キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】

1 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:45:22 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379332155/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野は松山らと交流を深めつつ、2年生の際全国大会へ。
世代でもトップクラスの中西と戦うも、先制点を挙げる活躍を見せた。
しかし何者かの陰謀か、松山が負傷し他のメンバーも腹痛を訴え棄権、涙を呑んで大会を後にした。
若島津健との闘いで自身の力の低さを認識するも、新シュートの開発をし克服。
3年目、藤沢の転校を聞かされ揺れるふらのメンバー達と共に道大会を突破、全国大会への切符を手に入れた。

781 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:19:46 ID:???
板野「(来生に並ばれたか……いや、俺も今日試合はあるんだし、ここでもう一度突き放せば得点王は十分狙える筈だ。
    ……今日の試合は次藤、明日の試合は若島津がいるのが少し不安だけどな)」
松山「やっぱり東邦も南葛も強いな……だが、俺達だって負けちゃいないんだ。
   さぁ、今度は俺達の番だぞ! 比良戸に勝って、準決勝で東邦に会おうぜ!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

こうして観戦を終えたふらのメンバーは、早速控室へと向かいミーティングを開始した。
当然ながらいつものように彼らの手には監督のカーチャンお手製のスタミナドリンクがある。

監督「よし、みんなきけ! 今日は準々決勝、比良戸との試合だ」
松山「(南国の奴に負けてたまるもんか……俺達北国生まれのど根性を見せてやる!)」
板野「(なんか松山がまた色々と見当違いな事考えてる気がする……)」

試合前の次藤たちの態度で思う所があったのか、それとも単純に郷土愛が強すぎるのか。
松山はこの試合燃えに燃えているらしく、あからさまに闘志を滾らせ。
板野はそれを横目で見つつ、監督の言葉に耳を傾ける。

監督「とはいえ、対策をしようにも……相手は初出場。
   おまけにここまでの試合、特に目立った選手もいない。
   強いて言えば、キャプテンの次藤が何度もゴール前で攻撃を防いでいたから、守りは堅いだろうという事くらいだ」
加藤「今日は楽に勝てそうですね(いつもいつも強敵揃いじゃいやんなっちゃうからなぁ……)」
板野「(まぁ、何も知らなければそう思っても仕方ないんだけど……)」

監督、そして他の選手たちの楽観的な意見を聞いて板野は内心苦笑をしながらも言葉を否定する。
確かにスコアだけを見れば、ここまで比良戸は1−0の接戦を繰り返してきたチーム。
特筆してこれまでに目立つ所も無い為、楽に勝てそうだという考えを抱いてもおかしくはない。
だが、実際にはこれまでは実力を隠し続けてきたダークホース。
ふらのを標的にしていると次藤自身が明言をしていた以上、まず間違いなく今日の試合は本気を出してくるだろう。

板野「(どうしよう、何か言っておいた方がいいのかな……)」

782 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:20:49 ID:???
A.「弛んでるぞ、みんな! サッカーはどんな事があるかわからないんだ!」 楽観視する皆に喝を入れる
B.「あの次藤っていう選手は確かに凄い巨漢だった。 俺のマグナムシュートでもゴールを奪えるか不安だ」 不安要素を口にする
C.「あの次藤ってのについてたFW、多分下級生だ。 下級生が試合に出るとするなら、それは実力者に違いない」 佐野を警戒させる
D.「監督、比良戸の地方大会のデータは無いんですか?」 地方大会のデータを参照する
E.「好戦的な奴らでしたからね。 今日の試合は松山の怪我を避ける為に中川を使った方がいいんじゃ?」 主力温存を口にする
F.「(いや、何も言わなくていいや)」
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

783 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:22:03 ID:oB+qdO0Y
D

784 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:22:39 ID:N91o4S3o
C

785 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:22:51 ID:zEdU0+Ns


786 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:26:14 ID:ahwSVvxM


787 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:29:26 ID:???
>D.「監督、比良戸の地方大会のデータは無いんですか?」 地方大会のデータを参照する
====================================================================================
監督「ん? 地方大会のデータか?」

ここで板野は、比良戸の地方大会の成績が情報として残っていないかと監督に尋ねた。
板野の記憶では、比良戸は地方大会もまた1−0という接戦ばかりで勝ち進んでいたが、
決勝戦での長崎屈指の強豪校との対戦では大差をつけて破っていた筈である。
それを全員に開示すれば、少しはこの気の抜けた雰囲気も引き締まるかもしれないと考えての発言。
これに対して監督は困ったように顎を撫でるのだが……。

先着1名様で、

★無名校のデータがあるかどうか→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ・ハート+町田「ついでに各選手の特徴や癖を纏めておいたわ」 なん……だと……?
ダイヤ・ハート→町田「調べておいたわ。 こういうのもマネージャーの仕事だものね」 出来る女!
スペード・クラブ→監督「いや、そこまでは手つかずだ。 比良戸が上がってくる事もわかっていなかったからな」 ないよ!
クラブA→藤沢「よくわからないけど……対戦相手を消せばいいのね?」チャキッ いかんでしょ

788 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:30:02 ID:???
★無名校のデータがあるかどうか→ クラブ8

789 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:30:11 ID:???
★無名校のデータがあるかどうか→ クラブ8

790 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:33:18 ID:???
ダークホースだものね

791 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:33:43 ID:???
なんで無駄に一致するw

792 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:55:34 ID:???
>★無名校のデータがあるかどうか→ クラブ8 ★
>監督「いや、そこまでは手つかずだ。 比良戸が上がってくる事もわかっていなかったからな」 ないよ!
==================================================================================================
板野「……そうですか」

事前に比良戸の実力について知っている板野とは違い、
監督を含めふらのメンバーにしてみれば比良戸など全くの無名校であり、調査の対象ではない。
これが南葛や東邦といった優勝候補、花輪のような全国常連校ならば話は違ったのだろうが、
比良戸の地方大会でのデータはふらのの手元には無かったのだった。

松山「……とにかく、油断はするんじゃないぞ、皆!
   相手も接戦続きとはいえ、それは言い換えれば粘りのあるチームという事だ!
   それにここまで勝ち続けているというのは、決してフロックじゃないぜ!」
松田「そ、そうだな(まあ、キャプテンと板野がいればなんとかしてくれるだろ)」
松山「よし、それじゃあ行こうぜ!」

それでも松山は全員に気を引き締めてかかるように告げた。
当然、これにはふらのメンバーはいつも通り松山や板野に任せておけばいいと思うのだが、
表向きだけは松山の意見に同調をする。

こうしてミーティングを終えた一同は、そのまま控室を出てフィールドへと向かおうとした。
松山は一番最後に控室を後にし、皆と同じく走り始めるのだが……。

町田「松山くん、ちょっと」
松山「町田? ……と、藤沢。 なんだ、一体?」

その折、不意にマネージャーである町田に呼び止められ足を止める。
町田の隣には藤沢の姿、伏し目がちにして松山を見ようとしない藤沢に少し松山はどきりとしつつも、
平常心である事を装いながら一体何の用かと問いかける。

