持って来い!」 なにィ!? 小田がやる気満々だと!?
ダイヤ・ハート→松山「(今度は俺のキープ力を見せてやる! いくぞ、佐野!)」 自らボールを持って切り込んだ!
スペード→松山「(右サイドの山室を使おう。 さっきも上手くいっていたからな)」 右サイドの山室に振った!
クラブ→松山「(板野に任せるか。 少し体力は不安だが……)」 板野へとパスを出した!

>>905 乙ありです。

911 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:05:11 ID:???
★松山の判断→ スペード7

912 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:20:37 ID:???
>★松山の判断→ スペード7 ★
>松山「(右サイドの山室を使おう。 さっきも上手くいっていたからな)」 右サイドの山室に振った!
==============================================================================================
自分でこのまま持って上がってもよかったが、やはり松山の脳裏には先ほどの佐野のキープ力が焼きついていた。
仮に自分の突破を止められてカウンターを決められては、ふらの守備陣が佐野を止める事は難しい。
ならば自分は下がり目に位置し、カウンターを食らっても平気なようにしておこうという算段があったのである。
そう判断した松山が次に考えるのは、誰を使うか。
FWは小田、板野、山室と揃っているが板野は既にマグナムシュートを1発打ち、
このまま突破まで任せては体力に不安がある。
それならば、最初の攻撃を途中まで成功させた山室を使った方がいいだろうと松山は判断をしたのである。

松山「それっ、山室!」
山室「オーライ!」

バコンッ!!

松山が声を出した途端、山室は内心嫌がりながらも走りながらパスを受け取ろうとする。
しかし、比良戸もここでふらのの出鼻を挫ければ最良であるとばかりに、
そのパスコースに飛び込む選手がいたのだった。

佐野「ケケケ」

913 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:21:38 ID:???
先着2名様で、

★松山→パス 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室がパスキャッチ! そのまま右サイドを上がり始めた!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、若松と竹野で競り合い、竹野がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

914 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:22:00 ID:???
★松山→パス 52 ( ハート3 )( 5 + 3 )=★

915 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:25:10 ID:???
★佐野→パスカット 51 ( ハート5 )( 3 + 3 )=★

916 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:41:13 ID:???
>★松山→パス 52 ( ハート3 )( 5 + 3 )=60★
>★佐野→パスカット 51 ( ハート5 )( 3 + 3 )=57★
>≧2→山室がパスキャッチ! そのまま右サイドを上がり始めた!
========================================================================
ビュウンッ!

佐野「うわっと!」
松山「俺達のパスワークを、そう簡単に止められてたまるものか!」

その身軽さはタックルなどのある程度パワーを必要とするプレイに弱かった佐野であるが、
逆にパスカットなどという俊敏さが必要とされるディフェンスには強かった。
故にこのパスも最低限、こぼれ球にする事くらいは出来るだろうと佐野は判断していたのだが、
松山のパスは予想以上に鋭く、早い。
キープ力ばかりに目がいきがちであるが、松山のパス精度もパスワークを売りとするふらののキャプテンを務めるだけあり秀逸。
ボールは綺麗に山室へと渡り、そのまま山室は一気にサイドを駆け上がり始める。

実況「佐野くん、あと一歩が届かず! パスは山室くんへと渡った!
   さぁふらの、追加点のチャンスを作る事が出来るか!? 山室くん、走る! 走る!
   しかし、比良戸も黙って通す訳にはいかないと慌ててMF陣がチェックに向かうぞ!」

竹野「くそっ、このまま進ませてたまるか!」
山室「(くっそー、キャプテンもみんなも俺を使いすぎだぜ! もう少し小田使えよ、小田!)」

917 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:42:15 ID:???
先着2名様で、

★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★竹野→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 森本→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! 中央の板野に折り返せるか!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、ふらのスローイン、安倍がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

918 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:42:43 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( クラブ9 )( 6 + 1 )=★

919 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:42:52 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( ハートJ )( 3 + 6 )=★

920 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:42:58 ID:???
★竹野→タックル 45 ( ハート3 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=
 森本→タックル 45 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=★

921 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:45:11 ID:???
佐野はパスカット+2を取ってるのか、結構使い勝手がよくなったな。