793 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:56:44 ID:???
松山「なんだよ? 俺に何か用なんだろ?」
町田「美子ってば……」
藤沢「うん……」
松山「ん? ……」

既に藤沢美子に好意がある事を自覚し、この大会期間中に告白をしようと心に決めている松山光。
しかし、そんな彼はどこまでも鈍感である。
いじらしくもどこか言い難そうにちらちらと松山に視線を向ける藤沢に、そんな藤沢の横でやいのやいのと小うるさい町田。
このシチュエーションを見れば、藤沢が一体何を言いたいかは予想がつきやすいというものであるが、
松山は首を捻り一体何の用かと思うばかり。

松山「(……ちらちらこっちを見てるって、そんなに俺の顔って怖いかな?)」
若松「キャプテン、なにしてんです! 早く!」
松山「ああ……おい、なんだよ?」
藤沢「………………」

先着1名様で、

★大事な大事なアタックチャンス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→藤沢「ま、松山くんの子供が欲しいの!」 ファッ!?
ハート10以上→松山「(!! いや待て、もしかしてこれはチャンスなんじゃないのか!?)」 荒鷲覚醒!
ダイヤ・ハート→松山「もう行くぜ。 藤沢、お前の為にも絶対優勝をするからな!」 そのまま走って行っちゃいました!
スペード・クラブ→藤沢「きょ……今日も頑張ってね!」 応援するお!
クラブA→藤沢「松山くんを殺して……私も死ぬ!」チャキッ

>>790 そう簡単に情報は手に入りませんでしたね。
>>791 試合中の判定じゃなくてよかったですね。

794 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:57:03 ID:???
★大事な大事なアタックチャンス→ クラブ7

795 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:30:57 ID:???
>★大事な大事なアタックチャンス→ クラブ7 ★
>藤沢「きょ……今日も頑張ってね!」 応援するお!
===================================================================
松山「あ……ああ(うん、別に嫌われてる訳じゃないよな?)」
藤沢「…………」
松山「それだけか?」
藤沢「うん」
松山「(藤沢に直接応援してもらったんだ、今日はいつも以上に頑張らないとな)よし、いくぞみんな!」

結局、藤沢の口から出たのは思いを伝えるそれではなく、松山を応援するという無難な言葉だった。
お互い、相思相愛であるにも関わらず、鈍感なのか気づく事は無い。
それでも藤沢は笑顔で駆けだす松山の背中を見てどこか安堵をしており、
一方で松山も好意を持つ藤沢から直接応援してもらった事でいつも以上に張り切り一同に激を飛ばしながらフィールドへと向かう。
彼らが思いを交わすのは、あともう少し先の話になりそうだ。

町田「もう、美子ったら……」
藤沢「いいのよ、このままで……だって今の松山くんには、今日の試合に勝つ事しか考えられないんだもの」
町田「(そうかしら? 松山くんも結構脈ありだとは思うのになぁ……)」

とにもかくにも、こうしてマネージャーたちは観客席へとふらのの応援に向かった。
大会も大詰めとあってこの試合にも観客たちは大勢おり、座席を探す事も困難。
しかし、なんとか2人分空いている場所を見つけると大急ぎでそちらへと向かう。

町田「すみません、ちょっと横失礼しますよっと(あらやだ、隣の男の人すっごい美形)」
弥生「ええ、どうぞ」
三杉「………………」
藤沢「(私達と同じくらいに見えるけど……カップルなのかしら? ……羨ましいなぁ)」

その座席に隣り合って座っているのは、都大会で惜しくも全国行きの切符を逃したガラスのエース三杉淳。
そして、そのガールフレンドである青葉弥生であったのだが、面識のない彼女たちは特に目立った会話を交わすという事もないのだった。

796 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:32:23 ID:???
実況「さぁ、本日第四試合、ふらの中学対比良戸中学の試合の開始時間が迫ってきました!
   ふらのは1回戦、2回戦、3回戦とすべて危なげなく勝ち進んできた今大会の優勝候補!
   エースストライカーの板野くんは得点王ランキングのトップの座に輝き、
   キャプテンの松山くんも粘りのあるキープと守備力でチームをまとめ上げています!
   対する比良戸は1回戦からすべて1−0という接戦をものにしてきた、実にしぶといチーム!
   この試合、どこまで比良戸が粘れるかがポイントとなるでしょう!」

北詰「この試合、勝った方が明日我々と戦う事になる。 よく見ておけよ!」
東邦メンバー「「「はい!」」」
若島津「(こんな所で潰れるんじゃないぞ、松山、板野……!)」

石崎「まぁ十中八九勝つのはふらのだろうなぁ」
高杉「ああ、スコアを見る限り比良戸は守りに主眼を置いたチームのようだが、板野と松山の攻撃力は中学生離れしてるからな。
   俺達でも無失点で切り抜けるのは難しいと思えるレベルだ。 まず失点は免れない」
井沢「そして、1点しか取れないような攻撃力じゃふらのから点を奪うのは難しいって話だな」

次藤「(観客の大多数はとうぜんふらのの勝利と確信してるだろうが……。
    フッ、残念ながらこの試合勝つのはワシらタイ)」
松山「(こいつの余裕の笑みはなんだ? ……まあいい、どんな隠し玉があろうと、俺達は全力のプレーをするだけだ!)」

こうして両チームが入場をし、お互いに視線で火花を散らし合う。
しかし、やはり比良戸キャプテンの次藤の表情には余裕の笑みが浮かんでおり、
他の者達も多かれ少なかれふらのという全国屈指の強豪校を相手にし萎縮する様子は見て取れない。

板野「(原作でも本編でも、南葛を追いつめたからなぁ……この入場の時に何か言っておこうか?)」

797 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:33:42 ID:???
A.「次藤、お前のそのどてっぱらを抉ってやるからな!」 次藤に対し敵対心を燃やす
B.「お前たちの考えは全てまるっと御見通しだ!」 比良戸の作戦は完全に予想しているぞと言ってみる
C.「にやにやして気持ち悪いなぁ……さてはホモだな!?」 次藤ホモ説を唱えてみる
D.「改めて、今日はよろしくね」 礼儀正しく次藤に握手を求める
E.「同じチビ同士、今日はよろしくな」 礼儀正しく佐野に握手を求める
F.「なんだこの長髪は、スポーツマンらしくないな!」 佐野の長髪を引っ張る
G.「(別に何も言わなくていいや)」 何も言わない
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

798 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 01:36:33 ID:99suLD0+


799 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 01:37:12 ID:nUexR/aY
B

800 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:52:27 ID:???
>B.「お前たちの考えは全てまるっと御見通しだ!」 比良戸の作戦は完全に予想しているぞと言ってみる
================================================================================================
比良戸メンバー「「「な、なにィ!?」」」
次藤「ほう? フッ、面白か奴タイ」