922 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:58:55 ID:???
>★山室→ドリブル 49 ( クラブ9 )( 6 + 1 )=56★
>★竹野→タックル 45 ( ハート3 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=57
> 森本→タックル 45 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=50★
>=−1→ボールはこぼれ球に。安倍がフォロー
==========================================================================
竹野「うりゃあ!」
山室「し、しまった!」

事ある毎に自分が使われてしまう事への不満が蓄積していたのか、
山室はこの時集中力を欠いたプレーをしていた。
注意が散漫になれば、当然ながらそこを付け込まれてしまう。
比良戸MF陣の一員、竹野は決してプレーの質が高いとは言えない選手ではあったが、
それでも辛うじて山室からボールを零す事に成功し、ボールは後ろに控えていた代わったばかりのDFの安倍がフォローをする。

安倍「よし、ナイスディフェンス!(といっても佐野はまだ使えないな……ここは)中城!」

そして、安倍はこのボールを即座に逆サイドのサイドハーフ、中城へと叩いた。
比良戸で1番のキープ力を誇るのは、言うまでもなく佐野である。
だが、その佐野はまだ先ほどのパスカットで体勢を崩しておりボールを通す事は難しい。
かといってもう片方のFWである姫路の近くには松山がいる。
考えうるパスの出し先が、逆サイドのMFしかいなかったのである。

実況「比良戸、上手くボールを取り返した! ボールはそのまま逆サイドへと渡り……。
   これを中城くんがトラップ! さぁ、このまま反撃といけるか比良戸!?」

松山「(佐野へのパスコースは遮断しておくか……)」
佐野「(ちぇっ、上手くコースを防がれてる……。 マーク外せないかな……)」
中城「(……こうなったら俺が運ぶしかなさそうだな。 とにかく攻めるか!)」
金田「よし、止めてやるぞ!(と言ってやる気があるっぽく見せておくか)」

923 :森末(仮):2013/10/29(火) 20:00:00 ID:???
先着2名様で、

★中城→ドリブル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
★金田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→中城がそのままサイドを駆け上がった! しかしパスの出し先に悩むぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、姫路と松田で競り合い、松田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

>>921
基本的に本編の能力を参考にさせていただいていますが、
選手によってはちょこちょこ上方修正などはさせてもらってます(翼・日向・森崎がいないので……)

924 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:00:34 ID:???
★中城→ドリブル 47 ( ハート8 )( 1 + 6 )=★

925 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:00:37 ID:???
★中城→ドリブル 47 ( ダイヤA )( 4 + 6 )=★

926 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:01:17 ID:???
★金田→タックル 46 (! card)( 6 + 4 )=★


927 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:01:40 ID:???
★金田→タックル 46 ( ダイヤK )( 4 + 2 )=★

928 :森末(仮):2013/10/29(火) 20:44:50 ID:???
>★中城→ドリブル 47 ( ハート8 )( 1 + 6 )=54★
>★金田→タックル 46 ( ダイヤK )( 4 + 2 )=52★
>≧2→中城がそのままサイドを駆け上がった! しかしパスの出し先に悩むぞ!
==============================================================================
中城「(落ち着け、佐野が使えなくたって突破は出来る筈だ!)」

サササッ!

金田「うっ……!」

今までが無名チームとして上がってきた反動か、
この試合、ふらのを相手に善戦をする事で次藤や佐野を除く比良戸メンバーは少々あがり気味であった。
その為にプレーもややぎこちなく、固くなっていたのだが、
ある程度時間が過ぎてその緊張もほぐれてきたのか、中城はフェイントを駆使し金田を抜き去る事に成功する。

実況「中城くん、抜いた! さぁふらの陣内へと一気に攻め込んだぞ!
   先ほどは惜しくも反則を取られてしまいました為、これが比良戸最初のチャンスと言えるでしょう!
   中城くん、フィニッシュは誰に託すか!?」

中城「(……つっても、出す相手がいないんだよなぁ。 トホホ……)」

突破には成功をしたものの、中城はパスの出し先に困る。
佐野へのパスコースは松山に遮断され、渡る前にカットされるのがオチ。
姫路に打たせてもいいが、ふらのゴールを守る加藤も全国クラスのGKである。
決まる確率が高いとは、到底思えない。
そうこうしている内にふらのも守備陣形を整え、松田がボールを奪おうと迫るのだが……。

次藤「フッ、しょうがないタイ。 またワシが気張るしかないとね!」
板野「うっ……!?」

929 :森末(仮):2013/10/29(火) 20:45:55 ID:???
この光景を見て、業を煮やしたかのように上がり始めたのは次藤である。
彼は板野をこれ見よがしに見ながら、悠々と自陣ゴール前からゆっくりと上がり始めた。
当然ながらそれを目の前で見ていた板野は、また次藤が何かやるつもりかと勘繰り始める。

板野「(まさか佐野とのコンビプレイをするつもりなのか?
    まだ次藤はセンターサークル付近にすら到達出来てない……というか凄いゆっくり上がってるけど、
    もしかしたらあそこからでも打てるのかも……? ど、どうする?)」

A.「みんな気をつけろ! 次藤が上がってるぞ!」 次藤へ注意を向けさせる
B.「(俺が次藤をマークだ!)」 自ら下がって次藤へのパスを警戒する
C.「(いや、流石にあの位置からは打てない筈だ!)」 何も言わず推移を見守る
D.「松山、佐野ばかり警戒しない方がいい! いっそゴール前に引きこもるんだ!」 松山を佐野のマークから外す

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

930 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:47:44 ID:qc8UY+vY
A

931 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:48:19 ID:LM9xf04k
A

932 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:48:29 ID:???
D

933 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:49:31 ID:cS9LUxYY
D ミスった

934 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:49:43 ID:ZBvEw/9E
C

935 :森末(仮):2013/10/29(火) 21:01:09 ID:???
>A.「みんな気をつけろ! 次藤が上がってるぞ!」 次藤へ注意を向けさせる
============================================================================
ふらのメンバー「えっ、次藤が!?」「まずい! あいつが上がり切ったらまたあのパワーで……」
松山「なにィ!?」

板野は次藤が上がっている旨を叫び、注意喚起をした。
これにはふらのメンバーも驚き、一同は一瞬足を止めて次藤へと視線を集める。
先ほどの比良戸のチャンス、反則を取られこそすれ次藤のパワーの凄さは十二分にわかっていた。
次藤がいなくなればその分比良戸の守りは薄くなるが、
さりとて次藤の攻撃を止められるかと言われると彼らに自信はなかったのである。

そして、この板野の叫び声には松山ですらも反応をした。
大声を張り上げて強敵の接近を伝えられれば、いかな松山でも反応をしない訳にはいかない。

次藤「…………」ニヤッ
佐野「(次藤さん、流石だぜ!)中城さん!」
中城「おうっ!」

バシュッ!

松山「し……しまった!?」
板野「そ、そういう事か!?」

しかし、ボールが次藤へと渡る事はなかった。
次藤の狙いは、あくまでも佐野を"フリー"にさせる事。
板野の声で一瞬注意が次藤へと集まってしまったふらのメンバーを掻い潜り、
佐野は持ち前の身軽さを生かして松山から離れフリーとなった。
そんな佐野に対し、中城がパスを通すのは当然ながら難しい事ではなかったのである。

936 :森末(仮):2013/10/29(火) 21:02:16 ID:???
実況「ふらの、次藤くんがオーバーラップをしかけた所で一瞬動きを止めてしまった!
   そしてこの隙をついて佐野くんへとボールが渡ったぞ!? これはふらの、危険だ!!」

片桐「目に見えませんが、次藤の好アシストですね。
   自分がどれだけ相手に驚異を与えているかを自覚し、自分が上がりはじめればどういう反応をするかわかっている」
見上「ああ、オーバーラップをするつもりならばもっと足早に走ってもよかった。
   つまり、最初から奴は上がりきるつもりは無かったと言える。(板野の観察眼が足りなかったようだな……)」

松山「み、みんな止めてくれ!」
佐瀬「お、おう! いくらなんでも、3人がかりなら!」
本田「舐めるなよ、2年坊主が!」
近藤「(反則だけは取られないようにしないと……PKを取られたら最悪だ!)」
加藤「(一対一とかやめてくれー!!)」
佐野「ケケケ……! 貰ったぜ!」

先着2名様で、

★佐野→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐瀬→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 近藤→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 本田→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野がふらのDF陣を抜き去った! そのまま加藤と一対一だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、姫路と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

937 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:03:04 ID:???
★佐野→ドリブル 54 ( クラブA )( 6 + 6 )=★

938 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:03:08 ID:???
★佐野→ドリブル 54 ( ダイヤJ )( 3 + 1 )=★

939 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:03:19 ID:???
★佐野→ドリブル 54 ( ハート6 )( 2 + 1 )=★

940 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:03:42 ID:???
★佐瀬→タックル 47 ( ハート5 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=
 近藤→タックル 47 ( スペード8 )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=
 本田→タックル 47 ( クラブK )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=★
クラブ祭りだ!