板野の最大の武器は、これから何が起こるかを予想出来るキャプテン森崎・翼に関する知識である。
その武器が最大限発揮されるだろうと思うのは、この比良戸戦。
原作でも本編でも、南葛側の意表を突く奇襲、奇策で得点を奪ったその功績は印象深いが、
だからこそ対処が出来れば失点も最小限に食い止める事が出来る。
そして、地力勝負でならば板野はふらのが比良戸に劣っているとは決して思わないのだった。

この板野の発言に比良戸の面々は驚きの声を上げるのだが、
一方で次藤は更に笑みを深めて板野に試すような視線を向ける。

次藤「そうでなくちゃ面白うないタイ。 ま、口だけにならんよう気をつけてくれタイ、板野くん」
板野「(思い出せ、えーとえーと、確か……)」

その体格の良さと豪快さばかりが印象に残りやすいが、計略家としての能力も高い次藤。
去年の全国大会で見せた板野の強烈なボレーシュートを見て真面目にサッカーに取り組み始めた彼は、
今日の試合、彼と頭脳、実力共に勝負が出来るかもしれないと期待に胸膨らませ。
板野はその視線を一身に受けながら、自らの記憶を呼び起こし次藤に対抗しようとするのだった。

森末「(今日の試合、何も無ければいいんだけどな……)」

………
……


801 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:53:34 ID:???
森末「やぁみんな、今回は比良戸戦。 原作、本編共に主人公チームを苦しめた強敵だ。
   佐野、次藤と攻守にタレントがいてその実力も本物。
   でもこちらも板野、松山といるから……決して負けてはいないね!
   それじゃあフォーメーションを確認してみよう」

比良戸 4−4−2

−−@−− @畠山
−−A−− A秋沢
D−B−C D長岡 B次藤 C野田
−−−−−
−E−I− E曽田 I森本
G−−−F G中城 F竹野
−H−−− H姫路
−−−J− J佐野
−−−−−
−−H−− H板野 830/830
J−−−F J小田 650/650 F山室 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700

ふらの 4−3−3

森末「残るは3試合、気合を入れていこう! それじゃあグッドラックだよ!」

802 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:54:34 ID:???
互いに軽い練習をして体をほぐし、
いよいよ両チームキャプテンがセンターサークルに集いコイントスの時を待つ。

次藤「フッ、まあよろしくお願いするタイ
  (板野ばかりじゃなく、こいつもふとか男タイ。 なんとも楽しい試合になりそうタイ)」
松山「ああ……(南国育ちに北国育ちが負けてたまるもんか!)」

先着1名様で、

★コイントス→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→ふらのボール
半→比良戸ボール

803 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 01:55:26 ID:???
★コイントス→ 6

804 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:56:58 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

805 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 20:26:41 ID:???
コンビプレイを如何に警戒、阻止していくかになってくるかな
ふらの面は気緩んでるけどw

806 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 21:34:41 ID:???
早田の時もそうだったが、基本的にDFのオーバーラップはハイリスクなんだよね。
主力選手が少ないチームの場合は特に。

807 :森末(仮):2013/10/26(土) 23:26:18 ID:???
>★コイントス→ 6 =ふらのボール★
====================================================================
松山「じゃあ、ボール貰います」
次藤「(チッ、速攻で1点取るのは無しタイ。
    まあいい、これでしょっぱなから板野のマグナムシュートと対決出来そうタイ。 それも面白か)」

コイントスの結果、ボールはふらのが貰う事となり次藤は陣地を選んでからセンターサークルを去る。
のっしのっしと巨体を揺らしながら歩くその様にはこれからの激闘に萎縮をするどころか、
むしろ楽しみにしているという様子がありありと表れており、
松山はそのことを訝しがりながらもポジションへと戻っていくのだった。

実況「先行権を得たのは、今大会優勝候補とも言われているふらの。
   比良戸、まずはなんとかしてふらのの攻撃を止めて逆に攻勢に出たい所です」

片桐「見上さん、今日の試合展開はどのように予想しますか?」
見上「普通に考えれば、ふらのの優勢は間違いない。 スコアだけを見て考えるのならな。
   だが、私も比良戸の試合はここまでちらちらと見させてもらったが……。
   練度が低いという訳でもなく、むしろ意図的にここまで接戦で勝ち上がってきたように見える」
片桐「お察しの通り、比良戸がこの全国大会で1−0という接戦続きで勝ち上がってきたのは、恐らく意図しての事だと思われますよ」
見上「ふむ……何か情報があるのかね?」
片桐「ええ、長崎地方大会の決勝――比良戸はそれまでの予選でも接戦を繰り広げていたのですが、
   決勝だけは6−0という大差で打ち破っているのです。 しかも、対戦校は去年までの全国常連校でした」

808 :森末(仮):2013/10/26(土) 23:27:39 ID:???
ピィーッ!! バムッ!!

小田「そらっ、板野!」
板野「よし!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「いけいけ、板野!」「昨日みたいにマグナムシュートでぶっ飛ばせ!」「今年こそ北海道に優勝旗を持ち帰るんだ!」

板野「わわわ……」

どうやら昨日の花輪戦、キックオフ直後のマグナムシュートという豪快なプレイで得点を決めた事で、
板野にもファンというものが生まれたらしく、
また、準々決勝という事で地元北海道からも多くの応援団が上京しており、板野には多大な声援が送られる。
今まであまりこういった状況に陥った事のない板野は少し照れくさく感じつつも、
気を引き締めてまずはこのボールをどうしようかと考える。

板野「(大事なキックオフからのマイボールだ。 どうやって攻めようかな?)」

A.「よーし、ドリブル値も1上がったし中央突破だ!」 中央突破!
B.「山室、頼んだ!」 右サイドの山室を走らせる
C.「松山、任せた!」 一旦松山にボールを託す
D.「期待に応えて普通のシュートだ!」 このまま普通のシュートを打つ
E.「期待に応えて弾丸シュートだ!」 このまま弾丸シュートを打つ
F.「皆、お待たせ! 今こそマグナムシュートを打つ時だ!」 このままマグナムシュートを打つ
G.「えへへ、どーもどーも」 とりあえず観客の声援に応えておく

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

809 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:29:05 ID:zEdU0+Ns
A

810 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:30:36 ID:oB+qdO0Y
B

811 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:31:10 ID:99suLD0+


812 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:31:40 ID:onih/KSY
C

813 :森末(仮):2013/10/26(土) 23:43:40 ID:???
>B.「山室、頼んだ!」 右サイドの山室を走らせる
======================================================================
山室「おう!(まあ、明確な格下相手ならなんとかなんだろ……)」

ここでまず板野は右サイドへとボールを叩き、ドリブルを得意とする山室を走らせる事にした。
今日の試合、比良戸は次藤という鉄壁の守りと佐野のテクニカルな攻めを中心とした強豪チーム。
早田のいた東一中、立花兄弟のいた花輪とは違い、攻めにも守りにも軸となる選手がいるチームなのである。
苦戦をするかもしれない以上は無闇に体力を浪費したくなく、板野が山室にボール運びを任せたのは妥当と言えるだろう。