941 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:04:01 ID:???
★佐瀬→タックル 47 ( ハート3 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=
 近藤→タックル 47 ( スペードA )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=
 本田→タックル 47 ( ダイヤQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)=★
クラブ活動・・。

942 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:04:07 ID:???
反則する気しかない佐野…

943 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:04:26 ID:???
世界のHO☆N☆DA

944 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:09:44 ID:???
カード運だけでなんとか持ちこたえている状況だから、一つ間違えば危険なことになるな

945 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:10:12 ID:cS9LUxYY
我々審判はいつも公平だ

946 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:14:39 ID:???
松山のクラブ厄が平良戸に移ったんじゃw

947 :森末(仮):2013/10/29(火) 22:30:02 ID:???
>★佐野→ドリブル 54 ( クラブA )( 6 + 6 )=66★
>★佐瀬→タックル 47 ( ハート5 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=53
> 近藤→タックル 47 ( スペード8 )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=56
> 本田→タックル 47 ( クラブK )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=58★
>≧2→佐野がふらのDF陣を抜き去った! そのまま加藤と一対一だ!……の筈が佐野の反則。
=========================================================================================
くるくるくるっ

佐野「ケケケ」
佐瀬「く、くそーっ!」
近藤「や、やっぱり奪えない……!」

ゴール前の密集地、慌ててプレスをかけるDF達をきりきり舞いにしながら、佐野はキープに成功をする。
ちょこまかと縦横無尽に動き回り翻弄する様は正にすばしっこい鼠のようであり、
佐瀬、近藤の2人は佐野に触れる事すら出来ずにただただ振り回される。
だが、佐野もいつまでもキープをしてその場にとどまる訳にはいかなかった。
マークを振り切ったとはいえ、後ろから松山が迫っている。
彼が追いついては自分でもキープし続ける事が出来る自信はとてもなかった。

佐野「それっ!」

ビュンッ!

本田「うおわっ!?」
佐野「ちょっ、なんでそこにいるんだよ!?」

ドンッ! ピピィーッ!!

その為、頃合いを見計らってゴール前に突撃し加藤と一対一になろうとするのだが、
ここで急に飛び出した本田と佐野は正面衝突をしてしまった。
当然、これは佐野から当たりに向かったとして審判の笛が鳴る。

948 :森末(仮):2013/10/29(火) 22:31:04 ID:???
先着1名様で、

★佐野の反則→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→審判「どう見ても当たりにいったのはふらの側だ」 本田が反則を取られた!? PKだ!
J〜K→特にお咎めはなかった。
7〜10→軽い注意!
3〜6→厳重注意!
A〜2→イエローカード!

949 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:31:28 ID:???
★佐野の反則→ ハートQ

950 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:31:31 ID:???
★佐野の反則→ スペード6

951 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:31:38 ID:???
★佐野の反則→ ハート3


952 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:32:54 ID:???
審判に愛されてるw

953 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:34:00 ID:???
そろそろ審判軽くくらい注意しないのかw

954 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:38:12 ID:???
悪質ではないということは分かっているのかw

955 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:42:10 ID:???
4分の1のクラブ引きの反則は、起きるときはとことん起きまくるからなあ。
本スレイタリア戦のように。

956 :森末(仮):2013/10/29(火) 22:42:55 ID:???
>★佐野の反則→ ハートQ =特にお咎めはなかった。★
===================================================================
三度の反則、しかもまだ前半である。
度重なる反則によりいよいよ審判も注意をするかと思われたが、しかし意外な事に佐野は特に何も言われなかった。
先ほどの接触も、わざとではないと判断をしての事であるが、佐野としてはそれで安堵が出来る筈もない。

佐野「なんだよ、そんなら笛最初から吹くなよな……」
姫路「落ち着け佐野、聞こえるぞ!」
佐野「……わかってますよ(でも、こんだけ反則取られるなんてひどすぎる。
   今頃、本当なら2−0で俺達が勝ってたかもしれないんだぞ)」
次藤「(……どうにも流れがこんタイ)」