実況「板野くん、まずはここで右サイドの山室くんへとパスを出しました!
   山室くんは第一回戦の東一中戦で守備を得意とするDF陣を相手に突破に成功、
   見事に得点を演出したふらののサイドアタッカーです! さぁ、今日も上手くチャンスメイクが出来るか!?」

山室「(うあ〜、こういう風に言われるの嫌なんだけどな……まあいいや、とっとと上がろう)」
佐野「ケケケ、フォローお願いしますよ先輩!」
竹野「おう!」

先着2名様で、

★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! チャンスメイクなるか!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、ふらのスローイン、森本がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

814 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:44:30 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( クラブ6 )( 2 + 4 )=★

815 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:45:16 ID:???
★佐野→タックル 47 ( ダイヤ7 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 ( ダイヤ2 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=★

816 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:00:11 ID:???
>★山室→ドリブル 49 ( クラブ6 )( 2 + 4 )=55★
>★佐野→タックル 47 ( ダイヤ7 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=52
> 竹野→タックル 45 ( ダイヤ2 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=52★
>≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! チャンスメイクなるか!?
=======================================================================
山室「よっ、と」
佐野「あれ、結構上手いじゃん」

ケケケ、と何とも意味深な声を上げながら迫ってきた比良戸の2年生FW――佐野満。
しかし、彼の何の考えも無いプレスを山室はいとも簡単にかわし、
次いでやってくる竹野も軽くフェイントをかけるだけで抜き去ってしまう。

次藤「(佐野め……どうもあいつは守備が下手過ぎタイ。 まあよか、最後に止めればそれでいいタイ)」

あまりにもあっさりと抜かれてしまう佐野を見て次藤は頭をかいて困った顔をしつつ、
しかし最終ラインで止めてしまえば問題は無いとゴール前に迫ってくる板野を見てほくそ笑む。
そして、右サイドを更にぐんぐんと駆け上がる山室は中央をちらちらと見やりつつも、
まだ板野が上がり切っていない事を確認すると内心ため息を吐く。

山室「(うーん、板野がゴール前にいてくれてんなら渡して良かったんだけど……。
    これだともう少し俺が切り込んだ方がいいのか?)」

先着1名様で、

★山室の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→山室「(いや、違う! この俺が決めるんだ!)」 なにィ!? 山室覚醒だと!?
ダイヤ・ハート→山室「(まあいいや、このレベルなら俺でもチャンスメイクできる筈だ)」 そのまま上がった!
スペード→山室「(いや、板野のマグナムシュートなら多少遠目で大丈夫だろ)」 中央の板野に折り返した!
クラブ→山室「(閃いた! 逆サイドの小田にサイドチェンジだ!)」 サイドチェンジだ!

817 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:01:13 ID:2CA5KrjI
★山室の判断→ クラブJ

818 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:01:32 ID:???
★山室の判断→ ダイヤ3

819 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:04:10 ID:???
うーん消極的

820 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:18:19 ID:???
>★山室の判断→ クラブJ ★
>山室「(閃いた! 逆サイドの小田にサイドチェンジだ!)」 サイドチェンジだ!
====================================================================================
悩んでいる間にも前から比良戸DFは迫り、あまり考え込む時間はない。
やはり自分が持って上がった方がいいのだろうかと苦渋の決断をしかける山室であったが、
その時、板野を見る為に中央を見ていた視線の先に、逆サイドを走っている小田の姿を見つけた。

山室「(そうだ、小田を使おう! 前からDF来てるから逃げたって事にすれば言い訳も通る!)それっ、小田!」

チームプレーと言えば聞こえはいいが、
要は自分が失態を犯したくない者達ばかりで構成されたふらのメンバー。
山室の脳裏にも、比良戸のDF達を抜けるだけの自信はある程度はあったものの、
さりとて奪われたり突破に失敗する可能性も決して低くないと無駄な自信もあり。
ここで山室は安易に逆サイドの小田へとサイドチェンジをしてしまう。

実況「山室くん、ここは一旦サイドチェンジ! 前から来るDFを見て、無理は出来ないと判断したか!?
   パスワークに定評のあるふらのの一員だけあり、パス精度は見事!
   山なりとなったボールを小田くんは基本に忠実に胸でトラップ! 安定しています、ふらの!」

小田「ナイスパス、山室!(ひっで〜、あいつ押しつけやがった。 今度宿題見せてくれるくらいしないと割に合わないぜ。
   っと、それは置いておいて、とっとと上がって板野にパスを……)」

この山室のパスを受けて小田は内心辟易としながらも表情にそれは出さず、トラップをしてから前を向く。
結局の所、誰もが責任を感じてしまう事はしたくないのがふらのメンバーの共通意識。
自分もそういった考えである以上は山室の行為を否定する事など出来る訳がなく、
諦めてサイドを駆け上がり板野へとパスを出せるようにしようとするのだが……。

821 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:19:20 ID:???
ドカドカドカドカッ!

次藤「フッ、まずはボール貰ったタイ!」
小田「ひ、ひえっ!?」

前を向いた小田が目にしたものは、比較的ゆったりとしたサイドチェンジのお陰でパスコースが読め、
そして到達点にいる小田へと全力で走れば間に合う位置にいた次藤が足音を立てて迫ってくる姿であった。

先着2名様で、

★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★次藤→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 長岡→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田、頑張った! そのまま次藤たちをかわして板野へとパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、金田と曽田で競り合い、曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

【補足・補正・備考】
次藤がダイヤ・ハートで「パワータックル(+2&吹っ飛び係数4)」

822 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:20:25 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( クラブK )( 2 + 6 )=★

823 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:23:21 ID:???
★次藤→タックル 52 ( クラブ3 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=
 長岡→タックル 47 ( クラブ7 )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

824 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:24:07 ID:???
マリーシアの使い手小田

825 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:28:19 ID:???
今ゴールまでどの位の距離かな?フリー補正つくから距離しだいでここから狙うのも悪くない。
最低でも守備陣半壊するだろうし。

826 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:35:53 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( クラブK )( 2 + 6 )=56★
>★次藤→タックル 52 ( クラブ3 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=60 *反則発生*
> 長岡→タックル 47 ( クラブ7 )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=56★
>≦−2→比良戸ボールに……の筈が次藤の反則。
===============================================================================
小田「ひ、ひゃ〜っ!?」
次藤「ふふふ……」

地鳴りを上げて迫りくる次藤は、小田にとって恐怖以外の何物でもなかった。
何せ次藤のその体躯は、中学生離れした明らかに小田がぶつかれば吹き飛ばされてしまうだろう巨漢。
そんな彼が猛スピードで小田からボールを奪おうと突進をしてくるのだ、平常心でいろという方が難しい。
結果、混乱をした小田はそのまま体勢を崩してしまい。

ドガガッ!!

小田「うぴゃっ!?」
次藤「ぬう?」

ピィーッ!!

迫ってきていた次藤に思い切りぶつかり、そのまま吹き飛ばされ尻もちをついてしまう。
小田にとっての不幸中の幸いは、これが次藤からぶつかったように審判から見えており、
次藤が反則を取られたという点であろう。

827 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:37:07 ID:???
先着1名様で、

★次藤の反則→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→審判「君、今のはわざとだな? 私の目はごまかせんぞ」 なにィ!? 小田が反則を取られただと!?
8〜K→特にお咎めはなかった。
5〜7→軽い注意!
2〜4→厳重注意!
A→イエローカード!

828 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:38:31 ID:???
★次藤の反則→ ハート10

829 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:55:28 ID:???
>★次藤の反則→ ハート10 =特にお咎めはなかった。★
==============================================================================
次藤から当たりに行ったように審判からは見えたものの、しかしこれを故意によるものと判断はせず、お咎めはなし。
フリーキックの準備をする審判を後目に、次藤は面白く無さそうに鼻を鳴らしてから自陣ゴール前へと戻ってゆく。

次藤「ふん、あの程度で笛ばならすとは軟弱な審判タイ。
   大体があれはあのFWから当たってきたタイ、なんでワシが反則を取られにゃならん」
佐野「そうですね!」
長岡「まあ落ち着けよ次藤。 しかしまずいな、距離はあるけどあいつらからしてみれば十分シュートレンジだぞ。
   昨日センターサークルから打ってきた事を考えれば、直接もあるぜ」
次藤「打ってくるならくるで、こっちにも用意は出来るタイ。 佐野、それに姫路を除いて全員で壁を作るぞ」
曽田「ぜ、全員でか!?」
次藤「遠いとはいえ、フリーで打ってくる状態タイ。 最低限のこぼれ球を拾う奴だけ置いて、後は全員で死守タイ。
   打ってこんのならそれはそれで確固撃破すればよか。 板野、松山以外の奴らは自分ではうてん腰抜けばかりタイ」

特に注意を受けなかったとはいえ、相手のミスにも関わらず自分の反則を取られた事で次藤は憤慨。
しかし、それを審判に直接言うような危険な事はせず、ひとまず落ち着きを取り戻してから、守備陣へと指示を出す。
あまりにも極端な指示に一同は驚くも、次藤はフリーの状態であればこれくらいはして当然だと豪語。
一同も次藤がそこまで言うのなら、と納得をして壁を作り始める。

松山「小田、大丈夫か?」
小田「だ、大丈夫だ。 それよりフリーキックはどうするんだ?」
金田「……相手は壁を作ってきてるな」

そしてフリーキックを得たふらのはといえば、吹き飛ばされた小田の元へと駆け寄りつつ、
小田の無事を確認してからこのフリーキックをどうするかと相談し始める。
多少の距離はあるが、板野のマグナムシュート、松山の北国シュートなら十分射程圏内。
フリーの状況から打てる事を考えれば、条件としては多少の距離があってもそう悪くはないだろうと考える。

830 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:56:39 ID:???
山室「壁を作ってるっても、板野のマグナムシュートやキャプテンの北国シュートなら関係ないさ。
   打った方がいいと思うぜ」
松山「この距離からなら条件もそう悪くない、一発打っておいてもいいか……。
   ……板野、どう思う?」
板野「そうだね……」

A.俺が打つ! 松山はねじ込みに備えて前にいてくれ!
B.俺が打つ! 松山は万一に備えて下がり目にいてくれ!
C.松山が打ってくれ! 俺はねじ込みに備えて前にいる!
D.松山が打ってくれ! 俺は万一に備えて下がり目にいる!
E.俺が打つ! ……と見せかけて松山にショートパスして打ってもらおう!
F.松山が打つ! ……と見せかけて俺にショートパスして打とう!
G.いや、距離が遠すぎる。 焦る事はないんだし、繋げていこう
H.悩ましい。 松山の判断に任せる!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

831 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:57:48 ID:SQ245L9o


832 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:58:58 ID:lfbOhl2g
A

833 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:59:07 ID:Sn+YYBSg
F

834 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:59:15 ID:JNrzridI


835 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:59:29 ID:vEWy5l4w
C

836 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:16:57 ID:???
>A.俺が打つ! 松山はねじ込みに備えて前にいてくれ!
=============================================================
松山「そうだな、俺より板野のマグナムシュートの方が威力は上だ。
   うん……わかった、俺は前にいてねじ込めるようにしておく。 小田、山室、お前たちもこぼれたら飛び込むんだぞ!」
山室「あ、ああ!」
小田「はい!(弾かれませんように……)」

純粋に威力を考えるならば、板野のマグナムシュートは北国シュートよりも上である。
この決定機をものにするならやはり自分が打つしかないと板野は考え、
これには松山らも反対する事なく承諾、板野は審判に促されるままフリーキックの位置に立ち、
次藤を中心として仁王立ちするように壁を作る比良戸守備陣が守るゴールを睨みつける。

実況「さぁ、前半早くもふらのにチャンスがやってきました!
   ゴールまで距離はありますが、キッカーは昨日の花輪戦でセンターサークルからのゴールを決めた板野くん!
   十分ゴールは期待できます!」

ふらの応援団「いけー! 今日も火を吹けマグナムシュート!」「このまま先取点だー!!」

三杉「ふむ……彼が噂のふらののエースストライカーか」
弥生「淳……あんなにゴールから離れてるのにシュートが決まるものなの?
   普通ならパスで攻めたりするんじゃないのかしら?」
三杉「普通ならね。 実際、あの位置からシュートを決めるのは僕だって不可能だ。
   だからこそ、このフリーキックは見過ごせないね」
町田「(僕だって不可能? ……この人、サッカーやってるのかしら? しかもかなりの実力者?)」
藤沢「(松山くん……こぼれ球に備える姿も素敵……)」

837 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:18:01 ID:???
ピィーッ! ダッ!!

次藤「さぁ、来いタイ!」
板野「………………」

A.「くらえ! これがただのシュートだ!」 普通のシュートを打つ
B.「くらえ! これが弾丸シュートだ!」 弾丸シュートを打つ
C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

838 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:18:23 ID:JNrzridI
C

839 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:18:46 ID:lfbOhl2g
C

840 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:27:08 ID:???
>C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ
============================================================================
グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ここで板野は迷う事なく、自身が持てる最大のシュートを放つ為に右足を振り上げた。
距離はある、ゴール前には近い将来全日本の頼れる壁となる存在もいる。
しかし、それが一体どうしたと言わんばかりに力強く。

板野「いっけえええええええええええええええええええええっ!!!」

バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!