最初の次藤の反則でフリーキックを与えてしまい失点。
次の次藤の反則が取られたせいで、一対一にはなれず。
そして今回の佐野の反則でもまた抜けてればビッグチャンスという所で笛が鳴ったのだ。
3度も審判の笛によって流れを断たれている比良戸からすればそろそろストレスが溜まり、爆発しそうなくらいである。

板野「(ホッ……危ない。 俺の判断ミスで、失点をしてしまう所だった。
    今日は本当に運に助けられてるな……このままじゃいけないけど。
    さてどうしよう? またゴール前からのフリーキックだけど……)」

A.「松山、佐野を警戒し過ぎだ! もっと上がって攻撃に絡んでくれ!」 松山の攻撃参加を依頼する
B.「松山、もう佐野から目を離さないでくれ!」 松山に佐野のマークにつくよう依頼する
C.「松山、ゴール前に引きこもるんだ! どうせそいつにミドルシュートはない!」 松山の守備参加を依頼する
D.「来い、俺に持って来い! こんなちんたらした試合展開はもう終わりだ!」 ボールを要求する
E.「みんなごめん! 今のは俺の判断ミスだ!」 先ほどの注意喚起を謝罪する
F.「(いや、何も言わなくていいや……)」 何も言わない
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

957 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:44:26 ID:XUxCbfZk


958 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:44:29 ID:ZoD1zVOM


959 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:44:37 ID:cS9LUxYY
E

960 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:02:10 ID:???
>E.「みんなごめん! 今のは俺の判断ミスだ!」 先ほどの注意喚起を謝罪する
==============================================================================
金田「ドンマイ! 気にするなって」
若松「そうそう、あいつがオーバーラップをしたら驚くのも無理ないさ」

ここで板野は先ほどの判断ミスを謝罪した。
板野の最大の武器は「キャプテン森崎・翼」についての知識があるという点。
だが、それは時として諸刃の剣でもある。
次藤と佐野のコンビプレイを知っているからこそ、次藤がオーバーラップをした際に必要以上に警戒してしまった。
もう少ししっかりと観察をしていれば、次藤の狙いがオーバーラップではなかった事に気づけただろうに、という後悔もある。

板野「(次藤も頭がいいからなぁ……あいつがどこでコンビプレーを使ってくるのか、ちゃんと見極めないと)」

井沢「比良戸はついていないな。 今頃、同点になっててもおかしくないんだが……」
滝「このままずるずるいくと嫌なムードになるぜ」
岩見「多少は運に左右されるのがサッカーというスポーツだからな。
   比良戸がどこまで平静さを保てるかがこの試合の鍵になりそうだな……」

ピィーッ! バムッ!

実況「比良戸、度重なる反則を取られてしまう不運に見舞われましたが、審判の判定は絶対です。
   気を取り直してふらののフリーキック! ボールは再び松山くんに預けられましたが、果たして今度はどう攻めるか!?」

松山「(山室……を使うパターンは使いすぎたな。 小田のいるサイドには、いい動きをしてた8番(中城)がいる。
    ……俺が持って上がってみるか!)」

タタタッ!

961 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:03:16 ID:???
先ほどのフリーキックをリプレイするかのような試合再開。
ボールを持った松山は逡巡をした後、今度は自分がボールを持って上がる選択を取る。
前半はそろそろ20分になろうかという時間帯。
まだこれといって目立った動きをしていない自分も、試合に貢献がしたいという思いもあった。

実況「さぁ松山くん、ボールを持ってそのままドリブルを開始した!
   今大会キープ力No.1との前評判を持つ者としても、
   佐野くんの前で自身のキープ力を見せつけたいという思いもあるのでしょうか!? その佐野くんが早くもチェックにいくぞ!」

佐野「ケケケ(……なんて笑ってみるけど、ちょっと取れる気はしないんだよな〜)」
竹野「(まったくもって、佐野に同感だが……やるしかないか)」
松山「いくぞ、佐野! 俺のキープ力を見せてやる!」

先着2名様で、

★松山→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山が抜群のキープを見せて突破! 中盤に差し掛かった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、金田と姫路で競り合い、姫路がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

962 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:03:36 ID:???
★松山→ドリブル 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 6 )=★

963 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:07:22 ID:???
★佐野→タックル 47 (! card)( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 (! card)( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=★