841 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:28:14 ID:???
先着5名様で、
★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★

★次藤→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★森本→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 中城→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★竹野→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 曽田→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★長岡→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 野田→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★畠山 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)+(40m補正+3)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(山室と佐野で競り合い)(姫路がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムシュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(小田がねじ込み)(山室がねじ込み)
≦−2→比良戸ボールに。
【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
次藤がダイヤ・ハートで「パワーブロック(+4&100消費)」

842 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:28:38 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( ダイヤQ )( 4 + 6 )+(フリー補正+2)=★


843 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:29:15 ID:???
★次藤→ブロック 55 ( クラブK )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

844 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:30:25 ID:???
★森本→ブロック 46 ( クラブA )( 6 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 中城→ブロック 44 ( ハート6 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

よし勝ったな

845 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:30:59 ID:???
★竹野→ブロック 44 ( ダイヤ5 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 曽田→ブロック 46 ( クラブ8 )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

846 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:29 ID:???
★長岡→ブロック 46 ( ハートQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 野田→ブロック 46 ( クラブ9 )( 3 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 ( ダイヤ10 )( 5 + 2 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

847 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:41 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( クラブA )( 5 + 3 )+(40m補正+3)=★

848 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:49 ID:???
すげえ勝負だ。しかし何だこの6の多さはw

849 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:56 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( スペードA )( 3 + 2 )+(40m補正+3)=★

850 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:32:25 ID:???
次藤吹っ飛びで怪我か、こう言っちゃなんだけどこれから先少しはやりやすくなったな

851 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:32:33 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( ハートA )( 4 + 1 )+(40m補正+3)=★

852 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:32:46 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。惜しくも2差で次藤は敗北して、しかも負傷となってしまいましたね。
それでは。

853 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:36:38 ID:???
乙でした。
いや、いい対決だった。次藤がダイヤかハートなら負けてたあたりが特に。

854 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:38:11 ID:???
2人怪我か。

855 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:38:48 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( ダイヤQ )( 4 + 6 )+(フリー補正+2)=72★
>★次藤→ブロック 55 ( クラブK )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=70 *吹っ飛び* *負傷発生*
>★森本→ブロック 46 ( クラブA )( 6 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=58 *吹っ飛び*
> 中城→ブロック 44 ( ハート6 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=56★ *吹っ飛び*
>★竹野→ブロック 44 ( ダイヤ5 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=56 *吹っ飛び*
> 曽田→ブロック 46 ( クラブ8 )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=61★ *吹っ飛び*
>★長岡→ブロック 46 ( ハートQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=62 *吹っ飛び*
> 野田→ブロック 46 ( クラブ9 )( 3 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=55 *吹っ飛び* *負傷発生*
> 秋沢→ブロック 47 ( ダイヤ10 )( 5 + 2 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=59★ *吹っ飛び*
>★畠山 パンチング 49 ( クラブA )( 5 + 3 )+(40m補正+3)+(減衰+1)=61★ *吹っ飛び*
>≧2→板野のマグナムシュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
==================================================================================================
弾丸のように放たれた板野のマグナムシュートは、一直線に比良戸ゴール目がけ突き進む。
特別な軌道は描かない、一見すれば何の変哲もないシュート。
しかし、それはかつて北の大地でふらの中学のOBである先輩からフォームを矯正してもらい、
自身の思うがままに全力でゴールを狙えるだけの力をつけたからこそ生み出されたシュートであった。

板野「(これなら決まる! ベストインパクトだ!!)」

シュートを放った瞬間、板野は勝利を確信した。
今、彼が放ったマグナムシュートは、今大会でもベストショットと言えるだけの手ごたえを感じられるものだった。
故に、得点が決まる事を確信した。

856 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:39:50 ID:???
次藤「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

ボグォッ!!

板野「うっ……!?」

だからこそ、己の目を疑った。
マグナムシュートの軌道上、不敵な笑みを浮かべてブロックに臨んだ未来の全日本の壁。
次藤洋がその巨躯を生かしたブロックを見せ、マグナムシュートをどてっぱらで受けながら止めたからである。

松山「な、なにィ!?」
山室「い、板野のマグナムシュートが止められた!?」

佐野「やった! 流石次藤さん!」
長岡「ナイス、次藤!」

実況「これは……比良戸、キャプテンの次藤くん! なんと今大会猛威を振るう板野くんのマグナムシュートを止めたァ!
   距離があるとはいえ、これは凄まじい事です! ふらの、得点ならず……あ、あーっと!?」

次藤「ぐ、ぐぐぐ……」

ズザザザ……

佐野「次藤さん!?」

今大会、未だ破られた事のないマグナムシュート。
それをどてっぱらで受けて倒れず、吹き飛ばされず、止めた事で板野だけでなく周囲の選手たち。
そして、実況をはじめこの試合を見守っていた者達も驚きの声を上げそうになる。
だが、そうしている間にも、次藤の腹部からボールがこぼれる事はなかった。

板野の放ったマグナムシュートの威力はまだ落ちておらず、
次藤は苦悶の表情を浮かべながらゴールへとじりじり後退していたのである。

857 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:41:13 ID:???
三杉「まさか! まだ、威力が落ちていないというのか?」
弥生「(えっ、えっ、なんであの大きい人がすり足で後ろに下がっていくの?)」
町田「(……日頃練習を見てる時にも思ってたけど、本当とんでもないパワー)」
藤沢「(驚いてる松山くんも素敵……)」

片桐「一度は止まったかに見えましたが……」
見上「うむ、まだ勢いは死んでいない……完璧にブロックし切れていないようだな。
   このままでは……」

野田「じ、次藤!」
次藤「は、離れるタイ! ぐ、ぐわあああああああああああああっ!?」
比良戸メンバー「「「う、うわあああああああっ!?」」」

どの程度の時間が経過しただろう。
ほんの一瞬だったかもしれないし、或いは10秒以上の間があいていたかもしれない。
だが、いずれにせよ、次藤はブロックをした筈のボールの勢いに押し殺され、そのまま音を立てて地面に倒れた。
次藤の近くにいたDF陣は、次藤を心配するが故に近くにいた代償か、
そのまま次藤の巨体に押し倒されてしまう。

テン、テン、テン…… ピィーッ!!

そして、零れ落ちたボールは誰もいなくなった無人の比良戸ゴールへと転がり落ち、審判の笛が鳴った。

ふらの 1−0 比良戸

858 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:42:27 ID:???
実況「き……決まった……。 決まりました! ふらの、先取点!!
   なんというゴールでしょう、板野くん、
   一度は防がれたかと思われたマグナムシュートでしたが、勢いは完全に死んではいなかった!
   巨漢、次藤くんすらもなぎ倒し、無人となった比良戸ゴールへとボールは吸いこまれてしまいました!!