964 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:08:23 ID:???
★佐野→タックル 47 ( ダイヤ4 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 ( ハートA )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

965 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:10:00 ID:???
クラブ活動と次藤以外には止められないだろうな

966 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:11:40 ID:???
ほんとにスペック的に反則3回なければ今頃2-0でもおかしくなかった。

967 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:30:30 ID:???
>★松山→ドリブル 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 6 )=63★
>★佐野→タックル 47 ( ダイヤ4 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=58
> 竹野→タックル 45 ( ハートA )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=54★
>≧2→松山が抜群のキープを見せて突破! 中盤に差し掛かった!
========================================================================
さささっ!

佐野「(パワー勝負じゃ当たり負けする! スピードで撹乱して進行方向を防げば……)」
松山「甘い!」

ダダダッ!

佐野「うっ……(迷う事なく振り切られた……! くそっ、読まれてたのか!?)」
竹野「(駄目だ、全然お話にならない……)」

ちょこまかと動き松山を翻弄しようとする佐野だったが、その程度の動きで怯む松山ではない。
全国常連校として試合経験も多く、松山対策をするチームと何度も対戦をしてきた彼である。
今更そのような小手先の技術が通用する筈もなくあっけなく佐野と竹野は抜き去られ、
松山はボールを持ったまま一気に比良戸陣内中盤へと差しかかる。

実況「松山くん、素早く振り切った! 佐野くん、竹野くんまるで手も足も出ない!
   ふらの、これは再びチャンスとなったぞ! しかもボールを持つのは松山くんだ!
   ここは出るか、北国シュート! それとももう一度板野くんに渡してマグナムシュートか!?」

次藤「DF、中央に寄るタイ!」
長岡「えっ!? で、でもそんな事をしたら……」
次藤「両サイドのFWにシュートは無いタイ! 仮にあってもワシが防ぐ!」
安倍「わかった!」

小田「(ふぅ……これなら俺達にボールはわたって来ないかな……)」
板野「(次藤、人数をかけて俺達の攻撃を防ぐつもりか……ここは……)」

968 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:31:35 ID:???
A.「松山、俺にくれ! 俺が決めてやる!」 ボールを要求する
B.「松山、お前の北国シュートを見せてやるんだ!」 松山に打たせる
C.「松山、そのままゴールを狙え! 次藤はブロックに比較すればタックルは上手くない筈だ!」 松山にドリブルゴールを狙わせる
D.「ふらののFWを舐められてたまるもんか! 小田にやらせるんだ!」 小田にパスさせる
E.「(いや、何も言わなくていいか。 松山に任せよう)」 松山に任せる

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

969 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:33:49 ID:LM9xf04k
A

役割分担で

970 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:34:23 ID:cS9LUxYY
C

971 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:35:23 ID:IJUrExF2
A

972 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:39:48 ID:???
>A.「松山、俺にくれ! 俺が決めてやる!」 ボールを要求する
==============================================================
松山「よし……任せたぞ、板野!」

バシュウッ!

板野がボールを要求すると、松山は迷う事なくパスを出した。
ノーマークにされていた小田達が気に病まないかという不安もあったが、
板野の決定力の高さ自体は松山を含めふらのメンバー誰もが認めるもの。
ここは板野に渡した方がゴールが決まる可能性が高いというのはわかりきっている故に、パスを出したのである。

森本「く、くそっ! 通してたまるかー!」

先着2名様で、

★松山→パス 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★森本→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山のパスがゴール前の板野に渡った!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(山室がフォロー、小田と曽田で競り合い、曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

973 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:40:42 ID:???
★松山→パス 52 ( ハートA )( 6 + 1 )=★

974 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:40:53 ID:???
★松山→パス 52 ( スペード4 )( 5 + 1 )=★

975 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:40:59 ID:???
★松山→パス 52 ( ダイヤJ )( 3 + 1 )=★

976 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:42:19 ID:???
★森本→パスカット 46 ( スペードA )( 4 + 2 )=★

977 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:51:24 ID:???
>★松山→パス 52 ( ハートA )( 6 + 1 )=59★
>★森本→パスカット 46 ( スペードA )( 4 + 2 )=52★
>≧2→松山のパスがゴール前の板野に渡った!
====================================================================
森本「あぁ……」