   しかし、次藤くんも今大会、一度も外れた事はないというマグナムシュートを受けて一度は止めるという大健闘!
   惜しくも一歩及びませんでしたが、少し不運に見舞われたという形でしょうか!」

ざわ…… ざわ……

観客「す、すげぇ! あんなデカい体の奴も倒しちまった!」「いや、逆だ! マグナムシュートを止めたアイツが凄いんだ!」
  「どっちにしたって、常識外れだぜ!」

反町「う、うわ……8人も吹き飛ばしちまったぞ……(一体どんな身体能力なんだ……)」
沢田「ひえぇ……(こ、怖いよう……)」
若島津「(あれでこそ止めがいがあるというものだ)」

石崎「は、はは……俺、ブロック行ったら顔潰れねーかな?」
来生「お前元から潰れてんじゃん」
石崎「にゃにい!?」
高杉「(……俺と石崎であれを止めるのか。 ……あれを止めるのか)」

このふらのの得点劇……板野のシュート、次藤のブロックを受けて観客たちが受けた衝撃は様々である。
今大会、ここまで止められた事のないマグナムシュートが危うく次藤に止められてしまいそうになった、という事実。
その次藤の巨体をもってしても尚、威力を完全に殺されはしなかったという板野のシュートに対する事実。
いずれにせよ、これが本当に中学生のサッカーの試合なのか。
そういった感想を抱いてしまう観客たちが、大多数を占めていた。

859 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:43:29 ID:???
板野「はぁ……(入った、か。 危ない……後一歩で止められる所だった)」
小田「ナ、ナイスシュート、板野!(やっぱこいつ化け物だ)」
松山「一瞬ヒヤっとしたが……パワーで押し切るあたり、流石だな。 ナイスシュートだ!」

そして、フィールドではシュートフォームをようやく解き、
膝に手を置きながら大きくため息を吐いていた板野の周囲にチームメイト達が集まっていた。
松山は純粋に板野の実力の高さを改めて再確認しながら、よくやってくれたと労いの言葉を浴びせ。
他の者達はやはり板野が他のチームにいなくてよかったと思いつつ遠巻きに祝福をする。
それを板野は内心次藤に一瞬止められたと思い冷や汗をかいた事を隠しつつ、受け入れるのだが……。

次藤「ガッハッハ!」
板野「!?」

その時、突如としてフィールドに響き渡ったのは先ほど板野が破った相手。
板野のマグナムシュートの前に倒れた次藤の、豪快な笑い声である。
一体何事かと板野をはじめふらのの面々、はては倒れた次藤の周囲に集まっていた佐野達すらも驚く中、
次藤は先ほどの衝撃で痛めてしまったらしい肩を揉みながら板野へと鋭い視線を向ける。

次藤「今まで食らってきた高校生たちの蹴りよりも、ずっと効いたタイ。
   こうでなくちゃ面白くない……こうでなくちゃ九州からわざわざ出てきた甲斐ってもんがないタイ!」
松山「なんだと!?」

次藤がこの大会、この3年生になってからのサッカー部の部活動で本気を出そうとした切欠は、そもそもが板野であった。
彼の去年のシュートを見て、こいつこそは大物になると踏んでいた次藤。
板野を倒すために、強い者を倒そうと思うが故にこの大会へと出てきた次藤。
強い者を倒す事にこそ生きがいを見出す彼は、生まれて初めて出来た好敵手を前にして恐怖をするでなく、ただ喜んだ。

板野「(やっぱりこの程度じゃ諦めないよな……! 何か言い返しておこうか?)」

860 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:44:38 ID:???
A.「なら俺のマグナムシュートをとくと味わって九州に帰るんだな!」 次藤を指さし挑発をする
B.「大口叩くと……って法則があるぞ!」 まだシュートを止められてないのに大口をたたくなと注意する
C.「俺のシュートを止めかけたのは今大会ではお前が初めてだ」 次藤を褒めてみる
D.「いいから治療してこいよ、60分満足いくまで戦う為にもね」 次藤を治療に向かわせる
E.「(いや、別に何も言わなくていいや……)」 何も言わずふらの陣内に戻る
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

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>>853 乙ありです。

861 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 23:46:41 ID:lfbOhl2g
C

862 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 23:46:52 ID:TMyLDR92


863 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 23:47:02 ID:yruSHBvk
D

864 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:14:28 ID:???
>C.「俺のシュートを止めかけたのは今大会ではお前が初めてだ」 次藤を褒めてみる
================================================================================
板野は素直に、次藤の事を褒めるような言葉を投げかけた。
事実として板野がこれまでにマグナムシュートを止められた事はなかったし、
それを差し引いても中学生離れした威力のシュートを次藤が止めかけたというのは称賛に価する事である。

次藤「ぬん……? ふん、人を褒めるには早くないかのう。
   そういう台詞は、ワシが止めてからにして欲しいもんタイ!」

しかし、これを次藤は受け入れなかった。
元々、次藤は他と比べてどうこうではなく、板野と勝負をする為にこの大会に臨んだ男である。
そして、惜しい、惜しくないではなく、勝ちか負けか。
サッカー歴は浅いものの、勝負の世界に存在する鉄則については承知をしていた選手でもあった。

自分が板野のマグナムシュートを止めて一目を置かれるのならまだしも、
負けた上でただ"惜しかっただけ"で褒められるというのは、彼の性分にあっていない。

次藤「(ばってん、ワシらは所詮無名チームタイ。
    高見から常連チーム様が雑魚を褒めるってのもわかる話っちゃ話タイ。 それでこそ、喰い潰しがいがある)」
佐野「次藤さん、大丈夫ですか? さっきから肩を押さえてますけど……」
次藤「おう、大丈夫じゃが……まあまだ前半の早い時間タイ、念には念を入れて治療に行くとするかな。
   野田、お前もワシの下敷きになって足捻ったんじゃなかか?」
野田「あ、ああ……ちょっとこれはプレイは厳しいかな……」
次藤「なら監督に交代ば頼むタイ。 2人いっぺんにフィールドからいなくなるのはキツか」

更に闘争心を燃やしながらも、次藤は佐野の勧めにより一旦フィールドの外へ治療へ。
同じく負傷をした野田は、ベンチにいる控えの安倍と交代をする事となる。

次藤「佐野、ワシが帰ってくるまでじゃが……ごにょごにょ」
佐野「ケケケ、わかりました! 万事俺に任せておいてください!」

865 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:15:48 ID:???
実況「さぁふらののストライカー板野くんのミラクルゴールに心を奪われるばかりですが、
   まだ試合は始まったばかり! ここから比良戸の意地を是非とも見せて頂きたいものです!
   しかし比良戸は先ほどのシュートを受けて故障したのか、次藤くんは一旦ピッチを離れ治療を受けます。
   そして、DFの野田くんには代わって安倍くんが投入をされています!」

三杉「(あのシュートを放った板野もそうだが、次藤という男……。
    彼も一瞬ではあるがあのシュートを止めていた。 ……ただものではないな)」
弥生「(サッカーってやっぱり怖いのかしら……。 都大会でも、敵のキーパーさん蹴りにきてたものね……)」

ピィーッ!

姫路「それ、頼んだぞ佐野!」
佐野「任せてくださいっと、ケケケ」

観客たちの興奮冷めやらぬまま、試合は再開される。
比良戸のキックオフで再開されたボールは、姫路の元から佐野へ。
そしてボールを受け取った佐野が突撃してくるかと板野が身構えた瞬間。

佐野「ほいほいほい……」
板野「んん?」

しかし、佐野はまるで攻撃する素振りを見せず、その場でなんとリフティングをし始める。
思ってもいなかった行動に板野をはじめ、一同は唖然とするのだが、
佐野はそんな様子を見ながら嫌らしく笑みを浮かべつつ口を開く。

佐野「ケケケ、取れるもんなら取ってみな〜」
板野「(なんのつもりだろう? 次藤が戻ってくるまで時間を稼ぐつもりか? だったら攻め込んでもいいはずなのにな……うーん)」

866 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:17:34 ID:???
A.「舐めるなよ、ここで奪ってやる!」 佐野からボールを奪いにいく
B.「小田、山室、ジェットストリームアタックをかけるぞ!」 小田と山室を連れてボールを奪いにいく
C.「俺も疲れたしちょっと休憩しよ」 時間を稼いでくれるならありがたい。ゆっくりしよう
D.「松山、一緒に奪いにいこう!」 松山とボールを奪いにいく
E.「こういう時は挑発に限る!」 今こそへそで茶を沸かすポーズだ
F.「(何かあるのかもしれない。 ゴール前に戻っておこう)」 ゴール前に戻る

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867 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:18:16 ID:ubOCsxWE
B

868 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:22:21 ID:???
B
マリーシア狙いか?

869 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:23:05 ID:PuBeaF1k
C

870 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:29:27 ID:UIurhLNk


871 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:39:07 ID:???
>B.「小田、山室、ジェットストリームアタックをかけるぞ!」 小田と山室を連れてボールを奪いにいく
===========================================================================================
板野「(わからないけど、ボールを奪っちゃえば問題ないんだ!)小田、山室!」
山室「おう!」
小田「わかった!」

佐野――比良戸の真意は読めなかった板野だったが、
いずれにせよここでボールを奪ってしまえば問題は何もないのだと結論づける。
単独でボールキープを得意とする佐野を相手にボールを奪えるかと言われれば自信は無かったものの、
3人がかりならばいくらなんでもボールを零すくらいは出来るだろうと考え、
板野は小田達に声をかけてボールを持つ佐野へと迫っていく。

実況「佐野くん、これは一体どういった狙いでしょうか?
   まるで攻める気は見せず、そうこうしている内にFW3人に捕まってしまったぞ!? これは危ない!」

次藤「…………」ニヤッ

小田「舐めるなよ、チビ!(流石に3人がかりなら!)」
山室「そうだ、チビ!(板野もいるし大丈夫だろ!)」
板野「(……他人事とはいえ、チビチビ言われると傷つくなぁ)」
佐野「ケケケ」



872 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:40:07 ID:???
先着3名様で、

★佐野→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

★板野→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

★小田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 山室→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野、ボールキープに成功! そのまま少し左サイドへと流れる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、姫路と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

873 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:41:23 ID:???
★佐野→ドリブル 54 ( クラブ4 )( 4 + 6 )=★

874 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:42:54 ID:???
★板野→タックル 49 ( ハート6 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=★


875 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:46:01 ID:???
★小田→タックル 46 ( スペード10 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=
 山室→タックル 45 ( ダイヤJ )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=★

876 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:48:42 ID:???
抜群のチームワーク( 6 + 2 )

877 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:49:51 ID:???
ドリブル値高いなぁ

878 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:57:41 ID:???
必殺ドリブルがあればいいんだけどねえ

879 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:08:31 ID:???
>★佐野→ドリブル 54 ( クラブ4 )( 4 + 6 )=64★
>★板野→タックル 49 ( ハート6 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=58★
>★小田→タックル 46 ( スペード10 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=55
> 山室→タックル 45 ( ダイヤJ )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=54★
>≧2→佐野、ボールキープに成功! そのまま少し左サイドへと流れる!
==============================================================================
板野「いくぞ、ジェットストリームアタックだ!」
小田・山室「「おう!」」

抜群のチームワークをもってして、佐野からボールを奪おうとする板野達。
まずは先陣を切るべく、板野が力を込めたスライディングタックルを佐野にお見舞いするのだが……。

ひょいっ

佐野「ケケケ、軽い軽い」
板野「なにィ!?」

しかし、これをあっさりと佐野はかわしボールキープ。
どれだけのパワーがあろうとも、それが相手に触れられなければ意味はない。
あまりにも鮮やかにボールを操る佐野に思わず板野が舌を巻く中で、続けて小田と山室が挟み込むようにして佐野を追いつめる。

880 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:09:36 ID:???
小田「これなら……!」
佐野「甘い甘い!」
山室「な、嘘だろ!?」

スタタタッ

だが、これもまた佐野は軽やかな身のこなしでかわした。
挟み込むようにして左右からやってくる山室、そして小田を背を屈める事で彼らの視界から一瞬消え。
そしてそのままの姿勢で一気に彼らを振り払い、左サイドへと流れてしまう。

板野「こ、これは……」
小田「まるでキャプテンを相手してるみたいだ……!」

実況「巧い! 佐野くん、ふらのFW陣の守備をなんなくかわします!
   その軽やかな動きで見事に翻弄し、振り切りました!」

見上「ほう、中々優れたキープ力だな」
片桐「ええ、恐らく松山ともほぼ遜色がないでしょう。
   代表に招集すれば、板野とはまた違うアクセントのあるFWになるかもしれません」

松山「佐野……」
佐野「(大会No.1のキープ力らしいけど、俺だって自分のキープ力には自信があるんだぜ松山さん)」

この佐野のキープを見て、衝撃を受けたのは松山である。
今大会No.1のキープ力の保持者と噂され、また、自身もその自負はあった。
それがここにきて無名校である比良戸から、自身と遜色のない実力を持つ下級生が出てきたのである。

881 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:10:37 ID:???
次藤「(フッ、佐野もようやっとるタイ。 さて……)そろそろよかね?」
比良戸監督「うむ……幸い軽傷だったからな。 だが無理はするなよ、明日の試合の為にも……」
次藤「明日の前に今タイ、じゃあちょっくら同点に追いついてくるか」

そして、この佐野の活躍を見て次藤はこっそりほくそ笑みつつ、
やや強引に治療を切り上げてタッチラインからフィールドへと戻ってゆくのだが……。

先着1名様で、

★イーグルアイ!→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「(ん!? 観客席に藤沢がいる……隣にいるのは三杉!? なんであいつが!?)」 雑念に気を取られてた!
ダイヤ→松山「(ん!? 次藤がふらののゴール前に近いタッチラインから出てくる!?)」 次藤の狙いに気づいた!
それ以外→松山「今度は俺が相手だ、佐野!」 佐野に挑みかかった!

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