松山のパスコースを防ぐようにカットに入った森本であったが一歩遅く。
ボールは綺麗にゴール前の板野へと渡った。
胸でパスをトラップした板野は一旦地面に落としてからくるりと反転し、比良戸ゴールを見やる。

次藤「(さぁ、来るタイ! 今度こそ防いでやるタイ!)」
板野「…………」

そこには先ほどマグナムシュートを受けて負傷をしたにも関わらず、
恐れるどころかむしろ楽しくなってきたと言わんばかりの表情で板野を睨みつける次藤の姿があった。

実況「さぁ、ここでふらののCFW! エースストライカー、板野くんにボールが渡ったァ!
   またも出るか、マグナムシュート!!
   しかし、比良戸もゴール前を固めて万全に状態で守備に挑んでいる!」

若島津「(俺が止めるまで誰にも防がれるんじゃないぞ……でなければつまらん)」
小池「ここで決まったら比良戸はかなりキツいな〜」
沢田「3度も反則を取られてへこんでる所でしょうからね……そこに失点をしたら、心が折れちゃいそうです」

板野「(ここは大事だぞ。 ここは……)」

978 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:52:25 ID:???
A.「くらえ! これがただのシュートだ!」 普通のシュートを打つ
B.「くらえ! これが弾丸シュートだ!」 弾丸シュートを打つ
C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ
D.「自分で切りこんでやる!」 ドリブルゴールを狙う

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野のガッツ 675/830

979 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:52:34 ID:???
>小田達が気に病まないかという不安もあったが
こういう時ふらのメンバーの人任せなところは助かるなw

980 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:53:21 ID:7GJgoyhA
C
前半はこれで撃ち止めになるかな?

981 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:53:48 ID:LM9xf04k
C

>俺が止めるまで誰にも防がれるんじゃないぞ
フラグっぽいなぁ

982 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:54:38 ID:???
レス数が980を超えましたので、次スレを立ててきます。

983 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:58:13 ID:???
前回に今回よりも厳しい状況(人数補正+3)で一本決めてるから、気楽にいけばいい。

984 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:45:29 ID:???
ttp://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1383060597/l50

新スレを立ててきました。
スレタイを考えてくださった皆さん、ありがとうございました。
以後は新スレで更新をしていきたいと思います。

985 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:38:48 ID:???
>B.ここから弾丸シュートだ!
=================================================================
板野「(次藤のいない今が得点を重ねるチャンスなのは間違いない!
    だけど俺も体力は不安なんだ……ここは、マグナムシュートじゃなく……)弾丸シュートだ!!」

ゴォオオッ!!

次藤がゴール前にいない比良戸は、ふらのにとって今こそが得点の契機であると言えた。
前半も終了間際、ここで2点差にする事が出来ればふらのの勝利はぐっと近づく。
だが、前半戦で既に2発のマグナムシュートを放っている板野。
すぐにハーフタイムに突入をするとはいえここでマグナムシュートを打ってしまえば蓄積された疲弊は表面化し、
今後のプレイに悪影響が出てしまうのは板野自身がよくわかっていた。
故に、板野はここでマグナムシュートではなく――自身が初めて開発をしたシュート、弾丸シュートを放つ事を決断した。

実況「あぁ!? 板野くん、ゴールから距離が離れていますが足を振りかぶったー!!
   一見をすれば無謀にも思えます!
   しかし、板野くんは先日の花輪戦でセンターサークルからシュートを放ちゴールを奪っている実力者!
   或いはこれも入ってしまうのか!?」

反町「あれっ? あのシュート、マグナムシュートと少しフォームが違うな」
若島津「……俺達の練習に乱入をした時に打っていたシュートだろう。
    まあ、あのシュートの威力も中々だった。
    比良戸のディフェンスは先ほどまでを見る限りでは次藤以外大した事がない、入る可能性は高く見えるが……」

片桐「ここで決まれば大きいですね!」
見上「ああ、比良戸は先ほどのコンビプレイが切り札だった筈だ。
   同点にするどころか、2点差にされてしまってはかなり苦しい……」

次藤「(ワシがあそこにいれば……!)」
畠山「みんな、中央に寄るんだ! 俺達だけで止めるんだ!!」
板野「いっけええええええええええええええええええ!!」

986 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:39:56 ID:???
間違えて書き込みしてしまいました……>>985の文章は無視して下さい。

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